CiscoWorks LAN Management Solution 3.2 以前

CiscoWorks LAN Management Solution 2.6

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。


データ シート





CiscoWorks LAN Management Solution 2.6


製品概要

CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)は、シスコ ネットワークの設定、管理、監視、およびトラブルシューティングを簡素化するための統合型管理ツールです。IT 組織を対象として、複数の管理アプリケーションにまたがる情報の共有、デバイス管理タスクの自動化、ネットワークの稼働状況と機能性の視覚的な把握、ネットワークにおける問題の識別と特定を実行するための統合システムを提供します。CiscoWorks LMS は、共通の中央集中型システムとネットワークインベントリに関するナレッジを使用することで、ネットワーク管理のオーバーヘッドを削減し、より高度にシステムを統合するクロスファンクショナルな管理機能を備えた単一のプラットフォームを実現します。

CiscoWorks LMS 2.6 には以下が含まれます。

  • CiscoWorks Device Fault Manager(DFM)2.0.6
  • CiscoWorks Campus Manager 4.0.6
  • CiscoWorks Resource Manager Essentials(RME)4.0.5
  • CiscoWorks Internetwork Performance Monitor(IPM)2.6
  • CiscoWorks Common Services 3.0.5 with CiscoView 6.1.5

CiscoWorks LMS は、CiscoWorks ファミリの製品の 1 つであり、タスクの自動化、簡素化、および統合によって、IT 組織の効率を改善するための包括的なネットワーク管理ソリューションを提供します。その他の CiscoWorks 製品としては、CiscoWorks Network Compliance Manager(NCM)があります。NCM は、マルチベンダー ネットワーク インフラストラクチャ(シスコ ルータ、スイッチ、ファイアウォール、ロード バランサ、および無線アクセス ポイントを含む)全体にわたって設定の変更やソフトウェアの変更を追跡および規制します。この製品は、これまでにないレベルでネットワークの変更を視覚的に把握し、多様な規制、IT ガバナンス、コーポレート ガバナンス、および技術面でのベスト プラクティスへの準拠状況を追跡できます。


主な機能と利点

CiscoWorks LMS 2.6 リリースは、企業におけるシスコ デバイスの設定、パフォーマンスの監視、およびトラブルシューティングに必要とされるネットワーク管理ツールを提供する、非常に画期的な製品です。すべてのアプリケーションに共通のデバイス情報を使用し、管理性を改善するとともに、ネットワークに変更が生じたときにも管理システムが動的に対応できるようにするため、中央集中型のシステムを提供しています。また、CiscoWorks LMS 2.6 には、ツール間の迅速なナビゲーションを促進する、負荷が小さい新しいデスクトップ インターフェイスが用意されています。このインターフェイスは、個々のワークフローのニーズに応じて変更できます。

CiscoWorks LMS 2.6 は、ユーザ特権を管理しやすくするために、Cisco Secure Access Control Server(ACS)に登録されているセキュリティ情報を使用します。Cisco Secure ACS との統合によって、ユーザのロールを柔軟に定義でき、特定のデバイス、デバイス グループ、もしくは地理的または論理的ネットワーク セグメント別のセキュアなユーザ ビューをサポートできます。

さらにバックグラウンド タスクのマルチスレッド化などによってパフォーマンスが大幅に改善されており、ネットワークのアップデート配信、レポート生成といった作業に要する時間が短縮されました。また、効率的なタスク処理と管理対象デバイスの共有データベースが実現されたことで、CiscoWorks LMS をより大規模なネットワークに展開できるようになりました。図 1 に、CiscoWorks LMS バンドルの構成要素を示します。

図 1 CiscoWorks LMS

図 1 CiscoWorks LMS
※ 画像をクリックすると、大きく表示されます。popup_icon

CiscoWorks LMS には、2 種類のデバイス ライセンス モデルがあります。

  • CiscoWorks LMS 2.6 Enterprise(300 台までのデバイス サポート)- サーバあたり 50 ~ 300 台のシスコ デバイスから構成されるエンタープライズ ネットワーク向けの設計
  • CiscoWorks LMS 2.6 Large Enterprise(無制限のデバイス サポート)- サーバあたり 300 ~ 1,500 台のデバイスから構成される大規模なエンタープライズ ネットワーク向けの設計

