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ユニファイド ポートは Cisco UCS 6200 シリーズおよび 6324 ファブリック インターコネクトのポートであり、イーサネットまたはファイバ チャネル トラフィックを伝送するように設定できます。これらのポートは設定されるまで未予約となり、Cisco UCS ドメインで使用できません。
(注) | ファブリック インターコネクトのポートを設定すると、管理状態が自動的にイネーブルに設定されます。ポートが他のデバイスに接続されている場合は、これによってトラフィックが中断されることがあります。ポートの設定後に、そのポートを無効にできます。設定可能なビーコン LED は、選択したポート モードに設定されているユニファイド ポートを示します。 |
ポート モードは、ファブリック インターコネクト上の統合ポートが、イーサネットまたはファイバ チャネル トラフィックを転送するかどうかを決定します。ポート モードは Cisco UCS Manager で設定します。ただし、ファブリック インターコネクトは自動的にポート モードを検出しません。
ポート モードを変更すると、既存のポート設定が削除され、新しい論理ポートに置き換えられます。VLAN や VSAN など、そのポート設定に関連付けられているオブジェクトもすべて削除されます。ユニファイド ポートのポート モードを変更できる回数に制限はありません。
ポート タイプは、統合ポート接続経由で転送されるトラフィックのタイプを定義します。
デフォルトでは、イーサネット ポート モードに変更されたユニファイド ポートはイーサネット アップリンク ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポート モードに変更された統合ポートは、ファイバ チャネル アップリンク ポート タイプに設定されます。ファイバ チャネル ポートを設定解除することはできません。
ポート タイプ変更時のリブートは不要です。
イーサネット ポート モード
イーサネットにポート モードを設定するときは、次のポート タイプを設定できます。
サーバ ポート
イーサネット アップリンク ポート
イーサネット ポート チャネル メンバ
FCoE ポート
アプライアンス ポート
アプライアンス ポート チャネル メンバ
SPAN 宛先ポート
SPAN 送信元ポート
(注) | SPAN 送信元ポートは、ポート タイプのいずれかを設定してから、そのポートを SPAN 送信元として設定します。 |
ファイバ チャネル ポート モード
ファイバ チャネルにポート モードを設定するときは、次のポート タイプを設定できます。
ポート モードの変更は、Cisco UCS ドメインのデータ トラフィックへの割り込みを引き起こす場合があります。中断の長さや影響を受けるトラフィックは、Cisco UCS ドメインおよびポート モードの変更が行われたモジュールの設定に応じて異なります。
ヒント | システム変更時のトラフィックの中断を最小限にするには、固定モジュールと拡張モジュールにわたるファイバ チャネル アップリンク ポートチャネルを作成します。 |
拡張モジュールのポート モードの変更後、モジュールを再起動します。拡張モジュールのポートを通過するすべてのトラフィックは、モジュールの再起動時に約 1 分間中断されます。
クラスタ設定には 2 個のファブリック インターコネクトがあります。固定モジュールへのポート変更を行った後、ファブリック インターコネクトはリブートします。データ トラフィックの影響は、1 つのファブリック インターコネクトに障害が発生したときにもう一方にフェールオーバーするようサーバ vNIC を設定したかどうかに左右されます。
1 つのファブリック インターコネクトの拡張モジュール上のポート モードを変更し、第 2 のファブリック インターコネクトのポート モードを変更する前のリブートを待つ場合、次のことが発生します。
サーバ vNIC のフェールオーバーでは、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、中断は発生しません。
サーバ vNIC のフェールオーバーがない場合、ポート モードを変更したファブリック インターコネクトを通過するすべてのデータ トラフィックは、ファブリック インターコネクトがリブートする約 8 分間中断されます。
両方のファブリック インターコネクトの固定モジュールでポート モードを同時に変更すると、ファブリック インターコネクトを通過するすべてのデータ トラフィックが、ファブリック インターコネクトの再起動時に約 8 分間中断されます。
スタンドアロン設定にはファブリック インターコネクトが 1 つだけあります。固定モジュールへのポート変更を行った後、ファブリック インターコネクトはリブートします。ファブリック インターコネクトによるすべてのデータ トラフィックは、ファブリック インターコネクトがリブートする約 8 分間中断されます。
ユニファイド ポートを設定する際は、次のガイドラインおよび制約事項を考慮してください。
ユニファイド ポートは、Cisco UCS Manager バージョン 2.0 を搭載した 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトでサポートされます。
ユニファイド ポートは 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトではサポートされません。それらで Cisco UCS Manager バージョン 2.0 が実行されている場合でも同様です。
Cisco UCS Manager GUI インターフェイスでは、固定または拡張モジュールのユニファイド ポートにポート モードを設定する際にスライダを使用するため、次の制約事項が自動的に適用され、ユニファイド ポートへのポート モードの割り当て方法が制限されます。Cisco UCS Manager CLI インターフェイスを使用する場合は、トランザクションをシステム設定にコミットするときに次の制約事項が適用されます。ポート モードの設定が次の制約事項のいずれかに違反している場合、Cisco UCS Manager CLI ではエラーが表示されます。
イーサネット ポートはブロックにグループ化する必要があります。各モジュールについて(固定または拡張)、イーサネット ポート ブロックは最初のポートから開始し、偶数ポートで終了する必要があります。
ファイバ チャネル ポートはブロックにグループ化する必要があります。各モジュールについて(固定または拡張)、ファイバ チャネル ポート ブロック内の最初のポートは最後のイーサネット ポートの後に続き、モジュール内の残りのポートを含むよう拡張する必要があります。ファイバ チャネル ポートだけを含む設定では、ファイバ チャネル ブロックは、固定または拡張モジュールの 1 番目のポートから開始する必要があります。
イーサネット ポートとファイバ チャネル ポートの交替は、単一モジュール上ではサポートされない。
有効な設定例:イーサネット ポート モードに設定された固定モジュールにユニファイド ポート 1 ~ 16 を含み、ファイバ チャネル ポート モードにポート 17 ~ 32 を含む。拡張モジュールでは、ポート 1 ~ 4 をイーサネット ポート モードに設定し、ポート 5 ~ 16 をファイバ チャネル モードに設定できます。このポート割り当ては各個別モジュールの規則に準拠しているため、ポート タイプ(イーサネット ポートとファイバ チャネル ポート)の交替に関する規則に違反していません。
無効な設定例:ポート 16 から始まるファイバ チャネル ポートのブロックが含まれている。ポートの各ブロックは奇数ポートから開始する必要があるため、ポート 17 からブロックを開始しなければなりません。
各ファブリック インターコネクトで設定可能なアップリンク イーサネット ポートおよびアップリンク イーサネット ポート チャネル メンバの総数は、最大 31 に制限されています。この制限には、拡張モジュールで設定されるアップリンク イーサネット ポートおよびアップリンク イーサネット ポート チャネル メンバも含まれます。
Cisco UCS Manager CLI は、システム設定にバッファがコミットされるまでポート モードの変更を検証しません。そのため、少なくとも 2 つの新しいインターフェイスを作成する前にバッファのコミットを試みると、グループ化の制約に違反してしまいます。エラーを回避するために、ポート モードを別のポート モードに変更し、すべてのユニファイド ポートに対して新しいインターフェイスを作成してから、システム設定に変更をコミットをすることを推奨します。
複数のインターフェイスを設定する前にバッファをコミットするとエラーが発生しますが、最初からやり直す必要はありません。設定が前述の要件を満たすまでユニファイド ポートの設定を続行できます。
以下は、ユニファイド アップリンク ポートとユニファイド ストレージ ポートを使用する際に従うべき注意事項とガイドラインです。
ユニファイド アップリンク ポートでは、SPAN 送信元として 1 つのコンポーネントを有効にすると、他のコンポーネントが自動的に SPAN 送信元になります。
(注) | イーサネット アップリンク ポートで SPAN 送信元が作成または削除されると、Cisco UCS Manager は自動的に FCoE アップリンク ポートで SPAN 送信元を作成または削除します。FCoE アップリンク ポートで SPAN 送信元を作成する場合も同じことが起こります。 |
FCoE およびユニファイド アップリンク ポートでデフォルトでないネイティブ VLAN を設定する必要があります。この VLAN はトラフィックには使用されません。Cisco UCS Manager はこの目的のために、既存の fcoe-storage-native-vlan を再利用します。この fcoe-storage-native-vlan は、FCoE およびユニファイド アップリンクでネイティブ VLAN として使用されます。
ユニファイド アップリンク ポートでは、イーサネット アップリンク ポートにデフォルトでない VLAN を設定しないと、fcoe-storage-native-vlan がユニファイド アップリンク ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。イーサネット ポートにネイティブ VLAN として指定されているデフォルトでないネイティブ VLAN がある場合、ユニファイド アップリンク ポートのネイティブ VLAN としてこれが割り当てられます。
イーサネット ポート チャネルでメンバー ポートが作成または削除されると、Cisco UCS Manager は自動的に FCoE ポート チャネルでメンバー ポートを作成または削除します。FCoE ポート チャネルでメンバー ポートを作成または削除する場合も同じことが起こります。
スタンドアロン ポート(サーバ ポート、イーサネット アップリンク、FCoE アップリンク、FCoE ストレージなど)としてイーサネット ポートを設定し、それをイーサネット ポート チャネルまたは FCoE ポート チャネルのメンバー ポートにすると、Cisco UCS Manager は自動的にこのポートをイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルの両方のメンバーにします。
サーバ アップリンク、イーサネット アップリンク、FCoE アップリンク、または FCoE ストレージのメンバー ポートのメンバーシップを削除すると、Cisco UCS Manager はイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルから対応するメンバー ポートを削除して、新しいスタンドアロン ポートを作成します。
Cisco UCS Manager をリリース 2.1 から以前のリリースにダウングレードする場合は、ダウングレードが完了すると、すべてのユニファイド アップリンク ポートとポート チャネルがイーサネット ポートとイーサネット ポート チャネルに変換されます。同様に、すべてのユニファイド ストレージ ポートが、アプライアンス ポートに変換されます。
ユニファイド アップリンク ポートとユニファイド ストレージ ポートの場合、2 つのインターフェイスを作成するときは、1 つだけライセンスがチェックされます。どちらかのインターフェイスが有効な限り、ライセンスはチェックされたままになります。両方のインターフェイスがユニファイド アップリンク ポートまたはユニファイド ストレージ ポートでディセーブルの場合にのみライセンスが解放されます。
Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト スイッチは、同一のダウンストリーム NPV スイッチ側の 1VF または 1VF-PO のみをサポートできます。
注意 | いずれかのモジュールのポート モードを変更すると、データ トラフィックが中断されることがあります。これは、固定モジュールを変更するとファブリック インターコネクトのリブートが必要となり、拡張モジュールを変更するとそのモジュールのリブートが必要となるためです。 Cisco UCS ドメインに、ハイ アベイラビリティ用に設定されたクラスタ構成が存在し、フェールオーバー用に設定されたサービス プロファイルを持つサーバが存在する場合、固定モジュールのポート モードを変更しても、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、データ トラフィックは中断されません。 |
Cisco UCS Manager CLI には、ユニファイド ポートに対応している新規コマンドはありません。代わりに、必要なポート タイプ用のモードにスコープしてから新しいインターフェイスを作成することで、ポート モードを変更します。設定済みのスロット ID およびポート ID に新しいインターフェイスを作成する場合、UCS Manager は、すでに設定されているインターフェイスを削除し、新しく作成します。以前はイーサネット ポート モードで動作していたポートをファイバ チャネル ポート モードに設定するためにポート モードの変更が必要な場合、UCS Manager は変更を確認します。
拡張モジュールは Cisco UCS Mini ではサポートされません。
ポート モードを設定したモジュールに応じて、Cisco UCS ドメインのデータ トラフィックは次のように中断されます。
固定モジュール:ファブリック インターコネクトがリブートします。 そのファブリック インターコネクトを経由するすべてのデータ トラフィックが中断されます。 ハイ アベイラビリティが提供され、フェールオーバー用に設定された vNIC があるサーバが含まれるクラスタ構成では、トラフィックは他のファブリック インターコネクトにフェールオーバーし、中断は発生しません。 両側のポート モードを一度に変更すると、両方のファブリック インターコネクトが同時にリブートし、両方のファブリック インターコネクトが起動するまでトラフィックが完全に失われます。
固定モジュールがリブートするまで約 8 分かかります。
拡張モジュール:モジュールがリブートします。 そのモジュールのポートを経由するすべてのデータ トラフィックが中断されます。
拡張モジュールがリブートするまでに約 1 分かかります。
次の例では、スロット 1 のポート 3 と 4 をイーサネット ポート モードのイーサネット アップリンク ポートからファイバ チャネル ポート モードのアップリンク ファイバ チャネル ポートに変更します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create interface 1 3 Warning: This operation will change the port mode (from Ethernet to FC or vice-versa). When committed, this change will require the fixed module to restart. UCS-A /fc-uplink/fabric/interface* # up UCS-A /fc-uplink/fabric* #create interface 1 4 Warning: This operation will change the port mode (from Ethernet to FC or vice-versa). When committed, this change will require the fixed module to restart. UCS-A /fc-uplink/fabric/interface* #commit-buffer
ブレイクアウト ポートの設定
サポートされているブレイクアウト ケーブルを使用することで、40 GB イーサネット ポートを装備した Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクトを、4 個の 10 GB ポートとして分離できます。この構成には、ファブリック インターコネクトと接続する 1 個の 40GB QSFP+ が一方の端にあり、10 GB 接続をサポートする異なるエンド ポイントに接続する 4 個の 10 GB ポートが他方の端にある、Small Form-Factor Pluggable アダプタ(SPF)が必要です。Cisco UCS 6300 ファブリック インターコネクトの詳細については、『UCS Manager Getting Started Guide』を参照してください。
注意 | ブレイクアウト ポートを設定するには、ファブリック インターコネクトの再起動が必要です。ポートの既存の構成はすべて消去されます。単一のトランザクションで必要なポートについては、それらをすべて分割することをお勧めします。 |
ブレイクアウト ポートの設定を終えれば、各 10 GB サブポートを、サーバ、アップリンク、FCoE アップリンク、FCoE ストレージまたはアプライアンスとして必要に応じて設定できます。
次の表は、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのブレイクアウト機能の制約をまとめています。
ファブリック インターコネクト |
ブレイクアウト設定可能なポート |
ブレイクアウトをサポートしない標準ポート |
||
---|---|---|---|---|
UCS-FI-6332 |
1 ~ 12、15 ~ 26 |
13 ~ 14、27 ~ 32
|
||
UCS-FI-6332-16UP |
17 ~ 34 |
1 ~ 16、35 ~ 40
|
注意 | ブレイクアウト ポートを設定するには、ファブリック インターコネクトの再起動が必要です。ポートの既存の構成はすべて消去されます。単一のトランザクションで必要なポートについては、それらをすべて分割することをお勧めします。 |
(注) | ポートの速度を 1GB または 10GB に変更しようとすると、UCS Manager はプロンプトを表示し、ポートをブレイクアウト モードに設定するように要求します。ブレイクアウト ポートの設定を終えれば、各 10GB サブポートを、サーバ、アップリンク、FCoE アップリンク、FCoE ストレージまたはアプライアンスとして必要に応じて設定できます。 |
ポートをブレイクアウトした場合、最初のレーンのみが 10G インターフェイスとして使用可能になります。ブレイクアウト ケーブルを使用して 1 つのポートを 4 つの 10G ポートに分割し、それらのポートをブレイクアウト モードに設定すると、すべてのポートを 10 GB ポートとして使用できます。
40 ギガビット イーサネット ポートを指定し、ブレイクアウト ポートを設定せずに、4 つの 10 ギガビット イーサネット ポートを作成できます。ポートにブレイクアウトを設定すると、ファブリック インターコネクトが再起動されるので、1 つのトランザクションですべての必要なポートをブレイクアウトすることを推奨します。
ブレイクアウト ポートを設定する前に、show port コマンドを使用して、ポートのステータスを表示します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope cabling |
ケーブル接続モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /cabling # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのケーブル接続ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /cabling/fabric # create breakoutslot-id port-id |
指定したスロットとポートにブレイクアウト ポートを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /cabling/fabric/breakout # up |
ファブリック モードに戻ります。 各ブレイクアウト ポートに対してステップ 3 と 4 を繰り返します。 |
ステップ 5 | UCS-A /cabling/fabric # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
