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サービス プロファイルは、単一のサーバおよびそのストレージとネットワークの特性を定義します。Cisco UCS Manager および UCS Mini のサービス プロファイルを作成できます。サービス プロファイルがサーバに導入されると、UCS Manager は、サービス プロファイルで指定された設定に一致するよう、サーバ、アダプタ、ファブリック エクステンダ、ファブリック インターコネクトを自動的に設定します。
サービス プロファイルには、次の 4 種類の情報が含まれています。
[サーバ定義(Server definition)]:プロファイルに適用するために必要なリソース(特定のシャーシに挿入された特定のサーバやブレード)を定義します。
[ID 情報(Identity information)]:UUID、各仮想 NIC(vNIC)の MAC アドレス、各 HBA の WWN 仕様が含まれます。
[ファームウェア バージョンの仕様(Firmware revision specifications)]:特定のテスト済みのファームウェア リビジョンをインストールする必要があるか、その他の理由で特定のファームウェアを使用する必要がある場合に使用されます。
[接続性定義(Connectivity definition)]:ネットワーク アダプタ、ファブリック エクステンダ、および親インターコネクトを設定します。ただし、この情報には各ネットワーク コンポーネントの設定方法の詳細が含まれていないため抽象的です。
UCS システムは、サーバ ID を継承するサービス プロファイルとサーバ ID をオーバーライドするサービス プロファイルの 2 つのタイプのサービス プロファイルを提供しています。
このタイプのサービス プロファイルにより、柔軟性と制御性が最大化されます。このプロファイルでは、アソシエーション時にサーバに設定されていた ID 値を上書きし、Cisco UCS Manager で設定されたリソース プールとポリシーを使用して一部の管理タスクを自動化できます。
このサービス プロファイルは、あるサーバとの関連付けを解除して、別のサーバに関連付けることができます。この再アソシエーションは手動で行うこともできますし、自動サーバ プール ポリシーを通じて行うこともできます。UUID や MAC アドレスなど、新しいサーバの工場出荷時の設定は、サービス プロファイルでの設定で上書きされます。その結果、サーバでの変更はネットワークに対して透過的です。新しいサーバの使用を開始するために、ネットワークでコンポーネントやアプリケーションを再設定する必要はありません。
このプロファイルにより、次のようなリソース プールやポリシーを通じて、システム リソースを利用し、管理できるようになります。
MAC アドレスのプール、WWN アドレス、UUID などの仮想 ID 情報
イーサネットおよびファイバ チャネル アダプタ プロファイル ポリシー
ファームウェア パッケージ ポリシー
オペレーティング システム ブート順序ポリシー
サービス プロファイルに電源管理ポリシー、サーバ プール資格情報ポリシー、または特定のハードウェア設定が必要な別のポリシーが含まれている場合を除き、そのサービス プロファイルを Cisco UCS ドメイン のどのタイプのサーバにも使用できます。
これらのサービス プロファイルは、ラックマウント サーバまたはブレード サーバのどちらかに関連付けることができます。サービス プロファイルの移行の可否は、サービス プロファイルの移行制限を選択するかどうかによって決まります。
(注) | 移行を制限しない場合は、既存のサービス プロファイルを移行する前に、Cisco UCS Manager による新規サーバの互換性チェックは実行されません。両方のハードウェアが似ていない場合、関連付けが失敗することがあります。 |
このハードウェアベースのサービス プロファイルは使用も作成も簡単です。このプロファイルは、サーバのデフォルト値を使用して、ラックマウント型サーバの管理を模倣します。これは特定のサーバに関連付けられているため、別のサーバへの移動や移行はできません。
このサービス プロファイルを使用するために、プールや設定ポリシーを作成する必要はありません。
このサービス プロファイルは、アソシエーション時に存在する次のような ID 情報および設定情報を継承し、適用します。
このプロファイルをサーバに関連付ける前に、製造元でサーバのハードウェアに設定された値が変更された場合、このサービス プロファイルを通じて継承されたサーバの ID および設定情報は、この値とは異なる可能性があります。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含まれるポリシー(ローカル ディスク設定ポリシーなど)やプールに固有のガイドラインと推奨事項に加え、サービス プロファイルとサーバを関連付ける機能に影響する以下のガイドラインと推奨事項も順守してください。
Cisco UCS Manager と統合されているラックマウント サーバでは、Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(N2XX-ACPCI01)などのサポート対象のアダプタごとに最大 56 の vNIC を設定できます。
電力制限はラック サーバではサポートされません。ラックマウント サーバに関連付けられているサービス プロファイルに電力制御ポリシーを含めた場合、そのポリシーは実行されません。
QoS ポリシーのプライオリティ設定が fc(ファイバ チャネル システム クラス)ではない場合にのみ、そのポリシーを vNIC に割り当てることができます。QoS ポリシーのプライオリティに他のシステム クラスを設定できます。
QoS ポリシーのプライオリティ設定が fc(ファイバ チャネル システム クラス)である場合にのみ、そのポリシーを vHBA に割り当てることができます。
QoS ポリシーのホスト制御設定は vNIC にのみ適用されます。vHBA には影響しません。
インバンド サービス プロファイル
この手順は、インバンド サービス プロファイルの作成方法を示しています。
(注) | Cisco UCS Manager GUI で、[機器(Equipment)] タブのサーバ CIMC を使用するようにアウトオブバンド設定を設定したすべての Cisco UCS M3 および M4 サーバは、インバンド プロファイルに従って、自動的にインバンド ネットワーク(VLAN)および IPv4/IPv6 設定を取得します。インバンド プロファイル設定からネットワークまたは IP プール名を削除すると、サーバのインバンド設定がインバンド プロファイルから取得された場合は、サーバからインバンド設定が削除されます。 |
次の例では、インバンド サービス プロファイル inband-profile を作成し、ネットワーク グループ名を inband-vlan-group に、デフォルトの VLAN を Inband_VLAN に、IP プールを inband_default にそれぞれ設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A #scope eth-uplink
UCS-A /eth-uplink # scope inband-profile
UCS-A /eth-uplink/inband-profile # set net-group-name inband-vlan-group
UCS-A /eth-uplink/inband-profile* # set default-vlan-name Inband_VLAN
UCS-A /eth-uplink/inband-profile* # set default-pool-name inband_default
UCS-A /eth-uplink/inband-profile* # commit-buffer
UCS-A /eth-uplink/inband-profile #
この手順は、インバンド管理サービス プロファイルを設定する方法について説明します。
次の例では、サービス プロファイル名 inband_sp を作成し、in-band という名前の管理インターフェイスを設定し、管理 VLAN を作成し、ネットワーク名を Inband_VLAN に設定し、外部 IPv4 プールを作成してその名前を inband_default に設定し、外部 IP および外部 IPv6 管理プールを作成し、両方のプールの名前を inband_default に設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org UCS-A /org # create service-profile inband_sp UCS-A /org/service-profile* # create mgmt-iface in-band UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface* # create mgmt-vlan UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan* # set network-name Inband_VLAN UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan* # create ext-pooled-ip UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip* # set name inband_default UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip* # exit UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan* # create ext-pooled-ip6 UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6* # set name inband_default UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6 # exit UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface/mgmt-vlan # exit UCS-A /org/service-profile/mgmt-iface # exit
サーバにインバンド管理インターフェイスのサービス プロファイルを関連付けます。
この手順では、サービス プロファイルからインバンド設定を削除する方法について説明します。
(注) | デフォルト VLAN 名とデフォルト プール名を使用して Cisco UCS Manager でインバンド プロファイルが設定されると、サーバ CIMC は、サービス プロファイルから設定を削除してから 1 分以内にインバンド プロファイルからインバンド設定を自動的に取得します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、サービス プロファイル blade1 にスコープし、管理インターフェイス インバンドを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org UCS-A /org # scope service-profile blade1 UCS-A /org/service-profile # delete mgmt-iface in-band UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile
