clear mls multicast statistics
スイッチ上の MSFC ごとに維持されている MLS マルチキャスト統計情報を削除するには、 clear mls multicast statistics コマンドを使用します。
clear mls multicast statistics [ mod ]
構文の説明
mod |
(任意)MSFC の番号。有効値は 15 と 16 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
MLS のない Catalyst 6000 ファミリ スイッチ上で clear mls multicast statistics コマンドを入力すると、次の警告メッセージが表示されます。
MLS Multicast is not supported on feature card
.
スロット 1 に設置されたスーパーバイザ エンジンに MFSC を取り付けると、MFSC はモジュール 15 として認識されます。スロット 2 にスーパーバイザ エンジンを設置すると、MFSC はモジュール 16 として認識されます。
mod オプションは、Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2 で設定されたスイッチではサポートされません。
例
次に、Layer 3 Switching Engine WS-F6K-PFC(Policy Feature Card)を搭載した Supervisor Engine 1 で設定されたスイッチ上で MLS 統計情報を削除する例を示します。
Console> (enable)
clear mls multicast statistics
All statistics for the MLS routers in include list are cleared.
次に、Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2 で設定されたスイッチ上で MLS 統計情報を削除する例を示します。
Console> (enable) clear mls multicast statistics
clear mls nde flow
Catalyst 6000 ファミリ スイッチの NDE フィルタをリセットするには、 clear mls nde flow コマンドを使用します。
clear mls nde flow
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
除外フィルタと包含フィルタの両方をクリアすると、すべてのフローがエクスポートされます。
例
次に、NDE 除外フィルタおよび包含フィルタをクリアしてすべてのフローをエクスポートする例を示します。
Console> (enable) clear mls nde flow
Netflow data export filter cleared.
clear mls statistics
ハードウェアに組み込まれた MLS 統計情報エントリをクリアするには、 clear mls statistics コマンド セットを使用します。
clear mls statistics
clear mls statistics protocol { protocol port } | all
構文の説明
statistics |
スイッチングされたパケット合計数およびエクスポートされたパケット合計数(NDE の場合)をクリアするキーワード。 |
statistics protocol |
統計情報収集のためのプロトコルをクリアするキーワード。 |
protocol |
プロトコル統計情報リストでのプロトコルの番号。 |
port |
ポート番号。 |
all |
統計情報プロトコル リストからすべてのエントリをクリアするキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
ルータを MLS として使用するには、次の条件を満たす必要があります。
• ルータが MLS-SE に含まれていること(明示的または自動的)。
• MLS 機能が Catalyst 6000 ファミリ スイッチでイネーブルになっていること。
• Catalyst 6000 ファミリがルータの MAC と VLAN のペアを認識していること。
MLS のない Catalyst 6000 ファミリ スイッチ上でいずれかの clear mls statistics コマンドを入力すると、次の警告メッセージが表示されます。
Feature not supported in hardware
.
Catalyst 6000 ファミリ スイッチから MSM を削除すると、包含リストからすぐに削除され、MSM のすべての MLS エントリが削除されます。
例
次に、スイッチングされたパケット合計数およびエクスポートされたパケット合計数(NDE の場合)を含む IP MLS 統計情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear mls statistics
Netflow data export statistics cleared.
次に、プロトコル 17、ポート 19344 を統計情報の収集からクリアする例を示します。
Console> (enable) clear mls statistics protocol 17 19344
Protocol 17 port 1934 cleared from protocol statistics list.
clear mls statistics entry
MLS エントリの統計情報をクリアするには、 clear mls statistics entry コマンド セットを使用します。
clear mls statistics entry [ ip | ipx ] all
clear mls statistics entry ip [ destination ip_addr_spec ] [ source ip_addr_spec ]
[ protocol protocol ] [ src-port src_port ] [ dst-port dst_port ]
clear mls statistics entry ipx destination ipx_addr_spec
構文の説明
ip |
(任意)IP MLS を指定するキーワード。 |
ipx |
(任意)IPX MLS を指定するキーワード。 |
all |
一致するすべての MLS エントリを削除するキーワード。 |
destination |
(任意)宛先 IP アドレスを指定するキーワード。 |
ip_addr_spec |
(任意) ip_addr 、 ip_addr/netmask 、または ip_addr/maskbit 形式による IP アドレス全体またはサブネット アドレス。 |
source |
(任意)送信元 IP アドレスを指定するキーワード。 |
protocol protocol |
(任意) 照合する追加のフロー情報(プロトコル ファミリおよびプロトコル ポート ペア)を指定するキーワードおよび変数。有効値は 0 ~ 255 、または ip 、 ipinip 、 icmp 、 igmp 、 tcp 、および udp です。 |
src-port src_port |
(任意) 送信元ポート IP アドレスを指定する キーワードおよび変数。有効値は 1 ~ 65535 、 dns 、 ftp 、 smtp 、 telnet 、 x (X-Window)、 www です。 |
dst-port dst_port |
(任意) 宛先ポート IP アドレスを指定する キーワードおよび変数。有効値は 1 ~ 65535 、 dns 、 ftp 、 smtp 、 telnet 、 x (X-Window)、 www です。 |
ipx_addr_spec |
(任意) src_net/ [ mask ]、 dest_net.dest_node 、または dest_net/mask 形式による IPX アドレス全体またはサブネット アドレス。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
ip | ipx キーワードの指定時に、 ip を指定するか、またはキーワードを入力しないと、IP MLS に対するコマンドであることを意味します。 ipx を指定すると、IPX のみに対するコマンドであることを意味します。
Catalyst 6000 ファミリ スイッチから MSM を削除すると、包含リストからすぐに削除され、MSM のすべての MLS エントリが削除されます。
IPX アドレス構文を入力するときは、次のフォーマットを使用します。
• IPX ネット アドレス:1..FFFFFFFE
• IPX ノード アドレス:x.x.x(x は 0 ~ FFFF)
• IPX アドレス:ipx_net.ipx_node(たとえば、3.0034.1245.AB45、A43.0000.0000.0001)
16 までのルータを明示的に MLS-RP として組み込むことができます。
ルータを MLS として使用するには、次の条件を満たす必要があります。
• ルータが MLS-SE に含まれていること(明示的または自動的)。
• MLS 機能が Catalyst 6000 ファミリ スイッチでイネーブルになっていること。
• Catalyst 6000 ファミリがルータの MAC と VLAN のペアを認識していること。
IP サブネット アドレスを指定するには、次の構文を使用します。
• ip_subnet_addr :短いサブネット アドレス形式です。IP アドレス YY.YY.YY.00 の末尾の 10 進数 00 は、IP サブネット アドレスの境界を指定します。たとえば、172.22.36.00 は 24 ビット サブネット アドレス(サブネット マスク 172.22.36.00/255.255.255.0)を示し、173.24.00.00 は 16 ビット サブネット アドレス(サブネット マスク 173.24.00.00/255.255.0.0)を示します。ただし、このフォーマットで識別できるのは、8、16、または 24 ビットのサブネット アドレスだけです。
• ip_addr/subnet_mask :長いサブネット アドレス形式です。たとえば、172.22.252.00/255.255.252.00 は、22 ビット サブネット アドレスを示します。このフォーマットは、任意のビット数のサブネット アドレスを指定できます。より柔軟に指定するには、 ip_addr に 172.22.253.1/255.255.252.00 のような完全ホスト アドレスを指定します。
• ip_addr/maskbits :単純化された長いサブネット アドレス形式です。マスク ビットは、ネットワーク マスクのビット数を指定します。たとえば、172.22.252.00/22 は、22 ビット サブネット アドレスを示します。 ip_addr は、193.22.253.1/22 のような完全ホスト アドレスです。このアドレスのサブネット アドレスは、 ip_subnet_addr と同じです。
src_port および dest_port に値 0 を指定すると、エントリがすべてクリアされます。指定されていないオプションはワイルドカードとして扱われ、エントリがすべてクリアされます。
MLS を搭載していない Catalyst 6000 ファミリ スイッチでいずれかの clear mls コマンドを入力すると、次の警告メッセージが表示されます。
Feature not supported in hardware
.
