clear vtp statistics
VTP 統計 を削除するには、 clear vtp statistics コマンドを使用します。
clear vtp statistics
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次の例では、VTP 統計情報をクリアする方法を示します。
Console> (enable) clear vtp statistics
commit
ハードウェアに書き込まれていないすべてまたは特定の ACE を NVRAM 内にコミットするには、 commit コマンド セットを使用します。
commit qos acl { acl_name | all | adjacency}
commit security acl { acl_name | all | adjacency}
構文の説明
qos acl |
QoS ACE を指定するキーワード。 |
acl_name |
ACE をコミットする VACL を識別する名前。 |
all |
すべての ACL の ACE をコミットするキーワード。 |
adjacency |
隣接テーブル エントリをコミットするキーワード。 |
security acl |
セキュリティ ACE を指定するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
commit コマンドは、ハードウェアに書き込まれていない すべての ACE を NVRAM 内にコミットします。ACE が設定されていない ACL は、コミットしても削除されます。 ACE を一括して入力し、 commit コマンドを実行して、それらをハードウェアおよび NVRAM に保存することを推奨します。
例
次に、QoS ACE を指定して、NVRAM にコミットする例を示します。
Console> (enable)
commit qos acl my_acl
Hardware programming in progress...
ACL my_acl is committed to hardware.
次に、セキュリティ ACE を指定して、NVRAM にコミットする例を示します。
Console> (enable)
commit security acl IPACL2
ACL IPACL2 is committed to hardware.
次に、隣接テーブル エントリを NVRAM にコミットする例を示します。
Console> (enable) commit security acl adjacency
Commit operation in progress.
Adjacency successfully committed.
commit lda
ハードウェアに書き込まれていない ASLB 設定を NVRAM にコミットするには、 commit lda コマンドを使用します。
commit lda
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、ASLB 設定を NVRAM にコミットする例を示します。
Console> (enable)
commit lda
Commit operation in progress...
Successfully committed Local Director Accelerator.
configure
コンフィギュレーション ファイルを rcp サーバまたはネットワークからダウンロードし、そのファイル内の各コマンドを実行するには、 configure コマンド セットを使用します。
configure { host file }[ rcp ]
configure network
構文の説明
host |
ホストの IP アドレスまたは IP エイリアス。 |
file |
ファイルの名前。 |
rcp |
(任意)ファイル転送方法として rcp を指定するキーワード。 |
network |
ホストおよびファイルの対話形式での要求を指定するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
configure コマンドを使用してダウンロードするコンフィギュレーション ファイルの作成方法については、『Catalyst 6000 Family Software Configuration Guide』を参照してください。
以下は、/tftpboot ディレクトリにある system5.cfg というサンプル ファイルです。
set ip alias conc7 198.133.219.207
set ip alias montreux 198.133.119.42
set ip alias cres 192.122.174.42
# empty string old password
! または # で始まる行を除いて、各行にコマンドがあります。
例
次に、コンフィギュレーション ファイル system5.cfg を 192.122.174.42 ホストからダウンロードする例を示します。
Console> (enable) configure 192.122.174.42 system5.cfg
Configure using system5.cfg from 192.122.174.42 (y/n) [n]? y
Done. Finished Network Download. (446 bytes)
Wed May 19 1999, 17:42:50
>> set ip alias conc7 198.133.219.207
>> set ip alias montreux 198.133.219.40
>> set ip alias cres 192.122.174.42
Enter new password: pingpong
Retype new password: pingpong
confreg
コンフィギュレーション レジスタ ユーティリティを設定するには、 confreg コマンドを使用します。
confreg [ num ]
構文の説明
num |
(任意)有効な値は 0 = ROM モニタ、 1 = ブート ヘルパー イメージ、および 2 ~ 15 = ブート システムです。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常。
使用上のガイドライン
confreg を引数 num 付きで実行すると、VCR は指定された番号と一致するよう変更されます。
引数なしの場合、 confreg は VCR の内容を英語でダンプして内容を変更できるようにします。
VCR の各ビットに保持されている情報を、変更するか維持するを尋ねるプロンプトが表示されます。いずれの場合も、新しい VCR 値は NVRAM に書き込まれ、プラットフォームをリセットするか電源を投入し直すまで有効になりません。
変更を保存するには、 sync コマンドを発行する必要があります。そうしないと、変更内容は保存されず、 reset により削除されます。
