Cisco Nexus 7000 シリーズ

Cisco Nexus 7000 シリーズの環境

データ シート





Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチの環境



製品概要


Cisco Nexus® 7000 シリーズ スイッチは、スケーラビリティの高い 10 ギガビット イーサネット ネットワークのために設計されたモジュール型のデータセンター クラス製品ラインです。ファブリック アーキテクチャが採用されており、17 テラバイト/秒(Tbps)を超える拡張が可能で、高密度な 40 ギガビットおよび 100 ギガビット イーサネットの導入に対応します。最高レベルのミッション クリティカルなデータセンターにおける要求に対応する設計になっており、継続的なシステム運用と、仮想化された、パーベイシブ(広範囲から利用可能)なサービスを可能にします。Cisco Nexus 7000 シリーズは、実績のあるオペレーティング システムをベースとして、リアルタイムのシステム アップグレードが可能な拡張機能と、きわめて高い管理性とサービサビリティを備えています。

Cisco Nexus 7000 シリーズのシャーシ(図 1、2、3、4)は、設計、電源、エアーフロー、冷却、配線の点で大きく進歩しています。10 スロット シャーシでは、エアーフローの方向が前面から背面へとなっており、ホットアイル/コールドアイル型の導入環境に適しています。9 および 18 スロット シャーシでは、エアーフローの方向が側面から側面へとなっており、コンパクトなフォーム ファクタで高密度を実現します。4 スロット シャーシは最小レベルのフォーム ファクタで、エアーフローの方向が側面から背面へとなっており、小規模な運用場所に適しています。電源装置、ファン トレイ、およびファブリックはシャーシの背面から交換でき、I/O ケーブルに遮られることがないので、運用効率が向上します。また、Cisco Nexus 7000 シリーズには、温度センサー、可変速ファン、高効率電源装置など、省電力のための機能も数多く組み込まれており、お客様の総所有コスト(TCO)を削減します。

図 1 Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット スイッチ シャーシ

図 1 Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット スイッチ シャーシ


図 2 Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット スイッチ シャーシ

図 2 Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット スイッチ シャーシ


図 3 Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット スイッチ シャーシ

図 3 Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット スイッチ シャーシ


図 4 Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット スイッチ シャーシ

図 4 Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット スイッチ シャーシ


物理仕様


Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット スイッチ シャーシには、スーパーバイザ モジュール スロット 2 個、I/O モジュール スロット 2 個、および専用の一体型ケーブル管理があります。4 スロット シャーシにはファブリック モジュールがなく、バックプレーン容量は I/O モジュールによって決まります。電源装置とファン トレイは、前面からアクセスできます。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット スイッチ シャーシには、スーパーバイザ モジュール スロット 2 個、I/O モジュール スロット 7 個、およびファブリック モジュール 5 個があり、両側にケーブル管理が一体化されています。また、前面保護ドアはどちら側にも開き、ケーブルやモジュールへのアクセスが容易です。背面には、電源ベイ 2 個とシステム ファン トレイ 1 個があります。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット スイッチ シャーシの前面には、スーパーバイザ スロット 2 個、I/O モジュール スロット 8 個、ケーブル管理ドア、およびエアー フィルタ(オプション)があります。背面には、ファブリック スロット 5 個、電源ベイ 3 個、システム ファン トレイ 2 個、およびファブリック ファン トレイ 2 個があります。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット スイッチ シャーシには、スーパーバイザ モジュール スロット 2 個と I/O モジュール スロット 16 個があり、両側にケーブル管理が一体化されています。また、前面保護ドアはどちら側にも開き、ケーブルやモジュールへのアクセスが容易です。背面には、ファブリック モジュール スロット 5 個、電源ベイ 4 個、およびシステム ファン トレイ 2 個があります。