例
次に、すべての個別 MLS エントリをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear mls statistics entry ip all
マルチレイヤ スイッチング entry cleared
次に、宛先 IPX アドレスの特定の IPX MLS エントリを消去する例を示します。
Console> (enable) clear mls statistics entry ipx destination 1.0002.00e0.fefc.6000
clear module password
password [ username ] NAM コマンドで設定したパスワードをクリアするには、 clear module password コマンドを使用します。
clear module password mod
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドをサポートするのは NAM だけです。
password [ username ] コマンドは NAM コマンドです。スーパーバイザ エンジン コンソール コマンドではありません。
パスワードが正常にクリアされるとメッセージが表示されます。メッセージの例については、「例」の項を参照してください。
例
次に、NAM からパスワードをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear module password 6
Module 6 password cleared.
Console> (enable) 2000 Apr 07 11:03:06 %SYS-5-MOD_PASSWDCLR:Module 6 password cl
eared from telnet/10.6.1.10/tester
関連コマンド
password (『 NAM Installation and Configuration Note 』を参照)
clear multicast router
手動で設定したマルチキャスト ルータ ポートをマルチキャスト ルータ ポート リストからクリアするには、 clear multicast router コマンドを使用します。
clear multicast router { mod/port | all }
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
all |
すべてのマルチキャスト ルータ ポートをクリアすることを指定するキーワード。 |
デフォルト
デフォルト設定では、マルチキャスト ルータ ポートが設定されていません。
コマンド モード
特権。
例
次に、モジュール 3 のマルチキャスト ルータ ポート 1 をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear multicast router 3/1
Port 3/1 cleared from multicast router port list.
clear ntp server
1 台以上のサーバを NTP サーバ テーブルから削除するには、 clear ntp server コマンドを使用します。
clear ntp server { ip_addr | all }
構文の説明
ip_addr |
サーバ テーブルから削除するサーバの IP アドレス。 |
all |
サーバ テーブルのすべてのサーバ アドレスを削除することを指定するキーワード。 |
デフォルト
デフォルト設定では、NTP サーバが設定されていません。
コマンド モード
特権。
例
次に、サーバ テーブルから特定の NTP サーバを削除する例を示します。
Console> (enable) clear ntp server 172.20.22.191
NTP server 172.20.22.191 removed.
次に、サーバ テーブルからすべての NTP サーバを削除する例を示します。
Console> (enable) clear ntp server all
clear ntp timezone
時間帯をそのデフォルトである UTC に戻すには、 clear ntp timezone コマンドを使用します。
clear ntp timezone
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
clear ntp timezone コマンドが機能するのは NTP の動作中のみです。時間を手動で設定し、NTP が切断されている場合、 clear ntp timezone コマンドは無効です。
例
次に、時間帯の設定をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear ntp timezone
This command will clear NTP timezone and summertime zonename
Do you want to continue (y/n) [n]? y
Timezone name and offset cleared
clear pbf
PFC2 の MAC アドレスをクリアするには、 clear pbf コマンドを使用します。
clear pbf
構文の説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
PBF の詳細については、『 Catalyst 6000 Family Software Configuration Guide 』の第 16 章「Configuring Access Control」にある「Configuring Policy-Based Forwarding」の項を参照してください。
例
Console> (enable) clear pbf
clear port broadcast
1 つ以上のポートでブロードキャスト/マルチキャスト抑制をディセーブルにするには、 clear port broadcast コマンドを使用します。
clear port broadcast mod/port
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
デフォルト
デフォルト設定では、ブロードキャスト/マルチキャスト抑制がクリアされています(ブロードキャスト/マルチキャスト トラフィックが無制限に許可されます)。
コマンド モード
特権。
例
次に、ブロードキャスト/マルチキャスト抑制をディセーブルにする例を示します。
Console> (enable) clear port broadcast 2/1
Broadcast traffic unlimited on ports 2/1.
clear port cops
ポートのロールをクリアするには、 clear port cops コマンド セットを使用します。
clear port cops mod / port roles role1 [ role2 ]...
clear port cops mod / port all-roles
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
roles role# |
クリアするロールを指定するキーワードおよび変数。 |
all-roles |
すべてのロールをクリアするキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
clear port cops コマンドは、ロールをポートから切り離すだけで、グローバル テーブルからは削除しません。
例
次に、ポートから特定のロールを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear port cops 3/1 roles backbone_port main_port
Roles cleared for port(s) 3/1-4.
次に、ポートからすべてのロールを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear port cops 3/1 all-roles
All roles cleared for port 3/1-4.
clear port host
ホスト接続を最適化するためのポート設定をクリアするには、 clear port host コマンドを使用します。
clear port host mod / port
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドは、NAM ではサポートされません。
clear port host コマンドは、チャネル モードを auto に設定し、スパニング ツリー PortFast をディセーブルにし、トランク モードを auto に設定します。
例
次に、ポートから特定のロールを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear port host 5/5
Port(s) 5/5 trunk mode set to auto.
Spantree port 5/5 fast start disabled.
