Catalyst 6503 スイッチ
Catalyst 6503 スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 2 つのモジュール用のスロットを搭載できる 3 スロットの水平型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-1 にシャーシの前面を、図 1-2 にシャーシの背面を示します。
図 1-1 Catalyst 6503 スイッチ - 前面
図 1-2 Catalyst 6503 スイッチ - 背面
表 1-1 に、Catalyst 6503 スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-1 Catalyst 6503 スイッチの各部
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シャーシ |
• 3 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 3(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、および Supervisor Engine 720 をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 • スーパーバイザ エンジンは、スロット 1 またはスロット 2 に取り付け可能です。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • 10-GB アップリンク ポート(VS-S720-10G-3C および VS-S720-10G-3CXL)を備えた Supervisor Engine 720 は Catalyst 6503 スイッチ シャーシに搭載できません。 • Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、または Supervisor Engine 720 では、オプションの高速ファン トレイ(FAN-MOD-3HS)がシャーシに搭載されている必要があります。 • Supervisor Engine 720 には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 2 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールをサポートしません。 • WS-X67xx モジュールをサポートしません。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) 具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 交換不能 VTT モジュールは、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。次の 2 つのファン トレイ モデルを使用できます。 – FAN-MOD-3(標準のファン トレイ:170 立方フィート)。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 だけをサポートし、Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 をサポートしません。 – FAN-MOD-3HS(オプションの高速ファン トレイ:270 立方フィート)。Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 720 を使用する場合に必要です。Supervisor Engine 2 をサポートします。 (注) 両方のファン トレイ モデルには、4 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 (注) Catalyst 6503 シャーシは、WS-C6503-E-FAN トレイをサポートしません。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
PEM(パワー エントリ モジュール) |
• 搭載する電源装置ごとに 1 つの PEM が必要です。 – PEM-15A-AC(950 W AC 入力電源用の PEM) – PEM-DC/3(950 W DC 入力電源用の PEM) – PEM-20A-AC+(1400 W AC 入力電源用の PEM) |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置は次のとおりです。 – PWR-950-AC(950 W の AC 入力電源装置) – PWR-950-DC(950 W の DC 入力電源装置) – PWR-1400-AC(1400 W の AC 入力電源装置) • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせにすることができます。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 (注) DC 入力電源装置を搭載した Catalyst 6503 および Catalyst 6503-E シャーシでは、システム(NEBS)アースがプライマリ セーフティ アースの役割を果たすため、これを取り付けておく必要があります。これらのシャーシの DC 入力電源装置には、個別のアースはありません。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、下段の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、上段の電源装置ベイに搭載されます。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-2 に、Catalyst 6503 スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-2 Catalyst 6503 スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには内蔵温度センサーが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
動作時:5 ~ 90% 非動作時および保管時:5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で Network Equipment Building System(NEBS)(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz、 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
64 ~ 76 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 7 X 17.37 X 21.75 インチ(17.8 X 44.1 X 55.2 cm) • シャーシの設置には 4 U の高さが必要です。 • Catalyst 6503 スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
• シャーシ単独:27 ポンド(12.25 kg) • フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、モジュール X 2、 AC 入力 PEM X 2、AC 入力電源装置 X 2):85.4 ポンド(38.7 kg) |
エアーフロー |
• FAN-MOD-3(標準のファン トレイ):170 立方フィート • FAN-MOD-3HS(オプションの高速ファン トレイ):270 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6503-E スイッチ
Catalyst 6503-E スイッチは、Catalyst 6503 スイッチの拡張バージョンです。この 3 スロットの水平型シャーシには、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、最大で 2 つのモジュール用のスロットを搭載できます。また、サポートするスロットあたりの電力容量が Catalyst 6503 スイッチ シャーシよりも大きくなっています。Catalyst 6503-E スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-3 にシャーシの前面を、図 1-4 にシャーシの背面を示します。
図 1-3 Catalyst 6503-E スイッチ - 前面
図 1-4 Catalyst 6503-E スイッチ - 背面
表 1-3 に、Catalyst 6503-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-3 Catalyst 6503-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 3 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 3(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 • スーパーバイザ エンジンは、スロット 1 またはスロット 2 に取り付け可能です。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)はサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 2 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールをサポートしません。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – 特定のスーパーバイザ エンジンを取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) モジュール サポートおよび制限事項の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 交換不能 VTT モジュールは、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – WS-C6503-E-FAN:282 立方フィート (注) ファン トレイには、4 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
