Cisco Catalyst 4900 シリーズ

データセンターにおける Cisco 10GBASE-T ソリューション

Q&A





データセンターにおける Cisco 10GBASE-T ソリューション



お客様からの質問


Q. 10 ギガビット イーサネットとは何ですか。
A. 10 ギガビット イーサネット規格は 2002 年に IEEE 802.3ae-2002 規格として採択された、最も高速なイーサネット規格です。公称データ レートが 10 Gbps のバージョンのイーサネットを意味し、速度はギガビット イーサネットの 10 倍です。

Q. IT 部門がデータセンターの 10 ギガビット イーサネットへの移行を検討すべき理由を教えてください。
A. テクノロジー カテゴリとしての 10 ギガビット イーサネットには、次のような利点があります。
  • サーバ仮想化の促進
    • サーバ ネットワークの帯域幅を増やすことで I/O ボトルネックを解消
    • 物理サーバに対して、より高い仮想マシン密度を実現
  • 配線コストの削減
    • サーバ接続を集約して配線作業を削減
    • 少数の強力なサーバに統合
  • アプリケーション パフォーマンスの改善
    • ビデオ、データ バックアップ、ネットワーク ストレージなど帯域幅を大幅に消費するアプリケーションをサポート
    • High-Performance Computing(HPC; ハイパフォーマンス コンピューティング)アプリケーションをサポート
  • ユニファイド ファブリックの実現
    • LAN および iSCSI のストレージ トラフィックを単一のイーサネット ファブリック ネットワークに統合
Q. 10GBASE-T とは何ですか。また、このテクノロジーの開発目的を教えてください。
A. 10GBASE-T、または IEEE 802.3an-2006 は 2006 年に採択された規格で、最大 100m(330 フィート)の距離にシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルまたはシールド付きツイストペア(STP)ケーブルを使った 10 Gbps 接続を提供します。

10GBASE-T の主な目的は、データセンターで一般的に使用されている構造化された配線インフラストラクチャに代わって、コスト効果および拡張性の高い 10 ギガビット イーサネットを提供することです。

Q. 10GBASE-T は、以前の 10 ギガビット イーサネットとどう違うのですか。
A. ここ数年にわたり、イーサネット(IEEE 802.x)はさまざまな物理接続タイプとともに進化してきました。最も一般的に使用されている接続タイプは銅線(物理メディアには Cat 3、4、5、6、7 ケーブルを使用)ですが、光ファイバのほか、BNC 同軸ケーブルといった一般的ではないその他の物理メディアも広く使用されています。最も一般的な 10 ギガビット イーサネット アダプタは、つい最近までオプティカル アダプタしかありませんでした。

2006 年、IEEE は銅線ベースのネットワーク導入に向けて 10GBASE-T(IEEE 802.3an)を 10 ギガビット イーサネット規格として承認しました。この仕様に準拠するネットワーク シリコンおよびアダプタは、Augmented Cat 6(もしくは 6A または 7)銅(カッパー)ケーブルを使って最大 100m(330 フィート)の距離で通信できるよう設計されています。

10GBASE-T は、最も使用されている Cat 6A および Cat 7 ベースの既存インフラストラクチャ内で動作することから、10 ギガビット イーサネットを実装する上で魅力的な規格と考えられています。こうした柔軟性がある一方で、10GBASE-T はより多くの電力を消費し、遅延も大きくなります。

Q. 10GBASE-T とギガビット イーサネットには互換性がありますか。
A. 10GBASE-T 対応スイッチは、構造化された銅(カッパー)ケーブル上のギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネットとネゴシエーションするエンドポイントと、相互運用できます。

Q. 10GBASE-T の主な使用例を教えてください。
A. 10GBASE-T は、主にサーバの高速接続で使用されています。このほか、一般的ではありませんが、100m(330 フィート)内にあるディストリビューション スイッチまたはコア スイッチを相互接続する使用例もあります。

Q. シスコの 10GBASE-T ソリューションについて教えてください。
A. シスコが提供する 10GBASE-T ソリューションは、シスコ、インテル、Panduit の共同ソリューションです。Cisco® 10GBASE-T モジュール、インテルの次世代サーバ アダプタ、Panduit 10 Gigabit Ethernet ケーブル配線システムから構成されます。

Q. Cisco 10GBASE-T ソリューションの導入方法を教えてください。
A. Cisco 10GBASE-T ソリューションの基盤は IEEE 802.3an 規格ですが、導入方法は現在のギガビット イーサネットの構造化された配線ソリューションと似ています。

Q. Cisco 10GBASE-T ソリューションが、その他の次世代 10GBASE-T を実装するよりも優れている点を教えてください。
A. Cisco 10GBASE-T ソリューションは、標準規格ベースのパフォーマンスと仕様を提供する以外にも、固定式およびモジュラ式のトップオブラック(ToR)とエンドオブロー(EoR)スイッチを含む、あらゆる形態の幅広いデータセンター スイッチング ポートフォリオを提供することができます。これにより、企業は 10 ギガビット イーサネットへ移行する際に極めて高い柔軟性と投資保護を実現できます。

Q. Cisco 10GBASE-T ソリューションの 1 つとして挙げられている製品はどれですか。
A. ソリューション セット第 1 弾は、Cisco Catalyst® 6500 および 4900 シリーズ スイッチです。同製品は、シスコのソフトウェアおよびハードウェアへの既存投資を保護する企業を対象としたものです。こうしたメインストリームの企業は、大規模な機器アップグレードをすることなく、新規の 10GBASE-T インタフェース モジュールと既存のギガビット イーサネット銅モジュールおよび 10 ギガビット イーサネット 光ファイバ モジュールを、Cisco Catalyst 6500 および 4900 シリーズ スイッチ上で組み合わせることで、10GBASE-T を活用できます。最初のソリューション セットは、次の製品で構成されます。
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ プラットフォーム対応の 16 ポート ライン カード
  • Cisco Catalyst 4900M スイッチ対応の 8 ポート ハーフ カード
  • 10GBASE-T サーバ アダプタ対応の Intel AT2 および X520-T ファミリ
  • Panduit TX6A 10 ギガビット シールドなしツイストペア(UTP)およびシールド付きカッパー配線システム