表 1 に、シャーシの物理仕様の要約を示します。

表 1 物理仕様

項目 説明
  Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット シャーシ
  寸法
(高さ x 幅 x 奥行) 30.9 x 44.1 x 62.2 cm
(12.2 x 17.4 x 24.5 インチ)
62.2 x 43.9 x 61 cm
(24.5 x 17.3 x 24 インチ)
92.7 x 43.9 x 84.1 cm
(36.5 x 17.3 x 33.1 インチ)
110.5 x 43.9 x 84.1 cm
(43.5 x 17.3 x 33.1 インチ)
シャーシ奥行(ケーブル管理とドアを含む) 75.2 cm (29.6 インチ) 73.7 cm (29 インチ) 96.5 cm (38 インチ) 96.5 cm (38 インチ)
ラック ユニット(RU) 7 RU(42 RU ラックに 6 台の 4 スロット シャーシを収納可能) 14 RU(42 RU ラックに 3 台の 9 スロット シャーシを収納可能) 21 RU(42 RU ラックに 2 台の 10 スロット シャーシを収納可能) 25 RU(最大 17 RU の配線パッチ パネルを同じ 42 RU ラック内でサポート可能)
  重量
シャーシのみ 20 kg(45 ポンド) 45 kg(100 ポンド) 90 kg(200 ポンド) 85 kg(187 ポンド)
完全構成時 54 kg(120 ポンド) 136 kg(300 ポンド) 230 kg(507 ポンド) 311 kg(684 ポンド)
モジュールの向き
  • スーパーバイザおよび I/O モジュール:水平
  • ファブリック カードなし
  • スーパーバイザおよび I/O モジュール:水平
  • ファブリック カード(前面):水平
  • スーパーバイザおよび I/O モジュール:垂直
  • ファブリック カード(背面):水平
  • スーパーバイザおよび I/O モジュール:水平
  • ファブリック カード(背面):垂直
エアーフロー
  • 側面から背面へ
  • エンドオブローに対応した設計
  • 側面から側面へ
  • エンドオブローに対応した設計
  • 前面から背面へ
  • ホットアイル/コールドアイルに対応した設計
  • 側面から側面へ
  • エンドオブローに対応した設計
ケーブル管理 専用の一体型ケーブル管理システム 両側に一体化(柔軟な配線が可能) シャーシ前面の I/O モジュールの上 両側に一体化(柔軟な配線が可能)
エアー フィルタ (オプション) - (オプション)シャーシ前面の I/O モジュールの下 -
ドア ロック可能な前面モジュール ドア (オプション)I/O モジュールをカバーする 1 枚ドア(配線およびモジュールにアクセスするときは左右どちらにも開く) ケーブル管理システムを覆う上部ドア
(オプション)I/O モジュールをカバーする観音開きドア
(オプション)I/O モジュールをカバーする 1 枚ドア(配線およびモジュールにアクセスするときは左右どちらにも開く)
システムの LED
  • デバイスのステータスを示すシステム LED x 5:
    • LED 1:電源装置
    • LED 2:ファン
    • LED 3:スーパーバイザ
    • LED 4:ファブリック モジュール
    • LED 5:I/O モジュール
    • 各 LED は、ステータスが正常の場合は緑色、それ以外の場合はオレンジに点灯


電力


Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシには電源ベイが 4 個あり、3,000 ワット(W)の AC または DC 電源装置を収容できます。3000 ワット(W)電源装置には 1 台に 1 個のユニバーサル(100 〜 240 V)入力があり、C19 コネクタ付きの AC 電源コードを使用して 1 つの AC 電源に接続することができます。2 つのバージョンがあり、国際仕様のものは IEC 60309 AC プラグ付き、米国仕様のものは NEMA L6-30 AC プラグ付きです。

表 2 に、Cisco Nexus 7000 の 3,000 W AC 電源装置モジュールの出力電力を示します。

表 2 電源装置出力

電源装置入力 出力
シングル入力 220 V 3,000 W
110 V 1500 W


表 3 に、Cisco Nexus 7000 の 3,000 W DC 電源装置モジュールの出力電力を示します。

表 3 電源装置出力

電源装置入力 入力 出力
シングル入力 48 V 1500 W
デュアル入力 48 V 3,000 W


Cisco Nexus 7000 シリーズの 9 スロット シャーシには電源ベイ 2 個、10 スロット シャーシには電源ベイ 3 個、18 スロット シャーシには電源ベイ 4 個があり、6,000 W の AC または DC 電源装置、あるいは 7,500 W の AC 電源装置を収容できます。

6,000 W 電源装置には 1 台に 2 個のユニバーサル(100 〜 240 V)入力があり、C19 コネクタ付きの AC 電源コードを使用して 2 つの AC 電源に接続することができます。7,500 W の電源装置には入力電源コード 2 本があり、電源装置に固定配線されています。2 つのバージョンがあり、国際仕様のものは IEC 60309 AC プラグ付き、米国仕様のものは NEMA L630 AC プラグ付きです。

