端末設定とセッションの設定

端末設定とセッションの概要

ここでは、端末設定とセッションの概要について説明します。

コンソール ポートの設定

コンソール ポートに対して次の特性を設定できます。

  • データ ビット

  • 非アクティブ セッションのタイムアウト

  • パリティ

  • スピード

  • ストップ ビット

Before you begin

コンソール ポートにログインします。

SUMMARY STEPS

  1. configure terminal
  2. line console
  3. databits bits
  4. exec-timeout minutes
  5. parity {even | none | odd}
  6. speed {300 | 1200 | 2400 | 4800 | 9600 | 38400 | 57600 | 115200}
  7. stopbits {1 | 2}
  8. exit
  9. (Optional) show line console
  10. (Optional) copy running-config startup-config

DETAILED STEPS

  Command or Action Purpose

Step 1

configure terminal

Example:

switch# configure terminal
switch(config)#

グローバル設定モードを開始します。

Step 2

line console

Example:

switch# line console
switch(config-console)#

コンソール コンフィギュレーション モードを開始します。

Step 3

databits bits

Example:

switch(config-console)# databits 7

1 バイトあたりのデータ ビット数を設定します。指定できる範囲は 5 ~ 8 です。デフォルトは 8 です。

Step 4

exec-timeout minutes

Example:

switch(config-console)# exec-timeout 30

非アクティブ セッションのタイムアウトを設定します。有効値は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。0 分の値を設定すると、セッション タイムアウトはディセーブルになります。デフォルトは 30 分です。

Step 5

parity {even | none | odd}

Example:

switch(config-console)# parity even

パリティを設定します。デフォルトは none です。

Step 6

speed {300 | 1200 | 2400 | 4800 | 9600 | 38400 | 57600 | 115200}

Example:

switch(config-console)# speed 115200

送信および受信速度を設定します。デフォルトは 115200 です。

Step 7

stopbits {1 | 2}

Example:

switch(config-console)# stopbits 2

ストップ ビットを設定します。デフォルトは 1 です。

Step 8

exit

Example:

switch(config-console)# exit
switch(config)#

コンソール コンフィギュレーション モードを終了します。

Step 9

(Optional) show line console

Example:

switch(config)# show line console
(Optional)

コンソールの設定値を表示します。

Step 10

(Optional) copy running-config startup-config

Example:

switch(config)# copy running-config startup-config
(Optional)

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

仮想端末の設定

ここでは、Cisco NX-OS デバイスで仮想端末を設定する方法について説明します。

モデム接続の設定

ユーザーはモデムをコンソール ポートに接続できます。

ターミナル セッションのクリア

Cisco NX-OS デバイスのターミナル セッションをクリアできます。

SUMMARY STEPS

  1. (Optional) show users
  2. clear line name

DETAILED STEPS

  Command or Action Purpose

Step 1

(Optional) show users

Example:

switch# show users
(Optional)

デバイスのユーザ セッションを表示します。

Step 2

clear line name

Example:

switch# clear line pts/0

特定の回線のターミナル セッションをクリアします。回線名では大文字と小文字が区別されます。

端末およびセッション情報の表示

端末およびセッション情報を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

コマンド

目的

show terminal

端末設定を表示します。

show line

コンソール ポートの設定を表示します。

show users

仮想ターミナル セッションを表示します。

show running-config [all]

実行コンフィギュレーションのユーザ アカウント設定を表示します。all キーワードを指定すると、ユーザ アカウントのデフォルト値が表示されます。

これらのコマンドの出力フィールドの詳細については、ご使用のデバイスの Cisco Nexus コマンド リファレンス ガイドを参照してください。

ファイル システム パラメータのデフォルト設定

次の表に、ファイル システム パラメータのデフォルト設定を示します。

Table 1. デフォルトのファイル システム設定

パラメータ

デフォルト

デフォルト ファイルシステム

bootflash:

端末設定とセッションに関する追加情報

ここでは、NX-OS デバイスの端末設定とセッションに関する追加情報について説明します。