Port(s) 5/5 channel mode set to auto.
clear port qos cos
指定したすべてのポートについて、 set port qos cos コマンドで設定した値をデフォルト設定に戻すには、 clear port qos cos コマンドを使用します。
clear port qos mod/ports.. cos
構文の説明
mod/ports.. |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
デフォルト
ポートのデフォルト CoS 値は 0 です。
コマンド モード
特権。
例
次に、モジュール 2 のポート 1 について、 set port qos cos コマンドで設定した値をデフォルト設定に戻す例を示します。
Console> (enable)
clear port qos 2/1 cos
Port 2/1 qos cos setting cleared.
clear port security
ポート上のセキュア MAC アドレスのリストからすべての MAC アドレスまたは特定の MAC アドレスをクリアするには、 clear port security コマンドを使用します。
clear port security mod / port { mac_addr | all }
構文の説明
mod / port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
mac_addr |
削除する MAC アドレス。 |
all |
すべての MAC アドレスを削除するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、特定の MAC アドレスをポートのセキュア アドレスのリストから削除する例を示します。
Console> (enable)
clear port security 4/1 00-11-22-33-44-55
00-11-22-33-44-55 cleared from secure address list list for port 4/1.
clear pvlan mapping
プライベート VLAN マッピングを削除するには、 clear pvlan mapping コマンド セットを使用します。
clear pvlan mapping primary_vlan { isolated_vlan | community_vlan | twoway_community_vlan } mod/port
clear pvlan mapping mod/port
構文の説明
primary_vlan |
プライマリ VLAN の番号 |
isolated_vlan |
独立 VLAN の番号。 |
community_vlan |
コミュニティ VLAN の番号。 |
twoway_community_vlan |
双方向コミュニティ VLAN の番号。 |
mod/port |
モジュール番号および混合ポート番号。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
クリアするマッピングを指定しなかった場合は、指定したプロミスキャス ポートのすべてのマッピングがクリアされます。
例
次に、モジュール 3 のポート 2 ~ 5 上に設定されている、VLAN 902 と 901 のマッピングをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear pvlan mapping 901 902 3/2-5
Successfully cleared mapping between 901 and 902 on 3/2-5
Console> (enable)
clear qos acl
各種 ACL 設定を削除するには、clear qos acl コマンド セットを使用します。
clear qos acl acl_name [ editbuffer_index ]
clear qos acl default-action { ip | ipx | mac | all }
clear qos acl map { acl_name } { mod/port | vlan }
clear qos acl map { acl_name | mod/port | vlan | all }
構文の説明
acl_name |
エントリが属するリストを識別する一意の名前。 |
editbuffer_index |
(任意)ACL 内での ACE の位置。 |
default-action |
デフォルト アクションを削除するキーワード。 |
ip |
IP ACE のデフォルト アクションをクリアするキーワード。 |
ipx |
IPX ACE のデフォルト アクションをクリアするキーワード。 |
mac |
MAC レイヤ ACE のデフォルト アクションをクリアするキーワード。 |
all |
すべての ACE デフォルト アクションをクリアするキーワード。 |
map |
ACL を切り離すキーワード。 |
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
vlan |
VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
all |
ACL をすべてのインターフェイスから切り離すキーワード。 |
デフォルト
デフォルトでは、ACL は適用されません。
コマンド モード
特権。
例
次に、すべてのインターフェイスから ACL を切り離す例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl map my_acl all
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is detached from all interfaces.
次に、特定の VLAN から ACL を切り離す例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl map ftp_acl 4
Hardware programming in progress...
ACL ftp_acl is detached from vlan 4.
次に、特定の ACE を削除する例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl my_ip_acl 1
ACL my_ip_acl ACE# 1 is deleted.
my_ip_acl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
次に、ACL を削除する例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl my_ip_acl
ACL my_ip_acl is deleted.
my_ip_acl editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
次に、すべてのインターフェイスから特定の ACL を切り離す例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl map my_acl all
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is detached from all interfaces.
次に、特定の VLAN から特定の ACL を切り離す例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl map ftp_acl 4
Hardware programming in progress...
ACL ftp_acl is detached from vlan 4.
次に、 set qos acl default-action コマンドで設定した IP ACE のデフォルト アクションを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear qos acl default-action ip
Hardware programming in progress...
QoS default-action for IP ACL is restored to default setting.
clear qos config
set qos コマンドで設定した値をデフォルト設定に戻し、MAC アドレスに割り当てられている CoS を削除するには、 clear qos config コマンドを使用します。
clear qos config
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
デフォルトでは、QoS はディセーブルになっています。
コマンド モード
特権。
例
次に、 set qos コマンドで設定した値をデフォルト設定に戻し、MAC アドレスに割り当てられている CoS を削除する例を示します。
Console> (enable) clear qos config
This command will disable QoS and take values back to factory default.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
clear qos cos-dscp-map
set qos cos-dscp-map コマンドで設定した CoS/DSCP マッピングをクリアし、デフォルト設定に戻すには、 clear qos cos-dscp-map コマンドを使用します。
clear qos cos-dscp-map
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
表 2-2 に、デフォルトの CoS/DSCP 設定を示します。
表 2-2 デフォルトの CoS/DSCP マッピング
|
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
|
0 |
8 |
16 |
24 |
32 |
40 |
48 |
56 |
コマンド モード
特権。
例
次に、CoS/DSCP マッピング テーブルをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear qos cos-dscp-map
QoS cos-dscp-map setting restored to default.
clear qos dscp-cos-map
set qos dscp-cos-map コマンドで設定した DSCP/CoS マッピングをクリアし、デフォルト設定に戻すには、 clear qos dscp-cos-map コマンドを使用します。
clear qos dscp-cos-map
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
表 2-3 に、デフォルトの DSCP/CoS 設定を示します。
表 2-3 デフォルトの DSCP/CoS マッピング
|
0 ~ 7 |
8 ~ 15 |
16 ~ 23 |
|
|
|
|
|
|
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
コマンド モード
特権。
例
次に、DSCP/CoS マッピング テーブルをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear qos dscp-cos-map
QoS dscp-cos-map setting restored to default.
clear qos ipprec-dscp-map
set qos ipprec-dscp-map コマンドで設定したマッピングをデフォルト設定にリセットするには、clear qos ipprec-dscp-map コマンドを使用します。
clear qos ipprec-dscp-map
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
表 2-4 に、デフォルトの IP precedence/DSCP 設定を示します。
表 2-4 デフォルトの IP Precedence/DSCP マッピング
|
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
|
0 |
8 |
16 |
24 |
32 |
40 |
48 |
56 |
コマンド モード
特権。
例
次に、IP Precedence/DSCP マッピング テーブルをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear qos ipprec-dscp-map
QoS ipprec-dscp-map setting restored to default.
clear qos mac-cos
set qos mac-cos コマンドで設定した値をクリアするには、 clear qos mac-cos コマンド セットを使用します。
clear qos mac-cos dest_mac [ vlan ]
clear qos mac-cos all
構文の説明
dest_mac |
宛先ホスト MAC アドレスの番号。 |
vlan |
(任意)VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
all |
すべての MAC/VLAN ペアの CoS 値をクリアするキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
vlan 番号を入力しなかった場合は、MAC アドレスのすべてのエントリがクリアされます。
例
次に、すべての MAC アドレスと VLAN ペアについて、 set qos mac-cos コマンドで設定した値をクリアし、デフォルト設定に戻す例を示します。
Console> (enable) clear qos mac-cos all
All CoS to Mac/Vlan entries are cleared.
