DLP D1 ~ D99
DLP-D1 シェルフ アセンブリの開梱と確認
目的 |
この作業では、パッケージからシェルフ アセンブリを取り出します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
なし |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 設置場所で ONS 15454 SDH システム機器を受け取ったら、箱の上部を開きます。Cisco Systems のロゴがある側が箱の上部です。
ステップ 2 箱から発砲スチロールを取り出します。箱には、ONS 15454 SDH シェルフ(ビニールで包装されています)と、インストレーションに必要な部品を含む小さい箱が入っています。
ステップ 3 シェルフを取り出します。その際、シェルフ取り出しストラップの両方のリングを持って、シェルフを箱の外にゆっくりと持ち上げます。
ステップ 4 インストレーション用の部品が入った小さな箱を開き、「シスコが提供する機器」に示されている品目がすべて揃っていることを確認します。
(注) ファン トレイ アセンブリは、同梱されていません。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D2 シェルフ アセンブリの検査
目的 |
この作業では、シェルフ アセンブリのすべての部品が適切な状態であることを確認します。 |
工具/機器 |
前面扉用ピン付き六角(アレン)キー |
事前準備手順 |
「D1 シェルフ アセンブリの開梱と確認」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 ピン付き六角キーを使用してシェルフを開きます。詳細については、「D8 前面キャビネット コンパートメント(扉)のオープン」を参照してください。
ステップ 2 次の点を確認します。
• ピンが曲がっていたり、壊れていたりしない。
• フレームが曲がっていない。
ステップ 3 ピンが曲がっているか壊れている場合やフレームが曲がっている場合は、シスコの販売担当者に連絡して交換してください。
ステップ 4 設置する前に、前面扉を閉じます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D3 低次 VC12 回線ルートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、手動でルーティングされた低次 VC12 回線の回線ルートをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D335 手動ルーティングによる低次 VC11 回線の作成」 Circuit Creation ウィザードの Route Review and Edit ページを開いておく必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Circuit Creation ウィザードの Route Review and Edit 領域で、送信元ノードのアイコンをクリックします(未選択の場合)。
ステップ 2 最初に、送信元ノードにあるスパンの中から回線を通過させるスパンを選択して、その矢印をクリックします。矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドに、スパンの情報が表示されます。始点の VC12 が表示されます。
ステップ 3 始点の VC12 を変更する場合は、Source VC12 フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 4 始点の TUG2、TUG3、VC3、または VC4 を変更する場合は、それらに対応して TUG2、TUG3、VC3、または VC4 フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ 5 へ進みます。
ステップ 5 Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
ステップ 6 中間ノードも含めて回線が送信元から宛先ノードまですべてプロビジョニングされるまで、ステップ 2 ~ 5 を繰り返します。Circuit Routing Preferences 領域の Fully Protect Path がオンになっている場合は、次の手順を実行します。
• 各 Subnetwork Connection Protection(SNCP; サブネットワーク接続保護)リング、または始点から終点までの回線ルートの保護されていない部分に対して、2 つのスパンを追加します。
• 各 Multiplex Section-Shared Protection Ring(MS-SPRing; 多重化セクション共有保護リング)、または始点から終点までのルートの 1+1 部分に対して、1 つのスパンを追加します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D4 IP カプセル化トンネルの作成
目的 |
この作業では、サードパーティの SDH 機器から ONS 15454 SDH ネットワークを経由してトラフィックを転送するための、IP カプセル化トンネルを作成します。IP カプセル化トンネルは、終端された Data Communication Channel(DCC; データ通信チャネル)として ONS 15454 SDH が使用しなければ、Regenerator-Section DCC(RS-DCC; リジェネレータ セクション DCC)チャネル(D1-D3)上に作成されます。 |
工具/機器 |
SDH ノードの場合は、STM カードが取り付けられている必要があります。 ハイブリッド ノード(SDH と Dense Wavelength Division Multiplexing[DWDM; 高密度波長分割多重])の場合は、Optical Service Channel(OSC)カードまたはマックスポンダ カード(MXP_2.5_10E、MXP_2.5_10G、MXPP_MR_2.5G、またはMXP_MR_2.5G)が取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D35 ノードのターンアップの確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) IP カプセル化トンネル接続は、各 ONS 15454 SDH ごとに 10 個まで作成できます。ONS 15454 SDH が使用している終端 RS-DCC は、トンネル エンドポイントには使用できません。また、トンネル エンドポイントとして使用している RS-DCC は終端できません。トンネル接続はすべて双方向です。
ステップ 1 作成するトンネルの送信元ノードと宛先ノードの両方で IP アドレスがプロビジョニングされていることを確認します。詳細については、「D249 IP 設定のプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 2 ネットワーク ビューで、 Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 Create をクリックします。
ステップ 4 Overhead Circuit Creation ダイアログボックスの Circuit Attributes 領域で次の項目を指定します。
• Name ― トンネル名を入力します。
• Type ― IP Tunnel-D1-D3 を選択します。
• Maximum Bandwidth ― IP トンネルで使用されている総 RS-DCC 帯域幅の比率(最小比率は 10%)を指定します。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 Circuit Source 領域で次の項目を指定します。
• Node ― 送信元ノードを選択します。
• Slot ― 送信元スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、送信元ポートを選択します。
• Channel ― IPT を表示します(D1 ~ D3)。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 Circuit Destination 領域で、次の項目を指定します。
• Node ― 宛先ノードを選択します。
• Slot ― 宛先スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、宛先ポートを選択します。
• Channel ― IPT を表示します(D1 ~ D3)。
ステップ 9 Finish をクリックします。
ステップ 10 IP カプセル化トンネルをホストしているポートをインサービスにします。手順については、「D214 ポートのサービス状態の変更」を参照してください。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D5 ラックへのシェルフ アセンブリの取り付け(1 人で作業する場合)
目的 |
この作業では、シェルフ アセンブリを 1 人でラックに取り付けます。 |
工具/機器 |
ピン付き六角レンチ M6 x 20 ソケット固定ネジ 2 本 M6 x20 取り付け用プラスなべ小ネジ 8 本 #2 プラス ドライバ |
事前準備手順 |
「D1 ONS 15454 SDH シェルフ アセンブリの開梱と検査」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) ONS 15454 SDH では、冷却ファンに安定したエアー フローを取り込むために、616.5 mm(24.24 インチ)以上の垂直ラック スペースと、取り付けたシェルフ アセンブリの下に 25 mm(1 インチ)の隙間が必要です。2 番めの ONS 15454 SDH をシェルフ アセンブリの上部に設置する場合は、シェルフ間のエアー ランプがエアー フローを通すためのスペースとなります。確実に取り付けるには、シェルフ アセンブリの両側をそれぞれ 2 ~ 4 本の M6 取り付けネジで固定します。ラック内に他の装置を設置しない場合は、シェルフ アセンブリを一番下の段に設置します。
ステップ 1 100 A のヒューズ パネル(シェルフごとに最低 30 A のヒューズ)が設置スペースの上部に取り付けられていることを確認します。ヒューズ アラーム パネルが取り付けられていない場合は、メーカーの指示に従って取り付けます。
ステップ 2 シェルフ アセンブリが適切なラック サイズに合わせて設定されていることを確認します。図17-1 に、ONS 15454 SDH のラック取り付け位置を示します。
図17-1 ラックへの ONS 15454 SDH の取り付け
ステップ 3 アセンブリに付属している六角レンチを使用して、シェルフの取り付けには使用しない穴に 2 本の固定ネジを取り付けます。固定ネジを差し込んで、取り付けブラケットをしっかり固定します。
ステップ 4 シェルフ アセンブリを、ラック内の必要な位置まで持ち上げます。
ステップ 5 取り付けブラケットのネジ穴を装置ラックの取り付け穴の位置に合わせます。
ステップ 6 プラス ネジ用のドライバを使用して、アセンブリの両側にそれぞれ取り付けネジを 1 本取り付けます。
ステップ 7 シェルフ アセンブリをラックに固定したら、残りの取り付けネジを取り付けます。
(注) 1 組以上の水平ネジ穴を使用して、ONS 15454 SDH が滑らないようにします。
ステップ 8 六角レンチを使用して、仮留め用のネジを取り外します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D6 ラックへのシェルフ アセンブリの取り付け(2 人で作業する場合)
目的 |
この作業では、シェルフ アセンブリを 2 人でラックに取り付けます。 |
工具/機器 |
ピン付き六角レンチ M6 x 20 ソケット固定ネジ 2 本 M6 x 20 mm 取り付け用プラスなべ小ネジ 8 本 #2 プラス ドライバ |
事前準備手順 |
「D1 ONS 15454 SDH シェルフ アセンブリの開梱と検査」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) ONS 15454 SDH では、冷却ファンに安定したエアー フローを取り込むために、616.5 mm(24.24 インチ)以上の垂直ラック スペースと、取り付けたシェルフ アセンブリの下に 25 mm(1 インチ)の隙間が必要です。2 番めの ONS 15454 SDH をシェルフ アセンブリの上部に設置する場合は、シェルフ間のエアー ランプがエアー フローを通すためのスペースとなります。確実に取り付けるには、シェルフ アセンブリの両側をそれぞれ 2 ~ 4 本の M6 取り付けネジで固定します。ラック内に他の装置を設置しない場合は、シェルフ アセンブリを一番下の段に設置します。
ステップ 1 100 A のヒューズ パネル(シェルフごとに最低 30 A のヒューズ)が設置スペースの上部に取り付けられていることを確認します。ヒューズ アラーム パネルが取り付けられていない場合は、メーカーの指示に従って取り付けます。
ステップ 2 シェルフ アセンブリが、適切なラック サイズに合わせて設定されていることを確認します。
ステップ 3 アセンブリに付属している六角レンチを使用して、シェルフの取り付けには使用しない穴に 2 本の仮留め用固定ネジを取り付けます。ネジを差し込んで、取り付けブラケットをしっかり固定します。
ステップ 4 シェルフ アセンブリを、ラック内の必要な位置まで持ち上げます。
ステップ 5 取り付けブラケットのネジ穴を装置ラックの取り付け穴の位置に合わせます。
ステップ 6 1 人がアセンブリの両側へ取り付けネジを取り付けている間に、もう 1 人が、プラス ネジ用のドライバを使用してシェル アセンブリを適切な場所に固定します。
ステップ 7 シェルフ アセンブリをラックに固定したら、残りの取り付けネジを取り付けます。
(注) 1 組以上の水平ネジ穴を使用して、ONS 15454 SDH が滑らないようにします。
ステップ 8 六角レンチを使用して、仮留め用固定ネジを取り外します。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D7 ラックへの複数のシェルフ アセンブリの取り付け
目的 |
この作業では、複数のシェルフをラックに取り付けます。 |
工具/機器 |
ピン付き六角レンチ M6 x 20 ソケット固定ネジ M6 x 20 mm 取り付け用プラスなべ小ネジ #2 プラス ドライバ |
事前準備手順 |
「D1 ONS 15454 SDH シェルフ アセンブリの開梱と検査」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) 標準の ETSI ラックには、3 つの ONS 15454 SDH と 2 つのエアー ランプを取り付けることができます。ラック内にシェルフ アセンブリを取り付ける場合には、最も重い装置から先に、一番下の段から取り付けます。ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。
(注) ONS 15454 SDH では、冷却ファンに安定したエアー フローを取り込むために、616.5 mm(24.24 インチ)以上の垂直ラック スペースと、取り付けたシェルフ アセンブリの下に 25 mm(1 インチ)の隙間が必要です。2 番めの ONS 15454 SDH をシェルフ アセンブリの上部に設置する場合は、シェルフ間のエアー ランプがエアー フローを通すためのスペースとなります。ONS 15454 SDH の上にサードパーティ製の機器を置いて使用する場合は、サードパーティ製の装置と ONS 15454 SDH の底部との間に、最低でも 25 mm(1 インチ)の隙間が必要です。サードパーティ製の機器から上方の ONS 15454 SDH には、熱気を排出しないでください。
ステップ 1 「D5 ラックへのシェルフ アセンブリの取り付け(1 人で作業する場合)」または「D6 ラックへのシェルフ アセンブリの取り付け(2 人で作業する場合)」を行って、1 台めの ONS 15454 SDH をラックの底部に設置します。
図17-2 に、3 シェルフ ONS 15454 SDH ベイ アセンブリを示します。
図17-2 3 シェルフ ONS 15454 SDH ベイ アセンブリ
ステップ 2 ONS 15454 SDH の上にエアー ランプを取り付けます。ETSI ラックに複数のシェルフを設置する場合は、エアー ランプが必要です。最上部のシェルフ アセンブリの下にエアー ランプを取り付けます。エアー ランプをしっかりと固定させるためには、シェルフ アセンブリの各側に M6 取り付けネジを 1 本または 2 本使用します(図17-3 を参照)。
図17-3 ラックへのエアー ランプの取り付け
ステップ 3 設置する必要のある ONS 15454 SDH ごとに、この作業を繰り返します。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D8 前面キャビネット コンパートメント(扉)のオープン
目的 |
この作業では、前面扉を開きます。 |
工具/機器 |
ピン付き六角(アレン)キー |
事前準備手順 |
「D2 シェルフ アセンブリの設置」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) ONS 15454 SDH には、リスト ストラップのプラグ差し込み口があり、静電気防止用リスト ストラップが付属しています。リスト ストラップのプラグ差し込み口は、シェルフ アセンブリの右の外側にあります。上部および下部に「ESD」というラベルが付いています。ONS 15454 SDH で作業をする際は、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップを ESD プラグに接続してください。
ステップ 1 前面扉のロックを解除します。
ONS 15454 SDH には、前面扉の鍵を施錠および開錠するためのピン付き六角キーが付属しています。キーを左回りに回転すると扉がロック解除され、右回りに回転するとロックされます。
ステップ 2 扉のボタンを押して、ラッチをリリースします。シェルフ アセンブリの右側のボタンを押すと、扉がリリースされます。
ステップ 3 扉を開きます。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D9 前面扉の取り外し
ステップ 1 シェルフにアース線を留めているナットを緩めて取り外します。ナットだけでなくワッシャも取り外します。
ステップ 2 シェルフからアース線を取り外します。
ステップ 3 扉の左上隅を持ち、ヒンジから扉を取り外します(図17-4)。
図17-4 ONS 15454 SDH 前面扉の取り外し
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D14 MS-SPRing ウィザードによる 4 ファイバ MS-SPRing の作成
目的 |
この作業では、MS-SPR ウィザードを使用して 4 ファイバ MS-SPRing を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜。MS-SPRing を設定する場合に必要です。 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 Create MS-SPRing をクリックします。
ステップ 4 MS-SPRing Creation ダイアログボックスで、MS-SPRing のプロパティを設定します。
• Ring Type ― four-fiber を選択します。
• Speed ― MS-SPRing 速度( STM-16 または STM-64 )を選択します。速度は MS-SPRing トランク(スパン)カードの STM-N 速度と一致する必要があります。
• Ring Name ― リング名を割り当てます。名前に使用できる文字数は、1 ~ 6 文字です。英数字で、大文字と小文字を組み合わせて指定できます。文字列「All」は大文字でも小文字でも使用できません。「All」は TL1 のキーワードになっていて、受け付けられないためです。すでに他の MS-SPRing に割り当てられている名前も指定できません。
• Reversion time ― リングを切り替えたあと、トラフィックが元の現用パスに復元されるまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。リングの復元は、Never に設定できます。
• Span Reversion ― スパンを切り替えたあと、トラフィックが元の現用パスに復元されるまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。スパンの復元は Never に設定できます。
ステップ 5 Next をクリックします。ネットワークの図が表示されたら、ステップ 6 へ進みます。取り付けられている光カードの数が不足している場合や、SNCP セレクタのある回線が検出された場合などは、MS-SPRing を作成できません。Cisco Transport Controller(CTC; シスコ トランスポート コントローラ)でそうした状況が判明すると、[Cannot Create MS-SPRing]というメッセージが表示されます。このメッセージが表示された場合は、次のステップを実行します。
a. OK をクリックします。
b. Create MS-SPRing ウィンドウで、 Excluded Nodes をクリックします。MS-SPRing を作成できない理由を確認し、 OK をクリックします。
c. 障害の内容に応じて、 Back をクリックして初めから作業を繰り返すか、または Cancel をクリックして作業を取り消します。
d. 「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」を実行し、すべてのステップが正しく完了していることを確認して、この手順を再度開始します。
ステップ 6 ネットワーク図で、MS-SPRing スパン ラインをダブルクリックします。このスパン ラインが、完全なリングを構成する他の MS-SPRing カードに DCC で接続されている場合は、このラインがブルーで表示され、Finish ボタンが表示されます。ラインをダブルクリックしてもまだ完全なリングが形成できていない場合は、完全なリングが作成されるまで別のスパン ラインをダブルクリックしていきます。リングが DCC に接続されたら、次のステップへ進みます。
ステップ 7 Next をクリックします。Protect Port Selection セクションで、West Protect カラムと East Protect カラムから保護ポートを選択します。
ステップ 8 Finish をクリックします。MS-SPRing ウィンドウが開き、作成した MS-SPRing が表示されたら、ステップ 9 へ進みます。[Cannot Create MS-SPRing]または[Error While Creating MS-SPRing]というメッセージが表示された場合は、次の作業を行います。
a. OK をクリックします。
b. Create MS-SPRing ウィンドウで、 Excluded Nodes をクリックします。MS-SPRing を作成できない理由を確認し、 OK をクリックします。
c. 障害の内容に応じて、 Back をクリックして初めから作業を繰り返すか、または Cancel をクリックして作業を取り消します。
d. 「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」を実行し、すべてのステップが正しく完了していることを確認して、この手順を再度開始します。
(注) MS-SPRing の設定では、E-W-MISMATCH、RING-MISMATCH、APSCIMP、APSCDFLTK、および MSSP-OOSYNC アラームのうちの一部または全部が一時的に表示されることがあります。
ステップ 9 次の点を確認します。
• ネットワーク ビューの図で、すべての MS-SPRing ノード間にグリーンのスパン ラインが表示されていること。
• E-W-MISMATCH、RING-MISMATCH、APSCIMP、APSCDFLTK、および MSSP-OOSYNC アラームがすべてクリアされていること。アラームのトラブルシューティングについては、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
(注) ノード名の後ろにあるかっこ内の数字は、CTC によって割り当てられた MS-SPRing ノード ID です。1 つの MS-SPRing 内の各 ONS 15454 SDH には、0 ~ 31 の一意なノード ID が割り当てられています。ノード ID を変更する場合は、「D24 MS-SPRing ノード ID の変更」を行います。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D16 ONS 15454 SDH へのオフィス アースの接続
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH シェルフにアースを接続します。 |
工具/機器 |
取り付けキットに含まれている 2 穴アース ラグ 取り付けキットに含まれているロッキング ワッシャ付きの M6(メトリック)マシン用プラス ネジ 2 本 アース線 ― 13.3 mm(#6 AWG)銅線を使用 #2 プラス ドライバ 圧着工具 ― この工具は、アース線をアース ラグに圧着する場合に、ラグの寸法に対応する大きさであることが必要です。 ワイヤ ストリッパ |
事前準備手順 |
「D8 前面キャビネット コンパートメント(扉)のオープン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
警告 この装置にはアースを施す必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。
ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使って、アース線の先端を約 19 mm(0.75 インチ)剥がします。
ステップ 2 先端処理した端をアース ラグの口に差し込みます。
ステップ 3 圧着工具を使ってアース ラグの 2 箇所にアース線を圧着します。
ステップ 4 シェルフの側面パネルで接地用レセプタクルを探します(図17-5)。
ステップ 5 シェルフの側面パネルの接地用レセプタクルに、アース ラグを取り付けます。
ステップ 6 ロッキング ワッシャとアース ラグの穴に 1 本のネジを差し込みます。シェルフの右側にあるネジ穴にそのネジを差し込みます。アース ラグが他のシステム ハードウェアやラック内の装置と干渉しないことを確認します。
ステップ 7 2 本めのネジについて、ステップ 6 を繰り返します。
ステップ 8 アース線の反対の端を剥がして、設置場所内の適切な接地点に接続し、シェルフをアースします。
図17-5 ONS 15454 SDH のアース
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D17 ONS 15454 SDH シェルフへのオフィス電源の接続
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH シェルフに電源を接続します。 |
工具/機器 |
#2 プラス ドライバ 中型スロット ヘッド ネジ用ドライバ 小型スロット ヘッド ネジ用ドライバ ワイヤ ラッパー ワイヤ カッター ワイヤ ストリッパ 圧着工具 ヒューズ パネル 電源コード(ヒューズおよびアラーム パネルからアセンブリまで)、5.26 mm 2 (#10 AWG)、銅コンダクタ、90°C(194 °F) ストランド アース ケーブル 13.3 mm(#6 AWG) リングおよびフォーク タイプなどの、認定された圧着端子コネクタ。コネクタは、5.26 mm 2 (#10 AWG)の銅コンダクタに適合している必要があります。 |
事前準備手順 |
「D16 ONS 15454 SDH へのオフィス アースの接続」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
警告 装置の取り付けまたは交換を行う場合は、必ずアース線を最初に接続し、最後に取り外す必要があります。
注意 すべての取り付けを実行し、-48 VDC バッテリおよびバッテリ リターンの導通を確認するまで、ONS 15454 SDH に電力を供給しないでください。
(注) 2 m(7 フィート)の電源コードだけが、機器とケーブル管理用トレイの間に露出するようにしてください。
(注) 電源に問題が発生した場合は、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』の「General Troubleshooting」の章を参照して、考えられる原因を調べてください。
(注) バッテリ、バッテリ リターン、およびアース コンダクタを終端処理する場合は、指定された圧着タイプのコネクタだけを使用してください。銅コンダクタに適合したコネクタが必要です。
注意 電源、リターン、フレーム アースを終端処理する場合は、はんだ付けコネクタ、ネジなし(押し込み)コネクタ、クイック接続コネクタ、または他の摩擦式コネクタを使用しないでください。
(注) システムで電源が切れるか、TCC2/TCC2P カードが両方ともリセットされた場合は、ONS 15454 SDH のクロックをリセットする必要があります。電源が切れると、日付はデフォルトの January 1, 1970, 00:04:15 に戻ります。クロックをリセットする際は、「D316 名前、日付、時刻、連絡先情報の設定」を参照してください。
ステップ 1 スロット 23 に MIC-A/P Front Mount Electrical Connection(FMEC)カードが取り付けられていることと、Electrical Facility Connection Assembly(EFCA)のスロット 24 に MIC-C/T/P FMEC カードが取り付けられていることを確認します。
ステップ 2 電源 FMEC へ接続する電源コードの終端にコネクタを取り付けます。
ステップ 3 電源コードのコネクタのネジを締めます。
ステップ 4 電源コードをヒューズ パネルまたは入力電源に接続します。 表17-1 のピン接続を使用します。
