quit
CLI セッションを終了するには、 quit コマンドを使用します。
quit
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常。
使用上のガイドライン
exit および logout コマンドは quit コマンドと同じ機能を実行します。
例
次に、CLI セッションを終了する例を示します。
Connection closed by foreign host.
reconfirm vmps
VMPS サーバでの現在のダイナミック ポート VLAN メンバーシップを確認するには、 reconfirm vmps コマンドを使用します。
reconfirm vmps
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
VMPS データベースの変更が、VMPS に参加しているスイッチに自動的に変換されることはありません。したがって、VMPS データベースの変更後、VMPS クライアントおよびサーバでこのコマンドを使用して、データベースの変更を適用します。
例
次に、VMPS で現在のダイナミック ポート VLAN メンバーシップを確認する例を示します。
Console> (enable) reconfirm vmps
reconfirm process started
Use 'show dvlan statistics' to see reconfirm status
reload
SCP によるダウンロードを受け入れるようにモジュールに強制するには、 reload コマンドを使用します。このコマンドはモジュールをリセットし、リセットの完了時にダウンロードを開始するようにユーザに指示します。
reload module
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドは、イメージのダウンロード中にモジュールが誤ってリセットされた場合に使用します。リセット後、通常のダウンロードは行われません。 reload module コマンドに続いて、download host file [ mod ] コマンドを入力する必要があります。
例
次に、モジュール 3 をリセットし、mercury ホストからモジュールに acpflash_1111.bbi ファイルをダウンロードする例を示します。
Console> (enable) reload 3
Console> (enable) download mercury acpflash_1111.bbi 3
This command will reset Module 3.
Download image acpflash_1111.bbi from mercury to Module 3 FLASH (y/n) [n]? y
Done. Finished network download. (1964012 bytes)
repeat
コマンドを繰り返すには、 repeat コマンドを使用します。
repeat [ num | string ]
構文の説明
number |
(任意)コマンドの番号。 |
string |
(任意) コマンド ストリング。 |
デフォルト
引数を指定しなかった場合、最後のコマンドが繰り返されます。
コマンド モード
通常。
使用上のガイドライン
オプションの(履歴バッファリストの)コマンド番号または一致文字列によって、繰り返すコマンドが指定されます。
一致したストリングの中で、指定されたストリングで始まり、最後に入力したコマンドが再び実行されます。
ストリングにスペースが含まれる場合は、引用符を使用する必要があります。
このコマンドは通常、エイリアスとして文字「r」が使用されます。
例
次に、 repeat コマンドを使用する例を示します。以前に入力したコマンドのリストを表示するには、 history コマンドを使用します。
File size Checksum File name
1973032 bytes (0x1e1b28) 0xdadf5e24 llue
File size Checksum File name
1973032 bytes (0x1e1b28) 0xdadf5e24 llue
Main memory size: 0x1000000
Available main memory starts at 0xa000e000, size 0xff2000
Parity Map for the DRAM Banks
Socket 0 in Bank 0 Has No Parity
Socket 1 in Bank 0 Has No Parity
Socket 0 in Bank 1 Has No Parity
Socket 1 in Bank 1 Has No Parity
==========================================================================
reset:ROM モニタ
スイッチのソフト リセットを実行するには、 reset ROM モニタ コマンドを使用します。
reset [- s ]
構文の説明
-s |
(任意)スイッチ全体をリセットするためのキーワード。 |
デフォルト
デフォルトのフラッシュ ドライブは slot0 です。
コマンド モード
通常。
使用上のガイドライン
Catalyst 6000 ファミリ スイッチに PFC が存在しない場合、このコマンドでは MSFC が起動されません。
例
次に、 reset コマンドを使用する例を示します。
System Bootstrap, Version 3.1(1.69)
Copyright (c) 1994-1997 by cisco Systems, Inc.
