この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
以下は、Cisco Prime Collaboration Deployment のインストールに使用される必要がある OVA での定義に基づくサーバ要件を示しています。
要件 | 注意 |
---|---|
製品 | Cisco Prime Collaboration Deployment |
バージョン | 10.x |
CPU | 2 vCPU |
メモリ | 4 GB(RAM) |
ハードドライブ | 80 GB(1) |
ライセンス | Cisco Prime Collaboration Deployment にはライセンスは必要ありません。 |
Cisco Prime Collaboration Deployment は、システムの設定および管理に使用できる GUI インターフェイスを提供します。 以下のリストに示されるブラウザおよびオペレーティング システムを使用して、インターフェイスにアクセスできます。
(注) |
シスコは、その他のブラウザに対するサポートおよび動作検証を行っていません。 |
Cisco Unified Communications Manager Administration は以下のオペレーティング システムのブラウザをサポートします。
ネットワーク内の任意のユーザ PC に対して、Cisco Prime Collaboration Deployment を実行するサーバを参照し、管理者権限でログインします。
(注) |
多数のユーザが Cisco Prime Collaboration Deployment Administration GUI に同時にログインしようとするとパフォーマンスに影響が及ぶ場合があります。 同時にログインするユーザおよび管理者の数を制限してください。 |
(注) |
Cisco Prime Collaboration Deployment Administration はブラウザ内のボタンをサポートしません。 設定作業を行うときは、[Back(戻る)] ボタンなどのブラウザ ボタンを使用しないでください。 |
サーバが確実に固定 IP アドレスを取得するようにするため、静的 IP アドレッシングを使用するように Cisco Prime Collaboration Deployment を設定する必要があります。
VMware vSphere ESXi の一部のライセンスは必須の VMware API を有効にしないため、Cisco Prime Collaboration Deployment は、VMware vSphere ESXi のすべてのライセンス タイプとは互換性を持ちません。
以下のものが Cisco Prime Collaboration Deployment と互換性があります。
以下のものは Cisco Prime Collaboration Deployment と互換性がありません。
この項では、よく寄せられる質問とそれに対する回答を記載します。 この項は、インストールを開始する前によく確認してください。 ここでは、次の内容について説明します。
Cisco Prime Collaboration Deployment インストール プロセス全体は、インストール後タスクを除いておよそ 30 分かかります。
(注) |
システムはパスワードの強度をチェックします。 強固なパスワードを作成するガイドラインについては、「強固なパスワードとは何ですか。」のセクションを参照してください。 |
インストール中に指定する必要のあるユーザ名およびパスワードは次のとおりです。
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードは、以下にログインする際に使用します。
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードを指定する際は、次のガイドラインに従ってください。
管理者アカウントのユーザ名:先頭を英文字にする必要があります。英数字、ハイフン、下線を使用できます。
管理者アカウント パスワード:6 文字以上の長さであることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用して、管理者アカウント パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりできます。 詳細については、「Cisco Prime Collaboration Deployment のコマンドライン インターフェイス」のセクションを参照してください。
セキュリティ パスワードは、長さ 6 文字以上にしてください。パスワードには英数字、ハイフン、アンダースコアを使用できます。
インストール ウィザードは、入力されたパスワードの強固さをチェックします。 強固なパスワードを作成するには、次の推奨事項に従ってください。
以下のようなパスワードは避けてください。
承認されていないサード パーティ製アプリケーションをインストールまたは使用することはできません。 システムがアップロードおよび処理できるのは、シスコが承認したソフトウェアのみです。
承認されたソフトウェア インストールおよびアップグレードは CLI を使用して実行できます。
次のテーブルは、Cisco Prime Collaboration Deployment を正常にインストールできるように実行する必要があるインストール前タスクのリストを示しています。
タスク | |
---|---|
ステップ 1 |
このマニュアルをすべて読み、インストール手順をよく理解します。 |
ステップ 2 |
Cisco Prime Collaboration Deployment のインストールを予定しているサーバが DNS で正しく設定されていることを確認します。 |
手順 3 |
インストールするサーバの設定内容を記録します。 |
このセクションは、Cisco Prime Collaboration Deployment のサポートのために設定する必要がある最低限のポートについて説明します。 以下のテーブルは、企業のファイアウォール上に設定する必要があるポートの概要を示しています。 このテーブルに示されるポート設定は、デフォルトの設定に基づいています。 デフォルト設定を変更した場合、これらの設定を更新する必要があります。
ネットワーク上で必要なほかのサーバ/ポートがある場合、そのトラフィックを考慮する必要があります。
方向 | ソース | 宛先 | プロトコル | ポート | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
着信 | Cisco Prime Collaboration Deployment | FTP サーバの IP アドレス | TCP | 21 | ライセンス/ソフトウェアのアップロード、アップグレード、および CLI アクセスのための Cisco Prime Collaboration Deployment への FTP アクセス |