注意 イエローおよびグリーンのコンダクタ ワイヤをセカンダリ アースに使用しないでください。このワイヤは、今後のリリースでは削除される予定です。
表17-1 電源 FMEC のピン接続
|
|
|
A1 |
バッテリ リターン |
ブラック |
A2 |
-48 V バッテリ |
レッド |
A3 |
アース |
グリーンとイエローのストライプ |
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D18 オフィス電源の投入と検証
注意 すべての取り付け手順を完了するまでは、ONS 15454 SDH に電力を供給しないでください。
ステップ 1 電圧計を使用して、ヒューズ アラーム パネルの次のポイントでオフィス バッテリとアースを検証します。
a. 電源を検証するには、電圧計のブラックのテスト線をフレーム アースに接続します。レッドのテスト線を A 側接続に接続し、-40.5 VDC から -57 VDC の間であることを確認します。レッドのテスト線を B 側接続に接続し、-40.5 VDC から -57 VDC の間であることを確認します。
(注) -40.5 VDC と -57 VDC という電圧は、それぞれシャーシに電力を供給するために必要な最小および最大電圧です。
b. アースを確認するには、電圧計のブラックのテスト線をフレーム アースに接続します。レッドのテスト線を A 側リターン アースに接続し、電圧が存在しないことを確認します。レッドのテスト線を B 側リターン アースに接続し、電圧が存在しないことを確認します。
ステップ 2 次のいずれかの手順を実行して、ノードに電力を供給します。
• 80 A のヒューズ パネルを使用している場合は、ローカル サイトの規約に従ってヒューズ位置に 20 A ヒューズを挿入します。
• 100 A のヒューズ パネルを使用している場合は、ローカル サイトの規約に従ってヒューズ位置に 30 A ヒューズを挿入します。
ステップ 3 電圧計を使用して、シェルフで -48 VDC バッテリとアースを確認します。
a. シェルフの A 側を確認するには、電圧計のブラックのテスト線をフレーム アースに接続します。レッドのテスト線を BAT1(A 側バッテリ接続)のレッド ケーブルに接続します。-40.5 VDC から -57 VDC の間になることを確認します。その後、電圧計のレッドのテスト線を RET1(A 側リターン アース)ブラック ケーブルに接続し、電圧が存在しないことを確認します。
(注) -40.5 VDC と -57 VDC という電圧は、それぞれシャーシに電力を供給するために必要な最小および最大電圧です。
b. シェルフの B 側を確認するには、電圧計のブラックのテスト線をフレーム アースに接続します。レッドのテスト線を BAT2(B 側バッテリ接続)のレッド ケーブルに接続します。-40.5 VDC から -57 VDC の間になることを確認します。その後、電圧のレッドのテスト線を RET2(B 側リターン アース)ブラック ケーブルに接続し、電圧が存在しないことを確認します。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D22 1+1 構成での光ファイバ ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、1+1 リニア構成の光(STM-N)カードに光ファイバ ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
光ファイバ ケーブル |
事前準備手順 |
「D112 ファイバ コネクタの清掃」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) Cisco OC-3 IR/STM-1 SH、OC-12 IR/STM-4 SH、および OC-48 IR/STM-16 SH インターフェイス光カードは、すべて 1310 mm で動作し、最も広く使用されていて入手先も多い SMF-28 ファイバ用に最適化されています。
(注) Corning MetroCor ファイバは、1550 mm で送信する光インターフェイス、または DWDM の C および L DWDM ウィンドウで送信する光インターフェイス用に最適化されています。このファイバは、OC-3 IR/STM-1 SH、OC-12 IR/STM-4 SH、および OC-48 IR/STM-16 SH インターフェイス光カードで見られる分散許容よりも、更に高い分散許容を持つインターフェイスを対象としています。Corning MetroCor ファイバを使用している場合、OC-3 IR/STM-1 SH、OC-12 IR/STM-4 SH、および OC-48 IR/STM-16 SH インターフェイス光カードは、減衰限界になる前に、分散限界になります。この場合、OC-3 IR/STM-1 SH、OC-12 IR/STM-4 SH、および OC-48 IR/STM-16 SH カードの代わりに、OC-3 LR/STM-1 LH、OC-12 LR/STM-4 LH、および OC-48 LR/STM-16 LH カードを使用することを検討してください。
(注) ネットワーク計画者または技術者は、すべてのファイバ タイプについて、関連のファイバ タイプおよび光カードの仕様を参照して、減衰、分散などの特性を確認し、適切なネットワーク計画を行う必要があります。
ステップ 1 ファイバ接続を計画します。すべての 1+1 ノードに対して同じ計画を使用します。
ステップ 2 ケーブル コネクタのキー付きの突起を、あるノードの現用 STM-N カードの送信(Tx)コネクタに合わせ、そのファイバのもう片端を隣接ノードの現用 STM-N カードの受信(Rx)コネクタに取り付けます。送信用および受信用のファイバがミスマッチの(1 本のファイバが、あるカードの受信ポートと他のカードの受信ポートを接続している、あるいは送信ポートで同様の状況になっている)場合、カードの SF LED が点灯します。図17-6 にケーブルの配置を示します。
図17-6 光ファイバ ケーブルの取り付け
ステップ 3 2 つのノード上の対応する保護ポートに対して、ステップ 1 と 2 を繰り返し、次いで、1+1 構成に配置したい他のすべての現用と保護ポートのペアに対して同様に繰り返します。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D23 スパニング ツリー情報の表示
目的 |
この作業では、E シリーズ イーサネット回線、および Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)で動作するイーサネット前面ポートを表示できるようにします。E シリーズのカードでは、ノードあたり最大 8 個 の STP をサポートしています。STP の詳細については、『 Cisco ONS 15454 and Cisco ONS 15454 SDH Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide 』を参照してください。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
検索以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > EtherBridge > Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 EtherBridge Circuits ウィンドウに、次の情報が表示されます。
• Type ― スパニング ツリーにマップされたイーサネット回線のタイプ(EtherSwitch ポイントツーポイントなど)を示します。
• Circuit Name/Port ― スパニング ツリー内の回線の回線名を示します。このカラムには、ノードに関するスパニング ツリーにマップされたイーサネットのスロットとポートも表示されます。
• STP ID ― スパニング ツリー プロトコル ID の番号を示します。
• VLANS ― 回線またはポートに関連する VLAN を示します。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D24 MS-SPRing ノード ID の変更
目的 |
この作業では、MS-SPRing ノード ID を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 ネットワーク マップ上で、変更するノード ID を持つノードをダブルクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 ノード ID 番号を選択します。同じ MS-SPRing の他のノードにすでに割り当てられている番号は選択できません。
ステップ 5 Apply をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D25 自動的にポップアップ表示するための CTC Alerts ダイアログボックスの設定
目的 |
この作業では、CTC Alerts ダイアログボックスをすべてのアラートに対して開くように設定したり、回線削除エラーに対してだけ開くように設定したり、いかなる場合でも開かないように設定したりします。CTC Alerts ダイアログボックスには、ネットワーク切断、Send-PDIP の不一致、回線削除状態、条件取得エラー、およびソフトウェア ダウンロードの失敗が表示されます。 |
工具 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 CTC Alerts ツールバー アイコンをクリックします。
ステップ 2 CTC Alerts ダイアログボックスで、次のいずれかを選択します。
• All alerts ― すべての通知に対して CTC Alerts ダイアログボックスが自動的に開くように設定します。
• Error alerts only ― 回線削除エラーに対してだけ CTC Alerts ダイアログボックスが自動的に開くように設定します。
• Never ― いかなる場合でも CTC Alerts ダイアログボックスが自動的に開かないように設定します。
ステップ 3 Close をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D26 VCAT 回線ルートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、手動ルーティング STM-N 回線の回線ルートをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 Circuit Creation ウィザードの Route Review and Edit ページを開いておく必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Circuit Creation ウィザードの Route Review and Edit 領域で、Route Member Number ドロップダウン リストからメンバー番号を選択します。
ステップ 2 まだ送信元ノード アイコンが選択されていない場合は、このアイコンをクリックします。
ステップ 3 最初に、送信元ノードにあるスパンの中から回線を通過させるスパンを選択して、その矢印をクリックします。矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドに、スパンの情報が表示されます。始点の VC が表示されます。図17-7 は、その一例です。
図17-7 VCAT 回線の手動ルーティング
ステップ 4 Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
ステップ 5 すべての中間ノードを通過して回線が送信元ノードから宛先ノードへプロビジョニングされるまで、ステップ 3 と 4 を繰り返します。
ステップ 6 各メンバーについてステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D27 回線の削除
目的 |
この作業では、回線を削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 「D108 データベースのバックアップ」を実行します。
ステップ 2 回線上でトラフィックが伝送されていないことと、回線の削除が安全に実行できることを確認します。
ステップ 3 すべてのネットワーク アラームを調査し、回線を削除することにより影響を受ける可能性がある問題が存在する場合は、それを解決します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。
ステップ 4 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 5 Circuits タブをクリックします。
ステップ 6 削除する回線をクリックし、 Delete をクリックします。
ステップ 7 Delete Circuits 確認用のダイアログボックスで、必要に応じて次のいずれかまたは両方をオンにします。
• Set drop ports to Locked,disabled ― その回線のポートが同じサイズであるか、またはそのポートを使用している唯一の回線である場合に、回線の送信元ポートおよび宛先ポートをアウト オブ サービスに変更します。この回線がポートと同じサイズではないか、ポートを使用している唯一の回線ではない場合、CTC ではポートのサービス状態を変更しません。
• Notify when completed ― オンにすると、すべての回線の送信元ポートまたは宛先ポートが Locked,disabled になり回線が削除された時点で、CTC Alerts ダイアログ ボックスにそれが表示されます。この間、他の CTC 機能を実行することはできません。多くの回線を削除しようとすると、確認の表示まで数分かかる場合があります。このチェックボックスのオン/オフに関係なく、回線は削除されます。
(注) CTC Alerts ダイアログボックスは、CTC Alerts チェックボックスで All alerts または Error alerts only をオンにした場合を除いて、自動的に開いて削除エラーを表示することはありません。詳細については、「D25 自動的にポップアップ表示するための CTC Alerts ダイアログボックスの設定」を参照してください。CTC Alerts ダイアログボックスを開いたときに自動的に通知が表示されるように設定されていない場合、CTC Alerts ツールバー アイコンの中の赤い三角表示により通知が存在することがわかります。
ステップ 8 次のいずれかを行います。
• Notify when completed をオンにすると、CTC Alerts ダイアログボックスが表示されます。この情報を保存する場合は、ステップ 9 へ進みます。この情報を保存しない場合は、ステップ 10 へ進みます。
• Notify when completed にチェックマークを付けなかった場合、Circuits ウィンドウが表示されます。ステップ 11 へ進んでください。
ステップ 9 CTC Alerts ダイアログボックスの情報を保存する場合は、次の手順を実行します。保存しない場合は、次の手順へ進みます。
a. Save をクリックします。
b. Browse をクリックして、ファイルの保存先となるディレクトリに移動します。
c. ファイルの拡張子として .txt を付けたファイル名を入力し、 OK をクリックします。
ステップ 10 Close をクリックし、CTC Alerts ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 11 「D108 データベースのバックアップ」を行います。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D28 手動による 4 ファイバ MS-SPRing の作成
目的 |
この作業では、MS-SPRing を設定した各ノードで MS-SPRing ウィザードを使用せずに 4 ファイバ MS-SPRing を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Ring タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 Suggestion ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 4 Create MS-SPRing ダイアログボックスで、MS-SPRing のプロパティを設定します。
• Ring Type ― four-fiber を選択します。
• Ring Name ― リング名を割り当てます。MS-SPRing 内の各ノードには、同じリング名を使用する必要があります。英数字で、大文字と小文字を組み合わせて指定できます。文字列「All」は大文字でも小文字でも使用できません。「All」は TL1 のキーワードになっていて、受け付けられないためです。すでに他の MS-SPRing に割り当てられている名前も指定できません。
• Node ID ― ドロップダウン リストでノード ID(0 ~ 31)を選択します。Node ID は、MS-SPRing でノードを識別するための ID です。同じ MS-SPRing 内のノードの ID は一意でなければなりません。
• Reversion time ― トラフィックが元の現用パスに復元するまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。同じ MS-SPRing 内のすべてのノードに同じ復元時間を設定する必要があります。
• West Line ― ドロップダウン リストからノードのウエスト MS-SPRing ポートを割り当てます。
(注) 「D40 MS-SPRing ノードのプロビジョニング」で設定したファイバ接続と DCC 終端の設定は、イースト ポートとウエスト ポートで一致している必要があります。
• East Line ― ドロップダウン リストからノードのイースト MS-SPRing ポートを割り当てます。
• Span Reversion ― スパンを復元したあと、トラフィックが元の現用パスに復元されるまでの時間を設定します。デフォルトは 5 分です。スパンの復元は Never に設定できます。復元時間を設定する場合、スパンの両端で時間が同じでなければなりません。つまり、ノード A のウエスト ファイバがノード B のイースト ポートに接続されている場合、ノード A のウエスト スパン復元時間はノード B のイースト スパン復元時間と一致していなければなりません。復元時間のミスマッチを回避するために、シスコでは、リング全体で同じスパン復元時間を使用することを推奨します。
• West Protect ― ウエスト保護ファイバに接続するウエスト側の MS-SPRing ポートを、ドロップダウン リストから選択します。
• East Protect ― イースト保護ファイバに接続するイースト MS-SPRing ポートを、ドロップダウン リストから割り当てます。
ステップ 5 OK をクリックします。
(注) すべての MS-SPRing ノードがプロビジョニングされるまでは、E-W-MISMATCH、
RING-MISMATCH、APSCIMP、APSCDFLTK、および MS-SPRingOSYNC のアラームのうちの一部または全部が表示されます。MS-SPRing のすべてのノードが設定されると、これらのアラームはクリアされます。
ステップ 6 View メニューから Go to Other Node を選択します。
ステップ 7 Select Node ダイアログボックスで、MS-SPRing に追加する次のノードを選択します。
ステップ 8 MS-SPRing に追加する各ノードで、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。すべてのノードを追加したら、ステップ 9 へ進みます。
ステップ 9 View メニューから、 Go to Network View を選択します。10 ~ 15 秒経過したら、次の点を確認します。
• すべての MS-SPRing ノード間に、グリーンのスパン ラインが表示されている。
• E-W-MISMATCH、RING-MISMATCH、APSCIMP、APSCDFLTK、および MS-SPRINGOSYNC アラームがすべてクリアされている。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D29 トンネル タイプの変更
目的 |
この作業は、従来の DCC トンネルを IP カプセル化トンネルに変換するか、または IP カプセル化トンネルを従来の RS-DCC トンネルに変換します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D361 DCC トンネルの作成」 「D4 IP カプセル化トンネルの作成」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 変換する回線トンネルをクリックします。
ステップ 4 Edit をクリックします。
ステップ 5 Edit Circuit ウィンドウで、 Tunnel タブをクリックします。
ステップ 6 Attributes 領域で、次の手順を実行します。
• 従来の DCC トンネルを IP カプセル化トンネルに変換しようとする場合、 Change to IP Tunnel チェックボックスをオンにし、IP トンネルで使用する RS-DCC 総帯域幅のパーセントを入力します(最小値は 10%)。
• IP トンネルを従来の DCC トンネルに変換する場合、 Change to RS-DCC Tunnel チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 Apply をクリックします。
ステップ 8 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックして、次へ進みます。
ステップ 9 Circuit Changed ステータス ボックスで OK をクリックし、回線の変更が正常に行われたことを確認応答します。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D30 IP トンネルの修復
目的 |
この作業では、ノード IP アドレスを変更した結果 PARTIAL 状態にある回線を修復します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
回線の作成手順については、「回線と低次トンネルの作成」を参照してください。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 該当するノードの元の IP アドレスを取得します。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Tools メニューから、 Overhead Circuits > Repair IP Circuits を選択します。
ステップ 4 IP Repair ウィザードのテキストを確認し、 Next をクリックします。
ステップ 5 Node IP address 領域で、次の手順を実行します。
• Node ― PARTIAL 回線を保有するノードを選択します。
• Old IP Address ― ノードの元の IP アドレスを入力します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Finish をクリックします。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D31 オーバーヘッド回線の削除
目的 |
この作業では、オーバーヘッド回線を削除します。オーバーヘッド回線には、DCC トンネル、IP カプセル化トンネル、Alarm Interface Controller-International(AIC-I)カード オーダーワイヤ、および AIC-I カード User Data Channel(UDC)が含まれます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 回線ポートのサービス状態が Unlocked-enabled の場合にオーバーヘッド回線を削除すると、サービスに影響します。回線ポートのサービス状態を Locked-enabled,disabled にする方法については、
「D214 ポートのサービス状態の変更」を参照してください。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 削除するオーバーヘッド回線(ローカル オーダーワイヤ、エクスプレス オーダーワイヤ、UDC、IP カプセル化トンネル、または DCC トンネル)をクリックします。
ステップ 4 Delete をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで Yes をクリックして、次へ進みます。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D32 シェルフの取り付けおよび接続の検査
目的 |
この作業では、シェルフの取り付けおよび接続を検査し、すべてが正しく取り付けられ、接続されていることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
表1-2 の作業を行います。 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 各ワイヤおよびケーブル接続を調べ、すべてのケーブルがしっかりと固定されていることを確認します。ワイヤまたはケーブルが緩んでいる場合は、「シェルフと FMEC の設置」の該当手順に戻って直します。
ステップ 2 前面扉が正しく取り付けられていることを確認します。前面扉を閉じるときにファイバまたはイーサネットのパッチ コードが邪魔にならないようになっている必要があります。
ステップ 3 カバーが正しく取り付けられていることを確認します。カバーを閉じるときに FMEC ケーブルが邪魔にならないようになっている必要があります。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D33 電圧の測定
目的 |
この作業では、電源を測定して電源およびリターンが適切であることを確認します。 |
工具/機器 |
電圧計 |
事前準備手順 |
表1-2 の作業を行います。 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 電圧計を使用して、オフィス アースおよび電源を確認します。
a. ブラックの線(プラス)を、ベイのフレーム アースに接続します。ステップ b. が完了するまでそのままにします。
b. レッドの線(マイナス)を、サードパーティ製の Power Distribution Panel(PDP; 配電パネル)にあるヒューズ電源ポイントに接続し、-40.5 VDC ~ -57 VDC(電源)の間および 0(リターン アース)となることを確認します。
ステップ 2 電圧計を使用して、シェルフ アースおよび電源の配線を確認します。
a. ブラックの線(プラス)を RET1 に、レッドの線を BAT1 ポイントに接続します。-40.5 VDC ~ -57 VDC の間になることを確認します。電圧が存在しない場合は、次の点を調べ、必要に応じて修正します。
• バッテリおよびアースがシェルフに逆方向に流れていないか。
• バッテリが開いていたり、なくなっていたりしないか。
• リターンが開いていたり、なくなっていたりしないか。
ステップ 3 リダンダント電源入力の RET2 および BAT2 について、ステップ 1 とステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D34 VLAN の削除
目的 |
この作業では、ドメインから VLAN を削除します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「回線と低次トンネルの作成」の回線作成手順 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Tools メニューから、 Manage VLANS を選択します。
ステップ 3 All VLANs ダイアログボックスで、削除する VLAN をクリックします。
ステップ 4 Delete をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D35 現在のセッションまたはログイン グループからのノードの削除
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 削除するノードをクリックします。
ステップ 3 CTC File メニューから Delete Selected Node をクリックします。
数秒が経過すると、このノードはネットワーク ビュー マップに表示されなくなります。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D36 VCAT 回線の始点と終点のプロビジョニング
目的 |
この作業では、Virtual Concatenated(VCAT; 仮想連結)回線の始点と終点をプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 Circuit Creation ウィザードの Source ページを開いておく必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから、回線の始点となるノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点となる ML シリーズまたは FC_MR-4 カードが取り付けられているスロットを選択します(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
ステップ 3 回線の始点となるカードに応じて、Port と VC4 または VC3 ドロップダウン リストから送信元ポートおよび VC(またはどちらか一方)を選択します。Port ドロップダウン リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。VC は、別の回線によってすでに使用されている場合は、表示されません。
ステップ 4 Next をクリックします。
ステップ 5 Node ドロップダウン リストから宛先ノードを選択します。