Supervisor processor with 16384 Kbytes of main memory
===========================================================================
reset:スイッチ
システムまたは個々のモジュールを再起動し、システム リセットをスケジューリングするか、またはスケジューリングされたリセットをキャンセルするには、 reset コマンド セットを使用します。
reset [ mod | system | mindown ]
reset [ mindown ] at { hh:mm } [ mm/dd ] [ reason ]
reset [ mindown ] in [ hh :] { mm } [ reason ]
reset [ cancel ]
reset { mod } [ bootdevice [, bootdevice ]]
構文の説明
mod |
(任意)再起動するモジュールの番号。 |
system |
(任意)システムをリセットするためのキーワード。 |
mindown |
(任意)冗長スーパーバイザ エンジンがあるシステムでダウンタイムが最小限のソフトウェア アップグレードの一部としてリセットを実行するためのキーワード。 |
at |
将来の特定の時刻にシステム リセットをスケジューリングするためのキーワード。 |
hh:mm |
スケジューリングされたリセットの時間と分。 |
mm/dd |
(任意)スケジューリングされたリセットの月と日。 |
reason |
(任意)リセットの理由。 |
in |
特定の時刻にシステム リセットをスケジューリングするためのキーワード。 |
hh |
(任意)将来、スイッチをリセットする時間。 |
mm |
(任意)将来、スイッチをリセットする分。 |
cancel |
(任意)スケジューリングされたリセットをキャンセルするためのキーワード。 |
mod |
NAM または IDS の数。 |
bootdevice |
(任意)起動デバイスの ID。フォーマットのガイドラインについては、 「使用上のガイドライン」の項 を参照してください。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
モジュール番号(スイッチング モジュールまたはアクティブなスーパーバイザ エンジン モジュール)を指定しなかった場合、このコマンドによってシステム全体がリセットされます。
reset mod コマンドを使用すると、スタンバイ スーパーバイザ エンジンに切り替えることができます。mod はアクティブなスーパーバイザ エンジンのモジュール番号です。
reset mindown コマンドを使用すると、冗長スーパーバイザ エンジンがあるシステムでダウンタイムが最小限のソフトウェア アップグレードの一部としてスイッチをリセットできます。ダウンタイムが最小限のソフトウェア アップグレードの実行の詳細については、ご使用のスイッチの『 Catalyst 6000 Family Software Configuration Guide 』を参照してください。
注意
reset mindown コマンドを入力後、アクティブなスーパーバイザ エンジンをリセットする前に設定を変更した場合、変更は保存されません。スタンバイ スーパーバイザ エンジンのリセット中も、スイッチではまだ CLI からの入力が受け入れられます。
reset mindown コマンドを入力後、新しいソフトウェア イメージを実行するスーパーバイザ エンジンがオンラインになるまでの間に行われた設定の変更は保存されず、スタンバイ スーパーバイザ エンジンと同期化されません。
インテリジェント モジュール(Catalyst 6000 ファミリ MSM または MSFC など)をリセットすると、モジュールのハードウェアとソフトウェアの両方が完全にリセットされます。
bootdevice を入力するときは、次のように device [: device_qualifier] という形式を使用します。
• device は pcmcia 、 hdd 、 network
• device_qualifier hdd は 1 ~ 99 の番号
• pcmcia は slot0 または slot1
例
次に、冗長スーパーバイザ エンジンのある Catalyst 6000 ファミリ スイッチでスーパーバイザ エンジンをリセットする例を示します。
Console> (enable) reset 1
This command will force a switch-over to the standby supervisor module
and disconnect your telnet session.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
Connection closed by foreign host.
次に、モジュール 4 をリセットする例を示します。
Console> (enable)
reset 4
This command will reset module 4 and may disconnect your telnet session.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
次に、将来の指定された時刻にシステム リセットをスケジューリングする例を示します。
Console> (enable)
reset at 20:00
Reset scheduled at 20:00:00, Wed Mar 15 2000.
Proceed with scheduled reset? (y/n) [n]?
y
Reset scheduled for 20:00:00, Wed Mar 15 2000 (in 0 day 5 hours 40 minutes).
次に、将来の特定の時刻にリセットをスケジューリングするとともに、リセットする理由を入力する例を示します。
Console> (enable)
reset at 23:00 3/15 Software upgrade to 6.1(1).
Reset scheduled at 23:00:00, Wed Mar 15 2000.
Reset reason: Software upgrade to 6.1(1).
Proceed with scheduled reset? (y/n) [n]?
y
Reset scheduled for 23:00:00, Wed Mar 15 2000 (in 0 day 8 hours 39 minutes).
次に、将来の特定の時刻に最小限のダウンタイムでリセットをスケジューリングするとともに、リセットする理由を入力する例を示します。
Console> (enable)
reset mindown at 23:00 3/15 Software upgrade to 6.1(1).
Reset scheduled at 23:00:00, Wed Mar 15 2000.
Reset reason: Software upgrade to 6.1(1).
Proceed with scheduled reset? (y/n) [n]?
y
Reset mindown scheduled for 23:00:00, Wed Mar 15 2000 (in 0 day 8 hours 39 minutes).
次に、指定した時間後にリセットをスケジューリングする例を示します。
Console> (enable)
reset in 5:20 Configuration update
Reset scheduled in 5 hours 20 minutes.
Reset reason: Configuration update
Proceed with scheduled reset? (y/n) [n]?
y
Reset scheduled for 19:56:01, Wed Mar 15 2000 (in 5 hours 20 minutes).
Reset reason: Configuration update
次に、スケジューリングされたリセットをキャンセルする例を示します。
Console> (enable) reset cancel
restore counters
MAC およびポートのカウンタを復元するには、 restore counters コマンドを使用します。
restore counters [ all | mod/ports ]
構文の説明
all |
(任意)すべてのポートを指定するためのキーワード。 |
mod/ports |
(任意)モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
復元するポートの範囲を指定しなかった場合、スイッチのすべてのポートが復元されます。
例
次に、MAC およびポートのカウンタを復元する例を示します。
Console> (enable) restore counters all
This command will restore all counter values reported by the CLI to the hardware counter values.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
MAC and Port counters restored.