着信 | Cisco Prime Collaboration Deployment | SFTP サーバの IP アドレス | TCP | 22 | ライセンス/ソフトウェアのアップロード、アップグレード、および CLI アクセスのための Cisco Prime Collaboration Deployment サーバへの SFTP アクセス |
着信 | 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | HTTP | 80 | セキュアでない GUI および Web API(ログイン ページなど)への HTTP アクセス |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | TCP/UDP | 111 | NFS |
着信 | 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | HTTPS | 443 | セキュアな GUI および Web API への HTTPS アクセス |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | TCP/UDP | 662 | NFS |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | TCP/UDP | 892 | NFS |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | TCP/UDP | 2049 | NFS |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | HTTPS | 6060 | アプリケーション サーバからの非同期 SOAP メッセージ |
着信 | 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | HTTPS | 8443 | HTTP Alternate |
着信 | 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | HTTP | 8080 | HTTP Alternate |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | UDP | 32769 | NFS |
着信 | UC アプリケーション サーバ | Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス | TCP | 32803 | NFS |
Cisco Prime Collaboration Deployment に関する情報を記録するには以下のテーブルを使用してください。 すべての情報を入手する必要はありません。システムおよびネットワーク設定に関連する情報のみ収集してください。
(注) |
フィールドの一部は省略可能であるため、設定に適用されない場合があります。 |
注意 |
フィールドの一部はインストールを完了すると、ソフトウェアを再インストールしない限り変更できなくなります。そのため、適切な値を入力するように注意してください。 表の最後の列は、インストール後にフィールドを変更できるかどうかを示します。可能な場合は適切な CLI コマンドが表示されます。 |
パラメータ | 説明 | インストール後のエントリ変更の可否 | ||
---|---|---|---|---|
Administrator ID(管理者 ID) |
このフィールドは、Cisco Prime Collaboration Deployment 上の CLI へのシェル アクセスをセキュアにするために使用する管理者アカウント ユーザ ID を指定します。 |
不可。インストール後、エントリは変更できません。
|
||
Administrator Password(管理者パスワード) |
このフィールドは、CLI へのセキュアなシェル アクセスのために使用する管理者アカウントのパスワードを指定します。 このパスワードは adminsftp ユーザとも使用します。 adminsftp ユーザを、ローカル バックアップ ファイルへのアクセス、サーバ ライセンスのアップロードなどのために使用できます。 パスワードは 6 文字以上の長さになるようにしてください。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set password user admin |
||
国 |
一覧から、インストールを行う該当する国を選択します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
DHCP |
シスコでは、DHCP オプションで [No(いいえ)] を選択する必要があります。 [No(いいえ)] を選択した場合は、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイを入力する必要があります。 |
不可。インストール後、エントリは変更できません。 |
||
DNS Enable(DNS 有効) |
DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。 Cisco Prime Collaboration Deployment では DNS サーバを使用する必要があります。 [Yes(はい)] を選択して、DNS を有効にします。 |
不可。インストール後、エントリは変更できません。 |
||
DNS Primary(DNS プライマリ) |
プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network dns DNS およびネットワーク情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用してください。 CLI > show network eth0 detail |
||
DNS Secondary(DNS セカンダリ)(省略可能) |
オプションのセカンダリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network dns |
||
ゲートウェイ アドレス |
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを入力します。 ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。 ゲートウェイがない場合は、通信対象がサブネット上のデバイスに限られます。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network gateway |
||
ホスト名 |
サーバに対する一意のホスト名を入力します。 ホスト名は最大 64 文字で、英数字とハイフンを使用できます。 ただし、最初の文字をハイフンにすることはできません。 |