PEM(パワー エントリ モジュール) |
• 搭載する電源装置ごとに 1 つの PEM が必要です。 – PEM-15A-AC(950 W AC 入力電源用の PEM) – PEM-DC/3(950 W DC 入力電源用の PEM) – PEM-20A-AC+(1400 W AC 入力電源用の PEM) |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置は次のとおりです。 – PWR-950-AC(950 W の AC 入力電源装置) – PWR-950-DC(950 W の DC 入力電源装置) – PWR-1400-AC(1400 W の AC 入力電源装置) • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせにすることができます。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、下段の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、上段の電源装置ベイに搭載されます。 • Supervisor Engine 2T では 1400 W 電源装置が動作している必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-4 に、Catalyst 6503-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-4 Catalyst 6503-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz、 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
64 ~ 76 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 7 X 17.37 X 21.75 インチ(17.8 X 44.1 X 55.2 cm) • シャーシの設置には 4 U の高さが必要です。 • Catalyst 6503-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
• シャーシ単独:33 ポンド(15 kg) • フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、モジュール X 2、 AC 入力 PEM X 2、AC 入力電源装置 X 2):85.4 ポンド(38.7 kg) |
エアーフロー |
• WS-C6503-E-FAN:282 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6504-E スイッチ
Catalyst 6504-E スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 3 つのモジュール用のスロットを搭載できる 4 スロットの水平型シャーシです。Catalyst 6504-E スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-5 にシャーシの前面を、図 1-6 にシャーシの背面を示します。
図 1-5 Catalyst 6504-E スイッチ - 前面
図 1-6 Catalyst 6504-E スイッチ - 背面
表 1-5 に、Catalyst 6504-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-5 Catalyst 6504-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 4 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 4(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 • スーパーバイザ エンジンは、スロット 1 およびスロット 2 に搭載します。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)はサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 3 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールをサポートしません。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされないか、スロットに制限がある – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) 具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 交換不能 VTT モジュールは、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – FAN-MOD-4HS:300 立方フィート (注) ファン トレイには、8 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置は次のとおりです。 – PWR-2700-AC/4(2700 W の AC 入力電源装置) – PWR-2700-DC/4(2700 W の DC 入力電源装置) • 搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせにすることができます。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、下段の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、上段の電源装置ベイに搭載されます。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-6 に、Catalyst 6504-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-6 Catalyst 6504-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
64 ~ 76 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 8.75 X 17.5 X 21.75 インチ(22.225 X 44.45 X 55.245 cm) • シャーシの設置には 5 U の高さが必要です。 • Catalyst 6504-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
• シャーシ単独:27 ポンド(12.25 kg) • フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 2、モジュール X 2、AC 入力電源装置 X 2):97 ポンド(43.99 kg) |
エアーフロー |
• FAN-MOD-4HS:300 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6506 スイッチ
Catalyst 6506 スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 5 つのモジュール用のスロットを搭載できる 6 スロットの水平型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-7 に、Catalyst 6506 スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-7 Catalyst 6506 スイッチ
表 1-7 に、Catalyst 6506 スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-7 Catalyst 6506 スイッチの各部
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シャーシ |