この手順では、プールされた IP のサーバ CIMC 上でのインバンド管理を設定する方法について説明します。
(注) | UCS-A# scope server 1/1 UCS-A /chassis/server # scope cimc UCS-A /chassis/server/cimc # create mgmt-iface in-band UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # set ipv4state static UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # set ipv6state static UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # commit-buffer UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface # show detail External Management Interface: Mode: In Band Ip V4 State: Static Ip V6 State: Static Is Derived from Inband Profile: No UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface # set ipv4state IpV4State ipv6state IpV6State mode Mode UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface # create mgmt-vlan UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan* # create ext-static-ip UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip* # set addr x.x.x.1 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip* # set subnet 255.255.255.0 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip* # set default-gw x.x.x.254 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip* # commit-buffer UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip # up UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan # create ext-static-ip6 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip6* # set addr xxxx:xxxx:xxxx:1:: UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip6* # set default-gw xxxx:xxxx:xxxx:1::0001 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip6* # set prefix 64 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip6* # commit-buffer UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-static-ip6 # up UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan # show detail expand External Management Virtual LAN: Network Name: Id: 1 External Management Static IP: IP Address: x.x.x.1 Default Gateway: 10.193.1.254 Subnet: 255.255.255.0 Primary DNS IP: 0.0.0.0 Secondary DNS IP: 0.0.0.0 External Management Static IPv6: IP Address: xxxx:xxxx:xxxx:1:: Default Gateway: xxxx:xxxx:xxxx:1::0001 Prefix: 64 Primary DNS IP: :: Secondary DNS IP: :: |
次の例では、in-band という名前のサーバ 1 のシャーシ 1 上で管理インターフェイスを作成し、IPv4 および IPv6 状態を [プール済み(pooled)] に設定し、管理 VLAN を作成し、ネットワーク名を Inband にし、外部 IPv4 プールを作成してその名前を inband_default に設定します。外部 IPv6 プールを作成してその名前を inband_default に設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope server 1/1 UCS-A /chassis/server # scope cimc UCS-A /chassis/server/cimc # create mgmt-iface in-band UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # set ipv4state pooled UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # set ipv6state pooled UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface* # create mgmt-vlan UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan* # set network-name Inband UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan* # create ext-pooled-ip UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip* # set name Inband_default UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip* # exit UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan* # create ext-pooled-ip6 UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6* # set name Inband_default UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6* # commit-buffer UCS-A /chassis/server/cimc/mgmt-iface/mgmt-vlan/ext-pooled-ip6 #
この手順は、サーバ CIMC からインバンド設定を削除する方法について説明します。
(注) | デフォルト VLAN 名とデフォルト プール名を使用して Cisco UCS Manager でインバンド プロファイルが設定されると、サーバ CIMC は、サービス プロファイルから設定を削除してから 1 分以内にインバンド プロファイルからインバンド設定を自動的に取得します。 |
次に、server 1 の chassis1 から in-band という名前の管理インターフェイスを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope server 1/1 UCS-A /chassis/server # scope cimc UCS-A /chassis/server/cimc # delete mgmt-iface in-band UCS-A /chassis/server/cimc* # commit-buffer UCS-A /chassis/server/cimc #
サービス プロファイル テンプレート
次の例は、サービス プロファイル テンプレートを作成してトランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # create service-profile ServTemp2 updating-template UCS-A /org/service-profile* # set bios-policy biospol1 UCS-A /org/service-profile* # set boot-policy bootpol32 UCS-A /org/service-profile* # set descr "This is a service profile example." UCS-A /org/service-profile* # set dynamic-vnic-conn-policy mydynvnicconnpolicy UCS-A /org/service-profile* # set ext-mgmt-ip-state pooled UCS-A /org/service-profile* # set host-fw-policy ipmi-user987 UCS-A /org/service-profile* # set identity dynamic-uuid derived UCS-A /org/service-profile* # set ipmi-access-profile ipmiProf16 UCS-A /org/service-profile* # set local-disk-policy localdiskpol33 UCS-A /org/service-profile* # set maint-policy maintpol4 UCS-A /org/service-profile* # set mgmt-fw-policy mgmtfwpol75 UCS-A /org/service-profile* # set power-control-policy powcontrpol13 UCS-A /org/service-profile* # set scrub-policy scrubpol55 UCS-A /org/service-profile* # set sol-policy solpol2 UCS-A /org/service-profile* # set stats-policy statspol4 UCS-A /org/service-profile* # set user-label mylabel UCS-A /org/service-profile* # vcon-policy myvconnpolicy UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