可。インストール後、エントリを変更できます。 CLI > set network hostname |
||
IP アドレス |
サーバの IP アドレスを入力します。 |
可。インストール後、エントリを変更できます。 CLI > set network ip eth0 |
||
IP マスク |
このマシンの IP サブネット マスクを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network ip eth0 |
||
場所 |
サーバの場所を入力します。 組織内の識別できる任意の場所を入力できます。 たとえば、サーバが設置されている都道府県や市区町村などを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
MTU サイズ |
最大伝送単位(MTU)は、ホストがネットワーク上で送信する最大のパケットをバイト単位で表したものです。 使用するネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。 ネットワークの MTU 設定が不明な場合は、デフォルト値を使用します。 デフォルトは 1500 バイトを指定します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set network mtu |
||
NTP サーバ |
同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 最大 5 台の NTP サーバを入力できます。
|
可。インストール後、インストール後にエントリを変更できます。 CLI > utils ntp server |
||
マニュアルの構成 |
組織の名前を入力します。
|
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
セキュリティ パスワード |
セキュリティ パスワードを入力します。 このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。 パスワードにはハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。
|
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set password user security |
||
状態 |
サーバが配置されている場所を入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set web-security |
||
タイムゾーン |
ローカル タイム ゾーンおよびグリニッジ標準時(GMT)との時差を指定します。 マシンの場所に最も近いタイム ゾーンを選択します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 CLI > set timezone 現在のタイムゾーン設定を表示するには、次の CLI コマンドを使用してください。 CLI > show timezone config |
このセクションは、Cisco Prime Collaboration Deployment をインストールする方法について説明します。 1 つのインストール プログラムを実行することでオペレーティング システムと Cisco Prime Collaboration Deployment をインストールします。
インストール ウィザードでの操作方法については、次の表を参照してください。
目的 | 使用するキー |
---|---|
次のフィールドへ移動する |
タブ |
前のフィールドへ移動する |
Alt+Tab |
オプションを選択する |
Space バーまたは Enter |
リストを上下にスクロールする |
上下の矢印キー |
前のウィンドウへ移動する |
Space バーまたは Enter を押し、[Back(戻る)] を選択(使用可能な場合) |
ウィンドウに関するヘルプ情報を参照する |
Space バーまたは Enter を押し、[ヘルプ(Help)] を選択(使用可能な場合) |
Cisco Prime Collaboration Deployment のインストールには、この手順と VMWare のマニュアルを使用してください。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
OVA イメージのダウンロード
インストール前のタスクの項 を参照してください。
使用しているインストール タイプに応じてローカル ドライブに OVA のコピーを配置します。
インストール タイプ | ファイル名 | ESXi Host のソフトウェア バージョンで使用 | ||
---|---|---|---|---|
OVA |
PCD_VAPP.OVA または PCD_VAPP.ova
|
4.1、5.0 および 5.5 |
Cisco Prime Collaboration Deployment に対して仮想マシンを作成して必須ポート グループをマッピングするための以下の情報を取得します。
Cisco Prime Collaboration Deployment は OVA インストールの一部としてインストールされますが、設定する必要があります。
Cisco Prime Collaboration Deployment のソフトウェア バージョンをアップグレードするには、utils system upgrade initiate CLI コマンドを使用します。 外部ファイルシステムのどこに新規 iso を置いたか、または Cisco Prime Collaboration Deployment 自体の上に置いたかによって 4 つのオプションがあります。
この手順を開始する前に、Cisco Prime Collaboration Deployment からアクセス可能なネットワーク ロケーションまたはリモート ドライブに ISO を置く必要があります。
ステップ 1 |
Cisco Prime Collaboration Deployment 上に ISO を置く場合は、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの /upgrade フォルダにアップロードします(これはアップグレード タスクで使用される ISO のアップロードと同じ方法で実行します)。
|
||
ステップ 2 |
次に、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの CLI インターフェイスにログインし、utils system upgrade initiate CLI コマンドを使用します。 ISO が置かれる場所によってオプションを選択するように要求されます。
|
||
