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目次
Cisco CMX の System サービスは次のタブで構成されています。これらのタブでは、次に示すタスクをはじめとするさまざまなシステム関連タスクを実行できます。
[Cluster] テーブルと [Controllers] テーブルを次の図に示します。 [System at a Glance] ウィンドウの各部分を次に説明します。 |
[System at a Glance] ウィンドウには次の情報が表示されます。
[Node]:関連付けられているすべての Cisco CMX ノードを示します。
ノード名をクリックすると、メトリックが表示されます。 CMX ノード メトリックの表示を参照してください。
[Services]:各 Cisco CMX ノードのすべてのサービスを示します。
これをクリックすると、[Live Alerts] ウィンドウが表示されます。 ライブ システム アラートの表示を参照してください。
これをクリックすると、[Live Alerts] ウィンドウが表示されます。 ライブ システム アラートの表示を参照してください。
[Actions]:ノードのすべてのサービスを再起動できます。
[System at a Glance] ウィンドウの [Controllers] テーブルには、Network Mobility Services Protocol(NMSP)データを Cisco CMX に送信する Cisco WLC が示されます。 このテーブルには、各 Cisco WLC に関する次の詳細情報が表示されます。
[First Heard]:Cisco WLC から最初の通信を受信した時点からの経過秒数。
[Action]:既存のコントローラの詳細を変更するか、または既存のコントローラを削除することができます。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Filtering] タブをクリックします。
|
ステップ 5 |
[Save] をクリックします。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
ウィンドウの右上隅にある [Gear]
アイコンをクリックします。 [Settings] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 4 |
[Location Setup] タブをクリックします。 次のロケーション計算パラメータを設定できます。
また、次の移動検出パラメータも設定できます。
次の履歴保存パラメータを設定できます。 |
ステップ 5 | [Save] をクリックします。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
ウィンドウの右上隅にある [Gear]
アイコンをクリックします。 [Default Cluster Settings] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 4 |
[Mail Server] タブをクリックします。 次の項目を設定できます。
|
ステップ 5 | 設定をテストするには、[Test Settings] をクリックし、次に [Send e-mail] をクリックします。 |
ステップ 6 | テストが正常に完了したら、[Save] をクリックして設定を保存します。 |
Cisco Prime Infrastructure からマップとコントローラを直接インポートするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Controllers and Maps Setup] > [Import] タブを選択し、次のパラメータを入力します。
Cisco Prime Infrastructure のクレデンシャルを保存するには、[Save Cisco Prime Credentials] チェックボックスをオンにします。 インポート時に、現在 Cisco CMX に存在する既存のマップを上書きするには、[Override Maps] チェックボックスをオンにします。 デフォルトでは、同期と同様に上書きのチェックボックスはオンになっています。 Cisco CMX は既存のマップを削除し、インポートするファイルに含まれているマップに置き換えます。 このチェックボックスがオフの場合、Cisco CMX はファイルにマップを追加します。 |
ステップ 5 | 設定をテストするには、[Test Settings] をクリックし、次に [Send e-mail] をクリックします。 |
ステップ 6 | テストが正常に完了したら、[Save] をクリックして設定を保存します。 |
Web インターフェイスを使用してマップを手動でインポートし、Cisco WLC を Cisco CMX に追加できます。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 |
ステップ 4 | [Controllers and Maps Setup] > [Advanced] タブを選択します。 |
ステップ 5 |
マップを手動でインポートするには、次の手順を実行します。
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ステップ 6 |
Cisco WLC をインポートするには、[Controllers] エリアで次のパラメータを設定します。
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ステップ 7 | [Save] をクリックします。 |
Cisco CMX 10.2 のインストール後にアップグレードを実行するには、cmxadmin としてログインし、Cisco CMX GUI を使用するか、または cmxos upgrade CLI コマンドと .cmx ファイルを使用します(例:cmxos upgrade <CISCO_CMX$$$.cmx>)。
GUI を使用して Cisco CMX を今後のリリースにアップグレードするには、次の作業を行います。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 |
ステップ 4 | [Settings] ダイアログボックスで [Upgrade] タブをクリックし、[Upgrade] をクリックします。 |
ステップ 5 |
ローカル .cmx ファイルを選択するか、または .cmx ファイルの URL をポイントします。 ローカル ファイル オプションを選択する前に、Web GUI へのアクセスが確立されるマシンで .cmx ファイルが使用可能であることを確認します。 アップグレード プロセスでは次の処理が行われます。 |