ステップ 6 Slot ドロップダウン リストから、回線の終点となる ML シリーズまたは FC_MR-4 カード(終点カード)が取り付けられているスロットを選択します(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
ステップ 7 ステップ 2 で選択したカードに応じて、Port と VC4 または VC3 のリストから送信元ポートおよび VC(またはどちらか一方)を選択します。Port ドロップダウン リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。VC は、別の回線によってすでに使用されている場合は、表示されません。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D37 CTC による TCC2/TCC2P のリセット
目的 |
この作業では、TCC2/TCC2P カードをリセットして、ノードを冗長 TCC2/TCC2P に切り替えます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
警告 モジュールやファンの取り付けや取り外しを行うときは、空きスロットやシャーシの内側に手を入れないでください。回路の露出部に触れて、感電するおそれがあります。
(注) CTC を使用して TCC2/TCC2P カードをリセットする場合は、システムがデータベースを保護して、破損しないようにします。
(注) アクティブ側の TCC2/TCC2P でソフトウェア リセット(ソフトウェアから起動するリセット)を実行すると、AIC-I カードに対しても初期化処理が行われて、リセットされます。AIC-I カードのこのリセットは異常ではありません。アクティブ側の TCC2/TCC2P カードがソフトウェアによってリセットされるたびに行われます。
ステップ 1 ノード ビューで、TCC2/TCC2P カードを右クリックしてショートカット メニューを表示します。
ステップ 2 Reset Card をクリックします。
ステップ 3 確認用のダイアログボックスが表示されたら、 Yes をクリックします。
ステップ 4 [Lost connection to node, changing to Network View]メッセージが表示されたら、 OK をクリックします。
(注) TCC2/TCC2P がリブートしているときの LED の動作については、表19-4 を参照してください。
ステップ 5 TCC2/TCC2P カードの LED がオレンジになっていること(スタンバイ)を確認します。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D38 CTC でのトラフィック カードのリセット
目的 |
この作業では、光、電気回路、E シリーズ イーサネット、G シリーズ イーサネット、ML シリーズ イーサネット、CE-1000-4 イーサネット、または Storage Access Networking(SAN)FC_MR-4 の各カードをリセットします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
注意 保護グループの一部である現用電気回路カードを、ソフト リセットする場合、カードのリブート中は、そのカードまたはリセットする現用電気回路カードを保護する保護カードのロックを解除しないでください。解除すると、トラフィックの損失が発生します。現用電気回路カードが完全にリブートされるまで待ってから、保護カードの Lockout on Protect 復帰、または現用電気回路カードの Lockon on の復帰を行ってください。この処理は、E1-42 カードを除く、すべての電気回路カードに適用されます。
ステップ 1 ノード ビューで、アラームが表示されている光カード、電気回路カード、または SAN トラフィック カードのスロットの上にカーソルを置きます。
ステップ 2 カードを右クリックします。ショートカット メニューで Reset Card を選択します。
ステップ 3 Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D39 イーサネット カードの取り付け
目的 |
この作業では、イーサネット カード(E100T-G、E1000-2-G、G1K4、ML100T-12、ML1000-2、ML100X-8、CE-100T-8、CE-1000-4、ML-MR-10、または CE-MR-10)を取り付けます。 |
工具/機器 |
イーサネット カード |
事前準備手順 |
「D332 TCC2/TCC2P カードの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 カードのラッチ/イジェクタを開きます。
ステップ 2 ラッチ/イジェクタを使用して、ガイド レールに沿ってカードをしっかりとスライドさせ、スロットの後方のレセプタクルにカードを取り付けます。
ステップ 3 カードが正しく挿入されていることと、カードのラッチ/イジェクタが閉まっていることを確認します。
(注) カードがバックプレーンに完全に取り付けられていない状態でも、ラッチ/イジェクタが閉まることがあります。カードをそれ以上挿入できないことを確かめてください。
ステップ 4 LED アクティビティを確認します。
• レッドの FAIL LED が 20 ~ 30 秒間点灯します。
• レッドの FAIL LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
• すべての LED が一度点滅してから、1 ~ 5 秒間消灯します。
• ACT または ACT/STBY LED が点灯します。SF LED は、すべてのカード ポートがそれぞれの遠端の相手先に接続されて、信号が発生するまで点灯し続けます。
(注) レッドの FAIL LED が点灯しない場合は、電源を調べてください。
(注) 別のカード用にプロビジョニングされたスロットにカードを挿入すると、すべての LED が消灯します。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D42 LGX インターフェイスへの光ファイバ ケーブルの取り付け
目的 |
この作業では、Central Office(CO; セントラル オフィス)の Lightguide Cross Connect(LGX)インターフェイスに光ファイバ ケーブルを取り付けます。 |
工具/機器 |
光ファイバ ケーブル |
事前準備手順 |
「D112 ファイバ コネクタの清掃」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 ケーブル コネクタのキー付きの突起を、LGX の前面プレート上の接続ポイントにある受信 SC コネクタに合わせます。各カードには、オプティカル キャリア ポートを作成するための送信コネクタと受信コネクタが少なくとも 1 つずつ付いています。
(注) OC12 IR/STM4 SH 1310-4 および OC3 IR 4/STM1 SH 1310(マルチポート)カードの前面プレートには 4 つのポートがあります。
(注) OC3IR/STM1SH 1310-8(マルチポート)カードの前面プレートには 8 つのポートがあります。
ステップ 2 ケーブルのコネクタを前面プレート上の接続箇所に合わせてゆっくり挿入し、確実に取り付けます。
ステップ 3 STM-N カードに光ファイバ ケーブルを接続します。図17-8 に、ケーブルの接続位置を示します。
図17-8 光ファイバ ケーブルの取り付け
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D43 光保護切り替えの開始
目的 |
この作業では、オプティカル ポート上で手動切り替えまたは強制切り替えを起動します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
メンテナンス以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups 領域で、切り替える保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Group 領域で、切り替えるカードとポートを選択します。
ステップ 4 Manual(手動)または Force(強制)をクリックします。
手動切り替えを選択した場合は、パスのエラー レートが Signal Degrade(SD; 信号劣化)ビット誤り率のしきい値よりも低いときにだけ、トラフィックが切り替えられます。強制切り替えを選択した場合は、パスが SD 状態や Signal Fail(SF; 信号障害)状態にあっても、トラフィックが切り替えられます。ただし、強制切り替えは 1+1 保護チャネル上の SF より優先されません。強制切り替えの優先順位は、手動切り替えより高くなっています。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで、Yes をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D44 電気的な保護切り替えの開始
目的 |
この作業では、電気回路カードの切り替えを開始します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
メンテナンス以上のレベル |
(注) ユーザが開始する切り替えは、復元遅延より優先します。つまり、ユーザが切り替えをクリアするとタイマーがクリアされ、トラフィックがすぐに復元されます。
ステップ 1 ノード ビューで、Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups 領域で、切り替える保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Group 領域で、切り替えるカードを選択します。
ステップ 4 Switch をクリックします。
ステップ 5 確認用のダイアログボックスで、Yes をクリックします。
DLP-D45 ファイバ ブーツの取り付け
目的 |
この作業では、ファイバが屈曲し過ぎないように保護するファイバ ブーツを取り付けます。 |
工具/機器 |
ファイバ ブーツ |
事前準備手順 |
「D16 STM-N カードおよびコネクタの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) 光ファイバ ケーブルを光カードに取り付ける前、または取り付けたあとに、光ファイバ ケーブルにファイバ ブーツを取り付けることができます。
(注) ファイバ ブーツは、STM16 SH AS 1310、STM16 LH AS 1550、および STM64 LH 1550 カードには対応しません。これらのカードでは、角度の付いた SC コネクタを使用しているので、ブーツは必要ありません。
(注) STM1SH 1310-8 カードを取り付ける場合は、ポート 8 の Rx ファイバ コネクタに、ファイバ ブーツの代わりにファイバ クリップを使用する必要があります。
ステップ 1 光ファイバ ケーブルにファイバ ブーツの開いたスロットを位置合わせします。
ステップ 2 光ファイバ ケーブルをファイバ ブーツに押し込みます。図17-9 にファイバ ブーツの取り付けを示します。
図17-9 ファイバ ブーツの取り付け
ステップ 3 ファイバ ブーツをひねって、光ファイバ ケーブルをファイバ ブーツの末端に固定します。
ステップ 4 ファイバ ケーブルに沿ってファイバ ブーツを前方にスライドさせて、SC ケーブル コネクタの端にファイバ ブーツをぴったりとはめ込みます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D50 スタティック IP アドレスを使って同じサブネット上の ONS 15454 SDH にクラフト接続するための Windows PC の設定
目的 |
この作業では、次のような場合に ONS 15454 SDH にローカル クラフト接続するようにコンピュータを設定します。 • 1 つの ONS 15454 SDH に接続する場合。複数の ONS 15454 SDH ノードに接続する場合には、ONS 15454 SDH へ接続するたびにコンピュータの IP を毎回設定しなければならないことがあります。 • ping や tracert(traceroute)など、ONS 15454 SDH にはないアプリケーションを使用する必要がある場合 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D278 CTC 用コンピュータのセットアップ」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 コンピュータにインストールされているオペレーティング システムを確認してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
(注) Windows XP の場合は、[スタート]メニューから直接コントロール パネルを選択できます。クラシック表示になっていることを確認した上で、この手順を実行してください。
b. [コントロール パネル]ウィンドウ内の[システム]アイコンをダブルクリックします。
c. [システムのプロパティ]ウィンドウの[全般]タブで、Windows オペレーティングシステムが、Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000、または Windows XP のいずれかであることを確認します。
ステップ 2 コンピュータにインストールされている Windows オペレーティング システムに応じて、次のステップのいずれかを実行してください。
• Windows 98 の場合は、ステップ 3 を実行します。
• Windows NT 4.0 の場合は、ステップ 4 を実行します。
• Windows 2000 の場合は、ステップ 5 を実行します。
• Windows XP の場合は、ステップ 6 を実行します。
ステップ 3 PC に Windows 98 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、使用している Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)用の[TCP/IP]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [TCP/IP のプロパティ]ダイアログボックスで、[DNS 設定]タブをクリックし、[DNS を使わない]を選択します。
e. [WINS 設定]タブをクリックし、[WINS の解決をしない]を選択します。
f. [IP アドレス]タブをクリックします。
g. [IP アドレス]ウィンドウ内の[IP アドレスを指定]をクリックします。
h. [IP アドレス]フィールドに、最後のオクテットを除いて ONS 15454 SDH IP と同じ IP アドレスを入力します。最後のオクテットは、1 または 3 ~ 254 の値にする必要があります。ノードをプロビジョニングしているときに LCD の表示を無効にしていなければ、その LCD にこの IP アドレスが表示されます。
i. [サブネット マスク]フィールドに、ONS 15454 SDH と同じサブネット マスクを入力します。デフォルト値は 255.255.255.0 (24 ビット)です。
j. OK をクリックします。
k. TCP/IP のダイアログボックス内で[ゲートウェイ]タブをクリックします。
l. [新しいゲートウェイ]フィールドに ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。 Add をクリックします。
m. その IP アドレスが[インストールされているゲートウェイ]フィールドに表示されていることを確認してから OK をクリックします。
n. PC を再起動するよう求めるプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
ステップ 4 PC に Windows NT 4.0 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、[プロトコル]タブをクリックし、[TCP/IP のプロトコル]を選択してから[プロパティ]をクリックします。
d. [IP アドレス]タブをクリックします。
e. [IP アドレス]ウィンドウ内の[IP アドレスを指定]をクリックします。
f. [IP アドレス]フィールドに、最後のオクテットを除いて ONS 15454 SDH IP と同じ IP アドレスを入力します。最後のオクテットは必ず 1 または 3 ~ 254 でなければなりません。
g. [サブネット マスク]フィールドに 255.255.255.0 と入力します。
h. [詳細]をクリックします。
i. [ゲートウェイ]のリストで[追加]をクリックします。[TCP/IP ゲートウェイ アドレス]ダイアログボックスが表示されます。
j. [ゲートウェイ アドレス]フィールドに ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。
k. Add をクリックします。
l. OK をクリックします。
m. Apply をクリックします。
n. Windows NT 4.0 の場合は、PC を再起動するように求めるプロンプトが表示されることがあります。このプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
ステップ 5 PC に Windows 2000 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > ネットワークとダイヤルアップ接続 > ローカル エリア接続]の順に選択します。
b. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内の[プロパティ]をクリックします。
c. [全般]タブで、[インターネット プロトコル (TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [次の IP アドレスを使う]をクリックします。
e. [IP アドレス]フィールドに、最後のオクテットを除いて ONS 15454 SDH IP と同じ IP アドレスを入力します。最後のオクテットは必ず 1 または 3 ~ 254 でなければなりません。
f. [サブネット マスク]フィールドに 255.255.255.0 と入力します。
g. [デフォルト ゲートウェイ]フィールドに ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。
h. OK をクリックします。
i. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
j. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 6 PC に Windows XP がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[コントロール パネル > ネットワーク接続]の順に選択します。
(注) [ネットワーク接続]メニューが有効になっていない場合は、[クラシック表示に切り替える]をクリックします。
b. [ネットワーク接続]ダイアログボックス内の[ローカル エリア接続]アイコンをクリックします。
c. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックスで、[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [IP アドレス]フィールドに、最後のオクテットを除いて ONS 15454 SDH IP と同じ IP アドレスを入力します。最後のオクテットは必ず 1 または 3 ~ 254 でなければなりません。
e. [サブネット マスク]フィールドに 255.255.255.0 と入力します。
f. [デフォルト ゲートウェイ]フィールドに ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。
g. OK をクリックします。
h. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
i. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D51 DHCP を使って ONS 15454 SDH にクラフト接続するための Windows PC の設定
(注) 最初のノードをターンアップするときには、この作業を使用しないでください。この作業手順は、ONS 15454 SDH で DHCP の転送機能がイネーブルになっている場合にのみ使用してください。デフォルトでは、DHCP がイネーブルになっていません。イネーブルにする場合は、「D169 CTC ネットワーク アクセスの設定」を参照してください。
(注) ONS 15454 SDH には、IP アドレスの提供機能はありません。DHCP の転送機能をイネーブルにすると、DHCP の要求が外部 DHCP サーバに送られます。
ステップ 1 コンピュータにインストールされているオペレーティング システムを確認してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
(注) Windows XP の場合は、[スタート]メニューから直接コントロール パネルを選択できます。クラシック表示になっていることを確認した上で、この手順を実行してください。
b. [コントロール パネル]ウィンドウ内の[システム]アイコンをダブルクリックします。
c. [システムのプロパティ]ウィンドウの[全般]タブで、Windows オペレーティングシステムが、Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000、または Windows XP のいずれかであることを確認します。
ステップ 2 コンピュータにインストールされている Windows オペレーティング システムに応じて、次のステップのいずれかを実行してください。
• Windows 98 の場合は、ステップ 3 を実行します。
• Windows NT 4.0 の場合は、ステップ 4 を実行します。
• Windows 2000 の場合は、ステップ 5 を実行します。
• Windows XP の場合は、ステップ 6 を実行します。
ステップ 3 PC に Windows 98 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、使用している NIC 用の TCP/IP を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [TCP/IP のプロパティ]ダイアログボックスで、[DNS 設定]タブをクリックし、[DNS を使わない]を選択します。
e. [WINS 設定]タブをクリックし、[WINS の解決をしない]を選択します。
f. [IP アドレス]タブをクリックします。
g. [IP アドレス]ウィンドウ内の[IP アドレスを自動的に取得]をクリックします。
h. OK をクリックします。
i. PC を再起動するよう求めるプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
ステップ 4 PC に Windows NT 4.0 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、[プロトコル]タブをクリックし、[TCP/IP のプロトコル]を選択してから[プロパティ]をクリックします。
d. [IP アドレス]タブをクリックします。
e. [IP アドレス]ウィンドウ内の[DHCP サーバから IP アドレスを取得する]をクリックします。
f. OK をクリックします。
g. Apply をクリックします。
h. Windows により PC を再起動するよう求めるプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックします。
ステップ 5 PC に Windows 2000 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > ネットワークとダイヤルアップ接続 > ローカル エリア接続]の順に選択します。
b. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内の[プロパティ]をクリックします。
c. [全般]タブで、[インターネット プロトコル (TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [DHCP サーバから IP アドレスを取得する]をクリックします。
e. OK をクリックします。
f. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
g. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 6 PC に Windows XP がインストールされている場合は、次のステップを実行してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[コントロール パネル > ネットワーク接続]の順に選択します。
(注) [ネットワーク接続]メニューが有効になっていない場合は、[クラシック表示に切り替える]をクリックします。
b. [ネットワーク接続]ダイアログボックス内の[ローカル エリア接続]をクリックします。
c. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内の[プロパティ]をクリックします。
d. [全般]タブで、[インターネット プロトコル (TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
e. [IP アドレスを自動的に取得]をクリックします。
f. OK をクリックします。
g. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
h. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D52 自動ホスト検出を使用した ONS 15454 SDH へのクラフト接続のための Windows PC の設定
目的 |
この作業では、次のような場合に、ONS 15454 SDH へローカル クラフト接続するようにコンピュータを設定します。 • MIC-C/T/P FMEC 上の ONS 15454 SDH イーサネット ポートまたは RJ-45 ジャックに直接接続するか、ハブを介して接続する場合 • 複数の ONS 15454 SDH に接続し、接続のたびに毎回 IP アドレスを設定しなくてよいようにしたい場合 • ping や tracert(traceroute)など、ONS 15454 SDH にはないアプリケーションを使用する必要がない場合 |
工具/機器 |
NIC |
事前準備手順 |
「D278 CTC 用コンピュータのセットアップ」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 コンピュータにインストールされているオペレーティング システムを確認してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
(注) Windows XP の場合は、[スタート]メニューから直接コントロール パネルを選択できます。クラシック表示になっていることを確認した上で、この手順を実行してください。
b. [コントロール パネル]ウィンドウ内の[システム]アイコンをダブルクリックします。
c. [システムのプロパティ]ウィンドウの[全般]タブで、Windows オペレーティングシステムが、Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000、または Windows XP のいずれかであることを確認します。
ステップ 2 コンピュータにインストールされている Windows オペレーティング システムに応じて、次のステップのいずれかを実行してください。
• Windows 98 の場合は、ステップ 3 を実行します。
• Windows NT 4.0 の場合は、ステップ 4 を実行します。
• Windows 2000 の場合は、ステップ 5 を実行します。
• Windows XP の場合は、ステップ 6 を実行します。
ステップ 3 PC に Windows 98 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、使用している NIC 用の TCP/IP を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [TCP/IP のプロパティ]ダイアログボックスで、[DNS 設定]タブをクリックし、[DNS を使わない]を選択します。
e. [WINS 設定]タブをクリックし、[WINS の解決をしない]を選択します。
f. [IP アドレス]タブをクリックします。
g. [IP アドレス]ウィンドウ内の[IP アドレスを指定]をクリックします。
h. [IP アドレス]フィールドに、ノード IP アドレスとは別の正規の IP アドレスを入力します。
(注) CTC を使用すれば LCD の IP アドレスを非表示にできます。デフォルトの IP アドレスの詳細については、「D60 CTC へのログイン」 を参照してください。
i. [サブネット マスク]フィールドに、ONS 15454 SDH と同じサブネット マスクの値を入力します。デフォルト値は 255.255.255.0 (24 ビット)です。
j. OK をクリックします。
k. TCP/IP のダイアログボックス内で[ゲートウェイ]タブをクリックします。
l. [新しいゲートウェイ]フィールドに、ステップ h で指定したアドレスを入力します。 Add をクリックします。
m. その IP アドレスが[インストールされているゲートウェイ]フィールドに表示されていることを確認してから OK をクリックします。
n. PC を再起動するよう求めるプロンプトが表示されたら、 はい をクリックします。
ステップ 4 PC に Windows NT 4.0 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
b. [コントロール パネル]ダイアログボックス内で[ネットワーク]アイコンをクリックします。
