概要

Cisco UCS Manager ユーザ ドキュメント

Cisco UCS Manager 次の表に記載する、細分化されたユースケース ベースの新しいドキュメントが用意されています。

ガイド

説明

Cisco UCS Manager クイック スタート ガイド

Cisco UCS のアーキテクチャと初回操作について説明しています。これには Cisco UCS Manager 初期構成と構成のベストプラクティスも含まれます。

Cisco UCS Manager アドミニストレーション ガイド

パスワード管理、ロールベースのアクセス構成、リモート認証、通信サービス、CIMC セッションの管理、組織、バックアップと復元、スケジュール設定オプションに、BIOS トークン、遅延導入について説明しています。

Cisco UCS Manager インフラストラクチャ管理ガイド

Cisco UCS Manager で使用および管理される物理および仮想インフラストラクチャ コンポーネントについて説明しています。

『Cisco UCS Manager Firmware Management Guide』

自動インストールを使用したファームウェアのダウンロード、管理、アップグレード、サービス プロファイルを使用したファームウェアのアップグレード、ファームウェア自動同期を使用したエンドポイントでの直接ファームウェア アップグレード、機能カタログの管理、導入シナリオ、トラブルシューティングについて説明しています。

Cisco UCS Manager サーバ管理ガイド

新しいランセンス、Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメイン の登録、パワー キャッピング、サーバ ブート、サーバ プロファイル、サーバ関連のポリシーについて説明しています。

Cisco UCS Manager ストレージ管理ガイド

Cisco UCS Manager での SUN、VSAN などのストレージ管理のすべての側面について説明しています。

Cisco UCS Manager ネットワーク管理ガイド

Cisco UCS Manager での LAN、VLAN などのネットワーク管理のすべての側面について説明しています。

Cisco UCS Manager システム モニタリング ガイド

Cisco UCS Manager でのシステム統計を含め、システムおよびヘルス モニタリングのすべての側面について説明しています。

Cisco UCS S3260 サーバと Cisco UCS Manager との統合

Cisco UCS Manager による UCS S シリーズ サーバ管理のすべての側面について説明しています。

インフラストラクチャ管理ガイドの概要

このガイドでは、 Cisco Unified Computing System(UCS)で使用し、Cisco UCS Managerによって管理される物理および仮想インフラストラクチャの概要について説明します。また、これらのインフラストラクチャ コンポーネントの管理についても詳しく説明します。次の表は、このガイドの全体的な構成を示します。

トピック

説明

概要

Cisco ファブリック インターコネクト、I/O モジュール、シャーシ、サーバ、および Cisco UCS での仮想化を含む、Cisco UCS アーキテクチャの概念的な概要について説明します。

装置ポリシー

シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシー、シャーシ接続ポリシー、ラック サーバ ディスカバリ ポリシーなど、装置に関する各ポリシーについて説明します。

シャーシ管理

サポートされるシャーシの概要と、これらを管理する手順について説明します。

I/O モジュールの管理

各 I/O モジュールの概要と、これらを管理する手順について説明します。

Cisco UCS での電源管理

UCS 電源管理ポリシー、グローバルな電力ポリシー、および電力制限について概要を説明します。

ブレード サーバ管理

各ブレード サーバの概要と、これらを管理する手順について説明します。

ラックマウント サーバ管理

各ラックマウント サーバの概要と、これらを管理する手順について説明します。

S3X60 サーバ ノード の管理

S3X60 サーバ ノード の概要と、これらを管理する手順について説明します。

仮想インターフェイスの管理

Cisco UCS での仮想化および仮想インターフェイスの概要と、これらを管理する手順について説明します。

サーバのトラブルシューティング

サーバの一般的なトラブルシューティングのシナリオを紹介します。

Cisco Unified Computing System の概要 

Cisco UCS はユニークなアーキテクチャを搭載しており、コンピューティング、データ ネットワーク アクセス、およびストレージ ネットワーク アクセスを一元管理できるインターフェイス内の共通コンポーネント セットに統合します。

Cisco UCS は、アクセス レイヤ ネットワークとサーバを融合します。この高性能な次世代サーバ システムにより、高度な負荷アジリティとスケーラビリティを備えたデータ センターが提供されます。ハードウェア コンポーネントおよびソフトウェア コンポーネントは、1 つの統合ネットワーク アダプタ上に複数のタイプのデータセンター トラフィックを通過させる、Cisco Unified Fabric をサポートします。

図 1. Cisco Unified Computing System のアーキテクチャ

アーキテクチャの単純化

Cisco UCS のアーキテクチャを単純化することにより、必要なデバイスの数を削減し、スイッチング リソースを中央に集中させることができます。シャーシ内部のスイッチング数を抑えると、ネットワーク アクセス レイヤのフラグメンテーションが大きく減少します。Cisco UCS は、ラック、またはラックのグループでシスコ ユニファイド ファブリックを実装し、10 ギガビット シスコ データセンター イーサネット リンクおよび Fibre Channel over Ethernet(FCoE)リンク経由でイーサネットおよびファイバ チャネル プロトコルをサポートします。この徹底的な単純化により、スイッチ、ケーブル、アダプタ、および管理ポイントが最高 3 分の 2 に削減されます。Cisco UCS ドメイン内のデバイスはすべて、1 つの管理ドメイン下にとどまり、冗長コンポーネントによって、ハイ アベイラビリティを保ちます。

ハイ アベイラビリティ

Cisco UCS の管理およびデータ プレーンはハイ アベイラビリティおよび冗長アクセス レイヤ ファブリック インターコネクトのために設計されています。さらに、Cisco UCS は、データ センター向けの既存のハイ アベイラビリティおよび障害回復ソリューション(データ複製やアプリケーション レベルのクラスタ処理テクノロジーなど)をサポートします。

拡張性

単一の Cisco UCSドメインは、複数のシャーシおよびそれらのサーバをサポートします。それらはすべて、1 つの Cisco UCS Manager を介して管理されます。スケーラビリティの詳細については、シスコの担当者にお問い合わせください。