サービス プロファイルのインスタンスの作成元になるサービス プロファイル テンプレートがあることを確認します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # create service-profile profile-name instance |
指定したサービス プロファイル インスタンスを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。 このサービス プロファイル テンプレートを識別する一意の profile-name を入力します。 この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # set src-templ-name profile-name |
元になるサービス プロファイル テンプレートを指定してサービス プロファイル インスタンスに適用します。サービス プロファイル テンプレートからのすべての設定が、サービス プロファイル インスタンスに適用されます。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、ServProf34 という名前のサービス プロファイル インスタンスを作成し、ServTemp2 という名前のサービス プロファイル テンプレートを適用し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # create service-profile ServProf34 instance UCS-A /org/service-profile* # set src-templ-name ServTemp2 UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
サーバ、ラック サーバ、またはサーバ プールにサービス プロファイルを関連付けます。
サービス プロファイル タスク
サービス プロファイルの名前を変更すると、次のことが起こります。
サービス プロファイルの以前の名前を参照するイベント ログと監査ログは、その名前のまま保持されます。
名前変更の操作を記録する、新しい監査データが作成されます。
サービス プロファイルの以前の名前で生じたすべての障害データは、新しいサービス プロファイル名に転送されます。
(注) | 保留中の変更があるサービス プロファイルの名前は変更できません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # rename-to new-profile-name |
指定されたサービス プロファイルの名前を変更します。 このコマンドを入力すると、CLI セッションのコミットされていないすべての変更が失われることがあるという警告がされます。続行するには確認のため y を入力します。 この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/ # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、ServInst90 から ServZoned90 にサービス プロファイル名を変更し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # rename-to ServZoned90 Rename is a standalone operation. You may lose any uncommitted changes in this CLI session. Do you want to continue? (yes/no): y UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /org # create service-profile profile-nameinstance |
指定したサービス プロファイル インスタンスを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。 このサービス プロファイルを特定する一意の profile-name を入力します。 この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # set bios-policy policy-name |
指定された BIOS ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # set boot-policy policy-name |
指定されたブート ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile # set descr description | (任意)
サービス プロファイルに説明を記入します。
| ||
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile # set dynamic-vnic-conn-policy policy-name |
指定されたダイナミック vNIC 接続ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile # set ext-mgmt-ip-state {none | pooled | static} |
管理 IP アドレスをサービス プロファイルに割り当てる方法を指定します。 | ||
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile # set host-fw-policy ipmi-user-name |
指定されたホスト転送ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile # set identity {dynamic-uuid {uuid | derived} | dynamic-wwnn {wwnn | derived} | uuid-pool pool-name | wwnn-pool pool-name} |
サーバが UUID または WWNN を取得する方法を指定します。次のいずれかを実行できます。 | ||
ステップ 10 | UCS-A /org/service-profile # set ipmi-access-profile profile-name |
指定された IPMI アクセス プロファイルをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 11 | UCS-A /org/service-profile # set local-disk-policy policy-name |
指定されたローカル ディスク ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 12 | UCS-A /org/service-profile # set maint-policy policy-name |
指定されたメンテナンス ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 13 | UCS-A /org/service-profile # set mgmt-fw-policy policy-name |
指定された管理転送ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 14 | UCS-A /org/service-profile # set power-control-policy policy-name |
指定された電源管理ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 15 | UCS-A /org/service-profile # set scrub-policy policy-name |
指定されたスクラブ ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 16 | UCS-A /org/service-profile # set sol-policy policy-name |
指定した Serial over LAN ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 17 | UCS-A /org/service-profile # set stats-policy policy-name |
指定された統計情報ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。 | ||
ステップ 18 | UCS-A /org/service-profile # set user-label label-name |
サービス プロファイルに関連付けられたユーザ ラベルを指定します。 | ||
ステップ 19 | UCS-A /org/service-profile # set vcon {1 | 2} selection {all | assigned-only | exclude-dynamic | exclude-unassigned} |
指定された vCon に選択プリファレンスを指定します。 | ||
ステップ 20 | UCS-A /org/service-profile # set vcon-policy policy-name |
指定された vNIC/vHBA 配置ポリシーをサーバ プロファイルに関連付けます。
| ||
ステップ 21 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、サービス プロファイル インスタンスを作成してトランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # create service-profile ServInst90 instance UCS-A /org/service-profile* # set bios-policy biospol1 UCS-A /org/service-profile* # set boot-policy bootpol32 UCS-A /org/service-profile* # set descr "This is a service profile example." UCS-A /org/service-profile* # set ext-mgmt-ip-state pooled UCS-A /org/service-profile* # set host-fw-policy ipmi-user987 UCS-A /org/service-profile* # set identity dynamic-uuid derived UCS-A /org/service-profile* # set ipmi-access-profile ipmiProf16 UCS-A /org/service-profile* # set local-disk-policy localdiskpol33 UCS-A /org/service-profile* # set maint-policy maintpol4 UCS-A /org/service-profile* # set mgmt-fw-policy mgmtfwpol75 UCS-A /org/service-profile* # set power-control-policy powcontrpol13 UCS-A /org/service-profile* # set scrub-policy scrubpol55 UCS-A /org/service-profile* # set sol-policy solpol2 UCS-A /org/service-profile* # set stats-policy statspol4 UCS-A /org/service-profile* # set user-label mylabel UCS-A /org/service-profile* # vcon-policy myvconnpolicy UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A /org # scope org-name. |
