ファームウェアの概要
C シリーズ サーバは、使用する C シリーズ サーバ モデルに特有のシスコ認定ファームウェアを使用します。すべてのサポート対象サーバ モデルのファームウェアの新しいリリースは、Cisco.com からダウンロードできます。
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個々のコンポーネントのファームウェアを更新するよう選択する場合、最初に、個々のコンポーネントを更新するバージョンに CMC ファームウェアをアップグレードしてアクティブ化する必要があります。 |
![]() 注意 |
新しい BIOS ファームウェアをインストールするとき、それはサーバで実行されている Cisco IMC ファームウェアと同じソフトウェア リリースに属する必要があります。新しい BIOS ファームウェアのインストールは、必ず一致する Cisco IMC ファームウェアをアクティブにした後に行ってください。そうしないと、サーバはブートしません。 起こりうる問題を避けるため、 Cisco Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは BIOS、 Cisco IMC、およびその他のファームウェアを互換性のあるレベルにアップグレードします。このユーティリティの詳細については、インストールするCisco IMCソフトウェアリリースに付属の HUU のバージョン の Cisco Host Upgrade Utility Guide を参照してください。HUU のガイドは次の URL にあります。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_user_guide_list.html。 |
ファームウェアを手動で更新する場合は、最初に Cisco IMC ファームウェアを更新する必要があります。Cisco IMC ファームウェアの更新プロセスは、次の段階に分けられます。これは、サーバがオフラインになる時間を最小限にするためです。
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インストール:この段階では、Cisco IMC は選択した非アクティブまたはバックアップの Cisco IMC ファームウェアをサーバのスロットにインストールします。
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アクティベーション:この段階では、Cisco IMC は非アクティブのファームウェア バージョンをアクティブとして設定するため、サービスの中断の原因となります。サーバをリブートすると、新規のアクティブ スロット内のファームウェアが、実行中のバージョンになります。
Cisco IMC ファームウェアをアクティブ化した後は、BIOS ファームウェアを更新できます。
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セキュア モードの Cisco IMC では、ロードおよび実行前のすべてのファームウェア イメージがデジタル的に署名され、信頼性と整合性が確認され、改竄されたソフトウェアの実行からデバイスを確実に保護できます。