表 4 は、Cisco Nexus 7000 の 6,000 W AC 電源装置モジュールからの出力電力を、接続されている入力の数と入力電圧の組み合わせ別にまとめたものです。

表 4 電源装置出力

電源装置入力   出力
シングル入力 220 V 3,000 W
110 V 1,200 W
デュアル入力 220 V 6,000 W
110 V 2,400 W
デュアル入力 110 および 220 V 4,200 W


表 5 に、Cisco Nexus 7000 の 7,500 W AC 電源装置モジュールの出力電力を示します。

表 5 入力電力別の出力可能電力:7,500 W AC 電源装置モジュール

入力の数 入力電力 出力電力
シングル入力 220 V 3,750 W
デュアル入力 220 V 7,500 W


表 6 に、Cisco Nexus 7000 の 6,000 W DC 電源装置モジュールの出力電力を示します。

表 6 入力電力別の出力可能電力:6,000 W DC 電源装置モジュール

入力の数 入力電力 出力電力
シングル入力 48 V 3,000 W
デュアル入力 48 V 6,000 W


電源装置はホットスワップ可能なため、継続的なシステム稼働を実現できます。6,000 W と 7,500 W の組み合わせ、また AC と DC の組み合わせもサポートされています。また、電源装置には、内部障害監視、温度検知、リアルタイム消費電力統計、可変速ファンなどの高度な機能も組み込まれています。

Cisco Nexus 7000 シリーズの電源装置は、効率が 90 % 以上向上しており、一般的な電源装置と比べると、熱として消費される電力が少なく、より多くの電力をシステムが利用できることになります。表 7 に示すとおり、Cisco Nexus 7000 シリーズ システムは、ユーザ設定可能な 4 つの電源冗長モードで動作します。電源冗長モードは、取り付けられた電源装置の組み合わせに最適な電力を判断し、システムのアベイラビリティを確保するように設計されています。

表 7 電源冗長モード

冗長モード 説明
複合 冗長性はありません。システムで使用できる電力は、すべての電源装置の出力電力の合計です(このモードは推奨されません)。
電源装置の冗長性(N + 1 冗長性) システムのデフォルト冗長モード。1 個の電源の障害に対応し、システムに供給可能な電力は 2 個の最小定格電源の合計。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性) 入力回路(グリッド)の 1 つに障害が発生してもシステムは保護されます。システムで使用できる電力は、いずれかの入力電源(グリッド)から供給される最小電力です。
電源装置と入力電源の冗長性(フル) 電源装置の 1 つまたはグリッドの 1 つに障害が発生してもシステムは保護されます。システムで使用できる電力は、入力電源と電源装置の冗長性の最小電力です。


プラットフォーム ソフトウェアの要件では、4、9、10、18 の各スロット システムの実行に必要な最低電力は、それぞれ 860 W、1,557 W、2,400 W、2,193 W となっています。電源装置から供給される電力がこの最低値を超えていれば、余剰電力を使用して I/O モジュールがアクティブ化されます。ライン カードをアクティブ化するのに十分な電力が供給されていない場合は、ライン カードの状態が power-denied(電力不十分)のままになります。十分な電力が供給されるようになってから、手動でライン カードの電源をオンにしてアクティブ化する必要があります。

通常の動作条件下では、システムが消費する電力は最大値を大きく下回ります。プラットフォーム ソフトウェア側で最大値が使用されるのは、モジュール用に十分な電力を確保するためです。標準電力定格は、温度で制御された環境における一般的な値です。

