DLP D300 ~ D399
DLP-D300 MS-SPRing スパンのロックアウトのクリア
目的 |
この作業では、Multiplex Section-Shared Protection Ring(MS-SPRing)スパンのロックアウトをクリアします。ロックアウトでは、すべてのトラフィックを切り替えてスパンから外します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D299 MS-SPRing スパンのロックアウト開始」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 スパンのロックアウト中、トラフィックは保護されません。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing を選択して、 Edit をクリックします。
ヒント アイコンを新しい場所へ移動して MS-SPRing チャネル(ポート)の情報を見やすくするといったような場合は、Edit MS-SPRing のネットワーク図でアイコンをクリックし、Ctrl キーを押したままアイコンを新しい場所にドラッグします。
ステップ 4 ロックアウトを解除する MS-SPRing ノード チャネル(ポート)を右クリックして、 Set West Protection Operation または Set East Protection Operation を選択します。
ステップ 5 ダイアログボックス内で、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。 OK をクリックします。
ステップ 6 Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 7 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D301 MS-SPRing 手動リング切り替えの開始
目的 |
この作業では、MS-SPRing 手動リング切り替えを実行します。手動リング切り替えでトラフィックがスパンから切り替わるのは、高優先度の切り替え(強制またはロックアウト)がなく、しかも Signal Degrade(SD)状態でも Signal Failure(SF)状態でもない場合です。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing を選択して、 Edit をクリックします。
ヒント アイコンを新しい場所へ移動して MS-SPRing チャネル(ポート)の情報を見やすくするといったような場合は、Edit MS-SPRing のネットワーク図でアイコンをクリックし、Ctrl キーを押したままアイコンを新しい場所にドラッグします。
ステップ 4 任意の MS-SPRing ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウエスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
(注) ノード アイコン上の四角形は、MS-SPRing の現用チャネルと保護チャネルを表しています。どちらのチャネルも右クリックできます。4 ファイバ MS-SPRing の場合、四角形はポートを表します。いずれかの現用ポートを右クリックします。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから MANUAL RING を選択します。 OK をクリックします。
ステップ 6 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 7 チャネル(ポート)に手動リングを表す文字「M」が表示されていることを確認します。手動切り替えが起動されたノード間のスパン ラインがパープルに変わり、他のすべてのノード間のスパン ラインがグリーンに変わっていることも確認します。これにより、手動切り替えが実行されたことを確認できます。
ステップ 8 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D303 MS-SPRing 強制リング切り替えの開始
目的 |
この作業では、MS-SPRing で強制リング保護の切り替えを実行します。強制リング切り替えでトラフィックが切り替わってスパンから外れるのは、スパンに SD、SF、またはロックアウト切り替えがない場合です。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 強制リング保護の切り替え中は、トラフィックは保護されません。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 Edit をクリックします。
ステップ 4 次の手順を実行して、ウエスト ラインに強制切り替えを適用します。
a. MS-SPRing トラフィックを切り替えるウエスト MS-SPRing ポートを右クリックして、 Set West Protection Operation を選択します(図20-1)。
(注) ノード アイコンが重なっている場合は、アイコンを別の場所にドラッグ アンド ドロップします。MS-SPRing のノード アイコンはネットワーク ビューのノード アイコンの位置に基づいているため、ネットワーク ビューに戻ってネットワーク ノード アイコンの位置を変更することもできます。
(注) 2 ファイバ MS-SPRing の場合、ノード アイコンの四角形は、MS-SPRing の現用チャネルと保護チャネルを表します。どちらのチャネルも右クリックできます。4 ファイバ MS-SPRing の場合、四角形はポートを表します。いずれかの現用ポートを右クリックします。
図20-1 3 ノード MS-SPRing での保護操作の呼び出し
b. Set West Protection Operation で、ドロップダウン リストから FORCE RING を選択します。 OK をクリックします。
c. 表示される 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワークの図では、保護切り替えを呼び出した現用 MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制されたトラフィックを反映して、スパン ラインの色が変わります。グリーンのスパン ラインは新しい MS-SPRing パスを示し、保護切り替えの間、ラインはパープルになります。
強制切り替えを行うと、FORCED-REQ-RING や WKSWPR など、いくつかの状態が生成されます。
ステップ 5 次の手順を実行して、イースト ラインに強制切り替えを適用します。
a. イースト MS-SPRing ポートを右クリックして、 Set East Protection Operation を選択します。
(注) ノード アイコンが重なっている場合は、アイコンを別の場所にドラッグ アンド ドロップします。MS-SPRing ノードのアイコンはネットワーク ビューのノード アイコンの位置に基づいているため、ネットワーク ビューに戻ってネットワーク ノード アイコンの位置を変更することもできます。
(注) 2 ファイバ MS-SPRing の場合、ノード アイコンの四角形は、MS-SPRing の現用チャネルと保護チャネルを表します。どちらのチャネルも右クリックできます。4 ファイバ MS-SPRing の場合、四角形はポートを表します。いずれかの現用ポートを右クリックします。
b. Set East Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE RING を選択します。 OK をクリックします。
c. 表示される 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワークの図では、保護切り替えを呼び出した現用 MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制されたトラフィックを反映して、スパン ラインの色が変わります。グリーンのスパン ラインは新しい MS-SPRing パスを示し、保護切り替えの間、ラインはパープルになります。
強制切り替えを行うと、FORCED-REQ-RING や WKSWPR など、いくつかの状態が生成されます。
ステップ 6 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D309 イーサネット MAC アドレス テーブルの表示
目的 |
この作業では、E シリーズ イーサネット カードが取り付けられているすべてのノードについて、イーサネットの MAC(メディア アクセス制御)アドレス テーブルを表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、Maintenance > Ether Bridge > MAC Table タブをクリックします。
ステップ 2 Layer 2 Domain フィールドで適切な E シリーズ イーサネット カードを選択します。
ステップ 3 Retrieve ボタンをクリックします。
MAC アドレス テーブルの情報が表示されます。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D310 イーサネット トランクの使用状況の表示
目的 |
この作業では、画面のビューを変更して、選択したカードのイーサネット トランクについて、その帯域幅の使用状況を表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、Maintenance > Ether Bridge > Trunk Utilization タブをクリックします。
ステップ 2 Interval フィールドで時間間隔を選択します。
ステップ 3 Refresh をクリックします。
現在と前回の時間間隔のトランク使用情報が表示されます。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D311 半回線の始点と終点のプロビジョニング:MS-SPRing または 1+1 ノード
目的 |
この作業では、MS-SPRing または 1+1 ノードで半回線の始点と終点をプロビジョニングします。半回線を使用すると、一部のパス(回線の一端)をプロビジョニングできます。たとえば、パスの完成をあと回しにしたり、別の位置で行えるように回線をプロビジョニングできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 この作業は、「D139 MS-SPRing または 1+1 ノードでの半回線の作成」の一部としてのみ実行できます。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから半回線を含むノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点になるカードが取り付けられているスロットを選択します。
ステップ 3 Port ドロップダウン リストから回線の始点になるポートを選択します。ステップ 2 で選択したカードによっては、このフィールドが使用できないこともあります。
ステップ 4 次のいずれかを行います。
• 低次 VC12 回線の場合は、VC4、TUG3、TUG2、および VC12 を選択します。
• 低次 VC11 回線の場合は、VC4、TUG3、TUG2、および VC11 を選択します。
• 低次 VC3 回線の場合は、VC4 および VC3 を選択します。
• 高次回線の場合は、VC4 を選択します。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 Node ドロップダウン リストから ステップ 1 で選択したノードを選択します。
ステップ 7 Slot ドロップダウン リストから、光伝送に低次 VC3、VC11、または VC12 回線をマップする STM-N カードを選択するか、Synchronous Transport Module(STM)に VC4 回線をマップする STM-N カードを選択します。
ステップ 8 表示されたドロップダウン リストから終点を選択します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D312 半回線の始点と終点のプロビジョニング:SNCP リング
目的 |
この作業では、Subnetwork Connection Protection(SNCP)リングで、半回線の始点と終点をプロビジョニングします。半回線を使用すると、一部のパス(回線の一端)をプロビジョニングできます。たとえば、パスの完成をあと回しにしたり、別の位置で行えるように回線をプロビジョニングできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 この作業は、「D140 SNCP リング ノードでの半回線の作成」の一部としてのみ実行できます。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから半回線を含むノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点になるカードが取り付けられているスロットを選択します。
ステップ 3 Port ドロップダウン リストから回線の始点になるポートを選択します。ステップ 2 で選択したカードによっては、このフィールドが使用できないこともあります。
ステップ 4 次のいずれかを行います。
• 低次 VC12 回線の場合は、VC4、TUG3、TUG2、および VC12 を選択します。
• 低次 VC11 回線の場合は、VC4、TUG3、TUG2、および VC11 を選択します。
• 低次 VC3 回線の場合は、VC4 および VC3 を選択します。
• 高次回線の場合は、VC4 を選択します。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 Node ドロップダウン リストから ステップ 1 で選択したノードを選択します。
ステップ 7 Slot ドロップダウン リストから、光伝送に低次 VC3、VC11、または VC12 回線をマップする STM-N カードを選択するか、STM に VC4 回線をマップする STM-N カードを選択します。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 表示されたドロップダウン リストから、終点の VC4、TUG3、TUG2、および VC12 を選択します。
ステップ 10 Use Secondary Destination をオンにして、ステップ 1 ~ 9 を繰り返します。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D314 ポートへの名前の割り当て
ステップ 1 ノード ビューで、プロビジョニングするポートがあるカードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 名前を割り当てるポートの Port Name カラムをクリックして、ポート名を入力します。
ポート名は 32 文字以下の英数字または特殊文字で指定します。デフォルトではブランクです。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D315 ユーザのログアウト:単一ノード
目的 |
この作業では、単一ノードからユーザをログアウトします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Active Logins タブをクリックします。
ステップ 2 ログアウトするユーザを選択して、 Logout をクリックします。
ステップ 3 ユーザをロックアウトする場合は、Logout User ダイアログボックスで Lockout before Logout をオンにします。これにより、ログアウト後のログインが、Policy タブで設定したユーザ ロックアウト パラメータに基づいて防止されます。ユーザは、スーパーユーザが手動でロックを解除するか、または Lockout Duration フィールドで指定した時間が過ぎるまでロックアウトされます。詳細については、「D271 ノード セキュリティ ポリシーの変更:単一ノード」を参照してください。
ステップ 4 OK をクリックします。
ステップ 5 Yes をクリックして、ログアウトを確認します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D316 ユーザのログアウト:複数ノード
目的 |
この作業では、複数ノードからユーザをログアウトします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > Security > Active Logins タブをクリックします。
ステップ 3 ログアウトするユーザを選択します。
ステップ 4 Logout をクリックします。
ステップ 5 Logout User ダイアログボックスで、そのユーザをログアウトさせるノードにチェックを付けます。
ステップ 6 ユーザをログアウトの前にロックアウトする場合は、Logout User ダイアログボックスで Lockout before Logout をオンにします。これにより、ログアウト後のログインが、Policy タブで設定したユーザ ロックアウト パラメータに基づいて防止されます。ユーザは、スーパーユーザが手動でロックを解除するか、または Lockout Duration フィールドで指定した時間が過ぎるまでロックアウトされます。詳細については、「D272 ノード セキュリティ ポリシーの変更:複数ノード」を参照してください。
ステップ 7 Select Applicable Nodes 領域で、ユーザの設定を変更しないノードのチェックを解除します(デフォルトでは、すべてのネットワーク ノードが選択されています)。
ステップ 8 OK をクリックします。
ステップ 9 User Change ダイアログボックスで、 OK をクリックします。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D318 低次 VC3 回線の始点と終点のプロビジョニング
(注) Circuit Source ダイアログボックスで特定の回線作成手順に従って回線プロパティを選択すると、回線の始点をプロビジョニングする準備ができます。
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから、始点となるノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点となる E3-12 カードまたは DS3i-N-12 カードが入っているスロットを選択します。光伝送の場合は、STM-N カードを選択して VC3 を VC4 にマップすることもできます。図20-2 に、E3-12 カードを回線の始点にする例を示します。
図20-2 E3-12 カードでの回線の始点の定義
ステップ 3 Port ドロップダウン リストからポートを選択します。
ステップ 4 VC4 ドロップダウン リストから VC4 を選択します。
ステップ 5 VC3 ドロップダウン リストから VC3 を選択します。
ステップ 6 セカンダリ始点を作成する場合は(マルチベンダー SNCP リングにおける SNCP リング ブリッジまたはセレクタ回線の入り口ポイントなど)、 Use Secondary Source をクリックし、ステップ 1 ~ 5 を繰り返してセカンダリ始点を定義します。セカンダリ始点を作成する必要がない場合は、ステップ 7 へ進みます。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 Node ドロップダウン リストから、宛先(終端)ノードを選択します。
ステップ 9 Slot ドロップダウン リストから、終点カードのあるスロットを選択します。終点は、通常 E3 カードまたは DS3 カードです。ただし、光伝送の場合は、STM-N カードを選択して、VC3 を VC4 にマップすることもできます。
ステップ 10 ステップ 2 で選択したカードに対応して表示される宛先ポート選択用のドロップダウン リストから、終点カードに合った宛先ポートを選択します。有効なオプションのリストは、 表6-2 を参照してください。Cisco Transport Controller(CTC)では、他の回線ですでに使用されているポート、VC4、または VC3 は表示されません。
(注) 同じネットワークで作業している 2 人のユーザが、同じポート、VC4、または VC3 を同時に選択した場合は、一方のユーザに [Path in Use] のエラーが表示され、回線を完成させることができません。回線が PARTIAL になった方のユーザは、新しい宛先パラメータを選択する必要があります。
ステップ 11 セカンダリ終点を作成する場合は(マルチベンダー SNCP リングにおける SNCP リング ブリッジまたはセレクタ回線の出口ポイントなど)、 Use Secondary Destination をクリックし、ステップ 8 ~ 10 を繰り返してセカンダリ終点を定義します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D319 ONS 15454 SDH にクラフト接続するための Solaris ワークステーションの設定
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH へクラフト接続するように Solaris ワークステーションを設定します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D278 CTC 用コンピュータのセットアップ」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 root ユーザとしてワークステーションにログインします。
ステップ 2 次のように入力して、インターフェイスがプラミングされていることを確認します。
たとえば、次のようになります。
インターフェイスがプラミングされている場合は、次のようなメッセージが表示されます。
hme1:flags=1000842<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4>mtu 1500 index 2 inet 0.0.0.0 netmask 0
このようなメッセージが表示されたら、ステップ 4 へ進みます。
インターフェイスがプラミングされていない場合は、次のようなメッセージが表示されます。
ifconfig: status: SIOCGLIFFLAGS: hme1: no such interface.