次の例では、ブレイクアウト ポート1 1 ~ 1 4 を作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope cabling UCS-A /cabling # scope fabric a UCS-A /cabling/fabric # create breakout 1 1 Warning: Port breakout create action reboots FI and any existing configurations on 40G port will be erased.! UCS-A /cabling/fabric/breakout* # up UCS-A /cabling/fabric* # create breakout 1 2 Warning: Port breakout create action reboots FI and any existing configurations on 40G port will be erased.! UCS-A /cabling/fabric/breakout* # up UCS-A /cabling/fabric* # create breakout 1 3 Warning: Port breakout create action reboots FI and any existing configurations on 40G port will be erased.! UCSM--A /cabling/fabric/breakout* # up UCSM-shiva-a-A /cabling/fabric* # create breakout 1 4 Warning: Port breakout create action reboots FI and any existing configurations on 40G port will be erased.! UCSM-shiva-a-A /cabling/fabric/breakout* # commit-buffer
ファブリック インターコネクトと NX-OS スイッチにブレイクアウト ポートが作成されたことを確認します。ファブリック インターコネクトでは、指定したファブリックのケーブル接続ファブリック モードで show breakout コマンドを使用します。NX-OS では、show interface brief を使用します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-uplinkscope fabric{a | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /eth-uplink/fabricenter aggr-interfaceslot-numaggregate port-num |
指定した集約(メイン)イーサネット アップリンク ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A# /eth-uplink/fabric/aggr-interface # create br-interfacebreakout-port-num |
指定したブレイクアウト イーサネット アップリンク ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 5 | UCS-A# /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # commit-buffer 例:次の例では、ファブリック A のスロット 1 にある集約ポート 21 のブレイクアウト イーサネット アップリンク ポート 1 のインターフェイスを作成します。 UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # enter aggr-interface 1 21 UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface* # create br-interface 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-uplink #scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /eth-uplink/fabric #scope fcoe-port-channelfcoe-port-channel |
指定した FCoE アップリンク ポートのポート チャネルに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channe/fcoe-port-channel # enter aggr-interfaceslot-id port-id |
指定した集約(メイン)FCoE アップリンク ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-portbreakout-port-num |
FCoE アップリンク ポート チャネル メンバーを作成します。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port # commit-buffer 例:次の例では、ポート 2 のイーサネット ポートのイーサネット アップリンク ポート チャネル メンバーを作成し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # scope fcoe-port-channel 51 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-port 2 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-uplink/pin-group # enter pin-grouppin-group-name |
指定した名前を持つピン グループに移動します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /et h-uplink/pin-group #set target{a|b} breakout-portslot-numaggregate-port-numbreakout-port-num |
指定したターゲットをブレイクアウト ポートとして設定します。 |
ステップ 4 | UCS-A # /eth-uplink/pin-group # commit-buffer 例:次の例では、ファブリック A のスロット 1 にある集約ポート 1 のブレイクアウト ポート 2 にピン グループ ターゲットを設定し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # enter pin-group test UCS-A /eth-uplink/pin-group # set target a breakout-port 1 1 2 UCS-A /eth-uplink/pin-group* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-storage #scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /eth-storage/fabric #enter aggr-interfaceslot-numaggregate-port-num |
指定した集約(メイン)アプライアンス ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A# /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br -interfacebreakout-port-num |
指定したブレイクアウト アプライアンス ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 5 | UCS-A# /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port # commit-buffer 例:次の例では、ファブリック B のスロット 1 にある集約ポート 20 のアプライアンス ポート 1 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # enter aggr-interface 1 20 UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface # create br-interface 1 UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface/br-interface* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-storage #scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /eth-storage #scope port-channelport-channel-num |
指定したポートチャネルのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A# /eth-storage/fabric #enter aggr-interfaceslot-numaggregate-port-num |
指定した集約(メイン)アプライアンス ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # enter member-aggr-portslot-id port-id |
アプライアンス ポート チャネルのメンバー ポートに移動します。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-portbreakout-port-num |
アプライアンス ポート チャネル メンバーを作成します。 |
ステップ 7 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port # commit-buffer 例:次の例では、アプライアンス ポート 2 のアプライアンス ポート チャネル メンバーを作成し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel 21 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # enter member-aggr-port 1 2 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-port 2 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-storage |
ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /fc-storagescope fabric{a | b | 指定したファブリックのファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /fc-storage/fabricenter aggr-interfaceslot-numaggregate port-num |
指定した集約(メイン)ファイバ チャネル ストレージ ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A# /fc-storage/fabric/aggr-interface # create br-interface br-fcoebreakout-port-num |
指定したブレイクアウト ファイバ チャネル ストレージ ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 5 | UCS-A# /fc-storage/fabric/aggr-interface/br-interface/br-fcoe # commit-buffer 例:次の例では、ファブリック a のスロット 1 にある集約ポート 21 のブレイクアウト ファイバ チャネル ストレージ ポート 1 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope fc-storage UCS-A /fc-storage # scope fabric a UCS-A /fc-storage/fabric # enter aggr-interface 1 21 UCS-A /fc-storage/fabric/aggr-interface # create br-interface 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface/br-fcoe # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
FC アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /fc-uplinkscope fabric{a | b |
特定のファブリックに対して FC - アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A# /fc-uplink/fabricenter aggr-interfaceslot-numaggregate port-num |
指定した集約(メイン)FCoE アップリンク ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A# /fc-uplink/fabric/aggr-interface # create br-fcoeinterfacebreakout-port-num |
指定したブレイクアウト FCoE アップリンク ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 5 | UCS-A# /fc-uplink/fabric/aggr-interface/ br-fcoeinterface # commit-buffer 例:次の例は、ファブリック A のスロット 1 にある集約ポート 20 のブレイクアウト FCoE アップリンク ポート 1 のインターフェイスを作成する方法を示しています。 UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # enter aggr-interface 1 20 UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface # create br-fcoeinterface 1 UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface/br-fcoeinterface # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /fc-uplink #scope fabric{a | b} |
|
ステップ 3 | UCS-A# /fc-uplink/fabric #scope fcoe-port-channelfcoe-port-num |
|
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # enter aggr-interfaceslot-num port-numaggregate-port-num |
FCoE ポート チャネル メンバー ポートに移動します。 |
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-portbreakout-port-num |
指定したブレイクアウト ポートの FCoE ポート チャネル メンバーを作成します。 |
ステップ 6 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port # commit-buffer 例:次の例では、集約ポート 21 にブレイクアウト FCoE ポート チャネル メンバー ポート 4 を作成し、トランザクションをコミットします。 UCS-A# scope eth-storage UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel 51 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # enter member-aggr-port 1 21 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port # create br-member-port 4 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel/member-aggr-port/br-member-port* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | USA-A# scope eth-uplink |
指定したファブリックのイーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | USA-A /eth-uplink # scope vlanid |
VLAN モードを開始します。 |
ステップ 3 | USA-A /eth-uplink/vlan # enter member-aggr-port {a|b} slot-idport id |
指定したファブリックのインターフェイス、メイン集約ポート、サブポートのブレイクアウト VLAN メンバー ポートの順に移動します。 |
ステップ 4 | USA-A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port # create br-member-portbreakout-port-name |
指定したブレイクアウト VLAN メンバー ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 5 | USA-A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port/br-member-port # commit-buffer 例: 次の例では、ブレイクアウト イーサネット アップリンク ポート 1 のスロット 1 の集約ポート 4 に VLAN メンバーのインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットします。 USA-A# scope eth-uplink USA-A /eth-uplink # scope vlan id USA-A /eth-uplink/vlan # enter member-aggr-port a 1 1 USA-A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port* # create br-member-port 4 USA-A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port/br-member-port* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
show コマンドを使用して、ブレイクアウト VLAN メンバー ポートが作成されたことを確認します。
次の表は、サポートされているブレイクアウト ポートの変更方法を示しています。
ブレイクアウト ポートのタイプ |
スコープ |
変更を行う CLI 位置 |
変更オプション |
---|---|---|---|
イーサネット アップリンク |
eth-uplink |
UCS-A eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # create |
mon-src:モニタ ソース セッションを作成します。 |
UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # set |
eth-link-profile:イーサネット リンク プロファイル名を設定します。 flow-control-policy:LAN およびイーサネット アップリンク ポートの送受信フロー制御パラメータを設定する、フロー制御ポリシーを設定します。 speed:イーサネット アップリンク ポートの速度を設定します。 user-label:イーサネット アップリンク ポートに識別ラベルを割り当てます。 |
||
UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # |
disable:イーサネット アップリンク ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:イーサネット アップリンク ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
イーサネット アップリンク ポートチャネル メンバー |
fc-storage |
UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface/br-member-port # set |
eth-link-profile:イーサネット リンク プロファイル名を設定します。 |
UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface/br-member-port # |
disable:ブレイクアウト イーサネット アップリンク ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:ブレイクアウト イーサネット アップリンク ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
FCoE アップリンク |
fc-uplink |
UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface/br-fcoeinterface # create |
mon-src:モニタ ソース セッションを作成します。 |
UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface/br-fcoeinterface # set |
eth-link-profile:イーサネット リンク プロファイル名を設定します。 user-label:FCoE アップリンク ブレイクアウト ポートに識別ラベルを割り当てます。 |
||
UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface/br-fcoeinterface # |