指定した組織の設定モードに入ります。ルート組織モードを開始するには、org-name として「org」を入力します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile service profile name. |
vNIC ペアを作成するサービス プロファイルの名前を入力します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /org # scope service-profile create vnic eth0. |
冗長ペアを作成する vNIC に名前を割り当てます。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/vnic* # set template-namevNIC-primary . |
サービス プロファイル レベルで vNIC ペアを作成するため、セカンダリ vNIC テンプレートにリンクできるプライマリ vNIC テンプレートを使用するように指定します。 | ||
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/vnic* #exit . |
vNIC ペアを作成するために使用するプライマリ vNIC テンプレートを終了します。
| ||
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile # create vnic eth1. |
vNIC eth0 にリンクするペアを作成するために、ピア vNIC を作成する vNIC に名前を割り当てます。 | ||
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/vnic* set template-name vNIC secondary. |
サービス プロファイル レベルで使用できる vNIC ペアを作成するため、セカンダリ vNIC テンプレートをピア テンプレートとしてプライマリ vNIC テンプレートに使用するように指定します。 | ||
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/vnic* #exit. |
vNIC ペアを作成するために使用するセカンダリ vNIC テンプレートを終了します。 | ||
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer. |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイルから vNIC 冗長ペアを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A # scope org UCS-A /org # scope service-profile test-sp UCS-A /org/service-profile # create vNIC eth0 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set template-name vNIC-primary UCS-A /org/service-profile/vnic* # exit UCS-A /org/service-profile* # create vNIC eth1 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set template-name vNIC-secondary UCS-A /org/service-profile/vnic* # exit UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の設定モードに入ります。ルート組織モードを開始するには、/ を org-name として入力します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create vnic vnic-name [eth-if eth-if-name] [fabric {a | b}] |
指定したサービス プロファイルの vNIC を作成し、組織サービス プロファイルの vNIC モードを開始します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set adapter-policy policy-name |
vNIC に使用するアダプタ ポリシーを指定します。 | ||
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set fabric {a | a-b | b | b-a} |
vNIC に使用するファブリックを指定します。vNIC テンプレートを作成するときにステップ 3 でファブリックを指定しなかった場合は、このコマンドで指定するオプションがあります。 デフォルトのファブリック インターコネクトが使用できない場合に、この vNIC が第 2 のファブリック インターコネクトにアクセスできるようにするには、a-b(A がプライマリ)または b-a(B がプライマリ)を選択します。
| ||
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set identity {dynamic-mac {mac-addr | derived} | mac-pool mac-pool-name} |
vNIC の ID(MAC アドレス)を指定します。次のいずれかのオプションを使用して識別を設定できます。 | ||
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set mtu size-num | この vNIC で受け入れられる最大伝送単位、つまりパケット サイズ。 1500 ~ 9216 の整数を入力します。
| ||
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set nw-control-policy policy-name |
vNIC によって使用されるネットワーク制御ポリシー。 | ||
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set order {order-num | unspecified} |
vNIC に相対順序を指定します。 | ||
ステップ 10 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set pin-group group-name |
vNIC によって使用される LAN ピン グループ。 | ||
ステップ 11 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set qos-policy policy-name |
vNIC によって使用されるサービス ポリシーの品質。 | ||
ステップ 12 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set stats-policy policy-name |
vNIC によって使用される統計情報収集ポリシー。 | ||
ステップ 13 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set template-name policy-name |
ダイナミック vNIC 接続ポリシーを vNIC に使用するように指定します。 | ||
ステップ 14 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set vcon {1 | 2 | 3 | 4 | any} |
指定された vCon に vNIC を割り当てます。Cisco UCS Manager が自動的に vNIC を割り当てるようにするには、any キーワードを使用します。 | ||
ステップ 15 | UCS-A /org/service-profile/vnic # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、サービス プロファイルの vNIC を設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # create vnic vnic3 fabric a UCS-A /org/service-profile/vnic* # set adapter-policy AdaptPol2 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set fabric a-b UCS-A /org/service-profile/vnic* # set identity mac-pool MacPool3 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set mtu 8900 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set nw-control-policy ncp5 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set order 0 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set pin-group EthPinGroup12 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set qos-policy QosPol5 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set stats-policy StatsPol2 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set template-name VnicConnPol3 UCS-A /org/service-profile/vnic* # set set vcon any UCS-A /org/service-profile/vnic* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/vnic #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create vhba vhba-name [fabric {a | b}] [fc-if fc-if-name] |
指定したサービス プロファイル用の vHBA を作成し、組織サービス プロファイルの vHBA モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set adapter-policy policy-name |