c. [ネットワーク]ダイアログボックスで、[プロトコル]タブをクリックし、[TCP/IP のプロトコル]を選択してから[プロパティ]をクリックします。
d. [IP アドレス]タブをクリックします。
e. [IP アドレス]ウィンドウ内の[IP アドレスを指定]をクリックします。
f. [IP アドレス]フィールドに、ノード IP アドレスとは別の正規の IP アドレスを入力します。
(注) CTC を使用すれば LCD の IP アドレスを非表示にできます。デフォルトの IP アドレスの詳細については、「D60 CTC へのログイン」 を参照してください。
g. [サブネット マスク]フィールドに、ONS 15454 SDH と同じサブネット マスクを入力します。デフォルト値は 255.255.255.0 (24 ビット)です。
h. [詳細]をクリックします。
i. [ゲートウェイ]で[追加]をクリックします。[TCP/IP ゲートウェイ アドレス]ダイアログボックスが表示されます。
j. ステップ f で指定した IP アドレスを[ゲートウェイ アドレス]フィールドに入力します。
k. Add をクリックします。
l. OK をクリックします。
m. Apply をクリックします。
n. PC を再起動します。
ステップ 5 PC に Windows 2000 がインストールされている場合は、次のステップを実行して TCP/IP の設定を変更してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[設定 > ネットワークとダイヤルアップ接続 > ローカル エリア接続]の順に選択します。
b. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内の[プロパティ]をクリックします。
c. [全般]タブで、[インターネット プロトコル (TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [次の IP アドレスを使う]をクリックします。
e. [IP アドレス]フィールドに、ノード IP アドレスとは別の正規の IP アドレスを入力します。
(注) CTC を使用すれば LCD の IP アドレスを非表示にできます。デフォルトの IP アドレスの詳細については、「D60 CTC へのログイン」 を参照してください。
f. [サブネット マスク]フィールドに、ONS 15454 SDH と同じサブネット マスクを入力します。デフォルト値は 255.255.255.0 (24 ビット)です。
g. ステップ e で指定した IP アドレスを[ゲートウェイ アドレス]フィールドに入力します。
h. OK をクリックします。
i. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
j. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 6 PC に Windows XP がインストールされている場合は、次のステップを実行してください。
a. Windows の[スタート]メニューから、[コントロール パネル > ネットワーク接続]の順に選択します。
(注) [ネットワーク接続]メニューが有効になっていない場合は、[クラシック表示に切り替える]をクリックします。
b. [ネットワーク接続]ダイアログボックス内の[ローカル エリア接続]アイコンをクリックします。
c. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックスで、[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択し、[プロパティ]をクリックします。
d. [IP アドレス]フィールドに、ノード IP アドレスとは別の正規の IP アドレスを入力します。
(注) CTC を使用すれば LCD の IP アドレスを非表示にできます。デフォルトの IP アドレスの詳細については、「D60 CTC へのログイン」 を参照してください。
e. [サブネット マスク]フィールドに、ONS 15454 SDH と同じサブネット マスクを入力します。デフォルト値は 255.255.255.0 (24 ビット)です。
f. ステップ d で指定した IP アドレスを[ゲートウェイ アドレス]フィールドに入力します。
g. OK をクリックします。
h. [ローカル エリア接続のプロパティ]ダイアログボックス内で OK をクリックします。
i. [ローカル エリア接続の状態]ダイアログボックス内で[閉じる]をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D54 指定したログイン ノード グループからのノードの削除
ステップ 1 [CTC Edit]メニューから、 Preferences を選択します。
ステップ 2 Preferences ダイアログボックスで、 Login Node Groups タブをクリックします。
ステップ 3 削除するノードが含まれている[Login Node Group]のタブをクリックします。
ステップ 4 削除するノードをクリックし、続いて Remove をクリックします。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D56 Internet Explorer によるプロキシ サービスのディセーブル化(Windows)
目的 |
この作業では、Internet Explorer を実行している PC に対してプロキシ サービスをディセーブルにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D278 CTC 用コンピュータのセットアップ」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 [スタート]メニューから、[設定 > コントロール パネル]の順に選択します。
(注) コンピュータが Windows XP を実行している場合は、[スタート]メニューから直接コントロール パネルを選択できます。クラシック表示になっていることを確認した上で、この手順を実行してください。
ステップ 2 [コントロール パネル]ウィンドウから、[インターネット オプション]を選択します。
ステップ 3 [インターネットのプロパティ]ダイアログボックスで、[接続 > ローカル エリア ネットワーク(LAN)の設定]の順にクリックします。
ステップ 4 [ローカル エリア ネットワーク(LAN)の設定]ダイアログボックスで、次のいずれかを実行します。
• [LAN にプロキシ サーバを使用する]をオフにして、このサービスをディセーブルにします。
• [LAN にプロキシ サーバを使用する]をオンのままにして、[詳細設定]をクリックします。[プロキシの設定]ダイアログボックスの[例外]の下に、アクセスする ONS 15454 SDH ノードの IP アドレスを入力します。アドレスの間はセミコロンで区切ります。ホスト番号にアスタリスク(*)を入れると、ネットワーク上のすべての ONS 15454 SDH ノードを含めることができます。 OK をクリックして、開いた状態の各ダイアログボックスを閉じます。
(注) TCC2P のセキュア モード オプションがイネーブルになっているノードについては、MIC-C/T/P LAN ポートの IP アドレスを入力します。ノードがセキュア モードにあり、設定がロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートがロックを解除するまで、IP アドレスを変更することはできません。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D57 Netscape によるプロキシ サービスのディセーブル化(Windows および UNIX)
目的 |
この作業では、Netscape を実行している PC と UNIX ワークステーションに対してプロキシ サービスをディセーブルにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D278 CTC 用コンピュータのセットアップ」 |
必須/適宜 |
コンピュータがネットワーク コンピュータのプロキシ サーバに接続されており、かつブラウザが Netscape である場合に必要となります。 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
なし |
ステップ 1 Netscape を開きます。
ステップ 2 [Edit]メニューから Preferences を選択します。
ステップ 3 [設定]ダイアログボックスのカテゴリの中で、[詳細 > プロキシ]の順に選択します。
ステップ 4 [設定]ダイアログボックスの右側の、[プロキシ]の下のダイアログボックスで、次のいずれかを実行します。
• [インターネットに直接接続する]を選択して、プロキシ サーバをバイパスします。
• [手動でプロキシを設定する]を選択し、プロキシ サーバに例外を追加してから[表示]をクリックします。[手動でプロキシを設定]ダイアログボックスの[例外]の下に、アクセスする ONS 15454 SDH ノードの IP アドレスを入力します。アドレスの間はカンマで区切ります。 OK をクリックして、開いた状態の各ダイアログボックスを閉じます。
(注) TCC2P のセキュア モード オプションがイネーブルになっているノードについては、MIC-C/T/P LAN ポートの IP アドレスを入力します。ノードがセキュア モードにあり、設定がロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートがロックを解除するまで、IP アドレスを変更することはできません。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D60 CTC へのログイン
(注) CTC のビューとナビゲーションについては、付録 A「CTC の情報とアクセスのためのショートカット」 を参照してください。
ステップ 1 ONS 15454 SDH に接続されているコンピュータから Netscape(PC または UNIX)または Internet Explorer(PC だけ)を起動します。
• PC を使用している場合は、Windows の[スタート]メニューまたはショートカット アイコンから Netscape または Internet Explorer を起動します。
–Netscape の色をインストールするには、次のように入力します。
–Netscape の色を 32 色に制限して、希望の色が利用できない場合に Netscape に最も近い色を選択させるには、次のように入力します。
(注) CTC では、24 色フルカラー パレットが正しく機能するようになっている必要があります。UNIX 版の Netscape のように色の種類が重要なアプリケーションでは、CTC を使用すると色が足りなくなる可能性があります。-install と -ncols 32 のコマンド ライン オプションにより、Netscape が使用する色の数を制限できます。
ステップ 2 Netscape または Internet Explorer の Web アドレス(URL)フィールドに、ONS 15454 SDH の IP アドレスを入力します。初期設定では、ここにデフォルト アドレスの 192.1.0.2 を使用します。この IP アドレスは LCD に表示されます。CTC を使用すれば LCD の IP アドレスを非表示にできます。詳細については、「D266 IP 設定の変更」を参照してください。 Enter キーを押します。
(注) ログインしようとしている ONS 15454 SDH ノードの CTC ソフトウェアにリリースの異なるものがある場合は、最新のリリースを実行しているノードにログインしてください。以前のリリースを実行しているノードにログインすると、新しいリリースを実行している各ノードで INCOMPATIBLE-SW アラームが発生し、CTC でそれらのノードを管理できなくなります。ノードのソフトウェア バージョンを確認するには、[CTC Help]メニューから About CTC を選択します。このようにすれば、ネットワーク ビューに表示されている各ノードで ONS 15454 SDH のソフトウェア バージョンが表示されます。表示されていないノードについては、LCD ディスプレイの表示で調べられます。アラームを解決する方法については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』 を参照してください。
[Java Plug-in Security Warning]ダイアログボックスが表示されたら、「D420 公開鍵セキュリティ証明書のインストール」 を実行して、ソフトウェア リリース 4.1 以降で必要となる公開鍵のセキュリティ証明書をインストールしてください。
セキュリティ証明書ダイアログボックスでの操作が終了すると(または証明書がすでにインストールされている場合は)、[Java Console]ウィンドウに CTC ファイルのダウンロード ステータスが表示されます。Web ブラウザには、使用している Java の環境とシステムの環境に関する情報が表示されます。今回のログインが初めての場合は、コンピュータへ CTC のファイルがダウンロードされているときに CTC のキャッシング メッセージが表示されます。ONS 15454 SDH に初めて接続する場合は、この処理に数分かかることがあります。ダウンロードが終了すると、[CTC Login]ダイアログボックス(図17-10)が表示されます。
図17-10 CTC へのログイン
ステップ 3 [Login]ダイアログボックスにユーザ名とパスワード(いずれも大文字と小文字を区別する)を入力します。初めて設定する場合は、ユーザ名として CISCO15 を入力し、パスワードとして otbu+1 を入力してください。
(注) ユーザ CISCO15 は、どの ONS 15454 SDH にも設定されています。ユーザ CISCO15 にはスーパーユーザの権限があるので、他のユーザを作成できます。ユーザ CISCO15 を削除する場合は、その前に別のスーパーユーザを作成する必要があります。ユーザ CISCO15 には otbu+1 というパスワードが付与されています。ユーザ CISCO15 のパスワードを変更する場合は、ログインしたあとに Provisioning > Security タブを順にクリックしてから、パスワードを変更します。ONS 15454 SDH のユーザを設定してセキュリティを割り当てる場合は、「D30 ユーザの作成とセキュリティの割り当て」へ進みます。セキュリティの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』にある「Security」の章を参照してください。
ステップ 4 ONS 15454 SDH にログインするたびに、次のようなログイン オプションを選択できます。
• Node Name ― Web ブラウザに入力した IP アドレスとともに、以前に入力した ONS 15454 SDH の IP アドレスがドロップダウン リスト形式で表示されます。リストにあるいずれかの ONS 15454 SDH をログイン用に選択するか、またはログインする新規ノードの IP アドレス(またはノード名)を入力できます。
• Additional Nodes ― 現在のログイン ノード グループをリストで表示します。ログイン ノード グループの作成方法と新規グループの追加方法については、「D61 ログイン ノード グループの作成」 を参照してください。
• Disable Network Discovery ― このボックスをオンにすると、[Node Name]フィールドに入力した ONS 15454 SDH(および、存在する場合は、ログイン ノード グループ メンバー)だけが表示されます。DCC を介してこのノードにリンクされているノードは検出されないので CTC のネットワーク ビューに表示されません。このオプションを使用すると、ネットワークに DCC で接続されているノードが多数ある場合の CTC の起動時間を短縮できます。
• Disable Circuit Management ― このボックスをオンにすると、既存回線の検出が行われなくなります。このオプションを使用すると、ネットワークに既存回線が多数ある場合の CTC の起動時間を短縮できます。このオプションによって新規回線の作成と管理が妨害されることはありません。
ステップ 5 Login をクリックします。
ログインに成功すると、CTC のウィンドウが表示されます。このウィンドウから、他の CTC ビューにナビゲートして、ONS 15454 SDH のプロビジョニングと管理を行うことができます。初めてシェルフをターンアップする必要がある場合は、「ノードのターンアップ」 を参照してください。また、ログインで問題が発生した場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D61 ログイン ノード グループの作成
目的 |
この作業では、ログイン ノード グループを作成して、ログイン ノードに DCC ではなく IP で接続している ONS 15454 SDH を表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 [Edit]メニューから Preferences を選択します。
ステップ 2 Login Node Group と Create Group をクリックします。
ステップ 3 [Create Login Group Name]ダイアログボックスにグループの名前を入力します。 OK をクリックします。
ステップ 4 Members 領域に、このグループへ追加するノードの IP アドレス(またはノード名)を入力します。 Add をクリックします。グループにノードを追加するたびに、このステップを繰り返します。
(注) ログイン ノード グループに追加する ONS 15454 SDH ノードに TCC2P カードが取り付けられていて、TCC2P のセキュア モード オプションがイネーブルになっている場合は、MIC-C/T/P LAN ポートの IP アドレスを入力します。ノードがセキュア モードにあり、設定がロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートがロックを解除するまで、IP アドレスを変更することはできません。
ステップ 5 OK をクリックします。
ONS 15454 SDH へ次回ログインするときに、このログイン ノード グループが[Login]ダイアログボックスの[Additional Nodes]リストで利用可能となります。たとえば、図17-11 では、ノード 1、4、および 5 の IP アドレスを含むログイン ノード グループが作成されます。ログイン時に[Additional Nodes]リストからこのグループを選択して、[Disable Network Discovery]を選択しないと、図の中のすべてのノードが表示されます。[Test Group]と[Disable Network Discovery]を両方とも選択すると、ノード 1、4、および 5 が表示されます。ログイン グループは必要な数だけ作成できます。これらのグループは、CTC のプリファレンス ファイルに保存され、他のユーザに対しては表示されません。
図17-11 ログイン ノード グループ
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D62 現在のセッションまたはログイン グループへのノードの追加
目的 |
この作業では、現在の CTC セッションまたはログイン ノード グループへノードを追加します。 |
工具 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 CTC File メニューから Add Node をクリックします。
ステップ 2 [Add Node]ダイアログボックスにノード名(または IP アドレス)を入力します。
(注) 追加する ONS 15454 SDH ノードに TCC2P カードが取り付けられていて、TCC2P のセキュア モード オプションがイネーブルになっている場合は、MIC-C/T/P LAN ポートの IP アドレスを入力します。ノードがセキュア モードの場合は、バックプレーンに IP アドレス表示がディセーブルにされる場合があります。表示されない場合は、スーパーユーザによって再度イネーブルにできます。ノードがセキュア モードにあり、設定がロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートがロックを解除するまで、IP アドレスを変更することはできません。
ステップ 3 現在のログイン グループにノードを追加する場合は、 Add node to current login group をオンにします。追加しない場合は、このチェックボックスをオフのままにします。
(注) このチェックボックスは、CTC へのログイン時にログイン グループを選択した場合にだけアクティブとなります。
ステップ 4 OK をクリックします。
数秒が経過すると、新規ノードがネットワーク ビュー マップに表示されます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D64 LCD による IP アドレス、デフォルト ルータ、ネットワーク マスクの設定
目的 |
この作業では、前面パネルの LCD を使って ONS 15454 SDH の IP アドレス、デフォルト ルータ、およびネットワーク マスクを変更します。この作業は、CTC へログインできない場合に使用します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D332 TCC2/TCC2P カードの取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) ノード ビューの Provisioning > Network タブの LCD IP Display が Display Only または Suppress Display に設定されている場合は、この作業を行えません。LCD IP Display フィールドの表示方法と変更方法については、「D249 IP 設定のプロビジョニング」を参照してください。ノードがセキュア モードにあり、設定がロックされ LCD 表示がディセーブルの場合は、シスコのテクニカル サポートがロックを解除するまで、このプロビジョニングを変更することはできません。
(注) 5 秒間ボタン操作がないと、LCD は通常の表示モードに戻ります。
ステップ 1 ONS 15454 SDH の前面パネルで、LCD に Node の文字が表示されるまで Slot ボタンを繰り返し押します。
ステップ 2 次の表示が現れるまで、 Port ボタンを繰り返し押します。
• ノードの IP アドレスを変更する場合は、Status=IpAddress(図17-12)
• ノードのネットワーク マスクを変更する場合は、Status=Net Mask
• デフォルト ルータの IP アドレスを変更する場合は、Status=Default Rtr
図17-12 IP アドレス オプションの選択
ステップ 3 Status ボタンを押して、ノードの IP アドレス(図17-13)、ノードのサブネット マスク長、またはデフォルト ルータの IP アドレスを表示します。
図17-13 IP アドレスの変更
ステップ 4 Slot ボタンを押して、変更が必要な IP アドレスまたはサブネット マスクのディジットに移動します。選択したディジットがフラッシュします。
ヒント Slot、Status、および Port の各ボタンの位置は、LCD のコマンドの位置に対応しています。たとえば、図17-13 では、Slot ボタンを押して Next コマンドを呼び出し、Port ボタンを押して Done コマンドを呼び出します。
ステップ 5 Port ボタンを押して IP アドレスまたはサブネット マスクの該当するディジットへ進みます。
ステップ 6 変更が完了したら、 Status ボタンを押して Node メニューに戻ります。
ステップ 7 Save Configuration オプションが表示されるまで、 Port ボタンを繰り返し押します(図17-14)。
図17-14 Save Configuration オプションの選択
ステップ 8 Status ボタンを押して、Save Configuration オプションを選択します。
[Save and REBOOT]というメッセージが表示されます(図17-15)。
図17-15 TCC2/TCC2P の保存とリブート
ステップ 9 Slot ボタンを押して新しい IP アドレス設定を適用するか、 Port を押して設定をキャンセルします。
新しい設定を保存すると、TCC2 カードがリブートされます。リブート中に、[Saving Changes - TCC Reset]というメッセージが LCD に表示されます。TCC2 のリブートが完了すると、LCD は通常の交互表示に戻ります(リブート時の動作については、 表19-4 を参照)。
(注) IP アドレスとデフォルト ルータは、同じサブネット上に設定する必要があります。サブネットが異なる場合は、設定を適用できません。
ステップ 10 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D65 スタティック ルートの作成
目的 |
この作業では、別のネットワークにあるコンピュータとの間で CTC 接続を確立するために、スタティック ルートを作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
次のいずれかの条件に該当する場合は必須です。 • あるサブネット内の CTC コンピュータを、ルータを介して別サブネット内の ONS 15454 SDH ノードに接続されている ONS 15454 SDH ノードと接続する必要がある。また OSPF がディセーブルで、しかも、External Network Element のゲートウェイ設定がオンになっていない。 • 同じサブネット内の ONS 15454 SDH ノード間で複数の CTC セッションをイネーブルにする必要がある。また、External Network Element のゲートウェイ設定がディセーブルになっている。 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Network タブをクリックします。
ステップ 2 Static Routing タブをクリックします。 Create をクリックします。
ステップ 3 [Create Static Route]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Destination ― CTC が稼働しているコンピュータの IP アドレスを入力します。アクセス先を 1 つのコンピュータに制限する場合は、完全な IP アドレスとサブネット マスク 255.255.255.255 を入力します。192.168.1.0 サブネット上のすべてのコンピュータへアクセスできるようにするには、192.168.1.0 とサブネット マスク 255.255.255.0 を入力します。宛先として 0.0.0.0 を入力すると、ルータに接続しているすべての CTC コンピュータへアクセスできるようになります。
• Mask ― サブネット マスクを入力します。宛先がホスト ルート(つまり、1 つの CTC コンピュータ)の場合は、32 ビットのサブネット マスク(255.255.255.255)を入力します。宛先がサブネットの場合は、255.255.255.0 のようにサブネット マスクを調整します。宛先が 0.0.0.0 の場合は CTC によって自動的にサブネット マスク 0.0.0.0 が入力され、すべての CTC コンピュータへアクセスできるようになります。この値は変更できません。
• Next Hop ― ルータを介して接続されている場合は、そのルータにあるポートの IP アドレスを入力します。CTC コンピュータがノードに直接接続されている場合は、そのノードの IP アドレスを入力します。
• Cost ― ONS 15454 SDH とコンピュータの間のホップ数を入力します。
ステップ 4 OK をクリックします。[Static Route]ウィンドウにスタティック ルートが表示されることを確認します。
(注) スタティック ルートを使用したネットワーキングの例は、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』にある「Management Network Connectivity」の章に記載されています。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D67 ONS 15454 SDH での IIOP リスナー ポートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH 上で Inter-ORB Protocol(IIOP)リスナー ポートを設定し、ファイアウォールの背後にある ONS 15454 SDH ノードにアクセスできるようにします。 |
工具/機器 |
LAN 管理者またはファイアウォール管理者が指定する IIOP リスナー ポート番号 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) Enable Proxy Server on port 1080 チェックボックスがオンになっている場合、CTC ではポート 1080 が使用され、ここで設定した IIOP ポート設定は無視されます。あとで Enable Proxy Server チェックボックスをオフにした場合は、ここで設定した IIOP リスナー ポートが使用されます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Access タブをクリックします。
ステップ 2 TCC CORBA (IIOP) Listener Port 領域で、次のリスナー ポート オプションを選択します。
• TCC Fixed(デフォルト) ― ポート 57790 を使用します。ファイアウォールの同じ側にある ONS 15454 SDH ノードに接続する場合、またはファイアウォールを使用しない場合(デフォルト)に適したオプションです。ポート 57790 が開いている場合は、ファイアウォールを介したアクセスにこのオプションを使用することもできます。
