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目次
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)の MANAGE サービスは次のタブで構成されています。これらのタブでは、次に示す設定をはじめとする Cisco CMX の設定を効率的に管理できます。
[Locations]:ロケーションのゾーンとタグを管理、追加できます。
[BLE Beacons]:Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンを管理、追加できます。
[Notifications]:電子メール通知と HTTP 通知を管理、追加できます。
[Licenses]:ライセンスを管理、追加できます。
[Users]:ユーザを管理、追加できます。
(注) |
Manage サービスのすべてのタスクは、該当するユーザ ロールが割り当てられているユーザだけが実行できます。 ユーザ ロールの詳細については、ユーザ ロールを参照してください。 |
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)システムのライセンスのリストを表示するには、Cisco CMX にログインし、 ウィンドウに、ライセンスのリストが表示されます。
を選択します。 [Licenses]Cisco CMX を運用するために必要なライセンスについては、『Cisco CMX 10.2 Ordering and Licensing Guide』を参照してください。
(注) |
Cisco CMX リリース 10.2 には、すべての機能を利用できる 120 日間の評価ライセンスが付属しています。 Cisco CMX に接続しているすべてのアクセス ポイント(AP)もライセンスを取得する必要があります。 |
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)には、デフォルトの管理ユーザ アカウントとパスワードが付属しています。 管理ユーザは他のユーザを追加、編集、および削除できます。
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)システムには、該当ライセンスを所有しているかどうかに応じて、以下のサービスが含まれます。
SYSTEM サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
MANAGE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
DETECT & LOCATE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
CONNECT & ENGAGE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
ANALYTICS サービス(Cisco CMX Advanced ライセンスにのみ含まれる、Cisco CMX Base ライセンスには含まれない)
Cisco CMX でユーザを設定するときに、各ユーザに対して 1 つ以上のロールを選択できます。 各ロールは、ご利用のライセンスに含まれている 1 つ以上のサービスへのアクセス権限を提供します。
各ロールに関連付けられているアクセス権限の説明については、次の表を参照してください。
(注) |
|
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [Users] を選択します。 ウィンドウが表示されます。このウィンドウには現行ユーザがすべて表示されます。 |
ステップ 3 | 詳細情報を編集するユーザの隣にある [Actions] カラムで、[Edit] をクリックします。 [EDIT USER] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 4 | ユーザの詳細情報を編集します。 ユーザ名は編集できないことに注意してください。 ユーザ ロールの詳細については、ユーザ ロールを参照してください。 |
ステップ 5 | [Submit] をクリックします。` |
境界とは、クライアントが常にその内部に存在する包括的なゾーンです。 個々のゾーンが境界の内部にあります。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||||||||
ステップ 2 | を選択します。 | ||||||||
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 | ||||||||
ステップ 4 | 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [Zone Editor] ウィンドウで [CREATE A PERIMETER] アイコンをクリックします。 カーソルが描画ツールに変化します。 | ||||||||
ステップ 6 | 境界の頂点にする各点をクリックします。 最後の頂点をダブルクリックします。境界の頂点のマーキングが完了し、境界が閉じます。 最後の頂点をダブルクリックすると、[CREATE A PERIMETER] ダイアログボックスが表示されます。 | ||||||||
ステップ 7 |
[Add] をクリックして、境界をフロアに追加します。
|
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 |
ステップ 4 | 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 |
ステップ 5 | [Zone Editor] ウィンドウで [Edit Perimeter] アイコンをクリックします。 |
ステップ 6 | 削除する境界の内側をクリックします。 境界は灰色で強調表示されます。 |
