S3260 ストレージサーバ向け Cisco UCS 統合管理コントローラリリース 4.0 CLI コンフィギュレーションガイド

サーバの NIC

NIC モード

NIC モード設定は、Cisco IMC に到達できるポートを決定します。プラットフォームに応じて、次のネットワークモードオプションを使用できます。

[Dedicated]：Cisco IMC へのアクセスに使用される管理ポート。
[Cisco Card]：Cisco IMC にアクセスするために使用できるアダプタカードの任意のポート。Cisco アダプタカードは、ネットワーク通信サービスインターフェイスプロトコルサポート（NCSI）のあるスロットに取り付ける必要があります。

NIC 冗長化

選択した NIC モードとプラットフォームに応じて、次の NIC 冗長化オプションを使用できます。

[active-active]：サポートされている場合、設定されている NIC モードに関連付けられたすべてのポートが同時に動作します。この機能により、スループットが増加し、Cisco IMC への複数のパスが提供されます。

[active-standby]：設定されている NIC モードに関連付けられたポートで障害が発生した場合、トラフィックは、その NIC モードに関連付けられている他のポートの 1 つにフェールオーバーします。

（注）

このオプションを選択する場合は、設定されている NIC モードに関連付けられたすべてのポートが同じサブネットに接続され、どのポートが使用されてもトラフィックの安全が保証されるようにする必要があります。

使用できる冗長化モードは、選択されているネットワークモードとプラットフォームによって異なります。使用できるモードについては、次を参照してください、『Hardware Installation Guide』（HIG）を参照してください。C シリーズの HIG は、次の URL にあります。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/prod_installation_guides_list.html

NIC の設定

NIC モードと NIC 冗長化を設定する場合は、サーバの NIC を設定します。

始める前に

NIC を設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

コマンドまたはアクション

目的

ステップ 1

Server # scope network

Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。

ステップ 2

Server /network # set mode {dedicated | cisco_card}

NIC モードを次のいずれかに設定します。

Dedicated：Cisco IMC へのアクセスに管理イーサネットポートを使用します。
Cisco Card：Cisco IMC へのアクセスにアダプタカードのポートを使用します。

ステップ 3

Server /network # set redundancy {none | active-active | active-standby}

NIC モードが Shared LOM である場合に、NIC 冗長モードを設定します。冗長モードは、次のいずれかになります。

none：LOM イーサネットポートは単独で動作し、問題が生じた場合もフェールオーバーしません。
active-active：サポートされている場合は、すべての LOM イーサネットポートが利用されます。
active-standby：1 つの LOM イーサネットポートに障害が発生すると、トラフィックは別の LOM ポートにフェールオーバーします。

ステップ 4

Server /network # commit

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

（注）

使用可能な NIC モードおよび NIC 冗長モードのオプションは、お使いのプラットフォームによって異なります。サーバでサポートされていないモードを選択すると、変更を保存するときにエラーメッセージが表示されます。

ステップ 5

プロンプトで、y を入力して確認します。

サーバ NIC の設定

例

次に、Cisco IMC ネットワークインターフェイスを設定する例を示します。


Server  # scope network
Server /network # set mode cisco_card
Server /network *# set redundancy <active-active>
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network #

共通プロパティの設定の概要

ホスト名

ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル（DHCP）拡張機能は、ホスト名を DHCP パケットに追加することによって利用でき、DHCP サーバ側でこれを解釈または表示できます。ホスト名は DHCP パケットのオプションフィールドに追加され、最初に DHCP サーバに送信される DHCP DISCOVER パケットで送信されます。

サーバのデフォルトのホスト名は ucs-c2XX から CXXX-YYYYYY に変更されます（XXX はサーバのモデル番号で、YYYYYY はシリアル番号です）。この一意のストリングはクライアント ID として機能し、DHCP サーバから Cisco IMC にリースされる IP アドレスを追跡してマッピングするのに役立ちます。サーバのステッカーまたはラベルとしてデフォルトシリアル番号が製造者から提供され、サーバを識別するのに役立ちます。

ダイナミック DNS

ダイナミック DNS（DDNS）は、Cisco IMC から DNS サーバのリソースレコードを追加または更新するために使用されます。Web UI または CLI を使用してダイナミック DNS をイネーブルにできます。[DDNS] オプションを有効にすると、DDNS サービスは現在のホスト名、ドメイン名、および管理 IP アドレスを記録し、Cisco IMC から DNS サーバのリソースレコードを更新します。