次に、特定の MAC アドレスについて、 set qos mac-cos コマンドで設定した値をクリアし、デフォルト設定に戻す例を示します。
Console> (enable)
clear qos mac-cos 1-2-3-4-5-6 1
CoS to Mac/Vlan entry for mac 01-02-03-04-05-06 vlan 1 is cleared.
clear qos map
値をデフォルト設定に戻すには、 clear qos map コマンドを使用します。
clear qos map port_type tx | rx
構文の説明
port_type |
ポート タイプ。有効値は、 送信では 2q2t 、 1p3q1t 、 および 1p2q2t、受信では 1p1q4t および 1p1q0t です。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
tx | rx |
送信キューまたは受信キューを指定するキーワード。 |
デフォルト
すべてのポートのデフォルト マッピングを 表 2-5 および 表 2-6 に示します。これらはすべてのポートに適用されます。
表 2-5 CoS 値のデフォルト送信キュー/ドロップしきい値マッピング
|
|
|
|
|
2q2t |
低ドロップ(しきい値 2) |
7、6 |
3、2 |
適用外 |
高ドロップ(しきい値 1) |
5、4 |
1、0 |
適用外 |
1p2q2t |
低ドロップ(しきい値 2) |
7 |
3、2 |
適用外 |
高ドロップ(しきい値 1) |
5、4 |
1、0 |
5 |
表 2-6 CoS 値のデフォルト受信ドロップ/しきい値マッピング
|
|
|
|
|
|
1p1q0t |
0、1 |
2、3 |
4、5 |
7 |
6 |
1p1q4t |
0、1 |
2、3 |
4、5 |
7 |
6 |
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
ポート タイプ 1p2q1t と 1p1q8t は、サポートされていません。
例
次に、値をデフォルト設定に戻す例を示します。
Console> (enable)
clear qos map 2q2t
This command will take map values back to factory default.
clear qos policed-dscp-map
policer-to-dscp マッピング テーブルをデフォルトにリセットするには、clear qos policed-dscp-map を 使用します。
clear qos policed-dscp-map
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
デフォルトは識別機能です。たとえば、DSCP 63 はポリシングされた DSCP 63 に、DSCP 62 はポリシングされた DSCP 62 に対応します。
コマンド モード
特権。
例
次に、マッピングをデフォルトに戻す例を示します。
Console> (enable)
clear qos policed-dscp-map
QoS policed-dscp-map setting restored to default.
clear qos policer
NVRAM からポリシングルールをクリアするには、clear qos policer コマンド セットを使用します。
clear qos policer microflow microflow_name | all
clear qos policer aggregate aggregate_name | all
構文の説明
microflow microflow_name |
マイクロフロー ポリシング ルールの名前を指定するキーワードおよび変数。 |
aggregate aggregate_name |
集約ポリシング ルールの名前を指定するキーワードおよび変数。 |
all |
すべてのポリシング ルールをクリアするキーワード。 |
デフォルト
Layer 3 Switching Engine(PFC)を搭載した Supervisor Engine 1 で設定されたシステムでは、このコマンドには、デフォルト設定はありません。Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2 で設定されたシステムでは、デフォルトでは、指定されたマップは通常レートのみに適用されます。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
ポリシングは、トラフィック フローによって消費される帯域幅をスイッチで制限する処理です。ポリシングによって、トラフィックのマーキングまたはドロップが可能になります。
ACE で使用中のエントリはクリアできません。先に ACE をインターフェイスから切り離す必要があります。
マイクロフロー レート制限が ACE で使用中の場合、 all キーワードは使用できません。
キーワード normal および excess は、Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2 で設定されたシステムのみでサポートされます。これらのキーワードを使用すると、通常レートのマップおよび超過レートのマップを指定できます。この選択は CLI で任意であるため、デフォルト(未指定)のアクションでは、指定されたマップは通常レートのみに適用されます。
次に、特定のマイクロフロー ポリシング ルールをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear qos policer microflow my_micro
my_micro QoS microflow policer cleared.
次に、すべてのマイクロフロー ポリシング ルールをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear qos policer microflow all
All QoS microflow policers cleared.
次に、特定の集約ポリシング ルールをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear qos policer aggregate my_micro
my_micro QoS microflow policer cleared.
次に、すべての集約ポリシング ルールをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear qos policer aggregate all
All QoS aggregate policer cleared.
clear qos statistics
QoS 統計情報カウンタをクリアするには、 clear qos statistics コマンドを使用します。
clear qos statistics
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、QoS 統計情報カウンタをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear qos statistics
clear radius
1 つまたはすべての RADIUS サーバを RADIUS サーバ テーブルからクリアするか、共有キー エントリを削除するには、 clear radius コマンド セットを使用します。
clear radius server all
clear radius server ipaddr
clear radius key
構文の説明
server |
RADIUS サーバを指定するキーワード。 |
all |
すべての RADIUS サーバを指定するキーワード。 |
ipaddr |
IP アドレスの値または IP エイリアス。 |
key |
RADIUS 共有キーを指定するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
ipaddr は、IP エイリアスまたは IP アドレスのドット表記で、たとえば、101.102.103.104 です。
例
次に、RADIUS キーを消去する例を示します。
Console> (enable)
clear radius key
Radius server key cleared.
次に、RADIUS サーバ テーブルから特定の RADIUS サーバをクリアする例を示します。
Console> (enable)
clear radius server 128.56.45.32
128.56.45.32 cleared from radius server table.
clear rcp
ファイル転送の rcp 情報をクリアするには、 clear rcp コマンドを使用します。
clear rcp
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、rcp 情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear rcp
clear rgmp statistics
すべての VLAN の RGMP 統計情報をクリアするには、 clear rgmp statistics コマンドを使用します。
clear rgmp statistics
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、スイッチ上の RGMP 統計情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear rgmp statistics
clear security acl
特定の ACE またはすべての ACE を VACL から削除し、編集バッファから VACL を削除するには、 clear security acl コマンド セットを使用します。
clear security acl all
clear security acl acl_name
clear security acl capture-ports { all | mod/ports }
clear security acl log flow
clear security acl acl_name [ editbuffer_index ]
clear security acl adjacency adjacency_name
clear security acl map { acl_name | vlan | all }
構文の説明
all |
すべての VACL の ACE を削除するキーワード。 |
acl_name |
ACE を削除する VACL の名前。 |
capture-ports |
ポートをキャプチャ リストから削除するキーワード。 |
all |
すべてのポートをキャプチャ リストから削除するキーワード。 |
mod/ports |
特定のポートをキャプチャ リストから削除する変数。 mod/num は、モジュール番号およびモジュールのポート番号です。 |
log flow |
ロギング テーブルのフロー エントリを削除するキーワード。 |
editbuffer_index |
(任意)VACL 内での ACE のインデックス番号。 |
adjacency |
隣接 ACE を削除するキーワード。 |
adjacency_name |
隣接 ACE の名前。 |
map |
セキュリティ ACL と VLAN のマッピングをクリアするキーワード。 |
vlan |
特定の VLAN の ACL マッピングをクリアする変数。 |
all |
すべての ACL VLAN マッピングをクリアするキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドを入力して行った変更は、 commit コマンドを入力した場合のみ、NVRAM とハードウェアに保存されます。
show security acl コマンドを使用すると VACL リストを表示できます。
隣接 ACE はリダイレクト ACE よりも先にはクリアできません。PBF VACL のリダイレクト ACE と隣接 ACE は次の順でクリアする必要があります。
1. リダイレクト ACE を消去します。
2. VACL をコミットします。
3. 隣接 ACE をクリアします。
4. 隣接をコミットします。
例
次に、すべての VACL の ACE を削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl all
All editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
次に、特定の VACL から特定の ACE を削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl IPACL1 2
IPACL1 editbuffer modified. Use ‘commit’ command to apply changes.