disable:FCoE アップリンク ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:FCoE アップリンク ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
FCoE アップリンク ポートチャネル メンバー |
eth-uplink |
UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/aggr-interface/br-member-port # set |
eth-link-profile:イーサネット リンク プロファイル名を設定します。 |
A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/aggr-interface/br-member-port # |
disable:ブレイクアウト FCoE アップリンク ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:ブレイクアウト FCoE アップリンク ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
FCoE ストレージ ポート |
fc-storage |
UCS-A fc-storage/fabric/aggr-interface/br-fcoe # create |
mon-src:モニタ ソース セッションを作成します。 |
UCS-A /fc-storage/fabric/aggr-interface/br-fcoe # set |
user-label:サーバに識別ラベルを割り当てます。 |
||
UCS-A /fc-storage/fabric/aggr-interface/br-fcoe # |
disable:ブレイクアウト FCoE ストレージ ポートの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:ブレイクアウト FCoE ストレージ ポートの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
アプライアンス ポート |
eth-storage |
UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface/br-interface # set |
adminspeed:ファブリック インターフェイスの速度を設定します。 flowctrlpolicy:アプライアンス ポートの送受信フロー制御パラメータを設定する、フロー制御ポリシーを設定します。 nw-control-policy:アプライアンス ポートのネットワーク制御ポリシーを作成します。 pingroupname:ファブリック インターフェイスのピン グループ名を設定します。 portmode:アプライアンス ポート モードを設定します。 prio:QoS(サービス品質)のプライオリティ レベルを設定します。 user-label:アプライアンス ポートに識別ラベルを割り当てます。 |
UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface/br-interface # create |
eth-target:イーサネット ターゲット エンドポイントを作成します。 mon-src:モニタ ソース セッションを作成します。 |
||
UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface/br-interface # |
disable:アプライアンス ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:アプライアンス ブレイクアウト ポートの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
||
アプライアンス ポートチャネル メンバー |
eth-storage |
UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port # |
disable:ブレイクアウト アプライアンス ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをディセーブルにします。 enable:ブレイクアウト アプライアンス ポートチャネル メンバーの集約インターフェイスをイネーブルにします。 |
VLAN メンバー |
eth-uplink |
A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port/br-member-port # set |
isnative:メンバーポートをネイティブ VLAN としてマークします。 |
ピン グループ - ピン ターゲット |
eth-uplink |
該当なし |
該当なし |
SPAN(トラフィック モニタリング)宛先ポート |
eth-traffic-mon |
A /eth-traffic-mon/fabric/eth-mon-session/dest-aggr-interface/br-dest-interface # set |
speed:SPAN(トラフィック モニタリング)宛先ポートの速度を設定します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink. |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # scope aggr-interfaceport-numberport-id |
指定した集約(メイン)イーサネット アップリンク ポートのインターフェイスに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface # scope br-interface port-id |
指定したポート番号のブレイクアウト イーサネット ポートに移動します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # create mon-src 例: 次の例は、ID が 21 のポート 1 にある集約(メイン)インターフェイスのブレイクアウト ポート 1 で、イーサネット アップリンク ポートをモニタリング ソースとして変更する方法を示しています。 UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # scope aggr-interface 1 21 UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface # scope br-interface 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # create UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # create mon-src |
インターフェイスをモニタリング ソースとして変更します。 |
pranspat-3gfi-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # set eth-link-profile Ethernet Link Profile name flow-control-policy flow control policy speed Speed user-label User Label
pranspat-3gfi-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface/br-interface # disable Disables services enable Enables services
スロット 1 のポート 2 にブレイクアウトを設定した場合は、そのブレイククアウト ポートを設定解除できます。
show port コマンドを使用すると、ファブリック インターコネクト(FI)のポートを一覧表示して、ブレイクアウトするポートを選択できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# / fabric-interconnect # show port 例:次の例では、ポートを一覧表示します。 Slot Aggr Port Port Oper State Mac Role Xcvr ----- ---------- ----- ---------------- -------------------- ------- ---- 1 0 1 Link Down 84:B8:02:CA:37:56 Network 1000base T 1 2 1 Sfp Not Present 84:B8:02:CA:37:57 Unknown N/A 1 2 2 Sfp Not Present 84:B8:02:CA:37:57 Unknown N/A 1 2 3 Sfp Not Present 84:B8:02:CA:37:57 Unknown N/A 1 2 4 Sfp Not Present 84:B8:02:CA:37:57 Unknown N/A 1 0 3 Sfp Not Present 84:B8:02:CA:37:58 Unknown N/A |
ファブリック インターコネクトのポートを表示します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A# scope cabling |
ケーブル接続モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A# /cabling # scope fabric {a | b} |
ファブリック a または b を指定します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A #/ cabling # delete breakout {1 | 2 |
| ||
ステップ 5 | UCS-A /cabling/fabric/breakout* # commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 FI を再起動します。FI が再び稼働状態になると、スロット 1 のポート 2 が 40G ポートとして表示されます。 |
show port を使用すると、設定解除したブレイクアウト ポートを表示できます。
10 GB イーサネット ブレイクアウト ポートを削除できます。ブレイクアウト サブポート 1-4 を選択するには、br-interface または br-member-port スコープを使用します。このスコープにはサブポート ID を指定する必要があります。例:scope br-interfacesub_port_id。
この項に記載されている例は、ブレイクアウト イーサネット アップリンク ポートの削除方法を示しています。次の表は、サポートされているイーサネット ブレイクアウト ポートの削除方法を示しています。
ブレイクアウト ポートのタイプ |
スコープ |
削除を行う CLI 位置 |
---|---|---|
イーサネット アップリンク |
eth-uplink |
UCS-A /eth-uplink/fabric/aggr-interface # delete br-interfacenumber |
イーサネット アップリンク ポートチャネル メンバー |
eth-uplink |
UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface # delete br-member-portnumber |
FCoE アップリンク |
fc-uplink |
UCS-A /fc-uplink/fabric/aggr-interface # delete br-fcoeinterfacenumber |
FCoE アップリンク ポートチャネル メンバー |
eth-uplink |
UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/aggr-interface # delete br-member-portnumber |
FCoE ストレージ ポート |
fc-storage |
UCS-A /fc-storage/fabric/aggr-interface # delete br-interface br-fcoenumber |
アプライアンス ポート |
eth-storage |
UCS--A /eth-storage/fabric/port-channel/member-aggr-port # delete br-member-portnumber |
アプライアンス ポートチャネル メンバー |
eth-storage |
UCS-A /eth-storage/fabric/aggr-interface # delete br-interfacenumber |
VLAN メンバー |
eth-uplink |
UCS-A /eth-uplink/vlan/member-aggr-port # delete br-member-portnumber |
ピン グループ - ピン ターゲット |
eth-uplink |
UCS-A /eth-uplink/pin-group # delete targetnumber |
SPAN(トラフィック モニタリング)宛先ポート |
eth-traffic-mon |
UCS-A /eth-traffic-mon/fabric/eth-mon-session/dest-aggr-interface # delete br-dest-interface |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A# /eth-storage # scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channelnumber |
指定されたポート チャネルのイーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface # delete br-member-portnumber |
指定したブレイクアウト ポートを削除します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface # commit-buffer 例:次の例では、集約(メイン)インターフェイス ポート 1 のスロット 1 にあるブレイクアウト ポート 1 のイーサネット アップリンク ポートチャネル メンバーを削除します。 UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # enter aggr-interface 1 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface # delete br-member-port 1 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/aggr-interface* # commit-buffer |
トランザクションをサーバにコミットします。 |
show コマンドを使用して、指定したブレイクアウト ポートが削除されたことを確認します。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトには 4 つのユニファイド ポートに加えて、1 つのスケーラビリティ ポートがあります。スケーラビリティ ポートは、適切に配線されている場合に、4 つの 1G または 10G SFP+ ポートをサポート可能な 40 GB QSFP+ ブレイクアウト ポートです。スケーラビリティ ポートは、サポート対象の Cisco UCS ラック サーバ、アプライアンス ポート、または FCoE ポート用のライセンス サーバ ポートとして使用できます。
Cisco UCS Manager GUI では、スケーラビリティ ポートは、[Ethernet Ports] ノードの下に [Scalability Port 5] と表示されます。個々のブレイクアウト ポートは、[Port 1] ~ [Port 4] と表示されます。
Cisco UCS Manager CLI では、スケーラビリティ ポートは表示されませんが、個別のブレイクアウト ポートは [Br-Eth1/5/1] ~ [Br-Eth1/5/4] として表示されます。
スケーラビリティ ポートにポート、ポート チャネル メンバー、または SPAN メンバーを設定するには、スケーラビリティ ポートに移動してから、標準ユニファイド ポート用の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-server |
イーサネット サーバ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-server # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのイーサネット サーバ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-server/fabric # scope aggr-interfaceslot-numport-num |
スケーラビリティ ポートのイーサネット サーバ ファブリック集約インターフェイス モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface # show interface |
スケーラビリティ ポートのインターフェイスを表示します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface # create interfaceslot-numport-num |
指定されたイーサネット サーバ ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック A スケーラビリティ ポートのイーサネット サーバ ポート 3 にインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする方法を示しています。
UCS-A# scope eth-server UCS-A /eth-server # scope fabric a UCS-A /eth-server/fabric # scope aggr-interface 1 5 UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface # show interface Interface: Slot Id Aggr-Port ID Port Id Admin State Oper State State Reason ------- ------------ -------- ----------- ------------- ------------ 1 5 1 Enabled Up 1 5 2 Enabled Up 1 5 3 Enabled Admin Down Administratively Down 1 5 4 Enabled Admin Down Administratively Down UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface # create interface 1 3 UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface* # commit-buffer UCS-A /eth-server/fabric/aggr-interface #
6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの各ポートには、対応するビーコン LED があります。[Beacon LED] プロパティが設定されている場合は、ビーコン LED が点灯し、特定のポート モードに設定されているポートが示されます。
[Beacon LED] プロパティは、特定のポートモード(イーサネットまたはファイバ チャネル)にグループ化されているポートを示すように設定できます。デフォルトでは、ビーコン LED プロパティは Off に設定されます。
(注) | 拡張モジュールのユニファイド ポートの場合、[Beacon LED] プロパティは、拡張モジュールの再起動時にデフォルト値の [Off] にリセットされます。 |
ビーコン LED を設定する各モジュールについて次のタスクを実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fabric-interconnect {a | b} |
指定したファブリックのファブリック インターコネクト モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fabric # scope card slot-id |
指定された固定または拡張モジュールのカード モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fabric/card # scope beacon-led |
ビーコン LED モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fabric/card/beacon-led # set admin-state {eth | fc | off} |
点灯ビーコン LED ライトが表すポート モードを指定します。
|
ステップ 5 | UCS-A /fabric/card/beacon-led # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、イーサネット ポート モードのユニファイド ポートのビーコン ライトすべてを点滅させ、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fabric-interconnect a UCS-A /fabric # scope card 1 UCS-A /fabric/card # scope beacon-led UCS-A /fabric/card/beacon-led # set admin-state eth UCS-A /fabric/card/beacon-led* # commit-buffer UCS-A /fabric/card/beacon-led #