ステップ 3 | ISO が Cisco Prime Collaboration Deployment の /upgrade フォルダにある場合、オプション 4 を選択します。 | ||
ステップ 4 | ISO ファイルがリモート ファイル システム上にある場合、SFTP または FTP を使用するかどうかに応じてオプション 1 または 2 を選択します。 | ||
ステップ 5 | システムは特定のディレクトリでアップグレードする適切なファイルを検索し、これらのファイル名を表示します。 Cisco Prime Collaboration Deployment システムをアップグレードするファイルを、そのファイルの数を指定することで選択します。 | ||
ステップ 6 |
アップグレードに成功した場合にシステムが自動的にアップグレードされたバージョンに切り替えられるかどうか指定します。 例:Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): yes |
||
ステップ 7 |
インストールの開始 Start installation (yes/no): yes
|
||
ステップ 8 | インストールが完了したら、show version active CLI コマンドを使用して、Cisco Prime Collaboration Deployment ソフトウェアの現在のバージョンを表示します。 |
ステップ 1 | バックアップを設定します。 Cisco Prime Collaboration Deployment を頻繁にバックアップするようにしてください。 バックアップ スケジュールをセットアップする方法の詳細についてはCLI コマンドおよび DRSを参照してください。 |
ステップ 2 | 有効な Network Time Protocol(NTP)があることを確認します。 この確認を実行するには、Cisco Prime Collaboration Deployment コマンド行インターフェイスにログインし、utils ntp status を入力します。 |
管理者パスワードやセキュリティ パスワードがわからなくなった場合、次の手順に従ってパスワードをリセットします。
パスワードをリセットするには、システム コンソールを使用してシステムに接続します。 セキュア シェル セッションを介してシステムに接続している状態ではパスワードをリセットできません。
(注) |
この手順中、物理的にシステムにアクセスできるか確認するため、有効な CD または DVD をディスク ドライブから取り出し、再挿入する必要があります。 |
ステップ 1 | 次のユーザ名とパスワードを使用してシステムにログインします。 | ||
ステップ 2 | 任意のキーを押して続行します。 | ||
ステップ 3 | ディスク ドライブに CD または DVD が入っている場合は、ここで取り出します。 | ||
ステップ 4 |
任意のキーを押して続行します。 CD または DVD がディスク ドライブから取り出してあるかが確認されます。 |
||
ステップ 5 |
有効な CD または DVD をディスク ドライブに挿入します。
|
||
ステップ 6 | ディスクが挿入されていることをシステムが確認した後、次のいずれかのオプションを入力して続行するよう要求されます。 | ||
ステップ 7 | 選択したタイプの新しいパスワードを入力します。 | ||
ステップ 8 |
新しいパスワードを再入力します。 このパスワードは、6 文字以上にする必要があります。 システムが新しいパスワードの有効性を確認します。 パスワードが有効性テストに合格しない場合、新しいパスワードを入力するよう要求されます。 |
||
ステップ 9 | システムが新しいパスワードの強度を検証したら、パスワードがリセットされます。 任意のキーを押してパスワード リセット ユーティリティを終了するよう促されます。 |
目次
- Cisco Prime Collaboration Deployment のインストール
- インストールのシステム要件
- ブラウザ要件
- IP アドレス要件
- 仮想化ソフトウェアのライセンス タイプ
- インストールに関する FAQ 情報
- インストール前の作業
- インストールの開始
- Cisco Prime Collaboration Deployment のインストール
- PCD_VAPP.OVA ファイルの抽出
- 仮想マシンのインストール
- Cisco Prime Collaboration Deployment の仮想マシンへのインストール
- CLI を使用した Cisco Prime Collaboration Deployment のアップグレード
- インストール後の作業
- 管理者パスワードとセキュリティ パスワードのリセット
ブラウザ要件
Cisco Prime Collaboration Deployment は、システムの設定および管理に使用できる GUI インターフェイスを提供します。 以下のリストに示されるブラウザおよびオペレーティング システムを使用して、インターフェイスにアクセスできます。
(注)
シスコは、その他のブラウザに対するサポートおよび動作検証を行っていません。ネットワーク内の任意のユーザ PC に対して、Cisco Prime Collaboration Deployment を実行するサーバを参照し、管理者権限でログインします。
(注)
多数のユーザが Cisco Prime Collaboration Deployment Administration GUI に同時にログインしようとするとパフォーマンスに影響が及ぶ場合があります。 同時にログインするユーザおよび管理者の数を制限してください。
(注)
Cisco Prime Collaboration Deployment Administration はブラウザ内のボタンをサポートしません。 設定作業を行うときは、[Back(戻る)] ボタンなどのブラウザ ボタンを使用しないでください。仮想化ソフトウェアのライセンス タイプ
VMware vSphere ESXi の一部のライセンスは必須の VMware API を有効にしないため、Cisco Prime Collaboration Deployment は、VMware vSphere ESXi のすべてのライセンス タイプとは互換性を持ちません。
以下のものが Cisco Prime Collaboration Deployment と互換性があります。
- Cisco UC Virtualization Foundation(vSphere Client で「Foundation Edition」と表示)
- VMware vSphere Standard Edition、Enterprise Edition、または Enterprise Plus Edition
- 評価モードのライセンス
以下のものは Cisco Prime Collaboration Deployment と互換性がありません。
インストールに関する FAQ 情報
インストールにはどのくらい時間がかかりますか。