[System Summary Metrics] ウィンドウには、次の情報が表示されます。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 左側のペインの [System Summary] タブがデフォルトで選択されており、該当する詳細情報が表示されます。 |
システム サマリ メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 |
[Services] カラムで [Configuration]、[Location Heatmap Engine]、[NMSP Load Balancer]、または [Proxy] アイコンをクリックし、対応するシステム サマリ メトリックを表示します。
|
Cisco CMX ノードの [CMX Node Metrics] ウィンドウに、次の情報が表示されます。
Cisco CMX ノードのノード メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、メトリックを表示する Cisco CMX ノードの名前をクリックします。 |
ノード メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 |
[Node] カラムで、メトリックの詳細情報を表示する Cisco CMX ノードの名前をクリックします。
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[Database Metrics] ウィンドウには、次のメトリックが表示されます。
データベース メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、[Database Metrics] をクリックします。 |
データベース メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 |
[Services] カラムで [Database] アイコンをクリックします。
|
[Cache Metrics] ウィンドウには、次のメトリックが表示されます。
キャッシュ メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のメニューで、[Cache Metrics] をクリックします。 |
キャッシュ メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 | [Services] カラムで [Cache] アイコンをクリックします。
|
[Location Metrics] ウィンドウには、各 Cisco CMX ノードの次のメトリックが表示されます。
ロケーション メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、[Location Metrics] をクリックします。 |
ロケーション メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 |
[Services] カラムで [Location] アイコンをクリックします。
|
[Analytics Notification Metrics] ウィンドウには、Analytics サービスに関連する最も重要なパフォーマンス指標が表示されます。 デバイスから重大な移動が検出されると、Location サービスから Analytics サービスに通知が送信されます。 各通知には、1 つのデバイスのロケーションに関する最新情報が含まれています。
[Analytics Notification Metrics] ウィンドウには、各 Cisco CMX ノードの次のメトリックが表示されます。
着信率の増加に伴い、キュー サイズが増加することが予測されます。 増加し続けると、[Notification dropped rate] メトリックでドロップされる通知が確認されるようになります。
Analytics 通知メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、[Analytics Notification Metrics] をクリックします。 |
Analytics 通知メトリックをダッシュボードから表示することもできます。このためには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 3 |
[Services] カラムで [Analytics] アイコンをクリックします。
|
[Presence Metrics] ウィンドウには、次のメトリックが表示されます。
プレゼンス メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、[Presence Metrics] をクリックします。 |
[Patterns] ウィンドウには、選択された期間の 1 週間における特定機能のパターン(クライアント数、固有デバイスなど)が表示されます。 たとえば、過去 1 ヵ月のクライアント数を選択した場合、過去 1 ヵ月でクライアント数が最も多かった 1 週間のうちの日または時間が示されます。
パターンを表示するには、以下の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 |
[SYSTEM] > [Patterns] を選択します。 [Patterns] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | [Select Criteria] ドロップダウン リストから、パターン データの表示条件を選択します。 |
ステップ 4 | [Select Date Range] ドロップダウン リストから、条件パターンの時間枠を選択します。 |
ステップ 5 | オプションで、[Select Server] ドロップダウン リストから、パターン データを表示する Cisco CMX ノードを選択します。 デフォルトでは、クラスタ内のすべての Cisco CMX ノードのパターン データが表示されます。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [System] > [Alerts] を選択します。 |
ステップ 3 |
表示される [Live Alerts] ウィンドウで、右上隅のドロップダウン リストを使用して、アラートを [By Severity]、[By Node]、または [By Service] にソートします。 アラートを消去するには、対応するノード名の隣にある [Actions] カラムで、[Dismiss] アイコンをクリックします。 |
目次
- Cisco CMX のシステム設定の管理