vHBA に対し使用するアダプタ ポリシーを指定します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set admin-vcon {1 | 2 | any} |
vHBA を 1 つまたはすべての仮想ネットワーク インターフェイス接続に割り当てます。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set identity {dynamic-wwpn {wwpn | derived} | wwpn-pool wwn-pool-name} |
vHBA の WWPN を指定します。 次のいずれかのオプションを使用してストレージ ID を設定できます。
|
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set max-field-size size-num |
vHBA がサポートするファイバ チャネル フレーム ペイロードの最大サイズ(バイト数)を指定します。 |
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set order {order-num | unspecified} |
vHBA の PCI スキャン順序を指定します。 |
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set pers-bind {disabled | enabled} |
ファイバ チャネル ターゲットに対する永続的なバインディングをディセーブルまたはイネーブルにします。 |
ステップ 10 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set pin-group group-name |
vHBA に使用する SAN ピン グループを指定します。 |
ステップ 11 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set qos-policy policy-name |
vHBA に対し使用する QoS ポリシーを指定します。 |
ステップ 12 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set stats-policy policy-name |
vHBA に使用する統計情報しきい値ポリシーを指定します。 |
ステップ 13 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set template-name policy-name |
vHBA に使用する vHBA テンプレートを指定します。 |
ステップ 14 | UCS-A /org/service-profile/vhba # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイル用の vHBA を設定し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # create vhba vhba3 fabric b UCS-A /org/service-profile/vhba* # set adapter-policy AdaptPol2 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set admin-vcon any UCS-A /org/service-profile/vhba* # set identity wwpn-pool SanPool7 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set max-field-size 2112 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set order 0 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set pers-bind enabled UCS-A /org/service-profile/vhba* # set pin-group FcPinGroup12 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set qos-policy QosPol5 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set stats-policy StatsPol2 UCS-A /org/service-profile/vhba* # set template-name SanConnPol3 UCS-A /org/service-profile/vhba* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/vhba #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create local-disk-config |
サービス プロファイルのローカル ディスク設定を作成し、組織サービス プロファイルのローカル ディスク コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config # set descr description | (任意)
ローカル ディスク設定に説明を記入します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config # set mode {any-configuration | no-local-storage | no-raid | raid-0-striped | raid-1-mirrored | raid-5-striped-parity | raid-6-striped-dual-parity | raid-10-mirrored-and-striped} |
ローカル ディスクのモードを指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config # create partition |
ローカル ディスクのパーティションを作成し、組織サービス プロファイルのローカル ディスク設定パーティション モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition # set descr description | (任意)
パーティションの説明を記します。 |
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition # set size {size-num | unspecified} |
パーティションのサイズを MB 単位で指定します。 |
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition # set type {ext2 | ext3 | fat32 | none | ntfs | swap} |
パーティション タイプを指定します。 |
ステップ 10 | UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、サービス プロファイルのローカル ディスクを設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile # scope boot-definition UCS-A /org/service-profile # create local-disk-config UCS-A /org/service-profile/local-disk-config* # set mode raid-1-mirrored UCS-A /org/service-profile/local-disk-config* # create partition UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition* # set size 1000000 UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition* # set type ntfs UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/local-disk-config/partition #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create sol-config |
サービス プロファイルの Serial over LAN 設定を作成し、組織サービス プロファイルの SoL コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/sol-config # {disable | enable} |
サービス プロファイルの Serial over LAN 設定をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/sol-config # set descr description | (任意)
Serial over LAN 設定に説明を加えます。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/sol-config # set speed {115200 | 19200 | 38400 | 57600 | 9600} |
シリアル ボー レートを指定します。 |
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/sol-config # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに Serial over LAN を設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile # create sol-config UCS-A /org/service-profile/sol-config* # enable UCS-A /org/service-profile/sol-config* # set descr "Sets serial over LAN to 9600 baud." UCS-A /org/service-profile/sol-config* # set speed 9600 UCS-A /org/service-profile/sol-config* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/sol-config #
サービス プロファイルのアソシエーション
作成時にサービス プロファイルとブレード サーバまたはサーバ プールを関連付けなかった場合、またはサービス プロファイルを関連付けるブレード サーバまたはサーバ プールを変更する場合には、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # associate {server chassis-id/ slot-id | server-pool pool-name qualifier} [restrict-migration] |