消費

Cisco UCS ドメインでは、データセンターのコンピューティング リソースを、急速に変化するビジネス要件にすばやく合わせることができます。このような柔軟性の組み込みは、ステートレス コンピューティング機能をすべて実装するかどうかの選択により決まります。サーバと他のシステム リソースで構成されるプールを必要に応じて適用することにより、負荷の変動への対応、新しいアプリケーションのサポート、既存ソフトウェアやビジネス サービスのスケーリング、スケジュールされたダウンタイムとスケジュールされていないダウンタイムへの対応が可能となります。最小限のダウンタイムでサーバ間を移動でき、追加のネットワーク設定が必要のないモバイル サービス プロファイルに、サーバの ID を抽出できます。

このようなレベルの柔軟性により、サーバの容量を迅速かつ容易に増減させることができます。このときサーバの ID を変更したり、サーバ、LAN、または SAN を再設定する必要はありません。メンテナンス ウィンドウでは、次の操作をすばやく行うことができます。

  • 新しいサーバを導入して、予測していなかった負荷要求に対応し、リソースとトラフィックのバランスを調整する。

  • あるサーバでデータベース管理システムなどのアプリケーションをシャットダウンし、I/O 容量とメモリ リソースを拡張した別のサーバでこれを再度起動する。

サーバ バーチャライゼーションに向けた最適化

Cisco UCS は、VM-FEX テクノロジーを実装するために最適化されています。このテクノロジーは、より優れたポリシーベースの設定とセキュリティ、会社の運用モデルとの適合、VMware の VMotion への順応など、サーバ仮想化に対してより優れたサポートを実現します。

Cisco UCS のビルディング ブロックと接続

図 2. Cisco UCS のビルディング ブロックと接続


上の図に示されているように、Cisco UCS に含まれる主要なコンポーネントは、次のとおりです。

  • Cisco UCS Manager:Cisco UCS Manager は、Cisco UCS の一元管理インターフェイスです。Cisco UCS Manager の詳細については、『Cisco UCS Manager Getting Started guide』の「Cisco UCS Manager の概要」を参照してください。

  • Cisco UCS ファブリック インターコネクト:Cisco UCS ファブリック インターコネクトは、Cisco UCS 展開の中核を成すコンポーネントであり、Cisco UCS システムのネットワーク接続と管理機能の両方を提供します。Cisco UCS ファブリック インターコネクトは、Cisco UCS Manager コントロール ソフトウェアを実行し、次のコンポーネントで構成されます。

    • Cisco UCS ファブリック インターコネクト

      • Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト

      • Cisco UCS 6332 シリーズ ファブリック インターコネクト

      • Cisco UCS-FI-6324(Cisco UCS Mini)

      • Cisco UCS 6200 シリーズ Fabric Interconnect

    • ネットワークおよびストレージ接続のためのトランシーバ

    • さまざまなファブリック インターコネクトの拡張モジュール

    • Cisco UCS Manager ソフトウェア

    Cisco UCS ファブリック インターコネクトの詳細については、Cisco UCS ファブリック インフラストラクチャ ポートフォリオを参照してください。

  • Cisco UCS I/O モジュールおよび Cisco UCS ファブリック エクステンダ:IO モジュールは、Cisco FEX モジュール、または単に FEX モジュールとも呼ばれます。これらのモジュールは、Cisco Nexus Series スイッチに対するリモート ラインカードと同様、FI に対するライン カードとして機能します。IO モジュールは、ブレード サーバに対するインターフェイス接続も提供します。IOM モジュールは、ブレード サーバからのデータを多重化して FI に提供し、逆方向でも同じ処理を行います。実稼働環境では、冗長性とフェールオーバーを実現するため、IO モジュールは常に 2 つ 1 組で使用されます。


    重要


    40G バックプレーン設定は、22xx IOM には適用されません。


  • Cisco UCS ブレード サーバ シャーシ:Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシは、Cisco UCS のきわめて重要な構成要素で、現在および将来のデータ センターのニーズのためにスケーラビリティが高く柔軟なアーキテクチャを提供し、かつ総所有コストの削減に役立ちます。

  • Cisco UCS ブレードとラック サーバ:Cisco UCS ブレード サーバは、UCS ソリューションの中心となります。これらは、CPU、メモリ、ハード ディスク容量などさまざまなシステム リソース設定に関係してきます。Cisco UCS ラック マウント サーバは、個別にインストールおよび制御できるスタンドアロン サーバです。シスコは、ラック マウント サーバのファブリック エクステンダ(FEX)を提供します。FEX は、FI からのラック マウント サーバの接続と管理に使用できます。ラック マウント サーバをファブリック インターコネクトに直接接続することもできます。

    中堅・中小企業(SMB)は、さまざまなブレード構成の中からビジネス ニーズに応じて選択できます。

  • Cisco UCS I/O アダプタ:Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、最大 2 つのネットワーク アダプタをサポートするように設計されています。この設計では、サーバ、シャーシ、ラック レベルで LAN および SAN 両方のパラレル インフラストラクチャの必要性を排除するため、アダプタ、ケーブル、アクセス レイヤ スイッチの数を半分に削減できます。

Cisco UCS ファブリック インフラストラクチャ ポートフォリオ

Cisco UCS ファブリック インターコネクトはトップオブラック型デバイスであり、Cisco UCS ドメインへのユニファイド アクセスを提供します。次のファブリック インターコネクトが Cisco UCS ファブリック インターコネクト製品ファミリとして入手可能です。

  • Cisco UCS Manager リリース 4.1 では Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトCisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト が導入されています。

  • Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト

  • Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト

  • Cisco UCS 6200 シリーズ Fabric Interconnect


(注)  


Cisco UCS 6200 シリーズ、Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトおよび Cisco UCS 2104 I/O モジュールのサポートは終了しました。


拡張モジュール

Cisco UCS 6200 シリーズでサポートされる拡張モジュールを使用すると、10G、FCoE、ファイバ チャネルのポートを増やすことができます。

  • Cisco UCS 6248 UP には、基本システムに 32 個のポートがあります。追加の 16 個のポートを提供する 1 つの拡張モジュールで、これをアップグレードすることができます。

  • Cisco UCS 6296 UP には、基本システムに 48 個のポートがあります。追加の 48 個のポートを提供する 3 つの拡張モジュールで、これをアップグレードすることができます。

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト の概要 

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト は、UCS システムにネットワークの接続性と管理機能を提供します。ファブリックインターコネクトは、システム内のサーバ、ファブリックインターコネクトに接続するサーバ、およびLAN/SAN に接続するファブリックインターコネクトに、イーサネットおよびファイバチャネルを提供します。