次に、隣接 ACE を削除する例を示します。
Console> (enable) clear security acl adjacency a_1
a_1 editbuffer modified. Use ’commit’ command to apply changes.
clear security acl capture-ports
キャプチャ ポート リストからポートを削除するには、 clear security acl capture-ports コマンドを使用します。
clear security acl capture-ports { mod/ports ...}
構文の説明
mod/ports ... |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドを入力して作成した設定は、NVRAM に保存されます。このコマンドを使用した場合は、 commit コマンドを入力する必要が ありません 。
一定数あるポートからいくつかを削除した場合、残りのポートは継続してトラフィックをキャプチャします。
例
次に、キャプチャ ポート リストからエントリを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl capture-ports 1/1,2/1
Successfully cleared the following ports:
clear security acl log flow
セキュリティ ACL ログ テーブルのすべてのフローをクリアするには、 clear security acl log flow コマンドを使用します。
clear security acl log flow
構文の説明
このコマンドには、キーワードまたは引数はありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドは、Layer 3 Switching Engine II(PFC2)を搭載した Supervisor Engine 2 で構成されたシステムのみでサポートされます。
例
次に、セキュリティ ACL ログ テーブルのすべてのフローをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear security acl log flow
Security acl log table cleared successfully
clear security acl map
VACL/VLAN マッピングを削除するには、 clear security acl map コマンド セットを使用します。
clear security acl map acl_name vlan
clear security acl map { acl_name | vlan | all }
構文の説明
acl_name |
VLAN が削除される VACL の名前。 |
vlan |
マッピングが削除される VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
all |
すべての VACL/VLAN マッピングを削除するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、特定の VLAN から VACL/VLAN マッピングを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl map ip1 3
Map deletion in progress.
Successfully cleared mapping between ACL ip1 and VLAN 3.
次に、すべての VLAN から特定の VACL/VLAN マッピングを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl map ip1
Map deletion in progress.
Successfully cleared mapping between ACL ip1 and VLAN 5.
Successfully cleared mapping between ACL ip1 and VLAN 8.
次に、特定の VLAN からすべての VACL/VLAN マッピングを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl map 5
Map deletion in progress.
Successfully cleared mapping between ACL ipx1 and VLAN 5.
Successfully cleared mapping between ACL mac2 and VLAN 5.
次に、すべての VLAN からすべての VACL/VLAN マッピングを削除する例を示します。
Console> (enable)
clear security acl map all
Map deletion in progress.
Successfully cleared mapping between ACL ip2 and VLAN 12.
Successfully cleared mapping between ACL ipx1 and VLAN 12.
Successfully cleared mapping between ACL ipx1 and VLAN 45.
Successfully cleared mapping between ACL ip2 and VLAN 47.
Successfully cleared mapping between ACL ip3 and VLAN 56.
clear snmp access
SNMP グループのアクセス権を削除するには、 clear snmp access コマンド セットを使用します。
clear snmp access [ -hex ] { groupname } { security-model { v1 | v2c }}
clear snmp access { security-model v3 { noauthentication | authentication | privacy }}
[ context [ -hex ] contextname ]
構文の説明
-hex |
(任意)16 進形式で groupname または contextname を表示するキーワード。 |
groupname |
SNMP アクセス テーブル名。 |
security-model v1 | v2c |
セキュリティ モデル v1 または v2c を指定するキーワード。 |
security-model v3 |
セキュリティ モデル v3 を指定するキーワード。 |
noauthentication |
セキュリティ モデル タイプが noauthentication に設定されたグループを 指定する キーワード。 |
authentication |
セキュリティ モデル タイプ authentication プロトコルを持つグループを 指定する キーワード。 |
privacy |
セキュリティ モデル タイプ privacy を持つグループを 指定する キーワード。 |
context contextname |
(任意)コンテキスト文字列の名前を指定するキーワードおよび変数。 |
デフォルト
デフォルトの contextname はヌル ストリングです。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
groupname に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
コンテキスト名を入力しなかった場合は、ヌル コンテキスト ストリングが使用されます。
例
次に、グループの SNMP アクセスをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp access cisco-group security-model v3 authentication
Cleared snmp access cisco-group version v3 level authentication.
clear snmp community
各種コミュニティ文字列とセキュリティ モード間のマッピングを削除するには、 clear snmp community コマンドを使用します。
clear snmp community index [-hex] {index_name}
構文の説明
index |
インデックスをクリアすることを指定するキーワード。 |
-hex |
(任意) index_name を 16 進形式で表示するキーワード。 |
index_name |
SNMP インデックスの名前。 |
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
index_name に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
index_name を入力しなかった場合は、ヌル コンテキスト ストリングが使用されます。
例
次に、グループの SNMP アクセスをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp community index ind1
Cleared snmp community ind1.
clear snmp group
SNMP ユーザを SNMP グループから削除するには、 clear snmp group コマンドを使用します。
clear snmp group [ -hex ] groupname { user [ -hex ] username } { security-model { v1 | v2c | v3 }}
構文の説明
-hex |
(任意) groupname および username を 16 進形式で表示するキーワード。 |
groupname |
アクセス コントロールを定義する SNMP グループの名前。 |
user |
SNMP グループのユーザ名を指定するキーワード。 |
username |
SNMP ユーザの名前。 |
security model v1 | v2c | v3 |
セキュリティモデル v1、v2c、または v3 を指定するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
groupname または username に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
例
次に、グループから SNMP ユーザを削除する例を示します。
Console> (enable) clear snmp group cisco-group user joe security-model v3
Cleared snmp group cisco-group user joe version v3.
