互換性

この章では、Firepower バージョン 6.3.0の互換性に関する情報を提供します。

サポートされているすべての Firepower バージョン(バンドル コンポーネントと統合製品を含む)の詳細な互換性情報については、『Cisco Firepower Compatibility Guide』を参照してください。

Firepower Management Centerについて

バージョン 6.3.0 Firepower Management Center ソフトウェアは、物理および仮想プラットフォームでサポートされています。FMC は、すべての Firepower デバイスを管理できます。

Firepower Management Center 物理プラットフォーム:

  • MC 1000、2500、4500

  • MC 2000、4000

  • MC 750、1500、3500

Firepower Management Center Virtual

  • VMware vSphere/VMware ESXi 6.0 および 6.5

  • カーネルベース仮想マシン(KVM)

  • Amazon Web Services(AWS)VPC/EC2

Firepower デバイス

バージョン 6.3.0 Firepower デバイス ソフトウェアは、さまざまな物理および仮想プラットフォームでサポートされています。

  • ソフトウェ アタイプ:一部の Firepower デバイスは Firepower Threat Defense(FTD)ソフトウェアを実行します。また、一部の Firepower デバイスは NGIPS/ASA FirePOWER ソフトウェアを実行します。一部のデバイスはいずれかのソフトウェアを実行できますが、両方を同時に実行することはできません。

  • ローカルおよびリモート管理:すべての Firepower デバイスは、複数のデバイスを管理できる Firepower Management Center を使用したリモート管理をサポートします。また、一部のプラットフォームでは、ローカルの単一デバイス管理をサポートしています。Firepower Device Manager(FDM)、または ASDM を使用した ASA FirePOWER を使って FTD を管理することができます。一度に 1 つのデバイスに関して使用できる管理方法は 1 つだけです。

  • オペレーティング システム:一部の Firepower 実装では、オペレーティング システムとソフトウェアがバンドルされます。その他の実装では、自分でオペレーティング システムをアップグレードする必要があります。バンドルされたオペレーティング システムのバージョンとビルドについては、Cisco Firepower Compatibility Guideの「Bundled Components」の情報を参照してください。

次の表は、バージョン 6.3.0 を実行している Firepower デバイスの互換性情報を示しています。ここでも、すべてのデバイスがリモート FMC 管理をサポートしていることに注意してください。

表 1. バージョン 6.3.0 の Firepower デバイス
デバイスのプラットフォーム ソフトウェア ローカル管理 OS/ハイパーバイザ

Firepower 2110、2120、2130、2140

FTD

FDM

Firepower 4110、4120、4140、4150

Firepower 9300 SM-24、SM-36、SM-44 モジュールを搭載

FTD

FXOS 2.4.1.214 以降のビルドが必要です。

個別のアップグレード。最初に FXOS をアップグレードします。

問題を解決するには、FXOS を最新のビルドにアップグレードする必要がある場合があります。判断のヒントについては、『Cisco Firepower 4100/9300 FXOS Release Notes, 2.4(1)』を参照してください。

ISA 3000

ASA 5508-X、5516-X

ASA 5515-X、5525-X、5545-X、5555-X

FTD

FDM

ASA FirePOWER(NGIPS)

ASDM

次のいずれかで実行されます。

  • ASA 9.5(2)、9.5(3)

  • ASA 9.6(x) ~ 9.12(x)

個別のアップグレード。操作の順序については、『Cisco ASA Upgrade Guide』を参照してください。

ASA と ASA FirePOWER のバージョンには幅広い互換性があります。ただし、厳密には ASA のアップグレードが必要でない場合でも、問題解決のために、サポートされた最新のバージョンへのアップグレードが必要になることがあります。

ASA 5585-X-SSP-10、-20、-40、-60

ASA FirePOWER(NGIPS)

ASDM

次のいずれかで実行されます。

  • ASA 9.5(2)、9.5(3)

  • ASA 9.6(x) ~ 9.12(x)

個別のアップグレード。操作の順序については、『Cisco ASA Upgrade Guide』を参照してください。

ASA と ASA FirePOWER のバージョンには幅広い互換性があります。ただし、厳密には ASA のアップグレードが必要でない場合でも、問題解決のために、サポートされた最新のバージョンへのアップグレードが必要になることがあります。

FTDv

FTD

FDM(VMware および KVM のみ)

次のいずれかで実行されます。

  • VMware vSphere/VMware ESXi 6.0 または 6.5

  • KVM

  • AWS

  • Microsoft Azure

NGIPSv

NGIPS

VMware vSphere/VMware ESXi 6.0 または 6.5 が必要

Firepower 7010、7020、7030、7050

Firepower 7110、7115、7120、7125

Firepower 8120、8130、8140

Firepower 8250、8260、8270、8290

Firepower 8350、8360、8370、8390

AMP 7150、8050、8150

AMP 8350、8360、8370、8390

NGIPS

選択した管理機能のためのローカル GUI が制限されています。

マネージャとデバイスの互換性

FMC で管理対象デバイスと同じバージョンかそれよりも後のバージョンを実行することを強くお勧めします。これにはパッチが含まれます。 バージョンが混在する展開はサポートされていますが、新機能および解決済みの問題は、多くの場合、FMC およびその管理対象デバイス上に最新バージョンがあることが必要です。