• Standard Constant ― CORBA のデフォルト ポート番号であるポート 683 を使用します。
• Other Constant ― ポート 683 を使用しない場合は、ファイアウォール管理者が指定する IIOP ポートを入力します。
ステップ 3 Apply をクリックします。
ステップ 4 [Change Network Configuration]というメッセージが表示されたら、 Yes をクリックします。
両方の TCC2/TCC2P カードは、一度に 1 つずつリブートします。リブートには約 15 分かかります。 表19-4 を参照してください。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D68 CTC コンピュータにおける IIOP リスナー ポートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、CTC 上で IIOP リスナー ポートの選択を行います。 |
工具/機器 |
LAN 管理者またはファイアウォール管理者が指定する IIOP リスナー ポート番号 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜CTC を実行しているコンピュータがファイアウォールの背後にある場合に必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ノード ビューの[Edit]メニューから Preferences を選択します。
ステップ 2 [Preferences]ダイアログボックスで Firewall タブをクリックします。
ステップ 3 CTC CORBA (IIOP) Listener Port 領域で、リスナー ポート オプションを選択します。
• Variable(デフォルト) ― ファイアウォール内部から ONS 15454 SDH ノードに接続する場合、またはファイアウォールを使用しない場合(デフォルト)に使用します。
• Standard Constant ― CORBA のデフォルト ポート番号であるポート 683 を使用します。
• Other Constant ― ポート 683 を使用しない場合は、管理者が定義した IIOP ポートを入力します。
ステップ 4 Apply をクリックします。ポートの変更は次回の CTC ログイン時に適用される旨の警告メッセージが表示されます。
ステップ 5 OK をクリックします。
ステップ 6 [Preferences]ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 7 IIOP ポートを使用して ONS 15454 SDH にアクセスする場合は、CTC からログアウトします( File > Exit を選択して、ログインしなおします)。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D69 外部タイミングまたはライン タイミングの設定
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の SDH タイミング ソース(外部またはライン)を定義します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) CTC では、BITS-1 および BITS-2として、タイミング A およびタイミング B が参照されます。MIC-C/T/P FMEC コネクタには、タイミング A およびタイミング B のラベルが付けられます。
ステップ 1 CTC のノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 General Timing 領域で、次の情報を入力します。
• Timing Mode ― ONS 15454 SDH がタイミングを MIC-C/T/P FMEC から得る場合は External を選択し、タイミング ノードに光接続された STM-N カード(非 DWDM ノード)または OSC カード(DWDM ノード)から得る場合は Line を選択します。3 番めのオプション Mixed を選択すると、ユーザは外部タイミング基準とライン タイミング基準の両方を設定できます。
(注) Mixed タイミングではタイミング ループが発生することがあるので、使用しないことを推奨します。このモードを使用するときは注意してください。
• Revertive ― このチェック ボックスをオンにした場合、セカンダリ タイミング基準へ切り替わる要因となった状態が修正されると、ONS 15454 SDH はプライマリ基準ソースに戻ります。
• Reversion Time ― Revertive がオンになっている場合は、プライマリ タイミング ソースに戻るまでに ONS 15454 SDH が待つ時間を示します。
ステップ 3 Reference List 領域で、次の情報を入力します。
(注) 基準リストでは、ノードのタイミング基準を最大 3 つまでと、BITS Out 基準を最大 6 つまで定義できます。BITS Out 基準は、ノードの MIC-C/T/P FMEC Timing A コネクタと Timing B Out コネクタに接続されている機器で使用するタイミング基準を定義します。機器を Timing A Out コネクタまたは Timing B Out コネクタに接続する場合、外部タイミング基準の近くにある機器はその基準に直接配線できるため、通常、機器をライン モードのノードに接続します。
• NE Reference ― 3 つのタイミング基準(Ref 1、Ref 2、Ref3)を定義できます。その基準で障害が発生しないかぎり、ノードは Reference 1 を使用します。障害が発生した場合は、Reference 2 を使用します。Reference 2 が失敗すると、ノードは、通常内部クロックに設定されている Reference 3 を使用します。内部クロックは、TCC2/TCC2P に提供される SETS クロックです。表示されるオプションは、Timing Mode の設定により異なります。
–Timing Mode set to External ― 選択できるオプションは、BITS-1、BITS-2、および Internal Clock です。
–Timing Mode set to Line ― 選択できるオプションは、ノードの現用 OC-N カード(非 DWDM ノード)または OSC カード(DWDM カード)と Internal Clock です。Building Integrated Timing Supply(BITS; ビル内統合タイミング供給源)ソースに配線されたノードに直接または間接的に接続されたカード/ポート、すなわちノードのトランク カードを選択します。Reference 1 は BITS ソースに一番近いトランク カードに設定されています。たとえば、スロット 5 が BITS ソースに配線されたノードに接続されている場合、スロット 5 を Reference 1 として選択します。
–Timing Mode set to Mixed ― BITS カードと光カードの両方を使用できます。これにより、外部 BITS トランク カードと光トランク(スパン)カードを組み合わせたものをタイミング基準として設定できます。
• BITS-1 Out/BITS-2 Out ― Timing A Out または Timing B Out FMEC コネクタに接続された機器のタイミング基準を定義します。通常、Timing Out はライン ノードで使用されるので、現用の光カードがオプションとして表示されます。Timing A Out および Timing B Out は、BITS-1 および BITS-2 ファシリティが稼働中になると、ただちにイネーブルとなります。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 BITS Facilities サブタブをクリックします。
(注) BITS Facilities セクションには、BITS-1 タイミング基準と BITS-2 タイミング基準のパラメータを設定します。これらの設定は、そのほとんどがタイミング ソースのメーカーによって決まっています。装置のタイミングを BITS Out から引き込んでいれば、その装置の要件を満たすようにタイミング パラメータを設定できます。
ステップ 6 BITS Facilities 領域で、次の情報を入力します。
• Facility Type ― 市場でサポートされている信号に応じて、 E1 または 2 MHz を選択します。E1 と 2 MHz は、外部クロック(たとえば GPS)を BITS に送信するための物理信号モードです。
• BITS In State ― Timing Mode を External または Mixed に設定した場合は、MIC-C/T/P FMEC 上の Timing A Out または Timing B Out コネクタが外部タイミング ソースに接続されているかどうかによって、BITS-1 と BITS-2 のいずれかまたは両方の BITS In State を unlocked に設定します。Timing Mode を Line に設定した場合は、BITS In State を locked に設定します。
ステップ 7 BITS-1 と BITS-2 の BITS In State を locked に設定した場合は、ステップ 8 へ進みます。BITS-1 また BITS-2 のいずれかの BITS In State を unlocked に設定した場合は、次の情報を入力します。
• Coding ― BITS 基準で使用される符号化として、 HDB3 または AMI (Alternate Mark Inversion)を選択します。2 MHz を選択すると、この符号化オプションはディセーブルになります。
• Framing ― BITS 基準で使用されるフレーミングとして、 unframed 、 FAS 、 FAS + CAS 、 FAS + CRC 、または FAS + CAS + CRC を選択します。2 MHz を選択すると、このフレーミング オプションはディセーブルになります。
• Sync Messaging ― Synchronization Status Messaging(SSM; 同期ステータス メッセージング)をイネーブルにする場合は、このボックスをオンにします。SSM は、クロックの品質を配信します。SDH でサポートされている SSM は、G811、STU、G812T、G812L、SETS、DUS です(順番は高品質から低品質)。2 MHz を選択すると、この SSM オプションはディセーブルになります。
• Admin SSM ― Sync Messaging チェックボックスがオフになっていれば、ドロップダウン リストから SSM を選択できます。
• Sa bit ― 5 つの Sa ビットからいずれか 1 つを選択します( Sa4 、 Sa5 、 Sa6 、 Sa7 、または Sa8 )。Sa ビットは、SSM メッセージを送信します。2 MHz を選択すると、この Sa ビット オプションはディセーブルになります。
ステップ 8 BITS Out 領域で、次の情報を入力します。
• Facility Type ― BITS Out 信号タイプとして、 E1 または 2 MHz を選択します。
• BITS Out State ― 機器がバックプレーンにあるノードの BITS 出力ピンに接続されていて、ノード基準から機器のタイミングを取るようになっている場合は、外部機器用の BITS Out ピンに応じて、BITS-1 と BITS-2 のいずれかまたは両方の BITS Out State を unlocked に設定します。機器が BITS 出力ピンに接続されていない場合は、BITS Out State を locked に設定します。
ステップ 9 BITS Out State を locked に設定した場合は、ステップ 10 へ進みます。BITS Out State を unlocked に設定した場合は、次の情報を入力します。
• Coding ― BITS 基準で使用される符号化として、 HDB3 または AMI を選択します。2 MHz を選択すると、この符号化オプションはディセーブルになります。
• Framing ― BITS 基準で使用されるフレーミングとして、 unframed 、 FAS 、 FAS + CAS 、 FAS + CRC 、または FAS + CAS + CRC を選択します。2 MHz を選択すると、このフレーミング オプションはディセーブルになります。
• AIS Threshold ― ノードが BITS-1 Out コネクタや BITS-2 Out FMEC コネクタから Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)を送信するときの品質レベルを設定します。ノードのタイミングが AIS のしきい値品質以下になったとき、AIS が発生します(AIS のしきい値は、SSM がディセーブルであるか、またはフレーム同期が unframed、FAS、または FAS + CAS に設定されている場合に使用されます)。
• Sa bit ― 5 つの Sa ビットからいずれか 1 つを選択します( Sa4 、 Sa5 、 Sa6 、 Sa7 、または Sa8 )。Sa ビットは、SSM メッセージを送信します。2 MHz を選択すると、この Sa ビット オプションはディセーブルになります。
ステップ 10 Apply をクリックします。
(注) タイミングに関連したアラームの解決方法については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D70 内部タイミングの設定
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH の内部タイミング(SETS)を設定します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜(BITS ソースが使用できない場合にだけ使用) |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
注意 内部タイミングは SETS なので、固定的には使用しません。ONS 15454 SDH のノードはすべて SETS 以上のプライマリ基準ソースにタイミングを合わせる必要があります。
(注) CTC では、BITS-1 および BITS-2として、タイミング A およびタイミング B が参照されます。MIC-C/T/P FMEC コネクタには、タイミング A およびタイミング B のラベルが付けられます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 General Timing 領域で、次の情報を入力します。
• Timing Mode ― External を選択します。
• Revertive ― このオプションは、内部タイミングには適用されません。デフォルトの設定(オン)のままにします。
• Reversion Time ― 適用されません(オフのままにします)。内部タイミングの場合は、デフォルトの設定(5 分)のままにします。
ステップ 3 Reference Lists セクションで、次の情報を入力します。
• NE Reference
–Ref1 ― Internal Clock に設定します。
–Ref2 ― Internal Clock に設定します。
–Ref3 ― Internal Clock に設定します。
• BITS-1 Out/BITS-2 Out ― None に設定します。
ステップ 4 Apply をクリックします。
ステップ 5 Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
ステップ 6 BITS Facilities 領域で、次の情報を入力します。
• E1、2 MHz ― 市場でサポートされている信号に応じて、 E1 または 2 MHz を選択します。E1 と 2 MHz は、(たとえば GPS からの)外部クロックを BITS に送信するための物理信号モードです。
• BITS In State ― BITS-1 と BITS-2 を locked に設定します。
• BITS Out State ― BITS-1 と BITS-2 を locked に設定します。
• Coding ― 内部タイミングには関連しません。デフォルトの設定(HDB3)のままにします。
• Framing ― 内部タイミングには関連しません。デフォルトの設定(FAS + CAS + CRC)のままにします。
• Sync Messaging ― このボックスは自動的にオンになります。SSM は、クロックの品質を配信します。SDH でサポートされている SSM は、G811、STU、G812T、G812L、SETS、DUS です(順番は高品質から低品質)。2 MHz を選択すると、この SSM オプションはディセーブルになります。
• AIS Threshold ― 内部タイミングには適用されません。
• Sa bit ― 内部タイミングには適用されません。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D71 1:1 保護グループの作成
目的 |
この作業では、1:1 電気回路カード保護グループを作成します。 |
工具/機器 |
冗長な DS3i-N-12、E3-12、E1-42、または STM1E カードは、シェルフに取り付けるか、またはこれらのカードの 2 枚に ONS 15454 SDH スロットを設定する必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 表4-1 に示す、1:1 保護の要件に応じたカードが取り付けられていることを確認します。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
ステップ 3 Create をクリックします。
ステップ 4 [Create Protection Group]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Name ― 保護グループの名前を入力します。保護グループ名には、32 字までの英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)を使用します。特殊文字も使用できますが、TL1 と互換性を持たせるために、疑問符(?)、バックスラッシュ(\)、二重引用符(")は使用しないでください。
• Type ― ドロップダウン リストから 1:1 を選択します。
• Protect Card ― ドロップダウン リストから保護カードを選択します。ドロップダウン リストには、1:1 保護で使用可能なカードが表示されます。使用可能なカードがないと、カードは表示されません。
保護カードを選択すると、保護に使用できるカードが Available Cards の下に表示されます。使用可能なカードがないと、カードは表示されません。その場合は、この作業を行う前に、物理カードを取り付けるか、「D442 スロットの事前プロビジョニング」を行って ONS 15454 SDH スロットを事前にプロビジョニングする必要があります。
ステップ 5 [Available Cards]リストから、[Protect Card]ドロップダウン リストで選択したカードで保護するカードを選択します。上にある矢印ボタンをクリックして、各カードを Working Cards リストに移動します。
ステップ 6 残りのフィールドを次のように設定します。
• Bidirectional switching ― 1:1 保護では使用できません。
• Revertive ― 障害状態が修正されたあと Reversion Time フィールドに入力された時間でトラフィックを現用カードに復帰させる場合、このボックスをオンにします。
• Reversion time ― Revertive をオンにした場合に、ドロップダウン リストから復元時間を選択します。選択できる範囲は 0.5 ~ 12.0 分です。デフォルトは 5.0 分です。これは、切り替えの原因になった状態がなくなったあと、トラフィックが現用カードに復帰するまでに経過する時間です。切り替えの原因になった状態が解消されると、復元タイマーが動き始めます。
ステップ 7 OK をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D72 1:N 保護グループの作成
目的 |
この作業では、1:N 保護グループを作成します。 |
工具/機器 |
DS3i-N-12 カードおよび E1-42 カードDS3i-N-12 は、スロット 3 または 15に取り付けられている必要があり、同じタイプのカードは対応する保護カードのどちらかの側に取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 表4-1 に示す、1:N の要件に応じたカードが取り付けられていることを確認します。
ステップ 2 Provisioning > Protection タブをクリックします。
ステップ 3 Protection Groups 領域で、 Create をクリックします。
ステップ 4 [Create Protection Group]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Name ― 保護グループの名前を入力します。保護グループ名には、32 字までの英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)を使用します。特殊文字も使用できますが、TL1 と互換性を持たせるために、疑問符(?)、バックスラッシュ(\)、二重引用符(")は使用しないでください。
• Type ― ドロップダウン リストから 1:N を選択します。
• Protect Card ― ドロップダウン リストから保護カードを選択します。適切なカードが取り付けられていないと、ドロップダウン リストにカードは表示されません。
保護カードを選択すると、保護に使用できるカードのリストが Available Cards の下に表示されます。使用可能なカードがないと、カードは表示されません。使用可能なカードがない場合は、この作業を行う前に、物理カードを取り付けるか、「D442 スロットの事前プロビジョニング」を行って ONS 15454 SDH スロットを事前にプロビジョニングする必要があります。
ステップ 5 Available Cards リストから、Protect Card ドロップダウン リストで選択したカードで保護するカードを選択します。上にある矢印ボタンをクリックして、各カードを Working Cards リストに移動します。
ステップ 6 残りのフィールドを次のように設定します。
• Bidirectional switching ― 1:N 保護では使用できません。
• Revertive ― 1:N 保護グループの場合は必ずイネーブルになります。
• Reversion time ― Reversion Time をクリックし、ドロップダウン リストから復元時間を選択します。選択できる範囲は 0.5 ~ 12.0 分です。デフォルトは 5.0 分です。これは、切り替えの原因になった状態がなくなったあと、トラフィックが現用カードに復帰するまでに経過する時間です。
ステップ 7 OK をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D73 1+1 保護グループの作成
目的 |
この作業では、任意の STM-N カードまたはポート(STM-1、STM-1-8、STM-4、STM-4-4、STM-16、STM-16 AS、STM-64、MRC-12、MRC-2.5G-12、または STM64-XFP カード)に対応する 1+1 保護グループを作成します。 |
工具/機器 |
取り付け済みの STM-N カードまたは事前にプロビジョニングされたスロット |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 表4-1 に示す、1+1 の要件に応じたカードが取り付けられていることを確認します。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
ステップ 3 Protection Groups 領域で、 Create をクリックします。
ステップ 4 [Create Protection Group]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Name ― 保護グループの名前を入力します。保護グループ名には、32 字までの英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)を使用します。特殊文字も使用できますが、TL1 と互換性を持たせるために、疑問符(?)、バックスラッシュ(\)、二重引用符(")は使用しないでください。
• Type ― ドロップダウン リストから 1+1 を選択します。
• Protect Card ― ドロップダウン リストから保護ポートを選択します。ドロップダウン リストには、使用可能な STM-N ポートが表示されます。STM-N カードが取り付けられていないと、ドロップダウン リストにポートは表示されません。
保護ポートを選択すると、保護に使用できるポートのリストが Available Ports リストの下に表示されます。使用可能なカードがないと、ポートは表示されません。その場合は、この作業を行う前に、物理カードを取り付けるか、「D442 スロットの事前プロビジョニング」を行って ONS 15454 SDH スロットを事前にプロビジョニングする必要があります。
ステップ 5 Available Ports リストから、Protect Port フィールドで選択したポートで保護するポートを選択します。上にある矢印ボタンをクリックして、各ポートを Working Ports リストに移動します。
ステップ 6 残りのフィールドを次のように設定します。
• Bidirectional switching ― いずれかの信号に障害が発生した際に Tx と Rx の信号を両方とも保護ポートに切り替える場合は、このボックスをオンにします。障害が発生した信号だけを保護ポートに切り替える場合は、オフにします。
• Revertive ― 障害状態が修正されたあと Reversion Time フィールドに入力された時間でトラフィックを現用カードに復帰させる場合、このボックスをオンにします。
• Reversion time ― Revertive をオンにした場合に、 Reversion Time をクリックし、ドロップダウン リストから復元時間を選択します。選択できる範囲は 0.5 ~ 12.0 分です。デフォルトは 5.0 分です。復元時間は、切り替えの原因になった状態が解消されたあと、トラフィックが現用カードに復帰するまでに経過する時間です。切り替えの原因になった状態が解消されると、復元タイマーが動き始めます。
ステップ 7 OK をクリックします。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D74 単一ノードでの新規ユーザの作成
目的 |
この作業では、単一の ONS 15454 SDH に対して新しいユーザを作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Security > Users タブをクリックします。
ステップ 2 Security ウィンドウで、 Create をクリックします。
ステップ 3 [Create User]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Name ― ユーザ名を入力します。ユーザ名は、6 ~ 20 文字以内の英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)で指定する必要があります。
• Password ― ユーザ パスワードを入力します。デフォルトでは、パスワードの長さは最小 6 文字および最大 20 文字に設定されています。デフォルト値は、CTC ノード ビューで Provisioning > NE Defaults > Node > security > password Complexity タブを使用して設定できます。最小長は、8、10、12 文字、最大長は 80 文字に設定できます。パスワードは、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)および特殊文字(+、#、%)で指定する必要があります。また、少なくとも 2 文字は英字以外の文字、少なくとも 1 文字は特殊文字を使用する必要があります。パスワードにユーザ名を含めることはできません。
• Confirm Password ― 確認のためにパスワードをもう一度入力します。
• セキュリティ レベル ― ユーザのセキュリティ レベルを選択します。 RETRIEVE 、
MAINTENANCE 、 PROVISIONING 、または SUPERUSER を選択します。各レベルで提供される機能については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』にある「Security」の章を参照してください。
(注) 各セキュリティ レベルには、それぞれ異なるアイドル時間があります。アイドル時間とは、CTC がアイドル状態になってからパスワードが再入力されるまでの時間です。デフォルトのアイドル時間は、検索ユーザは無制限、メンテナンス ユーザは 60 分、プロビジョニング ユーザは 30 分、スーパーユーザは 15 分です。アイドル時間の変更方法については、「D205 ユーザの変更とセキュリティの変更」を参照してください。
ステップ 4 OK をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D75 複数ノードでの新規ユーザの作成
目的 |
この作業では、複数の ONS 15454 SDH ノードに対して新しいユーザを作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
(注) ユーザを追加するすべてのノードに、ネットワーク ビューでアクセスできるようにする必要があります。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > Security > Users タブをクリックします。
ステップ 3 Security ウィンドウで、 Create をクリックします。
