IPv4インターフェイス
IPv4 インターフェイスのアドレスは、ユーザーが手動で割り当てるか、または、DHCP サーバーから自動的に割り当てられます。このセクションでは、デバイスの IPv4 アドレスを手動で、またはデバイスを DHCP クライアントにして定義することについて説明します。デバイス管理用の IP アドレスを設定するには、[IPv4 Interface] ページを使用します。この IP アドレスは、ポート、LAG、VLAN、ループバック インターフェイス、またはアウトオブバンド インターフェイスに設定できます。デバイスに複数の IP アドレス(インターフェイス)を設定できます。これにより、さまざまなインターフェイス間のトラフィック ルーティングと、リモート ネットワークへのトラフィック ルーティングがサポートされます。一般に(デフォルトでは)ルーティング機能はハードウェアにより実行されます。ハードウェアリソースを使い尽くした場合、またはハードウェアでルーティングテーブルのオーバーフローが発生した場合は、IP ルーティングはソフトウェアにより実行されます。
(注) |
デバイス ソフトウェアは、ポートまたは LAG に設定されている IP アドレスごとに 1 つの VLAN ID(VID)を使用します。4094 以降で未使用の VID のうち最初のものが採用されます。 |
IPv4 アドレスを設定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[IPv4 Configuration] > [IPv4 Interface] をクリックします。 次のフィールドに入力します。
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ステップ 2 |
[Apply] をクリックします。パラメータが実行コンフィギュレーション ファイルに保存されます。 次のフィールドが IPv4 インターフェイス テーブルに表示されます。
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ステップ 3 |
[Add] をクリックします。 |
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ステップ 4 |
インターフェイスを選択します。この IP 設定に関連するインターフェイスとしてポート、LAG、VLAN、またはループバックを選択し、関連リストからインターフェイスを選択します。 |
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ステップ 5 |
IP アドレスタイプを選択します。次のいずれかのオプションを選択してください。
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ステップ 6 |
[Apply] をクリックします。IPv4 アドレス設定が実行コンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。
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アウトオブバンド インターフェイスの設定
アウトオブバンド管理により、ネットワークオペレータは、管理機能にアクセスする際に信頼境界を確立し、それをネットワークリソースに適用することができます。ここでは、アウトオブバンド(OOB)インターフェイスで IPv4 アドレスを設定する方法について説明します。
手順
ステップ 1 |
スイッチの Web ベースユーティリティにログインし、[IPv4 Configuration] > [IPv4 Interface] の順に選択します。 [IPv4 Interface] ページの [IPv4 Interface] テーブルには、次の情報が含まれています。
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ステップ 2 |
[Add] をクリックして、静的 IP アドレスを手動で割り当てます。 |
ステップ 3 |
[Interface] エリアから [Out of Band] を選択します。 |
ステップ 4 |
[IP Address Type] エリアから [Static IP Address] を選択します。 |
ステップ 5 |
[IP Address] フィールドにアウトオブバンド インターフェイスの IP アドレスを入力します。 |
ステップ 6 |
[Mask] エリアのオプションボタンをクリックし、対応するサブネットマスクを入力します。次のオプションがあります。
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ステップ 7 |
[Apply] をクリックして [Close] をクリックします。 |
セッションが自動的に終了し、スイッチへの接続は失われます。これは、アウトオブバンドポートに新しい管理 IP アドレスを適用するためです。
以上で、スイッチに IPv4 管理インターフェイスアドレスが正常に設定されます。