物理ポートとバックプレーン ポート
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次の例は、アダプタから取得した VIF ポート統計情報の表示方法を示しています。
UCS-A /fabric-interconnect # connect nxos a UCS-A(nxos)# show interface vethernet 684 counters -------------------------------------------------------------------------------- Port InOctets InUcastPkts -------------------------------------------------------------------------------- Veth684 0 0 -------------------------------------------------------------------------------- Port InMcastPkts InBcastPkts -------------------------------------------------------------------------------- Veth684 0 0 -------------------------------------------------------------------------------- Port OutOctets OutUcastPkts -------------------------------------------------------------------------------- Veth684 0 0 -------------------------------------------------------------------------------- Port OutMcastPkts OutBcastPkts -------------------------------------------------------------------------------- Veth684 0 0
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次の例は、ASIC から取得した VIF ポートの TX および RX フレーム統計情報の表示方法を示しています。
UCS-A /fabric-interconnect # connect nxos a UCS-A(nxos)# show platform fwm info lif vethernet 684 | grep frame vif29 pd: rx frames: 0 tx frames: 0; UCS-A(nxos)#
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次の例は、NIV ポートに対応する VIF ポートの表示方法を示しています。
UCS-A /fabric-interconnect # connect nxos a UCS-A(nxos)# show platform fwm info lif vethernet 741 | grep niv vif20 pd: niv_port_id 0x7000001f (the 0x1F or “31” is the Source/Dest-VP index)
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次の例は、ファブリック インターコネクト A のバックプレーン ポートのステータスを確認する方法を示しています。
UCS-A /fabric-interconnect # connect nxos a UCS-A(nxos)# show interface br -------------------------------------------------------------------------------- Ethernet VLAN Type Mode Status Reason Speed Port Interface Ch # -------------------------------------------------------------------------------- Eth1/1 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/2 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Br-Eth1/3/1 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Br-Eth1/3/2 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Br-Eth1/3/3 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Br-Eth1/3/4 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/4 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Br-Eth1/5/1 4044 eth trunk down Link not connected 10G(D) -- Br-Eth1/5/2 4044 eth trunk down Link not connected 10G(D) -- Br-Eth1/5/3 4044 eth trunk down Link not connected 10G(D) -- Br-Eth1/5/4 4044 eth trunk down Link not connected 10G(D) -- Eth1/6 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/7 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/8 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/9 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/10 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/11 1 eth fabric up none 40G(D) -- Eth1/12 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/13 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/14 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/15 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/16 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/17 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/18 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/19 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/20 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Br-Eth1/21/1 1 eth trunk up none 10G(D) -- Br-Eth1/21/2 1 eth trunk up none 10G(D) -- Br-Eth1/21/3 1 eth trunk down Link not connected 10G(D) -- Br-Eth1/21/4 1 eth trunk up none 10G(D) -- Eth1/22 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/23 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/24 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/25 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/26 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/27 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/28 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/29 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/30 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/31 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- Eth1/32 1 eth access down SFP not inserted 40G(D) -- -------------------------------------------------------------------------------- Port-channel VLAN Type Mode Status Reason Speed Protocol Interface -------------------------------------------------------------------------------- Po1285 1 eth vntag up none a-10G(D) none Po1286 1 eth vntag up none a-10G(D) none Po1287 1 eth vntag up none a-10G(D) none Po1288 1 eth vntag up none a-10G(D) none Po1289 1 eth vntag up none a-10G(D) none -------------------------------------------------------------------------------- Port VRF Status IP Address Speed MTU -------------------------------------------------------------------------------- mgmt0 -- down 10.197.157.252 -- 1500 -------------------------------------------------------------------------------- Vethernet VLAN Type Mode Status Reason Speed -------------------------------------------------------------------------------- Veth691 4047 virt trunk down nonParticipating auto Veth692 4047 virt trunk up none auto Veth693 1 virt trunk down nonParticipating auto Veth695 1 virt trunk up none auto Veth699 1 virt trunk up none auto ------------------------------------------------------------------------------- Interface Secondary VLAN(Type) Status Reason ------------------------------------------------------------------------------- Vlan1 -- down Administratively down -------------------------------------------------------------------------------- Ethernet VLAN Type Mode Status Reason Speed Port Interface Ch # -------------------------------------------------------------------------------- Eth1/1/1 1 eth vntag up none 10G(D) 1286 Eth1/1/2 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/3 1 eth vntag up none 10G(D) 1286 Eth1/1/4 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/5 1 eth vntag up none 10G(D) 1287 Eth1/1/6 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/7 1 eth vntag up none 10G(D) 1287 Eth1/1/8 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/9 1 eth vntag up none 10G(D) 1289 Eth1/1/10 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/11 1 eth vntag up none 10G(D) 1289 Eth1/1/12 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/13 1 eth vntag up none 10G(D) 1285 Eth1/1/14 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/15 1 eth vntag up none 10G(D) 1285 Eth1/1/16 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/17 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/18 1 eth vntag up none 10G(D) 1288 Eth1/1/19 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/20 1 eth vntag up none 10G(D) 1288 Eth1/1/21 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/22 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/23 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/24 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/25 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/26 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/27 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/28 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/29 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/30 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/31 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/32 1 eth access down Administratively down 10G(D) -- Eth1/1/33 4044 eth trunk up none 1000(D) --
サーバ ポート
リストされている全ポート タイプは、固定および拡張モジュールの両方で設定できます。これには、6100 シリーズ ファブリック インターコネクトの拡張モジュールでは設定できないものの、6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの拡張モジュールでは設定できるサーバ ポートを含みます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-server |
イーサネット サーバ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-server # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのイーサネット サーバ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-server/fabric # create interfaceslot-numport-num |
指定されたイーサネット サーバ ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-server/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック B のスロット 1 のイーサネット サーバ ポート 4 用にインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする方法を示しています。
UCS-A# scope eth-server UCS-A /eth-server # scope fabric b UCS-A /eth-server/fabric # create interface 1 4 UCS-A /eth-server/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-server/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-server |
イーサネット サーバ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-server # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのイーサネット サーバ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-server/fabric # delete interface slot-num port-num |
指定したイーサネット サーバ ポートのインターフェイスを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-server/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック B のスロット 1 にあるイーサネット サーバ ポート 12 を設定解除し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-server UCS-A /eth-server # scope fabric b UCS-A /eth-server/fabric # delete interface 1 12 UCS-A /eth-server/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-server/fabric #
アップリンク イーサネット ポート
固定モジュールまたは拡張モジュールのアップリンク イーサネット ポートを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabrica | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # create interfaceslot-numport-num |
指定されたイーサネット アップリンク ポートのインターフェイスを作成します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric # set speed {10gbps | 1gbps} | (任意)
指定されたイーサネット アップリンク ポートの速度を設定します。
| ||
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック B のスロット 2 のイーサネット アップリンク ポート 3 用にインターフェイスを作成して、速度を 10 Gbps に設定し、トランザクションをコミットする方法を示しています。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric b UCS-A /eth-uplink/fabric # create interface 2 3 UCS-A /eth-uplink/fabric # set speed 10gbps UCS-A /eth-uplink/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # delete interface slot-num port-num |