例
次に、 confreg コマンドを使用する例を示します。
do you wish to change the configuration? y/n [n]: y
enable “diagnostic mode”? y/n [n]: y
enable “use net in IP bcast address”? y/n [n]:
enable “load rom after netboot fails”? y/n [n]:
enable “use all zero broadcast”? y/n [n]:
enable “break/abort has effect”? y/n [n]:
enable “ignore system config info”? y/n [n]:
change console baud rate? y/n [n]: y
enter rate: 0 = 9600, 1 = 4800, 2 = 1200, 3 = 2400 [0]: 0
change the boot characteristics? y/n [n]: y
1 = the boot helper image
do you wish to change the configuration? y/n [n]:
You must reset or power cycle for new config to take effect
context
ロードされたイメージのコンテキストを表示するには、 context コマンドを使用します。
context
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常。
使用上のガイドライン
ブートされたイメージのカーネル モードおよびプロセス モードからコンテキストが使用できれば、それが表示されます。
例
次に、ロードされたイメージのコンテキストを表示する例を示します。
Reg MSW LSW | Reg MSW LSW
------ ---------- ---------- | ----- ---------- ----------
zero : 00000000 00000000 | s0 : 00000000 34008301
AT : 00000000 3e800000 | s1 : 00000000 00000001
v0 : 00000000 00000003 | s2 : 00000000 00000003
v1 : 00000000 00000000 | s3 : 00000000 00000000
a0 : 00000000 0000002b | s4 : 00000000 60276af8
a1 : 00000000 00000003 | s5 : ffffffff ffffffff
a2 : 00000000 00000000 | s6 : 00000000 60276c58
a3 : 00000000 60276af8 | s7 : 00000000 0000000a
t0 : 00000000 00000b84 | t8 : 00000000 34008300
t1 : 00000000 3e800004 | t9 : ffffffff ac000000
t2 : 00000000 00000239 | k0 : 00000000 00000400
t3 : 00000000 34008301 | k1 : 00000000 6024eb5c
t4 : ffffffff ffff83fd | gp : 00000000 60252920
t5 : 00000000 0000003f | sp : 00000000 60276a98
t6 : 00000000 00000000 | s8 : 00000000 601fbf33
t7 : ffffffff ffffffff | ra : 00000000 6006d380
HI : 00000000 00000008 | LO : 00000000 00000000
EPC : 00000000 60033054 | ErrPC : ffffffff bfc070c8
Stat : 34408302 | Cause : 00002020
Reg MSW LSW | Reg MSW LSW
------ ---------- ---------- | ----- ---------- ----------
zero : 00000000 00000000 | s0 : 00000000 00000074
AT : 00000000 3e820000 | s1 : 00000000 60276c58
v0 : 00000000 00000081 | s2 : 00000000 601fbac0
v1 : 00000000 00000074 | s3 : 00000000 00000036
a0 : 00000000 00000400 | s4 : 00000000 0000000f
a1 : 00000000 60276c58 | s5 : ffffffff ffffffff
a2 : 00000000 00000074 | s6 : 00000000 60276c58
a3 : 00000000 00000000 | s7 : 00000000 0000000a
t0 : 00000000 00000400 | t8 : 00000000 34008300
t1 : 00000000 00000400 | t9 : ffffffff ac000000
t2 : 00000000 00000000 | k0 : 00000000 30408401
t3 : ffffffff ffff00ff | k1 : 00000000 30410000
t4 : 00000000 600dcc10 | gp : 00000000 60252920
t5 : 00000000 0000003f | sp : ffffffff 80007ce8
t6 : 00000000 00000000 | s8 : 00000000 601fbf33
t7 : ffffffff ffffffff | ra : 00000000 600dfd20
HI : 00000000 00000008 | LO : 00000000 00000000
EPC : 00000000 600dfd38 | ErrPC : ffffffff ffffffff
Stat : 34008303 | Cause : ffffffff
copy
フラッシュ イメージまたはスイッチ コンフィギュレーションをフラッシュ デバイス、RCP サーバ、TFTP サーバとの間で更新またはダウンロードするには、 copy コマンド セットを使用します。
copy file-id { tftp | rcp | flash | file-id | config }
copy tftp { flash | file-id | config }
copy rcp { flash | file-id | config }
