ハイブリッド ワーク インデックス

モニタリング対象アプリケーション

状況の変化

ロックダウンが実施され非常事態宣言が発令された際には、テレワークへの移行によってセキュアアクセスと利用可能なキャパシティに関するモニタリングの増加が見られました。たとえば VPN などです。在宅勤務のためのセキュリティ インフラストラクチャのパフォーマンスが確保されると、コラボレーションと生産性アプリケーションのパフォーマンスを維持するために、モニタリングの対象がネットワークに移りました。これは世界的に見られたことです。セキュアアクセスと比べると、2020 年 5 月から 2021 年 8 月にかけてコラボレーション アプリケーションのモニタリングが 423% 増加し、可用性とパフォーマンスに関して世界で最もモニタリングされているアプリケーションになりました。

影響

ハイブリッドワーク環境構築の課題のひとつは、従業員のデジタルサービスと SaaS アプリケーションのエクスペリエンスをに維持することです。従業員がさまざまなデバイスから会社のシステムやクラウド、インターネットネットワークにアクセスすることを考慮する必要があります。こうした変化は、他のタイプのアプリケーションのモニタリングがこの期間に減少したことを意味するのではありません。デジタルエクスペリエンスの全体的なモニタリングが増加しているのです。

今後の対応

クラウドおよびインターネットネットワーク全体で、すべての従業員のエンドツーエンドのデジタルエクスペリエンスをモニタリングし、一貫したコラボレーション アプリケーションのパフォーマンスを従業員が享受できるようにしましょう。リアルタイムでのモニタリングと先回りした問題解決により、他の重要なアプリケーションおよびセキュアアクセスのインフラストラクチャとサービスついて、最適なエクスペリエンスを維持します。