指定したイーサネット アップリンク ポートのインターフェイスを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック B のスロット 2 にあるイーサネット アップリンク ポート 3 を設定解除し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric b UCS-A /eth-uplink/fabric # delete interface 2 3 UCS-A /eth-uplink/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric #
(注) | 新しいアプライアンス VLAN を作成すると、IEEE VLAN ID は LAN クラウドに追加されません。したがって、新しい VLAN に設定されたアプライアンス ポートは、ピン接続エラーにより、デフォルトで停止したままなります。これらのアプライアンス ポートを起動するには、同じ IEEE VLAN ID を使用して LAN クラウドで VLAN を設定する必要があります。 |
Cisco UCS Manager は、ファブリック インターコネクトごとに最大 4 つのアプライアンス ポートをサポートします。
アプライアンス ポートは、固定モジュールと拡張モジュールのどちらにも設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # create interfaceslot-numport-num |
指定されたアプライアンス ポートのインターフェイスを作成します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # set portmode {access | trunk} | (任意)
ポート モードがアクセスとトランクのどちらであるかを指定します。デフォルトで、モードはトランクに設定されます。
| ||
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # set pingroupnamepin-group name | (任意)
指定されたファブリックとポート、またはファブリックとポート チャネルへのアプライアンス ピン ターゲットを指定します。 | ||
ステップ 6 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # set priosys-class-name | (任意)
アプライアンス ポートに QoS クラスを指定します。デフォルトでは、プライオリティは best-effort に設定されます。 sys-class-name 引数には、次のいずれかのクラス キーワードを指定できます。
| ||
ステップ 7 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # set adminspeed {10gbps | 1 gbps} | (任意)
インターフェイスの管理速度を指定します。デフォルトでは、管理速度は 10gbps に設定されます。 | ||
ステップ 8 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # commit buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック B のスロット 3 のアプライアンス ポート 2 にインターフェイスを作成し、ポート モードを access に設定し、アプライアンス ポートを pingroup1 と呼ばれるピン グループにピン接続し、QoS クラスを fc に設定し、管理速度を 10 Gbps に設定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric b UCS-A /eth-storage/fabric # create interface 3 2 UCS-A /eth-storage/fabric* # set portmode access UCS-A /eth-storage/fabric* # set pingroupname pingroup1 UCS-A /eth-storage/fabric* # set prio fc UCS-A /eth-storage/fabric* # set adminspeed 10gbps UCS-A /eth-storage/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric #
アプライアンス ポートのターゲット MAC アドレスまたは VLAN を割り当てます。
次の手順は、アプライアンス ポートに宛先 MAC アドレスを割り当てます。アプライアンス ポート チャネルに宛先 MAC アドレスを割り当てるには、インターフェイスではなくポート チャネルにスコープを設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # scope interface slot-id port-id |
| ||
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface # create eth-target eth-target name |
指定された MAC アドレス ターゲットの名前を指定します。 | ||
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface/eth-target # set mac-address mac-address |
MAC アドレスを nn:nn:nn:nn:nn:nn 形式で指定します。 |
次の例は、ファブリック B スロット 2 のポート 3 のアプライアンス デバイスに宛先 MAC アドレスを割り当て、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage* # scope fabric b UCS-A /eth-storage/fabric* # scope interface 2 3 UCS-A /eth-storage/fabric/interface* # create eth-target macname UCS-A /eth-storage/fabric/interface* # set mac-address 01:23:45:67:89:ab UCS-A /eth-storage/fabric/interface* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric #
次の例は、ファブリック B のポート チャネル 13 のアプライアンス デバイスに宛先 MAC アドレスを割り当て、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage* # scope fabric b UCS-A /eth-storage/fabric* # scope port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # create eth-target macname UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set mac-address 01:23:45:67:89:ab UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/eth-storage# create vlanvlan-namevlan-id |
ネームド VLAN を作成し、VLAN 名と VLAN ID を指定し、イーサネット ストレージ VLAN モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A/eth-storage/vlan# set sharing primary |
変更を保存します。 |
ステップ 4 | UCS-A/eth-storage/vlan# commit buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
ステップ 5 | UCS-A/eth-storage# create vlanvlan-namevlan-id |
ネームド VLAN を作成して、VLAN 名と VLAN ID を指定し、イーサネット ストレージ VLAN モードを開始します。 |
ステップ 6 | UCS-A/eth-storage/vlan# set sharing community |
作成しているセカンダリ VLAN にプライマリ VLAN を関連付けます。 |
ステップ 7 | UCS-A/eth-storage/vlan# set pubnwnameprimary vlan-name |
このセカンダリ VLAN に関連付けられているプライマリ VLAN を指定します。 |
ステップ 8 | UCS-A/eth-storage/vlan# commit buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、アプライアンス ポートを作成します。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A/eth-storage# create vlan PRI600 600 UCS-A/eth-storage/vlan* # set sharing primary UCS-A/eth-storage/vlan* # commit-buffer UCS-A/eth-storage # create vlan COM602 602 UCS-A/eth-storage/vlan* # set sharing isolated UCS-A/eth-storage/vlan* # set pubnwname PRI600 UCS-A/eth-storage/vlan* # commit-buffer
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A/eth-storage# scope fabric {a|b} |
指定したイーサネット ストレージ ファブリック インターコネクトのファブリック インターコネクト モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A/eth-storage/fabric# create interfaceslot-numport-num |
指定されたイーサネット サーバ ポートのインターフェイスを作成します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A/eth-storage/fabric/interface# exit |
インターフェイス モードから移動します。
| ||
ステップ 5 | UCS-A/eth-storage/fabric# exit |
ファブリックから移動します。 | ||
ステップ 6 | UCS-A/eth-storage# scope vlanvlan-name |
指定した VLAN に移動します。
| ||
ステップ 7 | UCS-A/eth-storage/vlan# create member-portfabricslot-numport-num |
指定したファブリックのメンバ ポートを作成し、スロット番号、およびポート番号を割り当て、メンバ ポートの設定を開始します。 | ||
ステップ 8 | UCS-A/eth-storage/vlan/member-port# commit |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、コミュニティ VLAN にアプライアンス ポートをマッピングします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A/eth-storage# scope fabric a UCS-A/eth-storage/fabric# create interface 1 22 UCS-A/eth-storage/fabric/interface*# exit UCS-A/eth-storage/fabric*# exit UCS-A/eth-storage*# scope vlan COM602 UCS-A/eth-storage/vlan*# create member-port a 1 22 UCS-A/eth-storage/vlan/member-port* commit
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # delete eth-interface slot-num port-num |
指定したアプライアンス ポートのインターフェイスを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック B のスロット 2 のアプライアンス ポート 3 を設定解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric b UCS-A /eth-storage/fabric # delete eth-interface 2 3 UCS-A /eth-storage/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric #
FCoE アップリンク ポートは、FCoE トラフィックの伝送に使用される、ファブリック インターコネクトとアップストリーム イーサネット スイッチ間の物理イーサネット インターフェイスです。このサポートにより、同じ物理イーサネット ポートで、イーサネット トラフィックとファイバ チャネル トラフィックの両方を伝送できます。
FCoE アップリンク ポートはファイバ チャネル トラフィック用の FCoE プロトコルを使用してアップストリーム イーサネット スイッチに接続します。これにより、ファイバ チャネル トラフィックとイーサネット トラフィックの両方が同じ物理イーサネット リンクに流れることができます。
(注) | FCoE アップリンクとユニファイド アップリンクは、ユニファイド ファブリックをディストリビューション レイヤ スイッチまで拡張することによりマルチホップ FCoE 機能を有効にします。 |
次のいずれかと同じイーサネット ポートを設定できます。
リストされている全ポート タイプは、固定および拡張モジュールの両方で設定できます。これには、6100 シリーズ ファブリック インターコネクトの拡張モジュールでは設定できないものの、6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの拡張モジュールでは設定できるサーバ ポートを含みます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
FC アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric{a | b} |
特定のファブリックに対して FC - アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoeinterfaceslot-numberport-number |
指定した FCoE アップリンク ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fabricinterface # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック A のスロット 8 で FCoE アップリンク ポート 1 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoeinterface 1 8 UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
FC アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric{a | b} | 特定のファブリックに対して FC - アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # delete fcoeinterface slot-numberport-number | 指定したインターフェイスを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fabricinterface # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
以下に、ファブリック A のスロット 8 のポート 1 上の FCoE アップリンク インターフェイスを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # delete fcoeinterface 1 8 UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface #
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、ファブリック A で使用可能な FCoE アップリンク インターフェイスを表示する例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # show fcoeinterface FCoE Interface: Slot Id Port Id Admin State Operational State Operational State Reason Li c State Grace Prd ---------- ---------- ----------- ----------------- ------------------------- -- ------------------ --------- 1 26 Enabled Indeterminate Li cense Ok 0 Fcoe Member Port: Port-channel Slot Port Oper State State Reason ------------ ----- ----- --------------- ------------ 1 1 10 Sfp Not Present Unknown 1 1 3 Sfp Not Present Unknown 1 1 4 Sfp Not Present Unknown 1 1 6 Sfp Not Present Unknown 1 1 8 Sfp Not Present Unknown 2 1 7 Sfp Not Present Unknown UCS-A /fc-uplink/fabric #
ユニファイド ストレージでは、イーサネット ストレージ インターフェイスと FCoE ストレージ インターフェイスの両方として同じ物理ポートを設定する必要があります。固定モジュールまたは拡張モジュールのユニファイド ストレージ ポートとして、任意のアプライアンス ポートまたは FCoE ストレージ ポートを設定できます。ユニファイド ストレージ ポートを設定するには、ファブリック インターコネクトをファイバ チャネル スイッチング モードにする必要があります。
ユニファイド ストレージ ポートでは、個々の FCoE ストレージまたはアプライアンス インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにできます。
ユニファイド ストレージ ポートでは、アプライアンス ポートにデフォルト以外の VLAN が指定されていない限り、fcoe-storage-native-vlan がユニファイド ストレージ ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。アプライアンス ポートにデフォルト以外のネイティブ VLAN がネイティブ VLAN として指定されている場合は、それがユニファイド ストレージ ポートのネイティブ VLAN として割り当てられます。
アプライアンス インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する物理ポートがイネーブルまたはディセーブルになります。したがって、ユニファイド ストレージでアプライアンス インターフェイスをディセーブルにすると、FCoE ストレージが物理ポートとともにダウン状態になります(FCoE ストレージがイネーブルになっている場合でも同様です)。
FCoE ストレージ インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する VFC がイネーブルまたはディセーブルになります。したがって、ユニファイド ストレージ ポートで FCoE ストレージ インターフェイスをディセーブルにした場合、アプライアンス インターフェイスは正常に動作し続けます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric{a | b} |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # create interfaceslot-numport-num |
指定されたアプライアンス ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface* # commit buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/interface* # scope fc-storage |
FC ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 6 | UCS-A /fc-storage* # scope fabric{a | b} |
特定のアプライアンス ポートに対してイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A /fc-storage/fabric # create interface fcoeslot-numport-num |
