エッジ コンピューティング テクノロジーのタイプ
エッジクラウド
エッジクラウドは、エッジコンピューティングとクラウドテクノロジーの両方の利点を活用するハイブリッドモデルです。重要なデータの処理にはエッジを使用し、より広範なデータストレージや複雑な分析にはクラウドリソースを使用します。この相乗効果により、ビジネスにおける迅速な応答性と堅牢なデータ分析能力を両立できます。データ処理ニーズが高まる中でも高いパフォーマンスを維持する、拡張性と信頼性にも優れたインフラストラクチャを必要とする組織にとって、エッジクラウドソリューションは特に価値があります。
フォグコンピューティング
フォグコンピューティングは、クラウドとエッジデバイスの間に戦略的にノードを配置することでクラウドを拡張し、コンピューティング インフラストラクチャを分散化するものです。このアーキテクチャにより、データ、コンピューティング、ストレージ、アプリケーションが、ユーザーや IoT デバイスの近くに配置され、データが生成場所付近で処理されるようになります。フォグコンピューティングでは、中央クラウドの外部に「フォグ」を作ることで、データ転送時間とデータ処理の遅延が低減されます。
マルチアクセス エッジ コンピューティング(MEC)
欧州電気通信標準化機構(ETSI)の定義によると、MEC とは、アプリケーション開発者やコンテンツプロバイダーに、ネットワークのエッジでクラウドコンピューティング機能と IT サービス環境を提供するものです。この環境により、超低遅延、高帯域幅、そしてアプリケーションが活用できる無線ネットワーク情報へのリアルタイムアクセスが実現します。
マイクロデータセンター
従来のデータセンターと同じコンポーネントを維持しつつ、データの発生場所付近に展開された、高い可搬性と堅牢性を備えたデータセンターです。その柔軟性により、環境ごとに固有の実装要件に合わせたカスタム構成を構築できます。たとえば 5G 仮想ネットワーク機能を現場でホスティングしたり、工場の現場で予兆保全を管理したりすることができます。
クラウドレット
エッジデバイスの近くに配置された、モビリティを強化した小規模データセンターです。エッジデバイスは、近傍のクラウドレットにプロセスをオフロードできます。クラウドを模したクラウドレットの目的は、低遅延のコンピューティングリソースを提供し、リソースを大量に消費するインタラクティブなモバイルアプリケーションのパフォーマンスを向上させることです。
緊急対応ユニット
緊急事態における初期対応者間の相互通信を確立する、自己完結型の移動式システムです。影響を受けたエリアにおける重要な通信をすばやく再確立するために、あらゆる緊急サイトに、高度なスキルを持ったタクティカル オペレーション チームとともに即時に配備されます。