手順の詳細
Software Install Wizard を使用する手順は、次のとおりです。
ステップ 1
ツールバーで [Software Install Wizard] アイコンをクリックします。
デフォルトですべてのスイッチが選択された状態で [Select Switches] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2
イメージをインストールしないスイッチのチェックボックスをオフにします。継続するには、少なくとも 1 つのスイッチを選択する必要があります。
ステップ 3
終了したら、[Next] をクリックします。
ステップ 4
(任意)[Skip Image Download] チェックボックスをオンにして、[Next] をクリックし、ダウンロード済みのイメージを使用します(ダウンロードされたファイルはブートフラッシュ上にあります)。ステップ 11
に進みます。
[Specify Software Image(s) by Model] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 5
[Use Saved Settings] チェックボックスをオンにして、指定した設定を保存します。[Next] をクリックすると、将来の使用に備えてこれらの設定が保存されます。
ステップ 6
次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。
a.
ローカル コンピュータからファイルを転送するには、[Local FM TFTP] をクリックします。
b.
リモート コンピュータからファイルを転送するには、[Remote] をクリックします。
ステップ 7
[Local FM TFTP] を選択した場合は、ステップ 10 に進みます。
ステップ 8
[Remote] を選択した場合は、ファイルの転送方法としていずれかの [Copy Files Via] オプション ボタンをクリックします([SFTP]、[SCP]、[FTP])。
ステップ 9
サーバ名、ユーザ名、およびパスワードを入力します。
ステップ 10
バージョンとイメージ パスを入力してから、[Apply] をクリックします。
(注) 手順 6 で [Local FM TFTP] を選択した場合は、手動でファイル名を指定できます。これには、テーブルをダブルクリックして、[Open] ダイアログボックスからファイルを選択するか、システムの下のセルにファイル名を手動で入力できます。
バージョン文字列とイメージ パスを入力すると、DCNM-SAN がデフォルト ファイル名を取得し、イメージ ファイルの格納に必要なフラッシュ スペースを計算します。バージョン文字列は、インストールされている現在のバージョンにする必要があります。イメージ パスは、次の例に示すように、ソフトウェア イメージの場所を特定するためのパスです。
Image URI: /tftpboot/rel/qa/5_0_0_201/gdb/m9500-sf2ek9-mzg.5.0.0.201.bin.S2
Path - /tftpboot/rel/qa/5_0_0_201/gdb
Version String - 5.0.0.201.S2
ステップ 11
[System]、[Kickstart]、または [SSI] の各カラムの行をクリックして、イメージの URI を入力します。処理を進めるには、スイッチごとに少なくとも 1 つのイメージを指定する必要があります。
ステップ 12
[Verify Remote Server and Path] をクリックします。
DCNM-SAN は、ファイル パスとサーバ クレデンシャルを検証します。出力が表示されます。
ステップ 13
[Specify Software Images by Model] ダイアログボックスで [OK] をクリックし、次に [Next] をクリックします。
[Check Flash Free Space] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスに、各スイッチのアクティブ(および必要に応じてスタンバイ)ブートフラッシュの領域およびステータス(新規イメージを格納する十分な領域があるかどうか)が表示されます。スイッチに十分な領域がないと、継続できません。最初の画面に戻って、ブートフラッシュ サイズが十分でないスイッチのチェックボックスをオフにして、このスイッチの選択を解除します。
ステップ 14
[Next] をクリックします。
[Start Install] ダイアログボックスが表示されます。
(注) アップグレードできるスイッチ数に制限はありません。
ステップ 15
次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。
a.
スイッチを 1 台ずつアップグレードするには、[Serialized] をクリックします。
b.
複数のスイッチを同時にアップグレードするには、[Parallel] をクリックします。
ステップ 16
(任意)[Version Check Only] チェックボックスをオンにして、バージョン チェックをしてから、インストールを続行するための入力を求めるプロンプトが表示されるようにします。
ステップ 17
(任意)[Finish] をクリックして、インストールを開始します。
[Version Check Results] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 18
(任意)[Install without Version check Prompting] チェックボックスをオンにして、インストールを続行します。
(注) バージョン チェックを実行すると、スイッチのモジュールごとにアップグレードの影響に関する情報が表示されます。また、生じる可能性のある非互換性も表示されます。このステージの最後のダイアログボックスが表示され、ここでこのチェックを実行する必要があるかどうかを確認します。バージョン チェック結果は省略しないことを推奨します。
注意 [Install without Version check Prompting] がオンの場合は、現在のスイッチ バージョンがインストール中のバージョンより新しい場合でも、アップグレードが進行します。
ステップ 19
[OK] をクリックしてウィザードを終了します。
ステップ 20
[Continue to install] をクリックしてインストールを開始します。
[Download and Install Status] ダイアログボックスが表示されます。
(注) TFTP サーバを開始できないホストの場合は、警告が表示されます。既存の TFTP サーバが稼動しているか、または TFTP ポート 69 へのアクセスがセキュリティ上の理由から拒否されている場合(Linux のデフォルト設定)は、TFTP サーバを開始できないことがあります。このような場合は、ファイルをローカル ホストからスイッチに転送できません。
(注) セッションを終了する前に、アップグレード プロセスが完了しているか確認してください。ウィザードを進めると、ステータスが随時表示されます。ウィザードの左下にステータス メッセージ [Upgrade Finished] が表示されることを確認します。ウィザードには最初にメッセージ Success が表示され、数秒後に InProgress Polling が表示されます。続いて、2 番めのメッセージ Success が表示されて、その後 Upgrade Finished が表示されます。