アプライアンス ポート モードに FCoE ストレージ ポート モードを追加し、ユニファイド ストレージ ポートを作成します。 |
次の例では、ファブリック A のスロット 3 上のアプライアンス ポート 2 用のインターフェイスを作成し、同じポートに fc ストレージを追加してユニファイド ポートに変換し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # create interface 3 2 UCS-A /eth-storage/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric* # scope fc-storage UCS-A /fc-storage*# scope fabric a UCS-A /fc-storage/fabric* # create interface fcoe 3 2 UCS-A /fc-storage/fabric* # commit-buffer UCS-A /fc-storage/fabric*
同じ物理イーサネット ポート上にイーサネット アップリンクと FCoE アップリンクを設定した場合、そのポートはユニファイド アップリンク ポートと呼ばれます。FCoE またはイーサネット インターフェイスは個別にイネーブルまたはディセーブルにできます。
FCoE アップリンクをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する VFC がイネーブルまたはディセーブルになります。
イーサネット アップリンクをイネーブルまたはディセーブルにすると、対応する物理ポートがイネーブルまたはディセーブルになります。
イーサネット アップリンクをディセーブルにすると、ユニファイド アップリンクを構成している物理ポートがディセーブルになります。したがって、FCoE アップリンクもダウンします(FCoE アップリンクがイネーブルになっている場合でも同様です)。しかし、FCoE アップリンクをディセーブルにした場合は、VFC だけがダウンします。イーサネット アップリンクがイネーブルであれば、FCoE アップリンクは引き続きユニファイド アップリンク ポートで正常に動作することができます。
ユニファイド アップリンク ポートを設定するには、ユニファイド ポートとして既存の FCoE アップリンク ポートを変換します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # create interface15 |
ユニファイド ポートとして FCoE アップリンク ポートを変換します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、既存の FCoE ポートでユニファイド アップリンク ポートを作成します。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric b UCS-A /eth-uplink/fabric # create interface 1 5 UCS-A /eth-uplink/fabric/interface* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/interface #
FCoE およびファイバ チャネル ストレージ ポート
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-storage |
ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-storage # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-storage/fabric # create interface {fc | fcoe} slot-num port-num |
指定されたファイバ チャネル ストレージ ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-storage/fabric #commit-buffer |
トランザクションをコミットします。 |
次の例は、ファブリック A スロット 2 のファイバ チャネル ストレージ ポート 10 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-storage UCS-A /fc-storage # scope fabric a UCS-A /fc-storage/fabric* # create interface fc 2 10 UCS-A /fc-storage/fabric # commit-buffer
VSAN を割り当てます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-storage |
ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-storage # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-storage/fabric # delete interface {fc | fcoe} slot-num port-num |
指定したファイバ チャネル ストレージ ポートまたは FCoE ストレージ ポートのインターフェイスを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-storage/fabric #commit-buffer |
トランザクションをコミットします。 |
次に、ファブリック A のスロット 2 のファイバ チャネル ストレージ ポート 10 を設定解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-storage UCS-A /fc-storage # scope fabric a UCS-A /fc-storage/fabric* # delete interface fc 2 10 UCS-A /fc-storage/fabric # commit-buffer
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックでファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create interface slot-num port-num |
指定したファイバ チャネル アップリンク ポートのインターフェイスを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric #commit-buffer |
トランザクションをコミットします。 |
次に、ファブリック A のスロット 2 でファイバ チャネル アップリンク ポート 10 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric* # create interface 2 10 UCS-A /fc-uplink/fabric # commit-buffer
アップリンク イーサネット ポート チャネルを使用すると、複数の物理アップリンク イーサネット ポートをグループ化して(リンク集約)、1 つの論理イーサネット リンクを作成し、耐障害性と高速接続を実現できます。Cisco UCS Manager で、先にポート チャネルを作成してから、そのポート チャネルにアップリンク イーサネット ポートを追加します。1 つのポート チャネルには、最大 16 のアップリンク イーサネット ポートを追加できます。
(注) | Cisco UCS では、Port Aggregation Protocol(PAgP)ではなく、Link Aggregation Control Protocol(LACP)を使用して、アップリンク イーサネット ポートがポート チャネルにグループ化されます。アップストリーム スイッチのポートが LACP 用に設定されていない場合、ファブリック インターコネクトはアップリンク イーサネット ポート チャネルの全ポートを個別のポートとして扱い、パケットを転送します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b } |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # create port-channel port-num |
指定されたイーサネット アップリンク ポートのポート チャネルを作成し、イーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # {enable | disable} | (任意)
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # set name port-chan-name | (任意)
ポート チャネルの名前を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # set flow-control-policy policy-name | (任意)
指定されたフロー制御ポリシーをポート チャネルに割り当てます。 |
ステップ 7 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック A のポート 13 にポート チャネルを作成し、名前を portchan13a に設定して、管理ステータスをイネーブルにし、flow-con-pol432 という名前のフロー制御ポリシーをポート チャネルに割り当てて、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # create port-channel 13 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # enable UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # set name portchan13a UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # set flow-control-policy flow-con-pol432 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b } |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # delete port-channel port-num |
指定したイーサネット アップリンク ポートのポート チャネルを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック A のポート 13 のポート チャネルを設定解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # delete port-channel 13 UCS-A /eth-uplink/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b } |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのイーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # create member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを作成し、イーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネルのメンバ ポート モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、スロット 1、ポート 7 のメンバー ポートをファブリック A のポート 13 のポート チャネルに追加し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # create member-port 1 7 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b } |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのイーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # delete member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを削除します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック A のポート 13 のポート チャネルからメンバ ポートを削除し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric a UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # delete member-port 1 7 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel #
アプライアンス ポート チャネルを使用すると、複数の物理的なアプライアンス ポートをグループ化して 1 つの論理的なイーサネット ストレージ リンクを作成し、耐障害性と高速接続を実現できます。Cisco UCS Manager において、先にポート チャネルを作成してから、そのポート チャネルにアプライアンス ポートを追加します。1 つのポート チャネルには、最大で 8 個のアプライアンス ポートを追加できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # create port-channel port-num |
指定されたイーサネット ストレージ ポートのポート チャネルを作成し、イーサネット ストレージ ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # {enable | disable} | (任意)
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # set name port-chan-name | (任意)
ポート チャネルの名前を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # set pingroupname pin-group name | (任意)
指定されたファブリックとポート、またはファブリックとポート チャネルへのアプライアンス ピン ターゲットを指定します。 |
ステップ 7 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # set portmode {access | trunk} | (任意)
ポート モードがアクセスとトランクのどちらであるかを指定します。デフォルトで、モードはトランクに設定されます。 |
ステップ 8 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # set prio sys-class-name | (任意)
アプライアンス ポートに QoS クラスを指定します。デフォルトでは、プライオリティは best-effort に設定されます。 sys-class-name 引数には、次のいずれかのクラス キーワードを指定できます。
|
ステップ 9 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # set speed {1gbps | 2gbps | 4gbps | 8gbps | auto} | (任意)
ポート チャネルの速度を指定します。 |
ステップ 10 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック A のポート 13 にポート チャネルを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # create port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # enable UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set name portchan13a UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set pingroupname pingroup1 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set portmode access UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set prio fc UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # set speed 2gbps UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # delete port-channel port-num |
指定したイーサネット ストレージ ポートからポート チャネルを削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック A のポート 13 のポート チャネルを設定解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # delete port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel port-chan-name |
イーサネット ストレージ ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # {enable | disable } |
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック A のポート チャネル 13 をイネーブルにして、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # enable UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのイーサネット ストレージ ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # create member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを作成し、イーサネット ストレージ ファブリック ポート チャネルのメンバ ポート モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、スロット 1、ポート 7 のメンバー ポートをファブリック A のポート 13 のポート チャネルに追加し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # create member-port 1 7 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-storage |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-storage # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのイーサネット ストレージ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのイーサネット ストレージ ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # delete member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを削除します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック A のポート 13 のポート チャネルからメンバ ポートを削除し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope eth-storage UCS-A /eth-storage # scope fabric a UCS-A /eth-storage/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel # delete member-port 1 7 UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-storage/fabric/port-channel #
ファイバ チャネル ポート チャネルを使用すると、複数の物理ファイバ チャネル ポートをグループ化して(リンク集約)、1 つの論理ファイバ チャネル リンクを作成し、耐障害性と高速接続性を実現できます。Cisco UCS Manager では、先にポート チャネルを作成してから、そのポート チャネルにファイバ チャネル ポートを追加します。
各 Cisco UCS ドメインに最大 4 つのファイバ チャネル ポート チャネルを作成できます。各ファイバ チャネル ポート チャネルには、最大 16 のアップリンク ファイバ チャネル ポートを含めることができます。
各 Cisco UCS ドメインに最大 2 つのファイバ チャネル ポート チャネルを作成できます。各ファイバ チャネル ポート チャネルには、最大 4 つのアップリンク ファイバ チャネル ポートを含めることができます。