（注）

DDNS サーバは、次の DNS 設定のいずれかが変更された場合に、DNS サーバの以前のリソースレコード（もしあれば）を削除し、新しいリソースレコードを追加します。

ホスト名
LDAP 設定のドメイン名
DDNS と DHCP がイネーブルの場合に、ネットワークまたはサブネットの変更による新しい IP アドレスまたは DNS IP またはドメイン名を DHCP が取得する場合。
DHCP がディセーブルの場合に、CLI または Web UI を使用してスタティック IP アドレスを設定する場合。
dns-use-dhcp コマンドを入力する場合。

[Dynamic DNS Update Domain]：ドメインを指定できます。ドメインは、メインドメインまたはサブドメインのどちらでも可です。このドメイン名は、DDNS 更新のため Cisco IMC のホスト名に付加されます。

共通プロパティの設定

サーバを説明するには、共通プロパティを使用します。

始める前に

共通プロパティを設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope network	Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /network # set hostname-bmc1 hostname-bmc2hostname-cmc1hostname-cmc2`ホスト名`	次のコンポーネントのホストの名前を指定します。 [BMC 1] [BMC 2] [CMC 1] [CMC 2] ホスト名の変更時に、コモンネーム（CN）を使用した新しい自己署名証明書を新しいホスト名として作成するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。プロンプトに y と入力した場合、CN を使用した新しい自己署名証明書が新しいホスト名として作成されます。プロンプトに n と入力すると、ホスト名だけが変更され、証明書は生成されません。
ステップ 3	（任意） Server /network # set ddns-enabled	（任意） Cisco IMC に対して DDNS サービスを有効にします
ステップ 4	（任意） Server /network # set ddns-update-domain `値`	（任意）選択したドメインまたはそのサブドメインを更新します。
ステップ 5	Server /network # commit	トランザクションをシステムの設定にコミットします。
ステップ 6	プロンプトで、`y` を入力して確認します。	共通プロパティを設定します。

例

次に、共通プロパティを設定する例を示します。

Server # scope network
Server /network # set hostname-cmc1 cmc1
Server /network *# set ddns-enabled
Server /network *# set ddns-update-domain 1.2.3.4
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network #

次のタスク

ネットワークへの変更がすぐに適用されます。Cisco IMC への接続が切断され、再度ログインが必要な場合があります。新しい SSH セッションが作成されたため、ホストキーを確認するプロンプトが表示される場合があります。

単一 IP プロパティの設定

始める前に

単一 IP プロパティを設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope network	Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /network # set enable-single-ip {yes \| no}	単一 IP 機能を有効にします。
ステップ 3	Server /network # set starting-port `ポート番号`	単一 IP 設定の開始ポート番号を指定します。単一 IP が有効になると、ポート 9000 ～ 9006 が開始ポート設定の bu Cisco IMC に使用されます。これらのポートは、他の構成には使用できません。
ステップ 4	Server /network * # commit	確認プロンプトで `y` を選択して、システム設定にトランザクションをコミットします。
ステップ 5	Server /network # show [detail]	（任意）ネットワークの設定を表示します。

例

この例は、単一 IP ネットワーク設定を設定し、表示します。

Server# scope network
Server /network # set enable-single-ip yes
Server /network * #  set starting-port 9000
Server /network * #  commit
Server /network # show detail
Chassis Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    SingleIP Mode: yes
    Starting Port: 10000
    IPv4 Netmask: 255.255.255.0
    IPv4 Gateway: 10.104.236.1
    DHCP Enabled: yes
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain:
    DDNS Refresh Interval(0-8736 Hr): 0
    Obtain DNS Server by DHCP: yes
    Preferred DNS: 10.104.236.99
    Alternate DNS: 0.0.0.0
    IPv6 Enabled: yes
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: fe80::3e08:f6ff:fe21:29c0
    IPV6 DHCP Enabled: yes
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: yes
    IPV6 Preferred DNS: ::
    IPV6 Alternate DNS: ::
    VLAN Enabled: no
    VLAN ID: 1
    VLAN Priority: 0
    Port Profile:
    NIC Mode: cisco_card
    NIC Redundancy: active-active
    SIOC Slot: 2
    Management IPv4 Address: 10.104.236.135
    Management IPv6 Address: ::
    Management Hostname: S3260-FOX2111P7VD
    Auto Negotiate: no
    Admin Network Speed: NA
    Admin Duplex: NA
    Operational Network Speed: NA
    Operational Duplex: NA
CMC 1 Network Setting:
    IPv6 Address CMC 1: ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-C3260-FCH21277KB8-1
    MAC Address CMC 1: 96:09:5C:EF:B6:32
CMC 2 Network Setting:
    IPv6 Address CMC 2: ::
    IPv6 Link Local CMC 2: fe80::522f:a8ff:fed2:34aa
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-C3260-FCH21277KCA-2
    MAC Address CMC 2: 50:2F:A8:D2:34:AA
BMC 1 Network Setting:
    IPv6 Address BMC 1: ::
    IPv6 Link Local BMC 1: fe80::3a90:a5ff:fe7f:a840
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3X60M5-FCH21187159
    MAC Address BMC 1: 38:90:A5:7F:A8:40