2 つめのソリューション セットは、2010 年後半に発売予定の Cisco Nexus® 製品ファミリで、高い 10GBASE-T 密度を必要とする企業を対象としています。

Q. Cisco 10GBASE-T ソリューションの配線要件と距離を教えてください。
A. Cisco Catalyst 10GBASE-T ソリューションは、次の距離における 10 Gbps スループットを提供するよう最適化されています。
  • Cat 6、6A、7 シールド付きカッパー ケーブルおよび Cat 6A UTP カッパー ケーブルを使用した場合は 100m(330 フィート)
  • Cat 6 UTP カッパー ケーブルを使用した場合は 55m(181.5 フィート)

Cisco Catalyst 6500 シリーズの 10GBASE-T に関する質問


Q. Cisco Catalyst 6500 シリーズに提供される 10GBASE-T ソリューションについて教えてください。
A. シスコでは、Cisco Catalyst 6500 シリーズ対応のオーバーサブスクリプション 4:1、16 ポートの10GBASET-T ライン カード モジュールを発売します。ライン カードは Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上のどのライン カード スロットにも挿入できます。お客様は、Cisco Catalyst 6500 シリーズの同一シャーシ内で 10GBASE-T ライン カードとその他のカッパーおよびライン カードを組み合わせることができます。これにより、ギガビット イーサネットから 10 ギガビット イーサネット接続へ簡単に移行できます。

Q. Cisco Catalyst 6500 シリーズの 10GBASE-T ライン カードはいつから注文できますか。
A. 10GBASE-T ライン カード モジュールは、2010 年下期より注文の受付を開始する予定です。

Q. Cisco Catalyst 6500 シリーズ上の 10GBASE-T ライン カードは、ギガビット イーサネットのネットワーク アダプタとオートネゴシエーションで接続できますか。
A. いいえ、10GBASE-T ライン カード モジュールはギガビット イーサネットをサポートしていません。10 ギガビット イーサネットのネットワーク アダプタのみサポートします。

Cisco Catalyst 4900M の 10GBASE-T に関する質問


Q. Cisco Catalyst 4900M シリーズに提供される 10GBASE-T ソリューションについて教えてください。
A. シスコでは、Cisco Catalyst 4900M シリーズ対応のオーバーサブスクリプション 2:1、8 ポートの10GBASET-T ハーフ ライン カード モジュールを発売します。ライン カードは Cisco Catalyst 4900M シリーズ スイッチ上のどの 2 つのハーフ ライン カード スロットにも挿入できます。お客様は 10GBASE-T ライン カードを 4 ポートまたは 8 ポートの 10 ギガビット イーサネット 光ファイバ ライン カード、もしくは 20 ポートのギガビット イーサネット RJ-45 ライン カードと組み合わせることができます。

ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット カッパー ライン カードと光ファイバ ライン カードのポートフォリオが拡充したことで、Cisco Catalyst 4900M はトップオブラック(ToR)データセンター アクセス スイッチとして優れた柔軟性を提供できるようになりました。これにより、Cisco Catalyst 4900M ベース ユニットの投資を保護しながら、ギガビット イーサネットから 10 ギガビット イーサネットへ簡単に移行することができます。


Q. Cisco Catalyst 4900M シリーズの 10GBASE-T ライン カードはいつから注文できますか。
A. 10GBASE-T ライン カード モジュールは、2010 年下期より注文の受付を開始する予定です。

Q. Catalyst 4900M の 10GBASE-T ライン カードはギガビット イーサネットと互換性がありますか。
A. Catalyst 4900M の 10GBASE-T ライン カードは、ギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネットにおいて、それぞれのポート グループをサポートします。8 つのポートは 4 つのポート グループに分けられ、各ポート グループはギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネットのいずれかで動作するよう設定できます。同じポート グループ内の全ポートには、同じモードを設定する必要があります。これにより、お客様はギガビット イーサネットから 10 ギガビット イーサネットへとネットワーク接続を簡単に移行することができます。

Q. Cisco Catalyst 4900M の一般的な 10GBASE-T 導入例を教えてください。
A. 10GBASE-T ライン カードは、ベース スイッチへの投資を保護しながら、ギガビット イーサネットから 10 ギガビット イーサネットへのサーバ アクセスの移行を実現します。一般的な移行シナリオは次のとおりです。
  • Cisco Catalyst 4900M で 20 ポートのギガビット イーサネット ライン カードを 2 枚使用(40 ギガビット イーサネットでのサーバ アクセス)
  • Cisco Catalyst 4900M で 20 ポートのギガビット イーサネット ライン カードを 1 枚と、8 ポートの 10 ギガビット イーサネット(10GBASE-T)ライン カードを 1 枚使用(20 ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット 8 本でのサーバ アクセス)
  • Cisco Catalyst 4900M で 8 ポートの 10 ギガビット イーサネット(10GBASE-T)ライン カードを 2 枚使用(10 ギガビット イーサネット 16 本でのサーバ アクセス)

このほか、Cisco Catalyst 4900M は 8 ポート 10GBASE-T 1 枚と 8 ポート 10 ギガビット イーサネット 光ファイバ(X2)ライン カード 1 枚による、カッパーと光ファイバ ポートが混在した 10 ギガビット イーサネット サーバ アクセスを提供することができます。