アップストリーム NPIV スイッチ上のファイバ チャネル ポート チャネルのチャネル モードがアクティブに設定されていることを確認してください。メンバー ポートとピア ポートに同じチャネル モードが設定されていない場合、ポート チャネルはアップ状態になりません。チャネル モードがアクティブに設定されている場合、ピア ポートのチャネル グループ モードに関係なく、メンバー ポートはピア ポートとのポート チャネル プロトコル ネゴシエーションを開始します。チャネル グループで設定されているピア ポートがポート チャネル プロトコルをサポートしていない場合、またはネゴシエーション不可能なステータスを返す場合、デフォルトでオン モードの動作に設定されます。アクティブ ポート チャネル モードでは、各端でポート チャネル メンバー ポートを明示的にイネーブルおよびディセーブルに設定することなく自動リカバリが可能です。
この例は、チャネル モードをアクティブに設定する方法を示しています。
switch(config)# int po114 switch(config-if)# channel mode active
(注) | 2 つのファイバ チャネル ポート チャネルに接続する場合、両方のポート チャネルの管理速度が、使用するリンクに一致している必要があります。 いずれかまたは両方のファイバ チャネル ポート チャネルの管理速度が auto に設定されている場合、Cisco UCS が管理速度を自動的に調整します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create port-channel port-num |
指定されたファイバ チャネル アップリンク ポートのポート チャネルを作成し、ファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # {enable | disable} | (任意)
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # set name port-chan-name | (任意)
ポート チャネルの名前を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # set speed {1gbps | 2gbps | 4gbps | 8gbps | auto} | (任意)
ポート チャネルの速度を指定します。 |
ステップ 7 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、ファブリック A にポート チャネル 13 を作成し、名前を portchan13a に設定して、管理ステータスをイネーブルにし、速度を 2 Gbps に設定して、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # enable UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # set name portchan13a UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # set speed 2gbps UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
FC アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric{a | b} |
特定のファブリックに対して FC - アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoe-port-channelnumber |
指定した FCoE アップリンク ポートのポート チャネルを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fabricinterface # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック A のスロット 4 で FCoE アップリンク ポート 1 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoe-port-channel 4 UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create port-channel port-num |
指定されたファイバ チャネル アップリンク ポートのポート チャネルを作成し、ファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # {enable | disable} | (任意)
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # set name port-chan-name | (任意)
ポート チャネルの名前を指定します。 |
ステップ 6 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # scope port-chan-name | (任意)
ポート チャネルの名前を指定します。 |
ステップ 7 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # channel mode {active} | (任意)
アップストリーム NPIV スイッチでチャネル モードをアクティブに設定します。 |
ステップ 8 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、チャネル モードを有効化してアクティブにします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # enable UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # set name portchan13a UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # channel mode active UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # exit UCS-A /fc-uplink/fabric/ # show port-channel database portchan13a Administrative channel mode is active Operational channel mode is active UCS-A /fc-uplink/fabric/ #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックでファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel port-chan-name |
ファイバ チャネル アップリンク ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # {enable | disable } |
ポート チャネルの管理状態をイネーブルまたはディセーブルにします。ポート チャネルは、デフォルトではディセーブルです。 |
次の例では、ファブリック A のポート チャネル 13 をイネーブルにして、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # enable UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # create member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを作成し、ファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル メンバ ポート モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、スロット 1、ポート 7 のメンバー ポートをファブリック A のポート チャネル 13 に追加し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric # create member-port 1 7 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel port-num |
指定されたポート チャネルのファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # delete member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを削除します。 |
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、ファブリック A ポート チャネル 13 からメンバ ポートを削除し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # scope port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric # delete member-port 1 7 UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/port-channel #
FCoE ポート チャネルでは、複数の物理 FCoE ポートをグループ化して 1 つの論理 FCoE ポート チャネルを作成できます。物理レベルでは、FCoE ポート チャネルは FCoE トラフィックをイーサネット ポート チャネル経由で転送します。したがって、一連のメンバから構成される FCoE ポート チャネルは基本的に同じメンバから構成されるイーサネット ポート チャネルです。このイーサネット ポート チャネルは、FCoE トラフィック用の物理トランスポートとして使用されます。
各 FCoE ポート チャネルに対し、Cisco UCS Manager は VFC を内部的に作成して、イーサネット ポート チャネルにバインドします。ホストから受信した FCoE トラフィックは、FCoE トラフィックがファイバ チャネル アップリンク経由で送信されるのと同じ方法で、VFC 経由で送信されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
FC アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric{a | b} |
特定のファブリックに対して FC - アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoe-port-channelnumber |
指定した FCoE アップリンク ポートのポート チャネルを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fabricinterface # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック A のスロット 4 で FCoE アップリンク ポート 1 のインターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # create fcoe-port-channel 4 UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel #
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope fc-uplink |
ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。 | ||
ステップ 2 | UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b } |
指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。 | ||
ステップ 3 | UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoe-port-channel ID |
指定したポート チャネルの FCoE アップリンク ポート チャネル モードを開始します。 | ||
ステップ 4 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel # create member-port slot-numport-num |
ポート チャネルから指定されたメンバ ポートを作成し、FCoE アップリンク ファブリック ポート チャネルのメンバ ポート モードを開始します。
| ||
ステップ 5 | UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、スロット 1、ポート 7 のメンバー ポートをファブリック A の FCoE ポート チャネル 13 に追加し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope fc-uplink UCS-A /fc-uplink # scope fabric a UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoe-port-channel 13 UCS-A /fc-uplink/fabric # create member-port 1 7 UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel* # commit-buffer UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel #
同じ ID でイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルを作成した場合、それらはユニファイド ポート チャネルと呼ばれます。ユニファイド ポート チャネルが作成されると、指定されたメンバを持つファブリック インターコネクトで物理イーサネット ポート チャネルと VFC が作成されます。物理イーサネット ポート チャネルは、イーサネット トラフィックと FCoE トラフィックの両方を伝送するために使用されます。VFC は、FCoE トラフィックをイーサネット ポート チャネルにバインドします。
次のルールは、ユニファイド アップリンク ポート チャネルのメンバー ポート セットに適用されます。
同じ ID のイーサネット ポート チャネルと FCoE ポート チャネルは、同じメンバー ポート セットを持つ必要があります。
イーサネット ポート チャネルにメンバ ポート チャネルを追加すると、Cisco UCS Manager は FCoE ポート チャネルにも同じポート チャネルを追加します。同様に、FCoE ポート チャネルにメンバーを追加すると、イーサネット ポート チャネルにもそのメンバー ポートが追加されます。
ポート チャネルの 1 つからメンバ ポートを削除すると、Cisco UCS Manager は他のポート チャネルから自動的にそのメンバ ポートを削除します。
イーサネット アップリンク ポート チャネルをディセーブルにすると、ユニファイド アップリンク ポート チャネルを構成している物理ポート チャネルがディセーブルになります。したがって、FCoE アップリンク ポート チャネルもダウンします(FCoE アップリンクがイネーブルになっている場合でも同様です)。FCoE アップリンク ポート チャネルをディセーブルにした場合は、VFC のみがダウンします。イーサネット アップリンク ポート チャネルがイネーブルであれば、FCoE アップリンク ポート チャネルは引き続きユニファイド アップリンク ポート チャネルで正常に動作することができます。
ユニファイド アップリンク ポート チャネルを設定するには、ユニファイド ポート チャネルとして既存の FCoE アップリンク ポート チャネルを変換します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink |
イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b} |
指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink/fabric # create port-channelID |
指定したイーサネット アップリンク ポートのポート チャネルを作成します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、既存の FCoE ポート チャネルでユニファイド アップリンク ポート チャネルを作成します。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # scope fabric b UCS-A /eth-uplink/fabric # create port-channel 2 UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink/fabric #
Cisco UCS Manager は、統計情報収集ポリシーを使用して、I/O モジュール(IOM)からファブリック インターコネクトに接続されたネットワーク インターフェイス ポートを監視し、エラーが発生した場合にアラームをトリガーします。
ネットワーク インターフェイス ポートのエラー統計情報は NiErrStats と呼ばれ、次のエラーから構成されています。
NiErrStats |
説明 |
frameTx |
TX_FRM_ERROR のカウンタ値を収集します。 |
tooLong |
RX_TOOLONG のカウンタ値を収集します。 |
tooShort |
RX_UNDERSIZE と RX_FRAGMENT のカウンタ値の合計を収集します。 |
Crc |
RX_CRERR_NOT_STOMPED と RX_CRCERR_STOMPED のカウンタ値の合計を収集します。 |
InRange |
RX_INRANGEERR のカウンタ値を収集します。 |
(注) | アクティブなポートのみがネットワーク インターフェイス ポートの統計情報を収集して Cisco UCS Manager に送信します。 |
Cisco UCS Manager がアクティブな NI ポートでエラーを検出し、エラー ディセーブル機能がイネーブルの場合、Cisco UCS Manager はエラーが発生した NI ポートに接続されているそれぞれの FI ポートを自動的にディセーブルにします。FI ポートがエラー ディセーブルになっているときは事実上シャットダウンし、トラフィックはポートで送受信されません。
エラー ディセーブル機能は、次の 2 つの目的で使用されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope eth-server |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/eth-server # scope stats-threshold-policy default |
統計情報しきい値ポリシー モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCSA/eth-server/stats-threshold-policy # create classclass-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラスを作成し、組織統計情報しきい値ポリシー クラス モードを開始します。使用可能なクラス名キーワードのリストを表示するには、組織統計情報しきい値ポリシー モードで create class ? コマンドを入力します。 |
ステップ 4 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class # create propertyproperty-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティを作成し、組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティ モードを開始します。使用可能なプロパティ名キーワードのリストを表示するには、組織統計情報しきい値ポリシー クラス モードで create property ? コマンドを入力します。 |
ステップ 5 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property # set normal-valuevalue |
クラス プロパティに通常値を指定します。value の形式は、設定するクラス プロパティに応じて異なる場合があります。必要な形式を確認するには、set normal-value ? コマンドを組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティ モードで入力します。 |
ステップ 6 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property # create threshold-value {above-normal | below-normal} {cleared | condition | critical | info | major | minor | warning} |
クラス プロパティのしきい値を指定して作成し、組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティしきい値モードを開始します。 |
ステップ 7 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property/threshold-value # set {deescalating | escalating} value |
降格または昇格のクラス プロパティしきい値を指定します。value の形式は、設定するクラス プロパティしきい値に応じて異なる場合があります。必要な形式を確認するには、組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティしきい値モードで set deescalating ? または set escalating ? コマンドを入力します。 |