表 8 に、システムおよびモジュールの最大と標準の電力定格を示します。

表 8 電力要件の最大値と標準値

コンポーネント 製品番号 最大電力 標準電力
スーパーバイザ 1 モジュール N7K-SUP1 210 W 190 W
スーパーバイザ 2 モジュール N7K-SUP2 210 W 175 W
スーパーバイザ 2E モジュール N7K-SUP2E 265 W 170 W
8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M108X2-12L 650 W 520 W
48 ポート 10/100/1000 モジュール N7K-M148GT-11 400 W 358 W
48 ポート ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M148GS-11L 400 W 358 W
32 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール N7K-M132XP-12 750 W 611 W
32 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M132XP-12L 750 W 611 W
24 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M224XP-23L 795 W 720 W
6 ポート 40 ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M206FQ-23L 795 W 720 W
2 ポート 100 ギガビット イーサネット モジュール(XL) N7K-M202CF-22L 795 W 690 W
32 ポート 1/10 ギガビット イーサネット モジュール N7K-F132XP-15 385 W 283 W
48 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール N7K-F248XP-25 450 W 350 W
48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット(SFP+)拡張モジュール N7K-F248XP-25E 550 W 420 W
48 ポート 1/10 ギガビット イーサネット(RJ-45)拡張モジュール N7K-F248XT-25E 550 W 420 W
10 スロット シャーシ:ファブリック 1 モジュール N7K-C7010-FAB-1 60 W 55 W
18 スロット シャーシ:ファブリック 1 モジュール N7K-C7010-FAB-2 100 W 90 W
9 スロット シャーシ:ファブリック 2 モジュール N7K-C7009-FAB-2 75 W 55 W
10 スロット シャーシ:ファブリック 2 モジュール N7K-C7010-FAB-2 80 W 55 W
18 スロット シャーシ:ファブリック 2 モジュール N7K-C7018-FAB-2 150 W 90 W
4 スロット システム ファン N7K-C7004-FAN 450 W 185 W
9 スロット システム ファン N7K-C7009-FAN 650 W 185 W
10 スロット システム ファン N7K-C7010-FAN-S 720 W 100 W
10 スロット ファブリック ファン N7K-C7010-FAN-F 120 W 50 W
18 スロット システム ファン N7K-C7018-FAN 636.50 W 284.5 W


動作環境


表 9 に、Cisco Nexus 7000 の 4、9、10、18 スロット シャーシの動作環境を示します。

表 9 動作環境

項目 説明
  Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット シャーシ
温度
  • 動作時:0 〜 40 °C(32 〜 104 °F)
  • 短期:-5 〜 55 °C(23 〜 131 °F)*
  • 保管温度:-40 〜 70 °C(-40 〜 158 °F)*
注:
  • シャーシ外部の温度条件は、Telcordia Technologies 発行の仕様 GR-63-CORE Network Equipment Building Standards(NEBS)の Section 4.1.2「Operating Temperature and Humidity Criteria」で定義されています。
  • 「短期」とは、システムの 1 回の連続稼働時間が 96 時間以下で、1 年間の合計稼働日数が 15 日以下の期間を指します(1 年間の合計稼働時間は 360 時間。ただし、稼働回数は 15 回以下)。
* フレームの半分以下(長さ)に機器が設置されている機器シェルフの場合は、温度 55 °C(131 °F)、相対湿度 25 %
湿度
  • 相対湿度(非動作時):5 〜 95 %(結露しないこと)
  • 相対湿度(動作時):5 〜 90 %(結露しないこと)
注:周囲相対湿度 45 〜 50 % を推奨(腐食につながる問題の低減、障害発生時の動作時間バッファの確保、および静電干渉の低減のため)
高度
  • -152 〜 4,000 m(-500 〜 13,123 フィート)(機関認定 0 〜 1,981 m(0 〜 6,500 フィート))
  • 保管高度:-305 〜 9,144 m(-1,000 〜 30,000 フィート)
動作時振動
  • GR63 Section 5.4.2
  • ETS 300 019-1-3 Class 3.1 Section 5.5
床荷重 205 kg/平方 m
(42 ポンド/平方フィート)
508 kg/平方 m
(104 ポンド/平方フィート)
781 kg/平方 m
(160 ポンド/平方フィート)
1,089 kg/平方 m
(223 ポンド/平方フィート)
耐震性 GR63 規格の Zone 4
発熱量 シャーシあたり 3,500 W(最大) シャーシあたり 7,500 W(最大) シャーシあたり 12,000 W(最大) シャーシあたり 18,000 W(最大)

エアーフローおよび冷却


4 スロット シャーシの冷却システムは、内蔵ファンとコントローラの冗長性を備えた 1 つのシステム ファン トレイで構成されます。システムの信頼性向上に役立つと共に、ファン トレイのホットスワップも可能です。表 10 に、Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能を示します。