clear snmp notify
snmpNotifyTable の SNMP notifyname をクリアするには、 clear snmp notify コマンドを使用します。
clear snmp notify [ -hex ] { notifyname }
構文の説明
-hex |
(任意)notifyname を 16 進形式で表示するキーワード。 |
notifyname |
snmpNotifyTable のインデックスとなる識別子。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
notifyname に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
例
次に、SNMP notifyname を snmpNotifyTable からクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp notify joe
Cleared SNMP notify table joe.
clear snmp targetaddr
TargetAddressTable の SNMP ターゲット アドレス エントリをクリアするには、 clear snmp targetaddr コマンドを使用します。
clear snmp targetaddr [ -hex ] { addrname }
構文の説明
-hex |
(任意)addrname を 16 進形式で表示するキーワード。 |
addrname |
宛先エージェントの名前。最長 32 バイトです。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
addrname に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
例
次に、snmpTargetAddressTable の SNMP ターゲット アドレス エントリをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp targetaddr joe
Cleared SNMP targetaddr joe.
clear snmp targetparams
snmpTargetParamsTable で使用される SNMP ターゲット パラメータをクリアするには、 clear snmp targetparams コマンドを使用します。
clear snmp targetparams [ -hex ] { paramsname }
構文の説明
-hex |
(任意) paramsname を 16 進形式で表示するキーワード。 |
paramsname |
snmpTargetParamsTable のターゲット パラメータの名前。最長 32 バイトです。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
paramsname に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
例
次に、SNMP 宛先パラメータを削除する例を示します。
Console> (enable) clear snmp targetparams joe
Cleared SNMP targetparams table joe.
clear snmp trap
SNMP トラップ レシーバー テーブルからエントリをクリアするには、 clear snmp trap コマンドを使用します。
clear snmp trap { rcvr_addr } [ all ]
構文の説明
rcvr_addr |
クリアするトラップ レシーバー(SNMP 管理ステーション)の IP アドレスまたは IP エイリアス。 |
all |
(任意)SNMP トラップ レシーバー テーブルのすべてのエントリを指定するキーワード。 |
デフォルト
デフォルト設定に SNMP トラップ レシーバー テーブルのエントリはありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、SNMP トラップ レシーバー テーブルからエントリをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp trap 192.122.173.82
SNMP trap receiver deleted.
clear snmp user
SNMP ユーザを削除するには、 clear snmp user コマンドを使用します。
clear snmp user [ -hex ] { username } [ remote engineid ]
構文の説明
-hex |
(任意) username を 16 進形式で表示するキーワード。 |
username |
エージェントに接続する、ホスト上のユーザの名前。 |
remote engineid |
(任意)リモート SNMP エンジン上の username を指定するキーワードおよび変数。 |
デフォルト
リモート エンジン ID を指定しなかった場合は、デフォルトのローカル SNMP エンジン ID が使用されます。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
username に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
例
次に、SNMP グループからユーザを削除する例を示します。
Console> (enable) clear snmp user joe
次に、リモート SNMP エンジン上のユーザを削除する例を示します。
Console> (enable) clear snmp user joe remote 00:00:00:09:00:d0:00:4c:18:00
clear snmp view
MIB ビュー エントリを vacmViewTreeFamilyTable から削除するには、 clear snmp view コマンドを使用します。
clear snmp view [ -hex ] { viewname subtree }
構文の説明
-hex |
(任意) viewname を 16 進形式で表示するキーワード。 |
viewname |
MIB ビューの名前。 |
subtree |
サブツリーの名前。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
viewname に特殊文字(このパラメータの出力されないデリミタ)を使用する場合は、コロン(:)で区切った 1 桁または 2 桁の 16 進数からなる 16 進形式のキーワード(00:ab:34 など)を使用します。
マスクで使用する MIB サブツリーはビュー サブツリーを定義し、OID 形式にすることも、有効な OID にマップされるテキスト名にすることもできます。
例
次に、SNMP MIB ビュー名をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear snmp view myview 1.1.3
Cleared snmp view myview with subtree 1.1.3
clear spantree portinstancecost
ポート上のインスタンスへのパス コストをデフォルトに戻すには、 clear spantree portinstancecost コマンドを使用します。
clear spantree portinstancecost mod/port instances
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
instances |
インスタンスの番号。有効値は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト
デフォルトのパス コストはポート速度に基づいています。デフォルトの設定値については、 表 2-7 を参照してください。
表 2-7 デフォルトのポート コスト:Short モード
|
|
4 Mb |
250 |
10 Mb |
100 |
16 Mb |
62 |
100 Mb |
19 |
155 Mb |
14 |
1 Gb |
4 |
10 Gb |
2 |
コマンド モード
特権。
例
次に、ポート上のインスタンスへのパス コストをデフォルトに戻す例を示します。
Console> (enable) clear spantree portinstancecost 5/1 2
Port 5/1 mistp-instance 1-16 have path cost 200000.
使用上のガイドライン
このコマンドは MISTP モードでのみ有効です。
clear spantree portinstancepri
スパニング ツリーのポート インスタンス プライオリティをリセットするには、 clear spantree portinstancepri コマンドを使用します。
clear spantree portinstancepri mod/port [ instances ]
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
instances |
(任意)インスタンスの番号。有効値は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト
デフォルトでは、ポート プライオリティは 0 に設定され、インスタンスは指定されていません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドは MISTP モードでのみ有効です。
例
次に、スパニング ツリーのポート インスタンス プライオリティをリセットする例を示します。
Console> (enable) clear spantree portinstancepri 5/1 2
Port 5/1 instances 1-16 using portpri 32.
clear spantree portvlancost
ポート上の VLAN へのパス コスをデフォルトに戻すには、 clear spantree portvlancost コマンドを使用します。
clear spantree portvlancost mod/port [ vlans ]
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
vlans |
(任意)VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
デフォルト
デフォルトのパス コストはポート速度に基づいています。デフォルトの設定値については、 表 2-8 および 表 2-9 を参照してください。
表 2-8 デフォルトのポート コスト:Short モード
|
|
4 Mb |
250 |
10 Mb |
100 |
16 Mb |
62 |
100 Mb |
19 |
155 Mb |
14 |
1 Gb |
4 |
10 Gb |
2 |
表 2-9 デフォルトのポート コスト:Long モード
|
|
100 Kb |
200,000,000 |
1 Mb |
20,000,000 |
10 Mb |
2,000,000 |
100 Mb |
200,000 |
1 Gb |
20,000 |
10 Gb |
2,000 |
100 Gb |
200 |
1 Tb |
20 |
10 Tb |
2 |
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
このコマンドは PVSTP+ モードでのみ有効です。
VLAN を指定しなかった場合は、すべての VLAN がクリアされます。
例
次に、ポート上の VLAN へのパス コストをデフォルトに戻す例を示します。
Console> (enable) clear spantree portvlancost 2/10 1-10
Port 2/10 VLANs 11-21 have path cost 6
Port 2/10 VLANs 1-10,22-1000 have path cost 10.