このようなメッセージが表示されたら、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 次のように入力して、インターフェイスをプラミングします。
たとえば、次のようになります。
ステップ 4 次のように入力して、インターフェイス上に IP アドレスを設定します。
# ifconfig interface ip-address netmask netmask up
たとえば、次のように入力します。
# ifconfig hme0 192.1.0.3 netmask 255.255.255.0 up
(注) ONS 15454 SDH の IP アドレスと同じ IP アドレスを入力します(ただし、最後のオクテットを除く)。最後のオクテットは必ず 1 または 3 ~ 254 でなければなりません。
ステップ 5 Subnet Mask フィールドに 255.255.255.0 と入力します。Provisioning > Network > General > Gateway Settings で Enable Socks Proxy on Port および External Network Element(ENE)のチェックボックスをオンにした場合はこの手順は省略します。
ステップ 6 接続をテストします。
a. Netscape Navigator を起動します。
b. Web アドレス(URL)のフィールドに Cisco ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。接続が確立されると、Java Console ウィンドウ、CTC キャッシング メッセージ、および Cisco Transport Controller Login ダイアログボックスが表示されます。このあと、「D60 CTC へのログイン」 のステップ 2 へ進んでログインを実行します。Login ダイアログボックスが表示されない場合は、ステップ c と d を実行してください。
c. プロンプトが表示されたら、次のように入力します。
ping ONS-15454-SDH-IP-address
たとえば、デフォルト IP アドレスが 192.1.0.2 の ONS 15454 SDH に接続する場合は、次のように入力します。
ワークステーションが ONS 15454 SDH に接続されている場合は、次のようなメッセージが表示されます。
(注) Provisioning > Network > General > Gateway Settings で Enable Socks Proxy on Port および External Network Element(ENE)のチェックボックスをオンにした場合はこの手順は省略します。
d. CTC からの応答がない場合は、[Request timed out](Windows)メッセージまたは [no answer from x.x.x.x ](UNIX)メッセージが表示されます。IP とサブネット マスクに関する情報を確認します。ワークステーションと ONS 15454 SDH との間を接続しているケーブルが確実に取り付けられていることを確認します。次のように入力して、リンクの状態を確認します。
# ndd -set /dev/device instance 0
# ndd -get /dev/device link_status
たとえば、次のようになります。
# ndd -set /dev/hme instance 0
# ndd -get /dev/hme link_status
結果が「1」の場合は、このリンクが稼働しています。結果が「0」の場合は、このリンクが稼働していません。
(注) ndd については、マニュアル ページを確認してください。たとえば、プロンプトに対して man ndd と入力します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D321 FMEC カバーのオープン
目的 |
この作業では、Front Mount Electrical Connection(FMEC)カバーを開けます。 |
工具/機器 |
中型スロット ヘッド ネジ用ドライバ |
事前準備手順 |
「D8 前面キャビネット コンパートメント(扉)のオープン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 FMEC カバーのネジを外します(図20-3)。
図20-3 FMEC カバーからのネジの取り外し
ステップ 2 取っ手をつかんで、カバーを手前に引き出します。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D322 FMEC カバーの取り外し
目的 |
この作業では、FMEC カバーを取り外します。 |
工具/機器 |
中型スロット ヘッド ネジ用ドライバ |
事前準備手順 |
「D321 FMEC カバーのオープン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 シェルフにアース線を留めているナットを緩めて取り外します。ナットだけでなくワッシャも取り外します。
ステップ 2 シェルフの左側からアース線を取り外します。
ステップ 3 ヒンジロック バネの右側を引っぱります(図20-4)。
図20-4 ONS 15454 SDH FMEC カバーの取り外し
ステップ 4 ヒンジのピンからカバーを取り外します。
ステップ 5 ヒンジの左のピンから注意してカバーを取り外します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D324 MIC-A/P へのアラーム ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、MIC-A/P FMEC にアラーム ケーブルを取り付けることにより、外部(環境)アラームをプロビジョニングして Alarm Interface Controller-International(AIC-I)カードを制御できるようにします。 |
工具/機器 |
DB-62 コネクタ 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)の線 |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)の線を使用して、アラーム ケーブルと制御線を DB-62 コネクタの適切なピンに接続します。 表20-1 に、ピン コネクタ、信号名、および機能の一覧を示します。
表20-1 アラーム ピンの割り当て
|
|
|
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1 |
ALMCUTOFF- |
アラーム遮断 |
ホワイト/ブルー |
2 |
ALMCUTOFF+ |
アラーム遮断 |
ブルー/ホワイト |
3 |
ALMINP0- |
アラーム入力ペア番号 1 |
ホワイト/オレンジ |
4 |
ALMINP0+ |
アラーム入力ペア番号 1 |
オレンジ/ホワイト |
5 |
ALMINP1- |
アラーム入力ペア番号 2 |
ホワイト/グリーン |
6 |
ALMINP1+ |
アラーム入力ペア番号 2 |
グリーン/ホワイト |
7 |
ALMINP2- |
アラーム入力ペア番号 3 |
ホワイト/ブラウン |
8 |
ALMINP2+ |
アラーム入力ペア番号 3 |
ブラウン/ホワイト |
9 |
ALMINP3- |
アラーム入力ペア番号 4 |
ホワイト/グレー |
10 |
ALMINP3+ |
アラーム入力ペア番号 4 |
グレー/ホワイト |
11 |
EXALM0- |
予備アラーム 0 |
レッド/ブルー |
12 |
EXALM0+ |
予備アラーム 0 |
ブルー/レッド |
13 |
FGND |
アース |
― |
14 |
EXALM1- |
予備アラーム 1 |
レッド/オレンジ |
15 |
EXALM1+ |
予備アラーム 1 |
オレンジ/レッド |
16 |
EXALM2- |
予備アラーム 2 |
レッド/グリーン |
17 |
EXALM2+ |
予備アラーム 2 |
グリーン/レッド |
18 |
EXALM3- |
予備アラーム 3 |
レッド/ブラウン |
19 |
EXALM3+ |
予備アラーム 3 |
ブラウン/レッド |
20 |
EXALM4- |
予備アラーム 4 |
レッド/グレー |
21 |
EXALM4+ |
予備アラーム 4 |
グレー/レッド |
22 |
EXALM5- |
予備アラーム 5 |
ブラック/ブルー |
23 |
EXALM5+ |
予備アラーム 5 |
ブルー/ブラック |
24 |
EXALM6- |
予備アラーム 6 |
ブラック/オレンジ |
25 |
EXALM6+ |
予備アラーム 6 |
オレンジ/ブラック |
26 |
FGND |
アース |
― |
27 |
EXALM7- |
予備アラーム 7 |
ブラック/グリーン |
28 |
EXALM7+ |
予備アラーム 7 |
グリーン/ブラック |
29 |
EXALM8- |
予備アラーム 8 |
ブラック/ブラウン |
30 |
EXALM8+ |
予備アラーム 8 |
ブラウン/ブラック |
31 |
EXALM9- |
予備アラーム 9 |
ブラック/グレー |
32 |
EXALM9+ |
予備アラーム 9 |
グレー/ブラック |
33 |
EXALM10- |
予備アラーム 10 |
イエロー/ブルー |
34 |
EXALM10+ |
予備アラーム 10 |
ブルー/イエロー |
35 |
EXALM11- |
予備アラーム 11 |
イエロー/オレンジ |
36 |
EXALM11+ |
予備アラーム 11 |
オレンジ/イエロー |
37 |
ALMOUP0- |
ノーマル オープン出力ペア番号 1 |
ホワイト/ブルー |
38 |
ALMOUP0+ |
ノーマル オープン出力ペア番号 1 |
ブルー/ホワイト |
39 |
FGND |
アース |
― |
40 |
ALMOUP1- |
ノーマル オープン出力ペア番号 2 |
ホワイト/オレンジ |
41 |
ALMOUP1+ |
ノーマル オープン出力ペア番号 2 |
オレンジ/ホワイト |
42 |
ALMOUP2- |
ノーマル オープン出力ペア番号 3 |
ホワイト/グリーン |
43 |
ALMOUP2+ |
ノーマル オープン出力ペア番号 3 |
グリーン/ホワイト |
44 |
ALMOUP3- |
ノーマル オープン出力ペア番号 4 |
ホワイト/ブラウン |
45 |
ALMOUP3+ |
ノーマル オープン出力ペア番号 4 |
ブラウン/ホワイト |
46 |
AUDALM0- |
ノーマル オープン マイナー可聴アラーム |
ホワイト/グレー |
47 |
AUDALM0+ |
ノーマル オープン マイナー可聴アラーム |
グレー/ホワイト |
48 |
AUDALM1- |
ノーマル オープン メジャー可聴アラーム |
レッド/ブルー |
49 |
AUDALM1+ |
ノーマル オープン メジャー可聴アラーム |
ブルー/レッド |
50 |
AUDALM2- |
ノーマル オープン クリティカル可聴アラーム |
レッド/オレンジ |
51 |
AUDALM2+ |
ノーマル オープン クリティカル可聴アラーム |
オレンジ/レッド |
52 |
FGND |
アース |
― |
53 |
AUDALM3- |
ノーマル オープン リモート可聴アラーム |
レッド/グリーン |
54 |
AUDALM3+ |
ノーマル オープン リモート可聴アラーム |
グリーン/レッド |
55 |
VISALM0- |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
レッド/ブラウン |
56 |
VISALM0+ |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
ブラウン/レッド |
57 |
VISALM1- |
ノーマル オープン メジャー可視アラーム |
レッド/グレー |
58 |
VISALM1+ |
ノーマル オープン メジャー可視アラーム |
グレー/レッド |
59 |
VISALM2- |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
ブラック/ブルー |
50 |
VISALM2+ |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
ブルー/ブラック |
61 |
VISALM3- |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
ブラック/オレンジ |
62 |
VISALM3+ |
ノーマル オープン マイナー可視アラーム |
オレンジ/ブラック |
ステップ 2 ローカル サイトの規則に従って、アラーム線および制御線のもう一方の端を接続します。
ステップ 3 DB-62 コネクタを、MIC-A/P の前面プレートにある ALARM IN/OUT コネクタに接続します。
ステップ 4 アラーム ケーブルのコネクタのネジを締めます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D325 MIC-C/T/P へのタイミング ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、MIC-C/T/P FMEC にタイミング ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
MIC-C/T/P 側に 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタが付いた 75 Ω 同軸ケーブル |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタ付き同軸ケーブルを使用して、MIC-C/T/P FMEC の前面プレートの適切なコネクタにクロック ケーブルを接続します。
ステップ 2 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタ付きケーブルを、前面プレートの 1.0/2.3 ミニチュア同軸ケーブル コネクタにカチッと音がするまでゆっくりとスライドして押し込みます。
MIC-C/T/P には、タイミングの入力と出力に使用される 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタが付いています。上部コネクタは「A」(BITS-1)タイミング用で、下部のコネクタは「B」(BITS-2)タイミング用です。どちらの場合も、左側のコネクタが入力コネクタで、右側のコネクタが出力コネクタです。タイミング用の入力コネクタは、終端が 75 Ω になっています。タイミング クロックを 75 Ω から 100/120 Ω に変換するシステム ケーブルが用意されています。 表20-2 にMIC-C/T/P のピン割り当てを示します。
表20-2 MIC-C/T/P クロック コネクタのピン割り当て
|
|
IN 1 |
外部装置からの入力 |
OUT 1 |
外部装置への出力 |
IN 2 |
外部装置からの入力 |
OUT 2 |
外部装置への出力 |
高インピーダンス オプション(> 3キロ Ω 以上)は、MIC-C/T/P FMEC 上のジャンパによって実現できます。上部のタイミング入力を高インピーダンスに変更する場合は、MIC-C/T/P FMEC の P3 のジャンパを取り外します。下部のタイミング入力を高インピーダンスに変更する場合は、MIC-C/T/P FMEC の P2 のジャンパを取り外します。
(注) タイミング基準のプロビジョニングの詳細は、「ITU-T G.813」を参照してください。
ステップ 3 ケーブルのもう一方の端を、 表20-2 に従ってタイミング信号の外部ソースに接続します。
ステップ 4 必要なケーブルごとにステップ 3 を繰り返します。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D326 MIC-C/T/P への LAN ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、MIC-C/T/P FMEC に LAN ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
標準の CAT-5 Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)イーサネット ケーブル(Data Terminal Equipment [DTE; データ端末装置] にはストレート ケーブル、Data Circuit-Terminating Equipment [DCE; データ回線終端装置] にはクロス ケーブルを使用) または RJ-45 コネクタ RJ-45 コネクタ用の圧着工具 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)線(CAT-5 UTP を推奨) |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) 必要であれば、MIC-C/T/P の LAN 接続ポートではなく、TCC2/TCC2P カードの LAN 接続ポートを使用することもできます。MIC-C/T/P 接続または TCC2/TCC2P カード接続のどちらかを使用してください。MIC-C/T/P の LAN 接続ポートと TCC2/TCC2P カードの LAN 接続ポートを同時に使用することはできません。ただし、TCC2/TCC2P カードに直接接続しているコンピュータが同じ LAN に接続していない場合に限って、MIC-C/T/P の LAN 接続ポートが使用されているときにコンピュータから TCC2/TCC2P の LAN 接続ポートに直接接続することができます。
ステップ 1 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)の線または CAT-5 UTP イーサネット ケーブルを使用し、 表20-3 に従って RJ-45 コネクタに線を接続して圧着します。
表20-3 LAN ピンの割り当て
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|
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|
LAN 1 DCE に接続 (ハブまたはスイッチ) クロス イーサネット ケーブル |
1 |
3 |
PNMSRX+ ホワイト/グリーン |
2 |
6 |
PNMSRX- グリーン |
3 |
1 |
PNMSTXホワイト/オレンジ |
4 |
4 |
― |
5 |
5 |
― |
6 |
2 |
PNMSTX- オレンジ |
7 |
7 |
― |
8 |
8 |
― |
LAN 1 DTE に接続 (PC/ワークステーションまたはルータ) ストレート イーサネット ケーブル |
1 |
1 |
PNMSRX+ ホワイト/グリーン |
2 |
2 |
PNMSRX- グリーン |
3 |
3 |
PNMSTX+ ホワイト/オレンジ |
4 |
4 |
― |
5 |
5 |
― |
6 |
6 |
PNMSTX- オレンジ |
7 |
7 |
― |
8 |
8 |
― |
ステップ 2 コネクタを LAN 接続点にプラグインします。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D328 75 Ω E-3 または STM-1 同軸ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、75 Ω 同軸ケーブルを FMEC-E3/DS3、および FMEC STM1E 1:1 カードに取り付けます。また、E1-75/120 変換パネルにも 75 Ω 同軸ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタ付き 75 Ω 同軸ケーブル |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタ付き同軸ケーブルを使用して、FMEC の前面プレートにある適切なコネクタに同軸ケーブルを接続します。
ステップ 2 1.0/2.3 ミニチュア同軸コネクタ付きケーブルを、前面プレートの 1.0/2.3 ミニチュア同軸ケーブル コネクタにカチッと音がするまでゆっくりとスライドして押し込みます。
ステップ 3 ケーブルのもう一方の端を、信号の外部ソースまたはシンクに接続します。
ステップ 4 必要なケーブルごとにステップ 3 を繰り返します。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D330 Molex 96 ピン LFH コネクタ付き 120 Ω E-1 ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、FMEC E1-120NP、FMECE1-120PROA、および FMEC E1-120PROB カードに 120 Ω E-1 ケーブルを取り付けます。また、E1-75/120 変換パネルにも 120 Ω E-1 ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
Molex 96 ピン LFH コネクタ付きツイストペア ケーブル |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 シスコから Molex 96 ピン LFH コネクタ付きのケーブルを入手して、オス型コネクタを接続先の FMEC カードにあるメス型コネクタに接続します。
ポート 1 ~ 21 に対する E-1 96 ピン コネクタと外部の平衡型 120 Ω E-1 インターフェイスとの接続は、 表20-4 に従って行ってください。
表20-4 ポート 1 ~ 21 の E-1 インターフェイスのピン割り当て
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|
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|
|
1 |
TX 11 N |
ホワイト - ブルー |
25 |
RX 11 N |
ホワイト - ブルー |
49 |
TX 21 N |
ブラック - オレンジ |
73 |
RX 21 N |
ブラック - オレンジ |
2 |
TX 11 P |
ブルー - ホワイト |
26 |
RX 11 P |
ブルー - ホワイト |
50 |
TX 21 P |
オレンジ - ブラック |
74 |
RX 21 P |
オレンジ - ブラック |
3 |
TX 10 N |
ホワイト - オレンジ |
27 |
RX 10 N |
ホワイト - オレンジ |
51 |
TX 20 N |
ブラック - グリーン |
75 |
RX 20 N |
ブラック - グリーン |
4 |
TX 10 P |
オレンジ - ホワイト |
28 |
RX 10 P |
オレンジ - ホワイト |
52 |
TX 20 P |
グリーン - ブラック |
76 |
RX 20 P |
グリーン - ブラック |
5 |
TX 9 N |
グリーン - ホワイト |
29 |
RX 9 N |
グリーン - ホワイト |
53 |
TX 19 N |
ブラウン - ブラック |
77 |
RX 19 N |
ブラウン - ブラック |
6 |
TX 9 P |
ホワイト - グリーン |
30 |
RX 9 P |
ホワイト - グリーン |
54 |
TX 19 P |
ブラウン - ブラック |
78 |
RX 19 P |
ブラウン - ブラック |
7 |
TX 8 N |
ホワイト - ブラウン |
31 |
RX 8 N |
ホワイト - ブラウン |
55 |
TX 18 N |
ブラック - ブルーグレー |
79 |
RX 18 N |
ブラック - ブルーグレー |
8 |
TX 8 P |
ブラウン - ホワイト |
32 |
RX 8 P |
ブラウン - ホワイト |
56 |
TX 18 P |
ブルーグレー - ブラック |
80 |
RX 18 P |
ブルーグレー - ブラック |
9 |
TX 7 N |
ホワイト - ブルーグレー |
33 |
RX 7 N |
ホワイト - ブルーグレー |
57 |
TX 17 N |
イエロー - ブルー |
81 |
RX 17 N |
イエロー - ブルー |
10 |
TX 7 P |
ブルーグレー - ホワイト |
34 |
RX 7 P |
ブルーグレー - ホワイト |
58 |
TX 17 P |
ブルー - イエロー |
82 |
RX 17 P |
ブルー - イエロー |
11 |
TX 6 N |
レッド - ブルー |
35 |
RX 6 N |
レッド - ブルー |
59 |
TX 16 N |
イエロー - オレンジ |
83 |
RX 16 N |
イエロー - オレンジ |
12 |
TX 6 P |
ブルー - レッド |
36 |
RX 6 P |
ブルー - レッド |
60 |
TX 16 P |
オレンジ - イエロー |
84 |
RX 16 P |
オレンジ - イエロー |
13 |
TX 5 N |
レッド - オレンジ |
37 |
RX 5 N |
レッド - オレンジ |
61 |
TX 15 N |
イエロー - グリーン |
85 |
RX 15 N |
イエロー - グリーン |
14 |
TX 5 P |
オレンジ - レッド |
38 |
RX 5 P |
オレンジ - レッド |
62 |
TX 15 P |
