SAE-GW セッションのアイドルタイマー

マニュアルの変更履歴


(注)  


リリース 21.24 よりも前に導入された機能については、詳細な改訂履歴は示していません。


改訂の詳細

リリース

初版

21.24 より前

機能説明

アイドルタイマーは、SAE-GW で発生するアイドルセッションを識別して削除するためにサポートされています。

セッションが他のネットワークノードから削除されても、セッションがアイドル状態になる場合があります。技術的な不具合により、セッションが SAE-GW に残り、こうしたアイドルセッションによってリソースが保持される可能性があります。

アイドルタイマーを設定すると、設定された時間制限よりも長くアイドル状態のままになっているセッションが削除されるため、システムのキャパシティを効果的に使用できます。


重要


この機能は現在、Pure-P および Collapsed Call に制限されています。


制限事項

アイドルタイマー機能は、冗長性イベントが発生した場合にアイドルタイマーの回復をサポートしていません。

SAE-GW セッションのアイドルタイマーの設定

アイドルタイマーは、APN レベルで設定できます。

SAE-GW セッションのアイドルタイマーを設定するには、次のコマンドを使用します。

configure 
   context context_name 
      apn apn_name 
         timeout idle timeout_value 
         no timeout idle 
         default timeout idle 
         end 
  • no :アイドルタイマー設定を無効にします。

  • default :サブスクライバのタイムアウト設定のデフォルト値を設定します。デフォルトのアイドルタイムアウト値は 0 です。

  • idle timeout_value :システムによりセッションが自動的に終了されるまでに、セッションがアイドル状態を維持できる時間の上限を秒単位で指定します。続けて 0 ~ 4294967295 までの秒数を指定する必要があります。「0」は、機能が無効であることを示します。