Server /network #

IPv4 の設定

始める前に

IPv4 ネットワークの設定を実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

コマンドまたはアクション

目的

ステップ 1

Server # scope network

Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。

ステップ 2

Server /network # set dhcp-enabled {yes | no}

Cisco IMC で DHCP を使用するかどうかを選択します。

（注）

DHCP がイネーブルである場合は、Cisco IMC 用に 1 つの IP アドレスを予約するように DHCP サーバを設定することを推奨します。サーバの複数のポートを通じて Cisco IMC に到達できる場合、それらのポートの全範囲の MAC アドレスに対して 1 つの IP アドレスを予約する必要があります。

ステップ 3

Server /network # set v4-addr ipv4-address

Cisco IMC の IP アドレスを指定します。

ステップ 4

Server /network # set v4-netmask ipv4-netmask

IP アドレスのサブネットマスクを指定します。

ステップ 5

Server /network # set v4-gateway gateway-ipv4-address

IP アドレスのゲートウェイを指定します。

ステップ 6

Server /network # set dns-use-dhcp {yes | no}

Cisco IMC が DNS サーバアドレスを DHCP から取得するかどうかを選択します。

ステップ 7

Server /network # set preferred-dns-server dns1-ipv4-address

プライマリ DNS サーバの IP アドレスを指定します。

ステップ 8

Server /network # set alternate-dns-server dns2-ipv4-address

セカンダリ DNS サーバの IP アドレスを指定します。

ステップ 9

Server /network # commit

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

ステップ 10

プロンプトで、y を入力して確認します。

IPv4 を設定します。

ステップ 11

Server /network # show [detail]

（任意）IPv4 ネットワークの設定を表示します。

例

次に、IPv4 ネットワークの設定を実行し、表示する例を示します。

Server  # scope network
Server /network # set dhcp-enabled yes
Server /network *# set v4-addr 10.20.30.11
Server /network *# set v4-netmask 255.255.248.0
Server /network *# set v4-gateway 10.20.30.1
Server /network *# set dns-use-dhcp-enabled no
Server /network *# set preferred-dns-server 192.168.30.31
Server /network *# set alternate-dns-server 192.168.30.32
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network # show detail
Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    IPv4 Netmask: 255.255.248.0
    IPv4 Gateway: 10.20.30.1
    DHCP Enabled: no
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain: 
    Obtain DNS Server by DHCP: no
    Preferred DNS: 192.168.30.31
    Alternate DNS: 192.168.30.32
    IPv6 Enabled: no
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: ::
    IPV6 DHCP Enabled: no
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: no
    IPV6 Preferred DNS: ::
    IPV6 Alternate DNS: ::
    VLAN Enabled: no
    VLAN ID: 1
    VLAN Priority: 0
    Port Profile: abcde12345
    NIC Mode: dedicated
    NIC Redundancy: none
    SIOC Slot: 1
    Management IPv4 Address: 10.106.145.202
    Management IPv6 Address: ::
    Management Hostname: S3260-FCH18207WF3
    Network Speed: 100Mbps
    Duplex: full
    Auto Negotiate: yes
    Admin Network Speed: auto
    Admin Duplex: auto
    Operational Network Speed: 1Gbps
    Operational Duplex: full
CMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 1: 10.20.30.11
    IPv6 Address CMC 1: ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-S3260-FCH181772ZP-1
    MAC Address CMC 1: F4:CF:E2:77:7F:D2
CMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 2: 10.20.30.11
    IPv6 Address CMC 2: ::
    IPv6 Link Local CMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-S3260--2
    MAC Address CMC 2: F4:CF:E2:77:80:83
BMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 1: 10.20.30.11
    IPv6 Address BMC 1: ::
    IPv6 Link Local BMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3260-FCH1827K9YT
    MAC Address BMC 1: 7C:0E:CE:5A:EF:26
BMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 2: 10.20.30.11
    IPv6 Address BMC 2: ::
    IPv6 Link Local BMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 2: ::
    Hostname BMC 2: S3260-FCH18407MYD
    MAC Address BMC 2: A0:EC:F9:85:90:3F