ステップ 7 | [Trash] アイコンをクリックします。 |
ステップ 8 | [DELETE PERIMETER] 確認ダイアログボックスで、[Confirm] をクリックして境界を削除します。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 |
ステップ 4 | 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 |
ステップ 5 | [Zone Editor] ウィンドウで [Edit Perimeter] アイコンをクリックします。 |
ステップ 6 | 編集する境界の内側をクリックします。 境界は灰色で、頂点は紫色で強調表示されます。 |
ステップ 7 | 紫色の頂点をドラッグして、境界の形状を変更します。 |
ステップ 8 | 必要な形状になったら、境界の外側をクリックします。 これで新しい形状が保存されます。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||||||||||
ステップ 2 | を選択します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 4 | 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Zone Editor] ウィンドウで [Draw Polygon Zone] アイコンをクリックします。 カーソルが描画ツールに変化します。 | ||||||||||
ステップ 6 | 境界の頂点にする各点をクリックします。 最後の頂点をダブルクリックします。境界の頂点のマーキングが完了し、境界が閉じます。次の図を参照してください。 最後の頂点をダブルクリックすると、[CREATE A NEW ZONE] ダイアログボックスが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 7 |
[Add] をクリックして、ゾーンを該当するフロアに追加します。 ウィンドウ右側に、このゾーンに関連する [Item] ペインが表示されます。 ドロップダウン リストから既存のタグを追加するか、または新しいタグを追加することができます。
|
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、削除するゾーンに移動します。 |
ステップ 4 | [Trash] アイコンをクリックします。 [DELETE ZONE] 確認ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 5 | [Confirm] をクリックします。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 | を選択します。 | ||
ステップ 3 | 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 | ||
ステップ 4 | 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Zone Editor] ウィンドウで [Gear] アイコンをクリックし、ゾーン編集オプションを表示します。 | ||
ステップ 6 | ゾーンの形状を変更するには、[Pencil] アイコンを使用し、頂点を移動してゾーンの形状を変更します。 [DELETE ZONE] 確認ダイアログボックスが表示されます。 | ||
ステップ 7 | ゾーンを移動するには、[Hand] アイコンで示されるドラッグ ツールを使ってゾーンをドラッグします。 [Hand] アイコンをクリックし、ゾーン中心へカーソルを移動します。ゾーン中心ではアイコンが [Arrow] アイコンに変わります。 これでゾーンをドラッグできます。 | ||
ステップ 8 |
ゾーンの外側をクリックし、変更内容を保存します。
|
Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンは、近接位置に存在する Bluetooth 対応モバイル デバイスと連携するために使用されます。
(注) |
Cisco CMX には、アクセス ポイント(AP)を使用してビーコンの現在位置を表示できる機能があります。 Cisco CMX は、ビーコンが不明であるか、または配置が誤っているかどうかを判別できます。 |
BLE ビーコン機能を使用するには、 ウィンドウが開きます。このウィンドウでは以下の操作を実行できます。
を選択します。 [Beacons Activity Map]ビーコンの数と、各ビーコンのステータスと位置を確認する。 ビーコンのステータスは、アイコンの色によって示されます。これについては以下の表に示します。
特定のフロアのすべての BLE ビーコンの位置を追跡する。
フロア マップに BLE ビーコンを配置する。
ビーコン ステータス アイコン |
意味 |
説明 |
---|---|---|
未配置(Unplaced) |
新しく作成されたが、まだ配置されていないビーコン。 マップの左上隅に配置されます。 |
|
緑色のアイコン |
既知(Known) |
定義され配置されているか、または [Rogue] ステータスから変換されたビーコン。 |
赤色のアイコン |
Missing |
ビーコンのネットワーク ステータスが非アクティブであるために [Missing] としてマークされているビーコン。 |
青色のアイコン |
誤配置(Misplaced) |
確度範囲外に移動されたビーコン。 たとえば、確度範囲が 1.5 m(5 フィート)であり、検出された現在位置が、設定されている位置の半径 1.5m(5 フィート)よりも外側である場合などです。 |
黄色のアイコン |
不正(Rogue) |