copy flash { tftp | rcp | file-id | config }
copy config { flash | file-id | tftp | rcp } [ all ]
copy acl config { flash | file-id | tftp | rcp }
copy cfg1 { tftp | rcp | flash | config | cfg2 } [ all ]
copy cfg2 { tftp | rcp | flash | config | cfg1 } [ all ]
構文の説明
file-id |
フラッシュ デバイス上のファイルの指定に使用されるフォーマット( m/device : filename)。 m/ = スタンバイ スーパーバイザ エンジンまたはイーサネット モジュールなど、さまざまなモジュールへのアクセスを与えるオプション。 device : = フラッシュが存在するデバイス。 filename = コンフィギュレーション ファイルの名前。 |
tftp |
TFTP サーバとの間のコピーを許可するキーワード。 |
rcp |
rcp サーバとの間でコピーするファイルを指定するキーワード。 |
flash |
複数のモジュール のダウンロードをサポートするキーワード。 |
config |
フラッシュ メモリ、別のフラッシュ デバイス、または TFTP サーバ上のファイルに設定をコピーすることを許可するキーワード。 |
acl config |
ACL 設定を手動でファイルにコピーするキーワード。このコマンドを使用する前に、 「使用上のガイドライン」 を参照してください。 |
cfg1 |
スーパーバイザ エンジン上の最初のスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを指定するキーワード。 |
cfg2 |
スーパーバイザ エンジン上の 2 番めのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを指定するキーワード。 |
all |
(任意)指定されたコピー先コンフィギュレーション ファイルに設定全体をコピーすることを指定するキーワード。 |
デフォルト
コピー元またはコピー先のデバイスを指定しなかった場合、cd コマンドで指定されたものが使用されます。コピー先のファイル名を省略すると、コピー元のファイル名が使用されます。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
copy コマンドを使用すると、次の作業を行えます。
• システム イメージまたはコンフィギュレーション ファイルを TFTP または rcp サーバからフラッシュ デバイスにダウンロードします。
• システム イメージまたはコンフィギュレーション ファイルをフラッシュ デバイスから TFTP または rcp サーバにアップロードします。
• フラッシュ デバイス上あるいは TFTP または rcp サーバ上のコンフィギュレーション ファイルを使用してスイッチを設定します。
• 現在の設定をフラッシュ デバイスあるいは TFTP または rcp サーバにコピーします。
• 手動で ACL 設定をファイルにコピーします。
注意 手動コピーを使用できるのは、acl config が flash に設定されていて、auto-config append オプションをイネーブルにした場合のみです。append オプションをディセーブルにした場合は、auto-config ファイルを実行する前に設定はクリアされます。
set boot config-register auto-config コマンドを参照してください。
コピー元またはコピー先のデバイスを指定しなかった場合は、cd コマンドで指定されたデバイスが使用されます。コピー先のファイル名を省略すると、コピー元のファイル名が使用されます。
copy config、 copy cfg1 、および copy cfg2 コマンドでは、デフォルト以外のコマンドのみがコピー先コンフィギュレーション ファイルにコピーされます。キーワード all を使用すると、デフォルトとデフォルト以外の両方の設定がコピーされます。
コピー元またはコピー先のフラッシュ デバイスを指定しなかった場合は、デフォルト フラッシュ デバイス(cd コマンドで指定)が使用されます。 pwd コマンドを使用すると、現在のデフォルト フラッシュ デバイスが表示されます。コピー先のファイル名を省略すると、コピー元のファイル名が使用されます。
set system name コマンドを使用してシステム名を定義した場合、システムは sysname.cfg ファイルにイメージとコンフィギュレーション ファイルを保存します。そうでない場合は、デフォルトの myswitch.cfg ファイルが使用されます。
デバイスを指定したあとに、コロン(:)を入力する必要があります。
コピー元またはコピー先として flash キーワードを使用した場合は、フラッシュ デバイス名が要求されます。
同じタイプの複数のインテリジェント スイッチング モジュールにソフトウェア イメージをコピーする場合は、 flash キーワードをコピー先として使用します。スイッチは、コピー元イメージ ファイルのヘッダーに基づいて、どのモジュールにイメージをコピーするかを自動的に判別します。同じタイプの複数のモジュールを持つスイッチの 1 つのインテリジェント スイッチング モジュールにソフトウェア イメージをコピーする場合は、コピー先 file-id を m /bootflash: として(ファイル名の指定なしで)指定する必要があります。
例
次に、 copy コマンドを使用してスイッチ コンフィギュレーションを slot0 フラッシュ デバイス上の cat.cfg というファイルにアップロードする例を示します。
Console> (enable) copy config slot0:cat.cfg
Upload configuration to slot0:cat.cfg
649324 bytes available on device slot0, proceed (y/n) [n]? y
Configuration has been copied successfully. (10200 bytes)
次に、 copy コマンドを使用してスイッチ コンフィギュレーションを TFTP サーバ上の lab2.cfg というファイルにアップロードする例を示します。
Console> (enable) copy config tftp:lab2.cfg
IP address or name of remote host [172.20.22.7]? y
Upload configuration to tftp:lab2.cfg (y/n) [n]? y
Configuration has been copied successfully. (10299 bytes).