- System サービスの概要
- システム全体の状態の表示
- [System at a Glance] テーブルの使用
- [Controllers] テーブルについて
- Cisco CMX の一般設定の表示
- Cisco CMX ノードの詳細情報の表示
- デバイス追跡パラメータの設定
- フィルタ パラメータの設定
- ロケーション計算パラメータの設定
- 通知のためのメール サーバの設定
- Cisco CMX へのマップとコントローラのインポート
- マップのインポートとコントローラの追加
- Cisco CMX のアップグレード
- システム サマリ メトリックの表示
- システム サマリ メトリックの表示
- CMX ノード メトリックの表示
- CMX ノード メトリックの表示
- データベース メトリックの表示
- データベース メトリックの表示
- キャッシュ メトリックの表示
- キャッシュ メトリックの表示
- ロケーション メトリックの表示
- ロケーション メトリックの表示
- Analytics 通知メトリックの表示
- ダッシュボードを使用した Analytics 通知メトリックの表示
- Presence メトリックの表示
- パターンの表示
- ライブ システム アラートの表示
システム全体の状態の表示
手順
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。[System at a Glance] ウィンドウが表示されます。このウィンドウは次のセクションで構成されています。
[System at a Glance] 詳細については、[System at a Glance] テーブルの使用を参照してください。
[Controllers] テーブル 詳細については、[Controllers] テーブルについてを参照してください。
[Cluster] テーブルと [Controllers] テーブルを次の図に示します。
[System at a Glance] ウィンドウの各部分を次に説明します。
[System at a Glance] テーブルの使用
[System at a Glance] ウィンドウには次の情報が表示されます。
[Node]:関連付けられているすべての Cisco CMX ノードを示します。
ノード名をクリックすると、メトリックが表示されます。 CMX ノード メトリックの表示を参照してください。
[Services]:各 Cisco CMX ノードのすべてのサービスを示します。
[CPU] :CPU の負荷をパーセンテージで表示します。
これをクリックすると、[Live Alerts] ウィンドウが表示されます。 ライブ システム アラートの表示を参照してください。
[Actions]:ノードのすべてのサービスを再起動できます。
[Controllers] テーブルについて
[System at a Glance] ウィンドウの [Controllers] テーブルには、Network Mobility Services Protocol(NMSP)データを Cisco CMX に送信する Cisco WLC が示されます。 このテーブルには、各 Cisco WLC に関する次の詳細情報が表示されます。
- [IP Address]:各 IP アドレスの左側のテーブル枠の色は、Cisco WLC がアクティブであるかどうかを示します。
- [Version]:Cisco WLC ソフトウェアのバージョンです。
- [Bytes In and Bytes Out]:Cisco WLC から受信したバイト数とこの WLC へ送信したバイト数。
[First Heard]:Cisco WLC から最初の通信を受信した時点からの経過秒数。
- [Last Heard]:Cisco WLC から通信を受信した時点からの経過秒数。
[Action]:既存のコントローラの詳細を変更するか、または既存のコントローラを削除することができます。
Cisco CMX の一般設定の表示
デバイス追跡パラメータの設定
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 [Default Cluster Settings] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 4 [Tracking] タブをクリックします。 [Tracking Parameters] テーブルが表示されます。 ステップ 5 [Elements] カラムで、追跡対象として選択する各デバイスのチェックボックスをオンにします。 ここで選択された要素だけが、ネットワーク ロケーション サービスにより追跡され、[Activity Map] ウィンドウに表示されます。
(注) Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコン タグを追跡するには、[Interferers] をオンにします。 BLE ビーコン対応デバイスを追跡するには、ソフトウェア リリース 8.0.115.0 以降の Cisco WLC が必要です。 ステップ 6 [Save] をクリックします。
フィルタ パラメータの設定
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。 ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 ステップ 4 [Filtering] タブをクリックします。 次のフィルタリング パラメータを設定できます。
[Duty Cycle Cutoff]:これはパーセント値です。 デューティ サイクルが、指定されたカットオフよりも小さい干渉源は、追跡されません。
[RSSI Cutoff]:フィルタリングのための無線信号強度カットオフ値です。 デフォルトは -85 dBm です。
[Exclude probing clients]:プローブのみのクライアントをフィルタで除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。 これにより、接続クライアントだけを追跡できます。
[Enable Locally Administered MAC filtering]:自己割り当て MAC アドレスをフィルタで除外するには、このチェックボックスをオンにします。 このパラメータは、デフォルトでオンになっています。 これにより、Apple iOS8 のランダム MAC アドレスが無視されます。
[Enable Location MAC filtering]:特定の MAC アドレスをフィルタで除外するには、このチェックボックスをオンにします。 たとえば、従業員のデバイスの MAC アドレスを除外する場合に使用できます。 これをオンにした後で、許可または拒否する MAC アドレスを指定するか、または以前に入力した MAC アドレスを削除することができます。