どちらのモデルで提供されるアプリケーションも同等の機能と特長を備えており、モデル間で異なるのはサーバあたりの管理対象デバイス数だけです。このように、CiscoWorks LMS には 2 種類のモデルが用意されているため、現時点では小規模なネットワークであっても、将来ネットワークが成長した段階で、CiscoWorks LMS ライセンス キーを容易にアップグレードでき、より多数のデバイスをサポートすることが可能です。

CiscoWorks LMS は、操作性を重視したツールから構成されています。これらのツールでは、障害管理、拡張可能なトポロジ ビュー、高度な設定、レイヤ 2 およびレイヤ 3 のパス分析、音声サポート付きのパス トレース、WAN パフォーマンスのトラブルシューティング、エンドステーションの追跡、デバイスのトラブルシューティングといった機能が提供されます。CiscoWorks LMS は、CiscoWorks Common Services 管理インフラストラクチャに基づいて構築されています。この設計により、データの収集、監視、および分析を行う各ツールの連携を図り、アプリケーション間の操作ワークフローを円滑化し、さらに、これらすべてを単一のデスクトップ アプリケーションから実行することが可能です。

たとえば、応答速度の低下や IP Phone の接続状態の悪化に対するユーザの不満は、CiscoWorks LMS レイヤ 2 パス ツールを使用して迅速に診断できます。このツールは 1 つのデータベースに格納されたユーザパス情報を自動的に取得し、トポロジ マップ上のデバイスを強調表示します。さらに、スイッチまたはルータの設定をすみやかに検証し、異常や変更の必要性を検出します。このような処理を行う際には、1 つまたは複数のアプリケーションからの情報を使用する場合もあります。

CiscoWorks LMS は、インターネット標準に基づいて、最高品質の複数のツールを連携させ、データおよびタスクの統合標準に従って各ツールの機能を利用します。Common Information Model(CIM; 共通情報モデル)と Extensible Markup Language(XML)を使用し、これらの業界標準に基づいてデータを共有することで、CiscoWorks LMS は広く使用されているネットワーク管理製品からデータを取得して利用するための手段となります。

表 1 および表 2 に、CiscoWorks LMS 2.6 のアプリケーション、機能、および利点を示します。

表 1 CiscoWorks LMS 2.6 のアプリケーション

アプリケーション 説明
CiscoWorks DFM デバイスごとのシスコのベスト プラクティスに基づいたデバイス ナレッジと障害ルールを使用した、リアルタイムの障害検出、分析、およびレポート機能
CiscoWorks Campus Manager デバイスおよび接続の検出、詳細なトポロジ ビュー、Virtual LAN/LAN Emulation(VLAN/LANE; 仮想 LAN/LAN エミュレーション)および ATM 設定、エンドステーション追跡、レイヤ 2 およびレイヤ 3 のパス分析、および IP Phone のユーザおよびパスの情報に対応する強力なレイヤ 2 ツール セット
CiscoWorks RME インベントリとデバイスの変更管理、ネットワーク設定とソフトウェアイメージの管理、ネットワークのアベイラビリティ、および Syslog 分析を使用したシスコ デバイス管理ツール
CiscoWorks CiscoView デバイスのバックパネルとフロントパネルを動的かつ色分けしてグラフィカルに表示する GUI。デバイスステータスの監視、デバイス固有のコンポーネントの診断、およびアプリケーションの起動を簡素化
CiscoWorks IPM ネットワークの応答時間とアベイラビリティに関するトラブルシューティング用のアプリケーション。ネットワーク エンジニアがリアルタイム レポートと履歴レポートを使用してネットワーク パフォーマンスの問題をプロアクティブにトラブルシューティングできるよう支援
CiscoWorks Server(CiscoWorks Common Service を実行している Windows または Solaris サーバ) どの管理デスクトップにおいても共通の操作性を実現するインフラストラクチャと、すべての CiscoWorks アプリケーションにセキュアにアクセスするためのサービスを提供。ファシリティには、その他のシスコ アプリケーションおよびサードパーティ アプリケーションと統合するための基盤が組み込まれている