Cisco Prime Collaboration Deployment インストール プロセス全体は、インストール後タスクを除いておよそ 30 分かかります。
どのようなユーザ名とパスワードを指定する必要がありますか。
(注)
システムはパスワードの強度をチェックします。 強固なパスワードを作成するガイドラインについては、「強固なパスワードとは何ですか。」のセクションを参照してください。
インストール中に指定する必要のあるユーザ名およびパスワードは次のとおりです。
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードは、以下にログインする際に使用します。
管理者アカウント ユーザ名およびパスワードを指定する際は、次のガイドラインに従ってください。
管理者アカウントのユーザ名:先頭を英文字にする必要があります。英数字、ハイフン、下線を使用できます。
管理者アカウント パスワード:6 文字以上の長さであることが必要です。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用して、管理者アカウント パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりできます。 詳細については、「Cisco Prime Collaboration Deployment のコマンドライン インターフェイス」のセクションを参照してください。
セキュリティ パスワードは、長さ 6 文字以上にしてください。パスワードには英数字、ハイフン、アンダースコアを使用できます。
インストール前の作業
ネットワーク トラフィックの許可
このセクションは、Cisco Prime Collaboration Deployment のサポートのために設定する必要がある最低限のポートについて説明します。 以下のテーブルは、企業のファイアウォール上に設定する必要があるポートの概要を示しています。 このテーブルに示されるポート設定は、デフォルトの設定に基づいています。 デフォルト設定を変更した場合、これらの設定を更新する必要があります。
ネットワーク上で必要なほかのサーバ/ポートがある場合、そのトラフィックを考慮する必要があります。
表 3 企業ファイアウォールの設定 方向 ソース 宛先 プロトコル ポート 説明 着信 Cisco Prime Collaboration Deployment FTP サーバの IP アドレス TCP 21 ライセンス/ソフトウェアのアップロード、アップグレード、および CLI アクセスのための Cisco Prime Collaboration Deployment への FTP アクセス 着信 Cisco Prime Collaboration Deployment SFTP サーバの IP アドレス TCP 22 ライセンス/ソフトウェアのアップロード、アップグレード、および CLI アクセスのための Cisco Prime Collaboration Deployment サーバへの SFTP アクセス 着信 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス HTTP 80 セキュアでない GUI および Web API(ログイン ページなど)への HTTP アクセス 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス TCP/UDP 111 NFS 着信 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス HTTPS 443 セキュアな GUI および Web API への HTTPS アクセス 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス TCP/UDP 662 NFS 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス TCP/UDP 892 NFS 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス TCP/UDP 2049 NFS 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス HTTPS 6060 アプリケーション サーバからの非同期 SOAP メッセージ 着信 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス HTTPS 8443 HTTP Alternate 着信 内部ネットワークまたは任意の管理ワークステーション Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス HTTP 8080 HTTP Alternate 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス UDP 32769 NFS 着信 UC アプリケーション サーバ Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ IP アドレス TCP 32803 NFS インストール用の情報収集
Cisco Prime Collaboration Deployment に関する情報を記録するには以下のテーブルを使用してください。 すべての情報を入手する必要はありません。システムおよびネットワーク設定に関連する情報のみ収集してください。
(注)
フィールドの一部は省略可能であるため、設定に適用されない場合があります。
注意
フィールドの一部はインストールを完了すると、ソフトウェアを再インストールしない限り変更できなくなります。そのため、適切な値を入力するように注意してください。 表の最後の列は、インストール後にフィールドを変更できるかどうかを示します。可能な場合は適切な CLI コマンドが表示されます。
表 4 サーバの設定データ パラメータ 説明 インストール後のエントリ変更の可否 Administrator ID(管理者 ID)
このフィールドは、Cisco Prime Collaboration Deployment 上の CLI へのシェル アクセスをセキュアにするために使用する管理者アカウント ユーザ ID を指定します。
不可。インストール後、エントリは変更できません。
(注) インストール後、管理者アカウントを追加作成することはできますが、元の管理者アカウント ユーザ ID は変更できません。 Administrator Password(管理者パスワード)
このフィールドは、CLI へのセキュアなシェル アクセスのために使用する管理者アカウントのパスワードを指定します。
このパスワードは adminsftp ユーザとも使用します。 adminsftp ユーザを、ローカル バックアップ ファイルへのアクセス、サーバ ライセンスのアップロードなどのために使用できます。