新たに検出されたが、[Known] ステータスに変更されていないか、または未定義のビーコン。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、フロア レベルまでドリルダウンし、ビーコンを追加するフロアをクリックします。 |
ステップ 4 | 表示される [Beacons Activity Map] ウィンドウで、[New Beacon] をクリックします。 |
ステップ 5 |
表示される [CREATE A NEW BEACON] ダイアログボックスで、ビーコンの詳細を入力して [Add] をクリックします。 新しいビーコンが配置可能な状態でマップの左上隅に表示されます。 |
ステップ 6 | 新しいビーコンを、マップ上の目的のロケーションにドラッグします。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、フロア レベルまでドリルダウンし、ビーコンを追加するフロアをクリックします。 |
ステップ 4 | 表示される [Beacons Activity Map] ウィンドウで、削除するビーコンをクリックします。 そのビーコンの詳細情報を示すスライドアウト ペインが表示されます。 |
ステップ 5 | スライドアウト ペインの [Trash] アイコンをクリックし、ビーコンを削除します。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、フロア レベルまでドリルダウンし、ビーコンの名前を変更するフロアをクリックします。 |
ステップ 4 | 表示される [Beacons Activity Map] ウィンドウで、名前を変更するビーコンをクリックします。 そのビーコンの詳細情報を示すスライドアウト ペインが表示されます。 |
ステップ 5 | 現在の名前の隣にある [Edit] アイコンをクリックし、名前を変更します。 |
(注) |
新たに検出されるビーコンはすべて「不正」としてマークされます。 |
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、フロア レベルまでドリルダウンし、ビーコンを追加するフロアをクリックします。 |
ステップ 4 | 表示される [Beacons Activity Map] ウィンドウで、変換する不正なビーコンをクリックします。 そのビーコンの詳細情報を示すスライドアウト ペインが表示されます。 |
ステップ 5 | [Convert to Known] をクリックします。 |
各自のアプリケーションとサードパーティ アプリケーションの通知を設定できます。 通知機能では以下がサポートされています。
HTTP レシーバ
MAC アドレスのスクランブル処理(デフォルトで有効)
2 つのメッセージ形式(JSON と XML)
Alerts
受信信号強度インジケータ(RSSI)タグのストリーム通知
ネットワーク構成変更の通知
HTTPS 経由での REST 通知
ここでは、実行できる通知関連の作業について説明します。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [Notifications] を選択します。 ウィンドウが表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [New Notification] をクリックします。 [CREATE NEW NOTIFICATION] ダイアログボックスが表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
通知の名前を入力し、詳細情報を入力します。
|
(注) |
管理ユーザ以外のユーザは、各自が作成した通知だけを変更できます。 管理ユーザ以外のユーザは、他のユーザが作成した通知を変更することはできません。 |
通知に対して行うことができる変更は以下のとおりです。
通知の作成時に、通知はデフォルトで有効になります。
通知を無効にするには、[Notifications] ウィンドウで通知の隣にある [Status] カラムの [Enabled] をクリックします。 ラベルが [Disabled] に変更され、通知が無効になります。
通知を有効にするには、[Notifications] ウィンドウで通知の隣にある [Status] カラムの [Disabled] をクリックします。 ラベルが [Enabled] に変更され、通知が有効になります。
ステップ 1 | 通知を編集するには、[Notifications] ウィンドウで通知の隣にある [Actions] カラムの [Edit] をクリックします。 [EDIT NOTIFICATION] ダイアログボックスが表示されます。 | ||
ステップ 2 |
必要に応じて通知の詳細情報を編集します。
|
注意 |
通知削除アクションは即時に反映され、削除を確認するダイアログボックスは表示されません。 |
|
Cisco CMX Analytics に含まれているレポート生成機能では、特定の業種において最も重要なメトリックを使用したレポートを自動的に生成できます。 業種を選択することで、事前に定義されているレポートを利用できます。この事前定義レポートにより、ネットワークのセットアップ対象の業種に基づいて、十分な情報を得たうえでの意思決定が可能になります。 この機能は「業種設定機能」と呼ばれます。
業種をカスタマイズすると、その業種の要件に対応した有用なレポートを迅速に生成できます。 カスタマイズされた業種は、各自の業種に適した正しいタグを使用して設定することもできます。 CMX Analytics の業種設定機能により、その業種に固有のエンティティ名をカスタマイズできます。 選択する業種によっては、CMX Analytics 業種設定機能でカスタム レポートを生成できます。
Cisco CMX でサポートされている業種の一部と、各業種のレポートを次に示します。