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトのそれぞれが Cisco UCS Manager を実行 し、すべての Cisco UCS 要素を完全に管理します。ファブリック インターコネクトは、40/100 ギガビット アップリンク ポートを備えたファブリックで 10/25 ギガビット ポートをサポートします。Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト を、各 デバイスの L1 または L2 ポート経由で別の Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトに接続すると、高可用性を実現できます。

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトの構成は次のとおりです。

  • Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトについて

  • Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトについて

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト は 2 RU top-of-rack (TOR) スイッチであり、Cisco R シリーズ ラックなどの標準的な 19 インチ ラックにマウントできます。高密度の FI は、高密度の Cisco UCS 6296 ファブリック インターコネクトからの理想的なアップグレードです。

高密度 Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト には 96 10/25 Gb SFP28 ポートと 12 40/100 Gb QSFP28 ポートがあります。各 40/100 Gb ポートは、4 x 10/25 Gb アップリンク ポートにブレイク アウトをできます。ポート 1 ~ 16 は、10/25 GbE または 4/8/16/32G のファイバ チャネル速度をサポートするユニファイド ポートです。ポート 89 ~ 96 は 1Gbps イーサネット速度をサポートします。

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト は次のいずれかをサポートします。

  • 8 個の FCoE ポート チャネル

  • または 4 個の SAN ポート チャネル

  • または 4 個の SAN ポート チャネルおよび 4 個の FCoE ポート チャネル

この Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト は、1 個のネットワーク管理ポート、初期構成の設定用に 1 個の RS-232 シリアルコンソール ポート、および構成の保存およびロード用に 1 個の USB ポートを備えています。また FI は、高可用性設定を保証する 2 個のファブリック インターコネクトを接続するための L1/L2 ポートを含みます。

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトにはまた、次から構成されている CPU ボードも含まれています。

  • Intel Xeon プロセッサ、6 コア

  • 64 GB の RAM

  • 8 MB の NVRAM(NVRAM チップ x 4)

  • 128 GB SSD(ブートフラッシュ)

図 3. Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート 1 ~ 16

ユニファイド ポート:

  • 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE

  • 8/16/32 Gbps ファイバ チャネル

2

ポート 17 ~ 88

(10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE)

3

ポート 89 ~ 96

  • 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE

  • 1 Gbps イーサネット

4

アップリンク ポート 97 ~ 108(40/100 Gbps イーサネットまたは FCoE)

ブレークアウト ケーブルを使用すると、4 x 10/25 Gbps のイーサネット ポートまたは FCoE アップリンク ポートが存在これらのポートの各ことができます。

5

システム環境 (ファンの障害) LED

6

システム ステータス LED

7

ビーコン LED

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト には 2 個の電源 (1+1 の冗長構成) および 3 個のファン (2+1 の冗長構成) があります。

図 4. Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトの前面図

1

冷却ファン:

(ホットスワップ可能な冗長構成の 2+1 ファン トレイ)

2

RS-232 シリアル コンソール ポート (RJ-45 コネクタ)

3

ネットワーク管理ポート (RJ-45 コネクタ)

4

USB ポート

5

2 穴設置ラグ用の設置パッド (保護ラベルの下)

6

電源装置

2 個の同一 AC 、あたは DC PSU、ホットスワップ可能、1+1 冗長構成)

7

L1/L2 高可用性ポート(RJ-45 コネクタ)

8

ビーコン LED

9

システム ステータス LED

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト (FI) は 1 RU top-of-rack スイッチであり、Cisco R シリーズ ラックなどの標準的な 19 インチ ラックにマウントできます。

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト には、48 個の 10/25 GB SFP28 ポート (16 個のユニファイド ポート) と、6 個の 40/100 GB QSFP28 ポートが搭載されています。各 40/100 Gb ポートは、4 x 10/25 Gb アップリンク ポートにブレイク アウトをできます。16 個のユニファイド ポートは、10/25 GbE または 4/8/16/32G のファイバ チャネル速度をサポートします。


(注)  


Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト は、Cisco UCS Manager 4.0(1) and 4.0(2) で 8 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 8) をサポートしていますが、その後 16 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 16) をサポートします。


Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト は、次の機能をサポートします。

  • 最大 8 個の FCoE ポート チャネル

  • または 4 SAN ポート チャネル

  • または最大 8 個の SAN ポート チャネルと FCoE ポート チャネル (それぞれ 4 個)

この Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト は、1 個のネットワーク管理ポート、初期構成の設定用に 1 個のコンソール ポート、および構成の保存およびロード用に 1 個の USB ポートを備えています。また FI は、高可用性を保証する 2 個のファブリック インターコネクトを接続するための L1/L2 ポートを含みます。

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトにはまた、次から構成されている CPU ボードも含まれています。

  • インテル Xeon D-1528 v4 プロセッサ、1.6 GHz

  • 64 GB の RAM

  • 8 MB の NVRAM(NVRAM チップ x 4)

  • 128 GB SSD(ブートフラッシュ)

図 5. Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート 1 ~ 16 (ユニファイド ポート 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE または 8/16/32 Gbps ファイバ チャネル)

(注)  

 

リリース 4.0(4) 以前の Cisco UCS Manager を使用している場合、1 ~ 8 ポートのみが Unified Ports です。

2

ポート 17 ~ 44(10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE)

(注)  

 

リリース 4.0(4) 以前の Cisco UCS Manager を使用している場合、ポート 9 ~ 44 は 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE です。

3

ポート 45 ~ 48(1/10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE)

4

アップリンク ポート 49 ~ 54(40/100 Gbps イーサネットまたは FCoE)

適切なブレークアウト ケーブルを使用すると、4 x 10/25 Gbps のイーサネット ポートまたは FCoE アップリンク ポートが存在これらのポートの各ことができます。

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトのシャーシは、2 つの電源モジュールと 4 つのファンを備えています。2 つのファンが前面から背面へのエアフローを提供します。

図 6. Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトの正面図

1

電源モジュールと電源コード コネクタ

2

ファン 1 ~ 4(シャーシ前面に向かって左から右)

3

L1 ポート、L2 ポート、RJ45、コンソール、USB ポート、および LED

Cisco UCS ファブリック インターコネクトのポート


(注)  


以前の世代のファブリック インターコネクトの Cisco UCS 9108 100G インテリジェント ファブリック モジュール への移行は、現在サポートされていません。


Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト のポートは、イーサネットまたはファイバ チャネル トラフィックを伝送するように設定できます。ポート 1 -16 のみ構成してファイバ チャネル トラフィックを伝送できます。ポートを設定するまでは、Cisco UCS ドメインでそれらのポートを使用できません。


(注)  


  • Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト は、Cisco UCS Manager 4.0(1) および 4.0(2) で 8 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 8) をサポートしていますが、リリース 4.0(4) 以降のリリースでは 16 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 16) をサポートします。

    ファブリック インターコネクトのポートを設定すると、管理状態が自動的に有効に設定されます。ポートが他のデバイスに接続されている場合は、これによってトラフィックが中断されることがあります。ポートの設定が完了したら、そのポートを有効または無効にできます。


次の表に、ファブリック インターコネクトの第 2 世代、第 3 世代、第 4 世代、および 世代のサポートについてまとめます。

第 2 世代

第 3 世代

第 4 世代

項目

Cisco UCS 6248 UP

Cisco UCS 6296 UP

Cisco UCS 6332

Cisco UCS 6332-16UP

Cisco UCS 6454

Cisco UCS 64108

説明

48 ポート ファブリック インターコネクト

96 ポート ファブリック インターコネクト

32 ポート ファブリック インターコネクト

40 ポート ファブリック インターコネクト

54 ポート ファブリック インターコネクト

108 ポート ファブリック インターコネクト

フォーム ファクタ

1 RU

2 RU

1 RU

1 RU

1 RU

2 RU

固定 10 GB インターフェイスの数

32

48

96(40G to 4 x 10G ブレークア ウ トケーブ ル)、QSA、ポート 13 ~ 14 は 40G to 10G ブレークアウトをサポートしていません

88(40G to 4 x 10G ブレークアウト ケーブル)

10G/25G インターフェイス ×48

10G/25G インターフェイス ×96

ユニファイド ポートの数

32

48

16

16

この FI は、Cisco UCS Manager 4.0(1) and 4.0(2) で 8 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 8) をサポートしていますが、その後 16 個のユニファイド ポート (ポート 1 ~ 16) をサポートします。

16

ポート 1 ~ 16

ユニファイド ポートの速度

1G/10G または 1G/2G/4G/8G-FC

1G/10G または 1G/2G/4G/8G-FC

1G/10G または 4G/8G/16G-FC

10G/25G または 8G/16G/32G-FC

10G/25G または 8G/16G/32G-FC

40 Gbps ポートの数

32

24

40G/100G ポート ×6

40G/100G ポート ×12

ユニファイド ポートの範囲

ポート 1 ~ 32

ポート 1 ~ 48

なし

ポート 1 ~ 16

ポート 1 ~ 16

ポート 1 ~ 16

IOM との互換性

UCS 2204、UCS 2208

UCS 2204、UCS 2208

UCS 2204、UCS 2208、UCS 2304、UCS 2304V2

UCS 2204、UCS 2208、UCS 2304、UCS 2304V2

UCS 2204、UCS 2208、UCS 2408

UCS 2204、UCS 2208、UCS 2408

FEX との互換性

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 2348UPQ

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 2348UPQ

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 93180YC-FX3

Cisco Nexus 2232PP

Cisco Nexus 2232TM-E

Cisco Nexus 93180YC-FX3

拡張スロット

1(16 ポート)

3(16 ポート)

なし

なし

なし

なし

ファン モジュール

2

4

4

4

4

3

電源モジュール

2(AC/DC 対応)

2(AC/DC 対応)

2 (AC/DC)

2 (AC/DC)

2 (AC/DC)

2(AC/DC)

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトのポートのブレークアウト機能

ブレークアウト ポートについて

Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトは、サポートされたブレークアウト ケーブルを使用して、1 つの QSFP ポートを 4 つの 10/25G ポートに分割できます。UCS 64108 ファブリック インターコネクトで、デフォルト 12 ポートが 40/100 G モードにします。これらはポート 97 ~ 108 です。これらの 40/100G ポートには、2 タプルの命名規則で番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40G ポートには 1/99 という番号が割り当てられます。40G から 10G に、100G から 25G に設定を変更するプロセスは、ブレークアウトと呼ばれ、[4X]10G から 40G の設定に、または [4X]10G から 40Gの設定に変更するは、設定解除と呼ばれます。これらのポートは、アップリンクポート、アプライアンス ポート、サーバー ポート(FEX を使用)、および FCoE ストレージ ポートとして使用できます。

40G ポートを 10G ポートに、または 100G ポートを 25G ポートにブレークアウトすると、結果で得られるポートは 3 タプルの命名規則を使用して番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40 ギガビット イーサネット ポートのブレークアウト ポートには 1/99/1、1/99/2、1/99/3、1/99/4 という番号が割り当てられます。


(注)  


Cisco UCS Manager は、ファブリック インターコネクトのアップリンクポートへの FEX、シャーシ、ブレード、IOM、またはアダプタ(VIC アダプタを除く)の接続をサポートしていません。


次の図は、Cisco UCS 64108 シリーズ ファブリック インターコネクトの背面図を表しており、これにはブレークアウト ポート機能をサポートしているポートが含まれています。

図 7. Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート 1 ~ 16。ユニファイド ポートは、10/25 Gbps のイーサネットまたは 8/16/32 Gbps ファイバ チャネルとして動作できます。FC ポートは、4 つのグループに変換されます。

ユニファイド ポート:

  • 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE

  • 8/16/32 Gbps ファイバ チャネル

2

ポート 1 ~ 96。各ポートは、10 Gbps または 25 Gbps イーサネットまたは FCoE SFP28 ポートとして動作できます。

3

アップリンク ポート 97 ~ 108。各ポートは、40 Gbps または 100 Gbps のイーサネット ポートまたは FCoE ポートとして動作できます。ブレークアウト ケーブルを使用すると、これらのポートの各は 4 x 10 Gbps または 4 x 25 Gbps のイーサネットまたは FCoE ポートとして動作します。