パスワードは 6 文字以上の長さになるようにしてください。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set password user admin
国
一覧から、インストールを行う該当する国を選択します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
DHCP
シスコでは、DHCP オプションで [No(いいえ)] を選択する必要があります。 [No(いいえ)] を選択した場合は、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイを入力する必要があります。
不可。インストール後、エントリは変更できません。
DNS Enable(DNS 有効)
DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。
Cisco Prime Collaboration Deployment では DNS サーバを使用する必要があります。 [Yes(はい)] を選択して、DNS を有効にします。
不可。インストール後、エントリは変更できません。
DNS Primary(DNS プライマリ)
プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network dns
DNS およびネットワーク情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用してください。
CLI > show network eth0 detail
DNS Secondary(DNS セカンダリ)(省略可能)
オプションのセカンダリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network dns
ゲートウェイ アドレス
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを入力します。
ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。 ゲートウェイがない場合は、通信対象がサブネット上のデバイスに限られます。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network gateway
ホスト名
サーバに対する一意のホスト名を入力します。
ホスト名は最大 64 文字で、英数字とハイフンを使用できます。 ただし、最初の文字をハイフンにすることはできません。
重要: どのタスクの実行中にもホスト名を変更しないでください。可。インストール後、エントリを変更できます。
CLI > set network hostname
IP アドレス
サーバの IP アドレスを入力します。
可。インストール後、エントリを変更できます。
CLI > set network ip eth0
IP マスク
このマシンの IP サブネット マスクを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network ip eth0
場所
サーバの場所を入力します。
組織内の識別できる任意の場所を入力できます。 たとえば、サーバが設置されている都道府県や市区町村などを入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
MTU サイズ
最大伝送単位(MTU)は、ホストがネットワーク上で送信する最大のパケットをバイト単位で表したものです。
使用するネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。 ネットワークの MTU 設定が不明な場合は、デフォルト値を使用します。
デフォルトは 1500 バイトを指定します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set network mtu
NTP サーバ
同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。
最大 5 台の NTP サーバを入力できます。
(注) 発生する可能性のある互換性の問題、精度の問題、およびネットワーク ジッターの問題を回避するには、プライマリ ノードに指定する外部 NTP サーバを NTP v4(バージョン 4)にできます。 IPv6 アドレッシングを使用する場合、外部 NTP サーバは NTP v4 でなければなりません。 可。インストール後、インストール後にエントリを変更できます。
CLI > utils ntp server
マニュアルの構成
組織の名前を入力します。
ヒント このフィールドを使用して、複数の組織ユニットを入力できます。 複数の組織ユニット名を入力するには、エントリをカンマで区切ります。 カンマを含むエントリは、エントリ内のカンマの前に円記号を入力します。 可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
セキュリティ パスワード
セキュリティ パスワードを入力します。
このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。 パスワードにはハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。
(注) このパスワードを保存してください。 可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set password user security
状態
サーバが配置されている場所を入力します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set web-security
タイムゾーン
ローカル タイム ゾーンおよびグリニッジ標準時(GMT)との時差を指定します。
マシンの場所に最も近いタイム ゾーンを選択します。
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。
CLI > set timezone
現在のタイムゾーン設定を表示するには、次の CLI コマンドを使用してください。
CLI > show timezone config
インストールの開始
Cisco Prime Collaboration Deployment のインストール
PCD_VAPP.OVA ファイルの抽出
手順
ステップ 1 pcd_vApp_UCOS_10.xxxxx.iso ファイルから PCD_VAPP.OVA を抽出します。 新しい PCD_VAPP.OVA ファイルが作成されます。 ファイルサイズを確認します。ISO および OVA ファイルのサイズは異なっています。 ステップ 2 Cisco Prime Collaboration Deployment をインストールするために vCenter に PCD_VAPP.OVA ファイルを展開します。 vSphere クライアントを使用している場合、このファイルの名前は PCD_VAPP.OVA である場合があります。 VMware vSphere Web クライアントをファイルを展開するために使用している場合、ファイルを展開する前に名前を PCD_VAPP.ova(小文字)に変更する必要があります。
