この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
UCS Server Configuration Utility(SCU)は 32 ビット Linux カーネルに基づくブート可能イメージです。シスコのラック サーバで BIOS セットアップ、RAID 論理ボリュームの設定、オペレーティング システムのインストール、診断などの操作を実行できます。 これは、一度に 1 つのサーバで実行されるように設計されています。
(注) |
UCS-SCU は、UCS C220 M3 および C240 M3 サーバの F6 ブート オプションから起動できます。 |
ここでは、次の内容について説明します。
システムで UCS-SCU を起動する前に、UCS-SCU ISO イメージをダウンロードする必要があります。
サーバ用の ISO ファイルをオンラインでダウンロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html に進みます。 |
ステップ 2 | 中央のカラムで [Unified Computing and Servers] をクリックします。 |
ステップ 3 | 右側のカラムで [Cisco UCS C-Series Rack-Mount Standalone Server Software] をクリックします。 |
ステップ 4 | 右側のカラムのサーバ モデルの名前をクリックします。 |
ステップ 5 |
[Select a Software Type] リストで、[Unified Computing System (UCS) Server Configuration Utility] を選択します。 [Download Software] ページが表示され、リリース バージョンおよび UCS-SCU イメージが示されます。 |
ステップ 6 | [Download] をクリックして ISO ファイルをダウンロードします。 |
ステップ 7 | 次のページで情報を確認後、[Proceed With Download] をクリックします。 プロンプトが表示された場合は、cisco.com の資格情報を使用して、ログインします。 |
ステップ 8 | 次の画面に進んでライセンス契約に同意し、ユーティリティの zip ファイルを保存する場所を参照します。 |
ステップ 9 | SCU の zip ファイルの内容を展開し、SCU ISO ファイルが保存されている場所をメモします。 |
一部の C シリーズ ラックマウント サーバは、サーバ ソフトウェア ツールおよびユーティリティのストレージとして、内部 Secure Digital(SD)メモリ カードをサポートします。 SD カードは、Cisco Flexible Flash ストレージ アダプタによってホストされます。
CIMC は、SD ストレージを 4 つの仮想 USB ドライブとして使用できます。 4 つの仮想 USB ドライブのうち 3 つはシスコ ソフトウェアにあらかじめロードされており、4 つ目はユーザがハイパーバイザまたはその他のコンテンツにインストールします。 4 つの仮想ドライブは次のとおりです。
Cisco Flexible Flash カードはラック サーバに組み込まれており、これによってユーティリティ ソフトウェアが製造工程で出荷時に事前ロード可能になります。
また、ユーティリティ ソフトウェアは、他のファームウェア更新とともにオンラインで入手できるようになる場合があります。 これらの更新は、UCS-SCU GUI を通じて、Cisco Flexible Flash カードのストレージにダウンロードできます。
Cisco Flexible Flash カードから UCS-SCU をロードするには、次の手順を実行します
ステップ 1 |
起動時に、ブート選択メニューを開始するには、F6 キーを押します。 ブート選択メニューが表示されます。 |
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ステップ 2 |
SCU を選択するには、矢印キーを使用し、Enter キーを押します。
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仮想メディアを使用した UCS-SCU アプリケーションの起動に KVM コンソールを使用できます。
KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウス(KVM)の直接接続をエミュレートします。 KVM コンソールを使用すると、リモートの場所からサーバに接続できます。
(注) |
KVM コンソールには、Java Runtime Environment(JRE)バージョン 1.5.0 以降が必要です。 |
KVM コンソールには次のタブがあります。
仮想 KVM コンソールを開始するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | CIMC にログインします。 |
ステップ 2 |
[Launch KVM Console] をクリックします。 仮想 KVM コンソールにサーバ コンソールが表示されます。 |
仮想 KVM コンソールを使用して UCS-SCU アプリケーションを起動するには、次の手順を実行します。
始める前に、cisco.com から UCS-SCU ISO イメージ ファイルをダウンロードします。 イメージをダウンロードする方法については、cisco.com からの UCS-SCU ISO イメージの取得を参照してください。
物理 CD/DVD を使用してサーバ上でアプリケーションを起動するには、次の手順を実行します。
開始する前に、次の手順を実行します。
ステップ 1 | USB ポート経由でサーバに USB DVD ドライブを接続します。 |
ステップ 2 | DVD ドライブに物理メディアを挿入します。 |
ステップ 3 |
サーバを再起動し、F6 キーを押してブート選択メニューを開始します。 ブート デバイスとして CDROM ドライブを選択します。 サーバは UCS-SCU イメージを使用して起動し、アプリケーションを開始します。 |
UCS-SCU アプリケーションを終了するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | ディスク ドライブからの .iso ディスクを取り出します。 |
ステップ 2 | [Reboot] をクリックして、サーバのリブートを確認するために [Yes] をクリックします。 |