Console> (enable) clear spantree portvlancost 2/10
Port 2/10 VLANs 1-1000 have path cost 10.
clear spantree portvlanpri
スパニング ツリーのポート VLAN プライオリティをリセットするには、 clear spantree portvlanpri コマンドを使用します。
clear spantree portvlanpri mod/port [ vlans ]
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
vlans |
(任意)VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、スパニング ツリーのポート VLAN プライオリティをリセットする例を示します。
Console> (enable) clear spantree portvlanpri 1/2 23-40
Port 1/2 vlans 3,6-20,23-1000 using portpri 32
Port 1/2 vlans 1-2,4-5,21-22 using portpri 30
clear spantree root
スイッチ上のスパニング ツリーのブリッジ プライオリティ、hello タイム、最大経過時間、および転送遅延をそのデフォルト値に戻すには、 clear spantree root コマンドを使用します。
clear spantree root [ vlans ]
clear spantree root mistp-instance instances
構文の説明
vlans |
(任意)VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
mistp-instance instances |
インスタンス番号を指定するキーワードおよび変数。有効値は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト
デフォルトの設定は次のとおりです。
• スイッチ プライオリティは 32768
• 転送遅延は 15 秒
• hello タイムは 2 秒
• 最大経過時間は 20 秒
コマンド モード
特権。
例
次に、一連の VLAN 上のスパニング ツリー ルートをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree root 1-20
VLANs 1-20 bridge priority set to 32678.
VLANs 1-20 bridge hello time set to 2 seconds.
VLANs 1-20 bridge max aging time set to 20 seconds.
VLANs 1-20 bridge forward delay set to 15 seconds.
次に、特定の 2 つの VLAN 上のスパニング ツリー ルートをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree root 22,24
VLANs 22,24 bridge priority set to 32678.
VLANs 22,24 bridge hello time set to 2 seconds.
VLANs 22,24 bridge max aging time set to 20 seconds.
VLANs 22,24 bridge forward delay set to 15 seconds.
次に、インスタンスのスパニング ツリー ルートをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree root mistp-instance 1
Instance 1 bridge priority set to 32768.
Instance 1 bridge max aging time set to 20.
Instance 1 bridge hello time set to 2.
Instance 1 bridge forward delay set to 15.
clear spantree statistics
スパニング ツリー統計情報をクリアするには、 clear spantree statistics コマンド セットを使用します。
clear spantree statistics mod/port
clear spantree statistics vlans
clear spantree statistics mistp-instance instances
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
vlans |
(任意)VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
mistp-instance instances |
インスタンス番号を指定するキーワードおよび変数。有効値は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、VLAN 1 のスパニング ツリー統計情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree statistics 1
Cleared all VLAN counters for VLAN 1
Statistics cleared for vlans 1
次に、ポートのスパニング ツリー統計情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree statistics 3/1
Statistics cleared for module 3/1
次に、インスタンスのスパニング ツリー統計情報をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear spantree statistics mistp-instance 2
Statistics cleared for instances 2
clear spantree uplinkfast
UplinkFast 機能をオフにし、スイッチ プライオリティおよびポート コストをデフォルト設定に戻すには、 clear spantree uplinkfast コマンドを使用します。
clear spantree uplinkfast
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
場合によっては、このコマンドで、スイッチ上のロード バランシングが無効になることがあります。
例
次に、UplinkFast 機能をオフにし、スイッチ プライオリティをデフォルト設定に戻す例を示します。
Console> (enable) clear spantree uplinkfast
This command will cause all portcosts, portvlancosts, and the
bridge priority on all vlans to be set to default.
Do you want to continue (y/n) [n]? y
VLANs 1-1005 bridge priority set to 32768.
The port cost of all bridge ports set to default value.
The portvlancost of all bridge ports set to default value.
uplinkfast disabled for bridge.
clear tacacs key
TACACS+ 認証及び暗号化に使用されるキー設定を削除するには、 clear tacacs key コマンドを使用します。
clear tacacs key
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
キーのデフォルト値は NULL です。
コマンド モード
特権。
例
次に、認証および暗号化に使用されるキー設定をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear tacacs key
TACACS server key cleared.
clear tacacs server
TACACS+ サーバのリストからホストを削除するには、 clear tacacs server コマンドを使用します。
clear tacacs server ip_addr
構文の説明
ip_addr |
TACACS+ サーバのリストから削除するサーバの IP アドレス。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、TACACS+ サーバのリストからホストを削除する例を示します。
Console> (enable) clear tacacs server 170.1.2.20
170.1.2.20 cleared from TACACS table
clear timezone
時間帯をそのデフォルトである UTC に戻すには、 clear timezone コマンドを使用します。
clear timezone
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
clear timezone コマンドが機能するのは NTP の動作中のみです。時間を手動で設定し、NTP が切断されている場合、clear timezone コマンドは無効です。
例
次に、時間帯の設定をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear timezone
Timezone name and offset cleared.
clear top
TopN プロセスを停止するには、clear top コマンドを使用します。
clear top { all | report_num }
構文の説明
all |
保留中でないすべての TopN 結果を停止するキーワード。 |
report_num |
強制終了する TopN レポート番号。有効値は 1 ~ 5 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
clear top all コマンドでは、保留中の TopN レポートが強制終了することはありません。ステータスが done のレポートのみが強制終了します。
background オプションなしの TopN プロセス(background オプションが使用されているかどうか判別には show top background コマンドを使用)は、同一の Telnet/コンソール セッションで Ctrl+C を押すか、あるいは別の Telnet/コンソール セッションから clear top [ report_num ] コマンドを入力することによって終了できます TopN レポート全体が表示されるまで、プロンプトは出力されません。他のコマンドは、レポートが表示されるまでブロックされます。
例
次に、コンソール セッションから TopN 1 プロセスを停止する例を示します。
Console> (enable) clear top 1
10/29/1998,12:05:38:MGMT-5: TopN report 1 killed by Console//.
次に、Telnet セッションから TopN 4 プロセスを停止する例を示します。
Console> (enable) clear top 4
10/29/1998,12:06:00:MGMT-5: TopN report 4 killed by telnet/172.22.34.2/.
clear trunk
トランク ポートをそのデフォルト トランク タイプまたはモードに戻すか、あるいはトランク ポートの許可 VLAN リストから特定の VLAN をクリアするには、 clear trunk コマンドを使用します。
clear trunk mod/port [ vlans ]
構文の説明
mod/port |
モジュール番号およびモジュールのポート番号。 |
vlans |
(任意)許可 VLAN リストから削除する VLAN の番号。有効値は 2 ~ 1005 および 1025 ~ 4094 です。 |
デフォルト
MSM ポートを除くすべてのポートでは、デフォルトは auto negotiate です。MSM ポートでは、デフォルトは off negotiate モードです。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
VLAN を指定した場合、それらの VLAN はトランク上で許可されている VLAN のリストから削除されます。デフォルトの VLAN はトランク上でクリアできません。
削除された VLAN のトラフィックはトランク ポート経由では転送されません。削除した VLAN を追加するには、 set trunk mod/port vlans コマンドを使用します。
拡張範囲 VLAN のクリアを試みているときに、NVRAM に十分な空き容量がない場合は、警告メッセージが表示されてコマンドは失敗します。
例
次に、モジュール 1 のポート 2 上の トランク ポートから VLAN 200 ~ 500 をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear trunk 1/2 200-500
Removing Vlan(s) 200-500 from allowed list.