• 6 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 6(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 またはスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE は、スロット 5 またはスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE では、いずれも高速ファン トレイ(WS-C6K-6SLOT-FAN2)がシャーシに搭載されている必要があります。また、高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置もシャーシに搭載する必要があります。 (注) 高速ファン トレイをサポートする場合、2500 W の電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)は、Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE ではサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 5 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6506 シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) モジュール サポートおよび制限事項の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(WS-C6K-CL=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。次の 2 つのファン トレイ モデルを使用できます。 – WS-C6K-6SLOT-FAN(標準のファン トレイ:227 立方フィート)。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 だけをサポートし、Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 をサポートしません。 – WS-C6K-6SLOT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ:420 立方フィート)。Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 720 を使用する場合に必要です。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 をサポートします。 (注) 高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置をシャーシに搭載する必要があります。2500 W 電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 (注) ファン トレイには、6 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置は次のとおりです。 – WS-CAC-1000W(1000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-1300W(1300 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-1300W(1300 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W(8700 W の AC 入力電源装置) (注) 6000 W AC 入力および DC 入力電源装置、および 8700 W AC 入力電源装置を Catalyst 6506 シャーシに取り付けた場合、最大出力は 4000 W に制限されます。 • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、左側の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、右側の電源装置ベイに搭載されます。 • Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 および高速ファン トレイを使用する場合は、2500 W 以上の電源装置を搭載する必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-8 に、Catalyst 6506 スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-8 Catalyst 6506 スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 130 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
53 ~ 61 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 20.1 X 17.2 X 18.2 インチ(51.1 X 43.7 X 46.0 cm) • シャーシの奥行は、ケーブル ガイドを含めると 21.64 インチ(55.0 cm)です。 • シャーシの設置には 12 U の高さが必要です。 • Catalyst 6506 スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
• シャーシ単独:45 ポンド(20.4 kg) • フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、スイッチング モジュール X 5、電源装置 X 2):156.6 ポンド(71.0 kg) |
エアーフロー |
WS-C6K-6SLOT-FAN(標準のファン トレイ):227 立方フィート WS-C6K-6SLOT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ):420 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6506-E スイッチ
Catalyst 6506-E スイッチは、Catalyst 6506 スイッチの拡張バージョンです。この 6 スロットの水平型シャーシには、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、最大で 5 つのモジュール用のスロットを搭載できます。また、サポートするスロットあたりの電力容量が Catalyst 6506 スイッチ シャーシよりも大きくなっています。Catalyst 6506-E スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-8 に、Catalyst 6506-E スイッチの前面を示します。
図 1-8 Catalyst 6506-E スイッチ
表 1-9 に、Catalyst 6506-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-9 Catalyst 6506-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 6 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 6(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 およびスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T は、スロット 5 およびスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)はサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 5 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6506-E シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) モジュール サポートおよび制限事項の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT-E=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – WS-C6506-E-FAN:564 立方フィート (注) ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置をシャーシに搭載する必要があります。2500 W 電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 (注) ファン トレイには、6 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置は次のとおりです。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、左側の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、右側の電源装置ベイに搭載されます。 • Supervisor Engine 2T では 3000 W 以上の電源装置が動作している必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-10 に、Catalyst 6506-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-10 Catalyst 6506-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
53 ~ 61 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
|
寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 19.2 X 17.5 X 18.2 インチ(48.8 X 44.5 X 46.0 cm) • シャーシの奥行は、ケーブル ガイドを含めると 21.64 インチ(55.0 cm)です。 • シャーシの設置には 12 U の高さが必要です。 • Catalyst 6506-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:50 ポンド(22.7 kg) フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、スイッチング モジュール X 5、電源装置 X 2):159 ポンド(72.3 kg) |