グリーン - イエロー |
86 |
RX 15 P |
グリーン - イエロー |
15 |
TX 4 N |
レッド - グリーン |
39 |
RX 4 N |
レッド - グリーン |
63 |
TX 14 N |
イエロー - ブラウン |
87 |
RX 14 N |
イエロー - ブラウン |
16 |
TX 4 P |
グリーン - レッド |
40 |
RX 4 P |
グリーン - レッド |
64 |
TX 14 P |
ブラウン - イエロー |
88 |
RX 14 P |
ブラウン - イエロー |
17 |
TX 3 N |
レッド - ブラウン |
41 |
RX 3 N |
レッド - ブラウン |
65 |
TX 13 N |
イエロー - ブルーグレー |
89 |
RX 13 N |
イエロー - ブルーグレー |
18 |
TX 3 P |
ブラウン - レッド |
42 |
RX 3 P |
ブラウン - レッド |
66 |
TX 13 P |
ブルーグレー - イエロー |
90 |
RX 13 P |
ブルーグレー - イエロー |
19 |
TX 2 N |
レッド - ブルーグレー |
43 |
RX 2 N |
レッド - ブルーグレー |
67 |
TX 12 N |
バイオレット - ブルー |
91 |
RX 12 N |
バイオレット - ブルー |
20 |
TX 2 P |
ブルーグレー - レッド |
44 |
RX 2 P |
ブルーグレー - レッド |
68 |
TX 12 P |
ブルー - バイオレット |
92 |
RX 12 P |
ブルー - バイオレット |
21 |
TX 1 N |
ブラック - ブルー |
45 |
RX 1 N |
ブラック - ブルー |
69 |
― |
― |
93 |
― |
― |
22 |
TX 1 P |
ブルー - ブラック |
46 |
RX 1 P |
ブルー - ブラック |
70 |
― |
― |
94 |
― |
― |
23 |
― |
― |
47 |
― |
― |
71 |
― |
― |
95 |
― |
― |
24 |
― |
― |
48 |
― |
― |
72 |
― |
― |
96 |
― |
― |
ポート 22 ~ 42 に対する E-1 96 ピン コネクタと外部の平衡型 120 Ω E-1 インターフェイスとの接続は、 表20-5 に従って行ってください。
表20-5 ポート 22 ~ 42 の E-1 インターフェイスのピン割り当て
|
|
|
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|
|
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|
|
|
|
|
1 |
TX 32 N |
ホワイト - ブルー |
25 |
RX 32 N |
ホワイト - ブルー |
49 |
TX 42 N |
ブラック - オレンジ |
73 |
RX 42 N |
ブラック - オレンジ |
2 |
TX 32 P |
ブルー - ホワイト |
26 |
RX 32 P |
ブルー - ホワイト |
50 |
TX 42 P |
オレンジ - ブラック |
74 |
RX 42 P |
オレンジ - ブラック |
3 |
TX 31 N |
ホワイト - オレンジ |
27 |
RX 31 N |
ホワイト - オレンジ |
51 |
TX 41 N |
ブラック - グリーン |
75 |
RX 41 N |
ブラック - グリーン |
4 |
TX 31 P |
オレンジ - ホワイト |
28 |
RX 31 P |
オレンジ - ホワイト |
52 |
TX 41 P |
グリーン - ブラック |
76 |
RX 41 P |
グリーン - ブラック |
5 |
TX 30 N |
グリーン - ホワイト |
29 |
RX 30 N |
グリーン - ホワイト |
53 |
TX 40 N |
ブラウン - ブラック |
77 |
RX 40 N |
ブラウン - ブラック |
6 |
TX 30 P |
ホワイト - グリーン |
30 |
RX 30 P |
ホワイト - グリーン |
54 |
TX 40 P |
ブラウン - ブラック |
78 |
RX 40 P |
ブラウン - ブラック |
7 |
TX 29 N |
ホワイト - ブラウン |
31 |
RX 29 N |
ホワイト - ブラウン |
55 |
TX 39 N |
ブラック - ブルーグレー |
79 |
RX 39 N |
ブラック - ブルーグレー |
8 |
TX 29 P |
ブラウン - ホワイト |
32 |
RX 29 P |
ブラウン - ホワイト |
56 |
TX 39 P |
ブルーグレー - ブラック |
80 |
RX 39 P |
ブルーグレー - ブラック |
9 |
TX 28 N |
ホワイト - ブルーグレー |
33 |
RX 28 N |
ホワイト - ブルーグレー |
57 |
TX 38 N |
イエロー - ブルー |
81 |
RX 38 N |
イエロー - ブルー |
10 |
TX 28 P |
ブルーグレー - ホワイト |
34 |
RX 28 P |
ブルーグレー - ホワイト |
58 |
TX 38 P |
ブルー - イエロー |
82 |
RX 38 P |
ブルー - イエロー |
11 |
TX 27 N |
レッド - ブルー |
35 |
RX 27 N |
レッド - ブルー |
59 |
TX 37 N |
イエロー - オレンジ |
83 |
RX 37 N |
イエロー - オレンジ |
12 |
TX 27 P |
ブルー - レッド |
36 |
RX 27 P |
ブルー - レッド |
60 |
TX 37 P |
オレンジ - イエロー |
84 |
RX 37 P |
オレンジ - イエロー |
13 |
TX 26 N |
レッド - オレンジ |
37 |
RX 26 N |
レッド - オレンジ |
61 |
TX 36 N |
イエロー - グリーン |
85 |
RX 36 N |
イエロー - グリーン |
14 |
TX 26 P |
オレンジ - レッド |
38 |
RX 26 P |
オレンジ - レッド |
62 |
TX 36 P |
グリーン - イエロー |
86 |
RX 36 P |
グリーン - イエロー |
15 |
TX 25 N |
レッド - グリーン |
39 |
RX 25 N |
レッド - グリーン |
63 |
TX 35 N |
イエロー - ブラウン |
87 |
RX 35 N |
イエロー - ブラウン |
16 |
TX 25 P |
グリーン - レッド |
40 |
RX 25 P |
グリーン - レッド |
64 |
TX 35 P |
ブラウン - イエロー |
88 |
RX 35 P |
ブラウン - イエロー |
17 |
TX 24 N |
レッド - ブラウン |
41 |
RX 24 N |
レッド - ブラウン |
65 |
TX 34 N |
イエロー - ブルーグレー |
89 |
RX 34 N |
イエロー - ブルーグレー |
18 |
TX 24 P |
ブラウン - レッド |
42 |
RX 24 P |
ブラウン - レッド |
66 |
TX 34 P |
ブルーグレー - イエロー |
90 |
RX 34 P |
ブルーグレー - イエロー |
19 |
TX 23 N |
レッド - ブルーグレー |
43 |
RX 23 N |
レッド - ブルーグレー |
67 |
TX 33 N |
バイオレット - ブルー |
91 |
RX 33 N |
バイオレット - ブルー |
20 |
TX 23 P |
ブルーグレー - レッド |
44 |
RX 23 P |
ブルー グレー - レッド |
68 |
TX 33 P |
ブルー - バイオレット |
92 |
RX 33 P |
ブルー - バイオレット |
21 |
TX 22 N |
ブラック - ブルー |
45 |
RX 22 N |
ブラック - ブルー |
69 |
― |
― |
93 |
― |
― |
22 |
TX 22 P |
ブルー - ブラック |
46 |
RX 22 P |
ブルー - ブラック |
70 |
― |
― |
94 |
― |
― |
23 |
― |
― |
47 |
― |
― |
71 |
― |
― |
95 |
― |
― |
24 |
― |
― |
48 |
― |
― |
72 |
― |
― |
96 |
― |
― |
ステップ 2 ケーブル コネクタのネジを締めて FMEC コネクタに固定します。
ステップ 3 接続の両側ですべてのケーブルにラベルを付け、外見の似たケーブルが混同しないようにします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D332 TCC2/TCC2P カードの取り付け
目的 |
この作業では、冗長 TCC2/TCC2P カードを取り付けます。ONS 15454 SDH に取り付ける最初のカードは、TCC2/TCC2P カードでなければなりません。他のクロスコネクト カードやトラフィック カードを取り付ける前に、この TCC2/TCC2P カードを初期化しておく必要があります。 |
工具/機器 |
TCC2 カード 2 枚 |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) カードを取り付ける場合は、各カードのブートが完了してから、次のカードを取り付けてください。
ステップ 1 取り付ける TCC2/TCC2P カードのラッチ/イジェクタを開きます。
ステップ 2 ラッチ/イジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをスライドさせ、スロット(スロット 7 または 11)の後ろのレセプタクルにカードを確実に取り付けます。
ステップ 3 カードが正しく挿入されていることと、カードのラッチ/イジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがバックプレーンに完全に取り付けられていない状態でも、ラッチ/イジェクタが閉まることがあります。カードをそれ以上挿入できないことを確かめてください。
別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
ステップ 4 TCC2 カードの場合は、ステップ a を実行して LED の動作を確認します。TCC2P カードの場合は、ステップ b を実行します。
a. TCC2 カードの場合
• すべての LED が短時間点灯します。レッドの FAIL LED とイエローのACT/STBY LED が約 15秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED とグリーンのACT/STBY LED が約 40秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED が約 15 秒間点滅します。
• レッドの FAIL LED が約 15 秒間点灯します。すべての LED が約 3 秒間点灯し、そのあと、約 3 秒間消灯します。
• グリーンの 2 つの PWR LED が共に 10 秒間点灯します。その後、その PWR LED は 2 ~ 3 分間レッドに変わってから、グリーンになります。
• PWR LED が 2 ~ 3 分間レッドになる間、ACT/STBY、MJ、および MN LED が点灯し、その次に SNYC LED が点灯します。
• ブート処理は、PWR LED がグリーンになり、ACT/STBY が点灯したままになったときに完了します(ACT/STBY LED は、これが最初に取り付けられた TCC2 カードである場合はグリーンに、2 番めに取り付けられた TCC2 カードである場合はオレンジになります)。
(注) A 電源アラームと B 電源アラームがクリアされるまでに、最大 4 分かかる場合があります。
(注) アラーム LED が点灯することがありますが、CTC にログインしてアラーム タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
(注) CTC にログインしている場合は、TCC2 カードの初期化中に SFTWDOWN アラームが 2 回表示されます。このアラームは、カードのブートが完了するとクリアされます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TCC2 カードの自動アップロードと関係している可能性があります。下記のヒントを参照してください。
b. TCC2P カードの場合
• すべての LED が短時間点灯します。レッドの FAIL LED、イエローの ACT/STBY LED、グリーンの SYNC LED、およびグリーンの ACO LED が約 15 秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED とグリーンのACT/STBY LED が約 30秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED が約 3 秒間点滅します。
• レッドの FAIL LED が約 15 秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED が約 10 秒間点滅してから点灯します。
• すべての LED(CRIT、MAJ、MIN、REM、SYNC、および ACO LED を含む)が一度点滅してから、約 5 秒間消灯します。
• グリーンの 2 つの PWR LED が共に 10 秒間点灯します。その後、その PWR LED は 2 ~ 3 分間レッドに変わってから、グリーンになります。この間、ACT/STBY、MJ、および MN LED が点灯し、そのあとに SNYC LED が短時間点灯する場合があります。
• ブート処理は、PWR LED がグリーンになり、イエローの ACT/STBY が点灯したままになったときに完了します(ACT/STBY LED は、これが最初に取り付けられた TCC2 カードである場合はグリーンに、2 番めに取り付けられた TCC2 カードである場合はイエローになります)。
(注) A 電源アラームと B 電源アラームがクリアされるまでに、最大 3 分かかる場合があります。
(注) アラーム LED が点灯することがありますが、CTC にログインしてアラーム タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
(注) CTC にログインしている場合は、TCC2P カードの初期化中に SFTWDOWN アラームが 2 回表示されます。このアラームは、カードのブートが完了するとクリアされます。
(注) FAIL LED が連続して点灯する場合は、TCC2P カードの自動アップロードと関係している可能性があります。下記のヒントを参照してください。
ステップ 5 TCC2/TCC2P カードの ACT/STBY LED を見て、そのカードが最初に電源を入れたカードであれば、LED の色がグリーン(アクティブ)になっていることを確認します。また、そのカードが 2 番めに電源を入れたカードであれば、LED の色がイエロー(スタンバイ)になっていることを確認します。IP アドレス、ノードの温度、および日時が LCD に表示されます。デフォルトの日付と時刻は、1970 年 1 月 1 日 12:00 AM です。
ステップ 6 LCD に、IP アドレス(デフォルトでは 192.1.0.2)、ノード名、およびソフトウェア バージョンが順番に繰り返し表示されます。正しいソフトウェア バージョンが LCD に表示されていることを確認します。ソフトウェア テキスト ストリングは、ノード タイプ(SDH または SONET)およびソフトウェア リリースを示します。(たとえば、SDH 07.00-05L-20.10 は、SDH ソフトウェア ロード、リリース 7.00 であることを示します。リリース番号のあとの番号には意味はありません。)
ステップ 7 LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示されている場合は、ステップ 8へ進みます。LCD に正しいソフトウェア バージョンが表示されていない場合は、ソフトウェアをアップグレードするか、または TCC2/TCC2P カードを取り外して交換用カードを取り付けてください。
ソフトウェアを交換する場合は、そのリリース専用のソフトウェア アップグレード用ドキュメントを参照してください。TCC2/TCC2P カードの交換については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 8 冗長 TCC2/TCC2P カードに対してステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ヒント アクティブ TCC カードとソフトウェア バージョンの異なるスタンバイ 冗長 TCC2/TCC2P カードを取り付けると、新たに取り付けたそのスタンバイ 冗長 TCC2/TCC2P カードにアクティブ カードのソフトウェア バージョンが自動的にコピーされます。この自動処理に対しては、特に対応する必要はありませんが、ソフトウェアをロードしている TCC2/TCC2P カードの起動は通常とは異なります。スタンバイ カードを最初に挿入したとき、LED はステップ 4に列挙されているシーケンスにほぼ従って動作します。レッドの FAIL LED が約 5 秒間点灯したあと、新しいソフトウェアをアクティブ TCC2/TCC2P カード上でロードしている間、FAIL LED と ACT/STBY LED が最大 30 分間交互に点滅を始めます。新しいソフトウェアをロードしたあと、アップグレードされた TCC2/TCC2P カードの LED が ステップ 4 のシーケンスを繰り返し、オレンジの ACT/STBY LED が点灯します。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
(注) アラーム LED が点灯することがありますが、CTC にログインしてアラーム タブを表示できるようになるまでは、アラーム LED を無視してください。
ステップ 9 ACT/STBY LED がスタンバイを示すオレンジになっていることを確認します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D333 XC-VXL-10G カード、XC-VXL-2.5G カード、または XC-VXC-10G カードの取り付け
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH クロスコネクト カードを取り付けます。 |
工具/機器 |
XC-VXL-10G、XC-VXL-2.5G、または XC-VXC-10G カード |
事前準備手順 |
「D332 TCC2/TCC2P カードの取り付け」 |
必須/適宜 |
冗長クロスコネクト カードが必要です。 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) カードを取り付ける場合は、各カードのブートが完了してから、次のカードを取り付けてください。
注意 XC-VXL-2.5G クロスコネクト カードは、最大 STM-16 のレートで動作します。
ステップ 1 取り付ける 1 枚めの XC-VXL-10G、XC-VXL-2.5G、または XC-VXC-10G カードのラッチ/イジェクタを開きます。
ステップ 2 ラッチ/イジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをスライドさせ、スロット(スロット 8 または 10)の後ろのレセプタクルにカードを確実に取り付けます。
ステップ 3 カードが正しく挿入されていることと、カードのラッチ/イジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがシェルフ アセンブリの背面パネルに完全に取り付けられていない状態でも、ラッチ/イジェクタが閉まることがあります。カードをそれ以上挿入できないことを確かめてください。
ステップ 4 LED アクティビティを確認します。
• レッドの LED が 20 ~ 30 秒間点灯します。
• レッドの LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
• レッドの LED が 5 ~ 10 秒間点灯します。
• すべての LED が一度点滅してから点灯します。
• ACT/STBY LED が点灯します。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
(注) レッドの FAIL LED が点灯しない場合は、電源を調べてください。
(注) レッドの FAIL LED が連続して点灯する場合や、LED の動作が異常な場合は、カードが正しく取り付けられていません。カードを取り外して、ステップ 1 ~ 4 を繰り返してください。
ステップ 5 ACT/STBY LED がアクティブを示すグリーンになっていることを確認します。
ステップ 6 ラッチ/イジェクタを使用して、ガイド レールに沿って 2 枚めのクロスコネクト カードをスライドさせ、スロット(スロット 8 または 10)の後ろのレセプタクルにカードを確実に取り付けます。
ステップ 7 カードが正しく挿入されていることと、カードのラッチ/イジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがバックプレーンに完全に取り付けられていない状態でも、ラッチ/イジェクタが閉まることがあります。カードをそれ以上挿入できないことを確かめてください。
ステップ 8 LED アクティビティを確認します。
• レッドの LED が 20 ~ 30 秒間点灯します。
• レッドの LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
• レッドの LED が 5 ~ 10 秒間点灯します。
• すべての LED が一度点滅してから点灯します。
• ACT/STBY LED が点灯します。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
(注) レッドの FAIL LED が点灯しない場合は、電源を調べてください。
(注) レッドの FAIL LED が連続して点灯する場合や、LED の動作が異常な場合は、カードが正しく取り付けられていません。カードを取り外して、ステップ 6 ~ 8 を繰り返してください。
ステップ 9 ACT/STBY LED がスタンバイを示すオレンジになっていることを確認します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D334 AIC-I カードのインストール
ステップ 1 カードのラッチ/イジェクタを開きます。
ステップ 2 ラッチ/イジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをスライドさせ、スロット(スロット 9)の後ろのレセプタクルにカードを確実に取り付けます。
ステップ 3 カードが正しく挿入されていることと、カードのラッチ/イジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがバックプレーンに完全に取り付けられていない状態でも、ラッチ/イジェクタが閉まることがあります。カードをそれ以上挿入できないことを確かめてください。
ステップ 4 LED アクティビティを確認します。
• レッドの FAIL LED が点灯したあと、1 ~ 5 秒間点滅します。
• PWR A LED と PWR B LED がレッドになり、2 つの INPUT/OUTPUT LED が約 3 秒間グリーンになります。
• PWR A LED がグリーンになってから、INPUT/OUTPUT LED が消灯し、次に ACT LED が点灯します。
(注) レッドの FAIL LED が点灯しない場合は、電源を調べてください。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
(注) レッドの FAIL LED が連続して点灯する場合や、LED の動作が異常な場合は、カードが正しく取り付けられていません。カードを取り外して、ステップ 1 ~ 4 を繰り返してください。
ステップ 5 シェルフ アセンブリの入出力アラーム接点が MIC-A/P によって接続されていることを確認します。詳細については、「D324 MIC-A/P へのアラーム ケーブルの取り付け」を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D335 GBIC または SFP/XFP デバイスの取り付け
目的 |
この作業では、GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)(E シリーズ イーサネット カード、G シリーズ イーサネット カード、CE-1000-4 カード、FC_MR-4 カードに必要)と、Small Form-Factor Pluggable(SFP)/XFP(CE-MR-10、ML1000-2、15454_MRC-12(MRC-12)、OC192SR1/STM64IO Short Reach(STM64-XFP Short Reach)、OC192/STM64 Any Reach(STM64-XFP Any Reach)、ML-MR-10 カードに必要)を取り付けます。SFP/XFPは、光ファイバ ネットワークとポートをリンクするためにライン カード ポートに装着される、ホットスワップ対応入出力デバイスです。トランスポンダ(TXP)カードまたはマックスポンダ(MXP)カード上の SFP/XFP デバイスについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。 |
