この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ATA 190 では、2 つのモードの FAX サービスを使用して、IP ネットワーク上で Cisco IOS ゲートウェイとのインターネットワーキングを行うことができます。これらのモードは、それぞれ FAX パススルー モード、T.38 ファクス リレー モードと呼ばれています。
FAX パススルー モードの場合、ATA 190 は G.711 音声コーデックで FAX トラフィックを符号化してから、FAX が音声コールであるかのように Voice over IP (VoIP) ネットワークに渡します。
T.38 ファクス リレー モードの場合、ATA 190 は SIP ネットワークで通信する 2 台の標準的なFAX 端末間の、リアルタイムな FAX 送信をサポートします。IP ネットワークで FAX を送信する T.38 ファクス リレー モードの方が信頼性が高く、エラーのない方式です。
Unified CM の管理ページの [Phone Configuration] ページで、優先する FAX モードを選択できます。FAX モード プルダウン ウィンドウから、次のいずれかのモードを選択します。
FAX エラー訂正モード オーバーライド値を設定できます。FAX モード プルダウン ウィンドウから、次のいずれかのモードを選択します。
ATA 190 では、次の FAX モデム標準をサポートしています。
(注) T.38 ファクス リレーでは、V.34 はサポートされません。
ATA 190 では、次の FAX モデム速度をサポートしています。
(注) V.34 でのみ使用される速度は、T.38 リレーを使用する FAX に適用されません。