ステップ 5 [Save] をクリックします。
ロケーション計算パラメータの設定
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 [Settings] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4 [Location Setup] タブをクリックします。 次のロケーション計算パラメータを設定できます。
[Enable OW Location]:ロケーション計算に外部ウオール(障害物)を使用できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
[Enable Location Filtering]:現在ロケーションの推定時に以前のロケーション推定を使用するには、このチェックボックスをオンにします。 このパラメータは、クライアント ロケーションの計算だけに適用されます。 このパラメータを有効にすると、ステーショナリ クライアントのロケーション ジッタが低下し、モバイル クライアントのロケーション追跡が向上します。 このパラメータは、デフォルトで有効になっています。
[Use new location algorithm]:新しい集計アルゴリズムにより、ロケーション計算前の RSSI の集計方法が変更されます。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[User Default Heatmaps for Non Cisco Antennas]:ロケーション計算中に、シスコ以外のアンテナにデフォルトのヒートマップを使用できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
[Chokepoint Usage]:チョークポイント プロキシミティを使用してデバイスのロケーションを判別できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 これは、チョークポイント プロキシミティを報告可能なシスコ互換タグだけに適用されます。 このパラメータは、デフォルトで有効になっています。
[Enable Hyperlocation]:Cisco CMX で Hyperlocation を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 このパラメータはデフォルトではディセーブルになっています。
[Use Chokepoints for Interfloor conflicts]:フロア間の競合発生時に正しいフロアを判別するための周波数を指定するには、このドロップダウン リストを使用します。
[Chokepoint Out of Range Timeout]:シスコ互換タグがチョークポイント プロキシミティ範囲を離れた時点から、このタイムアウト値に指定された期間の経過後に、ロケーションの判別に RSSI 情報が再び使用されます。 タイムアウト値は秒単位で指定します。
[Relative discard RSSI time]:ここに指定する期間(分単位)の経過後に、RSSI 測定が古いものと見なされ、ロケーション計算に使用されなくなります。 この時間は、最新の RSSI サンプルからの時間であり、絶対時間ではありません。 たとえばこの値を 3 分に設定し、2 つのサンプルが 10 分と 12 分で受信される場合、両方のサンプルが保持されます。 15 分に受信された追加サンプルは無視されます。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[Absolute discard RSSI time]:最新サンプルに関係なく、ここに指定する時間(分単位)の経過後に、RSSI 測定が古いものと見なされ、ロケーション計算に使用されなくなります。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[RSSI cutoff]:サーバが AP 測定を無視する RSSI カットオフ値を dBm 単位で入力します。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
また、次の移動検出パラメータも設定できます。
[Individual ]:個別 RSSI 移動再計算をトリガーするしきい値を dBm 単位で入力します。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[Aggregated RSSI change threshold]:集計 RSSI 移動再計算のトリガーしきい値を指定します。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[Many new RSSI change percentage threshold]:多数の新規 RSSI 変更の再計算のトリガーしきい値(パーセント値)を指定します。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
[Many missing RSSI percentage threshold]:多数の欠落 RSSI 変更の再計算のトリガーしきい値(パーセント値)を指定します。 シスコのテクニカル サポートからの指示がない限り、このパラメータを変更しないことをお勧めします。
次の履歴保存パラメータを設定できます。
ステップ 5 [Save] をクリックします。
通知のためのメール サーバの設定
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 [Default Cluster Settings] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4 [Mail Server] タブをクリックします。 次の項目を設定できます。
[From Email Address]:メール サーバ ホストの電子メール アドレス。
[To Email Address]:通知送信先の電子メール アドレスを入力します。
[Server]:メール サーバの URL。
[Port]:メールに使用されるポート番号。 デフォルトは、ポート 25 です。
[Authentication]:メール認証を有効または無効にするためのオプション。
[SSL]:第三者が電子メール メッセージを表示できないようにするための Secure Sockets Layer(SSL)による電子メールの保護を有効または無効にするためのオプション。
[TLS]:Transport Layer Security(TLS)による電子メールの保護を有効または無効にするためのオプション。