エアーフロー |
WS-C6506-E-FAN:564 立方フィート (注) 過熱を防ぐため、シャーシのエアーフロー口と壁の間は 6 インチ(16 cm)以上、また 2 台のシャーシの間は横に 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。 |
Catalyst 6509 スイッチ
Catalyst 6509 スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 8 つのモジュール用のスロットを搭載できる 9 スロットの水平型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-9 に、Catalyst 6509 スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-9 Catalyst 6509 スイッチ
表 1-11 に、Catalyst 6509 スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-11 Catalyst 6509 スイッチの各部
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シャーシ |
• 9 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 9(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 およびスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE は、スロット 5 およびスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE では、高速ファン トレイがシャーシに搭載されている必要があります。また、高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置もシャーシに搭載する必要があります。 (注) 高速ファン トレイをサポートする場合、2500 W の電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)は、Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE ではサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 8 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6509 シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) サポート対象モジュールおよび制限事項の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(WS-C6K-CL=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。次の 2 つのファン トレイ モデルを使用できます。 – WS-C6K-9SLOT-FAN(標準のファン トレイ:340 立方フィート)。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 だけをサポートし、Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 をサポートしません。 – WS-C6K-9SLOT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ:630 立方フィート)。Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 720 を使用する場合に必要です。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 をサポートします。 (注) 高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置をシャーシに搭載する必要があります。2500 W 電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 (注) ファン トレイには、9 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。サポートされる電源装置モデルは次のとおりです。 – WS-CAC-1000W(1000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-1300W(1300 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-1300W(1300 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) (注) 6000 W AC 入力および DC 入力電源装置、および 8700 W AC 入力電源装置を Catalyst 6509 シャーシに取り付けた場合、最大出力は 4000 W に制限されます。 • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、左側の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの(冗長)電源装置は、右側の電源装置ベイに搭載されます。 • Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 および高速ファン トレイを使用する場合は、2500 W 以上の電源装置を搭載する必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-12 に、Catalyst 6509 スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-12 Catalyst 6509 スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
53.6 ~ 68 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 25.3 X 17.2 X 18.2 インチ(64.0 X 43.7 X 46.0 cm) • シャーシの奥行は、ケーブル ガイドを含めると 21.64 インチ(55.0 cm)です。 • シャーシの設置には 15 U の高さが必要です。 • Catalyst 6509 スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:55 ポンド(24.9 kg) フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、スイッチング モジュール X 8、電源装置 X 2):194.5 ポンド(88.2 kg) |
エアーフロー |
WS-C6K-9SLOT-FAN(標準のファン トレイ):340 立方フィート WS-C6K-9SLOT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ):630 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6509-E スイッチ
Catalyst 6509-E スイッチは、Catalyst 6509 スイッチの拡張バージョンです。この 9 スロットの水平型シャーシには、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、最大で 8 つのモジュール用のスロットを搭載できます。また、サポートするスロットあたりの電力容量が Catalyst 6509 スイッチ シャーシよりも大きくなっています。Catalyst 6509-E スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-10 に Catalyst 6509-E スイッチを示します。
図 1-10 Catalyst 6509-E スイッチ
表 1-13 に、Catalyst 6509-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-13 Catalyst 6509-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 9 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 9(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 およびスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T は、スロット 5 およびスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)はサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 8 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6509-E シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) サポート対象モジュールおよび制限事項の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT-E=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – WS-C6509-E-FAN:846 立方フィート (注) 高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置をシャーシに搭載する必要があります。2500 W 電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 (注) ファン トレイには、9 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • Supervisor Engine 2T では 3000 W 以上の電源装置が動作している必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-14 に、Catalyst 6509-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-14 Catalyst 6509-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
