ブレード サーバー管理

ブレード サーバー管理

Cisco UCS Manager によって、Cisco UCS ドメイン内のすべてのブレード サーバーを管理およびモニターできます。電源状態の変更など一部のブレード サーバー管理タスクは、サーバーおよびサービス プロファイルから実行できます。

残りの管理タスクは、サーバー上でのみ実行できます。

電源装置は、シャーシのブレードが 2 台以下の場合、省電力モードになります。3 台目のブレードがシャーシに追加され、完全に検出されると、電源装置は通常のモードに戻ります。

シャーシ内のブレード サーバー スロットが空の場合、そのスロットに関する情報、エラー、および障害が Cisco UCS Manager から提供されます。サーバー ミスマッチ エラーを解決し、そのスロット内のブレード サーバーを Cisco UCS Manager で再検出するために、スロットを再認識させることもできます。

ブレード サーバーの削除および解放に関するガイドライン

Cisco UCS Manager を使ってブレード サーバーを削除するか解放するかを決定する場合は、次のガイドラインを考慮してください。

ブレード サーバーの解放

物理的に存在し接続されているブレード サーバーを一時的に解放するには、構成から一時的に削除します。サーバー情報の一部は、ブレード サーバーが再稼働する場合に備えて、将来使用するために Cisco UCS Manager によって保持されます。

ブレード サーバーの削除

削除は、ブレード サーバーをシャーシから接続解除して、Cisco UCS Manager から物理的に削除する(取り外す)場合に実行します。ブレード サーバーが物理的に存在し、シャーシに接続しているときは、Cisco UCS Manager から削除できません。ブレード サーバーの物理的な削除が完了すると、そのブレード サーバーの設定を Cisco UCS Manager で削除できます。

削除時、そのブレード サーバーへのアクティブ リンクは無効化され、すべてのエントリがデータベースから削除されます。サーバーは検出時に割り当てられたすべてのサーバー プールから自動的に削除されます。


(注)  


自動的に削除されるのは、ディスカバリ中に自動的にサーバー プールへ追加されたサーバーのみです。サーバー プールに手動で追加したサーバーは手動で削除する必要があります。


削除したブレード サーバーを再び設定に追加するには、再び接続して検出する必要があります。Cisco UCS Manager に再導入したサーバーは新規サーバーとみなされ、詳細なディスカバリ プロセスが実施されます。このため、Cisco UCS Manager によって以前とは異なる新しい ID がサーバーに割り当てられることがあります。

予期しないサーバー電力変更を回避するための推奨事項

サーバーがサービス プロファイルに関連付けられていない場合は、サーバーの物理的な [Power] または [Reset] ボタンなど、サーバーの電源状態を変更するために使用可能な手段をすべて使用できます。

サーバーがサービス プロファイルに関連付けられているか、サービス プロファイルに割り当てられている場合は、サーバーの電源状態の変更は次の方法でのみ行う必要があります。

  • Cisco UCS Manager GUI で、サーバーに関連付けられたサーバーまたはサービス プロファイルの [General] タブに移動し、[Actions] 領域で [Boot Server] または [Shutdown Server] を選択します。

  • Cisco UCS Manager CLI で、サーバー、またはサーバーに関連付けられたサービス プロファイルに対して power up または power down コマンドを使用します。


重要


電源がオフになっている関連サーバーには、次のオプションのいずれも使用しないでください。

  • GUI の [Reset]

  • cycle cycle-immediate または CLI のreset hard-reset-immediate

  • サーバーの物理的な [Power] または [Reset] ボタン


現在電源がオフになっているサーバーに対して、リセットまたはサイクルを実施するか、サーバーの物理的な [Power] ボタンを使用すると、サーバーの実際の電力状態がサービス プロファイルで必要とされる電源状態の設定と同期しなくなる可能性があります。サーバーと Cisco UCS Manager 間の通信が中断したり、サービス プロファイルの設定が変更されると、Cisco UCS Manager によって、必要とされる電源の状態がサービス プロファイルからサーバーに適用される場合があり、この結果予期しない電力変化が発生する可能性があります。

