ルータ、Cisco SRE サービス モジュール、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンの互換性の確認
表 2-1 に、ルータ、Cisco SRE サービス モジュール、および Cisco SRE-V を使用するためにルータへのインストールが必要な Cisco IOS ソフトウェア バージョンの間の互換性を示します。
表 2-1 Cisco ルータ、Cisco SRE サービス モジュール、および Cisco IOS バージョンの互換性
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Cisco SRE 700 サービス モジュールの場合の Cisco IOS ソフトウェア バージョン
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Cisco SRE 900 サービス モジュールの場合の Cisco IOS ソフトウェア バージョン
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2911 |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
2921 |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
2951 |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
3925 |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
3925e |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
3945 |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
3945e |
15.1(3)T 以降のバージョン |
15.1(3)T 以降のバージョン |
関連資料
• 「ルータ内への Cisco SRE サービス モジュールの取り付け」
Cisco SRE サービス モジュールの取り付けの確認
Cisco SRE サービス モジュールが Cisco ルータ内に物理的に取り付けられ、互換性のある Cisco IOS イメージがルータにロードされ、ルータの電源がオンに戻った後、次の作業を実行して、Cisco SRE サービス モジュールがルータから正しく検出されることを確認します。
Cisco SRE サービス モジュールの取り付けを確認するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 新しく取り付けられた Cisco SRE サービス モジュールの存在をルータが検出することを確認します。ルータから、イネーブル モードを開始し、 show diag | include FRU コマンドを使用します。次の Cisco SRE 900 サービス モジュールの例のように、Field Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)の詳細情報が表示されます。
Router# show diag | include FRU
Product (FRU) Number : CISCO2951/K9
Product (FRU) Number : PWR-2921-51-POE
Product (FRU) Number : PVDM3-32
Product (FRU) Number : SM-SRE-900-K9
ステップ 2 show hardware コマンドを使用して、ルータからサービス モジュールが認識されることを確認します。
関連資料
• 「ルータ内への Cisco SRE サービス モジュールの取り付け」
• 「ルータ上での Cisco SRE サービス モジュール インターフェイスの設定」
Cisco SRE サービス モジュールの活性挿抜
Cisco 3900 シリーズ ISR G2 では、Cisco SRE サービス モジュールの Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)(ホット スワップ)がサポートされます。
Cisco 2900 シリーズ ISR G2 では、Cisco SRE サービス モジュールの OIR はサポートされません。Cisco 2900 シリーズ ISR G2 に対して Cisco SRE サービス モジュールの取り付けまたは取り外しを行うには、先にルータの電源が切断されていることを確認してから、Cisco SRE サービス モジュールの取り付けまたは取り外しを行います。
Cisco 3900 シリーズ ISR G2 からの Cisco SRE サービス モジュールの OIR を行うには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. service-module sm slot /0 shutdown
2. service-module sm slot / 0 status
3. hw-module sm 1 oir-stop
手順の詳細
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ステップ 1 |
service-module sm slot /0 shutdown
Router# service-module sm 1/0 shutdown |
Cisco SRE サービス モジュール システムを通常の方法でシャットダウンします。OIR 時にホットスワップ可能なモジュールの取り外しまたは交換を行う場合にこのコマンドを使用します。 VMware vSphere Hypervisor TM 上の仮想マシンに VMware ツールがインストールされている場合、このコマンドを実行すると、まず最初に仮想マシンがシャットダウンし、その後に Cisco SRE サービス モジュールがシャットダウンします。 仮想マシンに VMware ツールがインストールされていない場合、このコマンドを実行すると、まず最初に仮想マシンの電源が切断され、その後にシャットダウン シグナルがサービス モジュールに送信されます。およそ 2 分後、Cisco SRE サービス モジュールがシャットダウンします。 |
ステップ 2 |
service-module sm slot /0 status
Router# service-module sm 1/0 status |
Cisco SRE サービス モジュール システムがシャットダウン状態かどうかを確認します。 |
ステップ 3 |
hw-module sm 1 oir-stop
Router# hw-module sm 1 oir-stop |
Cisco SRE サービス モジュールをルータから取り外します。 このコマンドを入力すると、OIR メッセージが表示されます。メッセージの表示が終了した後、Cisco SRE サービス モジュールをルータから取り外します。 |