67 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 24.5 X 17.5 X 18.2 インチ(62.2 X 44.5 X 46.0 cm) • シャーシの奥行は、ケーブル ガイドを含めると 21.64 インチ(55.0 cm)です。 • シャーシの設置には 15 U の高さが必要です。 • Catalyst 6509-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:60 ポンド(27.3 kg) フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、スイッチング モジュール X 8、電源装置 X 2):190 ポンド(86.4 kg) |
エアーフロー |
WS-C6509-E-FAN:846 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6509-NEB スイッチ
Catalyst 6509-NEB スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 8 つのモジュール用のスロットを搭載できる 9 スロットの縦型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-11 に Catalyst 6509-NEB スイッチ シャーシを示します。
図 1-11 Catalyst 6509-NEB スイッチ
表 1-15 に、Catalyst 6509-NEB スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-15 Catalyst 6509-NEB スイッチの各部
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シャーシ |
• 9 スロットの垂直型。各スロットの番号は、1(右)から 9(左)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 またはスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE は、スロット 5 またはスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) WS-6509-NEB-UPGRD キットを搭載している場合、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE がサポートされます。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)は、Supervisor Engine 720 ではサポートされていません。スイッチ ファブリック モジュールと Supervisor Engine 720 または Supervisor Engine 720-10GE は、同じシャーシへの取り付けができません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。スイッチ ファブリック モジュールと Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 32 PISA は、同じシャーシへの取り付けができません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 8 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6509-NEB シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) 具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(WS-C6K-CL=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。次の 2 つのファン トレイ モデルを使用できます。 – WS-C6509-NEB-FAN(標準のファン トレイ:294 立方フィート)。Supervisor Engine 1 および Supervisor Engine 2 だけをサポートし、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、または Supervisor Engine 720-10GE をサポートしません。 – WS-6509-NEB-UPGRD:630 立方フィート(高速ファン トレイ(WS-C6509-NEB-FAN2)はアップグレード キットの一部です)。Catalyst 6509-NEB スイッチに Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 を搭載する場合は、このキットを搭載する必要があります。このキットには、高速ファン トレイ、バック パネル、および電源ハーネスが含まれます。AC 電源を使用してシャーシを運用する場合は、前面パネルに DC 電源コネクタを備えた 3000 W AC 入力電源装置も発注する必要があります。アップグレード キットのファン トレイには、アップグレード キットに含まれる電源ハーネスを通じて、この前面パネルの DC 電源コネクタから 42 VDC 電力が供給されます。DC 電源を使用してシャーシを運用する場合は、2500 W または 4000 W DC 入力電源装置のいずれかでシステムに電力を供給し、設置場所の DC 電源をアップグレードのファン トレイに使用できます。 (注) 両方のファン トレイ モデルには、9 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) (注) 6000 W AC 入力および DC 入力電源装置、および 8700 W AC 入力電源装置を Catalyst 6509-NEB シャーシに取り付けた場合、最大出力は 4000 W に制限されます。 • ワット定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • 電源装置が 1 台の場合は、左側の電源装置ベイに搭載されます。2 番めの電源装置は、右側の電源装置ベイに搭載されます。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-16 に、Catalyst 6509-NEB スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-16 Catalyst 6509-NEB スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
56.4 ~ 75 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 33.3 X 17.2 X 18.1 インチ(84.6 X 43.7 X 46.0 cm) • シャーシの設置には 20 U の高さが必要です。 • Catalyst 6509-NEB スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:55 ポンド(24.9 kg) ル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、スイッチング モジュール X 8、電源装置 X 2):135 ポンド(61.2 kg) |
エアーフロー |
• WS-C6509-NEB-FAN(標準のファン トレイ):294 立方フィート • オプションの高速ファン トレイ:630 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6509-NEB-A スイッチ
Catalyst 6509-NEB-A スイッチは、Catalyst 6509-NEB スイッチの拡張バージョンです。この 9 スロットの縦型シャーシには、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、最大で 8 つのモジュール用のスロットを搭載できます。シャーシをアップグレードしないで Supervisor Engine 720 も搭載できます。Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-12 に、Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-12 Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシ
表 1-17 に、Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-17 Catalyst 6509-NEB-A スイッチの各部
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シャーシ |