工具/機器 |
GBIC、SFP および XFP がどのカードに対応しているかの詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Optical Cards」または「Ethernet Cards」の章を参照してください。 |
事前準備手順 |
「D39 イーサネット カードの取り付け」 「D286 FC_MR-4 カードの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
警告 クラス 1 レーザー製品です。
警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。
(注) OC192SR1/STM64IO Short Reach および OC192/STM64 Any Reach カードは、CTC では OC192-XFP カードとして表示されます。
(注) DWDM GBIC の動作温度は、23 ~104 °F(-5 ~ 40°C)です。
(注) GBIC と SFP はホットスワップ可能で、カードやシェルフ アセンブリに電源が入って動作しているときでも、取り外すことができます。
(注) ONS 15454 SDH で使用するすべての GBIC バージョンには、クリップ付きとハンドル付きの 2 つのタイプがあります。
ステップ 1 GBIC、SFP、または XFP を保護パッケージから取り出します。
ステップ 2 ラベルをチェックして、GBIC、SFP、または XFP のタイプがネットワークに合っていることを確認します。
(注) MRC-12 カードに SFP を取り付ける前に、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Optical Cards」の章の MRC-12 カード レファレンス セクションを参照し、SFP を取り付けるポートおよび使用中のクロスコネクト カードに基づいた帯域幅制限を確認してください。
ステップ 3 使用する GBIC または SFP のタイプを確認します。
• クリップ付きの GBIC を使用する場合は、ステップ 4 へ進みます。
• ハンドル付きの GBIC を使用する場合は、ステップ 5 へ進みます。
• SFP を使用する場合は、ステップ 6 へ進みます。
ステップ 4 クリップ付き GBIC の場合
a. 親指と人差し指で GBIC の両側をつかんで、カード上のスロットにその GBIC を挿入します(図20-5)。
(注) GBIC には、誤って取り付けられないようにキーが付いています。
図20-5 GBIC の取り付け(クリップ付き)
b. 開口部を覆っているフラップを通して、カチッという音がするまで GBIC をスライドします。カチッという音は、GBIC がスロットにロックされたことを示します。
c. ネットワーク用の光ファイバ ケーブルを取り付ける準備ができたら、GBIC から保護プラグを取り外し、将来のために保管しておきます。GBIC にファイバ コネクタを取り付けます。
d. ステップ 8 へ進んでください。
ステップ 5 ハンドル付き GBIC の場合
a. SC タイプ コネクタから保護プラグを取り外します。
b. 親指と人差し指で GBIC の両側をつかんで、カード上のスロットにその GBIC を挿入します。
c. ハンドルを下に閉めて、GBIC を所定の位置にロックします。SC タイプ コネクタへアクセスするときにハンドルが邪魔にならないようになっていれば、正しく閉めた位置にあります。
d. カバー フラップを通して、カチッという音がするまで GBIC をスライドします。
カチッという音は、GBIC がスロットにロックされたことを示します。
e. ネットワーク用の光ファイバ ケーブルを取り付ける準備ができたら、GBIC から保護プラグを取り外し、将来のために保管しておきます。GBIC にファイバ コネクタを取り付けます。
f. ステップ 8 へ進んでください。
ステップ 6 SFP/XFP の場合
a. ファイバの LC デュプレックス コネクタを、シスコ対応の SFP または XFP コネクタに差し込みます。
b. 新しい SFP/XFP コネクタにラッチが付いている場合は、ケーブル上でラッチを閉めて固定します。
c. ケーブルを付けた SFP/XFP コネクタを、カチッと音がするまで、カード ポートに差し込みます。
ステップ 7 MRC-12 カードのマルチレート SFP を CTC でプロビジョニングする必要があります。SFP が事前にプロビジョニングされていない場合は、「D132 MRC-12 および MRC-2.5G-12 カード上でのマルチレート PPM のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D336 GBIC または SFP/XFP デバイスの取り外し
警告 クラス 1 レーザー製品です。
警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。
ステップ 1 GBIC SC コネクタまたは SFP/XFP LC デュプレックス コネクタから、ネットワーク用の光ファイバ ケーブルを取り外します。光ファイバ ケーブルを固定するためのラッチが SFP/XFP コネクタに付いている場合は、そのラッチを上に引き上げてケーブルを解放します。
ステップ 2 クリップ付きの GBIC を使用する場合は、次のサブステップを実行します。
a. GBIC の両側にある 2 つのプラスチック タブを同時に強く押して、スロットから GBIC を解放します。
b. ギガビット イーサネット モジュールのスロットから GBIC または SFP/XFP をスライドさせて外します。GBIC または SFP/XFP のスロットを覆うフラップが閉じて、ギガビット イーサネット カードのコネクタが保護されます。
ステップ 3 ハンドル付きの GBIC を使用する場合は、次のサブステップを実行します。
a. ハンドルを開けて、GBIC を解放します。
b. GBIC のハンドルを引きます。
c. GBIC をスライドさせてカード スロットから外します。GBIC のスロットを覆うフラップが閉じて、カードのコネクタが保護されます。
ステップ 4 SFP/XFP を使用する場合は、次のサブステップを実行します。
a. 光ファイバ ケーブルを固定するためのラッチが SFP/XFP コネクタに付いている場合は、そのラッチを上に引き上げてケーブルを解放します。
b. コネクタから光ファイバ ケーブルを真っ直ぐに引き抜きます。
c. カードから SFP/XFP コネクタとファイバを外します。
d. SFP/XFP をスライドさせてカード スロットから取り外します。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D337 SNCP 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、各ノードのイーストおよびウエスト SNCP ポートに光ファイバ ケーブルを接続します。SNCP 構成のプロビジョニングとテストについては、「ネットワークのターンアップ」を参照してください。 |
工具/機器 |
光ファイバ ケーブル |
事前準備手順 |
「D112 ファイバ コネクタの清掃」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) 間違いを防止すために、右端のスロットをイースト ポートとし、左端のスロットをウエスト ポートとして、光ファイバ ケーブルを接続します。イースト ポートに接続されたファイバは、隣接ノードのウエスト ポートに接続する必要があります。
注意 SNCP のイースト ポートとウエスト ポートは、同じ STM-N カードにプロビジョニングしないでください。
ステップ 1 ファイバの接続関係を計画します。すべての SNCP ノードに対して同じ計画を使用します。
ステップ 2 ファイバをあるノードの STM-N カードの送信(Tx)コネクタに接続し、そのファイバのもう一方の端を隣接ノードの STM-N カードの受信(Rx)コネクタに取り付けます。送信用のファイバと受信用のファイバが一致していない(1 本のファイバが、あるカードの受信ポートと他のカードの受信ポートを接続している、あるいは送信ポートで同様の状況になっている)と、カードの SF LED が点灯します。
ステップ 3 リングの構成が完了するまで、ステップ 2 を繰り返します。
図20-6 に、スロット 5(ウエスト)とスロット 12(イースト)にトランク(スパン)カードを備えた、4 ノード SNCP のファイバ接続を示します。
図20-6 4 ノード SNCP へのファイバ接続
図20-7 に、SNCP Dual-Ring Interconnect(DRI)の例を示します。
図20-7 8 ノード SNCP DRI へのファイバ接続
図20-8 に、統合 SNCP DRI の例を示します。
図20-8 6 ノード統合 SNCP DRI へのファイバ接続
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D338 MS-SPRing 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、各ノードのイーストおよびウエスト MS-SPRing ポートに光ファイバ ケーブルを取り付けます。MS-SPRing 構成のプロビジョニングとテストについては、「ネットワークのターンアップ」を参照してください。 |
工具/機器 |
光ファイバ ケーブル |
事前準備手順 |
「D112 ファイバ コネクタの清掃」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) 間違いを防止すために、右端のスロットをイースト ポートとし、左端のスロットをウエスト ポートとして、光ファイバ ケーブルを接続します。イースト ポートに接続されたファイバは、隣接ノードのウエスト ポートに接続する必要があります。
注意 MS-SPRing のイースト ポートとウエスト ポートは、同じ STM-N カードにプロビジョニングしないでください。
ステップ 1 ファイバの接続関係を計画します。すべての MS-SPRing ノードに対して同じ計画を使用します。
ステップ 2 ファイバをあるノードの STM-N カードの送信(Tx)コネクタに接続し、もう一方の端を隣接ノードの STM-N カードの受信(Rx)コネクタに取り付けます。送信用のファイバと受信用のファイバが一致していないと、カードの SF LED が点灯します。
(注) 4 ファイバ MS-SPRing を接続する場合は、現用カードと保護カードの接続を混在させないでください。現用カードと保護カードが相互接続されていると、MS-SPRing は機能しません。4 ファイバ MS-SPRing の正しいケーブル接続の例については、図20-10を参照してください。
ステップ 3 リングの構成が完了するまで、ステップ 2 を繰り返します。
図20-9 に、スロット 5(ウエスト)とスロット 12(イースト)にトランク(スパン)カードを備えた、2 ファイバ MS-SPRing のファイバ接続を示します。
図20-9 4 ノード、2 ファイバ MS-SPRing でのファイバ接続
図20-10 に、4 ファイバ MS-SPRing のファイバ接続を示します。スロット 5(ウエスト)とスロット 12(イースト)は現用トラフィックを伝送します。スロット 6(ウエスト)とスロット 13(イースト)は保護トラフィックを伝送します。
図20-10 4 ノード、4 ファイバ MS-SPRing でのファイバ接続
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D340 E3-12 カードの回線としきい値の設定の変更
目的 |
この作業では、E3-12 カードの回線としきい値の設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、回線またはしきい値の設定を行う E3-12 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 変更が必要な設定に応じて、 Line、Line Thresholds、Elect Path Thresholds または SDH Thresholds サブタブをクリックします。
(注) Alarm Profiles タブの詳細については、「アラームの管理」を参照してください。
(注) しきい値設定を変更する場合は、使用可能な方向、タイプ、および間隔(15 Min、1 Day)オプション ボタンをクリックしてから、Refresh をクリックすることが必要な場合があります。これらをクリックすると、目的のしきい値設定が表示されます。
ステップ 4 変更するフィールドをクリックして、これらのサブタブにある設定を変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 プロビジョニングするパラメータのあるサブタブごとに、ステップ 3 ~ 5 を繰り返します。
回線設定の定義については、 表20-6 を参照してください。回線しきい値の設定の定義については、 表20-7 を参照してください。電気回路パス しきい値の設定の定義については、 表20-8 を参照してください。SDH しきい値の設定の定義については、 表20-9 を参照してください。
表20-6 に、E3-12 カードに対する Provisioning > Line タブの値を示します。
表20-6 E3-12 カードの回線オプション
|
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 12 |
Port Name |
ポート名 |
ユーザが 32 文字以下の英数字または特殊文字で定義します。デフォルトではブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。 |
SF BER |
SFBER を設定します。 |
• 1E-3 • 1E-4 • 1E-5 |
SD BER |
信号劣化ビット エラー レートを設定します。 |
• 1E-5 • 1E-6 • 1E-7 • 1E-8 • 1E-9 |
Admin State |
ポートのサービス状態を設定します。ネットワークの状態によっては変更できません。管理状態の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked ― ポートをインサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-enabled に変化します。 • Unlocked,automaticInService ― ポートを自動インサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-disabled,automaticInService に変化します。 • Locked,disabled ― サービスからポートを外して、ディセーブルにします。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,disabled に変化します。 • Locked,maintenance ― メンテナンスのためにサービスからポートを外します。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,maintenance に変化します。
(注) CTC はポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled に変更することを許可しません。Locked-enabled,disabled サービス状態にする前に、まずポートを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。
|
Service State |
(表示専用)ポートの全体的な状態を示します。自動的に生成されます。サービス状態は、Primary State-Primary State Qualifier, Secondary State という形式で表されます。サービス状態の詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked-enabled ― ポートは完全に動作し、プロビジョニングされたとおりに動作します。 • Unlocked-disabled,automaticInService ― ポートはアウト オブ サービスですが、トラフィックは伝送されます。アラームの報告は抑制されています。ONS ノードは、ポートで信号にエラーがないかをモニタします。エラーのない信号を検出したあと、ポートはソーク時間の間 Unlocked-disabled,automaticInService 状態に留まります。ソーク時間が過ぎると、ポートのサービス状態は Unlocked-enabled に変化します。 • Locked-enabled,disabled ― ポートはアウト オブ サービス状態で、トラフィックは伝送できません。 • Locked-enabled,maintenance ― ポートは、メンテナンスのためのアウト オブ サービス状態です。アラームの報告は抑制されていますが、トラフィックは伝送され、ループバックが許可されます。 |
AINS Soak |
自動インサービス ソーク期間を設定します。 |
• 有効な入力信号の存続期間。hh:mm の形式で指定します。この期間を経過したあと、カードは自動的に Unlocked-enabled になります。 • 0 ~ 48 時間、15 分刻み |
表20-7 に、E3-12 カードに対する Provisioning > Line Thresholds タブの値を示します。このカードでサポートされているのは、近端の回線しきい値オプションのみです。
表20-7 E3-12 カードの回線しきい値オプション
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号、1 ~ 12 |
CV |
符号化違反数 |
ES |
エラー秒数。 |
SES |
重大エラー秒数。 |
LOSS |
信号消失秒数。1 つまたは複数の LOS 障害が発生した秒数です。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-8 に、E3-12 カードに対する Provisioning > Elect Path Thresholds タブの値を示します。
表20-8 E3-12 カードの電気回路パス しきい値オプション
|
|
Port |
(表示専用)E-3 ポート、1 ~ 12 |
ES |
エラー秒数。 |
SES |
重大エラー秒数。 |
UAS |
使用不可秒数。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-9 に、E3-12 カードに対する Provisioning > SDH Thresholds タブの値を示します。
表20-9 E3-12 カードの SDH しきい値オプション
|
|
Port |
(表示専用)E-3 ポート、1 ~ 12 |
ES |
エラー秒数。 |
SES |
重大エラー秒数。 |
EB |
エラー ブロック数。 |
UAS |
使用不可秒数。 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
(注) しきい値は、回線が作成されたあとで表示されます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D341 DS3i-N-12 カードの回線およびしきい値の設定変更
目的 |
この作業では、DS3i-N-12 カードの回線としきい値の設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、回線またはしきい値の設定を行う DS3i-N-12 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 変更が必要な設定に応じて、 Line、Line Thresholds、Elect Path Thresholds または SDH Thresholds サブタブをクリックします。
(注) Alarm Profiles タブの詳細については、「アラームの管理」を参照してください。
(注) しきい値設定を変更する場合は、使用可能な方向、タイプ、および間隔(15 Min、1 Day)オプション ボタンをクリックしてから、Refresh をクリックすることが必要な場合があります。これらをクリックすると、目的のしきい値設定が表示されます。
ステップ 4 変更するフィールドをクリックして、これらのサブタブにある設定を変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 プロビジョニングするパラメータのあるサブタブごとに、ステップ 3 ~ 5 を繰り返します。
回線設定の定義については、 表20-10 を参照してください。回線しきい値の設定の定義については、 表20-11 を参照してください。電気回路パス しきい値の設定の定義については、 表20-12 を参照してください。SDH しきい値の設定の定義については、 表20-13 を参照してください。
表20-10 に、DS3i-N-12 カードに対する Provisioning > Line タブの値を示します。
表20-10 DS3i-N-12 カードの回線オプション
|
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 12 |
Port Name |
ポート名を設定します。 |
ユーザが 32 文字以下の英数字または特殊文字で定義します。デフォルトではブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。 |
SF BER |
SFBER を設定します。 |
• 1E-3 • 1E-4 • 1E-5 |
SD BER |
信号劣化ビット エラー レートを設定します。 |
• 1E-5 • 1E-6 • 1E-7 • 1E-8 • 1E-9 |
Line Type |
ライン フレーミング タイプを指定します。 |
• Unframed • M13 • C Bit • Auto Provisioned |
Detected Line Type |
(表示専用)検出された回線のタイプを表示します。 |
• Unframed • M13 • C Bit • Auto Provisioned |
Line Coding |
(表示専用)DS3E 伝送符号化タイプを定義します。 |
B3ZS |
Line Length |
バックプレーン接続から次の終端地点までの距離(フィート単位)を指定します。 |
• 0 ~ 225(デフォルト) • 226 ~ 450 |
Admin State |
ポートのサービス状態を設定します。ネットワークの状態によっては変更できません。管理状態の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked ― ポートをインサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-enabled に変化します。 • Unlocked,automaticInService ― ポートを自動インサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-disabled,automaticInService に変化します。 • Locked,disabled ― サービスからポートを外して、ディセーブルにします。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,disabled に変化します。 • Locked,maintenance ― メンテナンスのためにサービスからポートを外します。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,maintenance に変化します。
(注) CTC はポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled に変更することを許可しません。Locked-enabled,disabled サービス状態にする前に、まずポートを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。
|
Service State |
(表示専用)ポートの全体的な状態を示します。自動的に生成されます。サービス状態は、Primary State-Primary State Qualifier, Secondary State という形式で表されます。サービス状態の詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked-enabled ― ポートは完全に動作し、プロビジョニングされたとおりに動作します。 • Unlocked-disabled,automaticInService ― ポートはアウト オブ サービスですが、トラフィックは伝送されます。アラームの報告は抑制されています。ONS ノードは、ポートで信号にエラーがないかをモニタします。エラーのない信号を検出したあと、ポートはソーク時間の間 Unlocked-disabled,automaticInService 状態に留まります。ソーク時間が過ぎると、ポートのサービス状態は Unlocked-enabled に変化します。 • Locked-enabled,disabled ― ポートはアウト オブ サービス状態で、トラフィックは伝送できません。 • Locked-enabled,maintenance ― ポートは、メンテナンスのためのアウト オブ サービス状態です。アラームの報告は抑制されていますが、トラフィックは伝送され、ループバックが許可されます。 |
