Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバの概要
Cisco UCS 3260 は、M3 または M4 または M5 サーバ ノードを 2 台搭載した、モジュール型の高密度のストレージ サーバで、ビッグデータ、クラウド、オブジェクト ストレージ、コンテンツ配信などの環境で使用される大規模なデータセット用に最適化されています。
UCS 3260 シャーシは、次のモジュールで構成されるモジュラ アーキテクチャです。
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ベース シャーシ:ホットプラグ可能冗長電源ユニット 4 つ、ホットプラグ可能冗長ファン 8 つを搭載、レール キット付属。
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サーバ ノード:1 台または 2 台の M3 または M4 サーバ ノードごとに、2 つの CPU、128 GB、256 GB、または 512 GB の DIMM メモリ、およびパススルー コントローラまたは 1 GB/4 GB のキャッシュを持つ RAID カードを選択・搭載可能。
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システム I/O コントローラ(SIOC):1 つまたは 2 つのシステム I/O コントローラ(それぞれ 1300 シリーズ統合型仮想インターフェイス機能を搭載)。
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オプションのドライブ拡張ノード:Large Form Factor(LFF)3.5 インチ ドライブ(容量を選択可能)。
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ソリッド ステート ドライブ:最大 14 台のソリッド ステート ディスク(SSD)(容量:400 GB、800 GB、1.6 TB、3.2 TB)。これらは、以前にサポートされていたトップローディング LFF HDD に置き換わるものです。
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ソリッドステート ブート ドライブ:M3 または M4 サーバ ノードあたり最大 2 つの SSD。M4 サーバ ノードで、ブート ドライブは、サーバ ノードの RAID コントローラに接続されているハードウェア RAID をサポートします。
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I/O エクスパンダ:2 つの PCIe 拡張スロットと最大 2 つの NVMe SSD を搭載した 1 つのストレージ mezz スロットが提供されます。
エンタープライズクラスの UCS 3260 ストレージ サーバは、4U フォーム ファクタで Cisco Unified Computing System のポートフォリオ機能を拡張し、パフォーマンス、柔軟性、効率性を同時に実現します。
(注) |
M3 サーバ ノードには、Intel E5-2600 V2 CPU と DDR-3 DIMM が搭載されています。M4 サーバ ノードには、Intel E5-2600 v4 CPU と DDR-4 DIMM が搭載されています。 |