Port 1/2 allowed vlans modified to 1-199,501-1000.
次に、NVRAM に十分な空き容量がない場合に、トランクのクリアを試みたときの出力例を示します。
Console> (enable) clear trunk 2/18 1030-1999
Failed to clear extended range vlans from allowed list.
Not enough NVRAM space. Use the ‘set trunk’ command to restore
some existing entries to the default value.
clear vlan
既存の VLAN を管理ドメインから削除するには、 clear vlan コマンドを使用します。
clear vlan vlans
構文の説明
vlans |
VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 および 1025 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
VLAN を削除する際には次のガイドラインに従ってください。
• VTP サーバ モードで標準範囲イーサネット VLAN を削除すると、同じ VTP ドメインのすべてのスイッチからその VLAN が削除されます。
• VTP トランスペアレント モードで標準範囲 VLAN を削除すると、現在のスイッチ上に限って VLAN が削除されます。
• 拡張範囲 VLAN は、その VLAN を作成したスイッチ上でしか削除できません。
注意 VLAN をクリアすると、その VLAN に割り当てられているすべてのポートが非アクティブになります。ただし、ポートを別の VLAN に移動するまで VLAN ポート割り当ては保持されます。クリアした VLAN を再度アクティブ化すると、その VLAN 上でまだ設定されているすべてのポートも再度アクティブ化されます。マッピング テーブル内に存在する VLAN をクリアすると警告が表示されます。
プライベート VLAN(プライマリ、独立、コミュニティのいずれか)をクリアすると、ポートは非アクティブに設定され、いずれの VLAN にも割り当てられません。選択した VLAN のプライベート VLAN マッピングもクリアされます。ACL と VLAN のマッピングも削除されます。
例
次に、既存の VLAN 4000 を管理ドメインからクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vlan 4000
This command will de-activate all ports on vlan 4
in the entire management domain
Do you want to continue(y/n) [n]? y
VLAN 4 deleted
clear vlan mapping
既存の IEEE 802.1Q VLAN/ISL VLAN マッピングまたは予約済み/非予約済み VLAN マッピングを削除するには、 clear vlan mapping コマンド セットを使用します。
clear vlan mapping dot1q { dot1q_vlan | all }
clear vlan mapping reserved { reserved_vlan | all }
構文の説明
dot1q dot1q_vlan |
IEEE 802.1Q VLAN/ISL VLAN マッピングをクリアするキーワードおよび変数。 |
dot1q all |
すべての IEEE 802.1Q VLAN/ISL VLAN マッピングをクリアするキーワード。 |
reserved reserved_vlan |
指定した予約済み/非予約済み VLAN マッピングをクリアするキーワード。 |
reserved all |
すべての予約済み/非予約済み VLAN マッピングをクリアするキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
VLAN をクリアすると、その VLAN に割り当てられているすべてのポートが非アクティブになります。ただし、ポートを別の VLAN に移動するまで VLAN ポート割り当ては保持されます。クリアした VLAN を再度アクティブ化すると、その VLAN 上でまだ設定されているすべてのポートも再度アクティブ化されます。
例
次に、既存のマップされた VLAN を dot1q マッピング テーブルからクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vlan mapping dot1q 444
Vlan Mapping 444 Deleted.
次に、すべてのマップされた VLAN をマッピング テーブルからクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vlan mapping dot1q all
All Vlan Mapping Deleted.
次に、マップされた予約済み VLAN をマッピング テーブルからクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vlan mapping reserved 1007
Vlan Mapping 1007 Deleted.
clear vmps rcp
VMPS サーバ テーブルから VMPS RCP ユーザ名を削除するには、 clear vmps rcp コマンドを使用します。
clear vmps rcp username
構文の説明
username |
ユーザ名の長さは最大 14 文字です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
username を入力しなかった場合は、すべての rcp ユーザ名が削除されます。
例
次に、VMPS テーブルから特定の VMPS RCP ユーザ名をクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vmps rcp jdoe
clear vmps server
VMPS サーバ テーブルから VMPS サーバを削除するには、 clear vmps server コマンドを使用します。
clear vmps server ip_addr
構文の説明
ip_addr |
削除する VMPS サーバの IP アドレスまたはホスト名。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、VMPS テーブルから VMPS サーバをクリアする例を示します。
Console> (enable) clear vmps server 192.168.255.255
VMPS domain server 192.168.255.255 cleared from VMPS table.
次に、存在しない VMPS サーバを VMPS テーブルからクリアしようと試みたときの結果の例を示します。
Console> (enable) clear vmps server 192.168.255.255
VMPS domain server 192.168.255.255 not in VMPS table.
clear vmps statistics
既存の VMPS 統計情報を削除するには、 clear vmps statistics コマンドを使用します。
clear vmps statistics
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、既存の VMPS 統計情報を削除する例を示します。
Console> (enable) clear vmps statistics
VMPS and dynamic vlan statistics cleared.
clear vtp pruneeligible
VTP ドメインのどの VLAN がプルーニングに不適格であるかを指定するには、clear vtp pruneeligible コマンドを使用します。
clear vtp pruneeligible vlans...
構文の説明
vlans... |
プルーニング不適格にする VLAN の番号。有効値は 1 ~ 1000 です。 |
デフォルト
デフォルトでは、VLAN 2 ~ 1000 がプルーニング適格です。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
VTP プルーニングにより、特定のスイッチ ポート外でプルーニング適格 VLAN に所属するステーションがない場合、その VLAN の情報は VTP 更新から削除されることになります。VTP プルーニングをイネーブルにするには、 set vtp コマンドを使用します。
デフォルトでは、VLAN 2 ~ 1000 がプルーニング適格です。VLAN をプルーニング不適格にするには、 clear vtp pruneeligible コマンドを使用します。
VLAN がプルーニング不適格の場合にその VLAN を再びプルーニング適格にするには、 set vtp pruneeligible コマンドを使用します。
例
次に、VLAN 200 ~ 500 をプルーニング不適格にする例を示します。
Console> (enable) clear vtp pruneeligible 200-500
Vlans 1,200-500,1001-1005 will not be pruned on this device.
VTP domain Company modified.