次に、 copy コマンドを使用してスイッチ コンフィギュレーションを slot0 フラッシュ デバイス上の cat.cfg ファイルにアップロードする例を示します。
Console> (enable) copy config flash
Flash device [bootflash]? slot0:
Name of file to copy to [test_image]? cat.cfg
Upload configuration to slot0:cat.cfg
749124 bytes available on device slot0, proceed (y/n) [n]? y
Configuration has been copied successfully. (200345 bytes).
次に、 copy コマンドを使用して TFTP サーバから設定をダウンロードする例をいくつか示します。
Console> (enable) copy slot0:cat.cfg config
Configure using slot0:cat.cfg (y/n) [n]? y
Finished download. (10900 bytes)
>> set password $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
>> set enablepass $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
Console> (enable) copy tftp config
IP address or name of remote host? 172.20.22.7
Name of configuration file? cat.cfg
Configure using cat.cfg from 172.20.22.7 (y/n) [n]? y
Finished network download. (10900 bytes)
>> set password $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
>> set enablepass $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
Console> (enable) copy flash config
Flash device [bootflash]?
Name of configuration file? test.cfg
Configure using bootflash:test.cfg (y/n) [n]? y
Finished download. (10900 bytes)
>> set password $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
>> set enablepass $1$FMFQ$HfZR5DUszVHIRhrz4h6V70
次に、rcp サーバに実行コンフィギュレーションをコピーして保存する例を示します。
Console> (enable) copy config rcp
IP address or name of remote host []? 172.20.52.3
Name of file to copy to []? cat6000_config.cfg
Upload configuration to rcp:cat6000_config.cfg, (y/n) [n]? y
Configuration has been copied successfully.
次に、rcp サーバからダウンロードしたコンフィギュレーション ファイルを使用して、Catalyst 6000 ファミリ スイッチを設定する例を示します。
Console> (enable) copy rcp config
IP address or name of remote host []? 172.20.52.3
Name of file to copy from []? dns-config.cfg
Configure using rcp:dns-config.cfg (y/n) [n]? y
Finished network download. (134 bytes)
>> set ip dns server 172.16.10.70 primary
172.16.10.70 added to DNS server table as primary server.
>> set ip dns server 172.16.10.140
172.16.10.140 added to DNS server table as backup server.
>> set ip dns domain corp.com
Default DNS domain name set to corp.com
次に、rcp サーバを使用して、リモート ホストからフラッシュにイメージをアップロードする例を示します。
Console> (enable) copy rcp flash
IP address or name of remote host []? 172.20.52.3
Name of file to copy from []? cat6000-sup-d.6-1-1.bin
Flash device [bootflash]?
Name of file to copy to [cat6000-sup-d.6-1-1.bin]?
4369664 bytes available on device bootflash, proceed (y/n) [n]? y
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
File has been copied successfully.
次に、スーパーバイザ エンジン上の最初のスタートアップ コンフィギュレーション ファイル(cfg1)に設定をダウンロードする例を示します。
Console> (enable) copy tftp cfg1
IP address or name of remote host [172.20.32.10]?
Name of file to copy from [/tftpboot/my.cfg]?
Download config file from /tftpboot/my.cfg to cfg1 (y/n) [n]?
File has been copied to cfg1.