ステップ 5 設定をテストするには、[Test Settings] をクリックし、次に [Send e-mail] をクリックします。 ステップ 6 テストが正常に完了したら、[Save] をクリックして設定を保存します。
Cisco CMX へのマップとコントローラのインポート
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 ステップ 4 [Controllers and Maps Setup] > [Import] タブを選択し、次のパラメータを入力します。
- [Username]:Cisco Prime Infrastructure サーバのユーザ名。
- [Password]:Cisco Prime Infrastructure サーバのパスワード。
- [IP Address]:Cisco Prime Infrastructure サーバの IP アドレス。 Cisco Prime Infrastructure で SNMP コミュニティ文字列が適切に設定されていることを確認します。
Cisco Prime Infrastructure のクレデンシャルを保存するには、[Save Cisco Prime Credentials] チェックボックスをオンにします。
インポート時に、現在 Cisco CMX に存在する既存のマップを上書きするには、[Override Maps] チェックボックスをオンにします。
デフォルトでは、同期と同様に上書きのチェックボックスはオンになっています。 Cisco CMX は既存のマップを削除し、インポートするファイルに含まれているマップに置き換えます。 このチェックボックスがオフの場合、Cisco CMX はファイルにマップを追加します。
ステップ 5 設定をテストするには、[Test Settings] をクリックし、次に [Send e-mail] をクリックします。 ステップ 6 テストが正常に完了したら、[Save] をクリックして設定を保存します。
マップのインポートとコントローラの追加
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 ステップ 4 [Controllers and Maps Setup] > [Advanced] タブを選択します。 ステップ 5 マップを手動でインポートするには、次の手順を実行します。
ステップ 6 Cisco WLC をインポートするには、[Controllers] エリアで次のパラメータを設定します。
- [Controller type]:[Cisco WLC] または [NGWC] を選択します。
- [IP address / Hostname]:Cisco WLC の IP アドレスまたはホスト名。
- [Applicable Services]:Context Aware Service(CAS)が適用可能な場合は、[CAS] チェックボックスをオンにします。
- [Controller SNMP version]:[v1]、[v2c]、[v3] のいずれかを選択します。
- [Controller SNMP Write Community]:コントローラ SNMP write コミュニティ ストリングを入力します。 デフォルトは private です。
- [Add Controller] をクリックします。
ステップ 7 [Save] をクリックします。
Cisco CMX のアップグレード
手順Cisco CMX 10.2 のインストール後にアップグレードを実行するには、cmxadmin としてログインし、Cisco CMX GUI を使用するか、または cmxos upgrade CLI コマンドと .cmx ファイルを使用します(例:cmxos upgrade <CISCO_CMX$$$.cmx>)。
GUI を使用して Cisco CMX を今後のリリースにアップグレードするには、次の作業を行います。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [System] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上隅にある [Gear] アイコンをクリックします。 ステップ 4 [Settings] ダイアログボックスで [Upgrade] タブをクリックし、[Upgrade] をクリックします。 ステップ 5 ローカル .cmx ファイルを選択するか、または .cmx ファイルの URL をポイントします。 ローカル ファイル オプションを選択する前に、Web GUI へのアクセスが確立されるマシンで .cmx ファイルが使用可能であることを確認します。
アップグレード プロセスでは次の処理が行われます。
システム サマリ メトリックの表示
システム サマリ メトリックの表示
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Dashboard] を選択します。 [System at a Glance] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [Services] カラムで [Configuration]、[Location Heatmap Engine]、[NMSP Load Balancer]、または [Proxy] アイコンをクリックし、対応するシステム サマリ メトリックを表示します。
(注) 説明と詳細情報を参照するには、メトリックとグラフにカーソルを合わせます。
CMX ノード メトリックの表示
手順Cisco CMX ノードの [CMX Node Metrics] ウィンドウに、次の情報が表示されます。
- [Number of active clients]
- [Location latency time]
- [Number of incoming and outgoing NMSP messages]
- [Number of Controllers]
- [Number of location servers]
- [CPU usage metrics for each service]
- [Memory usage metrics for each service]
- [Disk IO metrics]
- [Disk usage metrics]
Cisco CMX ノードのノード メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 ステップ 3 左側のペインで、メトリックを表示する Cisco CMX ノードの名前をクリックします。
キャッシュ メトリックの表示
手順[Cache Metrics] ウィンドウには、次のメトリックが表示されます。
- [Blocked connections]
- [Connected clients]
- [Used memory]