• 9 スロットの垂直型。各スロットの番号は、1(右)から 9(左)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 およびスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE は、スロット 5 およびスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)は、Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE ではサポートされていません。スイッチ ファブリック モジュールと Supervisor Engine 720 または Supervisor Engine 720-10GE は、同じシャーシへの取り付けができません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。スイッチ ファブリック モジュールと Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 32 PISA は、同じシャーシへの取り付けができません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 8 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、スロット 5 またはスロット 6 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6509-NEB-A シャーシで混在させることができます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) 具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• このシャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 2 つ搭載できます。1 つのファン トレイが搭載されている場合は、このシャーシは 104°F(40℃)までの動作温度をサポートします。両方のファン トレイが搭載されている場合は、131°F(55℃)までの動作温度をサポートします。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – FAN-MOD-09(高速ファン トレイ:760 立方フィート)。Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、および Supervisor Engine 720 をサポートします。 (注) 各ファン トレイには、4 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) (注) 6000 W AC 入力および DC 入力電源装置、および 8700 W AC 入力電源装置を Catalyst 6509-NEB-A シャーシに取り付けた場合、最大出力は 4500 W に制限されます。 • 定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-18 に、Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-18 Catalyst 6509-NEB-A スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
67 ~ 77 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 36.65 X 17.20 X 20.32 インチ(93.09 X 43.68 X 51.61 cm) • シャーシの設置には 21 U の高さが必要です。 • Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:121 ポンド(54.9 kg) フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、モジュール X 8、AC 入力電源装置 X 2):270 ポンド(122.47 kg) |
エアーフロー |
FAN-MOD-09(高速ファン トレイ):760 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6509-V-E スイッチ
Catalyst 6509-V-E スイッチは、Catalyst 6509-NEB-A スイッチの拡張バージョンです。この 9 スロットの縦型シャーシには、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、冗長ファン トレイ、最大で 8 つのモジュール用のスロットを搭載できます。また、サポートするスロットあたりの電力容量が Catalyst 6509-NEB-A スイッチ シャーシよりも大きくなっています。Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-13 に、Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-13 Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシ
表 1-19 に、Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-19 Catalyst 6509-V-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 9 スロットの垂直型。各スロットの番号は、1(右)から 9(左)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 • Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T は、スロット 5 およびスロット 6 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュールはサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 8 つの Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • 一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 (注) サポート対象モジュールおよび制限の具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(CLK-7600=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• このシャーシには、1 つまたは 2 つのホットスワップ対応のファン トレイを搭載できます。1 つのファン トレイだけが搭載されている場合は、このシャーシは 104 °F(40℃)までの動作温度をサポートします。2 つのファン トレイが搭載されている場合は、131 °F(55℃)までの動作温度をサポートします。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – WS-C6509-V-E-FAN(高速ファン トレイ:760 立方フィート)。Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 720 をサポートします。 (注) 各ファン トレイには、4 つの個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 (注) 2 つのファン トレイは、シャーシのデフォルト設定で出荷されます。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) • 定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • Supervisor Engine 2T では 3000 W 以上の電源装置が動作している必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-20 に、Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-20 Catalyst 6509-V-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
67 ~ 77 dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 36.65 X 17.20 X 20.7 インチ(93.3 X 43.1 X 53.3 cm) • シャーシの設置には 21 U の高さが必要です。 • Catalyst 6509-V-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
シャーシ単独:121 ポンド(54.9 kg) フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 1、モジュール X 8、AC 入力電源装置 X 2):270 ポンド(122.47 kg) |
エアーフロー |
WS-C6509-V-E-FAN(高速ファン トレイ):760 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6513 スイッチ
Catalyst 6513 スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大で 12 のモジュール用のスロットを搭載できる 13 スロットの水平型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-14 に、Catalyst 6513 スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-14 Catalyst 6513 スイッチ
