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Cisco Systems, Inc. ®

オランダ・アムステルダムとのインターネット ジャズ セッション


 2005年9月21日、愛・地球博の会場とオランダのアムステルダムとの間で、インターネット ジャズ セッションが行われました。これは、シスコも協賛している WIDE プロジェクトが中心となって行われた実験で、日本とオランダとの間に光の通信パスを設定して、非圧縮 HDTV(高精細テレビ:High Definition TeleVision)動画像を使った双方向コラボレーションを実現させたのです。この実験において、シスコは Cisco Catlayst 6500 シリーズを提供し、10G インフラストラクチャの構築に貢献しました。

 遠く離れたミュージシャン同士がインターネットを利用してコラボレーションする実験は、これまでも行われてきました。しかし、通信には常に「遅延」という問題があります。10G光パスという高速ネットワークを使っても、地球規模での通信を考えると、遅延は無視できない値になります。

● 日本とオランダとの間の通信パス
日本側の演奏者は愛知県名古屋市の「愛・地球博」の会場にあるEXPOドームにいます。そして、オランダ・アムステルダムの「SARA」にもう一人の演奏者がいます。この2つの場所にいるミュージシャンが、非圧縮HDTV動画像を用いた超高画質な動画像も含め、ライブ演奏を行います。


日本とオランダの間には、複数の国際的研究開発ネットワークの協力を得て、光の通信パスが設定されています。


● 遅延が演奏に与える影響
インターネットに限らず、通信には必ず遅延は発生します。特にインターネットの場合、経由する回線の状況がわからないため、遅延を制御することが非常に困難となります。今回の実験では、10ギガビット インフラや光の通信パスといった高速ネットワークを使用していますが、地球規模での通信であるために、かなりの遅延が発生しています。

 この遅延を理解していただくため、会場では、EXPO会場のミュージシャンとアムステルダムのミュージシャンが、通常どおりに「同時」のつもりで演奏してみます。


● インターネット メトロノーム
今回の実験では、遅延を付加する遅延制御装置を用い、遅延時間を制御します。遅延を制御できれば、常に1拍あるいは1小節といった単位の遅延時間を発生させて、双方の演奏を同期させることができるというわけです。


 遅延時間を考慮したメトロノームに合わせて演奏することで、離れた場所にいるミュージシャンによるセッションが可能になったのです。




* シスコシステムズ株式会社アライアンス&テクノロジー部門では、本件をはじめとした様々な先進的実験プロジェクトに参加しています。




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