Server /network #

IPv6 の設定

始める前に

IPv6 ネットワークの設定を実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

コマンドまたはアクション

目的

ステップ 1

Server # scope network

Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。

ステップ 2

Server /network # set v6-enabled {yes | no}

IPv6 を有効にします。

ステップ 3

Server /network # set v6-dhcp-enabled {yes | no}

Cisco IMC で DHCP を使用するかどうかを選択します。

（注）

DHCP がイネーブルである場合は、Cisco IMC 用に 1 つの IPv6 アドレスを予約するように DHCP サーバを設定することを推奨します。サーバの複数のポートを通じて Cisco IMC に到達できる場合、それらのポートの全範囲の MAC アドレスに対して 1 つの IPv6 アドレスを予約する必要があります。

ステップ 4

Server /network # set v6-addr-bmc1v6-addr-bmc2v6-addr-cmc1v6-addr-cmc2 v6-addr-mgmtipv6-address

次のコンポーネントの IP アドレスを指定します。

BMC1 IPv6 アドレス
BMC2 IPv6 アドレス
CMC1 IPv6 アドレス
CMC2 IPv6 アドレス
管理 IPv6 アドレス

ステップ 5

Server /network # set v6-prefix ipv6-prefix-length

IP アドレスのプレフィックス長を指定します。

ステップ 6

Server /network # set v6-gateway gateway-ipv6-address

IP アドレスのゲートウェイを指定します。

ステップ 7

Server /network # set v6-dns-use-dhcp {yes | no}

Cisco IMC が DNS サーバアドレスを DHCP から取得するかどうかを選択します。

（注）

DHCP がイネーブルである場合にのみ、このオプションを使用できます。

ステップ 8

Server /network # set v6-preferred-dns-server dns1-ipv6-address

プライマリ DNS サーバの IP アドレスを指定します。

ステップ 9

Server /network # set v6-alternate-dns-server dns2-ipv6-address

セカンダリ DNS サーバの IP アドレスを指定します。

ステップ 10

Server /network # commit

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

ステップ 11

プロンプトで、y を入力して確認します。

IPv6 を設定します。

ステップ 12

Server /network # show [detail]

（任意）IPv6 ネットワークの設定を表示します。

例

次に、スタティック IPv6 をイネーブルにし、IPv6 ネットワークの設定を表示する例を示します。

Server # scope network
Server /network # set v6-enabled yes
Server /network *# set v6-addr-bmc1 2010:201::279
Server /network *# set v6-gateway 2010:201::1
Server /network *# set v6-prefix 64
Server /network *# set v6-dns-use-dhcp no
Server /network *# set v6-preferred-dns-server 2010:201::100
Server /network *# set v6-alternate-dns-server 2010:201::101
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network # show detail
Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    IPv4 Netmask: 255.255.255.0
    IPv4 Gateway: 10.106.145.1
    DHCP Enabled: no
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain: 
    Obtain DNS Server by DHCP: no
    Preferred DNS: 171.70.168.183
    Alternate DNS: 0.0.0.0
    IPv6 Enabled: no
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: 2010:201::1
    IPV6 DHCP Enabled: no
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: no
    IPV6 Preferred DNS: 2010:201::100
    IPV6 Alternate DNS: 2010:201::101
    VLAN Enabled: no
    VLAN ID: 1
    VLAN Priority: 0
    Port Profile: abcde12345
    NIC Mode: dedicated
    NIC Redundancy: none
    SIOC Slot: 1
    Management IPv4 Address: 10.106.145.202
    Management IPv6 Address: ::
    Management Hostname: S3260-FCH18207WF3
    Network Speed: 100Mbps
    Duplex: full
    Auto Negotiate: yes
				Admin Network Speed: auto
    Admin Duplex: auto
    Operational Network Speed: 1Gbps
    Operational Duplex: full
CMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 1: 10.106.145.135
    IPv6 Address CMC 1:  ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-S3260-FCH181772ZP-1
    MAC Address CMC 1: F4:CF:E2:77:7F:D2
CMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 2: 10.106.145.248
    IPv6 Address CMC 2:  ::
    IPv6 Link Local CMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-S3260--2
    MAC Address CMC 2: F4:CF:E2:77:80:83
BMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 1: 10.106.145.41
    IPv6 Address BMC 1:  2010:201::279
    IPv6 Link Local BMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3260-FCH1827K9YT
    MAC Address BMC 1: 7C:0E:CE:5A:EF:26
BMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 2: 10.106.145.39
    IPv6 Address BMC 2:  ::
    IPv6 Link Local BMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 2: ::
    Hostname BMC 2: S3260-FCH18407MYD
    MAC Address BMC 2: A0:EC:F9:85:90:3F

