Cisco Unified Communications Manager

Cisco Collaboration Edge アーキテクチャ

概要

Cisco Collaboration Edge アーキテクチャを採用すると、シスコ コラボレーション ソリューションが、企業内ネットワークおよびインターネットの両方から利用できます。内線電話、ボイスメール、チャット、プレゼンス、ビデオ会議、Web 会議がシームレスに社内外で利用できます。ビデオ専用のエンドポイント機器、スマートフォン、タブレット、パソコン、IP フォン等、環境に合わせて多様なデバイスを相互接続し、セキュアに利用できます。

これまでの課題

これまでのコラボレーションツールには、次のような課題がありました。

  • 複数のコラボレーションツールが連携しておらず、電話システムとも分断されている。
    そのため、社内ではチャット、プレゼンス、ビデオ会議を活用できても、移動中の社員とは携帯電話でしか連絡できないことがあり、効率よくコラボレーションができないことが多い。
  • 固定電話、携帯電話、ビデオ会議等の契約が個々に必要となり、余計なコストがかかっている。
  • 外出時は、スマートフォンやタブレットを用いてインターネットから社内のコラボレーションツールを使いたいが、セキュリティの懸念があり禁止せざるをえない。
  • モバイルでの高速データ通信が可能にもかかわらず、コラボレーションのために活用できていない。

Cisco Collaboration Edge アーキテクチャのメリット

Cisco Jabber アプリケーションおよび Collaboration Edge アーキテクチャの導入により、上記の課題が解決され、次のようなメリットがもたらされます(図 1 )。

  • 各種のコラボレーションツールが相互につながり、ツールの統合によりコストの最適化が図れます。
  • いつでも、どこでも、誰とでも、様々な方法で、コラボレーションが可能になります。
  • 仮想プライベートネットワーク ( VPN )ソフトウェアなどのセキュリティ アプリケーションがなくても、社内にセキュアに接続できます。

例えば、外出しても自動的に社内のコラボレーションサーバにつながるので社内・社外のどちらにいるか意識する必要がありません。ビデオ会議端末とスマートフォンがシームレスに同じビデオ会議に参加したり、内線電話と携帯電話からは同会議に音声だけで参加したり、並行してリアルタイムでチャットや資料共有ができます。暗号通信により盗聴のリスクも回避できます。

図1 Collaboration Edgeアーキテクチャによる社内外でのシームレスなコラボレーション

図1 Collaboration Edge アーキテクチャによる社内外でのシームレスなコラボレーション


また、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降をご利用のお客様は、既に必要なライセンスをお持ちです。ライセンス適用のための設計・構築作業などが発生することがありますが、現在のライセンスの価値を最大限に活用いただけます。

関連製品

Cisco Collaboration Edge アーキテクチャの導入に必要なコンポーネントは、表1の通りです。


表1 Cisco Collaboration Edge アーキテクチャ構成要素
コンポーネント ソフトウェア バージョン
Cisco Expressway または Cisco TelePresence Video Communication Server X8.1.1 またはそれ以降
Cisco Jabber for Windows 9.7 またはそれ以降
Cisco Jabber for iPhone and iPad 9.6.1 またはそれ以降
Cisco Jabber for Mac 9.6 またはそれ以降
Cisco Jabber for Android 9.6 またはそれ以降
Cisco Unified Communications Manager 9.1(2) またはそれ以降
Cisco Unified Communications Manager IM & Presence 9.1(1a) またはそれ以降
EX/MX/SX/C シリーズ エンドポイント TC 7.1 またはそれ以降
※ Web 会議を利用するには、別途 WebEx Meeting Center サービスの契約が必要です。

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