ステップ 4 [Create User]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Name ― ユーザ名を入力します。ユーザ名は、6 ~ 20 文字以内の英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)で指定する必要があります。
• Password ― ユーザ パスワードを入力します。デフォルトでは、パスワードの長さは最小 6 文字および最大 20 文字に設定されています。デフォルト値は、CTC ノード ビューで Provisioning > NE Defaults > Node > security > password Complexity タブを使用して設定できます。最小長は、8、10、12 文字、最大長は 80 文字に設定できます。パスワードは、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)および特殊文字(+、#、%)で指定する必要があります。また、少なくとも 2 文字は英字以外の文字、少なくとも 1 文字は特殊文字を使用する必要があります。
• Confirm Password ― 確認のためにパスワードをもう一度入力します。
• セキュリティ レベル ― ユーザのセキュリティ レベルを選択します。 RETRIEVE 、
MAINTENANCE 、 PROVISIONING 、または SUPERUSER を選択します。各レベルで提供される機能については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』にある「Security」の章を参照してください。
(注) 各セキュリティ レベルには、それぞれ異なるアイドル時間があります。アイドル時間とは、CTC がアイドル状態になってからロックアップしてパスワードが再入力されるまでの時間です。デフォルトのアイドル時間は、検索ユーザは無制限、メンテナンス ユーザは 60 分、プロビジョニング ユーザは 30 分、スーパーユーザは 15 分です。アイドル時間の変更方法については、「D205 ユーザの変更とセキュリティの変更」を参照してください。
ステップ 5 [Select applicable nodes]リストで、ユーザを追加しないノードの選択を解除します(デフォルトでは、すべてのネットワーク ノードが選択されます)。
ステップ 6 OK をクリックします。
ステップ 7 [User Creation Results]ダイアログボックスで、ステップ 5 で選択したノードにユーザが正しく追加されたことを確認します。正しく追加されていたら、 OK をクリックして次のステップへ進みます。ユーザが追加されていない場合は、OK をクリックしてステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D76 VCAT 回線へのメンバーの追加
目的 |
この作業では、FC_MR-4(拡張モード)カード上の Software-Link Capacity Adjustment Scheme(SW-LCAS)VCAT 回線にメンバーを追加します。VCAT 回線にメンバーを追加すると、回線のサイズが変わります。新しく追加したメンバーでは、VCAT 回線の作成手順で指定した VCAT メンバーの始点、終点、およびルーティング初期設定(共通光ファイバまたはスプリット ルーティング)を使用します。 |
工具/機器 |
FC_MR-4 カード(拡張モード) |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 FC_MR-4 カード(拡張モード)に始点または終点のある SW-LCAS VCAT 回線がネットワークに存在している必要があります。「回線と低次トンネルの作成」を参照してください。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この作業では、オプションの自動ルーティングを使用します。Automatic Circuit Routing NE のデフォルト値および Network Circuit Automatic Routing Overridable NE のデフォルト値が両方とも FALSE に設定されている場合は、自動ルーティングは使用できません。これらのデフォルト値の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の付録「Network Element Defaults」を参照してください。
(注) サービス状態が Unlocked-enabled、Unlocked-disabled,automaticInService、または
Locked-enabled,MaintenanceAdding にある SW-LCAS VCAT 回線へメンバーを追加すると、サービスに影響することがあります。シスコでは、サービス状態が Locked-enabled,outOfGroup のときにメンバーを追加することを推奨します。追加したメンバーは、追加したあとで希望する状態に設定できます。
(注) ML シリーズ カード または FC_MR-4 カード(回線速度モード)に始点または終点のある VCAT 回線には、メンバーを追加できません。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 編集する VCAT 回線をクリックして、 Edit をクリックします。
ステップ 3 Members タブをクリックします。
ステップ 4 Add Member をクリックします。Add Member ボタンは、VCAT 回線に新規メンバーのための帯域幅が十分にあるときにだけ、クリックできるようになります。
ステップ 5 メンバーの数とメンバーのアトリビュートを指定します。
• Number of members to add ― ドロップダウン リストから、追加するメンバーの数を選択します。ドロップダウン リストに数が表示されないときは、VCAT 回線に許容最大数のメンバーが設定済みで追加できるだけの余地がありません。追加できるメンバーの数は、始点カード、終点カード、および既存回線のサイズによって左右されます。カードに対して許容されるメンバーの数の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』にある「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
• New Circuit Size ― (表示専用)追加されたメンバーの数に応じて、自動的に更新されます。
• Create cross-connects only (TL1-like) ― TL1 生成済み回線に対する単一のパスに 1 つまたは複数のクロスコネクトを作成する必要がある場合は、このチェック ボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、回線に名前を割り当てできません。
• State ― OOG を選択します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 メンバーを自動的にルーティングする場合は、 Route Automatically をオンにします。メンバーを手動でルーティングす場合は、Route Automatically をオフにします。
ステップ 8 メンバーごとに初期設定を設定する場合は、Member Preferences 領域で次の情報を指定します。追加したすべてのメンバーに同じ初期設定を設定する場合は、このステップを省略して ステップ 9 から続けます。
(注) 共通ファイバまたはスプリット ルーティングは変更できません。
• Number ― ドロップダウン リストから、メンバーを識別する番号を選択します。
• Name ― メンバーを識別するための一意な名前を入力します。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
• Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
– Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
– Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
– PCA ― メンバーを MS-SPRing の保護チャネルにルーティングします。
ステップ 9 すべてのメンバーに同じプリファレンスを設定する場合は、Set Preferences for All Members 領域で次の選択を行います。
• Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
– Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
– Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
– PCA ― メンバーを MS-SPRing の保護チャネルにルーティングします。
ステップ 10 ステップ 7 で Route Automatically をオフのままにしておいた場合は、 Next をクリックして、次の手順を実行します。ステップ 7 で Route Automatically をオンにした場合は、ステップ 11から続けます。
a. Circuit Creation ウィザードの Route Review/Edit 領域にある Route Member number ドロップダウン リストから、ルーティングするメンバーを選択します。
b. まだ送信元ノード アイコンが選択されていない場合は、このアイコンをクリックします。
c. 送信元ノードのスパンで、メンバーが通過するスパンの矢印をクリックします。矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドに、スパンの情報が表示されます。
d. 始点を変更する場合は、Source VC4 フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ e へ進みます。
e. Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
f. 送信元ノードと宛先ノードだけでなく中間にあるすべてのノードも含めてメンバーを設定し終わるまで、ステップ c ~ e を繰り返します。Fully Protect Path を選択した場合は、次の設定を行う必要があります。
• 各 SNCP リング、または始点から終点へ至るメンバー ルートの保護されていない部分に対して、2 つのスパンを追加します。
• 始点から終点までのルートにある各 MS-SPRing 部分または 1+1 部分に対しては、1 つのスパンを追加します。
• SNCP Dual-Ring Interconnect(DRI)トポロジにルーティングするメンバーについては、DRI ノード間のスパンと同様に、現用パスと保護パスをプロビジョニングします。
g. 各メンバーについてステップ a ~ f を繰り返します。
ステップ 11 ステップ 7 で Route Automatically と Review Route Before Creation をオンにした場合は、次の手順を実行します。それ以外の場合は、ステップ 12 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングした回線が予定のルート構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。
ステップ 12 Finish をクリックします。
(注) VCAT 回線にメンバーを追加する処理は、ネットワークの複雑さと追加するメンバーの数によっては、数分かかることがあります。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D77 VCAT 回線からのメンバーの削除
目的 |
この作業では、FC_MR-4(拡張モード)カード上の SW-LCAS VCAT 回線からメンバーを削除します。この作業を行うと、VCAT 回線のサイズが小さくなります。 |
工具/機器 |
FC_MR-4 カード(拡張モード) |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 FC_MR-4 カード(拡張モード)に始点または終点のある SW-LCAS VCAT 回線が存在している必要があります。「回線と低次トンネルの作成」を参照してください。 必要に応じて「D80 VCAT メンバーのサービス状態修正」を実行して、SW-LCAS メンバーの状態を Locked-enabled,outOfGroup に変更します。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) ML シリーズ カード または FC_MR-4 カード(回線速度モード)に始点または終点のある VCAT 回線からは、メンバーを削除できません。
(注) サービス状態が Unlocked-enabled または Unlocked-disabled,automaticInService にある メンバーを削除すると、VCAT 回線のサービスに影響することがあります。サービスの状態を
Locked-enabled,outOfGroup の状態にしてからメンバーを削除することを推奨します。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 編集する VCAT 回線をクリックして、 Edit をクリックします。
ステップ 3 Members タブをクリックします。
ステップ 4 削除するメンバーを選択します。複数のメンバーを選択する場合は、 Ctrl キーを押して、クリックします。
ステップ 5 Delete Member をクリックします。
ステップ 6 確認用のダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D78 MIC-C/T/P への TL1 クラフト インターフェイスの取り付け
目的 |
この作業では、MIC-C/T/P に TL1 クラフト インターフェイスを取り付けます。TL1 クラフト インターフェイスには、TCC2/TCC2P カードの EIA/TIA-232 ポートに LAN ケーブルを接続してアクセスすることもできます。 |
工具/機器 |
標準の CAT-5 Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)イーサネット ケーブル(Data Terminal Equipment[DTE; データ端末装置]にはストレート ケーブル、Data Circuit-Terminating Equipment[DCE; データ回線終端装置]にはクロス ケーブルを使用) または RJ-45 コネクタ RJ-45 コネクタ用の圧着工具 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)線(CAT-5 UTP を推奨) |
事前準備手順 |
「D220 電源および信号 FMEC の取り付け」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
なし |
(注) LAN を接続するポートとしては、MIC-C/T/P の LAN 接続ポート以外に TCC2/TCC2P カードの LAN 接続ポートも使用できます。それぞれの環境に合わせて、MIC-C/T/P または TCC2/TCC2P カードに接続して使用してください。MIC-C/T/P の LAN 接続ポートと TCC2/TCC2P カードの LAN 接続ポートを同時に使用することはできません。ただし、TCC2/TCC2P カードに直接接続しているコンピュータが LAN に接続していない場合に限って、MIC-C/T/P の LAN 接続ポートが使用されているときにコンピュータから TCC2/TCC2P の LAN 接続ポートに直接接続することができます。
ステップ 1 0.51 mm 2 または 0.64 mm 2 (#22 または #24 AWG)線または CAT-5 UTP イーサネット ケーブルを使用し、 表17-2 に従って RJ-45 コネクタに線を接続します。
表17-2 TL1 のピン割り当て
|
|
1 |
NC(非接続) |
2 |
Data Terminal Ready(DTR; データ ターミナル レディ) |
3 |
TX(送信) |
4 |
GND(アース) |
5 |
GND(アース) |
6 |
RX(受信) |
7 |
NC(非接続) |
8 |
NC(非接続) |
ステップ 2 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D79 パススルー接続の取り外し
ステップ 1 削除したノードにログインします。
ステップ 2 CTC の Login ダイアログボックスで、Disable Network Discovery チェックボックスをオンにします。
ステップ 3 Additional Nodes ドロップダウン リストから、None を選択します。
ステップ 4 Login ボタンをクリックします。
ステップ 5 Circuits タブをクリックします。ノード間にあるすべての回線が PARTIAL になっています。
ステップ 6 「D213 MS-SPRing ノードの削除」または「D106 SNCP ノードの削除」で作成したダイアグラムまたは CTC のプリントアウトを参照して、削除したノードの回線カードにある回線を見つけます。
ステップ 7 Filter ボタンをクリックします。
ステップ 8 削除したノードにあるトランク カードのスロットとポートを入力します。
ステップ 9 OK をクリックします。
ステップ 10 [Circuits]タブで、フィルタにかけられた PARTIAL 回線をすべて選択し、Delete ボタンをクリックします。
(注) 回線を 2 つ以上選択する場合は、Shift キーを押したままで、削除する回線をすべてクリックします。
ステップ 11 もう一方のトランク カードについて、ステップ 6 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 CTC からログアウトします。
ステップ 13 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D80 VCAT メンバーのサービス状態修正
目的 |
この作業では、Edit Circuit ウィンドウを表示して VCAT メンバーのサービス状態を変更します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 ネットワークに VCAT 回線が存在している必要があります。「回線と低次トンネルの作成」を参照してください。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) CTC で非 LCAS メンバーの状態を変更できるのは、新しい状態が他のメンバーの In Group VCAT 状態と同じか、新しい状態が Out of Group VCAT である場合だけです。In Group VCAT メンバーのクロスコネクトは、サービス状態が Unlocked-enabled、Unlocked-disabled,automaticInService、または Locked-enabled,Maintenance になっています。非 LCAS VCAT メンバーの Out of Group VCAT 状態は、Locked-enabled,disabled になっています。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 編集する VCAT 回線をクリックして、 Edit をクリックします。
ステップ 3 Members タブをクリックします。
ステップ 4 変更するメンバーを選択します。メンバーを 2 つ以上選択する場合は、 Ctrl キーを押したままで、各メンバーをクリックします。
ステップ 5 Tools メニューから Set Circuit State を選択します。
(注) State タブを使用することでも、Edit Circuit ウィンドウに表示されているすべてのメンバーの状態を変更できます。また別の方法として、メンバーを選択してから、Edit Member ボタンをクリックして Edit Member Circuit ウィンドウを開き、State タブをクリックするという方法もあります。
ステップ 6 Target Circuit Admin State ドロップダウン リストから、次の管理状態を選択します。
• Unlocked ― そのメンバーのクロスコネクトのサービス状態を Unlocked-enabled にします。
• Locked,disabled ― そのメンバーのクロスコネクトのサービス状態を Locked-enabled,disabled にします。トラフィックは回線を通過できません。
• Unlocked,automaticInService ― そのメンバーのクロスコネクトのサービス状態を Unlocked-disabled,automaticInService にして、アラームと状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に Unlocked-enabled になります。
• Locked,maintenance ― そのメンバーのクロスコネクトのサービス状態を
Locked-enabled,maintenance にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームと状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この Locked,maintenance を使用します。
• Locked,outOfGroup ― (未使用)そのメンバーのクロスコネクトのサービス状態を Locked-enabled,outOfGroup にします。この管理ステートは、メンバー回線をグループから外したり、トラフィックの送信を止めたりする場合に使用します。
ステップ 7 Apply をクリックします。
ステップ 8 File メニューから Close を選択して、Edit Circuit ウィンドウを閉じます。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D81 プロキシ トンネルのプロビジョニング
目的 |
この作業では、遠端側の非 ONS ノードと通信するためにプロキシ トンネルを設定します。プロキシ トンネルが必要となるのは、プロキシ サーバがイネーブルになっていて外部に DCC 終端がある場合、あるいは、スタティック ルートが存在していてリモートのネットワークまたはデバイスにアクセスするために DCC ネットワークを使用する場合だけです。プロビジョニングできるプロキシ サーバ トンネルの最大数は、12 個です。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D363 RS-DCC 終端のプロビジョニング」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
(注) プロキシ サーバがディセーブルになっていると、プロキシ トンネルは設定できません。
ステップ 1 Provisioning > Network > Proxy タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 [Create Tunnel]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Source Address ― 送信元ノードの IP アドレス(32 ビット長)または送信元サブネットの IP アドレス(それ以外の長さ)を入力します。
• Length ― 送信元サブネット マスクの長さを選択します。
• Destination Address ― 宛先ノードの IP アドレス(32 ビット長)または宛先サブネットの IP アドレス(それ以外の長さ)を入力します。
• Length ― 宛先サブネット マスクの長さを選択します。
ステップ 4 OK をクリックします。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D82 アラームの表示
目的 |
この作業では、カード、ノード、またはネットワークに存在するアラームを表示します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 カードビュー、ノードビュー、またはネットワーク ビューで Alarms タブをクリックして、そのカード、ノード、またはネットワークのアラームを表示します(図17-16)。
図17-16 CTC のノード ビュー
表17-3 に、Alarms ウィンドウのカラムとその説明を示します。
表17-3 アラーム カラムの説明
|
|
Num |
元のアラームのシーケンス番号 |
Ref |
元のアラームの参照番号 |
New |
新しいアラームを示します。このステータスを変更するには、Synchronize ボタンまたは Delete Cleared Alarms ボタンをクリックします。 |
Date |
アラームの日時 |
Node |
アラームが存在するノードの名前。ネットワーク ビューに表示 |
Object |
アラームが報告されたオブジェクトの TL1 Access Identifier(AID; アクセス ID)。STSmon または VTmon の場合、この情報は STS または VT で監視されます。 |
Eqpt Type |
カードでアラームが発生した場合は、ここに、このスロットのカード タイプが示されます。 |
Shelf |
アラーム対象のオブジェクトが存在するシェルフ。ネットワーク ビューに表示 |
Slot |
(ネットワークおよびノードビューでのみ)カードでアラームが発生した場合は、ここに、アラームが発生したスロットが示されます。 |
Port |
カードでアラームが発生した場合は、ここに、アラームが発生したポートが示されます。HPTerm および LPTerm の場合は、このポートと組になるアップストリーム カードを意味します。 |
Path Width |
アラームが報告されたパスに含まれている STS の数を表します。この情報は、アラーム オブジェクトの表記を補完する情報です(『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照)。 |
Sev |
重大度:CR(クリティカル)、MJ(メジャー)MN(マイナー)、NA(アラームなし)、NR(報告なし) |
ST |
ステータス:R(発生)、C(クリア) |
SA |
オンになっている場合は、サービスに影響するアラームがあります。 |
Cond |
エラー メッセージ/アラーム名。これらの名前は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』にアルファベット順で定義されています。 |
Description |
アラームの説明 |
表17-4 に、アラームと状態の重大度に関する色分けを示します。
表17-4 アラームと状態の重大度に関する色分け
|
|
レッド |
クリティカル(CR)アラームが発生 |
オレンジ |
メジャー(MJ)アラームが発生 |
イエロー |
マイナー(MN)アラームが発生 |
マゼンタ(ピンク) |
非アラーム(NA)状態が発生 |
ブルー |
非報告(NR)状態が発生 |
ホワイト |
クリア済み(C)のアラームまたは状態 |
ステップ 2 アラームが存在する場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』に記載されている説明とトラブルシューティングの手順を参照してください。
ステップ 3 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D83 オーダーワイヤのプロビジョニング
目的 |
この作業では、AIC-I カードのオーダーワイヤをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
AIC-I カードがスロット 9 に取り付けられている必要があります。 SDH ノードの場合は、STM-N カードが取り付けられている必要があります。 ハイブリッド(SDH と DWDM)ノードの場合は、OSC、MXP_2.5_10E、MXP_2.5_10G、MXPP_MR_2.5G、または MXP_MR_2.5G カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D24 カードの取り付けの確認」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 [Overhead Circuit Creation]ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
• Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。
• Type ― 作成するオーダーワイヤ パスに対応して、 Local Orderwire または Express Orderwire を選択します。ONS 15454 SDH ノード間で再生成器が使用されていない場合は、ローカル オーダーワイヤ チャネルまたはエクスプレス オーダーワイヤ チャネルを使用します。リジェネレータが存在する場合は、エクスプレス オーダーワイヤ チャネルを使用します。オーダーワイヤ パスごとに 4 つまでの ONS 15454 SDH STM-N ポートをプロビジョニングできます。
• PCM ― Pulse Code Modulation(PCM; パルス符号変調)音声符号化およびコンパンディングの標準として、 Mu_Law (北米、日本)または A_Law (ヨーロッパ)のいずれかを選択します。プロビジョニングの手順は、どちらの種類のオーダーワイヤでも同じです。
注意 リングにある ONS 15454 SDH のオーダーワイヤをプロビジョニングする場合は、オーダーワイヤ ループ全体をプロビジョニングしないでください。たとえば、4 つのノードがあるリングでは、通常、4 つのノードすべてにプロビジョニングされたイースト ポートとウエスト ポートがあります。ただし、オーダーワイヤ ループを防止するには、1 つのリング ノードを除いたすべてのノードで、2 つのオーダーワイヤ ポート(イーストとウエスト)をプロビジョニングしてください。
ステップ 4 Next をクリックします。
ステップ 5 Circuit Source 領域で次の項目を指定します。