表 10 Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能

特長 説明
エアーフロー
  • 空気は側面から背面の方向に流れます。
  • 空気はシャーシの右側にあるインレットから入り、シャーシの後ろ側から排出されます。
ファン モジュール システム ファン モジュール x 1(I/O とファブリックのファンを一体化)
背面から取り外し可能なファン モジュール ファン モジュールは前面の上部左側にあり、前面から取り外しできるので、I/O ケーブルを遮ることがありません。そのため、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。
可変速ファンの速度
  • ファンの速度は、I/O モジュール(およびスーパーバイザ)の種類と、スーパーバイザに示されるインレット温度に応じて変化します。
  • ファンによる電力消費とノイズは最適化されています。
自己修復メカニズム I/O モジュールおよびスーパーバイザ上の最も重要なコンポーネントの温度がソフトウェアによってトラッキングされます。記録された温度がシステム定義しきい値を超えると、ファンは自動的に速度を増し、温度がしきい値を下回るまでその速度を維持します。
ファンの冗長性
  • ファン モジュールはファンとコントローラの冗長性を備えています。
  • システムの正常運用にはシステム ファンが必要です。ファン モジュールが取り外されたことがソフトウェアによって検出されると、syslog メッセージが表示されます。取り外されたモジュールが 3 分以内に元に戻されなければ、システムはシャットダウンします。個々のファンに障害が発生しても、システムがシャットダウンすることはありません。


9 スロット シャーシの冷却システムは、1 つのシステム ファン モジュールで構成されます。I/O およびスーパーバイザ モジュールとファブリック モジュールの両方がこのシステム ファン モジュールで冷却されます。ファン モジュールは、複数の独立したファンで構成されます。ファン トレイは、独立したゾーン冷却によって電力消費と冷却を最適化するように設計されています。1 列になったファン セットごとに一連のスロットを冷却するようになっていて、スロット未使用時には、対応するファン セットをオフにすることができます。また、ファンごとに個別にパワー バス接続およびソフトウェア制御が可能になっています。ファンの取り外しはシャーシ背面からできるので、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。表 11 に、Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能を示します。

表 11 Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能

特長 説明
エアーフロー
  • 空気は側面から側面の方向に流れます。
  • 空気はシャーシの右側にあるインレットから入り、シャーシの左側から排出されます。
ファン モジュール システム ファン モジュール x 1(I/O とファブリックのファンを一体化)
背面から取り外し可能なファン モジュール ファン モジュールの取り外しはシャーシ背面からできるので、シャーシ前面の I/O ケーブルに遮られることはありません。そのため、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。
可変速ファンの速度
  • ファンの速度は、ソフトウェアによって 256 段階で制御されます。
  • ファンの速度は、I/O モジュール(およびスーパーバイザ)の種類と、スーパーバイザに示されるインレット温度に応じて変化します。
  • ファンによる電力消費とノイズは最適化されています。
自己修復メカニズム I/O モジュールおよびスーパーバイザ上の最も重要なコンポーネントの温度がソフトウェアによってトラッキングされます。記録された温度がシステム定義しきい値を超えると、ファンは自動的に速度を増し、温度がしきい値を下回るまでその速度を維持します。
ファンの冗長性
  • ファン モジュールはファンとコントローラの冗長性を備えています。
  • システムの正常運用にはシステム ファンが必要です。ファン モジュールが取り外されたことがソフトウェアによって検出されると、syslog メッセージが表示されます。取り外されたモジュールが 3 分以内に元に戻されなければ、システムはシャットダウンします。個々のファンに障害が発生しても、システムがシャットダウンすることはありません。


10 スロット シャーシの冷却システムは、I/O およびスーパーバイザ モジュールを冷却する 2 つのシステム ファン トレイと、ファブリック モジュールを冷却する 2 つのファブリック ファン トレイで構成されます。各システム ファン トレイは、複数の独立したファンで構成されます。ファン トレイはすべて、取り外しがシャーシ背面からできるので、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。表 12 に、Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能を示します。

表 12 Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能

特長 説明
エアーフロー
  • 空気は前面から背面の方向に流れます。
  • 空気はシャーシの前面下部にあるインレットから入り、シャーシの背面から排出されます。このため、Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシはホットアイル/コールドアイル設計に最適です。
ファン トレイ
  • システム ファン トレイ x 2
  • ファブリック ファン トレイ x 2
背面から取り外し可能なファン トレイ ファン トレイはすべて、取り外しがシャーシ背面からできるので、シャーシ前面の I/O ケーブルに遮られることはありません。そのため、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。
可変速ファンの速度
  • 現時点で 256 段階の速度があります。
  • ファンの速度は、I/O モジュール(およびスーパーバイザ)の種類、スーパーバイザに示されるインレット温度、およびエアー フィルタの有無に応じて変化します。
  • ファンによる電力消費とノイズは最適化されています。
自己修復メカニズム I/O モジュールおよびスーパーバイザ上の最も重要なコンポーネントの温度がソフトウェアによってトラッキングされます。記録された温度が特定のシステム定義しきい値を超えると、ファンは自動的に速度を増し、温度がしきい値を下回るまでその速度を維持します。
ファンの冗長性
  • システムとファブリックの両方のファン トレイに冗長性があり、ホットスワップ可能です。
  • システム ファン トレイまたはファブリック ファン トレイの一方が取り外されると、必要な冷却力を確保するために、もう一方のファンの速度が増します。
エアー フィルタ
  • エアー フィルタによって粉塵が除去され、シャーシ内部が清潔に保たれます。
  • エアー フィルタを使用すると、ファンの速度が増します。ファンの速度が高まるにつれて、ノイズも高くなります。