仮想マシンのインストール
はじめる前に手順この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
OVA イメージのダウンロード
インストール前のタスクの項 を参照してください。
使用しているインストール タイプに応じてローカル ドライブに OVA のコピーを配置します。
インストール タイプ ファイル名 ESXi Host のソフトウェア バージョンで使用 OVA
PCD_VAPP.OVA または PCD_VAPP.ova
(注) OVA ファイルの名前は、ファイルの展開に vSphere Client または VMware vSphere Web クライアントを使用しているかどうかによって異なります。 詳細については、PCD_VAPP.OVA ファイルの抽出 を参照してください。 4.1、5.0 および 5.5
Cisco Prime Collaboration Deployment に対して仮想マシンを作成して必須ポート グループをマッピングするための以下の情報を取得します。
ステップ 1 vCenter へのログイン ステップ 2 [vSphere Client(vSphere クライアント)] で、 を選択します。 [Source(送信元)] 画面が開きます。
ステップ 3 OVA ファイルの場所を指定し、[Next(次へ)] をクリックします。 [OVF Template Details(OVF テンプレートの詳細)] 画面が開いて、ファイル サイズや VM ディスク サイズを含む製品情報が表示されます。
ステップ 4 [Next(次へ)] をクリックします。 [Name and Location(名前および場所)] 画面が開きます。
ステップ 5 VM の名前を指定し、OVA が展開される場所を選択します。 [Next(次へ)] をクリックします。 [Host/Cluster(ホスト/クラスタ)] 画面が開きます。
ステップ 6 OVA をインストールするデータ センターまたはクラスタを選択して、[Next(次へ)] をクリックします。 [Storage(ストレージ)] 画面が開きます。
ステップ 7 適切な VM ストレージ プロファイルを選択し、[Next(次へ)] をクリックします。 [Disk Format(ディスク形式)] 画面が表示されます。
ステップ 8 適切なディスク形式を選択します。 [Next(次へ)] をクリックします。 [Network Mapping(ネットワーク マッピング)] 画面が表示されます。
ステップ 9 必要に応じて、OVA が展開に使用する必要があるネットワークを選択します。 [Next(次へ)] をクリックします。 ステップ 10 選択したオプションを確認し、変更が必要ない場合、[Finish(完了)] をクリックして OVA インストールを開始します。 ステップ 11 一度インストールが完了したら、新規インストールされた仮想マシンが vCenter 内の選択したロケーションに表示されます。
Cisco Prime Collaboration Deployment の仮想マシンへのインストール
手順
ステップ 1 [vCenter] ウィンドウで、新しくインストールされた仮想マシン コンソールを開きます。 ステップ 2 仮想マシンの電源をオンにします。 インストールが自動的に開始されます。 ステップ 3 既存の設定情報があるかどうかを確認されたら [Continue(継続)] をクリックして先に進みます。 ステップ 4 [Platform Installation Wizard(プラットフォーム インストール ウィザード)] 画面が表示されます。 [Proceed(続行)] をクリックして、ウィザードを続行します。 ステップ 5 [Basic Install(基本インストール)] 画面で、[Continue(継続)] をクリックします。 ステップ 6 [Timezone Configuration(タイムゾーン設定)] 画面で、タイムゾーンを選択し、[OK] をクリックします。 ステップ 7 [Auto Negotiation Configuration(自動ネゴシエーション設定)] 画面で、[Continue(継続)] をクリックします。 ステップ 8 OS デフォルトの MTU サイズを変更するかどうかを尋ねられたら、[No(いいえ)] をクリックして続行します。 ステップ 9 ネットワーク設定では、ノードにスタティック ネットワーク IP アドレスを設定するか、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用するかを選択できます。 スタティック IP アドレスの使用が推奨されます。 DHCP を使用する場合は、スタティック DHCP を使用してください。 ステップ 10 DHCP を使用しないことを選択した場合は、静的ネットワーク設定の値を入力して [OK] を選択します。 [DNS Client Configuration(DNS クライアント設定)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 DNS を有効にするには [Yes(はい)] を選択し、DNS クライアントの情報を入力して [OK] を選択します。 ネットワークが新しい設定情報を使用して再開され、[Administrator Login Configuration(管理者ログイン設定)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 12 管理者ログイン情報とパスワード情報を入力します。
(注) 管理者ログインは、先頭がアルファベットで 6 文字以上必要です。英数字、ハイフン、およびアンダースコアを使用できます。 Cisco Unified Communications Operating System Administration、コマンドライン インターフェイス、および Disaster Recovery System にログインするには、管理者ログインが必要です。 [Certificate Information(証明書情報)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 13 証明書情報を入力します。 ステップ 14 [OK] をクリックして続行します。 ステップ 15 Network Time Protocol(NTP)クライアント設定情報を入力します。 この設定をテストするには、[Test(テスト)] をクリックします。 ステップ 16 NTP を設定するには、[Proceed(続行)] をクリックします。 ステップ 17 画面の指示に従って、セキュリティ パスワードを入力します。 ステップ 18 プラットフォームの設定が完了したら、[OK] をクリックしてインストールを完了します。 このタスクは完了するまで数分かかります。
