gNMI について
gNMI(gRPC ネットワーク管理インターフェイス、gRPC Network Management Interface)は gRPC 上で構成されます。gNMI を構成すると、ネットワークデバイスの構成および動作状態の編集、読み取りに役立ちます。また、ネットワークデバイスは、指定されたデータ収集システムへのテレメトリストリームを生成できます。
![]() (注) |
gNMI は、gRPC 機能の子サービス機能としてのみ構成できます。 Cisco NX-OSは、次の表に示すすべての gNMI RPC をサポートします。
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RPC を登録するために、 Cisco NX-OSは次のサブモードをサポートしています。
タイプ | サブタイプ | サポート対象 | 説明 |
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[1 回(Once)] |
はい |
スイッチは、指定されたすべてのパスに対して現在の値を 1 回だけ送信します。 |
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ポーリング(Poll) |
はい |
スイッチは、ポーリング メッセージを受信するたびに、指定されたすべてのパスの現在の値を送信します。 |
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ストリーム |
サンプル |
はい |
ストリーム サンプル間隔ごとに 1 回、スイッチは指定されたすべてのパスの現在の値を送信します。サポートされるサンプル間隔の範囲は 1 ~ 604800 秒です。 デフォルトのサンプル間隔は 10 秒です。 |
[変更時(On_Change)] |
はい |
スイッチは初期状態として現在の値を送信しますが、値の更新は、指定されたパスで作成、変更、または削除などの変更が発生した場合にのみ行われます。 |
gNMIサブスクリプションは、一般にダイヤルインテレメトリと呼ばれます。gNMI では、ネットワークデバイスで要求を開始する外部の顧客を必要とします。
Cisco NX-OSは、ネットワーキングデバイスが外部受信者にテレメトリデータをプッシュする、別のテレメトリ機能をサポートしています。これはダイヤルアウトテレメトリと呼ばれます。詳細については、「テレメトリ」のセクションを参照してください。
Cisco NX-OSリリース 10.4(3)F 以降、OpenConfig パスの openconfig-system:/system/processes は、On-change gnmi サブスクリプションをサポートします。このパスは、gnmi-proto と gnmi-json の両方のエンコーディングをサポートします。サブスクリプションは、クライアントが同じパスのサブスクリプションを解除するまでアクティブなままです。
効率を高めるために、可能な限り厳密なサブスクリプションを作成することをお勧めします。たとえば、cpu-usage-user をモニターにする場合、/system/processes などの一般的なパスに On-target gnmi サブスクリプションを使用するのではなく、データを直接登録すれば、イベントデータを回避できます。