Server /network #

次に、DHCP for IPv6 をイネーブルにし、IPv6 ネットワークの設定を

Server  # scope network
Server /network # set v6-enabled yes
Server /network *# set v6-dhcp-enabled yes
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network # show detail
Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    IPv4 Address: 10.106.145.76
    IPv4 Netmask: 255.255.255.0
    IPv4 Gateway: 10.106.145.1
    DHCP Enabled: yes
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain: example.com
    Obtain DNS Server by DHCP: no
    Preferred DNS: 171.70.168.183
    Alternate DNS: 0.0.0.0
    IPv6 Enabled: yes
    IPv6 Address: 2010:201::253
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: fe80::222:dff:fec2:8000
    IPv6 Link Local: fe80::523d:e5ff:fe9d:395d
    IPv6 SLAAC Address: 2010:201::523d:e5ff:fe9d:395d 
    IPV6 DHCP Enabled: yes
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: no
    IPV6 Preferred DNS: ::
    IPV6 Alternate DNS: ::
    VLAN Enabled: no
    VLAN ID: 1
    VLAN Priority: 0
    Port Profile:
    Hostname: CIMC_C220
    MAC Address: 50:3D:E5:9D:39:5C
    NIC Mode: dedicated
    NIC Redundancy: none
    Network Speed: 100Mbps
    Duplex: full
    Auto Negotiate: no
				Admin Network Speed: auto
    Admin Duplex: auto
    Operational Network Speed: 1Gbps
    Operational Duplex: full
CMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 1: 10.106.145.135
    IPv6 Address CMC 1: ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-S3260-FCH181772ZP-1
    MAC Address CMC 1: F4:CF:E2:77:7F:D2
CMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 2: 10.106.145.248
    IPv6 Address CMC 2: ::
    IPv6 Link Local CMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-S3260--2
    MAC Address CMC 2: F4:CF:E2:77:80:83
BMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 1: 10.106.145.41
    IPv6 Address BMC 1: ::
    IPv6 Link Local BMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3260-FCH1827K9YT
    MAC Address BMC 1: 7C:0E:CE:5A:EF:26
BMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 2: 10.106.145.39
    IPv6 Address BMC 2: ::
    IPv6 Link Local BMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 2: ::
    Hostname BMC 2: S3260-FCH18407MYD
    MAC Address BMC 2: A0:EC:F9:85:90:3F


Server /network #

VLAN の設定

始める前に

サーバ VLAN を設定するには、admin としてログインしている必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope network	Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /network # set vlan-enabled {yes \| no}	Cisco IMC を VLAN に接続するかどうかを選択します。
ステップ 3	Server /network # set vlan-id `id`	VLAN 番号を指定します。
ステップ 4	Server /network # set vlan-priority `priority`	VLAN でのこのシステムのプライオリティを指定します。
ステップ 5	Server /network # commit	トランザクションをシステムの設定にコミットします。
ステップ 6	プロンプトで、`y` を入力して確認します。	サーバ LAN を設定します。
ステップ 7	Server /network # show [detail]	（任意）ネットワークの設定を表示します。