ポート 97 ~ 108 は、UCS サーバ ポートではなく、イーサネットまたは FCoE アップリンク ポートに接続するときに使用できます。

4

ポート 89 ~ 96

  • 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE

  • 1 Gbps イーサネット

5

システム環境 (ファンの障害) LED

6

システム ステータス LED

7

ビーコン LED

ブレイク アウト ポートのガイドライン

次に、Cisco UCS 64108 のファブリック インターコネクトのブレイク アウト機能のガイドラインを示します。

  • ブレイク アウト設定可能なポートは 97 ~ 108 です。

  • 各ブレークアウトポートの速度を設定することはできません。各ブレークアウトポートが auto モードでです。

  • サポートされているファブリック インターコネクトのポート (1/97 に 1/108) のいずれかのブレークアウト モードを設定した後、ファブリック インターコネクトがリブートします。

  • ブレイク アウト ポートは、トラフィック モニタリングの宛先としてサポートされていません。

  • ポート 97 ~ 108 は、アップリンク、アプライアンス、サーバー(FEX を使用)、および FCoE ストレージ ポートとして使用できます。

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトのポートのブレークアウト機能

ブレークアウト ポートについて

Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトは、サポートされたブレークアウト ケーブルを使用して、1 つの QSFP ポートを 4 つの 10/25G ポートに分割できます。これらのポートをアップリンク ポートの 10/25 G スイッチに接続するとしてのみ使用できます。UCS 6454 ファブリック インターコネクトで、by default(デフォルトで、デフォルトでは) 6 ポートが 40/100 G モードにします。これらは、ポート 49 に 54 です。これらの 40/100G ポートには、2 タプルの命名規則で番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40G ポートには 1/50 という番号が割り当てられます。40G から 10G に、100G から 25G に設定を変更するプロセスは、ブレークアウトと呼ばれ、[4X]10G から 40G の設定に、または [4X]10G から 40Gの設定に変更するは、設定解除と呼ばれます。

40G ポートを 10G ポートに、または 100G ポートを 25G ポートにブレークアウトすると、結果で得られるポートは 3 タプルの命名規則を使用して番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40 ギガビット イーサネット ポートのブレークアウトポートには 1/50/1、1/50/2、1/50/3、1/50/4 という番号が割り当てられます。

Cisco UCS Manager リリース 4.1(3a) 以降、VIC 1455 および 1457 アダプタを備えた Cisco UCS ラック サーバーを、Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトのアップリンク ポート 49 ~ 54 (40/100 Gbps イーサネットまたは FCoE) に接続できます。


(注)  


Cisco UCS Manager は、ファブリック インターコネクトのアップリンク ポートへの FEX、シャーシ、ブレード、IOM、またはアダプタ(VIC 1455 および 1457 アダプタを除く)の接続をサポートしていません。


次の図は、Cisco UCS 6454 シリーズ ファブリック インターコネクトの背面図を表しており、これにはブレークアウト ポート機能をサポートしているポートが含まれています。

図 8. Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート 1 ~ 16 (ユニファイド ポート 10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE または 8/16/32 Gbps ファイバ チャネル)

2

ポート 17 ~ 44(10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE)

3

ポート 45 ~ 48(1/10/25 Gbps イーサネットまたは FCoE)

4

アップリンク ポート 49 ~ 54(40/100 Gbps イーサネットまたは FCoE

ブレイク アウト ポートのガイドライン

次に、Cisco UCS 6454 のファブリック インターコネクトのブレイク アウト機能のガイドラインを示します。

  • ブレイク アウト設定可能なポートは 49 54 です。

  • 各ブレークアウトポートの速度を設定することはできません。各ブレークアウトポートが auto モードでです。

  • サポートされているファブリック インターコネクトのポート (1/49 に 1/54) のいずれかのブレークアウト モードを設定した後、ファブリック インターコネクトがリブートします。

  • ブレイク アウト ポートは、Cisco UCS Manager リリース 4.0(2) で、トラフィック モニタリングの宛先としてサポートされていません。

  • 49 54 のポートは、アップリンク ポートとしてのみ設定できます。として、次のいずれかに構成することはできません。

    • サーバ ポート

    • FCoE ストレージ ポート

    • アプライアンス ポート

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト 上のソフトウェア機能設定

Cisco UCS Manager リリース 4.0 (1) および 4.0 (2) では、Cisco UCS 6454 ファブリック インターコネクト のさまざまなソフトウェア機能のサポートが導入されました。 Cisco UCS Manager リリース4.1 では、Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト でのこれらの機能のサポートが拡張されています。これらのソフトウェア機能は次のとおりです。

  • スイッチング モード:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト はイーサネットまたは FC スイッチング モードをサポートしていません。

  • MAC セキュリティ :Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト で MAC セキュリティをサポートしていません。

  • ブレークアウト アップリンク ポート:サポートされたブレークアウト ケーブルを使用して、1 つの QSFP ポートを 4 つの 10/25G ポートに分割をサポートします。これらのポートは、イーサネット アップリンクまたは FCoE アップリンク ポートの 10/25 G スイッチに接続するとしてのみ使用できます。これらは、サーバ ポート、FCoE ストレージ ポート、アプライアンス ポートまたはモニタリング ポートとして設定できません。

  • MTU 設定:Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト は QOS ドロップ クラス ポリシーの mtu 設定をサポートします。

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト次のソフトウェア機能をサポートしません。

  • 非ポート チャネル モードでのシャーシ ディスカバリ ポリシー:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトはポート チャネル モードのみをサポートします。

  • 非ポート チャネル モードでのシャーシ接続ポリシー:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトはポート チャネル モードのみをサポートします。

  • マルチキャスト ハードウェア ハッシュ:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトはマルチキャスト ハードウェア ハッシュをサポートしていません。

  • ダイナミック vNICS でのサービス プロファイル:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトはダイナミック vNIC 接続ポリシーをサポートしていません。

  • マルチキャスト最適化:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトは QoS 用のマルチキャスト最適化をサポートしていません。

  • NetFlow—Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト は Netflow に関連する構成をサポートしていません。

  • ポート プロファイルと DVS 関連の設定:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトはポート プロファイルおよび分散型仮想スイッチ(DVS)に関連する設定をサポートしていません。

Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトの次のソフトウェア機能の構成が変更されました。

  • ユニファイド ポート:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトは、最大 16 つのユニファイド ポートをサポートします。これらは FC として設定できます。これらのポートはモジュールの先頭にあります。

  • VLAN の最適化: Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト では、PV カウントが 16000 を超えるとポート VLAN (VP) グルーピングを利用して VLAN ポート カウント数の最適化を設定できます。次の表は、Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト、および Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトで有効および無効にされた VLAN ポート数の最適化による PV カウントを示しています。