• Node ― 送信元ノードを選択します。
• Slot ― 送信元スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、送信元ポートを選択します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Circuit Destination 領域で、次の項目を指定します。
• Node ― 宛先ノードを選択します。
• Slot ― 宛先スロットを選択します。
• Port ― 表示された場合は、宛先ポートを選択します。
ステップ 8 Finish をクリックします。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D84 ノードのセキュア モードのイネーブル化
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH のセキュア モードをイネーブルにします。セキュア モードをイネーブルにする場合は、そのノードに IP アドレスを 2 つ割り当てます。1 つは MIC-C/T/P LAN ポートに割り当て、もう 1 つは TCC2P RJ-45 TCP/IP(LAN)ポートに割り当てます。 |
工具/機器 |
TCC2P カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D108 データベースのバックアップ」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
注意 TCC2P LAN ポートに割り当てる IP アドレスは、MIC-C/T/P LAN ポートと ONS 15454 SDH のデフォルト ルータが存在するサブネットとは違うサブネットに存在するものにしなければなりません。新しい TCC2P IP アドレスが要件を満たしていることと、ONE 15454 SDH ネットワークの IP アドレスと互換性があることを確認してください。
(注) この作業が完了すると、ノードはリブートします。そのため、CTC コンピュータとノードとの間の接続が一時的に切断されます。
ステップ 1 Provisioning > Security > Data Comm タブをクリックします。
ステップ 2 Change Mode をクリックします。
ステップ 3 Change Secure Mode ウィザードのページに表示される情報を確認してから、 Next をクリックします。
ステップ 4 TCC Ethernet Port ページで、TCC2P LAN(TCP/IP)ポートの IP アドレスとサブネット マスクを入力します。IP アドレスには、MIC-C/T/P LAN ポートや ONS 15454 SDH のデフォルトルータと同じサブネットの IP アドレスを指定しないでください。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 MIC-C/T/P Ethernet Port のページで、必要に応じて、MIC-C/T/P の IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ルータを修正します(ONS 15454 SDH ネットワークに変更が発生しないかぎり、これらのフィールドを修正することはほとんどありません)。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 SOCKS Proxy Server Settings のページで、次のオプションからいずれかを選択します。
• External Network Element(ENE) ― このボックスをオンにすると、CTC コンピュータは、自分の接続されている ONS 15454 SDH からだけ見えるようになります。他の DCC 接続ノードからは、このコンピュータが見えなくなります。またファイアウォールがイネーブルになるので、このノードで IP トラフィックが DCC と LAN ポートとの間でルーティングされるのを防げます。デフォルトでは、SOCKS プロキシは ENE に対してイネーブルにはなっていません。SOCKS プロキシがディセーブルになっている場合、NE は、ファイアウォールの背後にある他のセキュア モードの NE と通信を行うことはできません。
• Gateway Network Element(GNE; ゲートウェイ ネットワーク エレメント) ― このボックスをオンにすると、CTC コンピュータは他の DCC 接続ノードから見えるようになります。DCC と LAN ポートとの間の IP トラフィックがこのノードでルーティングされなくなります。デフォルトでは、GNE としてセキュア モードを設定することにより、SOCKS プロキシと他のセキュアな NE との通信が可能になります。
ステップ 9 Finish をクリックします。
30 ~ 40 秒以内に TCC2P カードがリブートします。CTC の画面がネットワーク ビューに切り替わり、CTC Alerts ダイアログボックスが表示されます。ネットワーク ビューに表示されているノードは、グレーになって DISCONNECTED 状態になります。
ステップ 10 [CTC Alerts]ダイアログボックスで Close をクリックします。リブートが終了するのを待ちます(数分かかります)。
ステップ 11 DISCONNECTED 状態がクリアされたら、次の手順を実行して、MIC-C/T/P の IP アドレスが CTC と LCD に表示されないようにします。MIC-C/T/P の IP アドレスが表示されるようにする場合は、ステップ 12 から続けます。
a. ノード ビューでノードを表示します。
b. Provisioning > Security > Data Comm タブをクリックします。
c. IP アドレスが NE の LCDに表示されないようにするには、LCD IP Setting フィールドで Suppress Display を選択します。このオプションを選択すると、ONS 15454 SDH の LCD から、IP アドレスの表示が消えます。
d. IP アドレスが CTC に表示されないようにするには、 Suppress CTC IP Address チェックボックスをオンにします。このオプションを選択すると、CTC のインフォメーション領域と Provisioning > Security > Data Comm タブから、IP アドレスの表示が消えます。
e. Apply をクリックします。
(注) セキュア モードを有効にすると、TCC2P IP アドレスはそのノードの IP アドレスになります。MIC-C/T/P LAN ポートには別のアドレスがあります。
ステップ 12 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D85 ノード セキュリティのロック
目的 |
この作業では、セキュア モードの ONS 15454 SDH の設定をロックします。セキュア モードをロックするときは、必ずそのノードに 2 つの IP アドレスをプロビジョニングしなければなりません。1 つは TCC2P LAN(TCP/IP)ポートに割り当て、もう 1 つは MIC-C/T/P LAN ポートに割り当てます。 |
工具/機器 |
TCC2P カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D84 ノードのセキュア モードのイネーブル化」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
注意 ノードがロックされているときは、この作業が他のユーザまたはアクションにより復元されることはありません。この状態を変更できるのは、シスコのテクニカル サポートのみです。ノードのデータベースが削除され、ロックされていない別のデータベースがロードされても、セキュリティが TCC2P ハードウェアに書き込まれているため、ノードはロックされたままです。デュアル IP アドレスを含め、現在のセキュア設定をずっと保持する場合以外は、これ以上の作業を行わないでください。
ステップ 1 Provisioning > Security > Data Comm タブをクリックします。
ステップ 2 Lock をクリックします。
ステップ 3 [Confirm Lock Secure Mode]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D86 MIC-C/T/P ポートの IP 設定のセキュリティ モードでの修正
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH MIC-C/T/P の IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ルータを変更します。また、CTC と ONS 15454 SDH の LCD に MIC-C/T/P の IP アドレスを表示するかどうかの制御設定も変更します。この作業を行う場合は、セキュア モードを設定しておく必要があります。 |
工具/機器 |
TCC2P カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D108 データベースのバックアップ」 「D60 CTC へのログイン」 「D84 ノードのセキュア モードのイネーブル化」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
注意 ONS 15454 SDH ネットワークと互換性のない IP アドレスをプロビジョニングすると、サービスに影響が出ることがあります。
(注) この作業は、ロックされているセキュア モードの NE では実行できません。
ステップ 1 Provisioning > Security > Data Comm タブをクリックします。
ステップ 2 次のフィールドを必要に応じて変更します。
• IP Address
• Subnet Mask
• Default Router
• LCD IP Setting ― 次のいずれかを選択します。
– Allow Configuration ― LCD に MIC-C/T/P の IP アドレスが表示され、LCD のボタンで変更できるようになります。
– Display only ― LCD に MIC-C/T/P の IP アドレスが表示されるようにはなりますが、LCD のボタンで変更することはできません。
– Suppress Display ― LCD に IP アドレスが表示されないようにします。
• Suppress CTC IP Address ― このボックスがオンな場合は、CTC Provisioning > General > Network タブ、Provisioning > Security > Data Comm タブ、および CTC ノード ビュー インフォメーション領域で、スーパーユーザに対してのみ(すなわち、プロビジョニング ユーザ、メンテナンス ユーザ、または検索ユーザに対してではなく)、ノードの IP 情報が表示されます。
ステップ 3 Apply をクリックします。
IP アドレス、サブネット マスク、またはデフォルト ルータを変更すると、ノードがリブートします。リブートには、5 ~ 10 分かかります。
ステップ 4 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D87 ノードのセキュリティ モードのディセーブル化
目的 |
この作業では、ONS 15454 SDH のセキュア モードをディセーブル化して、MIC-C/T/P LAN ポート TCC2P LAN ポートにプロビジョニングできる IP アドレスの数を 1 つに制限します。 |
工具/機器 |
TCC2P カードが取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D108 データベースのバックアップ」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
(注) この作業が完了すると、ノードはリブートします。そのため、CTC コンピュータとノードとの間の接続が一時的に切断されます。
(注) この作業を実行すると、ノードは通信しなくなるか、またはセキュア モードのノードが見えなくなります。
(注) NE をセキュア モードからデフォルト(リピータ)モードに変更すると、MIC-C/T/P IP アドレスがノードの IP アドレスとなります。
(注) この作業は、NE のセキュア モード設定もロックされている場合は実行することができません。ロックされている場合は、シスコのテクニカル サポートに連絡して、ノードの設定変更を依頼する必要があります。
ステップ 1 Provisioning > Security > Data Comm タブをクリックします。
ステップ 2 Change Mode をクリックします。
ステップ 3 Change Secure Mode ウィザードのページに表示される情報を確認してから、 Next をクリックします。
ステップ 4 Node IP Address のページで、ノードに割り当てるアドレスを選択します。
• MIC C/T/P Ethernet Port ― ノードの IP アドレスとして、MIC-C/T/P の IP アドレスを割り当てます。
• TCC Ethernet Port ― ノードの IP アドレスとして、TCC2P ポートの IP アドレスを割り当てます。
• New IP Address ― 新しい IP アドレスを割り当てます。このオプションを選択した場合は、新しい IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルトルータの IP アドレスを入力します。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 SOCKS Proxy Server Settings のページで、次のいずれかを選択します。
• External Network Element(ENE) ― このボックスをオンにすると、SOCKS プロキシがデフォルトでディセーブルになり、CTC コンピュータは、自分の接続されている ONS 15454 SDH からだけ見えるようになります。他のセキュア モードの DCC 接続ノードからは、このコンピュータが見えなくなります。またファイアウォールがイネーブルになるので、このノードで IP トラフィックが DCC と LAN ポートとの間でルーティングされるのを防げます。
• Gateway Network Element(GNE) ― このボックスをオンにすると、CTC コンピュータは他の DCC 接続ノードから見えるようになり、SOCKS プロキシはイネーブルの状態を保ちます。ただし、DCC と LAN ポートとの間の IP トラフィックがこのノードでルーティングされなくなります。
• Proxy-only ― このオプションを選択すると、ONS 15454 SDH は CTC の要求に対して、プロキシとして機能する、ファイアウォールの内側の DCC 接続ノードのリストを返すようになります。CTC コンピュータは、他の DCC 接続ノードから見えるようになります。このノードでは、DCC と LAN ポート間で IP トラフィックがルーティングされるのを防げなくなります。
ステップ 7 Finish をクリックします。
30 ~ 40 秒以内に TCC2P カードがリブートします。CTC の画面がネットワーク ビューに切り替わり、CTC Alerts ダイアログボックスが表示されます。ネットワーク ビューに表示されているノードは、グレーになって DISCONNECTED 状態になります。
ステップ 8 [CTC Alerts]ダイアログボックスで Close をクリックします。リブートが終了するのを待ちます(数分かかります)。
ステップ 9 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D88 1+1 光保護のテスト
目的 |
この作業では、1+1 保護グループでトラフィックが正しく切り替えられることを確認します。 |
工具/機器 |
受け入れテストの手順で指定したテスト セット |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」、トポロジの受け入れテストで作成したテスト回線 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 3 Conditions タブをクリックします。不明な状態がネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明な状態が表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。
ステップ 4 ネットワーク マップ上でテスト対象の 1+1 保護グループがあるノードをダブルクリックし、ノード ビューで開きます。
ステップ 5 次の手順を実行して、現用ポートを切り替えます。
a. Maintenance > Protection タブをクリックします。
b. Protection Groups 領域で、1+1 保護グループをクリックします。
c. 現用ポートをクリックします。Switch Commands の隣にある Force ボタンをクリックします。
d. Confirm Manual Operation ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
e. Selected Group 領域で、次のように表示されることを確認します。
• 保護ポート:Protect/Active[FORCE_SWITCH_TO_PROTECT],[PORT STATE]
• 現用ポート:Working/Standby[FORCE_SWITCH_TO_PROTECT],[PORT STATE]
ステップ 6 ノードに接続されたテスト セットのトラフィックが動作していることを確認します。ビット エラーはあってもかまいませんが、トラフィック フローが中断する場合は問題があります。トラフィックの中断が発生する場合は、ステップ 7 を実行して、上位レベルのサポートに連絡します。トラフィックの中断が発生しない場合は、次のステップへ進みます。
ステップ 7 現用ポートで切り替えをクリアします。
a. Switch Commands の隣にある Clear をクリックします。
b. Confirm Clear Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 保護ポートを切り替えます。
a. Selected Group 領域で、保護ポートをクリックします。
b. Switch Commands の隣にある Force ボタンをクリックします。
c. [Confirm Force Operation]ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
d. Selected Group 領域で、次のように表示されることを確認します。
• Protect port - Protect/Active[FORCE_SWITCH_TO_WORKING],[PORT STATE]
• Working port - Working/Standby[FORCE_SWITCH_TO_WORKING],[PORT STATE]
ステップ 9 ノードに接続されたテスト セットのトラフィックが動作していることを確認します。トラフィックの中断が発生する場合は、ステップ 10 を実行し、上位レベルのサポートに連絡します。トラフィックの中断が発生しない場合は、ステップ 11 へ進みます。
ステップ 10 保護ポートで切り替えをクリアします。
a. Switch Commands の隣にある Clear をクリックします。
b. [Confirm Clear Operation]ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
c. Selected Group 領域で、次の状態を確認します。
• 保護ポート:Protect/Standby
• 現用ポート:Working/Active
切り替えイベントをクリアすると、カラムに NO COMMAND が表示されて、切り替えイベントが無効になったことが示されます。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D90 ファイアウォール トンネルのプロビジョニング
目的 |
この作業では、ファイアウォールでブロックされない宛先をプロビジョニングします。ファイアウォール トンネルが必要となるのは、プロキシ サーバがイネーブルになっていて外部に DCC 終端がある場合、あるいは、スタティック ルートが存在していてリモートのネットワークまたはデバイスにアクセスするために DCC ネットワークを使用する場合だけです。プロビジョニングできるファイアウォール トンネルの最大数は、12 個です。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D363 RS-DCC 終端のプロビジョニング」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
スーパーユーザのみ |
(注) プロキシ サーバがプロキシ専用として設定されているかディセーブルになっていると、ファイアウォール トンネルは設定できません。
ステップ 1 Provisioning > Network > Firewall タブをクリックします。
ステップ 2 Create をクリックします。
ステップ 3 [Create Tunnel]ダイアログボックスで次の情報を入力します。
• Source Address ― 送信元ノードの IP アドレス(32 ビット長)または送信元サブネットの IP アドレス(それ以外の長さ)を入力します。
• Length ― 送信元サブネット マスクの長さを選択します。
• Destination Address ― 宛先ノードの IP アドレス(32 ビット長)または宛先サブネットの IP アドレス(それ以外の長さ)を入力します。
• Length ― 宛先サブネット マスクの長さを選択します。
ステップ 4 OK をクリックします。
ステップ 5 元のNTP(手順)に戻って、続けます。
DLP-D91 MS-SPRing の切り替えテスト
目的 |
この作業では、MS-SPRing で保護切り替えが正しく実行されることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 切り替える MS-SPRing の行をクリックし、 Edit をクリックします。
ステップ 4 ウエスト ポートで強制リング切り替えを開始します。
a. 任意の MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します(グラフィック アイコンを移動するには、そのアイコンをクリックし、 Ctrl キーを押しながら新しい場所にドラッグ アンド ドロップします)。
(注) 2 ファイバの MS-SPRing の場合、ノード アイコンの四角形は、MS-SPRing の現用チャネルと保護チャネルを表します。どちらのチャネルも右クリックできます。4 ファイバ MS-SPRing の場合、四角形はポートを表します。現用ポートまたは保護ポートを右クリックします。
b. Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE RING を選択します。
c. OK をクリックします。
d. 表示される 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、強制リング切り替えを呼び出した現用 MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制リング切り替えが実行された MS-SPRing スパン ラインがパープルに変わり、他の MS-SPRing ノード間のスパン ラインはすべてグリーンに変わります。
ステップ 5 Conditions タブをクリックしてから、 Retrieve をクリックします。
ステップ 6 ウエスト ポートで切り替えを実行したノードで、次の状態が報告されることを確認します。
• FORCE-REQ-RING ― ノードのウエスト側にあるスパンの現用スロットに対して、Force Switch Request On Ring 状態が報告されます。
• RING-SW-EAST ― ノードのイースト側にある現用スパンに対して、Ring Switch Active on the East Side 状態が報告されます。
(注) ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。ノードをキーにして状態をソートする場合は、Node カラムをクリックします。
ステップ 7 切り替えを実行したノードのウエスト ラインに接続されたノードで、次の状態が報告されることを確認します。
• FE-FRCDWKSWPR-RING ― ノードのイースト側にある現用スパンに対して、Far-End Working Facility Forced to Switch to Protection 状態が報告されます。
• RING-SW-WEST ― ノードのウエスト側にある現用スパンに対して、Ring Switch Active on the West Side 状態が報告されます。
ステップ 8 (任意)ONS 15454 の MS-SPRing をサードパーティ製装置経由で運用するために K3 バイトを再マップしている場合は、次の状態が報告されていることを確認します。強制リング切り替えを実行したノードのウエスト側に接続されていない他のノードで、KBYTE-PASSTHRU 状態が報告されていることを確認します。
ステップ 9 各ノードで MS-SPRing のライン ステータスを確認します。
a. View メニューから、 Go to Node view を選択します。
b. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
c. 次の点を確認します。
• 強制リング切り替えを実行したノードのライン ステータスが、ウエスト側では Stby/Stby、イースト側では Act/Act と表示されること。
• 強制リング切り替えを実行したノードのウエスト ラインに接続されたノードのライン ステータスが、イースト側では Stby/Stby、ウエスト側では Act/Act と表示されること。
• リング内の残りのノードのライン ステータスが、イースト側とウエスト側の両方で Act/Act と表示されること。
ステップ 10 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 11 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 12 強制リング切り替えを実行した MS-SPRing ウィンドウを表示します(このウィンドウは、CTC ウィンドウの下に隠れていることがあります)。
ステップ 13 ウエスト ポートで切り替えをクリアします。
a. 強制リング切り替えを実行した MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
b. Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。
c. OK をクリックします。
d. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図では、強制リング切り替えが削除され、切り替えを表す F も表示されなくなっています。MS-SPRing ノード間のスパン ラインはパープルとグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 14 ネットワーク ビューで、 Conditions タブをクリックします。この手順を実行して表示されたすべての状態がネットワークからクリアされていることを確認します。不明な状態が表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。
ステップ 15 各ノードで MS-SPRing のライン ステータスを確認します。
a. View メニューから、 Go to Node view を選択します。
b. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
c. リング内にある各ノードのライン ステータスが、イースト側とウエスト側の両方で Act/Stby と表示されることを確認します。
ステップ 16 イースト ポートで強制リング切り替えを開始します。
a. MS-SPRing ノードのイースト ポートを右クリックし、 Set East Protection Operation を選択します。
b. [Set East Protection Operation]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE RING を選択します。
c. OK をクリックします。
d. 表示される 2 つの[Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、強制リング切り替えを呼び出した現用 MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制スパン切り替えが実行された MS-SPRing スパン ラインはパープルで表示され、他の MS-SPRing ノード間のスパン ラインはすべてグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 17 Conditions タブをクリックしてから、 Retrieve をクリックします。
ステップ 18 イースト ポートで切り替えを実行したノードで、次の状態が報告されることを確認します。
• FORCE-REQ-RING ― ノードのイースト側にあるスパンの現用スロットに対して、Force Switch Request On Ring 状態が報告されます。
• RING-SW-WEST ― ノードのイースト側にある現用スパンに対して、Ring Switch Active on the West Side 状態が報告されます。
(注) ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。ノードをキーにして状態をソートする場合は、Node カラムをクリックします。
ステップ 19 切り替えを実行したノードのイースト ラインに接続されたノードで、次の状態が報告されることを確認します。