次に、ACL 設定をブートフラッシュ ファイルに手動でコピーする例を示します。
Console> (enable) copy acl config bootflash:switchapp.cfg
Upload configuration to bootflash:dan.cfg
2843644 bytes available on device bootflash, proceed (y/n) [n]? y
Configuration has been copied successfully.
delete
コンフィギュレーション ファイルを削除するには、 delete コマンドを使用します。
delete [[ m/ ] device : ] filename
構文の説明
m/ |
(任意)フラッシュ デバイスが含まれるスーパーバイザ エンジンのモジュール番号。 |
device : |
(任意)フラッシュが存在するデバイス。 |
filename |
コンフィギュレーション ファイルの名前。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
使用上のガイドライン
デバイスを指定したあとに、コロン(:)を入力する必要があります。
例
次に、コンフィギュレーション ファイル cat6000-sup-d.5-5-1.bin をフラッシュ デバイスから削除し、 show flash コマンドの入力によって削除を確認する例を示します。
Console> (enable) delete bootflash:cat6000-sup-d.5-5-1.bin
Console> (enable) show flash
-#- ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1 .D ffffffff 5415406e 3300b8 25 3080247 Jan 12 2000 13:22:46 cat6000-sup-d.6-1-1.bin
2 .. ffffffff 762950d6 6234d0 25 3093399 Jan 13 2000 12:33:14 cat6000-sup-d.6-1-1.bin
1428272 bytes available (6173904 bytes used)
dev
スイッチで使用できるデバイス ID を表示するには、 dev コマンドを使用します。
dev
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常。
例
次に、 dev コマンドを使用する例を示します。
dir:ROM モニタ
指定されたデバイスのファイルを表示するには、 dir コマンドを使用します。
dir device
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常。
例
次に、 dir コマンドを使用する例を示します。
File size Checksum File name
65 bytes (0x41) 0xb49d clev/oddfile65
2229799 bytes (0x220627) 0x469e clev/sierra-k.Z
dir:スイッチ
フラッシュ メモリ デバイス上のファイル リストを表示するには、 dir コマンドを使用します。
dir [[ m/ ] device : ][ filename ] [all | deleted | long]
構文の説明
m/ |
(任意)フラッシュ デバイスが含まれるスーパーバイザ エンジンのモジュール番号。 |
device : |
(任意)フラッシュが存在するデバイス。 |
filename |
(任意)コンフィギュレーション ファイルの名前。 |
all |
(任意)削除されたどうかに関係なく、すべてのファイルを表示するキーワード。 |
deleted |
(任意)削除されたファイルのみ表示するキーワード。 |
long |
(任意)削除されていないファイルを長い形式で表示するキーワード。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
通常および特権。
使用上のガイドライン
デバイスを指定したあとに、コロン(:)を入力する必要があります。
all キーワードを指定すると、ファイル情報は長い形式で表示されます。
すべてのキーワード(all、deleted、 または long)を省略すると、ファイル情報は短い形式で表示されます。短い形式を 表 2-10 に示します。
表 2-10 短い形式
|
|
# |
ファイルのインデックス番号 |
length |
ファイルの長さ |
date/time |
ファイルが作成された日時 |
name |
ファイル名 |
キーワードの 1 つ(all、deleted、または long)を使用すると、ファイル情報は長い形式で表示されます。長い形式を 表 2-11 に示します。
表 2-11 長い形式
|
|
# |
ファイルのインデックス番号 |
ED |
ファイルにエラーが含まれるか(E)、ファイルが 削除されたか(D)を示す文字 |
type |
ファイル タイプ(1 = コンフィギュレーション ファイル、2 = イメージ ファイル)。ファイル タイプが不明な場合は、このフィールドにゼロまたは FFFFFFFF が表示されます |
crc |
ファイル巡回冗長検査 |
seek |
次のファイルのファイル システムへのオフセット |
nlen |
ファイル名の長さ |
length |
ファイルの長さ |
date/time |
ファイルが作成された日時 |
name |
ファイル名 |
例
次に、ファイル情報を短い形式で表示する例を示します。
-#- -length- -----date/time------ name
1 6061822 Mar 03 2000 15:42:49 cat6000-sup.6-1-1.bin
2 6165044 Mar 13 2000 14:40:15 cat6000-sup.5-5-1.bin
3763660 bytes available (12227124 bytes used)
次に、ファイル情報を長い形式で表示する例を示します。
Console> (enable) dir long
-#- ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1 .. ffffffff f3a3e7c1 607f80 24 6061822 Mar 03 2000 15:42:49 cat6000-sup.
2 .. ffffffff aa825ac6 be9234 24 6165044 Mar 13 2000 14:40:15 cat6000-sup.
3763660 bytes available (12227124 bytes used)
disable
特権モードから通常モードに戻るには、 disable コマンドを使用します。
disable
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権。
例
次に、通常モードに戻る例を示します。
Console> (enable) disable