    6200 シリーズ FI

    6300 シリーズ FI

    6400 シリーズ FI

    VLAN ポート カウントの最適化が無効にされた PV カウント

    32000

    16000

    16000

    VLAN ポート カウントの最適化が有効にされた PV カウント

    64000

    64000

    64000

    Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト がイーサネット スイッチング モードのとき:

    • Fabric Interconnect(FI; をサポートしませんVLAN ポートの数の最適化有効

    • Fabric Interconnect(FI; 16000 PVs と同様にVLAN ポート数最適化 Disabledに設定すると、EHM モードをサポートしています

  • VLAN の制限:Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクトは、システムで利用するために 128 個の VLAN を予約します。

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト

ファブリック インターコネクトの機能

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトは、Cisco UCS システムのネットワーク接続性と管理機能の両方を提供します。ファブリック インターコネクトは、システム内のサーバ、ファブリック インターコネクトに接続するサーバ、および LAN/SAN に接続するファブリック インターコネクトに、イーサネットおよびファイバ チャネルを提供します。

それぞれの Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトが Cisco UCS Manager を実行し、すべての Cisco UCS 要素を完全に管理します。ファブリック インターコネクトは、完全なエンドツーエンドの 40 ギガビット容量をファブリック内でサポートし、16 ギガビット ファイバ チャネル機能を可能にします。Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトを、各デバイスの L1 または L2 ポート経由で別の Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトに接続すると、高可用性を実現できます。

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトは、次のハードウェアを含む次世代 UCS 製品と連携します。

  • Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクト:イーサネットまたは Fibre Channel over Ethernet(FCoE)シャーシ(32 個の 40 ギガビット QSFP+ ポートを搭載)

  • Cisco UCS 6332-16UP ファブリック インターコネクト:イーサネット、FCoE、およびファイバ チャネル シャーシ(16 個の 1 ギガビットまたは 10 ギガビット SFP+ ポート、または 16 個の 4 ギガビット、8 ギガビット、16 ギガビット ファイバ チャネル ポート、24 個の 40 ギガビット QSFP+ ポートを搭載)

  • Cisco 2304 IOM または Cisco 2304V2、I/O モジュール (8 つの 40 ギガビット バックプレーン ポートおよび 4 つの 40 ギガビット アップリンク ポートを搭載)

  • 複数の VIC

Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクト

Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクトは、1 RU の Top-of-Rack 型スイッチであり、32 個の 40 ギガビット QSFP+ ポート、1 つの 100/1000 ネットワーク管理ポート、初期構成の設定用に 1 つの RS-232 コンソール ポート、および構成の保存およびロード用に 2 つの USB ポートを備えています。またスイッチは、2 つのファブリック インターコネクトを接続するための L1 ポートと L2 ポートを備え、高可用性を提供します。スイッチは、Cisco R Series Rack などの標準的な 19 インチ ラックにマウントできます。

冷却ファンは前面から背面に空気を流します。つまり、吸気口がファン側にあり、排気口がポート側にあります。

図 9. Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート レーン スイッチ ボタン、ポート レーン LED、および L1 ポートと L2 ポート。

2

ポート 1 ~ 12 およびポート 15 ~ 26 は 40 Gbps QSFP+ ポートとして、または 4 個の 10 Gbps SFP+ ブレークアウト ポートとして動作します。

ポート 1 ~ 4 は、1 Gbps/10 Gbps の動作を可能にする Quad to SFP または SFP+(QSA)アダプタをサポートします。

ポート 13 および 14 は、40 Gbps の QSFP+ ポートとして動作します。これらを 4 個の 10 Gbps SFP+ ブレークアウト ポートとして動作させることはできません。

3

ポート 27 ~ 32 は、40 Gbps QSFP+ ポートとして動作します。

図 10. Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクトの正面図


1

電源モジュールと電源コード コネクタ

2

ファン 1 ~ 4(シャーシ前面に向かって左から右)

3

管理ポート、コンソール ポート、USB ポート、および LED。

Cisco UCS 6332-16UP ファブリック インターコネクト

Cisco UCS 6332-16UP ファブリック インターコネクトは、1 RU の Top-of-Rack 型スイッチであり、24 個の 40 ギガビット QSFP+ ポート、16 個の 10 ギガビット SFP ポート、1 つの 100/1000 ネットワーク管理ポート、初期セットアップ用に 1 個の RS-232 コンソール ポート、および設定の保存およびロード用に 2 個の USB ポートを備えています。またスイッチは、2 つのファブリック インターコネクトを接続するための L1 ポートと L2 ポートを備え、高可用性を提供します。スイッチは、Cisco R Series Rack などの標準的な 19 インチ ラックにマウントできます。

冷却ファンは前面から背面に空気を流します。つまり、吸気口がファン側にあり、排気口がポート側にあります。

図 11. Cisco UCS 3223-16UP ファブリック インターコネクトの背面図

1

ポート レーン スイッチ ボタン、ポート レーン LED、および L1 ポートと L2 ポート。

2

ポート 1 ~ 16 はユニファイド ポート(UP)であり、1 Gbps または 10 Gbps SFP+ 固定イーサネット ポート、または 4 ギガビット、8 ギガビット、16 ギガビット ファイバ チャネル ポートのいずれかとして動作します。

3

ポート 17 ~ 34 は 40 Gbps QSFP+ ポート、4 個の 10 ギガビット SFP+ ブレークアウト ポート用のブレークアウト モード、または QSA for 10G として動作します。

4

ポート 35 ~ 40 は 40 Gbps QSFP+ ポートとして動作します。

図 12. Cisco UCS 6332-16UP ファブリック インターコネクトの正面図


1

電源モジュールと電源コード コネクタ

2

ファン 1 ~ 4(シャーシ前面に向かって左から右)

3

管理ポート、コンソール ポート、USB ポート、および LED。

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのポート

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト上のポートを設定して、イーサネットまたはファイバ チャネルのトラフィックを伝送させることができます。これらのポートは予約されていません。これらを設定するまでは、Cisco UCS ドメインでポートを使用できません。


(注)  


ファブリック インターコネクトのポートを設定すると、管理状態が自動的にイネーブルに設定されます。ポートが他のデバイスに接続されている場合は、これによってトラフィックが中断されることがあります。ポートを設定した後、それを無効にできます。


