この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、スイッチをコマンドライン インターフェイス(CLI)ベースでセットアップする手順について説明します。
スイッチを電源に接続する前に、警告を参照して安全に関する注意事項を確認してください。
設置手順については、スイッチの設置を参照してください。
CLI を使用することにより Cisco IOS コマンドとパラメータを入力できます。次のオプションのいずれかを使用して CLI にアクセスします。
1. スイッチの USB-mini コンソールポートを Windows ベースの PC に初めて接続するときは、USB ドライバをインストールします。
2. プラスドライバを使用して、USB ミニタイプ B コンソールポートのカバーのネジを緩めます。図 16を参照してください。ネジを取り外し、カバーを外します。
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3. USB ケーブルを PC の USB ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチのミニ B(5 ピンコネクタ)USB-mini コンソールポートに接続します。
4. USB-mini コンソールポートに割り当てられた COM ポートを識別するには、次の手順を実行します。
c. [スタート(Start)] > [コントロールパネル(Control Panel)] > [システム(Systems)] を選択します。
d. [ハードウェア(Hardware)] タブをクリックし、[ポート(Ports)] セクションを展開します。割り当てられた COM ポートが、[Cisco USB System Management Console] というエントリの行末の括弧内に表示されます。
5. PC または端末上で端末エミュレーション ソフトウェアを起動します。プログラム(通常、HyperTerminal または ProcommPlus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。
7. PC または端末のボーレートおよびキャラクタフォーマットを、次に示すコンソールポートの特性に合わせて設定します。
8. 電源への接続の説明に従い、スイッチに電源を接続します。
9. PC または端末にブートローダシーケンスが表示されます。 Enter を押してセットアッププロンプトを表示します。セットアッププログラムの完了の手順を実行します。
1. RJ-45/DB-9 アダプタケーブルを PC の 9 ピンシリアルポートに接続します。ケーブルのもう一方の端をスイッチのコンソールポートに接続します。
2. PC または端末上で端末エミュレーション ソフトウェアを起動します。プログラム(通常、HyperTerminal または ProcommPlus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。
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3. PC または端末のボーレートおよびキャラクタフォーマットを、次に示すコンソールポートの特性に合わせて設定します。
4. 電源への接続の説明に従い、スイッチに電源を接続します。
5. PC または端末にブートローダシーケンスが表示されます。 Enter を押してセットアッププロンプトを表示します。セットアッププログラムの完了の手順を実行します。
注:ドライバをアンインストールする前に、スイッチとコンソール端末を切り離します。
1. 32 ビット Windows の場合は setup.exe を、64 ビット Windows の場合は setup(x64).exe を実行します。
3. Cisco Virtual Com の InstallShield Wizard が表示されたら、[次へ(Next)] をクリックします。
4. [プログラムのメンテナンス(Program Maintenance)] ウィンドウが表示されたら、[削除(Remove)] ラジオボタンを選択します。
6. [プログラムの削除(Remove the Program)] ウィンドウが表示されたら、[削除(Remove)] をクリックします。
ユーザアカウント制御の警告が表示された場合は、[許可する - これは信頼できるプログラムです(Allow - I trust this program)] をクリックして先に進みます。
7. [InstallShieldウィザードが完了しました(InstallShield Wizard Completed)] ウィンドウが表示されたら、[終了(Finish)] をクリックします。
スイッチを設定するには、セットアッププログラムを完了する必要があります。セットアッププログラムは、スイッチの電源がオンになると自動的に実行されます。スイッチがローカルルータやインターネットと通信するのに必要な IP アドレスやその他の設定情報を割り当てる必要があります。この情報は、Web UI を使用してスイッチを設定および管理する場合にも必要です。
セットアッププログラムを完了し、スイッチの初期設定を作成する手順は次のとおりです。
2. スイッチのホスト名を入力し、Return を押します。
ホスト名は、コマンドスイッチでは 28 文字以内、メンバスイッチでは 31 文字以内に制限されています。どのスイッチでも、ホスト名の最終文字として -n (n は数字)を使用しないでください。
3. イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return を押します。
このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレットパスワードは暗号化され、イネーブルパスワードはプレーンテキストです。
4. イネーブルパスワードを入力し、Return を押します。
5. 仮想端末パスワードを入力し、Return を押します。
6. (任意)プロンプトに従って、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を設定します。CLI または Web UI を使用して SNMP を後で設定することもできます。あとで SNMP を設定する場合は、 no と入力します。
7. 管理ネットワークに接続するインターフェイスの名前(物理インターフェイスまたは VLAN 名)を入力して、Return を押します。このリリースでは、インターフェイス名には必ず vlan1 を使用してください。
8. インターフェイスを設定するために、スイッチの IP アドレスとサブネットマスクを入力し、Return を押します。次に示されている IP アドレスとサブネットマスクは単なる例です。
セットアッププログラムが完了すると、スイッチは作成されたデフォルト設定を実行できます。次のいずれかのツールを使用すれば、この設定の変更や他の管理タスクを実行できます。
CLI を使用するには、端末エミュレーションプログラムを使用してコンソールポートから、または Telnet を使用してネットワークから、Switch> プロンプトにコマンドを入力します。設定情報については、『Cisco Catalyst IE3x00 Rugged Switch Software Configuration Guide』を参照してください。