電源の同期に関する問題は、次に示すように予期しないサーバーの再起動につながる可能性があります。

サービス プロファイルで必要とされる電源状態

現在のサーバーの電源状態

通信が中断された後のサーバーの電源状態

アップ

電源オフ

[電源オン(Powered On)]

ダウン

電源オン

電源オン

(注)  

 

実行中のサーバーは、サービス プロファイルに必要とされる電源状態に関係なくシャットダウンされません。

ブレード サーバーのブート

Before you begin

ブレード サーバーまたはサーバー プールにサービス プロファイルを関連付けます。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] / を入力します。

Step 2

UCS-A /org # scope service-profile profile-name

指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。

Step 3

UCS-A /org/service-profile # power up

サービス プロファイルに関連付けられたブレード サーバーをブートします。

Step 4

UCS-A /org/service-profile # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次の例は、ServProf34 という名前のサービス プロファイルに関連付けられたブレード サーバーをブートし、トランザクションをコミットします。

UCS-A# scope org /
UCS-A /org* # scope service-profile ServProf34
UCS-A /org/service-profile* # power up
UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/service-profile #

ブレード サーバーのシャットダウン

この手順を使用して、インストールされているオペレーティング システムとともにサーバをシャットダウンした場合、Cisco UCS Manager により、この OS のグレースフル シャットダウン シーケンスがトリガーされます。


Note


サービス プロファイルに関連付けられたブレード サーバーをシャットダウンすると、VIF ダウン アラート F0283 および F0479 が自動的に制限されます。


Before you begin

ブレード サーバーまたはサーバー プールにサービス プロファイルを関連付けます。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

Step 2

UCS-A /org # scope service-profile profile-name

指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。

Step 3

UCS-A /org/service-profile # power down

サービス プロファイルに関連付けられたブレード サーバーをシャットダウンします。

Step 4

UCS-A /org/service-profile # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、ServProf34 という名前のサービス プロファイルに関連付けられたブレード サーバーをシャットダウンし、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope org /
UCS-A /org # scope service-profile ServProf34
UCS-A /org/service-profile # power down
UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/service-profile #

ブレード サーバーの電源再投入

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したブレード サーバーでシャーシ サーバー モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # cycle {cycle-immediate | cycle-wait}

ブレード サーバーの電源を再投入します。

ブレード サーバーの電源再投入をただちに開始するには、 cycle-immediate キーワードを使用します。保留中のすべての管理操作が完了した後に電源再投入が開始されるようスケジュールするには、 cycle-wait キーワードを使用します。

Step 3

UCS-A# commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 の電源をただちに再投入し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A#  scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # cycle cycle-immediate
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

ブレード サーバーのハード リセットの実行

サーバをリセットすると、Cisco UCS Manager により、リセット ライン上にパルスが送信されます。オペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを選択することができます。オペレーティング システムでグレースフル シャットダウンがサポートされていない場合、サーバ電源の再投入が行われます。サーバをリセットする前に Cisco UCS Manager にすべての管理操作を完了させるオプションの場合、それらの操作がサーバのリセット前に完了する保証はありません。


Note


電源切断状態からサーバをブートする場合は、[リセット(Reset)] を使用しないでください。

この手順を使用して電源投入を続けると、サーバの望ましい電源状態が実際の電源状態と同期しなくなり、サーバが後で予期せずシャットダウンすることがあります。選択したサーバを電源切断状態から安全にリブートするには、[キャンセル(Cancel)] をクリックし、[ブート サーバ(Boot Server)] アクションを選択します。


Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定サーバーのシャーシ サーバー モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # reset {hard-reset-immediate | hard-reset-wait}