表 1-21 に、Catalyst 6513 スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-21 Catalyst 6513 スイッチの各部
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シャーシ |
• 13 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 13(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 2、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 2 は、スロット 1 およびスロット 2 に取り付ける必要があります。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE は、スロット 7 およびスロット 8 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、および Supervisor Engine 720-10GE では、高速ファン トレイ(WS-C6K-13SLT-FAN2)がシャーシに搭載されている必要があります。また、高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置もシャーシに搭載する必要があります。 • Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)は、Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 720-10GE ではサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 および Supervisor Engine 32 PISA は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしていません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 12 の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • Supervisor Engine 2 を使用する場合は、WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールをスロット 7 またはスロット 8 に搭載する必要があります。 (注) WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュールは、Catalyst 6513 シャーシで混在させることはできません。 • スロット 1 ~ 8 は、シングル ファブリック チャネルをサポートし、スロット 9 ~ 13 はデュアル ファブリック チャネルをサポートします。 • 次のモジュールはシャーシ スロット 9 ~ 13 だけでサポートされているため、他のシャーシ スロットに取り付けると電源が入りません。 – WS-X6748-SFP – WS-X6748-GE-TX – WS-X6704-10GE – WS-X6708-10GE – WS-X6716-10GE – WS-X6816-GBIC – WS-SVC-WISM-1-K9 (注) WS-X6724-SFP イーサネット モジュールには 1 つのファブリック チャネルがあり、Catalyst 6513 スイッチ シャーシのすべてのスロットでサポートされています。 • モジュール サポートの具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – Supervisor Engine 720 を取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 32 GBps 共有バス • 256 GBps スイッチ ファブリック • 720 GBps スイッチ ファブリック |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つの交換式クロック モジュール(WS-C6513-CL=)は、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの交換可能な VTT モジュール(WS-C6K-VTT=)は、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。次の 2 つのファン トレイ モデルを使用できます。 – WS-C6K-13SLOT-FAN(標準のファン トレイ:641 立方フィート)。Supervisor Engine 2 だけをサポートし、Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 32 PISA、Supervisor Engine 720、または Supervisor Engine 720-10GE には十分な冷却機能を提供しません。 – WS-C6K-13SLT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ:1090 立方フィート)。すべてのタイプのスーパーバイザ エンジンに十分な冷却機能を提供します。 (注) Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 を使用する場合は、高速ファン トレイを搭載する必要があります。高速ファン トレイに電力を供給するために、2500 W 以上の電源装置をシャーシに搭載する必要があります。2500 W 電源装置は、120 VAC または 220 VAC のどちらかで電力を供給できます。 (注) 両方のファン トレイ モデルには、15 個の個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • ファン トレイ STATUS LED – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CAC-2500W(2500 W の AC 入力電源装置) – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) (注) 8700 W 電源装置を Catalyst 6513 スイッチ シャーシに取り付けた場合、最大出力は 6000 W に制限されます。 • 定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • Supervisor Engine 32 または Supervisor Engine 720 および高速ファン トレイを使用する場合は、2500 W 以上の電源装置を搭載する必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-22 に、Catalyst 6513 スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-22 Catalyst 6513 スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
61.4 ~ 77dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 33.3 X 17.3 X 18.1 インチ(84.6 X 43.7 X 46.0 cm) • シャーシの設置には 20 U の高さが必要です。 • Catalyst 6513 スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 2、スイッチング モジュール X 11、電源装置 X 2):280 ポンド(127 kg) |
エアーフロー |
• WS-C6K-13SLOT-FAN(標準のファン トレイ):641 立方フィート • WS-C6K-13SLT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ):1090 立方フィート (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |
Catalyst 6513-E スイッチ
Catalyst 6513-E スイッチは、冗長電源装置、冗長スーパーバイザ エンジン、および最大 12 台のモジュールを取り付けることができるスロットを搭載できる 13 スロットの水平型シャーシです。このシャーシは NEBS L3 に準拠しています。図 1-15 に、Catalyst 6513-E スイッチ シャーシの前面を示します。
図 1-15 Catalyst 6513-E スイッチ
表 1-23 に、Catalyst 6513-E スイッチ シャーシの各部を示します。
表 1-23 Catalyst 6513-E スイッチの各部
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シャーシ |
• 13 スロットの水平型。各スロットの番号は、1(上)から 13(下)の順序です。 |
スーパーバイザ エンジン |
• Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T をサポートします。 (注) スーパーバイザ エンジンをサポートするために必要な最小限のソフトウェア リリース バージョンについては、ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 – Supervisor Engine 32、Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T は、スロット 7 およびスロット 8 に取り付ける必要があります。 (注) スーパーバイザ エンジンが取り付けられていないスロットは、モジュール用に使用できます。取り付け可能なモジュールのタイプの制限については、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。 • Supervisor Engine 720、Supervisor Engine 720-10GE、および Supervisor Engine 2T には、スイッチング ファブリックが内蔵されています。スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)はサポートされていません。 • Supervisor Engine 32 は、スイッチ ファブリック モジュール(WS-C6500-SFM および WS-X6500-SFM2)をサポートしません。 • スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジン モデル上のアップリンク ポートは、完全に機能する状態になっています。 (注) 冗長スーパーバイザ エンジンを備えたシステムでは、両方のスーパーバイザ エンジンのモデルとドーター カード構成が同じでなければなりません。各スーパーバイザ エンジンには、スイッチが独立して動作するためのリソースが必要です。つまり、すべてのスーパーバイザ エンジンのリソースが重複していなければなりません。スーパーバイザ エンジンのメモリ構成を同一にすることを推奨しますが、スイッチの構成済みの機能を実行するために小さいメモリ構成のスーパーバイザ エンジンで十分な場合は、同一の構成は不要です。さらに、各スーパーバイザ エンジンには、独自のフラッシュ デバイスおよびコンソール ポート接続が必要です。 |
モジュール |
• 最大 12 の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを搭載できます。 • スロット 1 ~ 13 は、デュアル ファブリック チャネルをサポートします。 • モジュール サポートの具体的な情報に関しては、ソフトウェア リリース ノートを確認してください。一部の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のようなものがあります。 – サポートされない – 特定のスーパーバイザ エンジンを取り付ける必要がある – シャーシ スロットに制限がある – 動作するために特定のソフトウェア リリース レベルが必要 |
バックプレーンの帯域幅 |
• 2 Tbps システム帯域幅 • 13 個すべてのスロットに対して 1 つのスロットあたり 80 Gbps |
クロックおよび VTT モジュール |
• 2 つのクロック モジュールは、EOBC チャネルおよびスイッチング バスにクロッキング信号を提供します。 • 3 つの Voltage Termination(VTT)モジュールは、バス信号用に参照電圧を提供します。 |
ファン トレイ |
• シャーシには、ホットスワップ対応のファン トレイを 1 つ搭載できます。1 つのファン トレイ モデルだけを使用できます。 – WS-C6513-E-FAN(=):1755 CFM (注) ファン トレイには、15 個の個別ファンが含まれます。個々のファンは現場交換可能ではないため、ファンに障害が発生した場合はファン トレイを交換する必要があります。 • Catalyst 6513-E ファン トレイは、シャーシの背面からしかアクセスできません。 • ファン トレイの FAN STATUS LED(2 つの LED:1 つはシャーシの前面に存在し、もう 1 つはシャーシの背面にあるファン トレイに存在します) – レッド:1 つまたは複数の個別ファンに障害が発生しました。 – グリーン:ファン トレイは正常に動作しています。 |
電源装置 |
• 1 台または 2 台の電源装置を搭載できます。次のモデルがサポートされます。 – WS-CDC-2500W(2500 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-3000W(3000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-US(4000 W の AC 入力電源装置) – WS-CAC-4000W-INT(4000 W の AC 入力電源装置) – PWR-4000-DC(4000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-6000W(6000 W の AC 入力電源装置) – PWR-6000-DC(6000 W の DC 入力電源装置) – WS-CAC-8700W-E(8700 W の AC 入力電源装置) • 定格の異なる電源装置を搭載できます。搭載する電源装置は、両方とも AC 入力、両方とも DC 入力、または AC 入力と DC 入力の組み合わせが可能です。電源装置は、冗長構成または混合構成にできます。 • すべての Catalyst 6500 シリーズの AC 入力電源装置には、単相 AC 電源が必要です。すべての AC 電源装置の入力が分離されるため、複数の電源装置間、または同一の電源装置の複数の AC 電源プラグでは、AC 電源の位相が一致しない可能性があります。 • Supervisor Engine 2T では 3000 W 以上の電源装置が動作している必要があります。 (注) 電源装置の OUTPUT FAIL LED が正しく動作するように、電源装置が 1 台のシステムは、少なくとも 1 つのファン トレイと 1 つのスーパーバイザ エンジンで構成する必要があります。電源装置が 2 台のシステムの最小構成は、1 つのファン トレイ、1 つのスーパーバイザ エンジン、1 つの追加モジュールです。これらの最小構成要件を満たさない場合は、電源装置が出力の失敗を示す信号を誤って送信することがあります。 |
表 1-24 に、Catalyst 6513-E スイッチ シャーシの環境仕様および物理仕様を示します。
表 1-24 Catalyst 6513-E スイッチの仕様
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環境 |
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動作時温度 |
動作保証:32 ~ 104 °F(0 ~ 40 ℃) 設計上および動作試験済み:32 ~ 131 °F(0 ~ 55 °C) (注) Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、内蔵温度センサが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。 |
温度、非動作時および保管時 |
シャーシが梱包されていない場合:-4 ~ 149 °F(-20 ~ 65 ℃) シャーシが出荷時の保護パッケージに梱包されている場合:-40 ~ 158 °F(-40 ~ 70 ℃) |
温度遷移 |
0.5 ℃/分(下降) 0.33 ℃/分(上昇) |
湿度(RH)、動作時(結露しないこと) |
5 ~ 90% |
湿度(RH)、非動作時および保管時(結露しないこと) |
5 ~ 95% |
高度、動作時 |
動作保証:0 ~ 6500 フィート(0 ~ 2000 m) 設計上および動作試験済み:-200 ~ 10,000 フィート(-60 ~ 3000 m) |
衝撃および振動 |
このスイッチは、以下の場所で NEBS(Zone 4 per GR-63-Core)に適合するように設計されています。 • 地震の振動および基準 • オフィスの振動および基準 • 輸送の振動および基準
• 動作時:5 G、30 ms、半正弦波(IEC 68-2-27) • 非動作時:20 G、7.5 ms、台形波
動作時:3 ~ 500 Hz。 PSD:10 Hz および 200 Hz において 0.0005 G 2 /Hz。両端で 5 dB/オクターブのロールオフ。0.5 時間/軸(1.12 Grms)。 |
音響ノイズ |
61.4 ~ 77dB。International Organization for Standardization(ISO)7779:周囲温度 86 °F(30 ℃)での稼動時における周辺でのノイズ |
寸法および重量 |
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寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
• 33.3 X 17.3 X 18.1 インチ(84.6 X 43.9 X 46.0 cm) • シャーシの設置には 20 U の高さが必要です。 • Catalyst 6513-E スイッチ シャーシは、ANSI/EIA 310-D、IEC 60297、および ETS 300-119 規格に適合する標準 19 インチ装置ラックに取り付けられるように設計されています。 |
重量 |
フル構成シャーシ(スーパーバイザ エンジン X 2、スイッチング モジュール X 11、電源装置 X 2):280 ポンド(127 kg)空のシャーシの重量: 102 ポンド(46.3 kg) |
エアーフロー |
• WS-C6500-E-FAN(標準のファン トレイ):1755 CFM (注) Catalyst スイッチ シャーシを通じて適切に換気するには、壁とシャーシのエアーフロー口の間、または壁とシャーシの排気口の間を 6 インチ(15 cm)以上、離すことを推奨します。また、過熱したシャーシの排気口と別のシャーシのエアーフロー口との間を 12 インチ(30.5 cm)以上離してください。空間を十分に取らないと、シャーシが過熱してシステムに障害が発生します。気流が前面から背面に流れる Catalyst シャーシでは、シャーシは並んで設置できます。 |