例

この例では、VLAN を設定します。


Server # scope network
Server /network # set vlan-enabled yes
Server /network *# set vlan-id 5
Server /network *# set vlan-priority 7
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network # show detail
Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    IPv4 Netmask: 255.255.255.0
    IPv4 Gateway: 10.106.145.1
    DHCP Enabled: no
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain: 
    Obtain DNS Server by DHCP: no
    Preferred DNS: 171.70.168.183
    Alternate DNS: 0.0.0.0
    IPv6 Enabled: no
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: ::
    IPV6 DHCP Enabled: no
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: no
    IPV6 Preferred DNS: ::
    IPV6 Alternate DNS: ::
    VLAN Enabled: yes
    VLAN ID: 2
    VLAN Priority: 7
    Port Profile: abcde12345
    NIC Mode: dedicated
    NIC Redundancy: none
    SIOC Slot: 1
    Management IPv4 Address: 10.106.145.202
    Management IPv6 Address: ::
    Management Hostname: S3260-FCH18207WF3
    Network Speed: 100Mbps
    Duplex: full
    Auto Negotiate: yes
				Admin Network Speed: auto
    Admin Duplex: auto
    Operational Network Speed: 1Gbps
    Operational Duplex: full
CMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 1: 10.106.145.135
    IPv6 Address CMC 1: ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-S3260-FCH181772ZP-1
    MAC Address CMC 1: F4:CF:E2:77:7F:D2
CMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 2: 10.106.145.248
    IPv6 Address CMC 2: ::
    IPv6 Link Local CMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-S3260--2
    MAC Address CMC 2: F4:CF:E2:77:80:83
BMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 1: 10.106.145.41
    IPv6 Address BMC 1: ::
    IPv6 Link Local BMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3260-FCH1827K9YT
    MAC Address BMC 1: 7C:0E:CE:5A:EF:26
BMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 2: 10.106.145.39
    IPv6 Address BMC 2: ::
    IPv6 Link Local BMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 2: ::
    Hostname BMC 2: S3260-FCH18407MYD
    MAC Address BMC 2: A0:EC:F9:85:90:3F

Server /network #

ポートプロファイルへの接続

（注）

ポートプロファイルまたは VLAN を設定できますが、両方を使用することはできません。ポートプロファイルを使用する場合は、set vlan-enabled コマンドが no に設定されていることを確認します。

始める前に

ポートプロファイルに接続するには、admin としてログインしている必要があります。

手順

コマンドまたはアクション

目的

ステップ 1

Server # scope network

Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。

ステップ 2

Server /network # set port-profile port_profile_name

Cisco UCS VIC 1225 仮想インターフェイスカードなど、サポートされているアダプタカード上の管理インターフェイス、仮想イーサネット、VIF を設定するためにポートプロファイル Cisco IMC を使用するように指定します。

最大 80 文字の英数字を入力します。-（ハイフン）と _（アンダースコア）を除き、スペースなどの特殊文字は使用できません。ポートプロファイル名をハイフンで始めることもできません。

（注）

ポートプロファイルは、このサーバが接続されているスイッチに定義されている必要があります。

ステップ 3

Server /network # commit

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

ステップ 4

プロンプトで、y を入力して確認します。

ポートプロファイルに接続します。

ステップ 5

（任意） Server /network # show [detail]

（任意）

ネットワーク設定を表示します。

例

次に、ポートプロファイル abcde12345 に接続する例を示します。

Server # scope network
Server /network # set port-profile abcde12345
Server /network *# commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network # show detail
Network Setting:
    IPv4 Enabled: yes
    IPv4 Netmask: 255.255.255.0
    IPv4 Gateway: 10.106.145.1
    DHCP Enabled: no
    DDNS Enabled: yes
    DDNS Update Domain: 
    Obtain DNS Server by DHCP: no
    Preferred DNS: 171.70.168.183
    Alternate DNS: 0.0.0.0
    IPv6 Enabled: no
    IPv6 Prefix: 64
    IPv6 Gateway: ::
    IPV6 DHCP Enabled: no
    IPV6 Obtain DNS Server by DHCP: no
    IPV6 Preferred DNS: ::
    IPV6 Alternate DNS: ::
    VLAN Enabled: no
    VLAN ID: 1
    VLAN Priority: 0
    Port Profile: abcde12345
    NIC Mode: dedicated
    NIC Redundancy: none
    SIOC Slot: 1
    Management IPv4 Address: 10.106.145.202
    Management IPv6 Address: ::
    Management Hostname: S3260-FCH18207WF3
    Network Speed: 100Mbps
    Duplex: full
    Auto Negotiate: yes
				Admin Network Speed: auto
    Admin Duplex: auto
    Operational Network Speed: 1Gbps
    Operational Duplex: full
CMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 1: 10.106.145.135
    IPv6 Address CMC 1: ::
    IPv6 Link Local CMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 1: ::
    Hostname CMC 1: UCS-S3260-FCH181772ZP-1
    MAC Address CMC 1: F4:CF:E2:77:7F:D2
CMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address CMC 2: 10.106.145.248
    IPv6 Address CMC 2: ::
    IPv6 Link Local CMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address CMC 2: ::
    Hostname CMC 2: UCS-S3260--2
    MAC Address CMC 2: F4:CF:E2:77:80:83
BMC 1 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 1: 10.106.145.41
    IPv6 Address BMC 1: ::
    IPv6 Link Local BMC 1: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 1: ::
    Hostname BMC 1: S3260-FCH1827K9YT
    MAC Address BMC 1: 7C:0E:CE:5A:EF:26
BMC 2 Network Setting:
    IPv4 Address BMC 2: 10.106.145.39
    IPv6 Address BMC 2: ::
    IPv6 Link Local BMC 2: ::
    IPv6 SLAAC Address BMC 2: ::
    Hostname BMC 2: S3260-FCH18407MYD
    MAC Address BMC 2: A0:EC:F9:85:90:3F