CLI を使用した Cisco Prime Collaboration Deployment のアップグレード
Cisco Prime Collaboration Deployment のソフトウェア バージョンをアップグレードするには、utils system upgrade initiate CLI コマンドを使用します。 外部ファイルシステムのどこに新規 iso を置いたか、または Cisco Prime Collaboration Deployment 自体の上に置いたかによって 4 つのオプションがあります。
はじめる前に手順この手順を開始する前に、Cisco Prime Collaboration Deployment からアクセス可能なネットワーク ロケーションまたはリモート ドライブに ISO を置く必要があります。
ステップ 1 Cisco Prime Collaboration Deployment 上に ISO を置く場合は、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの /upgrade フォルダにアップロードします(これはアップグレード タスクで使用される ISO のアップロードと同じ方法で実行します)。
(注) リモート ファイル システムを使用する場合は ISO ファイルをそこに置きます。 SFTP または FTP でアクセスできることを確認します。 ステップ 2 次に、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの CLI インターフェイスにログインし、utils system upgrade initiate CLI コマンドを使用します。 ISO が置かれる場所によってオプションを選択するように要求されます。
(注) まずアップグレードをキャンセルしてからウィンドウを閉じてください。 ステップ 3 ISO が Cisco Prime Collaboration Deployment の /upgrade フォルダにある場合、オプション 4 を選択します。 ステップ 4 ISO ファイルがリモート ファイル システム上にある場合、SFTP または FTP を使用するかどうかに応じてオプション 1 または 2 を選択します。 ステップ 5 システムは特定のディレクトリでアップグレードする適切なファイルを検索し、これらのファイル名を表示します。 Cisco Prime Collaboration Deployment システムをアップグレードするファイルを、そのファイルの数を指定することで選択します。 ステップ 6 アップグレードに成功した場合にシステムが自動的にアップグレードされたバージョンに切り替えられるかどうか指定します。
例:Automatically switch versions if the upgrade is successful (yes/no): yesステップ 7 インストールの開始 Start installation (yes/no): yes インストールが開始されます。
- The upgrade log is install_log_2013-10-07.20.57.17.log
- Upgrading the system. Please wait...
- 10/07/2013 20:57:18 file_list.sh|Starting file_list.sh|<LVL::Info>
- 10/07/2013 20:57:18 file_list.sh|Parse argument method=local_upload_dir|<LVL::Debug>
- 10/07/2013 20:57:18 file_list.sh|Parse argument source_dir=|<LVL::Debug>
- 10/07/2013 20:57:18 file_list.sh|Parse argument dest_file=/var/log/install/downloaded_versions|<LVL::Debug>
ステップ 8 インストールが完了したら、show version active CLI コマンドを使用して、Cisco Prime Collaboration Deployment ソフトウェアの現在のバージョンを表示します。
インストール後の作業
手順
ステップ 1 バックアップを設定します。 Cisco Prime Collaboration Deployment を頻繁にバックアップするようにしてください。 バックアップ スケジュールをセットアップする方法の詳細についてはCLI コマンドおよび DRSを参照してください。 ステップ 2 有効な Network Time Protocol(NTP)があることを確認します。 この確認を実行するには、Cisco Prime Collaboration Deployment コマンド行インターフェイスにログインし、utils ntp status を入力します。
管理者パスワードとセキュリティ パスワードのリセット
手順管理者パスワードやセキュリティ パスワードがわからなくなった場合、次の手順に従ってパスワードをリセットします。
パスワードをリセットするには、システム コンソールを使用してシステムに接続します。 セキュア シェル セッションを介してシステムに接続している状態ではパスワードをリセットできません。
(注)
この手順中、物理的にシステムにアクセスできるか確認するため、有効な CD または DVD をディスク ドライブから取り出し、再挿入する必要があります。
ステップ 1 次のユーザ名とパスワードを使用してシステムにログインします。 ステップ 2 任意のキーを押して続行します。 ステップ 3 ディスク ドライブに CD または DVD が入っている場合は、ここで取り出します。 ステップ 4 任意のキーを押して続行します。 CD または DVD がディスク ドライブから取り出してあるかが確認されます。
ステップ 5 有効な CD または DVD をディスク ドライブに挿入します。
(注) このテストでは、音楽 CD ではなくデータ CD を使用する必要があります。 ディスクを挿入したかが確認されます。
ステップ 6 ディスクが挿入されていることをシステムが確認した後、次のいずれかのオプションを入力して続行するよう要求されます。 ステップ 7 選択したタイプの新しいパスワードを入力します。 ステップ 8 新しいパスワードを再入力します。 このパスワードは、6 文字以上にする必要があります。 システムが新しいパスワードの有効性を確認します。 パスワードが有効性テストに合格しない場合、新しいパスワードを入力するよう要求されます。
ステップ 9 システムが新しいパスワードの強度を検証したら、パスワードがリセットされます。 任意のキーを押してパスワード リセット ユーティリティを終了するよう促されます。