- [Evicted keys]
キャッシュ メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 ステップ 3 左側のメニューで、[Cache Metrics] をクリックします。
ロケーション メトリックの表示
手順[Location Metrics] ウィンドウには、各 Cisco CMX ノードの次のメトリックが表示されます。
- [Location counts]
- [Location times]:ロケーションの計算時間には、ロケーション計算の算術部分が含まれます。ほとんどの場合この時間は 10 ~ 20 ミリ秒です。 ロケーションの遅延時間は、メッセージが NMSPLB からロケーションに到着した時点の遅延計算、集計、キャッシュの作成、および計算にかかった時間の合計です。
- [Location and Nmsplb rates]:NMSPLB に着信する Network Mobility Services Protocol(NMSP)メッセージの着信率。
- [Hyperlocation Rates]:Hyperlocation メッセージの着信率。
ロケーション メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 ステップ 3 左側のペインで、[Location Metrics] をクリックします。
Analytics 通知メトリックの表示
手順[Analytics Notification Metrics] ウィンドウには、Analytics サービスに関連する最も重要なパフォーマンス指標が表示されます。 デバイスから重大な移動が検出されると、Location サービスから Analytics サービスに通知が送信されます。 各通知には、1 つのデバイスのロケーションに関する最新情報が含まれています。
[Analytics Notification Metrics] ウィンドウには、各 Cisco CMX ノードの次のメトリックが表示されます。
- [Notification processing time]:着信通知の平均処理時間。 この時間はさまざまな要因に基づきますが、最も代表的なものとしてネットワークのサイズ、つまり建物、フロア、ゾーン、タグなどの数があります。 このメトリックは、システム起動時にピークとなることが予期されますが、比較的安定しています。
- [Notification queue size]:着信通知のキューのサイズ。着信通知は処理前にキューに入れられます。 システムの負荷に応じて、Location サービスが通知を一括で送信します。 そのため、キューのサイズは常に 0 よりも大きいことを予期できます。 またこのメカニズムにより、一部のズーム レベルでは、上下の変動が多い非常に不規則なグラフとなることがあります。 これは予期されている動作です。
着信率の増加に伴い、キュー サイズが増加することが予測されます。 増加し続けると、[Notification dropped rate] メトリックでドロップされる通知が確認されるようになります。
- [Notification dropped rate]:着信通知のキューのサイズは制限されています。 そのため、キューが大きくなりすぎると通知が拒否されます。 [Notification dropped rate] グラフに、1 秒あたりの拒否された通知の数が表示されます。 このグラフの線が 0 のままで平坦であることが理想的です。 0 ではない場合は、Analytics サービスを実行するために別のサーバをクラスタに追加することを検討する必要があります。 これにより、負荷が 2 台のサーバに分散されます。
- [Notification incoming rate]:1 秒あたりに Analytics サービスから受信した通知の数です。 このトレンドは、クライアント数とほぼ等しくなるはずです。つまり、Location サービスで検出されるクライアントが増えると、通知の数も増加することが予期されます。 ただし、この通知はデバイスのロケーションが変わったときにのみ送信されるので、このトレンドにはクライアントの移動率も影響します。
Analytics 通知メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Metrics] を選択します。 ステップ 3 左側のペインで、[Analytics Notification Metrics] をクリックします。
パターンの表示
手順[Patterns] ウィンドウには、選択された期間の 1 週間における特定機能のパターン(クライアント数、固有デバイスなど)が表示されます。 たとえば、過去 1 ヵ月のクライアント数を選択した場合、過去 1 ヵ月でクライアント数が最も多かった 1 週間のうちの日または時間が示されます。
- [Client Count]:特定の時点で検出されるデバイスの合計数を表示します。
- [Location Calculation Time]:ロケーション アルゴリズムによるクライアント ロケーションの計算の平均時間(ミリ秒単位)を表示します。
- [Incoming Rate]:NMSP ロード バランサから受信する Network Mobility Services Protocol(NMSP)メッセージの数を表示します。
- [CPU Usage]:ノード単位での CPU 使用率を表示します。
- [Memory Usage]:ノード単位でのメモリ使用率を表示します。
- [Dropped ]:Cisco CMX により Analytics サービスに送信されたが、何らかの理由(Analytics のキューがいっぱいだった場合など)によってドロップされた通知を表示します。
- [NMSP LB Read Operations]:ソケットから受信したバイト数を表示します。
- [Redis Connections Received]:キャッシュ サービスが受信した接続の合計数を表示します。
パターンを表示するには、以下の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] > [Patterns] を選択します。 [Patterns] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [Select Criteria] ドロップダウン リストから、パターン データの表示条件を選択します。 ステップ 4 [Select Date Range] ドロップダウン リストから、条件パターンの時間枠を選択します。 ステップ 5 オプションで、[Select Server] ドロップダウン リストから、パターン データを表示する Cisco CMX ノードを選択します。 デフォルトでは、クラスタ内のすべての Cisco CMX ノードのパターン データが表示されます。