業種のカスタマイズとは、各自のビジネスに基づいて業種のエンティティの名前を変更することです。 業種を最適化するには、固有のニーズに合わせて業種をカスタマイズします。 カスタマイズには、業種の階層の名前変更、アイコンの関連付け、タグ ライブラリの作成、タグ ロケーションの指定などがあります。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 |
ステップ 2 | [Verticalization] ウィンドウに、サポートされている業種のリストが表示されます。 を選択します。 |
ステップ 3 | 業種を選択するため、その業種に対応するアイコンをクリックします。 選択した業種で使用可能なカスタム ウィジェットが表示されます。 |
ステップ 4 | [Run Startup Wizard] をクリックします。 セットアップ ウィザードに、業種の最適化とカスタマイズの実行に必要な手順が表示されます。 |
ステップ 5 | [Get Started] をクリックします。 |
ステップ 6 | 最初のステップでは、業種の階層を設定できます。 ウィザードの指示に従って、アイコンを選択します。 階層名と関連付けられているアイコンを承認する場合は、[Skip Step] をクリックします。 ウィザードでは、その業種のすべての階層についてこの操作が繰り返されます。 |
ステップ 7 | 階層のカスタマイズが完了したら、変更内容を確認し、[Save] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Continue] をクリックします。 |
ステップ 9 | タグを使用して、ロケーションとデバイスを分類します。 [Continue] をクリックしてタグを設定します。 |
ステップ 10 | 選択した業種に応じて、その業種に固有のタグの一覧が表示されます。 作成するタグを選択するため、そのタグに対応するボタンをクリックします。 セットアップ ウィザードによりタグが作成されます。 [Continue] をクリックします。 |
ステップ 11 | ロケーション タグは、階層に基づいて固有のロケーションに適用されます。 セットアップ ウィザードは、業種の階層でこの操作を繰り返します。 タグ付けする階層を選択するため、対応する名前をクリックします。 右側のペインに、ゾーン アイテム名と、選択できるタグの一覧が表示されます。 ゾーンに適切なタグを選択します。 [Continue] をクリックします。 |
ステップ 12 | [Create a Report] をクリックします。 [Analytics Reports] ウィンドウに、業種のカスタム ウィザードの一覧が表示されます。 |
GUI では、マップ、Cisco WLC、およびメール サーバを設定できます。
ステップ 1 | Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 | ||
ステップ 2 | [SYSTEM] をクリックします。 [SETUP ASSISTANT] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 3 | [Next] をクリックし、[New UI Password] を設定します。 [Maps and Controllers] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 4 |
[Default] または [Advanced] オプションのいずれかを選択します。
|
||
ステップ 5 | 表示される [Mail Server] ウィンドウに、対応する詳細情報を入力します。 | ||
ステップ 6 | [Next] をクリックして、設定を完了します。 |
Cisco CMX 10.2 以前のリリースでは、すべてのプロセスが root ユーザ ロールを使用していました。 これは Cisco CMX 10.2 で変更され、2 つの新しいユーザ ロール(cmx と cmxadmin)が導入されました。 cmx ユーザは、postgres 以外のすべてのプロセスを所有する no-login ユーザです。 cmxadmin は、すべての管理タスクを実行するプライマリ ユーザです。
root ユーザは無効になっていないので、インストールとデバッグに引き続き利用できます。 SSH または コンソールで root に直接ログインすることはできません。 最初に cmxadmin としてログインし、su コマンドを発行して root ユーザ レベルに移動します。
注意 |
Cisco Technical Assistance Center の担当者から指示された場合をのぞき、root ユーザ アカウントは使用しないでください。 |
目次
- Cisco CMX のコンフィギュレーションの管理
- Manage サービスの概要
- ライセンスの管理
- ライセンスの追加
- ライセンスの削除
- ユーザの管理
- ユーザの追加
- ユーザ ロール
- デフォルト admin パスワードの変更
- ユーザ情報の編集
- ユーザの削除
- ロケーション マップでの境界とゾーンの管理
- キャンパス、ビル、フロア、ゾーンの詳細情報の表示
- 境界の作成
- 境界の削除
- 境界の編集
- ゾーンの作成
- ゾーンの削除
- ゾーンの編集
- BLE ビーコンの管理
- マップへのビーコンの追加
- ビーコンの削除
- ビーコン名の変更
- 不正なビーコンから既知のビーコンへの変換
- アプリケーションからの通知の管理
- 新規通知の作成
- 通知の変更
- 通知の有効化と無効化
- 通知の編集
- 通知の削除
- 業種設定機能の管理
- 業種のカスタマイズ
- GUI の設定
- root ユーザの変更
Manage サービスの概要
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)の MANAGE サービスは次のタブで構成されています。これらのタブでは、次に示す設定をはじめとする Cisco CMX の設定を効率的に管理できます。