次の表に、Cisco UCS ファブリック インターコネクトの第 2 世代および第 3 世代のポートをまとめています。

Cisco UCS Mini

第 2 世代

第 3 世代

項目

Cisco UCS 6324

Cisco UCS 6248 UP

Cisco UCS 6296 UP

Cisco UCS 6332

Cisco UCS 6332-16UP

説明

4 個のユニファイド ポートと 1 個のスケーラビリティ ポートを持つファブリック インターコネクト

48 ポート ファブリック インターコネクト

96 ポート ファブリック インターコネクト

32 ポート ファブリック インターコネクト

40 ポート ファブリック インターコネクト

フォーム ファクタ

1 RU

1 RU

2 RU

1 RU

1 RU

固定 40 GB インターフェイスの数

6(ポート 17 ~ 32)

6(ポート 35 ~ 40)

1 GB/10 GB インターフェイスの数(インストールされている SFP モジュールによって異なる)

すべて

すべて

すべて

ポート 5 ~ 26(ブレイクアウトケーブルを使用)

ポート 17 ~ 34(ブレイクアウトケーブルを使用)

ユニファイド ポート(8 Gb/s、FC、FCoE)

4

すべて

すべて

なし

ポート 1 ~ 16

すべての IOM と互換性あり

すべて

すべて

すべて

すべて

すべて

拡張スロット

なし

1(16 ポート)

3(16 ポート)

なし

なし

ファン モジュール

4

2

5

4

4

電源

2(AC/DC 対応)

2(AC/DC 対応)

2(AC/DC 対応)

2(AC/DC 対応)


(注)  


Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトはポートのブレークアウト機能をサポートしています。40 G ポートを 4 つの 10 G ポートに変換する方法については、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのポート ブレークアウト機能を参照してください。


ポート モード

ポート モードは、ファブリック インターコネクト上の統合ポートが、イーサネットまたはファイバ チャネル トラフィックを転送するかどうかを決定します。ポート モードを設定するには Cisco UCS Manager を使用します。ただし、ファブリック インターコネクトは自動的にポート モードを検出しません。

ポート モードを変更すると、既存のポート設定が削除され、新しい論理ポートに置き換えられます。VLAN や VSAN など、そのポート設定に関連付けられているオブジェクトもすべて削除されます。ユニファイドポートでポートモードを変更できる回数に制限はありません。

ポート タイプ

ポート タイプは、統合ポート接続経由で転送されるトラフィックのタイプを定義します。

イーサネット ポート モードに変更されたユニファイド ポートは、デフォルトでアップリンク イーサネット ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポート モードに変更されたユニファイド ポートは、ファイバ チャネル アップリンク ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポートを設定解除することはできません。

ポート タイプ変更時のリブートは不要です。

イーサネット ポート モード

ポート モードを「イーサネット」に設定するときには、次のポート タイプを設定できます。

  • サーバ ポート

  • イーサネット アップリンク ポート

  • イーサネット ポート チャネル メンバ

  • FCoE ポート

  • アプライアンス ポート

  • アプライアンス ポート チャネル メンバ

  • SPAN 宛先ポート

  • SPAN 送信元ポート


    (注)  


    SPAN 送信元ポートでは、いずれかのポート タイプを設定した後、そのポートを SPAN 送信元として設定します。


ファイバ チャネル ポート モード

ポート モードを「ファイバ チャネル」に設定するときには、次のポート タイプを設定できます。

  • ファイバ チャネル アップリンク ポート

  • ファイバ チャネル ポート チャネル メンバ

  • ファイバ チャネル ストレージ ポート

  • SPAN 送信元ポート


    (注)  


    SPAN 送信元ポートでは、いずれかのポート タイプを設定した後、そのポートを SPAN 送信元として設定します。


Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのポート ブレークアウト機能

ブレークアウト ポートについて

Cisco UCS ファブリック インターコネクトの 6300 シリーズでは、1 つの QSFP ポートを 4 つの 10G ポートに分割できます。その際、サポートされているブレークアウト ケーブルを使用します。デフォルトで、40G モードでは 32 個のポートがあります。これらの 40G ポートには、2 タプルの命名規則で番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40G ポートには 1/2 という番号が割り当てられます。40G から 10G に設定を変更するプロセスはブレークアウトと呼ばれ、(4 つの)10G から 40G に設定を変更するプロセスは設定解除と呼ばれます。

40G ポートを 10G ポートにブレークアウトする場合、得られたポートには 3 タプルの命名規則を使って番号が割り当てられます。たとえば、2 番目の 40 ギガビット イーサネット ポートのブレークアウト ポートには 1/2/1、1/2/2、1/2/3、1/2/4 という番号が割り当てられます。

次の図は、Cisco UCS 6332 シリーズ ファブリック インターコネクトの正面図を表しており、これにはブレークアウト ポート機能をサポートしているポートが含まれています。

図 13. Cisco UCS 6332 シリーズ ファブリック インターコネクトの正面図

1

L1 ハイ アベイラビリティ ポートと L2 ハイ アベイラビリティ ポート

2

28 個の 40G QSFP ポート(98 個の 10G SFP ポート)

(注)  

 
  • QSA モジュールはポート 13 ~ 14 で必要。

  • 10G のサポートには QSFP から 4XSFP へのブレークアウト ケーブルが必要。

3

6 個の 40G QSFP ポート

次の図は、Cisco UCS 6332-16UP シリーズ ファブリック インターコネクトの正面図を表しており、これにはブレークアウト ポート機能をサポートしているポートが含まれています。

図 14. Cisco UCS 6332-16UP シリーズ ファブリック インターコネクトの正面図

1

L1 ハイ アベイラビリティ ポートと L2 ハイ アベイラビリティ ポート

2

16 個の 1/10G SFP(16 個の 4/8/16G FC ポート)

3

18 個の 40G QSFP(72 個の 10G SFP)

(注)  

 
  • 10G のサポートには QSFP から 4XSFP へのブレークアウト ケーブルが必要。

4

6 個の 40G QSFP ポート

次の図は、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトの背面図を表しています。

図 15. Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトの背面図

1

電源装置

2

4 個のファン

3

電源装置

4

シリアル ポート

ブレークアウト ポートの制約事項

次の表に、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのブレークアウト機能の制約事項をまとめています。

Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト

ブレイクアウト設定可能ポート

ブレイク アウト機能をサポートしていないポート

Cisco UCS 6332

1 ~12、15 ~ 26

13 ~ 14、27 ~ 32

(注)  