表 2. バージョン 6.3.0 のマネージャとデバイスの互換性

Firepower Management Center

バージョン 6.3.0 FMC

管理可能

バージョン 6.1 ~ 6.3.0.x のデバイス

バージョン 6.3.0 のデバイス

必須

バージョン 6.3.0 FMC

Firepower Device Manager

バージョン 6.3.0 FDM

管理可能

1 つの FTD デバイス

ASDM

バージョン 7.10.1 の ASDM

管理可能

バージョン 5.3.x ~ 6.3.0 ASA FirePOWER モジュール

バージョン 6.3.0 ASA FirePOWER モジュール

必須

バージョン 7.10.1 の ASDM

Web ブラウザの互換性

Firepower によってモニタされるネットワークからの Web の参照

多くのブラウザでは、デフォルトで Transport Layer Security(TLS)v1.3 が使用されています。暗号化されたトラフィックを処理するために SSL ポリシーを使用していて、モニタ対象ネットワーク内のユーザが TLS v1.3 を有効にしてブラウザを使用している場合、TLS v1.3 をサポートする Web サイトのロードに失敗することがあります。

詳細については、『Failures loading websites using TLS 1.3 with SSL inspection enabled』というタイトルのソフトウェア アドバイザリを参照してください。

Firepower Web インターフェイスの使用

Firepower Web インターフェイスは、よく使われているさまざまなブラウザでテストされています。リストされていないブラウザで問題が発生した場合は、テスト済みのブラウザに切り替えてください。問題が解消されない場合は、Cisco TAC にお問い合わせください。


(注)  

SSL 証明書を使用すると、FMC(および 7000/8000 シリーズ デバイス)でアプライアンスとブラウザ間に暗号化チャネルを確立できます。デフォルトでは、システムに自己署名 HTTPS サーバ証明書が付属しています。この証明書を、グローバルに知られているか、内部で信頼されている認証局(CA)によって署名された証明書に置き換えることをお勧めします。カスタム サーバ証明書要求を生成し、[HTTPS証明書(HTTPS Certificates)] ページでカスタム サーバ証明書をインポートすることができます。[システム(System)] > [設定(Configuration)] を選択し、[HTTPS証明書(HTTPS Certificates)] をクリックします。詳細については、オンライン ヘルプまたは『Firepower Management Center コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。
表 3. Firepower Web インターフェイスでテストされたブラウザ
ブラウザ 必要な設定と追加の警告

Google Chrome

JavaScript、Cookie

Chrome は、画像、CSS、JavaScript などの静的コンテンツを、システムによって提供される自己署名証明書とともにキャッシュしません。これにより、特に低帯域幅環境では、ページの読み込み時間が長くなります。自己署名証明書を置き替えない場合は、代わりに、自己署名証明書をブラウザまたは OS の信頼ストアに追加できます。

Mozilla Firefox

JavaScript、Cookie、TLS v1.2

これらを更新すると、Firefoxは、システムが提供する自己署名証明書を信頼しなくなる場合があります。証明書を置き換えない場合、ログイン ページがロードされないときは Firefox を更新します。Firefox の検索バーに「about:support」と入力し、[Refresh Firefox] をクリックします。一部の設定が失われます。Refresh Firefox サポート ページを参照してください。

Microsoft Internet Explorer 10 および 11(Windows)

JavaScript、Cookie、TLS v1.2、128 ビット暗号化

[Check for newer versions of stored pages] 閲覧履歴オプションについては、[Automatically] を選択してください。

[Include local directory path when uploading files to server] カスタム セキュリティ設定を無効にします(Internet Explorer 11 のみ)。

Firepower Web インターフェイスの IP アドレス/URL の互換表示を有効にします。

Apple Safari 10 および 11(MacOS)

Firepower Device Manager のみでテストされています。

Microsoft Edge(Windows)

テストされていません。

画面解像度の要件

表 4. Firepower ユーザ インターフェイスの画面解像度の要件
インターフェイス 解像度

Firepower Management Center

幅 1280 ピクセル

7000/8000 シリーズ デバイス(制限されたローカル インターフェイス)

幅 1280 ピクセル

Firepower Device Manager

幅 1024 ピクセル、高さ 768 ピクセル

ASA FirePOWER モジュールを管理している ASDM ASA FirePOWER モジュール

幅 1024 ピクセル、高さ 768 ピクセル

Firepower Chassis Manager Firepower 4100/9300 シャーシ向け Firepower Chassis Manager Firepower 4100/9300 シャーシ

幅 1024 ピクセル、高さ 768 ピクセル