ブレード サーバーのハード リセットを実行します。

サーバーのハード リセットをただちに開始するには、hard-reset-immediate キーワードを使用します。保留中のすべての管理操作が完了した後にハード リセットが開始されるようスケジュールするには、hard-reset-wait キーワードを使用します。

Step 3

UCS-A /server # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 のハード リセットをただちに実行し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A#  scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # reset hard-reset-immediate
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

ブレード サーバーの認識

サーバ、およびそのサーバのエンドポイントすべてを再検出するには、次の手順を実行します。たとえば、サーバがディスカバリ状態など、予期していなかった状態から抜け出せなくなっている場合に、この手順を使用します。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# acknowledge server chassis-num / server-num

選択されたブレード サーバーを認識します。

Step 2

UCS-A# commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次の例では、シャーシ 2 のサーバー 4 を認識し、トランザクションをコミットします。

UCS-A#  acknowledge server 2/4
UCS-A* # commit-buffer
UCS-A # 

シャーシからのブレード サーバーの削除

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# remove server chassis-num / server-num

指定したブレード サーバーを削除します。

Step 2

UCS-A# commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Step 3

シャーシの物理的な配置場所で、スロットからサーバー ハードウェアを取り外します。

サーバー ハードウェアの取り外し方法については、お使いのシャーシの『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A#  remove server 2/4
UCS-A* # commit-buffer
UCS-A # 

What to do next

ブレード サーバを物理的に再設置する場合は、Cisco UCS Managerにそのサーバを再検出させるために、スロットの確認応答を再び行う必要があります。

詳細については、「ブレード サーバーの認識」を参照してください。

ブレード サーバーの解放

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# decommission server chassis-num / server-num

指定されたブレード サーバーを解放します。

Step 2

UCS-A# commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次の例では、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 を解放し、トランザクションをコミットします。

UCS-A# decommission server 2/4
UCS-A* # commit-buffer
UCS-A # 

What to do next

ブレード サーバーの使用停止後、サーバーの再稼働を開始するには数分待機する必要があります。

ブレード サーバの再稼動

Before you begin

ブレード サーバーの使用停止後に再稼働する場合、サーバーの再稼働を開始するまで数分待機する必要があります。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# recommission server chassis-num / server-num

指定されたブレード サーバーを再稼働します。

Step 2

UCS-A# commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次の例では、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 を再稼働し、トランザクションをコミットします。

UCS-A# recommission server 2/4
UCS-A* # commit-buffer
UCS-A # 

ブレード サーバーのロケータ LED の電源投入

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したシャーシでシャーシ サーバー モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # enable locator-led [multi-master | multi-slave]

ブレード サーバーのロケータ LED の電源を投入します。Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバーの場合は、次のキーワードを追加できます。

  • multi-master:マスター ノードのみに対して LED を点灯します。

  • multi-slave:スレーブ ノードのみに対して LED を点灯します。

Step 3

UCS-A /chassis/server # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 のロケータ LED の電源を投入し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # enable  locator-led
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 7 のみでマスター ノードのロケータ LED の電源を投入し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope chassis 2/7
UCS-A /chassis/server # enable locator-led multi-master
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

ブレード サーバーのロケータ LED の電源切断

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # disable locator-led [multi-master | multi-slave]

ブレード サーバーのロケータ LED の電源を切断します。Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバーの場合は、次のキーワードを追加できます。

  • multi-master:マスター ノードのみに対して LED を消灯します。

  • multi-slave:スレーブ ノードのみに対して LED を消灯します。

Step 3

UCS-A /chassis/server # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 のロケータ LED の電源を切断し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope chassis 2/4
UCS-A /chassis/server # disable locator-led
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 7 のマスター ノードのロケータ LED の電源を切断し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope chassis 2/7
UCS-A /chassis/server # disable locator-led multi-master
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

ブレード サーバーの CMOS のリセット

サーバのトラブルシューティングに CMOS のリセットが必要になることがあります。CMOS のリセットは、通常のサーバメンテナンスには含まれません。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したシャーシでシャーシ サーバー モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # reset-cmos