[Locations]:ロケーションのゾーンとタグを管理、追加できます。
[BLE Beacons]:Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンを管理、追加できます。
[Notifications]:電子メール通知と HTTP 通知を管理、追加できます。
[Licenses]:ライセンスを管理、追加できます。
[Users]:ユーザを管理、追加できます。
(注)
Manage サービスのすべてのタスクは、該当するユーザ ロールが割り当てられているユーザだけが実行できます。 ユーザ ロールの詳細については、ユーザ ロールを参照してください。ライセンスの管理
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)システムのライセンスのリストを表示するには、Cisco CMX にログインし、 ウィンドウに、ライセンスのリストが表示されます。
を選択します。 [Licenses]Cisco CMX を運用するために必要なライセンスについては、『Cisco CMX 10.2 Ordering and Licensing Guide』を参照してください。
(注)
Cisco CMX リリース 10.2 には、すべての機能を利用できる 120 日間の評価ライセンスが付属しています。 Cisco CMX に接続しているすべてのアクセス ポイント(AP)もライセンスを取得する必要があります。ユーザの管理
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)には、デフォルトの管理ユーザ アカウントとパスワードが付属しています。 管理ユーザは他のユーザを追加、編集、および削除できます。
ユーザの追加
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 [Users] ウィンドウが表示されます。このウィンドウには現行ユーザがすべて表示されます。
ステップ 3 テーブル下部にある [New User] をクリックします。 [Add New User] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 4 詳細を入力し、[Roles] ドロップダウン リストからそのユーザに割り当てる 1 つ以上のロールを選択します。 選択可能なロールについては「ユーザ ロール」を参照してください。 ステップ 5 [Submit] をクリックします。`
ユーザ ロール
Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)システムには、該当ライセンスを所有しているかどうかに応じて、以下のサービスが含まれます。
SYSTEM サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
MANAGE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
DETECT & LOCATE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
CONNECT & ENGAGE サービス(Cisco CMX Base ライセンスに含まれる)
ANALYTICS サービス(Cisco CMX Advanced ライセンスにのみ含まれる、Cisco CMX Base ライセンスには含まれない)
Cisco CMX でユーザを設定するときに、各ユーザに対して 1 つ以上のロールを選択できます。 各ロールは、ご利用のライセンスに含まれている 1 つ以上のサービスへのアクセス権限を提供します。
各ロールに関連付けられているアクセス権限の説明については、次の表を参照してください。
表 1 ユーザ ロールに関連付けられているアクセス権限 ロール
アクセス権限
Admin
すべてのサービスへの読み取り/書き込みアクセス権
システム
SYSTEM サービスへの読み取り/書き込みアクセス権
Manage
MANAGE サービスへの読み取り/書き込みアクセス権
場所
DETECT & LOCATE サービスへの読み取り/書き込みアクセス権
分析[ぶんせき]
ANALYTICS サービスへの読み取り/書き込みアクセス権
Connect
CONNECT & ENGAGE サービスへの読み取り/書き込みアクセス権
Connect Experience
Read Only
すべてのサービスへの読み取り専用アクセス。
(注)
ユーザに割り当てることができるロールは、System、Manage、Location、Analytics、および Connect です。 これにより、ユーザは管理ユーザとして機能できます。 管理ユーザは非管理ユーザを削除できますが、非管理ユーザが管理ユーザを削除することはできません。
管理ユーザを削除できるのは他の管理ユーザだけです。
デフォルト admin パスワードの変更
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [Users] を選択します。 ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、新規ユーザを追加し、既存ユーザのロールを変更することができます。 ステップ 3 管理ユーザの隣にある [Action] カラムの [Edit] をクリックします。 これにより、その管理ユーザの [EDIT USER] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 4 デフォルトの初期設定 admin パスワードを変更します。 ステップ 5 [Submit] をクリックします。`
ユーザ情報の編集
