ポリシーアナライザおよびオプティマイザ について
ファイアウォール向け AIOps は、人工知能(AI)と機械学習(ML)を利用して、ネットワーク ファイアウォールの管理とセキュリティを合理化および強化します。AIOps は、動的ベースラインと高度な予測モデルを使用することで、ポリシーの異常を検出し、エスカレートする前に潜在的な問題を予測できます。これにより、プロアクティブなメンテナンスと安定性が保証されます。AIOps の主な機能の 1 つは ポリシーアナライザおよびオプティマイザ です。AIOps が提供するその他のさまざまな機能の詳細については、「AIOps インサイト」を参照してください。
広範なアクセス コントロール ポリシーがある Cisco Secure Firewall Threat Defense デバイスには、多数の重複ルールまたはシャドウルールが存在する可能性があります。最適化されていないルールセットを含むこのように拡張されたポリシーは、デバイスメモリの過剰な消費、ルールのロードの遅延、および検索時間の延長につながり、セキュリティポリシーの適用が非効率になり、ネットワーク速度が低下し、展開期間が長くなる可能性があります。
このような状況に対処するために、Security Cloud Control は ポリシーアナライザおよびオプティマイザ を提供しています。これは、セキュリティポリシーを分析し、異常を検出し、ポリシーを最適化するために実行できる修復に関する推奨事項を提供できる、インテリジェントなクラウドサービスであり、結果としてファイアウォールのパフォーマンスが向上します。ポリシーアナライザおよびオプティマイザ は、Security Cloud Control にオンボードされている クラウド提供型 Firewall Management Center と オンプレミス Firewall Management Center の両方のポリシーを分析できます。さらに、次のことを実行できます。
-
分析の概要や集約ヒットカウントに基づくポリシーのインサイトなど、ポリシーの正常性情報を包括的に可視化します。
-
スケジュールされた間隔で、または必要に応じてポリシーを定期的に分析します。
-
ルールの異常(ルールの重複、ルール内のオブジェクトの重複、期限切れのルールなど)を検出します。
管理者の便宜のために、Security Cloud Control の [サービス(Services)] ページ、左側のペインの 、および オンプレミス Firewall Management Center の [アクセス制御(Access Control)] ポリシーページから ポリシーアナライザおよびオプティマイザ を起動できます。
分析、修復、およびレポート
ポリシーアナライザおよびオプティマイザ は、分析、修復、およびレポートのサービスを実行します。
分析
ポリシーアナライザおよびオプティマイザ は、ポリシーに対して クラウド提供型 Firewall Management Center および オンプレミス Firewall Management Center をポーリングし、ポリシーアナライザおよびオプティマイザ ページに表示します。[ポリシーアナライザとオプティマイザ(Policy Analyzer and Optimizer)] ページを開くには、左側のペインで をクリックし、[クラウド提供型FMC(Cloud-Delivered FMC)] または任意の オンプレミス Firewall Management Center を選択し、右側のペインで [ポリシーアナライザとオプティマイザ(Policy Analyzer and Optimizer)] を選択します。または、Security Cloud Control の左側のペインで、 を選択します。左上隅の [データソース(Data Source)] タブから、[クラウド提供型FMC(Cloud-Delivered FMC)] または任意の オンプレミス Firewall Management Center を選択します。
新しいアクセス コントロール ポリシーを作成した場合、またはポリシーをインポートした場合、ポリシーアナライザおよびオプティマイザ によってポリシーが識別されるまでに時間がかかります。識別されると、ポリシー分析を手動でトリガーできます。24 時間ごとに実行される自動分析を待つこともできます。
(注) |
オンプレミス Firewall Management Center を Security Cloud Control にオンボーディングできない場合は、ポリシーを SFO ファイルとしてエクスポートし、それを クラウド提供型 Firewall Management Center にインポートして、分析をトリガーすることができます。 |
分析が完了すると、ポリシーアナライザおよびオプティマイザ は、ポリシー内のルールの数、最適化できるポリシーの割合、および [ルールの正常性の概要(Rule Health Summary)]、[ルールの最新使用状況(Rule Last Usage)]、[ルールヒットとデッドルール(Rule Hits and Dead Rules)] などの情報を含む詳細な概要に関するインサイトを提供します。

(注) |
[観測内容(Observations)] 列の [最適化可能(Optimizable)] の割合は、推奨される修復が適用された場合に最適化できるポリシー内のルール数の概算値です。 |
修復
ポリシー分析の概要には、セキュリティポリシーの正常性が示されており、ポリシーに適用する ポリシーアナライザおよびオプティマイザ によって提案された修復を選択できます。推奨される修復を使用すると、選択した重複ルールと期限切れのルールを無効化または削除したり、選択した完全に重複するオブジェクトをルールから削除したり、選択した統合可能なルールを統合することができます。ヒットカウントデータは、[ポリシーインサイト(Policy Insights)] タブに表示されます。[修復の適用(Apply Remediation)] を選択すると、選択した修復がポリシーに適用されます。
レポート
分析が完了すると、詳細な分析レポートが利用可能になります。ポリシーに修復が適用されると、修復レポートも利用可能になります。修復レポートには、存在していたポリシーの異常と適用された修復の統合リストが含まれており、PDF としてダウンロードできます。
)ボタンをクリックして、ページを手動で更新して新しいポリシーを表示します。






フィードバック