表 2 CiscoWorks LMS 2.6 の機能と利点

機能 コンポーネント 説明
シスコ デバイスをインテリジェントに自動検出し、ネットワークのトポロジ ビューを作成 CiscoWorks Campus Manager トポロジ サービスは、シスコ デバイスを検出してレイヤ 2 レベルでの相互関連を計算し、ATM ドメイン、VLAN Trunking Protocol(VTP)ドメイン、LAN エッジ ビュー、および一般的なレイヤ 2 ビュー別のシスコ ネットワーク ビューを提供
トポロジ ステータスの表示 CiscoWorks Campus Manager トポロジ マップによって、シスコ デバイスの検出状況と Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)ステータスを示す。また、これらのマップは、その他の CiscoWorks アプリケーションの起動ポイントにもなる
VLAN と ATM のサービスおよびネットワークの設定、管理、および監視 CiscoWorks Campus Manager VLAN を作成、削除、および編集するためのツールを提供。また、仮想回線を表示したり、Soft Permanent Virtual Connection(SPVC; ソフト相手先固定接続)および Soft Permanent Virtual Path(SPVP; ソフト相手先固定パス)を設定したりするための ATM ツールを提供
スイッチ ポートに接続されたエンド ステーションおよび IP Phone の検出と、ユーザ ID に基づくユーザの場所の識別 CiscoWorks Campus Manager ユーザ追跡機能によって、MAC アドレスと IP アドレスをスイッチ ポートに対応付ける。さらに、Microsoft PDC および Novell NDS ツリーと統合すれば、ユーザの特定と追跡をさらに効率化するユーザ ID を提供可能
ネットワーク内の 2 点間(デバイス、サーバ、電話機など)のレイヤ 2 およびレイヤ 3 接続のトレース CiscoWorks Campus Manager パス分析ツールによって、デバイスのホスト名または IP アドレスを使用してレイヤ 2 およびレイヤ 3 デバイスのパス分析を実行し、その結果をマップ表示、テーブル表示、またはトレース表示により示す
ネットワークが切断される前に問題を検出するため、障害の状態をインテリジェントに分析 CiscoWorks DFM 自動化された障害検出機能によって、ネットワーク内の共通の問題を認識。ユーザは個々にルール セット、SNMP トラップ フィルタ、またはデバイスポーリング インターバルを定義する必要はない
デバイス レベルと VLAN レベルの両方で障害の状態を解析 CiscoWorks DFM 事前に定義された 100 台を超えるシスコ ルータおよびスイッチの特性情報を備えた新たなデバイス サポート機能を、Cisco.com から簡単に追加可能。Cisco DFM により、レイヤ 2 環境とレイヤ 3 環境の両方の管理が簡素化
詳細なソフトウェアおよびハードウェアのインベントリ レポートを提供 CiscoWorks RME ネットワークに関する判断を下すために必要な、メモリ、スロット、ソフトウェア バージョン、および BootROM を含む、正確なシスコ製品のインベントリ ベースライン情報を提供
デバイスのソフトウェアと設定の変更に対応する自動化された更新エンジンを提供 CiscoWorks RME スケジュールに従って、ソフトウェアおよび設定の更新を選択されたデバイスに送信。これにより、ネットワークの更新に要する時間を短縮し、関連するエラーを削減
統合されたトラブルシューティング ツール センターを提供 CiscoWorks RME 広範なスイッチおよびルータ分析ツールに、1 箇所からアクセス可能。サードパーティ アプリケーションをツール センターに連結
中央集中型の変更監査ログを提供 CiscoWorks RME 包括的な変更監視ログによって、ネットワーク上でアクティブとなっているユーザとアプリケーションの情報を記録
グラフィカルなデバイス管理の提供 CiscoWorks CiscoView シスコ ルータおよびスイッチ デバイスを、それぞれの動作状態を示す色で色分けしてブラウザ上に表示。この表示から、設定ツールや監視ツールにアクセス可能
WAN ネットワークにおけるネットワーク応答およびアベイラビリティに関する情報を提供 CiscoWorks IPM レイテンシやネットワーク遅延に関与しているデバイスを簡単に識別できるため、WAN 管理者はネットワークに実装された Voice over IP(VoIP)および Quality of Service(QoS; サービス品質)機能の効果的な管理が可能
アプリケーションへのアクセスのセキュリティを提供 CiscoWorks Server 管理デスクトップによってアプリケーションへのユーザ アクセスを制御し、適切なクラスのユーザだけがネットワーク パラメータを変更するツールへアクセスでき、それ以外は読み取り専用のツールへアクセスするように保証
Network Management Integration Module(NMIM)と同等のサードパーティ製の統合ツールおよびインターフェイスを提供 CiscoWorks Server CiscoWorks Server によって、サードパーティ製管理ツールおよびその他のシスコ製管理ツールとの Web 統合を簡素化