サービス プロファイルを単一のサーバに関連付けます。または、指定したサーバ プール ポリシー資格情報を使用して、指定したサーバ プールに関連付けます。 オプションの restrict-migration キーワードを追加すると、サービス プロファイルは別のサーバに移行されません。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、ServProf34 という名前のサービス プロファイルとシャーシ 1 のスロット 4 のサーバを関連付け、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServProf34 UCS-A /org/service-profile* # associate server 1/4 UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
作成時にサービス プロファイルをラック サーバを関連付けなかった場合、またはサービス プロファイルを関連付けるラック サーバを変更する場合には、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # associate server serv-id [restrict-migration] |
サービス プロファイルと指定したラック サーバを関連付けます。 オプションの restrict-migration コマンドを追加すると、サービス プロファイルは別のサーバに移行されません。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、ServProf34 という名前のサービス プロファイルとラック サーバ 1 を関連付け、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServProf34 UCS-A /org/service-profile* # associate server 1 UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
この手順では、サービス プロファイルとブレード サーバ、ラック サーバ、またはサーバ プールの関連付け解除について説明します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # disassociate |
サービス プロファイルとサーバまたはサーバ プールの関連付けを解除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、ServProf34 という名前のサービス プロファイルとサーバの関連付けを解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServProf34 UCS-A /org/service-profile # disassociate UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
サービス プロファイルのブート定義
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create boot-definition |
サービス プロファイルのブート定義を作成し、組織サービス プロファイルのブート定義モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # set descr description | (任意)
ブート定義の説明を記入します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # set reboot-on-update {no | yes} | (任意) ブート順に変更を加えた後に、このブート定義を使用するすべてのサーバを自動的にリブートするかどうかを指定します。デフォルトでは、更新時のリブート オプションはディセーブルです。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、サービス プロファイルにブート定義を設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # create boot-definition UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # set descr "This boot definition reboots on update." UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # set reboot-on-update yes UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/boot-definition #
次の 1 つ以上のブート オプションをブート定義に設定し、ブート順序を設定します。
LAN Boot:中央集中型プロビジョニング サーバからブートします。これは、このサーバから、別のサーバ上にオペレーティング システムをインストールするためによく使用されます。
[LAN ブート(LAN Boot)] オプションを選択した場合は、サービス プロファイル ブート定義の LAN ブートの設定 に進みます。
Storage Boot:SAN 上のオペレーティング システム イメージからブートします。プライマリおよびセカンダリ SAN ブートを指定できます。プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。
システムに最高のサービス プロファイル モビリティを提供する SAN ブートの使用を推奨します。SAN からブートした場合、あるサーバから別のサーバにサービス プロファイルを移動すると、移動後のサーバは、まったく同じオペレーティング システム イメージからブートします。したがって、ネットワークからは、この新しいサーバはまったく同じサーバと認識されます。
[ストレージ ブート(Storage Boot)] オプションを選択した場合は、サービス プロファイル ブート定義のストレージ ブートの設定 に進みます。
Virtual Media Boot:サーバへの物理 CD の挿入を模倣します。これは通常、サーバ上にオペレーティング システムを手動でインストールする場合に使用されます。
[仮想メディア ブート(Virtual Media Boot)] オプションを選択した場合は、サービス プロファイル ブート定義の仮想メディア ブートの設定 に進みます。
サービス プロファイルのブート定義を設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # scope boot-definition |
組織サービス プロファイルのブート定義モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # create lan |
サービス プロファイルのブート定義に LAN ブートを作成し、サービス プロファイルのブート定義 LAN モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan # set order {1 | 2 | 3 | 4} |
LAN ブートのブート順序を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan # create path {primary | secondary} |
プライマリまたはセカンダリ LAN ブート パスを作成し、サービス プロファイルのブート定義 LAN パス モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan/path # set vnic vnic-name |
LAN イメージ パスに使用する vNIC を指定します。 |
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan/path # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに入り、サービス プロファイルのブート定義に LAN ブートを作成し、ブート順序を 2 に設定し、プライマリ パスを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # scope boot-definition UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # create lan UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan* # set order 2 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan* # create path primary UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan/path* # set vnic vnic3 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan/path* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/boot-definition/lan/path #
サービス プロファイルのブート定義を設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # scope boot-definition |
組織サービス プロファイルのブート定義モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # create storage |
サービス プロファイルのブート定義にストレージ ブートを作成し、サービス プロファイルのブート定義ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage # set order {1 | 2 | 3 | 4} |
ストレージ ブートのブート順序を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage # create {local | san-image {primary | secondary}} |
ローカル ストレージ ブートまたは SAN イメージ ブートを作成します。SAN イメージ ブートが作成されると、サービス プロファイルのブート定義ストレージ SAN イメージ モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image # create path {primary | secondary} |
プライマリまたはセカンダリ SAN イメージ パスを作成し、サービス プロファイルのブート定義ストレージ SAN イメージ パス モードを開始します。 Cisco UCS、M3 サーバ、または M4 サーバで拡張ブート順序を使用する場合は、定義したブート順序が使用されます。用語「プライマリ」または「セカンダリ」を使用した標準のブート モードは、ブート順序を示唆するものではありません。同じデバイス クラス内での実際のブート順序は、PCIe バス スキャン順序により決定されます。 |
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path # set lun lun-num |