AINS Soak |
自動インサービス ソーク期間を設定します。 |
• 有効な入力信号の存続期間。hh:mm の形式で指定します。この期間を経過したあと、カードは自動的に Unlocked-enabled になります。 • 0 ~ 48 時間、15 分刻み |
表20-11 に、DS3i-N-12 カードに対する Provisioning > Line Thresholds タブの値を示します。このカードでサポートされているのは、近端の回線しきい値オプションのみです。
表20-11 DS3i-N-12 カードの回線しきい値オプション
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|
Port |
(表示専用)ポート番号、1 ~ 12 |
CV |
符号化違反数 |
ES |
エラー秒数。 |
SES |
重大エラー秒数。 |
LOSS |
信号消失秒数。1 つまたは複数の LOS 障害が発生した秒数です。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-12 に、DS3i-N-12 カードに対する Provisioning > Elect Path Thresholds タブの値を示します。
表20-12 DS3i-N-12 カードの電気回路パス オプション
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号、ポート 1 ~ 12 |
CVP |
符号化違反数、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
ESP |
エラー秒数、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
SESP |
重大エラー秒数、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
SASP |
重大エラー フレーム/アラーム表示信号、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
UASP |
使用不可秒数、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
AISSP |
アラーム表示信号、パス。DS3 Pbit, Near End only、および DS3 CPbit, Near End and Far End で使用可能。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-13 に、DS3i-N-12 カードに対する Provisioning > SDH Thresholds タブの値を示します。
表20-13 DS3i-N-12 カードの SDH しきい値オプション
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号、1 ~ 12 |
ES |
エラー秒数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
SES |
重大エラー秒数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
EB |
エラー ブロック数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
UAS |
使用不可秒数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
(注) しきい値は、回線が作成されたあとで表示されます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D342 STM1E-12 カードの回線およびしきい値の設定変更
目的 |
この作業では、STM1E-12 カードの回線としきい値の設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、回線またはしきい値の設定を行う STM1E-12 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 変更が必要な設定に応じて、 Line、Port、SDH Thresholds、 または VC4 サブタブをクリックします。
(注) Alarm Profiles タブの詳細については、「アラームの管理」を参照してください。
(注) しきい値設定を変更する場合は、使用可能な方向、タイプ、および間隔(15 Min、1 Day)オプション ボタンをクリックしてから、Refresh をクリックすることが必要な場合があります。これらをクリックすると、目的のしきい値設定が表示されます。
ステップ 4 変更するフィールドをクリックして、これらのサブタブにある設定を変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 プロビジョニングするパラメータのあるサブタブごとに、ステップ 3 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 回線設定の定義については、 表20-14 を参照してください。ポートの設定の定義については、 表20-15 を参照してください。しきい値の設定の定義については、 表20-16 を参照してください。VC4 の設定の定義については、 表20-17 を参照してください。
表20-14 に、STM1E-12 カードに対する Provisioning > Line タブの値を示します。
表20-14 STM1E-12 カードの回線オプション
|
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 12 |
Port Name |
(任意)ポートに割り当てられる名前を設定します。 |
ユーザが 32 文字以下の英数字または特殊文字で定義します。デフォルトではブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。 |
SF Ber Level |
設定された VC12 または VC4 回線に対する SFBER を設定します。 |
• 1E-3 • 1E-4 • 1E-5 |
SD Ber Level |
設定された VC12 または VC4 回線に対する信号劣化ビット エラー レートを設定します。 |
• 1E-5 • 1E-6 • 1E-7 • 1E-8 • 1E-9 |
Admin State (Status) |
ポートのサービス状態を設定します。ネットワークの状態によっては変更できません。管理状態の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked ― ポートをインサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-enabled に変化します。 • Unlocked,automaticInService ― ポートを自動インサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-disabled,automaticInService に変化します。 • Locked,disabled ― サービスからポートを外して、ディセーブルにします。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,disabled に変化します。 • Locked,maintenance ― メンテナンスのためにサービスからポートを外します。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,maintenance に変化します。
(注) CTC はポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled に変更することを許可しません。Locked-enabled,disabled サービス状態にする前に、まずポートを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。
|
PJVC4Mon# |
ポインタの位置調整に使用される VC4 を設定します。Off に設定すると、VC4 はモニタされません。各 STM-N ポートで 1 つの VC4 だけをモニタできます。 |
• Off • 1 |
AINS Soak |
自動インサービス ソーク期間を設定します。 |
• 有効な入力信号の存続期間。hh:mm の形式で指定します。この期間を経過したあと、カードは自動的に Unlocked-enabled になります。 • 0 ~ 48 時間、15 分刻み |
表20-15 に、STM1E-12 カードに対する Provisioning > Port タブの値を示します。
表20-15 STM1E-12 カードのポート オプション
|
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 12 |
Interface |
インターフェイス タイプ |
• STM1(ポート 1 ~ 8 は表示だけ、ポート 9 ~ 12 は選択可能) |
表20-16 に、STM1E-12 カードに対する Provisioning > SDH Thresholds タブの値を示します。
表20-16 STM1E-12 カードのしきい値オプション
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|
Port |
(表示専用)ポート番号、1 ~ 12 |
ES |
エラー秒数 |
SES |
重大エラー秒数 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数 |
UAS |
使用不可秒数 |
EB |
エラー ブロック数 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-17 に、STM1E-12 カードに対する Provisioning > VC4 タブの値を示します。
表20-17 STM1E-12 カードの VC4 オプション
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|
|
VC4 # |
(表示専用)VC4 コンテナ番号 |
1 ~ 12 |
Enable IPPM |
Intermediate Path Performance Monitoring(IPPM)を設定します。
(注) IPPM をプロビジョニングするには、回線が STM1E-12 カードでプロビジョニングされている必要があります。回線の作成手順については「回線と低次トンネルの作成」を、また、IPPM のプロビジョニングについては「D121 ポインタ位置調整カウントの PM のイネーブル化」をそれぞれ参照してください。
|
― |
SF Ber Level |
設定された VC12 または VC4 回線に対する SFBER を設定します。 |
• 1E-3 • 1E-4 • 1E-5 |
SD Ber Level |
設定された VC12 または VC4 回線に対する信号劣化ビット エラー レートを設定します。 |
• 1E-5 • 1E-6 • 1E-7 • 1E-8 • 1E-9 |
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D343 STM-N カードの SDH しきい値の設定変更
目的 |
この作業では、STM-N カードのしきい値の設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、SDH しきい値の設定を変更する STM-N カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > SDH Thresholds タブをクリックします。
(注) しきい値設定を変更する場合は、使用可能な方向、タイプ、および間隔(15 Min、1 Day)オプション ボタンをクリックしてから、Refresh をクリックすることが必要な場合があります。これらをクリックすると、目的のしきい値設定が表示されます。
ステップ 3 変更するフィールドをクリックして、 表20-18 に一覧表示されている設定を変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
ステップ 4 Apply をクリックします。
表20-18 STM-N しきい値オプション
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 • 1(STM-4、STM-16、STM-64) • 1 ~ 4(OC3 IR 4/STM1 SH 1310、OC12 IR/STM4 SH 1310-4) • 1 ~ 8(OC3IR/STM1SH 1310-8) • 1 ~ 12:PPM-1(MRC-12) |
EB |
エラー ブロック数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
ES |
エラー秒数。Line、Section、または Path、Near End and Far End で使用可能。 |
SES |
重大エラー秒数。Line、Section、または Path、Near End and Far End で使用可能。 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数。Near End and Far End、VC LO、または VC4 で使用可能。 |
UAS |
使用不可秒数。Line、または Path、Near End and Far End で使用可能。 |
PPJC-PDET |
正のポインタ位置調整カウント、STS 検出パス。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
NPJC-PDET |
負のポインタ位置調整カウント、STS 検出パス。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
PPJC-PGEN |
正のポインタ位置調整カウント、STS 生成パス。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
NPJC-PGEN |
負のポインタ位置調整カウント、STS 生成パス。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
PSC |
保護切り替えカウント(回線)。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
PSD |
保護切り替え持続時間(回線)。Line。Near End and Far End で使用可能。 |
PSC-W |
保護切り替えカウント ― 現用回線。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSC-W Performance Monitoring(PM)パラメータは増分されません。
|
PSD-W |
保護切り替え接続時間 ― 現用回線。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSD-W PM パラメータは増分されません。
|
PSC-S |
保護切り替えカウント ― スパン。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSC-S PM パラメータは増分されません。
|
PSD-S |
保護切り替え接続時間 ― スパン。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSD-S PM パラメータは増分されません。
|
PSC-R |
保護切り替えカウント ― リング。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSC-R PM パラメータは増分されません。
|
PSD-R |
保護切り替え接続時間 ― リング。Line。Near End and Far End で使用可能。
(注) STM-1 カードでは MS-SPRing がサポートされていません。このため、PSD-R PM パラメータは増分されません。
|
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D348 ML シリーズ イーサネット ポートの PM パラメータの表示
目的 |
選択した間隔で ML シリーズ イーサネット ポート の PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
(注) ML シリーズのカードのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 and Cisco ONS 15454 SDH Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する ML シリーズ イーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > Ether Ports タブをクリックします(図20-11)。
図20-11 カード ビューの Performance ウィンドウにある Ether Ports ペイン
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード アダプタ上の各ポートについて PM の統計情報が表示されます。
ステップ 4 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。Port # カラムに PM パラメータの値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
(注) PM カウントのリフレッシュ、リセット、またはクリアについては、「D257 PM カウントの表示変更」を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D349 ML シリーズ POS ポート PM パラメータの表示
目的 |
この作業では、ML シリーズ イーサネット カードおよびポートについて、選択した間隔で Packet-Over-SDH(POS)ポート PM カウントを表示します。これにより、パフォーマンスの問題を事前に検出できます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
(注) ML シリーズのカードのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 and Cisco ONS 15454 SDH Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、PM カウントを表示する ML シリーズ イーサネット カードをダブルクリックします。カード ビューが表示されます。
ステップ 2 Performance > POS Ports タブをクリックします(図20-12)。
図20-12 カード ビューの Performance ウィンドウの POS ポート
ステップ 3 Refresh をクリックします。カード上の各ポートについて PM の統計情報が表示されます。
ステップ 4 Param カラムを表示して、PM パラメータの名前が表示されていることを確認します。Port # カラムに PM パラメータの値が表示されます。PM パラメータの定義については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
(注) PM カウントのリフレッシュ、リセット、またはクリアについては、「D257 PM カウントの表示変更」を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP- D353 G シリーズ フロー制御水準点のプロビジョニング
目的 |
この作業では、G シリーズ イーサネット ポート上でフロー制御に使用するバッファ メモリのレベルをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 G シリーズ カードの図をダブルクリックしてカードを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 3 Water Marks カラムで、対象となるポートの行にあるセルをクリックします。
ステップ 4 フロー制御の水準点として低遅延をプロビジョニングする場合は、次の手順を実行します。
a. ドロップダウン リストから Low Latency を選択します。
Flow Ctrl Lo の値と Flow Ctrl Hi の値が変更されます。
b. Apply をクリックします。
ステップ 5 フロー制御の水準点としてカスタムをプロビジョニングする場合は、次の手順を実行します。
a. ドロップダウン リストから Custom を選択します。
b. Flow Ctrl Lo カラムで、対象となるポートの行にあるセルをクリックします。
c. セルに値を入力します。Flow Ctrl Lo の有効な値の範囲は 1 ~ 510 です。Flow Ctrl Hi の値より小さくする必要があります。
この値は、接続されているイーサネット デバイスに対して伝送の再開を指示する信号を送るためのフロー制御のしきい値を設定します。
d. Flow Ctrl Hi カラムで、対象となるポートの行にあるセルをクリックします。
e. セルに値を入力します。Flow Ctrl Hi の有効な値の範囲は 2 ~ 511 です。Flow Ctrl Lo の値より大きくする必要があります。
この値は、接続されているイーサネット デバイスに対して伝送の一時停止を指示する信号を送るためのフロー制御のしきい値を設定します。
f. Apply をクリックします。
(注) 低い水準点は、Voice-over-IP(VoIP)などの低遅延サブレート アプリケーションに最適です。高い水準点は、接続されたイーサネット デバイスに十分なバッファリングがない場合や、このデバイスがベスト エフォート型のトラフィックを使用している場合、またはアクセス回線が長い場合に最適です。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D354 FC_MR-4 カードにある汎用ポートの設定変更
目的 |
この作業では、FC_MR-4 カードにある汎用ポートの設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、ポートの設定を変更する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Port > General タブをクリックします。
ステップ 3 表20-19 に記載されている設定を変更します。
表20-19 FC_MR-4 カードにある汎用ポートの設定
|
|
|
Port |
(表示専用)ポート番号 |
1 ~ 4。 |
Port Name |
指定したポートに名前を割り当てます。 |
ユーザ定義。名前を 32文字以下の英数字または特殊文字で指定します。デフォルトではブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。
(注) このポートのファイバ チャネルまたは FICON リンクがCisco MDS Fabric Manager により検出され、Cisco MDS 9000 スイッチと併用される場合は、ファイバ チャネル ポートまたは FICON ポート名を以下のストリングにプロビジョニングする必要があります。
FC: <switch> <interface>
ここで <switch> とは、Cisco MDS 9000 スイッチの DNS 名または IPv4/v6 アドレス、<interface> は 名前を割り当てようとしている FC_MR-4 ポートのカード スロット/ポートです。
例: FC: 10.0.0.1 fc2/4
|
Admin State |
ポートのサービス状態を変更します。ネットワークの状態によっては変更できません。 |
• Unlocked ― ポートをインサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-enabled に変化します。 • Locked,disabled ― サービスからポートを外して、ディセーブルにします。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,disabled に変化します。 • Locked,maintenance ― メンテナンスのためにサービスからポートを外します。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,maintenance に変化します。
(注) CTC はポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled に変更することを許可しません。Locked-enabled,disabled サービス状態にする前に、まずポートを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。