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [Users] を選択します。 ウィンドウが表示されます。このウィンドウには現行ユーザがすべて表示されます。 ステップ 3 詳細情報を編集するユーザの隣にある [Actions] カラムで、[Edit] をクリックします。 [EDIT USER] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 4 ユーザの詳細情報を編集します。 ユーザ名は編集できないことに注意してください。 ユーザ ロールの詳細については、ユーザ ロールを参照してください。 ステップ 5 [Submit] をクリックします。`
ロケーション マップでの境界とゾーンの管理
境界とは、クライアントが常にその内部に存在する包括的なゾーンです。 個々のゾーンが境界の内部にあります。
キャンパス、ビル、フロア、ゾーンの詳細情報の表示
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、表示するエリアに応じて [Campus]、[Building]、[Floor]、または [Zone] をクリックします。 選択したエリアに対応する項目がボックスとして表示されます。 ステップ 4 各項目ボックスの右上隅にある曲がった矢印をクリックして、その項目の詳細情報を表示します。 これにより、[Zone Editor] マップ ビューが表示され、このビューにフロア マップが表示されます。
(注) フロア ボックスの右上隅にある曲がった矢印は、[Go to map view] 矢印と呼ばれます。 この矢印は、すべてのレベルの項目ボックスで使用可能です。 たとえばビルの場合、1 階のフロアが開きます。 キャンパスの場合、最初のビルの 1 階のフロアが開きます。 その後そのキャンパス内の他のビルとフロアに切り替えることができます。
境界の作成
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 ステップ 4 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 ステップ 5 [Zone Editor] ウィンドウで [CREATE A PERIMETER] アイコンをクリックします。 カーソルが描画ツールに変化します。 ステップ 6 境界の頂点にする各点をクリックします。 最後の頂点をダブルクリックします。境界の頂点のマーキングが完了し、境界が閉じます。 最後の頂点をダブルクリックすると、[CREATE A PERIMETER] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 7 [Add] をクリックして、境界をフロアに追加します。
境界の削除
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 ステップ 4 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 ステップ 5 [Zone Editor] ウィンドウで [Edit Perimeter] アイコンをクリックします。 ステップ 6 削除する境界の内側をクリックします。 境界は灰色で強調表示されます。 ステップ 7 [Trash] アイコンをクリックします。 ステップ 8 [DELETE PERIMETER] 確認ダイアログボックスで、[Confirm] をクリックして境界を削除します。
境界の編集
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 ステップ 4 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 ステップ 5 [Zone Editor] ウィンドウで [Edit Perimeter] アイコンをクリックします。 ステップ 6 編集する境界の内側をクリックします。 境界は灰色で、頂点は紫色で強調表示されます。 ステップ 7 紫色の頂点をドラッグして、境界の形状を変更します。 ステップ 8 必要な形状になったら、境界の外側をクリックします。 これで新しい形状が保存されます。
ゾーンの作成
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 ステップ 4 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 ステップ 5 [Zone Editor] ウィンドウで [Draw Polygon Zone] アイコンをクリックします。 カーソルが描画ツールに変化します。 ステップ 6 境界の頂点にする各点をクリックします。 最後の頂点をダブルクリックします。境界の頂点のマーキングが完了し、境界が閉じます。次の図を参照してください。 最後の頂点をダブルクリックすると、[CREATE A NEW ZONE] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 7 [Add] をクリックして、ゾーンを該当するフロアに追加します。 ウィンドウ右側に、このゾーンに関連する [Item] ペインが表示されます。 ドロップダウン リストから既存のタグを追加するか、または新しいタグを追加することができます。
(注) ゾーンをフロア マップの外側に移動すること、またはゾーンを重ね合わせることはできません。 重なり合ったゾーンを作成するには、Cisco Prime Infrastructure を使用します。
ゾーンの編集
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 表示されるウィンドウの左側のペインで、[Zone] をクリックします。 [Zone Item] のボックスが表示されます。 ステップ 4 対応するゾーンのサブゾーンをクリックします。 ステップ 5 [Zone Editor] ウィンドウで [Gear] アイコンをクリックし、ゾーン編集オプションを表示します。 ステップ 6 ゾーンの形状を変更するには、[Pencil] アイコンを使用し、頂点を移動してゾーンの形状を変更します。 [DELETE ZONE] 確認ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 7 ゾーンを移動するには、[Hand] アイコンで示されるドラッグ ツールを使ってゾーンをドラッグします。 [Hand] アイコンをクリックし、ゾーン中心へカーソルを移動します。ゾーン中心ではアイコンが [Arrow] アイコンに変わります。 これでゾーンをドラッグできます。 ステップ 8 ゾーンの外側をクリックし、変更内容を保存します。