Server /network #

インターフェイスプロパティの設定

速度またはデュプレックスの不一致を回避するために、スイッチの設定を Cisco IMC 設定と一致させる必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope network	ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /network* # set mode dedicated	dedicated コマンドモードを開始します。
ステップ 3	Server /network* # set auto-negotiate {yes \| no}	自動ネゴシエーションコマンドモードをイネーブルまたはディセーブルにします。 yes を入力すると、デュプレックスの設定はシステムによって無視されます。Cisco IMC は、スイッチで設定された速度を保持します。 no を入力すると、デュプレックスを設定できます。設定しない場合、デフォルト速度 100 Mbps が適用され、以前のデュプレックスの値が保持されます。
ステップ 4	Server /network* # set duplex {full \| half}	指定されたデュプレックスモードのタイプを設定します。デフォルトでは、デュプレックスモードが次に設定されます Full

例

次に、インターフェイスプロパティを設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

Server # scope network
Server /network* # set mode dedicated
Server /network* # set auto-negotiate no
Warning: You have chosen to set auto negotiate to no
 If speed and duplex are not set then a default speed of 100Mbps will be applied
 Duplex will retain its previous value 
Server /network* # commit
Server /network # set duplex full
Server /network* # commit
Changes to the network settings will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network #

ネットワークセキュリティ

Cisco IMC は、IP ブロッキングをネットワークセキュリティとして使用します。IP ブロッキングは、サーバまたは Web サイトと、特定の IP アドレスまたはアドレス範囲との間の接続を防ぎます。IP ブロッキングは、これらのコンピュータから Web サイト、メールサーバ、またはその他のインターネットサーバへの不要な接続を効果的に禁止します。

禁止 IP の設定は、一般的に、サービス拒否（DoS）攻撃から保護するために使用されます。 Cisco IMC は、IP ブロッキングの失敗回数を設定して、IP アドレスを禁止します。

ネットワークセキュリティの設定

IP ブロッキングの失敗回数を設定する場合は、ネットワークセキュリティを設定します。

始める前に

ネットワークセキュリティを設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope network	Cisco IMC ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /network # scope ipblocking	IP ブロッキングコマンドモードを開始します。
ステップ 3	Server /network/ipblocking# set enabled {yes \|no\\	IP ブロッキングをイネーブルまたはディセーブルにします。
ステップ 4	Server /network/ipblocking # set fail-count `fail-count`	指定された時間ユーザがロックアウトされる前に、ユーザが試行できるログインの失敗回数を設定します。この回数のログイン試行失敗は、[IP Blocking Fail Window] フィールドで指定されている期間内に発生する必要があります。 3 ～ 10 の範囲の整数を入力します。
ステップ 5	Server /network/ipblocking # set fail-window `fail-seconds`	ユーザをロックアウトするためにログイン試行の失敗が発生する必要のある期間（秒数）を設定します。 60 ～ 120 の範囲の整数を入力します。
ステップ 6	Server /network/ipblocking # set penalty-time `penalty-seconds`	ユーザが指定されている期間内にログイン試行の最大回数を超えた場合に、ユーザがロックアウトされている秒数を設定します。 300 ～ 900 の範囲の整数を入力します。
ステップ 7	Server /network/ipblocking # commit	トランザクションをシステムの設定にコミットします。
ステップ 8	Server /network/ipblocking # exit	IP ブロッキングコマンドモードを終了し、ネットワークコマンドモードを開始します。
ステップ 9	Server /network # scope ipfiltering	IP フィルタリングコマンドモードを開始します。
ステップ 10	Server /network/ipfiltering # set enabled {yes \|no}	IP フィルタリングをイネーブルまたはディセーブルにします。プロンプトに `y` を入力して IP フィルタリングをイネーブルにします。
ステップ 11	サーバ/ネットワーク/ipfiltering # set filter-1 `IPv4 または IPv6 アドレスまたは範囲の IP アドレス`	4 つの IP フィルタを設定できます。IPv4 または IPv6 IP アドレスまたは IP アドレス範囲を割り当てることができます。
ステップ 12	Server /network/ipfiltering # commit	トランザクションをシステム設定にコミットします。

