Microsoft System Center Virtual Machine Manager 向け Cisco UCS Director 管理ガイド、リリース 5.5
章のタイトル: オーケストレーション ワークフローの操作
オーケストレーション ワークフローの操作
Hyper-V オーケストレーション タスク
Cisco UCS Director に用意されているオーケストレーション機能を使用すると、SCVMM によって実行されるタスクの設定と管理を 1 つまたは複数のワークフローで自動化することができます。Hyper-V VM、Hyper-V ホスト、ネットワーク、およびストレージのタスクを同じワークフローに含めることができます。
Cisco UCS Director でのオーケストレーションの詳細については、『Cisco UCS Director Orchestration Guide』を参照してください。
オーケストレーション タスクの場所
オーケストレーション タスクの完全なリストは、ワークフロー デザイナー、タスク ライブラリ、および [仮想化(Virtualization)] フォルダで入手できます。オーケストレーション タスクの説明を含むタスク ライブラリには、Cisco UCS Director の次の場所からアクセスできます。
オーケストレーション タスクのタイプ
Hyper-V オーケストレーション タスクには、次の項目を設定および管理するタスクが含まれます。
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VM
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ホスト
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仮想ネットワーク
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論理ネットワーク
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論理ネットワークの定義
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ホスト ネットワーク アダプタ
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仮想ネットワーク アダプタ
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PNIC
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ストレージ
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論理ユニット ネットワーク(LUN)
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論理スイッチ
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標準スイッチ
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アップリンク ポート プロファイル
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ストレージ分類
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ファイル共有
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ストレージ論理ユニット
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ストレージ プロバイダー
タスク ドキュメンテーションへのアクセス
ステップ 1
| メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2
| [タスクライブラリ(Task Library)] アイコンをクリックします。 |
ステップ 3
| [ドキュメントの再作成(Regenerate document)] チェックボックスをオンにして、すべての新しいタスクとオープン オートメーションによるタスクのリストを表示します。 |
ステップ 4
| [送信(Submit)] をクリックします。
オーケストレーション タスク ライブラリが表示されます。エントリをクリックすると、使用可能な特定の入力と出力に関する詳細情報が表示されます。
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オーケストレーション ワークフローの検証および実行
ワークフロー内のすべてのタスクを検証し、それらのタスクをローカル環境にバインドしたら、ワークフロー全体を検証する必要があります。
ステップ 1
| ワークフロー デザイナの右上隅で [検証(Validate)] ボタンをクリックします。ワークフロー デザイナによって「完了(成功)(Completed (Sucess))」メッセージが示された場合、ワークフローは有効です。 |
ステップ 2
| [今すぐ実行(Execute Now)] をクリックしてオーケストレーション ワークフローをアクティブにします。 |
トリガーの管理
トリガーは、指定した条件に基づいてワークフローを実行するために使用されます。これらの条件が満たされると、ワークフローが(自動的に)実行されます。
ステップ 1
| メニュー バーで、 を選択します。 |
ステップ 2
| [トリガー(Triggers)] タブをクリックします。 Cisco UCS Director で作成したトリガーが表示されます。[トリガー(Triggers)] タブでは、次のアクションを実行できます。
操作 |
説明 |
[更新(Refresh)]
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現在のページを更新します。
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[お気に入り(Favorites)]
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現在のページを [お気に入り(Favorites)] タブに追加します。
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[追加(Add)]
|
Cisco UCS Director にトリガーを作成します。
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トリガーを選択すると、以下のアクションが表示されます。
操作 |
説明 |
[編集(Edit)]
|
トリガーを編集します。
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[削除(Delete)]
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確認後にトリガーを削除します。
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[複製(Clone)]
|
トリガーを複製します。
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[リセット(Reset)]
|
確認後に、選択したトリガーをリセットします。
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[ログの表示(View Log)]
|
トリガーのログ情報を表示します。
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トリガーの追加
ステップ 1
| [トリガー(Triggers)] タブに移動します。
[トリガー(Triggers)] タブに移動する方法については、を参照してください。
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ステップ 2
| [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 3
| [トリガーの追加(Add Trigger)] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに入力します。
名前 |
説明 |
[トリガー名(Trigger Name)] フィールド
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トリガーの名前。
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[有効(Is Enabled)] チェックボックス
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トリガーを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。
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[説明(Description)] フィールド
|
トリガーの説明。
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[頻度(Frequency)] ドロップダウン リスト
|
トリガー ルールを検証する頻度を選択します。
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[トリガー タイプ(Trigger Type)] ドロップダウン リスト
|
トリガー タイプとして次のいずれかを選択します。
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|
ステップ 4
| [次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 5
| [条件を指定します(Specify Conditions)] ペインで、次のフィールドに入力します。
名前 |
説明 |
[条件(Conditions)] フィールド
|
条件を追加するには、[+] アイコンをクリックします。
[条件へのエントリの追加(Add Entry To Conditions)] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに入力します。-
[モニタ対象のオブジェクトのタイプ(Types of Objects to Monitor)] ドロップダウン リスト:モニタするオブジェクトのタイプとして [HyperV ホスト(Hyper V Host)] を選択します。
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[オブジェクト(Object)] ドロップダウンリスト:モニタする Hyper-V ホストを選択します。
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[パラメータ(Parameter)] ドロップダウン リスト:次のいずれかのパラメータを選択します。
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CPU 使用率(%)(最終日の平均)
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CPU 使用率(%)(過去 1 時間の平均)
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メモリ使用率(%)(最終日の平均)
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メモリ使用率(%)(過去 1 時間の平均)
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電源ステータス
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[操作(Operation)] ドロップダウン リスト:選択したパラメータに応じて表示される演算子のリストから演算子を選択します。
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[値(Value)] ドロップダウン リスト:選択したパラメータに応じて表示される値のリストから値を選択します。
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[トリガーの適用条件(Trigger When)] ドロップダウン リスト
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条件として、[いずれかの条件を満たす(Any Condition(s) Satisfied)] またはトリガー タイプのいずれかを選択します。
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ステップ 6
| [次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 7
| [ワークフローを指定します(Specify Workflow)] ペインで、次のフィールドに入力します。
名前 |
説明 |
[最大呼び出し回数(Maximum Invocations)] フィールド
|
トリガーを呼び出す回数。
|
[ワークフローの選択(トリガーの状態がアクティブになったとき)((When Trigger State Becomes Active) Select Workflow)] ドロップダウン リスト
|
トリガーがアクティブになったときに実行するワークフローを選択します。
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[ワークフローの選択(トリガーの状態がクリアになったとき)((When Trigger State Become Clear) Select Workflow)] ドロップダウン リスト
|
このフィールドは任意です。トリガーがクリアされたときに実行するワークフローを選択します。
|
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ステップ 8
| [次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 9
| [ワークフローの入力を指定(Specify Workflow Inputs)] ペインで、選択したワークフローの入力を指定します。 |
ステップ 10
| [送信(Submit)] をクリックします。 |