(注) ゾーンをフロア マップの外側に移動すること、またはゾーンを重ね合わせることはできません。 重なり合ったゾーンを作成するには、Cisco Prime Infrastructure を使用します。
BLE ビーコンの管理
Bluetooth Low Energy(BLE)ビーコンは、近接位置に存在する Bluetooth 対応モバイル デバイスと連携するために使用されます。
(注)
Cisco CMX には、アクセス ポイント(AP)を使用してビーコンの現在位置を表示できる機能があります。 Cisco CMX は、ビーコンが不明であるか、または配置が誤っているかどうかを判別できます。BLE ビーコン機能を使用するには、 ウィンドウが開きます。このウィンドウでは以下の操作を実行できます。
を選択します。 [Beacons Activity Map]
ビーコンの数と、各ビーコンのステータスと位置を確認する。 ビーコンのステータスは、アイコンの色によって示されます。これについては以下の表に示します。
特定のフロアのすべての BLE ビーコンの位置を追跡する。
フロア マップに BLE ビーコンを配置する。
表 2 ビーコンのステータス ビーコン ステータス アイコン
意味
説明
未配置(Unplaced)
新しく作成されたが、まだ配置されていないビーコン。 マップの左上隅に配置されます。
緑色のアイコン
既知(Known)
定義され配置されているか、または [Rogue] ステータスから変換されたビーコン。
赤色のアイコン
Missing
ビーコンのネットワーク ステータスが非アクティブであるために [Missing] としてマークされているビーコン。
青色のアイコン
誤配置(Misplaced)
確度範囲外に移動されたビーコン。
たとえば、確度範囲が 1.5 m(5 フィート)であり、検出された現在位置が、設定されている位置の半径 1.5m(5 フィート)よりも外側である場合などです。
黄色のアイコン
不正(Rogue)
新たに検出されたが、[Known] ステータスに変更されていないか、または未定義のビーコン。
マップへのビーコンの追加
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 左側のペインで、フロア レベルまでドリルダウンし、ビーコンを追加するフロアをクリックします。 ステップ 4 表示される [Beacons Activity Map] ウィンドウで、[New Beacon] をクリックします。 ステップ 5 表示される [CREATE A NEW BEACON] ダイアログボックスで、ビーコンの詳細を入力して [Add] をクリックします。 新しいビーコンが配置可能な状態でマップの左上隅に表示されます。
ステップ 6 新しいビーコンを、マップ上の目的のロケーションにドラッグします。
アプリケーションからの通知の管理
各自のアプリケーションとサードパーティ アプリケーションの通知を設定できます。 通知機能では以下がサポートされています。
HTTP レシーバ
MAC アドレスのスクランブル処理(デフォルトで有効)
2 つのメッセージ形式(JSON と XML)
Alerts
受信信号強度インジケータ(RSSI)タグのストリーム通知
ネットワーク構成変更の通知
HTTPS 経由での REST 通知
ここでは、実行できる通知関連の作業について説明します。
新規通知の作成
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [Notifications] を選択します。 ウィンドウが表示されます。 ステップ 3 [New Notification] をクリックします。 [CREATE NEW NOTIFICATION] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 4 通知の名前を入力し、詳細情報を入力します。
表 3 通知タイプ 通知タイプ
用途
[Association]
クライアントが関連付けまたは関連付け解除されると通知が生成されます。
[Beacon Movement]
BLE ビーコンの移動距離が指定した距離を超えると通知が生成されます。
[Absence]
クライアントが 15 分経過しても検出されない場合に通知が生成されます。
[Location Update]
デバイスのロケーションの再計算時に通知が生成されます。
[Location Update] 通知は、デバイスを検出するさまざまな AP からの RSSI に基づいています。
[In / Out]
デバイスがロケーション階層の特定のエリア内に移動するか、そのエリアから外へ移動する場合に、通知が生成されます。
[Beacon Absence]
BLE ビーコンが 5 分以上経過しても検出されない場合に通知が生成されます。
[Movement]
デバイスの移動距離が指定した距離を超えると通知が生成されます。
[Area Change]
デバイスの位置がキャンパス、ビル、またはフロア間で変更される場合に、通知が生成されます。
[Stream Notification for RSSI tag]
RSSI タグ通知を有効にします。
[Network Configuration Change]
マップが変更されると通知が生成されます。
[REST Notification over HTTPS]
HTTPS 経由での REST 通知を有効にします。
業種設定機能の管理
