Cisco UCS Manager では、一般的なサーバ導入と複雑なサーバ導入を管理できます。たとえば、最初のシャーシで取得される冗長なサーバ アクセス レイヤとなる 1 ペアのファブリック インターコネクト(FI)を用いた一般的な導入を管理でき、それらを最大 20 台のシャーシと 160 台の物理サーバまで拡張することができます。これは、環境のワークロードをサポートするために、ブレード サーバとラック マウント サーバの組み合わせとなる場合があります。さらにサーバを追加して、引き続き、サーバのプロビジョニング、デバイス検出、インベントリ、設定、診断、監視、障害検出、監査を実行できます。
デフォルトでは、Cisco UCS 6332 40 GB FI、UCS Mini 6324 40 GB FI、および UCS 6200 シリーズ 10 GB FI には一元管理が含まれます。1 つのコンソールから同じドメイン内にある UCS ブレード サーバとラックマウント サーバを管理できます。また、Cisco UCS Manager から UCS Mini を管理することもできます。
最適なサーバ パフォーマンスを確保するために、サーバに割り当てる電力量を設定できます。また、サーバのブート ポリシー、サーバの起動元となる場所、ブート デバイスの起動順序を設定できます。UCS B シリーズ ブレード サーバおよび UCS Mini 用のサービス プロファイルを作成して、サーバに割り当てることができます。サービス プロファイルを使用して、BIOS 設定、セキュリティ設定、vNIC と vHBA の数、およびサーバに適用するその他の設定を割り当てることができます。
Cisco UCS Manager では、次の表に示す、使用例を基本とした従来よりもコンパクトな新しいマニュアルが用意されています。
ガイド |
説明 |
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Cisco UCS アーキテクチャのほか、Cisco UCS Manager の初期設定や構成のベスト プラクティスなど、稼働前に必要な操作について説明しています。 |
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パスワード管理、ロールベースのアクセスの設定、リモート認証、通信サービス、CIMC セッション管理、組織、バックアップと復元、スケジュール オプション、BIOS トークンおよび遅延展開について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager によって使用および管理される物理インフラストラクチャと仮想インフラストラクチャのコンポーネントについて説明します。 |
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ファームウェアのダウンロードと管理、自動インストール によるアップグレード、サービス プロファイルによるアップグレード、ファームウェアの自動同期によるエンドポイントでの直接アップグレード、機能カタログの管理、展開シナリオ、およびトラブルシューティングについて説明しています。 |
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新しいライセンス、Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録、電力制限、サーバのブート、サーバ プロファイルおよびサーバ関連ポリシーについて説明しています。 |
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Cisco UCS Manager の SAN や VSAN など、ストレージ管理のあらゆる側面について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager の LAN や VLAN 接続など、ネットワーク管理のあらゆる側面について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager における、システム統計を含むシステムおよびヘルス モニタリングのあらゆる側面について説明しています。 |