ステップ 8 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property/threshold-value # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、しきい値定義の作成方法を示しています。
UCS-A # scope eth-server UCS-A /eth-server # scope stats-threshold-policy default UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy # create class ni-ether-error-stats UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class* # create property crc-delta UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # set normal-value 0 UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # create threshold-value above-normal major UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property/threshold-value* # set escalating 5 UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property/threshold-value* # set deescalating 3 UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property/threshold-value* # commit-buffer
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope eth-server |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/eth-server # scope stats-threshold-policy default |
統計情報しきい値ポリシー モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCSA/eth-server/stats-threshold-policy # scope classclass-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラスの組織統計情報しきい値ポリシー クラス モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class # scope propertyproperty-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティの組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティ モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property # set error-disable-fi-port {yes | no} |
クラス プロパティにエラー ディセーブル化ステータスを指定します。 クラス プロパティのエラー ディセーブル化を無効にするには、no オプションを使用します。 |
ステップ 6 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、FI ポートでエラー ディセーブル化を有効にする方法を示しています。
UCS-A # scope eth-server UCS-A /eth-server # scope stats-threshold-policy default UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy # scope class ni-ether-error-stats UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class # scope property crc-delta UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property # set error-disable-fi-port yes UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # commit-buffer
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope eth-server |
イーサネット ストレージ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/eth-server # scope stats-threshold-policy default |
統計情報しきい値ポリシー モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCSA/eth-server/stats-threshold-policy # scope classclass-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラスの組織統計情報しきい値ポリシー クラス モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class # scope propertyproperty-name |
指定した統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティの組織統計情報しきい値ポリシー クラス プロパティ モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property # set auto-recovery {enabled | disabled} |
クラス プロパティに自動リカバリ ステータスを指定します。 クラス プロパティの自動リカバリをディセーブルにするには、disabled オプションを使用します。 |
ステップ 6 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # set auto-recovery-timetime |
ポートが自動的に再びイネーブルになるまでの時間(分単位)を指定します。自動リカバリの時間は、0 ~ 4294967295 分の間で変更できます。 |
ステップ 7 | UCS-A/eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、FI ポートに自動リカバリを設定する方法を示しています。
UCS-A # scope eth-server UCS-A /eth-server # scope stats-threshold-policy default UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy # scope class ni-ether-error-stats UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class # scope property crc-delta UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property # set auto-recovery enabled UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # set auto-recovery-time 5 UCS-A /eth-server/stats-threshold-policy/class/property* # commit-buffer
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A # scope chassischassis-num |
指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/chassis # scope iom {a | b} |
指定した IOM でシャーシ IOM モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A/chassis/iom # scope port-group fabric |
ネットワーク インターフェイス ポートに移動します。 |
ステップ 4 | UCS-A/chassis/iom/port-group # scope fabric-iffabric-if number |
指定したネットワーク インターフェイス ポート番号に移動します。 |
ステップ 5 | UCS-A/chassis/iom/port-group/fabric-if # show stats |
ネットワーク インターフェイス ポートのエラー カウンタを表示します。 |
次の例は、ネットワーク インターフェイス ポートの統計情報の表示方法を示しています。
UCS-A # scope chassis 1 UCS-A/chassis # scope iom a UCS-A/chassis/iom # scope port-group fabric UCS-A/chassis/iom/port-group # scope faric-if 1 UCS-A/chassis/iom/port-group/fabric-if # show stats NI Ether Error Stats: Time Collected: 2014-08-20T15:37:24:688 Monitored Object: sys/chassis-1/slot-1/fabric/port-1/ni-err-stats Suspect: Yes Crc (errors): 5000 Frame Tx (errors): 0 Too Long (errors): 0 Too Short (errors): 0 In Range (errors): 0 Thresholded: 0
アダプタ ポート チャネルは、Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)から I/O へのすべての物理リンクを 1 つの論理リンクにグループ化します。
アダプタ ポート チャネルは、Cisco UCS Manager が適切なハードウェアの存在を検出したときに内部的に作成されて管理されます。アダプタ ポート チャネルの手動設定はできません。アダプタ ポート チャネルは、Cisco UCS Manager GUI または Cisco UCS Manager CLI を使用して参照できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope chassis chassis-num |
指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /chassis # scope iom {ab} |
指定した IOM でシャーシ IOM モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /chassis/iom # scope port group |
指定したポート グループのポート グループ モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /chassis/iom/port group # show host-port-channel [detail | expand] |
指定したシャーシのアダプタ ポート チャネルを表示します。 |
次の例は、ポート グループ モードのホスト ポート チャネルに関する情報の表示方法を示しています。
UCS-A # scope chassis 1 UCS-A /chassis # scope iom a UCS-A /chassis/iom # scope port group UCS-A /chassis/iom/port group # show host-port-channel Host Port channel: Port Channel Id Fabric ID Oper State State Reason --------------- --------- ---------------- ------------ 1289 B Up 1290 B Up 1306 B Up 1307 B Up 1309 B Up 1315 B Up UCS-A /chassis/iom/port group #
ファブリック ポート チャネルは、冗長性と帯域幅共有のため、IOM からファブリック インターコネクトへの複数の物理リンクを 1 個の論理リンクにグループ化できます。ファブリック ポート チャネル内の 1 個のリンクがアクティブである限り、ファブリック ポート チャネルは動作し続けます。
正しいハードウェアが接続されている場合、ファブリック ポート チャネルは Cisco UCS Manager で次のように作成されます。
IOM のそれぞれに単一のファブリック ポート チャネルがあります。ファブリック インターコネクトに IOM を接続する各アップリンクは、個別リンクとして設定することもポート チャネルに含めることもできますが、1 つのアップリンクが複数のファブリック ポート チャネルに属することはできません。たとえば、2 つの IOM を持つシャーシが検出され、ファブリック ポート チャネルを作成するようにシャーシ ディスカバリ ポリシーが設定されている場合、Cisco UCS Manager は 2 つの独立したファブリック ポート チャネルを作成します。IOM-1 を接続するアップリンク用と、IOM-2 を接続するアップリンク用です。別のシャーシはこれらのファブリック ポート チャネルに加入できません。同様に、IOM-1 のファブリック ポート チャネルに属するアップリンクは、IOM-2 のファブリック ポート チャネルに加入できません。
IOM とファブリック インターコネクトの間にあるポート間のトラフィックに対するロード バランシングでは、ハッシュに次の基準を使用します。
イーサネット トラフィックの場合:
レイヤ 2 送信元アドレスおよび宛先アドレス
レイヤ 3 送信元アドレスおよび宛先アドレス
レイヤ 4 送信元ポートおよび宛先ポート
FCoE トラフィックの場合:
レイヤ 2 送信元アドレスおよび宛先アドレス
送信元と宛先の ID(SID と DID)および Originator eXchange ID(OXID)
この例では、2200 シリーズ IOM モジュールは iom X(X はシャーシ番号)の接続によって確認されます。
show platform software fwmctrl nifport (....) Hash Parameters: l2_da: 1 l2_sa: 1 l2_vlan: 0 l3_da: 1 l3_sa: 1 l4_da: 1 l4_sa: 1 FCoE l2_da: 1 l2_sa: 1 l2_vlan: 0 FCoE l3_did: 1 l3_sid: 1 l3_oxid: 1
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX と Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト間のリンクをファブリック ポート チャネル モードで設定する場合、アダプタで使用可能な仮想インターフェイス(VIF)のネームスペースは、FEX アップリンクがファブリック インターコネクト ポートに接続されている場所に応じて異なります。
6248 ファブリック インターコネクト内には、8 個の連続ポートが 6 セットあり、ポートのセットのそれぞれがシングル チップによって管理されます。FEX からのすべてのアップリンクが 1 つのチップにより管理される一連のポートに接続されている場合、Cisco UCS Manager は、シャーシ内のブレードに展開されているサービス プロファイルで使用する VIF の数を最大化します。IOM からのアップリンク接続が別々のチップで管理されるポート間に分散された場合、VIF カウントは減少します。
注意 | ファブリック ポートチャネル ポート グループに 2 番目のリンクを追加すると、混乱が生じ、使用可能な VIF ネームスペースの量が 63 から 118 に自動的に増加されます。ただし、さらにリンクを追加しても混乱は生じないため、VIF 名前空間は 118 のままになります。 |
注意 | 2 つのファブリック ポートチャネル ポート グループにシャーシをリンクした場合は、手動で確認応答しない限り、VIF ネームスペースは影響を受けません。その結果、VIF ネームスペースは、2 つのファブリック ポート チャネル ポート グループの使用量(63 または 118 VIF)のうち、より少ないサイズに自動的に設定されます。 |
高可用性クラスタモード アプリケーションの場合は、対称的な配線構成にすることを強く推奨めします。ケーブル接続が非対称の場合、使用可能な VIF の最大数は 2 つのケーブル設定より小さくなります。
Cisco UCS 環境の VIF の最大数については、ご使用のハードウェアやソフトウェアの設定に関する制限事項のドキュメントを参照してください。
シャーシ ディスカバリ ポリシーまたはシャーシ接続ポリシーの変更後、ファブリック ポート チャネルに対しリンクを追加または削除するには、シャーシを再認識します。ファブリック ポート チャネルからシャーシのメンバー ポートをイネーブルまたはディセーブルにする場合、シャーシの再認識は必要はありません。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、ファブリック インターコネクト A の設定済みファブリック ポート チャネルに関する情報を表示する例を示します。
UCS-A# scope eth-server UCS-A /eth-server # scope fabric a UCS-A /eth-server/fabric # show fabric-port-channel Fabric Port Channel: Port Channel Id Chassis Id Admin State Oper State State Reason --------------- ---------- ----------- ---------------- ------------ 1025 1 Enabled Failed No operational members 1026 2 Enabled Up UCS-A /eth-server/fabric #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-server |
イーサネット サーバ モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-server # scope fabric {a | b} |
指定したファブリックのイーサネット サーバ ファブリック モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-server/fabric # scope fabric-port-channel port-chan-id |
指定したファブリックでイーサネット サーバ ファブリック、ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 4 | UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel # scope member-port slot-id port-id |
指定したメンバー ポートでイーサネット サーバ ファブリック、ファブリック ポート チャネル モードを開始します。 |
ステップ 5 | UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel # {enable | disable} |
指定したメンバー ポートをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 6 | UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel # commit-buffer |
トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック ポート チャネル 1025 のファブリック チャネル メンバー ポート 1 31 をディセーブルにし、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope eth-server UCS-A /eth-server # scope fabric a UCS-A /eth-server/fabric # scope fabric-port-channel 1025 UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel # scope member-port 1 31 UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel/member-port # disable UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel/member-port* # commit-buffer UCS-A /eth-server/fabric/fabric-port-channel/member-port #