SAN イメージ パスに使用される LUN を指定します。 |
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path # set vhba vhba-name |
SAN イメージ パスに使用される vHBA を指定します。 |
ステップ 10 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path # set wwn wwn-num |
SAN イメージ パスに使用される WWN を指定します。 |
ステップ 11 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに入り、サービス プロファイルのブート定義にストレージ ブートを作成し、ブート順序を 2 に設定し、プライマリ パスを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # scope boot-definition UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # create storage UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage* # create san-image primary UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage* # set order 2 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image* # create path primary UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path* # set lun 27512 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path* # set vhba vhba3 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path* # set wwn 20:00:00:00:20:00:00:23 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/boot-definition/storage/san-image/path #
サービス プロファイルのブート定義を設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # scope boot-definition |
組織サービス プロファイルのブート定義モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition # create virtual-media {read-only | read-write} |
サービス プロファイル ブート定義に読み取り専用または読み取りと書き込みの仮想メディア ブートを作成し、サービス プロファイルのブート定義仮想メディア モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/virtual-media # set order {1 | 2 | 3 | 4} |
仮想メディア ブートのブート順序を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/boot-definition/virtual-media # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例は、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに入り、サービス プロファイルのブート定義に読み取り専用権限で仮想メディア ブートを作成し、ブート順序を 3 に設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile* # scope boot-definition UCS-A /org/service-profile/boot-definition* # create virtual-media read-only UCS-A /org/service-profile/boot-definition/virtual-media* # set order 3 UCS-A /org/service-profile/boot-definition/virtual-media* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/boot-definition/virtual-media #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービスで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # delete boot-definition |
サービス プロファイルのブート定義を削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイルのブート定義を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile # delete boot-definition UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
サービス プロファイルのファイバ チャネル ゾーン分割
この手順では、既存のグローバル ファイバ チャネル ストレージ接続ポリシーを使用すると想定されています。このサービス プロファイルに対してのみストレージ接続ポリシー定義を作成する場合は、ローカル ストレージ接続ポリシー定義での vHBA イニシエータ グループの設定 を参照してください。
すべてのサービス プロファイルで使用できるグローバル ファイバ チャネル ストレージ接続ポリシーを作成する方法については、「ファイバ チャネル ストレージ接続ポリシーの作成」を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create initiator-group group-name |
ファイバ チャネル ゾーン分割の指定イニシエータ グループを作成し、サービス プロファイルのイニシエータ グループ モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group # create initiator vhba-name |
イニシエータ グループの指定 vHBA イニシエータを作成します。 必要に応じて、この手順を繰り返しグループに 2 番目の vHBA を追加します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group # set storage-connection-policy policy-name |
サービス プロファイルに指定されたストレージ接続ポリシーを関連付けます。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例では、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに対し 2 つの vHBA イニシエータを持つ initGroupZone1 という名前の vHBA イニシエータ グループを設定し、既存のファイバ チャネル ストレージ接続ポリシーを含め、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile # create initiator-group initGroupZone1 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # create initiator vhba1 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # create initiator vhba2 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # set storage-connection-policy scpolicyZone1 UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
この手順では、サービス プロファイルにローカル ファイバ チャネル ストレージ接続ポリシーを作成すると想定しています。既存のストレージ接続ポリシーを使用する場合は、既存のストレージ接続ポリシーでの vHBA イニシエータ グループの設定 を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
指定したサービス プロファイルで組織サービス プロファイル モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # create initiator-group group-name |
ファイバ チャネル ゾーン分割の指定イニシエータ グループを作成し、サービス プロファイルのイニシエータ グループ モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group # create initiator vhba-name |
vHBA イニシエータ グループの指定 vHBA イニシエータを作成します。 必要に応じて、この手順を繰り返しグループに 2 番目の vHBA を追加します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group # create storage-connection-def policy-name |
指定したストレージ接続ポリシー定義を作成し、ストレージ接続定義モードを開始します。 |
ステップ 6 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def # create storage-target wwpn |
指定された WWPN を持つストレージ ターゲット エンドポイントを作成し、ストレージ ターゲット モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def/storage-target # set target-path {a | b} |
ターゲット エンドポイントとの通信に使用するファブリック インターコネクトを指定します。 |
ステップ 8 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def/storage-target # set target-vsan vsan |
ターゲット エンドポイントとの通信に使用する VSAN を指定します。 |