ブレード サーバーの CMOS をリセットします。

Step 3

UCS-A /chassis/server # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 の CMOS をリセットし、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # reset-cmos
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server #  

ブレード サーバーの CIMC のリセット

ファームウェアで、サーバのトラブルシューティングに CIMC のリセットが必要になることがあります。CIMC のリセットは、通常のサーバメンテナンスには含まれません。CIMC をリセットすると、CIMC はブレード サーバの管理コントローラを再起動します。

CIMC をリセットすると、CIMC がリブートするまで、Cisco UCSの電力モニタリング機能が短時間使用不能になります。通常、リセットは 20秒しかかかりませんが、その間にピーク電力キャップを超える可能性はあります。低い電力制限が設定された環境で、設定された電力制限を超えないようにするには、CIMC のリブートまたはアクティブ化を交互に実施することを検討してください。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したシャーシでシャーシ サーバー モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # scope CIMC

シャーシ サーバー CIMC モードを開始します。

Step 3

UCS-A /chassis/server/CIMC # reset

ブレード サーバーの CIMC をリセットします。

Step 4

UCS-A /chassis/server/CIMC # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のブレード サーバー 4 の CIMC をリセットし、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # scope CIMC
UCS-A /chassis/server/cimc # reset
UCS-A /chassis/server/cimc* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server/cimc #  

ブレード サーバーの TPM のクリア

TPM のサポートが含まれている Cisco UCS M4 ブレード サーバーおよびラックマウント サーバーでのみ、TPM をクリアできます。


注意    


TPM のクリアは危険性のある操作です。OS が起動を停止することがあります。また、データを損失する可能性もあります。


始める前に

TPM が有効である必要があります。

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

UCS-A# scope server [chassis-num/server-num | dynamic-uuid]

指定したサーバのサーバ モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A# /chassis/server # scope tpm tpm-ID

指定された TPM の org TPM モードを開始します。

ステップ 3

UCS-A# /chassis/server/tpm # set adminaction clear-config

TPM のクリアを指定します。

ステップ 4

UCS-A# /chassis/server/tpm # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

次に、ブレード サーバーの TPM をクリアする方法の例を示します。


UCS-A# scope server 1/3
UCS-A# /chassis/server # scope tpm 1
UCS-A# /chassis/server/tpm # set adminaction clear-config
UCS-A#/chassis/server/tpm* # commit-buffer



ブレード サーバーの BIOS パスワードのリセット

このオプションを使用すると、F2 BIOS 構成プロンプトを使用せずに BIOS パスワードをリセットできます。BIOS パスワードのリセットは、通常のサーバー メンテナンスには含まれません。BIOS パスワードのリセット後、サーバーはすぐに再起動され、新しい BIOS パスワードが更新されます。

手順


ステップ 1

UCS-A# scope server chassis-num / server-num

指定したシャーシでシャーシ サーバー モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A /chassis/server # reset-bios-password

ブレード サーバーの BIOS パスワードをリセットします。

ステップ 3

UCS-A /chassis/server # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。


ブレード サーバーからの NMI の発行

システムの無応答状態が続き、Cisco UCS Managerによって IMC から BIOS またはオペレーティング システムに NMI(マスク不能割り込み)を発行する必要がある場合には、次の手順を実行します。このアクションにより、サーバにインストールされているオペレーティング システム応じて、コア ダンプまたはスタック トレースが作成されます。

Procedure

  Command or Action Purpose

Step 1

UCS-A# scope server [chassis-num/server-num | dynamic-uuid]

指定したサーバのサーバ モードを開始します。

Step 2

UCS-A /chassis/server # diagnostic-interrupt

Step 3

UCS-A /chassis/server* # commit-buffer

保留中のすべてのトランザクションをコミットします。

Example

次に、シャーシ 2 のサーバー 4 から NMI を送信し、トランザクションをコミットする例を示します。

UCS-A# scope server 2/4
UCS-A /chassis/server # diagnostic-interrupt
UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
UCS-A /chassis/server # 