Cisco CMX Analytics に含まれているレポート生成機能では、特定の業種において最も重要なメトリックを使用したレポートを自動的に生成できます。 業種を選択することで、事前に定義されているレポートを利用できます。この事前定義レポートにより、ネットワークのセットアップ対象の業種に基づいて、十分な情報を得たうえでの意思決定が可能になります。 この機能は「業種設定機能」と呼ばれます。
業種をカスタマイズすると、その業種の要件に対応した有用なレポートを迅速に生成できます。 カスタマイズされた業種は、各自の業種に適した正しいタグを使用して設定することもできます。 CMX Analytics の業種設定機能により、その業種に固有のエンティティ名をカスタマイズできます。 選択する業種によっては、CMX Analytics 業種設定機能でカスタム レポートを生成できます。
Cisco CMX でサポートされている業種の一部と、各業種のレポートを次に示します。
業種のカスタマイズ
手順業種のカスタマイズとは、各自のビジネスに基づいて業種のエンティティの名前を変更することです。 業種を最適化するには、固有のニーズに合わせて業種をカスタマイズします。 カスタマイズには、業種の階層の名前変更、アイコンの関連付け、タグ ライブラリの作成、タグ ロケーションの指定などがあります。
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [Verticalization] ウィンドウに、サポートされている業種のリストが表示されます。 を選択します。 ステップ 3 業種を選択するため、その業種に対応するアイコンをクリックします。 選択した業種で使用可能なカスタム ウィジェットが表示されます。 ステップ 4 [Run Startup Wizard] をクリックします。 セットアップ ウィザードに、業種の最適化とカスタマイズの実行に必要な手順が表示されます。 ステップ 5 [Get Started] をクリックします。 ステップ 6 最初のステップでは、業種の階層を設定できます。 ウィザードの指示に従って、アイコンを選択します。 階層名と関連付けられているアイコンを承認する場合は、[Skip Step] をクリックします。 ウィザードでは、その業種のすべての階層についてこの操作が繰り返されます。 ステップ 7 階層のカスタマイズが完了したら、変更内容を確認し、[Save] をクリックします。 ステップ 8 [Continue] をクリックします。 ステップ 9 タグを使用して、ロケーションとデバイスを分類します。 [Continue] をクリックしてタグを設定します。 ステップ 10 選択した業種に応じて、その業種に固有のタグの一覧が表示されます。 作成するタグを選択するため、そのタグに対応するボタンをクリックします。 セットアップ ウィザードによりタグが作成されます。 [Continue] をクリックします。 ステップ 11 ロケーション タグは、階層に基づいて固有のロケーションに適用されます。 セットアップ ウィザードは、業種の階層でこの操作を繰り返します。 タグ付けする階層を選択するため、対応する名前をクリックします。 右側のペインに、ゾーン アイテム名と、選択できるタグの一覧が表示されます。 ゾーンに適切なタグを選択します。 [Continue] をクリックします。 ステップ 12 [Create a Report] をクリックします。 [Analytics Reports] ウィンドウに、業種のカスタム ウィザードの一覧が表示されます。
GUI の設定
手順
ステップ 1 Cisco Connected Mobile Experiences(Cisco CMX)にログインします。 ステップ 2 [SYSTEM] をクリックします。 [SETUP ASSISTANT] ウィンドウが表示されます。 ステップ 3 [Next] をクリックし、[New UI Password] を設定します。 [Maps and Controllers] ウィンドウが表示されます。 ステップ 4 [Default] または [Advanced] オプションのいずれかを選択します。
[Default] ウィンドウでは、Cisco Prime Infrastructure のクレデンシャル(ユーザ名、パスワード、IP アドレスなど)を入力し、[Import Controllers and Maps] をクリックします。 これにより、Cisco Prime Infrastructure からコントローラとマップがインポートされます。
[Advanced] ウィンドウでは、マップと Cisco WLC の情報を入力し、[Next] をクリックします。
(注) [Override] チェックボックスがオンの場合、インポートによって既存のエントリが上書きされます。 ステップ 5 表示される [Mail Server] ウィンドウに、対応する詳細情報を入力します。 ステップ 6 [Next] をクリックして、設定を完了します。
root ユーザの変更
Cisco CMX 10.2 以前のリリースでは、すべてのプロセスが root ユーザ ロールを使用していました。 これは Cisco CMX 10.2 で変更され、2 つの新しいユーザ ロール(cmx と cmxadmin)が導入されました。 cmx ユーザは、postgres 以外のすべてのプロセスを所有する no-login ユーザです。 cmxadmin は、すべての管理タスクを実行するプライマリ ユーザです。
root ユーザは無効になっていないので、インストールとデバッグに引き続き利用できます。 SSH または コンソールで root に直接ログインすることはできません。 最初に cmxadmin としてログインし、su コマンドを発行して root ユーザ レベルに移動します。
注意
Cisco Technical Assistance Center の担当者から指示された場合をのぞき、root ユーザ アカウントは使用しないでください。