18 スロット シャーシの冷却システムは、2 つの同一のシステム ファン モジュールで構成されます。I/O およびスーパーバイザ モジュールとファブリック モジュールの両方がこれらのシステム ファン モジュールで冷却されます。システム ファン トレイはそれぞれ、シャーシの半分を冷却します。上のファン トレイはスロット 1 〜 9 とファブリック モジュールを、下のファン トレイはスロット 10 〜 18 を冷却します。ファン モジュールは入れ替えが可能です。各ファン モジュールは、複数の独立したファンで構成されます。ファン トレイはどちらも、取り外しがシャーシ背面からできるので、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。各ファン モジュールは、ファンの冗長性とファン コントローラの冗長性を備えているので、ファンまたはコントローラに障害が発生しても復元が可能です。表 13 に、Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能を示します。

表 13 Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット シャーシのエアーフローおよび冷却の機能

特長 説明
エアーフロー
  • 空気は側面から側面の方向に流れます。
  • 空気はシャーシの右側にあるインレットから入り、シャーシの左側から排出されます。
ファン モジュール システム ファン モジュール x 2(I/O とファブリックのファンを一体化)
背面から取り外し可能なファン モジュール どちらのファン モジュールも取り外しはシャーシ背面からできるので、シャーシ前面の I/O ケーブルに遮られることはありません。そのため、メンテナンス時でもシステムの稼働を継続できます。
可変速ファンの速度
  • ファンの速度は、ソフトウェアによって 256 段階で制御されます。
  • ファンの速度は、I/O モジュール(およびスーパーバイザ)の種類と、スーパーバイザに示されるインレット温度に応じて変化します。
  • ファンによる電力消費とノイズは最適化されています。
自己修復メカニズム I/O モジュールおよびスーパーバイザ上の最も重要なコンポーネントの温度がソフトウェアによってトラッキングされます。記録された温度がシステム定義しきい値を超えると、ファンは自動的に速度を増し、温度がしきい値を下回るまでその速度を維持します。
ファンの冗長性
  • どちらのファン モジュールもファンとコントローラの冗長性を備えており、ホットスワップ可能です。
  • システムの正常運用にはすべてのファンが必要です。いずれかのファン モジュールが取り外されたことがソフトウェアによって検出されると、syslog メッセージが表示されます。取り外されたモジュールが 3 分以内に元に戻されなければ、システムはシャットダウンします。個々のファンに障害が発生しても、システムがシャットダウンすることはありません。


音響ノイズ


ファン速度の検出と制御のメカニズムが、ノイズを抑えて信頼性を維持すると同時に、システム温度を動作条件の範囲内に維持します(表 14)。

表 14 Cisco Nexus 7000 シリーズ シャーシの音響ノイズ

特長 Cisco Nexus 7000 シリーズ 4 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシ Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシ** Cisco Nexus 7000 シリーズ 18 スロット シャーシ
測定値 80 dBA 74.7 dBA 74.3 dBA 74.2 dBA
公表値 83 dBA 77.7 dBA* 77.3 dBA* 77.2 dBA*
音圧レベル 70 dBA 64.4 dBA 67.2 dBA 65.0 dBA

* NEBS の要件を満たしています(GR-63-Core、R4-96:有人の電気通信室に配置される機器の公表音響出力レベルは 78 dBA)。
** エアー フィルタを取り付けていない状態です。

