SVI 外部カプセル化の範囲について
レイヤ 3 アウト設定のコンテキストでは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)は ACI リーフ スイッチとルータ間に接続性を提供するように設定されます。
デフォルトで単一のレイヤ 3 アウトが SVI インターフェイスで設定されている場合、VLAN のカプセル化はファブリック内の複数のノードに範囲が及びます。これは、図で示されるように SVI インターフェイスが同じ外部カプセル化(SVI)を使用する限り、レイヤ 3 アウト SVI が展開されているファブリックで、ACI ファブリックがすべてのノード上に同じブリッジ ドメイン(VXLAN VN)を設定するため発生します。
ただし、異なるレイヤ 3 アウトが展開されている場合、同じ外部カプセル化 (SVI) を使用している場合でも ACI ファブリックは異なるブリッジ ドメインを使用します。
Cisco APIC リリース 2.3 以降、同じ外部カプセル化(SVI)を使用して、2 個以上のレイヤ 3 アウトを展開する場合の動作を選択できるようになりました。
カプセル化の範囲は、ローカルまたは VRF として設定できます。
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ローカル範囲(デフォルト):例の動作が「ローカル範囲のカプセル化および 2 個のレイヤ 3 アウト」というタイトルの図に表示されます。
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VRF 範囲:ACI ファブリックが、同じ外部カプセル化(SVI)が展開されているすべてのノードとレイヤ 3 アウト上で同じブリッジ ドメイン(VXLAN VNI)を設定します。「VRF 範囲のカプセル化および 2 個のレイヤ 3 アウト」というタイトルの図の例を参照してください。