|
Service State |
ポートの全体的な状態を示します。自動的に生成されます。サービス状態は、Primary State-Primary State Qualifier, Secondary State という形式で表されます。 |
• Unlocked-enabled ― ポートは完全に動作し、プロビジョニングされたとおりに動作します。 • Locked-enabled,disabled ― ポートはアウト オブ サービス状態で、トラフィックは伝送できません。 • Locked-enabled,maintenance ― ポートは、メンテナンスのためのアウト オブ サービス状態です。アラームの報告は抑制されていますが、トラフィックは伝送され、ループバックが許可されます。 |
Port Rate |
Fibre Channel インターフェイスを選択します。 |
• 1 Gbps • 2 Gbps |
Link Rate |
ポートの実際のレートです。 |
― |
Max GBIC Rate |
最大 GBIC レートを表示します。シスコでは、FC_MR-4 カードに対して、2 つの GBIC をサポートしています(ONS-GX-2FC-SML および ONS-GX-2FC-MMI)。別の GBIC に対して使用する場合は、フィールドに [Contact GBIC vendor] が表示されます。 |
― |
Link Recovery |
ローカル ポートが動作していない場合は、リンク回復をイネーブルまたはディセーブルにします。イネーブルにすると、クロスコネクトの切り替え、保護切り替え、またはアップグレードによって伝送損失が発生した場合に、リンクがリセットされます。 |
― |
Media Type |
Transparent Generic Framing Protocol(GFP-T)フレームに対して適切なペイロード値を設定します。 |
• Fibre Channel-1 Gbps • Fibre Channel-2 Gbps • FICON 1 Gbps • FICON 2 Gbps • Unknown |
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D355 FC_MR-4 カードにあるポートの距離延長設定の変更
目的 |
この作業では、FC_MR-4 ポートの距離延長パラメータを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、ポートの設定を変更する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
ステップ 3 変更するフィールドをクリックして、 表20-20 で説明されている設定を任意に変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
表20-20 FC_MR-4 カードにあるポートの距離延長設定
|
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|
Port |
(表示専用)カードのポート番号 |
1 ~ 4。 |
Enable Distance Extension |
オンにすると、GFP-T ベースのフロー制御方式で距離を延長することができます。この機能によって、ノードを長距離 Storage Area Network(SAN; ストレージ エリア ネットワーク)内のリモート ノードにすることができます。オフにすると、その他のオプションは編集できなくなります。Distance Extension がイネーブルになっている場合は、接続されているファイバ チャネル スイッチを、そのファイバ チャネル スイッチに応じて、Interop または Open Fabric モードに設定します。FC_MR-4 カードは、Cisco MDS ストレージ製品とデフォルトで相互動作できるようになっています。 |
― |
Auto Detect Credits |
オンにすると、ノードはリモート ノードからの伝送クレジットを検出できるようになります。クレジットは、リンク フロー制御に使用されます。また、ファイバ チャネルや Fiber Connectivity(FICON)スイッチ の E ポート間で Extended Link Protocol(ELP)のログイン フレームに使用されます。 |
― |
Credits Available |
ELP ログイン フレームの設定がないか、または ELP ログイン フレームが検出できない場合に、クレジットの数を設定します。Credits Available は、Auto Detect Credits がオフになっている場合にのみ変更できます。
(注) 接続されている装置間の距離が離れているほど、長距離リンクの遅延を補償するために必要なクレジット数が増加します。その値は、ファイバ チャネルや FICON ポートでサポートされているクレジットの数と同じかそれより小さくしなければなりません。
|
数値。2 ~ 256 の範囲で 2 の倍数のみ。 |
Autoadjust GFP Buffer Threshold |
オンにすると、SONET/SDH 転送に対して、帯域幅および遅延の点で最大の利用率が保証されます。 |
― |
GFP Buffers Available |
GFP バッファの深度を設定します。GFP Buffers Available は、Autoadjust GFP Buffer Threshold がオフになっている場合にのみ編集できます。短い SONET 転送距離に対しては、遅延を少なくするために値を小さくすることを推奨します。長い SONET 転送距離に対しては、帯域幅を広くするために値を大きくすることを推奨します。 |
数値。16 ~ 1200 の範囲で 16 の倍数のみ。 |
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D356 FC_MR-4 カードにあるポートの拡張 FC/FICON 設定の変更
目的 |
この作業では、FC_MR-4 ポートの拡張 FC/FICON パラメータを変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、ポートの設定を変更する FC_MR-4 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Port > Enhanced FC/FICON タブをクリックします。
ステップ 3 変更するフィールドをクリックして、 表20-21 で説明されている設定を任意に変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
表20-21 FC_MR-4 カードにあるポートの距離延長設定
|
|
|
Port |
(表示専用)カードのポート番号 |
1 ~ 4 |
Ingress Idle Filtering |
オンにすると、過剰なファイバ チャネルコードやFICON IDLE コードを、SONET 転送から削除しないようにします。IDLE は、送信データがないときにフレーム間に送られる 8b10b の制御ワード パターンです。入側で行うアイドルパターンのフィルタリングは、フル回線速度のファイバ チャネル転送や FICON 転送が可能な、SONET 回線の帯域幅サイズにだけ適用されます。これは、サードパーティの SONET 機器でリモート ファイバ チャネルや FICON と相互運用させる場合にも使用できます。 |
― |
Maximum Frame Size |
有効なフレームの最大サイズを設定します。この設定によって、ファイバ チャネルの最大値を超えるフレーム サイズに対して、サイズ超過の PM が滞らないようにします。サイズの超過は、Cisco MDS 9000 スイッチで生成した Virtual SAN(VSAN)タグがファイバチャネル フレームに追加されて発生することがあります。 |
数値。2148 ~ 2172 |
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D357 パススルー回線の確認
目的 |
この作業では、削除するノードを経由する回線が、同じ VC4 や VC3、VC11、または VC12 でノードに出入りしていることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 CTC Circuits ウィンドウで、削除するノードを経由する回線を選択して、 Edit をクリックします。
ステップ 2 Edit Circuits ウィンドウで、 Show Detailed Map をオンにします。
ステップ 3 回線がイースト ポートとウエスト ポートで同じ VC4、VC3、VC11、VC12 にマッピングされていることを確認します。たとえば、回線のウエスト ポートのマッピングが s5/p1/V1(スロット 5、ポート 1、VC4 1)の場合、イースト ポートも VC4 1 であることを確認します。回線のイーストとウエストで VC4、VC3、VC11、VC12 が異なる場合は、その回線の名前を記録します。図20-13 は、同じ VC4(VC4 2)でノード(doc-124)を経由する回線を示しています。
図20-13 パススルー VC4 の確認
ステップ 4 Circuits タブに表示されている各回線について、ステップ 1 ~ 3 を繰り返します。
ステップ 5 ステップ 3 で記録した各回線を削除して再作成します。回線を削除する際には、「D27 回線の削除」を参照してください。回線を作成する際には、「回線と低次トンネルの作成」を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D358 MS-DCC 終端の変更
目的 |
この作業では、Multiplex-Section DCC(MS-DCC)を変更します。Open Shortest Path First(OSPF)と外部ノードの設定もイネーブルまたはディセーブルにできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Provisioning > Comm Channels > MS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 変更する MS-DCC をクリックします。
ステップ 3 Edit をクリックします。
ステップ 4 MS-DCC Termination Editor ダイアログボックスで、必要に応じて、次のように設定します。
• Disable OSPF on MS-DCC Link ― オンにすると、そのリンクで OSPF がディセーブルになります。OSPF をディセーブルにする必要があるのは、スロットとポートの接続先が OSPF をサポートしていないサードパーティ製の装置である場合だけです。
• Far End is Foreign ― MS-DCC 終端が ONS ノードでない場合に、このボックスをオンにします。
• Far end IP ― Far End is Foreign チェックボックスをオンにした場合は、遠端側ノードの IP アドレスを入力するか、デフォルトの 0.0.0.0 のままにしておきます。IP アドレスが 0.0.0.0 の場合は、遠端側でどのアドレスを使用してもよいことを意味します。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 元のNTP(手順)に戻ります。
DLP-D359 RS-DCC 終端の変更
目的 |
この作業では、Regenerator-Section DCC(RS-DCC)を変更します。OSPF と外部ノードの設定もイネーブルまたはディセーブルにできます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 変更する RS-DCC をクリックします。
ステップ 3 Edit をクリックします。
ステップ 4 RS-DCC Termination Editor ダイアログボックスで、必要に応じて、次のように設定します。
• Disable OSPF on RS-DCC Link ― オンにすると、そのリンクで OSPF がディセーブルになります。OSPF をディセーブルにする必要があるのは、スロットとポートの接続先が OSPF をサポートしていないサードパーティ製の装置である場合だけです。
• Far End is Foreign ― RS-DCC 終端が ONS ノードでない場合に、このボックスをオンにします。
• Far End IP ― Far End is Foreign チェックボックスをオンにした場合は、遠端側ノードの IP アドレスを入力するか、デフォルトの 0.0.0.0 のままにしておきます。IP アドレスが 0.0.0.0 の場合は、遠端側でどのアドレスを使用してもよいことを意味します。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 元のNTP(手順)に戻ります。
DLP-D360 RS-DCC 終端の削除
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の SDH RS-DCC 終端を削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) DCC 終端を削除すると、他の DCC を持たないノードや、CTC コンピュータにネットワークで接続されていないノードは見えなくなります。
ステップ 1 ノード ビューで Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 RS-DCC 終端をクリックして、 Delete をクリックします。Delete RS-DCC Termination ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D361 DCC トンネルの作成
目的 |
この作業では、サードパーティ製の SDH 機器から ONS 15454 SDH ネットワークを経由してトラフィックを転送するための DCC トンネルを作成します。トンネルは、RS-DCC チャネル(D1-D3)(終端された DCC として ONS 15454 SDH によって使用されない場合)、または任意の MS-DCC チャネル(D4-D6、D7-D9、または D10-D12)上に作成できます。 |
工具/機器 |
STM-N カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D127 ネットワークのターンアップの確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) DCC トンネル接続の最大数は 84 にすることを推奨します。ONS 15454 SDH が使用している終端 RS-DCC は、DCC トンネル エンドポイントには使用できません。また、DCC トンネル エンドポイントとして使用している RS-DCC は終端できません。DCC トンネル接続はすべて双方向です。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 Overhead Circuit Creation ダイアログボックスの Circuit Attributes 領域で次の項目を指定します。
• Name ― トンネル名を入力します。
• Circuit Type ― 次のいずれかを選択します。
– DCC Tunnel-D1-D3 ― 送信元エンドポイントまたは宛先エンドポイントとして、RS-DCC(D1-D3)または MS-DCC(D4-D6、D7-D9、または D10-D12)を選択できます。
– DCC Tunnel-D4-D12 ― MS-DCC 全体をトンネルとしてプロビジョニングします。
ステップ 4 Next をクリックします。
ステップ 5 Circuit Source 領域で次の項目を指定します。
• Node ― 送信元ノードを選択します。
• Slot ― 送信元スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、送信元ポートを選択します。
• Channel ― トンネルの種類として DCC Tunnel-D1-D3 を選択した場合は、次のオプションが表示されます。次のいずれかを選択します。
– DCC1 (D1-D3) ― これは RS-DCC です。
– DCC2 (D4-D6) ― これは MS-DCC 1 です。
– DCC3 (D7-D9) ― これは MS-DCC 2 です。
– DCC4 (D10-D12) ― これは MS-DCC 3 です。
DCC オプションは、ONS 15454 SDH(DCC1)またはその他のトンネルでその DCC が使用されていると、表示されません。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Circuit Destination 領域で、次の項目を指定します。
• Node ― 宛先ノードを選択します。
• Slot ― 宛先スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、宛先ポートを選択します。
• Channel ― トンネルの種類として DCC Tunnel-D1-D3 を選択した場合は、次のオプションが表示されます。次のいずれかを選択します。
– DCC1 (D1-D3) ― これは RS-DCC です。
– DCC2 (D4-D6) ― これは MS-DCC 1 です。
– DCC3 (D7-D9) ― これは MS-DCC 2 です。
– DCC4 (D10-D12) ― これは MS-DCC 3 です。
DCC オプションは、ONS 15454 SDH(DCC1)またはその他のトンネルでその DCC が使用されていると、表示されません。
ステップ 8 Finish をクリックします。
ステップ 9 DCC トンネルを提供するポートをインサービスにします。手順については、「D214 ポートのサービス状態の変更」を参照してください。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D362 MS-DCC 終端の削除
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の SDH MS-DCC 終端を削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 DCC 終端を削除すると、他の DCC を持たないノードや、CTC コンピュータにネットワークで接続されていないノードは見えなくなります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Comm Channel > MS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 削除する MS-DCC 終端をクリックして、 Delete をクリックします。Delete MS-DCC Termination ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。変更内容を確認し、完了していなければ作業を繰り返します。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D363 RS-DCC 終端のプロビジョニング
目的 |
この作業では、アラーム、管理データ、信号制御情報、およびメッセージに必要な、SDH RS-DCC 終端を作成します。この作業では、ノードが ONS 以外の遠端ノードに DCC ネットワーク経由で直接 IP アクセスできるように、ノードを設定することもできます。また、この作業では、DCC の OSI サブネットワーク ポイント オブ アタッチメントを作成して、OSI プロトコル スタックに基づくサードパーティ製の NE(ネットワーク要素)とノードをネットワーク接続できるようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 ONS 15454 SDH が OSI IS Level 1 または IS Level 1/Level 2 ノードとして設定されている状態で、サードパーティ製 NE に OSI 専用(LAP-D)RS-DCC をプロビジョニングする場合、ベンダー NE の最大エリア ルーティング パラメータが 3 に設定されていることを確認してから、この作業を開始してください。
(注) RS-DCC をプロビジョニングした場合、同じポートで MS-DCC を終端できますが、推奨しません。同じポートで RS-DCC と MS-DCC を使用するのは、MS-DCC をサポートしていないソフトウェア バージョンをアップグレードする間だけです。同じノードの異なるポートに RS-DCC および MS-DCC をプロビジョニングすることができます。
ステップ 1 ノード ビューで Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 Create RS-DCC Terminations ダイアログボックスで、DCC 終端を作成するポートをクリックします。複数のポートを選択する場合は、Shift キーまたは Ctrl キーを押します。
(注) RS-DCC とは、ONS 15454 SDH の DCC 終端に使用されるリジェネレータ セクションの DCC のことです。SDH 多重化セクションの DCC とリジェネレータ セクションの DCC(ONS 15454 SDH で DCC 終端に使用していない場合)は、DCC トンネルとしてプロビジョニングできます。「D361 DCC トンネルの作成」を参照してください。
ステップ 4 Port Admin State 領域で Set to ‘unlocked' オプション ボタンをクリックします。
ステップ 5 Disable OSPF on DCC Link チェックボックスがオフになっていることを確認します。
ステップ 6 RS-DCC 終端に ONS 以外のノードを含める場合は、 Far End is Foreign チェックボックスをオンにします。この操作によって、遠端ノードの IP アドレスが 0.0.0.0 に設定されます。これは、遠端でどのアドレスでも指定できることを表しています。デフォルト値を特定の IP アドレスに変更する場合は、「D359 RS-DCC 終端の変更」を参照してください。
ステップ 7 Layer 3 ボックスで、次のいずれかを実行します。
• IP ボックスのみをオンにする ― RS-DCC が ONS 15454 SDH と別の ONS ノードの間にあり、ネットワーク上に ONS ノードのみがある場合。RS-DCC は PPP(ポイントツーポイント プロトコル)を使用します。
• IP ボックスと OSI ボックスをオンにする ― RS-DCC が ONS 15454 SDH と別の ONS ノードの間にあり、OSI プロトコル スタックを使用するサードパーティ製の NE が同じネットワーク上にある場合。RS-DCC は PPP を使用します。
• OSI ボックスのみをオンにする ― RS-DCC が ONS ノードと、OSI プロトコル スタックを使用するサードパーティ製の NE の間にある場合。RS-DCC は LAP-D プロトコルを使用します。
(注) OSI ボックスがオンで、IP ボックスがオフ(LAP-D)の場合、ネットワーク ビューにネットワーク接続は表示されません。
ステップ 8 OSI ボックスがオンの場合は、次のステップを実行します。IP ボックスのみをオンにした場合は、ステップ 9 に進みます。
a. Next をクリックします。
b. 次のフィールドをプロビジョニングします。
• Router ― OSI ルータを選択します。
• ESH ― End System Hello(ESH)の伝播頻度を設定します。ES の NE は ESH を伝送して、自身が処理する NSAP の情報をその他の ES および IS に通知します。デフォルトは 10 秒です。選択できる範囲は 10 ~ 1000 秒です。
• ISH ― Intermediate System Hello(ISH)PDU の伝播頻度を設定します。IS NE はその他の ES および IS に ISH を送信して、自身が処理する IS NET について通知します。デフォルトは 10 秒です。選択できる範囲は 10 ~ 1000 秒です。
• IIH ― Intermediate System-to-Intermediate System Hello(IIH)Protocol Data Unit(PDU; プロトコル データ ユニット)の伝播頻度を設定します。IS-IS Hello PDU は、IS 間の隣接関係の確立および維持を行います。デフォルトは 3 秒です。選択できる範囲は 1 ~ 600 秒です。
• Metric ― LAN サブネットのパケット送信コストを設定します。IS-IS プロトコルはこのコストを使用して、最短のルーティング パスを計算します。LAN サブネットのデフォルト メトリック コストは 20 です。通常、この値は変更しないでください。
c. OSI ボックスおよび IP ボックスがオンの場合は、ステップ 9 へ進みます。OSI ボックスのみがオンの場合は、 Next をクリックして、次のフィールドをプロビジョニングします。
• Mode ― 次のいずれかを選択します。
AITS ― (デフォルト)Acknowledged Information Transfer Service。2 つの LAP-D ユーザ間に論理接続が確立されるまで、データを交換しません。このサービスにより、信頼性の高いデータ転送、フロー制御、およびエラー制御メカニズムが実現します。