ヘルス LED アラーム

ブレード ヘルス LED は各 Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバーの前面にあります。Cisco UCS Manager を使用すると、ブレード ヘルス LED の色が緑からオレンジ、または点滅しているオレンジに変わるセンサーの障害を確認できます。

ヘルス LED アラームには次の情報が表示されます。

名前 説明

[Severity] カラム

アラームのシビラティ(重大度)。次のいずれかになります。

  • [クリティカル(Critical)]:ブレード ヘルス LED がオレンジで点滅します。

  • [Minor]:ブレード ヘルス LED がオレンジに点灯します。

[Description] カラム

アラームの簡単な説明。

[Sensor ID] カラム

アラームをトリガーしたセンサーの ID。

[Sensor Name] カラム

アラームをトリガーしたセンサーの名前。

Smart SSD

Cisco UCS Manager リリース 3.1(3) から、SSD ヘルスのモニターリングがサポートされています。この機能は Smart SSD と呼ばれます。消耗ステータス(日数)、残り耐用期間のパーセンテージなどのプロパティに関する統計情報が表示されます。プロパティごとに最小値、最大値、平均値が記録され、表示されます。この機能では、プロパティのしきい値制限も表示されます。


(注)  


Smart SSD 機能は、一部の SSD でのみサポートされています。HDD ではサポートされていません。


サポートされる SSD の SATA レンジは次のとおりです。

  • Intel

  • Samsung

  • Micron

サポートされる SSD の SAS レンジは次のとおりです。

  • 東芝

  • Sandisk

  • Samsung

  • Micron


(注)  


  • SAS SSD では [Power Cycle Count] は使用できません。

  • スマート SSD 機能は、M5 サーバー以降のみにサポートされいています。


SSD ヘルス統計情報の表示

SSD ヘルス統計情報を表示するには、次の手順を実行します。

手順

  コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1

UCS-A# scope server chassis-id / server-id

指定サーバーのシャーシ サーバー モードを開始します。

ステップ 2

UCS-A /chassis/server # show stats

指定したサーバーの SSD ヘルス統計情報を表示します。

次に、シャーシ 1 のブレード 3 の SSD ヘルス統計情報を表示する例を示します。

UCS-A# scope server 1/3
UCS-A /chassis/server # show stats

Ssd Health Stats:
    Time Collected: 2016-12-07T19:35:15.920
    Monitored Object: sys/chassis-1/blade-3/board/storage-SAS-1/ssd-health-stats-1
    Suspect: No
    Id: 1
    Power Cycle Count: 1022
    Power On Hours: 4793
    Percentage Life Left: 92
    Wear Status In Days: 1679
    Thresholded: 0

    Time Collected: 2016-12-07T19:35:38.912
    Monitored Object: sys/chassis-1/blade-3/board/storage-SAS-1/ssd-health-stats-2
    Suspect: No
    Id: 2
    Power Cycle Count: 1017
    Power On Hours: 4270
    Percentage Life Left: 87
    Wear Status In Days: 1587
    Thresholded: 0

    Time Collected: 2016-12-07T19:35:15.920
    Monitored Object: sys/chassis-1/blade-3/board/storage-SAS-4/ssd-health-stats-1
    Suspect: No
    Id: 1
    Power Cycle Count: 1506
    Power On Hours: 5029
    Percentage Life Left: 98
    Wear Status In Days: 1788
    Thresholded: 0
        
    Time Collected: 2016-12-07T19:35:15.920
    Monitored Object: sys/chassis-1/blade-3/board/storage-SAS-4/ssd-health-stats-2
    Suspect: No
    Id: 2
    Power Cycle Count: 58
    Power On Hours: 4731
    Percentage Life Left: 100
    Wear Status In Days: 1825
    Thresholded: 0
UCS-A /chassis/server #