 
  • 自動ネゴシエート動作は、ポート27~32ではサポートされていません。

Cisco UCS 6332-16UP

17 ~ 34

1 ~ 16、35 ~ 40

(注)  

 
  • ポート 35 ~ 40 では自動ネゴシエートの動作がサポートされていません。


重要


QoS ジャンボ フレームを使用する場合、最大で 4 つのブレークアウト ポートが許可されます。


Cisco UCS シャーシ

Cisco UCS Manager リリース 3.1(1) 以降のリリースでは Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシがサポートされます。

シャーシ管理を使用したシャーシ管理の詳細については、Cisco UCS Manager を参照してください 。

Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシ

Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシは、高さが 6 ラック ユニット(6 RU)で、業界標準の 19 インチ ラックシステムに搭載可能であり、標準的な前面から背面への冷却方法を使用します。1 つのシャーシ内には、最大 8 つのハーフ幅、または 4 つのフル幅の Cisco UCS B-Series ブレード サーバ フォーム ファクタを収容できます。Cisco Unified Computing System によってユニファイド ファブリックおよびファブリック エクステンダ テクノロジーが組み込まれることで、以下のシャーシが実現します。

  • より少ない数の物理コンポーネント

  • 独立した管理機能が不要

  • 従来のブレード サーバ シャーシより優れたエネルギー効率

Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシは、全世代のファブリック インターコネクトでサポートされます。

Cisco UCS Mini のインフラストラクチャ

Cisco UCS Mini ソリューションは、ブランチ オフィスやリモート オフィス、販売時点管理の現場、小規模な IT 環境など、小規模ドメインの要件を持つ環境に Cisco UCS アーキテクチャを拡張します。Cisco UCS Mini は、主要な 3 つのインフラストラクチャ コンポーネントで構成されます。

  • Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト

  • Cisco UCS ブレード サーバ シャーシ

  • Cisco UCS ブレード サーバまたはラック マウント サーバ

図 16. Cisco UCS Mini


Cisco UCS Mini ソリューションでは、 Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトが IO モジュール フォーム ファクタに小型化され、ブレード サーバ シャーシの IOM スロットに挿入されます。Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトは、10G ポートを 24 基備えています。このうち、16 基のポートはサーバ側に設置され、8 つのハーフ幅ブレード スロットに対し、それぞれ 2 基の 10G ポートが使用されます。残りの 8 つのポートは、4 つの 1/10G 拡張 Small Form-Factor Pluggable(SFP+)ポートと、「スケーラビリティ ポート」と呼ばれる 1 つの 40G Quad Small Form-Factor Pluggable(QSFP+)ポートに区分されます。

Cisco UCS Manager Release 3.1(1) では、既存の単一シャーシ Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト セットアップ上で、2 台目の UCS 5108 シャーシがサポートされるようになりました。この拡張シャーシ では、サーバ 8 台を追加して構成することができます。プライマリ シャーシとは異なり、 拡張シャーシ では IOM がサポートされます。現時点では、UCS-IOM-2204XP および UCS-IOM-2208XP IOM がサポートされます。拡張シャーシ の接続には、FI-IOM のスケーラビリティ ポートのみを使用できます。


重要


現時点では、 Cisco UCS Manager は UCS Mini に対して 1 台の 拡張シャーシ のみをサポートします。


Cisco UCS インフラストラクチャの仮想化

Cisco UCS は単一の統合システムであり、スイッチ、ケーブル、アダプタ、およびサーバがすべて結合され、ユニファイド マネジメント ソフトウェアによって管理されます。この統合を実現する機能の 1 つは、システムのあらゆるレベルの全コンポーネントを仮想化する機能です。スイッチ ポート、ケーブル、アダプタ、およびサーバはすべて、仮想化が可能です。システムのすべてのコンポーネントを仮想化できるため、一度接続しただけのシステムから、どのブレード上のどのサーバでも、どのようなサービスでも迅速にプロビジョニングでき、このような機能は他に類を見ません。次の図は、これらの仮想化機能の概要を示します。

図 17. Cisco UCS の仮想化機能


スイッチ ポートの仮想化

物理インターフェイスは、ファブリック インターコネクトの仮想ファイバ チャネル インターフェイス(vFC)および仮想イーサネット インターフェイス(vEth)上の、論理的な仮想インターフェイスに対する物理接続を実現します。サーバへの論理接続は、これらの仮想インターフェイスを介して提供されます。

ケーブルの仮想化

物理スイッチ ポートに接続された物理ケーブルは、論理ケーブルおよび仮想ケーブルのインフラストラクチャとなります。これらの仮想ケーブルは、システム上の任意のサーバ上の仮想アダプタと接続します。

アダプタの仮想化

サーバ上の物理アダプタは、仮想アダプタの物理インフラストラクチャとなります。仮想ネットワーク インターフェイス カード(vNIC)または仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)は、ホストをファブリック インターコネクト上の仮想インターフェイスに論理的に接続します。ホストは、このインターフェイスを介してトラフィックを送受信できるようになります。ファブリック インターコネクトの各仮想インターフェイスは、それぞれ vNIC に対応します。

サーバに設置された 1 つのアダプタは、標準の PCIe 仮想化によって、サーバ側からは複数のアダプタとして認識されます。サーバが PCIe バスをスキャンする際、プロビジョニングされた仮想アダプタは、物理的に PCIe バスに接続されているように見えます。

サーバの仮想化

サーバの仮想化は、ステートレス サーバとしての機能を実現します。物理インフラストラクチャの一部として、物理サーバがあります。しかし、このサーバの構成は、サーバが関連付けられているサービス プロファイルに基づきます。すべてのサービス プロファイルは一元的に管理され、ファブリック インターコネクト上のデータベースに格納されます。サービス プロファイルは、アダプタの数、仮想アダプタ、各アダプタの ID、アダプタのファームウェア、サーバのファームウェアなど、サーバに関するすべての設定を定義します。これには、物理マシンに対して一般的に設定する、すべてのサーバ設定が含まれます。サービス プロファイルは物理インフラストラクチャから抽出されているため、任意の物理サーバに適用できます。これにより、物理サーバは、サービス プロファイルに定義されている設定どおりに構成されます。サービス プロファイルの管理の詳細については、『Cisco UCS Manager サーバ管理ガイド』を参照してください。