UITS ― Unacknowledged Information Transfer Service。ユーザ データが格納されたフレームを、確認応答なしで転送します。このサービスでは、特定のユーザから送信されたデータが別のユーザに確実に配信されなくなり、配信に失敗した場合にユーザに通知されません。また、フロー制御またはエラー制御メカニズムが提供されません。
• Role ― RS-DCC の反対側の NE と逆のモードに設定します。
• MTU ― 最大伝送ユニット。LAP-D 情報フレームの最大オクテット数を設定します。指定できる範囲は 512 ~ 1500 オクテットです。デフォルトは 512 です。通常、この値は変更しないでください。
• T200 ― Set Asynchronous Balanced Mode(SABME)フレームの再送信間隔を設定します。デフォルトは 0.2 秒です。選択できる範囲は 0.2 ~ 20 秒です。
• T203 ― フレーム交換の最大間隔、つまり、LAP-D「キープアライブ」Receive Ready(RR)フレームを送信するためのトリガーをプロビジョニングします。デフォルトは 10 秒です。選択できる範囲は 4 ~ 120 秒です。
ステップ 9 Finish をクリックします。
(注) すべてのネットワーク DCC 終端を作成してその STM-N ポートをインサービスにするまでは、DCC 終端エラー(EOC)アラームと LOS アラームが表示され続けます。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D364 MS-DCC 終端のプロビジョニング
目的 |
この作業では、アラーム、管理データ、信号制御情報、およびメッセージに必要な、SDH MS-DCC 終端を作成します。MS-DCC のサイズは、RS-DCC のサイズの 3 倍です。この作業では、ノードが ONS 以外の遠端ノードに DCC ネットワーク経由で直接 IP アクセスできるように、ノードを設定することもできます。また、この作業では、DCC の OSI サブネットワーク ポイント オブ アタッチメントを作成して、OSI プロトコル スタックに基づくサードパーティ製の NE とノードをネットワーク接続できるようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) MS-DCC をプロビジョニングした場合、同じポートで RS-DCC を終端できますが、推奨しません。同じポートで RS-DCC と MS-DCC を使用するのは、MS-DCC をサポートしていないソフトウェア バージョンをアップグレードする間のみです。同じノードの異なるポートに RS-DCC および MS-DCC をプロビジョニングすることができます。
ステップ 1 ノード ビューで Provisioning > Comm Channels > MS-DCC タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 Create MS-DCC Terminations ダイアログボックスで、MS-DCC 終端を作成するポートをクリックします。複数のポートを選択する場合は、Shift キーまたは Ctrl キーを押します。
(注) MS-DCC とは、ONS 15454 SDH DCC 終端に使用される多重化セクションの DCC のことです。SDH 多重化セクションの DCC とリジェネレータ セクションの DCC(ONS 15454 SDH で DCC 終端に使用していない場合)は、DCC トンネルとしてプロビジョニングできます。「D361 DCC トンネルの作成」を参照してください。
ステップ 4 Port Admin State 領域で Set to IS オプション ボタンをクリックします。
ステップ 5 Disable OSPF on DCC Link チェックボックスがオフになっていることを確認します。
ステップ 6 RS-DCC 終端に ONS 以外のノードを含める場合は、 Far End is Foreign チェックボックスをオンにします。この操作によって、遠端ノードの IP アドレスが 0.0.0.0 に設定されます。これは、遠端でどのアドレスでも指定できることを表しています。デフォルト値を特定の IP アドレスに変更する場合は、「D359 RS-DCC 終端の変更」を参照してください。
ステップ 7 Layer 3 ボックスで、次のいずれかを実行します。
• IP ボックスのみをオンにする ― MS-DCC が ONS 15454 SDH と別の ONS ノードの間にあり、ネットワーク上に ONS ノードのみがある場合。MS-DCC は PPP を使用します。
• IP ボックスと OSI ボックスをオンにする ― MS-DCC が ONS 15454 SDH と別の ONS ノードの間にあり、OSI プロトコル スタックを使用するサードパーティ製の NE が同じネットワーク上にある場合。MS-DCC は PPP を使用します。
(注) OSI専用(LAP-D)は、MS-DCC では使用できません。
ステップ 8 OSI ボックスがオンの場合は、次のステップを実行します。IP ボックスのみをオンにした場合は、ステップ 9 に進みます。
a. Next をクリックします。
b. 次のフィールドをプロビジョニングします。
• Router ― OSI ルータを選択します。
• ESH ― ESH の伝播頻度を設定します。.ES の NE は ESH を伝送して、自身が処理する NSAP の情報をその他の ES および IS に通知します。デフォルトは 10 秒です。選択できる範囲は 10 ~ 1000 秒です。
• ISH ― ISH PDU の伝播頻度を設定します。IS NE はその他の ES および IS に ISH を送信して、自身が処理する IS NET について通知します。デフォルトは 10 秒です。選択できる範囲は 10 ~ 1000 秒です。
• IIH ― IIH PDU の伝播頻度を設定します。IS-IS Hello PDU は、IS 間の隣接関係の確立および維持を行います。デフォルトは 3 秒です。選択できる範囲は 1 ~ 600 秒です。
• Metric ― LAN サブネットのパケット送信コストを設定します。IS-IS プロトコルはこのコストを使用して、最短のルーティング パスを計算します。LAN サブネットのデフォルト メトリック コストは 20 です。通常、この値は変更しないでください。
ステップ 9 Finish をクリックします。
(注) すべてのネットワーク DCC 終端を作成してその STM-N ポートをインサービスにするまでは、Multiplex Section DCC Termination Failure(MS-EOC)アラームと LOS アラームが表示され続けます。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D365 E1-42 カードの回線およびしきい値設定の変更
目的 |
この作業では、E1-42(E-1)カードの回線としきい値の設定を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ユーザがプロビジョニングできるカード設定のデフォルト値とドメインについては、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、回線またはしきい値の設定を行う E1-42 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 変更が必要な設定に応じて、 Line、Line Thresholds、Elect Path Thresholds 、または SDH Thresholds タブをクリックします。
(注) Alarm Profiles タブの詳細については、「アラームの管理」を参照してください。
(注) しきい値設定を変更する場合は、使用可能な方向、タイプ、および間隔(15 Min、1 Day)オプション ボタンをクリックしてから、Refresh をクリックすることが必要な場合があります。これらをクリックすると、目的のしきい値設定が表示されます。
ステップ 4 変更するフィールドをクリックして、これらのサブタブにある設定を変更します。フィールドには、ドロップダウン リストからオプションを選択するもの、値を入力するもの、およびチェックボックスをオンまたはオフにするものがあります。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 プロビジョニングするパラメータのあるサブタブごとに、ステップ 3 ~ 5 を繰り返します。
回線設定の定義については、 表20-22 を参照してください。回線しきい値の設定の定義については、 表20-23 を参照してください。電気回路パス しきい値の設定の定義については、 表20-24 を参照してください。SDH しきい値の設定の定義については、 表20-25 を参照してください。
表20-22 に、E-1 カードに対する Provisioning > Line タブの値を示します。
表20-22 E1-42 カードの回線オプション
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Port |
(表示専用)ポート番号 |
• 1 ~ 42(E1-42 カード) |
Port Name |
ポート名 |
ユーザが 32 文字以下の英数字または特殊文字で定義します。デフォルトではブランクです。 「D314 ポートへの名前の割り当て」を参照してください。 |
SF BER |
SFBER を設定します。 |
• 1E-3 • 1E-4 • 1E-5 |
SD BER |
信号劣化ビット エラー レートを設定します。 |
• 1E-5 • 1E-6 • 1E-7 • 1E-8 • 1E-9 |
Line Type |
ライン フレーミング タイプを指定します。 |
• E1_MF • E1_CRCMF • E1_UNFRAMED |
Line Coding |
(表示専用)E-1 伝送符号化タイプを定義します。 |
HDB3 ― High Density Bipolar - 3 ゼロ置換 |
Admin State |
ポートのサービス状態を設定します。ネットワークの状態によっては変更できません。管理状態の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked ― ポートをインサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-enabled に変化します。 • Unlocked,automaticInService ― ポートを自動インサービス状態にします。ポートのサービス状態は、Unlocked-disabled,automaticInService に変化します。 • Locked,disabled ― サービスからポートを外して、ディセーブルにします。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,disabled に変化します。 • Locked,maintenance ― メンテナンスのためにサービスからポートを外します。ポートのサービス状態は、Locked-enabled,maintenance に変化します。
(注) CTC はポートのサービス状態を Unlocked-enabled から Locked-enabled,disabled に変更することを許可しません。Locked-enabled,disabled サービス状態にする前に、まずポートを Locked-enabled,maintenance サービス状態にします。
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Service State |
(表示専用)ポートの全体的な状態を示します。自動的に生成されます。サービス状態は、Primary State-Primary State Qualifier, Secondary State という形式で表されます。サービス状態の詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。 |
• Unlocked-enabled ― ポートは完全に動作し、プロビジョニングされたとおりに動作します。 • Unlocked-disabled,automaticInService ― ポートはアウト オブ サービスですが、トラフィックは伝送されます。アラームの報告は抑制されています。ONS ノードは、ポートで信号にエラーがないかをモニタします。エラーのない信号を検出したあと、ポートはソーク時間の間 Unlocked-disabled,automaticInService 状態に留まります。ソーク時間が過ぎると、ポートのサービス状態は Unlocked-enabled に変化します。 • Locked-enabled,disabled ― ポートはアウト オブ サービス状態で、トラフィックは伝送できません。 • Locked-enabled,maintenance ― ポートは、メンテナンスのためのアウト オブ サービス状態です。アラームの報告は抑制されていますが、トラフィックは伝送され、ループバックが許可されます。 |
AINS Soak |
自動インサービス ソーク期間を設定します。 |
• 有効な入力信号の存続期間。hh:mm の形式で指定します。この期間を経過したあと、カードは自動的に Unlocked-enabled になります。 • 0 ~ 48 時間、15 分刻み |
表20-23 に、E-1 カードに対する Provisioning > Line Thresholds タブの値を示します。
表20-23 E1-42 カードの回線しきい値オプション
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Port |
(表示専用)ポート番号 • 1 ~ 42(E1-42 カード) |
CV |
符号化違反数 |
ES |
エラー秒数 |
SES |
重大エラー秒数 |
LOSS |
1 つまたは複数の LOS 障害が発生した秒数です。 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-24 で、E-1 カードに対する Provisioning > Elect Path Thresholds タブの値を示します。
表20-24 E1-42 カードの電気回路パスしきい値オプション
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Port |
(表示専用)ポート番号 • 1 ~ 42(E1-42 カード) |
EB |
エラー ブロック数 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数 |
ES |
エラー秒数 |
SES |
重大エラー秒数 |
UAS |
使用不可秒数 |
AISS |
アラーム表示信号 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
表20-25 に、E-1 カードに対する Provisioning > SDH Thresholds タブの値を示します。
表20-25 E1-42 カードの SDH しきい値オプション
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Port |
(表示専用)E-1 ポート • 1 ~ 42(E1-42 カード) |
ES |
エラー秒数 |
SES |
重大エラー秒数 |
EB |
エラー ブロック数 |
UAS |
使用不可秒数 |
BBE |
バックグラウンド ブロック エラー数 |
VC LO |
仮想回線(低次) |
VC4 |
仮装回線 4 |
15 Min オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 15 分間隔で表示されます。 |
1 Day オプション ボタン |
このオプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックすると、このタブのしきい値が 1 日間隔で表示されます。 |
(注) しきい値は、回線が作成されたあとで表示されます。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D366 K3 バイトの再マップ
目的 |
この作業では、K3 バイトをプロビジョニングします。ONS 15454 SDH の MS-SPRing をサードパーティ製装置経由で運用する必要がない場合は、K3 バイトを再マップしないでください。特別なユーザでないかぎり、この作業は不要です。 |
工具/機器 |
再マップする MS-SPRing スパンに STM-16、STM-64 または MRC-2.5G-12 カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 K3 バイトを再マップする場合は、スパンの両端で同じ拡張バイト(Z2、E2、または F1)に再マップします。
ステップ 1 ノード ビューで、サードパーティ製機器に接続する STM-16 カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Line タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing Ext Byte をクリックして、別のバイト(Z2、E2、または F1)を選択します。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 (4 ファイバ MS-SPRing のみ)保護カードごとにステップ 2 ~ 4 を繰り返します。
ステップ 6 MS-SPRing スパンの他端にあるノードとカードで、この作業を繰り返します。
(注) ステップ 3 で選択した拡張バイトは、スパンの両端で一致している必要があります。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D367 回線の送信元ポートと宛先ポートにおける J2 パス トレースのプロビジョニング
目的 |
この作業では、VC12 回線の送信元ポートと宛先ポートに J2 パス トレースを作成します。 |
工具/機器 |
回線の送信元ポートと宛先ポートには、パス トレースを送信または受信できる ONS 15454 SDH カードが取り付けられている必要があります。カードのリストは 表20-26 を参照してください。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この作業では、双方向回線上にパス トレースを設定することと、回線の始点および終点に送信文字列を設定することを前提としています。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 モニタする VC12 回線で、送信元ポートと宛先ポートの存在するカードでパス トレースの文字列を送受信できることを確認します。カードのリストは 表20-26 を参照してください。
表20-26 J2 パス トレース機能を備えた ONS 15454 SDH カード
|
|
送受信 |
E1-42 |
受信のみ |
STM1E-12 |
(注) 送受信カード上にどちらのポートも存在しない場合は、この手順を完了することができません。
ステップ 4 トレースする VC12 回線を選択し、その回線をダブルクリック(または Edit をクリック)します。
ステップ 5 Edit Circuit ウィンドウで、ウィンドウ下部にある Show Detailed Map チェックボックスをクリックします。送信元ポートと宛先ポートの詳細マップが表示されます。
ステップ 6 回線の始点が送信する文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. 詳細な回線マップで、回線の送信元ポート(送信元ノード アイコンの右または左にある四角)を右クリックし、ショートカット メニューから Edit J2 Path Trace (port) を選択します。
b. 16 byte ボタンをクリックします。
c. New Transmit String フィールドで、回線の始点が送信する文字列を入力します。入力する文字列は、ノードの IP アドレス、ノード名、回線名、その他の文字列など、送信元のポートが容易に識別できるものにします。New Transmit String フィールドを空白のままにしておくと、J2 はヌル文字列を送信します。
d. Apply をクリックしてから Close をクリックします。
ステップ 7 回線の終点が送信する文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. 詳細な回線マップで回線の宛先ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit Path Trace を選択します。
b. New Transmit String フィールドで、回線の終点から送信する文字列を入力します。入力する文字列は、ノードの IP アドレス、ノード名、回線名、その他の文字列など、宛先ポートが容易に識別できるものにします。New Transmit String フィールドを空白のままにしておくと、J2 はヌル文字列を送信します。
c. Apply をクリックします。
ステップ 8 回線の終点で受信する予測文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. Circuit Path Trace ウィンドウで、Path Trace Mode ドロップダウン リストから、 Auto または Manual を選択して、パス トレースの予測文字列をイネーブルにします。
• Auto ― 送信元ポートから受信された最初の文字列が、現在の予測文字列としてプロビジョニングされます。ベースラインとは異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
• Manual ― Current Expected String フィールドに入力された文字列がベースラインになります。Current Expected String と異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
b. Path Trace Mode フィールドを Manual に設定した場合は、回線の終点が回線の始点から受信する文字列を New Expected String フィールドに入力します。Path Trace Mode を Auto に設定した場合は、このステップを省略してください。
c. Low-Order Path Trace Identifier Mismatch(LP-TIM)アラームが検出されたときに AIS および Remote Defect Indication(RDI; リモート障害表示)を抑制する場合は、 Disable AIS and RDI on J2 TIM チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
d. Low-Order Signal Label Mismatch(LO SLM)アラームが検出されたときに AIS を抑制する場合は、 Disable AIS on LO SLM チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
e. (チェックボックスの表示はカードの選択により異なります)C2 の不一致が発生したときに AIS を抑制する場合は、Disable AIS on C2 Mis-Match チェックボックスをクリックします。
f. Apply をクリックしてから Close をクリックします。
(注) 回線の終点で受信する予測文字列に関しては、形式(16 バイトまたは 64 バイト)を設定する必要はありません。パス トレースの処理で自動的に形式が判別されるからです。
ステップ 9 回線の始点で受信する予測文字列を、次の手順でプロビジョニングします。
a. Edit Circuit ウィンドウで(Show Detailed Map を選択して)、回線の送信元ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit Path Trace を選択します。
b. Circuit Path Trace ウィンドウで、Path Trace Mode ドロップダウン リストから、 Auto または Manual を選択して、パス トレースの予測文字列をイネーブルにします。
• Auto ― 現在の予測文字列として、相手ポートから受信した最初の文字列を使用します。ベースラインとは異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
• Manual ― ベースライン文字列として、Current Expected String フィールドの値を使用します。Current Expected String と異なる文字列を受信すると、アラームが表示されます。
c. Path Trace Mode フィールドを Manual に設定した場合は、回線の終点が回線の始点から受信する文字列を New Expected String フィールドに入力します。Path Trace Mode フィールドを Auto に設定した場合は、このステップを省略してください。