システム要件

表 3 および表 4 に、CiscoWorks LMS 2.6 のシステム要件を示します。

表 3 システム要件 - サーバ

   
ディスク容量 20 GB 以上の空きスペース(LMS アプリケーションおよびデータ用)
ハードウェア Solaris:
  • Sun UltraSPARC IIIi または Sun UltraSPARC IIICu(CiscoWorks LMS 2.6 Enterprise)
  • Sun UltraSPARC IIIi × 2 または Sun UltraSPARC IIICu × 2(CiscoWorks LMS 2.6 Large Enterprise)
Windows:
  • 2.8 GHz Intel Pentium IV または 2.8 GHz Intel Xeon プロセッサ(CiscoWorks LMS 2.6 Enterprise)
  • 2.8 GHz Intel Pentium IV プロセッサ× 2 または 2.8 GHz Intel Xeon プロセッサ× 2(CiscoWorks LMS 2.6 Large Enterprise)
注:NTFS ファイル システムが必要
メモリ
  • 2 GB(CiscoWorks LMS 2.6 Enterprise)または 4 GB(LMS 2.6 Large Enterprise)
  • Solaris:4 GB スワップ スペース(LMS 2.6 Enterprise)または 8 GB スワップ スペース(LMS 2.6 Large Enterprise)
  • Windows:4 GB 仮想メモリ(LMS 2.6 Enterprise)または 8 GB 仮想メモリ(LMS 2.6 Large Enterprise)
注:スワップ スペースおよび仮想メモリは RAM の 2 倍のサイズを推奨
ソフトウェア
  • Windows 2000 Professional(Service Pack 4)
  • Windows 2000 Server(Service Pack 4)
  • Windows 2000 Advanced Server(Service Pack 4)
  • Windows Server 2003 Standard Edition および Enterprise Edition(Service Pack 1)
  • Windows 2003 R2 Server Standard Edition および Enterprise Edition
  • Solaris 8、Solaris 9
    (英語版および日本語版のみ)
Network Management Solution(NMS; ネットワーク管理ソリューション)の統合 CiscoWorks CiscoView を NMIM および DFM とともに使用することによって、Hewlett Packard OpenView Network Node Manager 6.4 および 7.01 との統合をサポート
IBM Tivoli NetView 7.1 および 7.1.4 は、Dynamic Contact Replication(DCR)および NMIM によってサポート


表 4 システム要件 - クライアント

   
ディスク容量
  • Solaris:1 GB スワップ スペース
  • Windows:1 GB 仮想メモリ
メモリ 512 MB
ハードウェア/ソフトウェア IBM PC 互換システム(Intel Pentium IV 以上のプロセッサを搭載):
  • Windows 2000 Professional(Service Pack 4)
  • Windows 2000 Server(Service Pack 4)
  • Windows 2000 Advanced Server(Service Pack 4)
  • Windows Server 2003 Standard Edition および Enterprise Edition(Service Pack 1)
  • Windows 2003 R2 Server Standard Edition および Enterprise Edition
  • Windows XP(Service Pack 2)
  • Solaris 8、Solaris 9
    (英語版および日本語版のみ)
ブラウザ
  • Internet Explorer 6.0 Service Pack 2:Windows 2000、Windows Server 2003
  • Internet Explorer 6.0.2900.2180:Windows XP
  • Netscape Navigator 7.1 および 7.2:Windows 2000、Windows Server 2003
  • Netscape Navigator 7.0:Solaris 8、Solaris 9
  • Mozilla 1.7.13:Windows 2000、Windows Server 2003、Windows XP、Solaris 8、Solaris 9
  • Java Plug-in version 1.4.2_10(CiscoWorks Campus Manager および Internetwork Performance Monitor のみ)



発注情報

CiscoWorks LMS 2.6 は、シスコの販売代理店から購入できます。シスコ製品の購入方法については、「購入案内」を参照してください。


サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワーク サービスを最大限に活用するため、各種サービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。

お問い合わせ