注: NEBS の要件に基づき、統計上の上限値に近付けるために、音響出力レベルの測定値に 3 dBA が加算されます。

配線およびキャビネット


Cisco Nexus 7000 シリーズの 9 または 18 スロット シャーシのケーブル管理システムは、シャーシの両側にモジュール スロットと並べて配置されています。高密度のカテゴリ 6A 配線を処理できるようにケーブル管理が設計されており、ケーブルを片側または両側にまとめることができます。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシのケーブル管理システムは、シャーシ前面のモジュールの上にあります。最大規模の構成では、カテゴリ 6A 銅ケーブル 384 本と管理ポート ケーブル 8 本まで対応できます。すべてのケーブルを、シャーシの片側一方または両側にまとめることができます。ケーブル管理システムは上部ドアによって覆われます。ケーブル管理システムを取り外して、別の方法でケーブルを管理することもできます。

Cisco Nexus 7000 の 9 および 18 スロット シャーシは、奥行、機器の総重量、およびネットワークの配線要件を満たす 4 ポスト ラックまたは 4 ポスト キャビネットに設置する必要があります。シャーシの両側に、配線およびエアーフローのための十分なスペースを空ける必要があります。システムの配線とエアーフローの要件を満たすいくつかのサードパーティ ベンダー ソリューションが提供されています。これらのソリューションでは、外部ダクトの取り付けがサポートされており、ホットアイル/コールドアイル設計において空気をインレットに導き、暖気をホットアイルに返すことが可能になっています。ダクトの使用が推奨されるのは、コールドアイル/ホットアイル環境が必要な場合です。最小要件を満たす他の 4 ポスト ソリューションも使用できます。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 9 スロット シャーシは、奥行、機器の総重量、およびネットワークの配線要件を満たす 4 ポスト ラックまたは 4 ポスト キャビネットだけでなく、2 ポスト ラックにも設置できます。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 10 スロット シャーシは、奥行、機器の総重量、およびネットワークの配線要件を満たす標準の 4 ポスト ラックまたは 4 ポスト キャビネットに設置する必要があります。10 スロット シャーシの仕様を満たすいくつかのサードパーティ ベンダー キャビネット ソリューションが現在用意されています。

適合認定


表 15 に示すとおり、Cisco Nexus 7000 の 4、9、10、18 スロット シャーシは、既存および将来のカードと電源装置を使用してテストした場合に、放射および耐性に関する規制機関の要件を満たすように設計されています。

表 15 放射および耐性に関する仕様

仕様 説明
適合認定
  • EMC コンプライアンス
  • FCC Part 15(CFR 47)(米国)Class A
  • ICES-003(カナダ)Class A
  • EN55022(欧州)Class A
  • CISPR22(国際)Class A
  • AS/NZS CISPR22(オーストラリアおよびニュージーランド)Class A
  • VCCI(日本)Class A
  • KN22(韓国)Class A
  • CNS13438(台湾)Class A
  • CISPR24
  • EN55024
  • EN50082-1
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • EN61000-6-1
  • EN300 386


Cisco Nexus 7000 シリーズは、GR-1089 issue 4 およびサービス プロバイダーの音響ノイズ仕様を満たすように設計されています。フィルタを使用しない場合の動作時音響レベルは NEBS の基準内です(10 スロット シャーシのみ)。表 16 に、NEBS 規格を示します。

表 16 NEBS 仕様

仕様 説明
環境に関する標準規格
  • NEBS 基準レベル
  • SR-3580 NEBS Level 3(GR-63-CORE、issue 3 および GR-1089-CORE、issue 4)
  • Verizon NEBS コンプライアンス
  • Telecommunications Carrier Group(TCG)Checklist
  • Qwest NEBS 要件
  • Telecommunications Carrier Group(TCG)Checklist
  • ATT NEBS 要件
  • ATT TP76200 level 3 および TCG Checklist
  • ETSI
  • ETSI 300 019-1-1、Class 1.2 Storage
  • ETSI 300 019-1-2、Class 2.3 Transportation
  • ETSI 300 019-1-3、Class 3.2 Stationary Use
  • Reduction of Hazardous Substances(ROHS)5


表 17 に示すとおり、Cisco Nexus 7000 シリーズは、既存および将来のカードと電源装置を使用してテストした場合に、安全性に関する規制機関の要件を満たすように設計されています。

表 17 安全性に関する仕様

仕様 説明
安全性
  • UL/CSA/IEC/EN 60950-1
  • AS/NZS 60950


サービスとサポート


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関連情報


Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチの詳細については、製品のホームページ(http://www.cisco.com/jp/go/nexus7000/)をご覧ください。または、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。