d. LP-TIM アラームが検出されたときに AIS および RDI を抑制する場合は、 Disable AIS and RDI on J2 TIM チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
e. LO SLM アラームが検出されたときにアラーム表示信号を抑制する場合は、 Disable AIS on LO SLM チェックボックスをクリックします。アラームと状態の説明については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
f. (チェックボックスの表示はカードの選択により異なります)C2 の不一致が発生したときに AIS を抑制する場合は、Disable AIS on C2 Mis-Match チェックボックスをクリックします。
g. Apply をクリックします。
(注) 回線の始点で受信する予測文字列に関しては、形式(16 バイトまたは 64 バイト)を設定する必要はありません。パス トレースの処理で自動的に形式が判別されるからです。
ステップ 10 パス トレースを設定すると、パス トレース設定ウィンドウの Received フィールドに受信した文字列が表示されます。次のオプションを指定します。
• パス トレースを 16 進モードで表示する場合は、 Hex Mode ボタンをクリックします。ボタンの名前が ASCII Mode に変わります。パス トレースを ASCII 形式に戻す場合は、このボタンをクリックします。
• ポートから値を再度読み取る場合は Reset をクリックします。
• パス トレースをデフォルトの設定に戻す場合は、 Default をクリックします(Path Trace Mode は Off に、New Transmit String と New Expected String はヌルにそれぞれ設定されます)。
注意 相手ポートに異なる文字列がプロビジョニングされている場合に Default をクリックすると、アラームが発生します。
Path Trace Mode フィールドを Auto または Manual に設定した場合、予測文字列と受信文字列は数秒ごとに更新されます。
ステップ 11 Close をクリックします。
詳細な回線ウィンドウを表示すると、回線の送信元ポートと宛先ポートにパス トレースが M(マニュアル パス トレース)または A(自動パス トレース)という文字で表示されます。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D368 ノードで使用しているタイミング基準の手動または強制切り替え
目的 |
この作業では、NE のタイミング基準を、選択した有効な基準に切り替えます。手動切り替えでは、基準の Synchronization Status Message(SSM)品質が現在のタイミング基準以上でなければなりません。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
メンテナンス以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Timing > Source をクリックします。
ステップ 2 対象となる Clock の Reference ドロップダウン リストから、基準を選択します。
ステップ 3 対象となるClock の Operation ドロップダウン リストから、次のオプションのいずれか 1 つを選択します。
• Manual ― このオプションを選択すると、基準の SSM 品質が現在のタイミング基準以上であれば、そのノードの基準が、選択した基準に切り替わります。
• Force ― このオプションを選択すると、基準の SSM 品質には関係なく(基準が有効であれば)、そのノードの基準が、選択した基準に切り替わります。
Clear オプションの詳細については、「D369 手動または強制で切り替えたノードのタイミング基準のクリア」を参照してください。
ステップ 4 タイミング ソースの隣にある Apply をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。選択したタイミング基準が許容される有効な基準であれば、そのノードの基準が、選択したタイミング基準に切り替わります。
ステップ 6 選択したタイミング基準が無効であると、警告のダイアログが表示されます。 OK をクリックします。ノードは通常のタイミング基準に戻りません。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D369 手動または強制で切り替えたノードのタイミング基準のクリア
目的 |
この作業では、手動または強制で切り替えたノードのタイミング基準をクリアして、プロビジョニングされている基準に戻します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
メンテナンス以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Timing > Source をクリックします。
ステップ 2 Operation リストで現在 Manual または Force に設定されているクロック基準を見つけます。
ステップ 3 Operation ドロップダウン リストから Clear を選択します。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックします。通常のタイミング基準が許容される有効な基準であれば、ノードはシステムの設定に定義されている通常のタイミング基準に戻ります。
ステップ 6 通常のタイミング基準が無効である場合や、障害がある場合は、警告メッセージが表示されます。 OK をクリックします。タイミング基準は元には戻せません。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D370 回線情報の表示
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の回線情報を表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 適切な CTC ビューに移動します。
• ネットワーク全体の回線を表示する場合は、View メニューで Go to Network View を選択します。
• 特定のノードを始点/終点とする回線、または特定のノードをパススルーする回線を検索する場合は、View メニューで Go to Other Node を選択してから、検索するノードを選択して OK をクリックします。
• ノード ビューで、特定のカードを始点/終点とする回線、または特定のカードをパススルーする回線を表示する場合は、表示する回線のあるカードをダブルクリックします。
ステップ 2 Circuits タブをクリックします。Circuits タブに次の情報が表示されます。
• Circuit Name ― 回線名。回線名は手動で割り当てることも、自動的に生成させることもできます。
• Type ― 回線タイプ。HOP(高次パス回線)、LOP(低次パス回線)、VCT(低次トンネル)、VCA(VC 低次集約ポイント)、OCHNC(DWDM 光チャネル ネットワーク接続)、HOP_v(VCAT 高次回線)、または LOP_v(VCAT 低次回線)のいずれかになります。
• Size ― 回線サイズ。高次回線のサイズは、VC4、VC4-2c、VC4-3c、VC4-4c、VC4-8c、VC4-12c、VC4-16c、および VC4-64c です。低次回線のサイズは、VC11、VC12、および VC3 です。Optical Channel Network Connection(OCHNC)のサイズは、Equipped not specific、Multi-rate、2.5 Gbps No Forward Error Correction(FEC; 前方エラー訂正)、2.5 Gbps FEC、10 Gbps No FEC、および 10 Gbps FEC です。高次 VCAT 回線のサイズは VC4- n v と VC4-4c- n v、低次 VCAT 回線のサイズは VC3- n v です。ここで、 n はメンバーの数です。
• OCHNC Wlen ― (DWDM のみ)詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
• Direction ― 回線の方向(双方向または一方向)
• OCHNC Dir ― OCHNC の場合は光チャネル ネットワーク接続の方向。East to West(イーストからウエスト)または West to East(ウエストからイースト)のいずれかになります。詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
• Protection ― 回線保護のタイプ。保護タイプのリストは 表20-27 を参照してください。
表20-27 回線の保護タイプ
|
|
1+1 |
回線は 1+1 保護グループで保護されています。 |
2F MS-SPRing |
回線は 2 ファイバ MS-SPRing で保護されています。 |
4F MS-SPRing |
回線は 4 ファイバ MS-SPRing で保護されています。 |
2F-PCA |
回線は、2 ファイバ MS-SPRing の Protection Channel Access(PCA)パスにルーティングされます。PCA 回線は保護されていません。 |
4F-PCA |
回線は、4 ファイバ MS-SPRing の PCA にルーティングされます。PCA 回線は保護されていません。 |
MS-SPRing |
回線は 2 ファイバおよび 4 ファイバの MS-SPRing で保護されています。 |
N/A |
同じノード上に接続のある回線は保護されません。 |
Protected |
回線は、ダイバース SDH トポロジ(MS-SPRing と SNCP、または SNCP と 1+1 保護グループなど)で保護されています。 |
PCA |
回線は、2 ファイバ MS-SPRing と 4 ファイバ MS-SPRing の両方の PCA パスにルーティングされます。PCA 回線は保護されていません。 |
SNCP |
回線は SNCP で保護されています。 |
SNCP-DRI |
回線は SNCP DRI で保護されています。 |
SPLITTER |
回線は、保護トランスポンダ(TXPP_MR_2.5G)のスプリッタ保護で保護されています。 |
Unknown |
回線は異なるノード上に始点と終点があり、ノード間の通信がダウンしています。これは、回線要素の一部が不明な場合の保護タイプです。 |
Unprot (black) |
異なるノードに始点と終点がある回線は保護されません。 |
Unprot (red) |
完全に保護する回線として作成した回線は、MS-SPRing または 1+1 保護グループの排除などのシステムの変更が原因で保護されなくなります。 |
Y-Cable |
回線は、トランスポンダ カードまはマックスポンダ カードの Y 字型ケーブル保護グループで保護されています。 |
• Status ― 回線のステータスです。 表20-28 に、表示される回線のステータスを示します。
表20-28 Cisco ONS 15454 SDH 回線のステータス
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CREATING |
CTC は回線を作成中です。 |
DISCOVERED |
CTC は回線を作成しました。すべてのコンポーネントが適切に配置され、回線の始点から終点まで完全なパスが存在します。 |
DELETING |
CTC は回線を削除中です。 |
PARTIAL |
CTC で作成された回線でクロスコネクトまたはネットワーク スパンが見つかりません。始点から終点までの完全なパスが存在しないか、Alarm Interface Panel(AIP)がその回線パスのノードのいずれか 1 つで変更されているので、その回線は変更する必要があります(AIP にはノードの MAC アドレスが保存されています)。 CTC では、回線がクロスコネクトおよびネットワーク スパンを使用して表されます。あるネットワーク スパンが回線から失われていると、回線のステータスは PARTIAL になります。ただし、PARTIAL ステータスは、回線のトラフィックに障害が発生していることを示しているとはかぎりません。保護パス上にトラフィックが流れている場合もあります。 ネットワーク スパンには、アップまたはダウンの 2 つの状態があります。CTC の回線およびネットワーク マップでは、運用されているスパンがグリーンの線で表示され、ダウンしているスパンはグレーの線で表示されます。CTC セッション中にネットワーク上のあるスパンで障害が発生した場合、そのスパンはネットワーク マップに残りますが、色がダウン状態であることを示すグレーに変わります。障害が発生している状態で CTC セッションを再起動すると、新しい CTC セッションはそのスパンを検出できず、そのスパンに対応する線はネットワーク マップに表示されません。 続いて、ダウン状態のネットワーク スパンにルーティングされている回線が、CTC の現在のセッションでは DISCOVERED と表示されますが、スパンに障害が発生したあとにログインしたユーザには、PARTIAL と表示されます。 |
DISCOVERED_TL1 |
TL1 で作成した回線または TL1 と同様の機能の CTC で作成した回線は完全です。始点から終点までの完全なパスが存在します。 |
PARTIAL_TL1 |
TL1 で作成した回線または TL1 と同様の機能の CTC で作成した回線にはクロスコネクトが欠けているので、始点から終点までの完全なパスは存在しません。 |
CONVERSION_PENDING |
トポロジ アップグレードの既存の回線は、このステータスに設定されています。回線は、トポロジ アップグレードが完了すると、 DISCOVERED ステータスに戻ります。トポロジ アップグレードの詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「SDH Topologies and Upgrades」の章を参照してください。 |
PENDING_MERGE |
新規作成され、トポロジ アップグレードで代替パスを表す回線は、このステータスに設定され、一時的な回線であることを示します。トポロジ アップグレードが失敗した場合は、これらの回線を削除することができます。トポロジ アップグレードの詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「SDH Topologies and Upgrades」の章を参照してください。 |
DROP_PENDING |
回線は、新しい回線ドロップが追加されるときに、この状態に設定されます。 |
• Source ― 「 node/slot/port "port name" virtual_container/tributary_ unit_group/tributary_unit_
group/virtual_container 」の形式で表される回線の始点(二重引用符内にポート名が表示されます)。node(ノード)と slot(スロット)は必ず表示されます。送信元のカード、回線タイプ、ポート名の割り当ての有無によっては、「 port "port name"/virtual_container/tributary_unit_
group/tributary_unit group/virtual_container 」と表示される場合があります。STM64-XFP および MRC-12 カードでは、ポートは port pluggable module(PPM)-port と表示されます。回線のサイズが連結サイズ(VC4-2c、VC4-4c、VC4-8c など)の場合、回線で使用される VC は「VC4-7.9.」(VC 7、8、および 9)または「VC4-10..12」(VC 10、11、および 12)のように省略記号で表されます。
• Destination ― 回線の始点と同じ形式( node/slot/port "port name" virtual_container/tributary_unit_
group/tributary_unit_group/virtual_container )で表される回線の終点
• # of VLANS ― シングルカード モードまたはマルチカード モードの E シリーズ イーサネット カード上のエンドポイントでイーサネット回線が使用する VLAN の数
• # of Spans ― 回線を構成するノード間リンクの数。カラムを右クリックすると、Span Details を選択して、回線スパンの詳細を表示または非表示にできるショートカット メニューが表示されます。
• State ― 回線のサービス状態で、そのクロスコネクトの集約です。サービス状態には、Unlocked、Locked、および Locked-partial があります。回線のサービス状態の詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の付録「Administrative and Service States」を参照してください。
–Unlocked ― すべてのクロスコネクトがインサービス状態でしかも動作可能状態です。
–Locked ― すべてのクロスコネクトが Locked-enabled,maintenance または Locked-enabled,disabled です。
–Locked-partial ― 少なくとも 1 つのクロスコネクトが Unlocked-enabled で、他のクロスコネクトのサービス状態が Locked-enabled,maintenance または Locked-enabled,disabled です。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D371 MS-SPRing スケルチ テーブルの表示
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH MS-SPRing ノードの MS-SPRing スケルチ テーブルを表示します。スケルチは、現用チャネルのサービスで余分のトラフィックを保護チャネルのタイムスロットに流そうとして競合が発生したときに、そのトラフィックを AIS に置き換えてトラフィックの接続ミスが起こらないようにする機能です。このテーブルには、スケルチされた MS-SPRing の VC4 が、接続されていない各ノードごとに示されています。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 2 Squelch Table をクリックします。MS-SPR Squelch Table ウィンドウに、次の情報が表示されます。
• VC4 Number ― MS-SPRing VC4 番号です。
• West-Source ― トラフィックをノードのウエスト スパンから受信している場合に、送信元の MS-SPRing ノード ID が表示されます(リングに存在するすべてのノードの MS-SPRing ノード ID を表示する場合は、 Ring Map をクリックします)。
• West-Dest ― トラフィックをノードのウエスト スパンから送信している場合に、宛先の MS-SPRing ノード ID が表示されます。
• East-Source ― トラフィックをノードのイースト スパンから受信している場合に、送信元の MS-SPRing ノード ID が表示されます。
• East-Dest ― トラフィックをノードのイースト スパンから送信している場合に、宛先の MS-SPRing ノード ID が表示されます。
(注) MS-SPRing のスケルチ機能は、高次回線のトラフィックを伝送する VC4 でだけ実行されます。低次回線またはスイッチ型イーサネット回線のトラフィックを伝送する VC4 は、スケルチ テーブルに表示されません。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D372 Cisco TransportPlanner のコンフィギュレーション ファイルのインポート
目的 |
この作業では、ノードを自動的に設定するために Cisco TransportPlanner のコンフィギュレーション ファイルをノードにインポートします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
Cisco TransportPlanner のネットワーク コンフィギュレーション ファイルが、利用可能なローカル ドライブやネットワーク ドライブに置かれている必要があります。 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
ステップ 1 Cisco TransportPlanner からノードのインストール パラメータをエクスポートします。エクスポートしたパラメータ ファイルがすでにある場合は、ステップ 2 へ進みます。
a. Cisco TransportPlanner でノード アイコンを右クリックし、 Site Installation > Assisted Conf Setup を選択します。
b. ダイアログボックスで、Cisco TransportPlanner のインストール ファイルを安全に保管しておく場所を選択します。
ステップ 2 CTC のノード ビューで、 Provisioning > WDS-ANS > NE Update タブをクリックします。
ステップ 3 Import をクリックします。
ステップ 4 Import Defaults From File ダイアログボックスで、コンフィギュレーション ファイルのパスを入力するか、または、Open ダイアログボックスで Browse をクリックし、コンフィギュレーション ファイルのある場所へ移動します。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 Apply をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D388 MS-SPRing の拡張バイト マッピングの確認
目的 |
この作業では、ノードを MS-SPRing から削除したあとに接続する MS-SPRing トランク カード上で、拡張バイト マッピングが同じであることを確認します。 |
工具/機器 |
OC48 LR/STM16 LH AS カードが、接続する MS-SPRing スパンの一方または両方のエンドポイントに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ネットワーク ビューで、MS-SPRing ノードを削除したあとに再接続する OC48 LR/STM16 LH AS トランク カードが搭載された MS-SPRing ノードをダブルクリックします。
ステップ 2 1 つの OC48 LS/STM16 LH AS MS-SPRing トランク カードをダブルクリックします。
ステップ 3 Provisioning > Line タブをクリックします。
ステップ 4 MS-SPR Ext Byte カラムに表示されるバイト情報を紙に記録します。
ステップ 5 2 番めの OC48 LS/STM16 LH AS トランク カードについて、ステップ 2 ~ 4 を繰り返します。
ステップ 6 新しいスパンのもう一方の端にあるノードに OC48 LS/STM16 LH AS トランク カードがある場合は、そのノードでステップ 1 ~ 5 を繰り返します。ノードに OC48 LS/STM16 LH AS カードがないと、トランク カードは K3 拡張バイトにマップされます。ステップ 7 へ進んでください。
ステップ 7 新しいスパンの両端でトランク カードが同じ MS-SPRing 拡張バイトにマップされている場合は、ステップ 8 へ進みます。同じでない場合は、どちらか一方のノードにあるトランク カードの拡張バイトをマップしなおします。「D366 K3 バイトの再マップ」を参照してください。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D393 TDM と DWDM のネットワーク ビュー切り替え
目的 |
この作業では、Time Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)と Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM)の間でネットワーク ビューを切り替えます。DWDM ネットワークをプロビジョニングするには、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Network Scope ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
• All ― TDM ノードと DWDM ノードを両方とも表示します。
• TDM ― トランスポンダ(TXP)カードとマックスポンダ(MXP)カードが実装されている SDH カード付きの ONS 15454 SDH ノードのみを表示します。
• DWDM ― TXP カードと MXP カードが実装されている DWDM カード付きの ONS 15454 SDH ノードのみを表示します。
(注) DWDM、TXP、および MXP の各カードについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』を参照してください。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。