例

次の例はネットワークセキュリティを設定します。

Server # scope network
Server /network # scope ipblocking
Server /network/ipblocking # set enabled yes
Server /network/ipblocking *# set fail-count 5
Server /network/ipblocking *# set fail-window 90
Server /network/ipblocking *# set penalty-time 600
Server /network/ipblocking *# commit
Server /network/ipblocking #  exit  
Server /network # scope ipfiltering
Server /network/ipfiltering # set enabled yes
This will enable IP Filtering
Do you wish to continue? [y/N] y
Server /network/ipfiltering *# set filter-1 1.1.1.1-255.255.255.255
																																				set filter-2 10.10.10.10
                                    set filter-3 2001:xxx::-2xxx:xx8::0001
																																				set filter-4 2001:xxx::-2xxx:xx8::0001-2001:xxx::-2xxx:xx8::0020
Server /network/ipfiltering *# commit
Changes to the ipfiltering will be applied immediately.
You may lose connectivity to the Cisco IMC and may have to log in again.
Do you wish to continue? [y/N] Y

ネットワークタイムプロトコル設定の設定

デフォルトでは、Cisco IMC がリセットされると、ホストと時刻が同期されます。NTP サービスを導入すると、Cisco IMC を設定して NTP サーバで時刻を同期することができます。デフォルトでは、NTP サーバは Cisco IMC で動作しません。少なくとも 1 台、最大 4 台の、NTP サーバまたは時刻源サーバとして動作するサーバの IP/DNS アドレスを指定し、NTP サービスをイネーブルにして設定する必要があります。NTP サービスをイネーブルにすると、Cisco IMC は設定された NTP サーバと時刻を同期します。NTP サービスは Cisco IMC でのみ変更できます。

（注）

NTP サービスをイネーブルにするには、DNS アドレスよりも、サーバの IP アドレスを指定することを推奨します。

始める前に

このタスクを実行するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

手順

	コマンドまたはアクション	目的
ステップ 1	Server # scope time	time コマンドモードを開始します。
ステップ 2	Server /time # scope ntp	NTP サービスコマンドモードを開始します。
ステップ 3	Server /time/ntp # set enabled yes	サーバの NTP サービスをイネーブルにします。
ステップ 4	Server /time/ntp* # commit	トランザクションをコミットします。
ステップ 5	Server /time/ntp # set server-1 10.120.33.44	NTP サーバまたは時刻源サーバとして機能する 4 台のサーバのうち 1 台のサーバの IP/DNS アドレスを指定します。
ステップ 6	Server /time/ntp # set server-2 10.120.34.45	NTP サーバまたは時刻源サーバとして機能する 4 台のサーバのうち 1 台のサーバの IP/DNS アドレスを指定します。
ステップ 7	Server /time/ntp # set server-3 10.120.35.46	NTP サーバまたは時刻源サーバとして機能する 4 台のサーバのうち 1 台のサーバの IP/DNS アドレスを指定します。
ステップ 8	Server /time/ntp # set server-4 10.120.36.48	NTP サーバまたは時刻源サーバとして機能する 4 台のサーバのうち 1 台のサーバの IP/DNS アドレスを指定します。
ステップ 9	Server /time/ntp # commit	トランザクションをコミットします。
ステップ 10	Server /time/ntp # show detail	NTP 設定の詳細を表示します。

例

次に、NTP サービスを設定する例を示します。

Server  # scope time
Server /time # scope ntp
Server /time/ntp # set enabled yes 
Warning: IPMI Set SEL Time Command will be 
disabled if NTP is enabled. 
Do you wish to continue? [y|N]  
y
Server /time/ntp* # commit
Server /time/ntp # set server-1 10.120.33.44
Server /time/ntp* # set server-2 10.120.34.45
Server /time/ntp* # set server-3 10.120.35.46
Server /time/ntp* # set server-4 10.120.36.48
Server /time/ntp* # commit
Server /time/ntp # show details
NTP Service Settings:
    NTP Enabled: yes
    NTP Server 1: 10.120.33.44
    NTP Server 2: 10.120.34.45
    NTP Server 3: 10.120.35.46
    NTP Server 4: 10.120.36.48
    Status: NTP service enabled

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