ステップ 9 | UCS-A /org/service-profile/initiator-group # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次の例では、ServInst90 という名前のサービス プロファイルに対し 2 つの vHBA イニシエータを持つ initGroupZone1 という名前の vHBA イニシエータ グループを設定し、scPolicyZone1 という名前のローカル ストレージ接続ポリシー定義を設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile ServInst90 UCS-A /org/service-profile # create initiator-group initGroupZone1 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # create initiator vhba1 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # create initiator vhba2 UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # create storage-connection-def scPolicyZone1 UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def* # create storage-target 20:10:20:30:40:50:60:70 UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def/storage-target* # set target-path a UCS-A /org/service-profile/initiator-group/storage-connection-def/storage-target* # set target-vsan default UCS-A /org/service-profile/initiator-group* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile/initiator-group #
サービス プロファイル テンプレートの管理
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
指定した組織の設定モードに入ります。ルート組織モードを開始するには、/ を org-name として入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile sp-name |
指定したサービス プロファイルのサービス プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # set asset-tag value at-name |
サーバのアセット タグ名を指定します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
ステップ 5 | 新しいアセット タグを BIOS で有効にするため、サーバを再起動します。 |
次に、サーバにアセット タグを設定する例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org* # scope service-profile sp1 UCS-A /org/service-profile* # set asset-tag value EXAMPLE UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer UCS-A /org/service-profile #
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、サーバのアセット タグを表示する例を示します。
UCS-A# scope server 1/5 UCS-A/chassis/server # show detail Server: Slot: 5 Name: User Label: Overall Status: Config Oper Qualifier: N/A Service Profile: asset-tag Asset Tag: EXAMPLE Association: Associated
更新中のサービス プロファイル テンプレートに割り当てられている UUID サフィックス プールを変更しても、Cisco UCS Manager により、そのテンプレートにより作成されたサービス プロファイルに割り当てられている UUID は変更されません。Cisco UCS Manager を使用して、新しくサービス プロファイルに割り当てられたプールから UUID を割り当て、これを関連付けられたサーバに反映させるには、UUID をリセットする必要があります。サービス プロファイルおよび関連付けられたサーバに割り当てられている UUID は、次の状況でのみリセットできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
UUID をリセットする組織でコマンド モードを開始します。システムにマルチテナント機能が含まれていない場合、ルート組織モードに入るには、/ を org-name として入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
関連付けられたサーバの UUID を別の UUID 接尾辞プールにリセットする必要があるサービス プロファイルを入力します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # set identity dynamic-uuid derived |
サービス プロファイルがプールから UUID を動的に取得するように指定します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイルの UUID を別の UUID 接尾辞プールにリセットする例を示します。
UCS-A# scope org /
UCS-A /org # scope service-profile ServInst90
UCS-A /org/service-profile # set identity dynamic-uuid derived
UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/service-profile #
更新中のサービス プロファイル テンプレートに割り当てられている MAC プールを変更しても、Cisco UCS Manager より、そのテンプレートにより作成されたサービス プロファイルに割り当てられている MAC アドレスは変更されません。Cisco UCS Manager を使用して、新しくサービス プロファイルに割り当てられたプールから MAC アドレスを割り当て、これを関連付けられたサーバに反映させるには、MAC アドレスをリセットする必要があります。サービス プロファイルおよび関連付けられたサーバに割り当てられている MAC アドレスは、次の状況でのみリセットできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
MAC アドレスをリセットするサービス プロファイルを含む組織でコマンド モードを開始します。システムにマルチテナント機能が含まれていない場合、ルート組織モードに入るには、/ を org-name として入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
関連するサーバの MAC アドレスを別の MAC アドレスにリセットする必要があるサービス プロファイルでコマンド モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # scope vnic vnic-name |
MAC アドレスをリセットする vNIC でコマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/vnic # set identity dynamic-mac derived |
vNIC がプールから MAC アドレスを動的に取得するように指定します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/vnic # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイルで vNIC の MAC アドレスをリセットする例を示します。
UCS-A# scope org /
UCS-A /org # scope service-profile ServInst90
UCS-A /org/service-profile # scope vnic dynamic-prot-001
UCS-A /org/service-profile/vnic # set identity dynamic-mac derived
UCS-A /org/service-profile/vnic* # commit-buffer
UCS-A /org/service-profile/vnic #
更新中のサービス プロファイル テンプレートに割り当てられている WWPN プールを変更しても、Cisco UCS Manager により、そのテンプレートにより作成されたサービス プロファイルに割り当てられている WWPN は変更されません。Cisco UCS Manager を使用して、新しくサービス プロファイルに割り当てられたプールから WWPN を割り当て、これを関連付けられたサーバに反映させるには、WWPN をリセットする必要があります。サービス プロファイルおよび関連付けられたサーバに割り当てられている WWPN は、次の状況でのみリセットできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name |
WWPN をリセットするサービス プロファイルを含む組織でコマンド モードを開始します。システムにマルチテナント機能が含まれていない場合、ルート組織モードに入るには、/ を org-name として入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope service-profile profile-name |
WWPN をリセットする vHBA のサービス プロファイルを入力します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/service-profile # scope vhba vhba-name |
WWPN をリセットする vHBA でコマンド モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/service-profile/vhba # set identity dynamic-wwpn derived |
vHBA がプールから WWPN を動的に取得するように指定します。 |
ステップ 5 | UCS-A /org/service-profile/vhba # commit-buffer |
トランザクションをシステム設定にコミットします。 |
次に、サービス プロファイルで vHBA の WWPN をリセットする例を示します。
UCS-A# scope org /
UCS-A /org # scope service-profile ServInst90
UCS-A /org/service-profile # scope vhba vhba3
UCS-A /org/service-profile/vhba # set identity dynamic-wwpn derived
UCS-A /org/service-profile/vhba* # commit-buffer
UCS-A /org/service-profile/vhba #