ECMP リカバリに関する情報
RIB は FIB に ECMP ルートを追加します。ハードウェア ECMP テーブルがいっぱいになると、後続のすべての ECMP ルートに対して単一の隣接関係が作成されます。Cisco NX-OS リリース 6.0(2)U2(2) までは、ECMP テーブルの一部のエントリが解放されても、これらの部分的にインストールされたルートがすべてのパスを有効にするために再アクセスされることはありませんでした。
Cisco NX-OS リリース 6.0(2)U3(1) では ECMP リカバリ機能が導入されています。これにより、ECMP テーブルのリソースが使用可能になると、FIB は部分的にインストールされている ECMP ルートを自動的にリカバリして再インストールすることができます。構成されたパーセンテージの ECMP テーブルが解放された場合にのみ ECMP リカバリが実行されるように、ECMP テーブルリソースにしきい値を構成できます。