• FE-FRCDWKSWPR-RING ― ノードのウエスト側にある現用スパンに対して、Far-End Working Facility Forced to Switch to Protection 状態が報告されます。
• RING-SW-EAST ― ノードのウエスト側にある現用スパンに対して、Ring Switch Active on the East Side 状態が報告されます。
ステップ 20 (任意)K3 バイトを再マップして ONS 15454 SDH の MS-SPRing をサードパーティ製装置経由で運用している場合は、強制リング切り替えを実行したノードのウエスト側に接続されていない他のノードで、KBYTE-PASSTHRU 状態が報告されていることを確認します。
ステップ 21 各ノードで MS-SPRing のライン ステータスを確認します。
a. View メニューから、 Go to Node view を選択します。
b. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
c. 次の点を確認します。
• 強制リング切り替えを実行したノードのライン ステータスが、イースト側では Stby/Stby、ウエスト側では Act/Act と表示されること。
• 強制リング切り替えを実行したノードのイースト ラインに接続されたノードのライン ステータスが、ウエスト側では Stby/Stby、イースト側では Act/Act と表示されること。
• リング内の残りのノードのライン ステータスが、イースト側とウエスト側の両方で Act/Act と表示されること。
ステップ 22 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 23 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide を参照してください。
ステップ 24 強制リング切り替えを実行した MS-SPRing ウィンドウを表示します(このウィンドウは、CTC ウィンドウの下に隠れていることがあります)。
ステップ 25 イースト ポートで強制リング切り替えをクリアします。
a. 強制リング切り替えを実行した MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set East Protection Operation を選択します。
b. Set East Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。
c. OK をクリックします。
d. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図では、強制リング切り替えが削除され、切り替えを表す F も表示されなくなっています。MS-SPRing ノード間のスパン ラインはパープルとグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 26 ネットワーク ビューで、 Conditions タブをクリックします。この手順を実行して表示されたすべての状態がネットワークからクリアされていることを確認します。不明な状態が表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。
ステップ 27 各ノードで MS-SPRing のライン ステータスを確認します。
a. View メニューから、 Go to Node view を選択します。
b. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
c. リング内にある各ノードのライン ステータスが、イースト側とウエスト側の両方で Act/Stby と表示されることを確認します。
ステップ 28 File メニューから Close を選択して、MS-SPRing ウィンドウを閉じます。
ステップ 29 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D92 4 ファイバ MS-SPRing のスパン負荷テスト
目的 |
この作業では、4 ファイバ MS-SPRing のスパンに対して負荷テストを実行します。リングの実行状態(K バイトのパススルーなど)が報告され、10 ~ 15 秒以内にクリアされます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 負荷テストをする MS-SPRing をクリックして、 Edit をクリックします。
ステップ 4 ウエスト スパンの負荷テストを実行します。
a. 負荷テストを行う 4 ファイバ MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します(グラフィック アイコンを移動するには、 Ctrl キーを押しながら、そのアイコンを新しい場所にドラッグ アンド ドロップします)。
(注) ネットワーク マップ上の四角形は、ポートを表します。現用ポートを右クリックします。
b. [Set West Protection Operation]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから EXERCISE SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、試験を呼び出す MS-SPRing チャネルに E が表示されます。E は、10 ~ 15 秒間表示され、そのあとでクリアされます。
ステップ 5 Conditions タブをクリックしてから、 Retrieve をクリックします。
ステップ 6 次の状態を確認します。
• EXERCISING-SPAN ― スパンの負荷テストを実行したノードで Exercise Ring Successful 状態が報告されます。
• FE-EX-SPAN ― スパンの負荷テストを実行したノードのウエスト側に接続されたノードのイースト スパンに対して Far-End Exercise Span Request 状態が報告されます。
• KB-PASSTHR ― 該当する場合に K Byte Pass Though Active 状態が報告されます。
(注) ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。ノードをキーにして状態をソートする場合は、Node カラムをクリックします。
ステップ 7 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 8 イースト スパンの負荷テストを実行します。
a. 負荷テストを実行する 4 ファイバ MS-SPRing ノードのイースト ポートを右クリックし、 Set East Protection Operation を選択します。
b. [Set East Protection Operation]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから EXERCISE SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、試験を呼び出す MS-SPRing チャネルに E が表示されます。E は、10 ~ 15 秒間表示され、そのあとでクリアされます。
ステップ 9 File メニューから、 Close を選択します。
ステップ 10 Conditions タブをクリックしてから、 Retrieve をクリックします。
ステップ 11 次の状態を確認します。
• EXERCISING-SPAN ― スパンの負荷テストを実行したノードで Exercise Ring Successful 状態が報告されます。
• FE-EX-SPAN ― スパンの負荷テストを実行したノードのウエスト側に接続されたノードのイースト スパンに対して Far-End Exercise Span Request 状態が報告されます。
• KB-PASSTHR ― 該当する場合に K Byte Pass Though Active 状態が報告されます。
(注) ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。ノードをキーにして状態をソートする場合は、Node カラムをクリックします。
ステップ 12 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 13 File メニューから Close を選択して、MS-SPRing ウィンドウを閉じます。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D93 4 ファイバ MS-SPRing のスパン切り替えテスト
目的 |
この作業では、4 ファイバ MS-SPRing のスパンでトラフィックが現用ファイバから保護ファイバに切り替わることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 Edit をクリックします。MS-SPRing ウィンドウが開き、MS-SPRing の図が表示されます。
(注) MS-SPRing の図にノード アイコンが表示されている場合は、Ctrl キーを押しながら各アイコンをクリックして新しい場所にドラッグ アンド ドロップし、MS-SPRing ポートの情報を見やすくできます。
ステップ 4 ウエスト スパンで切り替えを開始します。
a. 負荷テストを行う 4 ファイバ MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します
(注) 4 ファイバ MS-SPRing の場合は、ネットワーク マップ上の四角形でポートが表されます。現用ポートを右クリックします。
b. Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. 表示される 2 つの[Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、保護切り替えを呼び出した MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制リング切り替えが実行された MS-SPRing スパン ラインがパープルに変わり、他の MS-SPRing ノード間のスパン ラインはすべてグリーンに変わります。
ステップ 5 Conditions タブをクリックします。
a. Retrieve をクリックします。
b. 強制切り替えを実行したノードで SPAN-SW-WEST(Span Switch West)状態が報告され、切り替えを実行したノードのウエスト ラインに接続されたノードで SPAN-SW-EAST(Span Switch East)状態が報告されることを確認します。ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。
ステップ 6 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 7 強制スパン切り替えを実行した MS-SPRing ウィンドウを表示します(このウィンドウは、CTC ウィンドウの下に隠れていることがあります)。
ステップ 8 ウエスト切り替えをクリアします。
a. 強制スパン切り替えを実行した MS-SPRing ノードのウエスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
b. Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。 OK をクリックします。
c. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図では、強制スパン切り替えが削除され、切り替えを表す F も表示されなくなっています。MS-SPRing ノード間のスパン ラインはパープルとグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 9 イースト スパンで切り替えを開始します。
a. MS-SPRing ノードのイースト ポートを右クリックし、 Set East Protection Operation を選択します。
b. Set East Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE SPAN を選択します。 OK をクリックします。
c. 表示される 2 つの[Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図で、強制スパン切り替えを呼び出した MS-SPRing チャネルに F が表示されます。強制スパン切り替えが実行された MS-SPRing スパン ラインはパープルで表示され、他の MS-SPRing ノード間のスパン ラインはすべてグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 10 Conditions タブをクリックします。
a. Retrieve をクリックします。
b. 強制切り替えを実行したノードで SPAN-SW-EAST(Span Switch East)状態が報告され、切り替えを実行したノードのウエスト ラインに接続されたノードで SPAN-SW-WEST(Span Switch West)状態が報告されることを確認します。ウィンドウの右下にある Filter ボタンがオフになっていることを確認します。
ステップ 11 Alarms タブをクリックします。
a. アラーム フィルタリングの機能がオフであることを確認します。必要に応じて、「D227 アラーム フィルタのディセーブル化」を参照してください。
b. 不明なアラームがネットワーク上に表示されていないことを確認します。不明なアラームが表示されている場合は、作業を進める前に解決してください。必要に応じて、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 12 強制スパン切り替えを実行した MS-SPRing ウィンドウを表示します(このウィンドウは、CTC ウィンドウの下に隠れていることがあります)。
ステップ 13 イースト スパンで切り替えをクリアします。
a. 強制スパン切り替えを実行した MS-SPRing ノードのイースト ポートを右クリックし、 Set East Protection Operation を選択します。
b. Set East Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。 OK をクリックします。
c. [Confirm MS-SPRing Operation]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ネットワーク ビューの図では、強制スパン切り替えが削除され、切り替えを表す F も表示されなくなっています。MS-SPRing ノード間のスパン ラインはパープルとグリーンで表示されます。スパン ラインの色が変わるまでには、数秒かかることがあります。
ステップ 14 File メニューから Close を選択して、MS-SPRing ウィンドウを閉じます。
ステップ 15 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D94 SNCP の保護切り替えテスト
目的 |
この作業では、SNCP スパンが正しく切り替わることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) 切り替えテストを行うと、回線のサービスが最高で 60 ミリ秒近く中断することがあります。しかし、そのような場合でもテスト中の回線は切り替え前後と同じように機能します。回線が停止した場合は、作業を中断し、次のレベルのサポートに問い合わせます。
ステップ 1 View メニューから Go to the Network View を選択します。
ステップ 2 ネットワークのスパンを右クリックして、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログ ボックスが開き、SNCP 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線の色分けなど)が表示されます。
ステップ 3 スパンの切り替えを開始します。
a. Perform SNCP span switching フィールドをクリックし、ドロップダウン リストから FORCE SWITCH AWAY を選択します。
b. Apply をクリックします。
c. [Confirm SNCP Switch]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
d. [Protection Switch Result]ダイアログ ボックスで OK をクリックします。
[Circuits on Span]ダイアログ ボックスにあるすべての回線の Switch State 値が Force になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
ステップ 4 切り替えをクリアします。
a. Perform SNCP span switching フィールドをクリックし、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。
b. Apply をクリックします。
c. [Confirm SNCP Switch]ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
d. [Protection Switch Result]ダイアログ ボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ウィンドウで、すべての SNCP 回線の Switch State が CLEAR になります。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D95 低次 VC12 回線の始点および終点のプロビジョニング
(注) [Circuit Source]ダイアログボックスで特定の回線作成手順に従って回線プロパティを選択すると、回線の始点をプロビジョニングする準備ができます。
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから、始点にするノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点になるカードが取り付けられているスロットを選択します。光転送の場合は、STM-N カードを選択して VC12 を VC4 にマップすることもできます。
ステップ 3 Port ドロップダウン リストからポートを選択します。
ステップ 4 (E1-42 カードのみ)TUG3 ドロップダウン メニューから、始点 TUG3 を選択します。
ステップ 5 TUG2 ドロップダウン リストから、始点 TUG2 を選択します。
ステップ 6 VC12 ドロップダウン リストから、始点 VC12 を選択します。
ステップ 7 セカンダリ送信元を作成する場合は(マルチベンダー SNCP リングにおける SNCP リング ブリッジまたはセレクタ回線の入り口ポイントなど)、 Use Secondary Source をクリックし、ステップ 1 ~ 6 を繰り返してセカンダリ始点を定義します。セカンダリ送信元を作成する必要がない場合は、ステップ 8 へ進みます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Node ドロップダウン リストから、宛先(終端)ノードを選択します。
ステップ 10 Slot ドロップダウン リストから、終点カードのあるスロットを選択します。終点は、通常、E1 カードです。ただし光転送の場合は、STM-N カードを選択して、VC12 を VC4 にマップすることもできます。
ステップ 11 ステップ 10 で選択したカードに対応して表示される宛先ポート選択用のドロップダウン リストから、終点カードに合った宛先ポートを選択します。有効なオプションのリストは、 表6-2 を参照してください。CTC では、他の回線ですでに使用されているポート(VC4、TUG3、TUG2、または VC12)は表示されません。同じネットワークで作業しているユーザが他にもいて同じ VC4、TUG3、TUG2、または VC12 を同時に選択していると、パス使用中(Path in Use)のエラーが表示されて、回線の設定を完了できません。回線が完全ではないユーザは、新しい宛先パラメータを選択する必要があります。
ステップ 12 セカンダリ宛先を作成する場合は(マルチベンダー SNCP リングにおける SNCP リング ブリッジまたはセレクタ回線の出口ポイントなど)、 Use Secondary Destination をクリックし、ステップ 9 ~ 11 を繰り返してセカンダリ宛先を定義します。
ステップ 13 Next をクリックします。
ステップ 14 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D96 低次 VC3 回線ルートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、手動でルーティングする低次 VC3 回線の回線ルートをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D55 手動ルーティングによる低次 VC3 回線の作成」 Circuit Creation ウィザードの Route Review/Edit ページを開いておく必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Circuit Creation ウィザードの Route Review/Edit 領域で送信元ノードのアイコンがまだ選択されていない場合は、そのアイコンをクリックして選択します。
ステップ 2 最初に、送信元ノードにあるスパンの中から回線を通過させるスパンを選択して、その矢印をクリックします。矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドに、スパンの情報が表示されます。始点の VC3 が表示されます。
ステップ 3 始点 VC3 を変更する場合は、Source VC3 フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 4 始点 VC4 を変更する場合は、Source VC4 フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ 5 へ進みます。
ステップ 5 Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
ステップ 6 中間ノードも含めて回線が送信元から宛先ノードまですべてプロビジョニングされるまで、ステップ 2 ~ 5 を繰り返します。Circuit Routing Preferences 領域で Fully Protect Path がオンになっている場合は、次の作業を行います。
• 各 SNCP リング、または始点から終点へ至る回線ルートの保護されていない部分に対して、2 つのスパンを追加します。
• 始点から終点までのルートにある各 MS-SPRing 部分または 1+1 部分に対しては、1 つのスパンを追加します。
• SNCP DRI トポロジの中でルーティングされる回線については、DRI ノード間のスパンと同様に、現用パスと保護パスをプロビジョニングします。
ステップ 7 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D97 高次回線の始点と終点の設定
ステップ 1 Node ドロップダウン リストから、回線の始点となるノードを選択します。
ステップ 2 Slot ドロップダウン リストから、回線の始点になる高次カードが入っているスロットを選択します(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
ステップ 3 回線の始点となるカードに合わせて、Port ドロップダウン リストと VC4 ドロップダウン リストから、送信元ポートと VC4(またはどちらか一方)を選択します。Port ドロップダウン リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。他の回線ですでに使用されていると、VC4 は表示されません。
(注) 表示される VC4 は、カード、回線のサイズ、および保護方式によって異なります。たとえば、SNCP リングの STM-4 カードに VC4 回線を作成する場合は、4 つの VC4 を使用できます。また、MS-SPRing の STM-4 カードに VC4 回線を作成する場合は、MS-SPRing の保護という観点から、2 つの VC4 しか使用できません。
ステップ 4 セカンダリ送信元を作成する場合は(マルチベンダー SNCP リングにおける SNCP リング ブリッジまたはセレクタ回線の入り口ポイントなど)、 Use Secondary Source をクリックし、ステップ 1 ~ 3 を繰り返してセカンダリ送信元を定義します。
ステップ 5 Next をクリックします。
ステップ 6 Node ドロップダウン リストから宛先ノードを選択します。
ステップ 7 Slot ドロップダウン リストから、回線の終点となる光カード(終点カード)が入っているスロットを選択します(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
ステップ 8 ステップ 2 で選択したカードに応じて、Port ドロップダウン リストと VC4 ドロップダウン リストから宛先ポートまたは VC4(あるいはその両方)を選択します。Port ドロップダウン リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。表示される VC4 は、カード、回線のサイズ、および保護方式によって異なります。
ステップ 9 たとえばマルチベンダー SNCP リングでブリッジまたはセレクタ回線の入り口ポイントをセカンダリ宛先にする必要がある場合などは、 Use Secondary Destination をクリックし、ステップ 6 ~ 8 を繰り返してセカンダリ宛先を定義します。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D98 高次回線ルートのプロビジョニング
目的 |
この作業では、手動でルーティングする回線に対して高次回線ルートをプロビジョニングします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「D60 CTC へのログイン」 「D324 手動ルーティングによる高次回線の作成」 Circuit Creation ウィザードの Route Review/Edit ページを開いておく必要があります。 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 Circuit Creation ウィザードの Route Review/Edit 領域で送信元ノードのアイコンがまだ選択されていない場合は、そのアイコンをクリックして選択します。
ステップ 2 最初に、送信元ノードにあるスパンの中から回線を通過させるスパンを選択して、その矢印をクリックします。矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドにスパンの情報が表示されます。始点の VC4 が表示されます。図17-17 に例を示します。
図17-17 手動による STM-N 回線のルーティング
ステップ 3 始点 VC4 を変更する場合は、Source VC4 フィールドを変更します。変更しない場合は ステップ 4 へ進みます。
ステップ 4 Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
ステップ 5 中間ノードも含めて回線が始点から宛先ノードまですべてプロビジョニングされるまで、ステップ 2 ~ 4 を繰り返します。Circuit Routing Preferences 領域で Fully Protect Path がオンになっている場合は、次の作業を行います。
• 各 SNCP リング、または始点から終点へ至る回線ルートの保護されていない部分に対して、2 つのスパンを追加します。
• 始点から終点までのルートにある各 MS-SPRing 部分または 1+1 部分に対しては、1 つのスパンを追加します。
• プライマリ ノードを通って始点から終点に至るルートにある MS-SPRing ごとに、プライマリ スパンを追加します。また、セカンダリ ルートとして、セカンダリ ノード同士をつなぐスパンを追加します。Protection Channel Access(PCA)スパンは、セカンダリ パスの構成要素としてだけ選択できます。
ステップ 6 元の NTP(手順)に戻ります。
DLP-D99 使用可能な VLAN の判別
目的 |
この作業では、E シリーズ回線の作成に必要な新しい VLAN に対して、ネットワークに十分な伝送容量があることを確認します。この作業は、ポートマップ モードの E シリーズ カードには適用できません。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カードがイーサネット回線の両端に取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「D127 ネットワークのターンアップの確認」 「D60 CTC へのログイン」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 CTC のいずれかのビューで、Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 既存のイーサネット回線を 1 つクリックして、その行を選択します。
ステップ 3 Edit をクリックしてから、VLANs タブをクリックします。
[Edit Circuit]ダイアログボックスに、回線で使用されている VLAN の数と使用可能な VLAN の合計数が表示されます。
ステップ 4 表示された VLAN の使用可能数が、作成する E シリーズ イーサネット回線の数だけ十分にあるかどうかを判別します。
注意 スパニング ツリーがイネーブルになっている複数の E シリーズ イーサネット回線が、同じ E シリーズ イーサネット カードを通過していて、しかも同じ VLAN を使用していると、それらの回線は互いにブロックしあいます。
ステップ 5 元の NTP(手順)に戻ります。