前方誤り訂正に対応したデバイス
前方誤り訂正は、すべての Cisco IOS XE Catalyst SD-WAN デバイスでサポートされています。
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
機能名 |
リリース情報 |
説明 |
---|---|---|
前方誤り訂正 |
Cisco IOS XE SD-WAN リリース 16.11.x |
導入された機能。FEC は、4 つのパケットのグループごとに、「パリティ」パケットを付加して送信することで、リンク上で失われたパケットを回復するメカニズムです。 |
前方誤り訂正(FEC)は、4 つのパケットのグループごとに、「パリティ」パケットを付加して送信することで、リンク上で失われたパケットを回復するメカニズムです。受信者がグループ内のパケットのサブセット(少なくとも N-1)とパリティパケットを受信する限り、グループ内で失われたパケットは 1 つまで回復できます。FEC は、Cisco IOS XE Catalyst SD-WAN デバイス でサポートされています。
![]() (注) |
FEC を使用する場合は、最小リリースとして Cisco IOS XE リリース 17.6.3 を推奨します。 |
前方誤り訂正は、すべての Cisco IOS XE Catalyst SD-WAN デバイスでサポートされています。
ステップ 1 |
Cisco SD-WAN Manager メニューから、 の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[Centralized Policy] をクリックし、[Add Policy] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Next] をクリックします。 |
ステップ 4 |
もう一度 [Next] をクリックし、[Configure Traffic Rules] をクリックします。 |
ステップ 5 |
[Traffic Data] をクリックし、[Add Policy] ドロップダウンリストから、[Create New] を選択します。 |
ステップ 6 |
[Sequence Type] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[Add Data Policy] ポップアップメニューから、[QoS] を選択します。 |
ステップ 8 |
[Sequence Rule] をクリックします。 |
ステップ 9 |
[Applications/Application Family List] で、1 つ以上のアプリケーションまたはリストを選択します。 |
ステップ 10 |
[Accept] をクリックします。 |
ステップ 11 |
[Actions] をクリックし、[Loss Corretion] をクリックします。 |
ステップ 12 |
[Actions] 領域で、次のいずれかを選択します。
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ステップ 13 |
[Save Match and Actions] をクリックします。 |
ステップ 14 |
[Save Data Policy] をクリックします。 |
ステップ 15 |
[Next] をクリックし、次のアクションを実行して一元管理型ポリシーを作成します。
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ステップ 1 |
Cisco SD-WAN Manager のメニューから の順に選択します。 Cisco vManage リリース 20.6.x 以前:Cisco SD-WAN Manager のメニューから の順に選択します。 |
ステップ 2 |
デバイスグループを選択します。 |
ステップ 3 |
左側のパネルで、[WAN] の下に表示される [Tunnel] をクリックします。 WAN トンネル情報には、次の情報が含まれます。
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ステップ 1 |
Cisco SD-WAN Manager のメニューから の順に選択します。 Cisco Catalyst SD-WAN 制御コンポーネントリリース 20.6.1 以前:Cisco SD-WAN Manager のメニューから の順に選択します。 |
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ステップ 2 |
デバイスグループを選択します。 |
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ステップ 3 |
左パネルの [Applications] の下に表示される [SAIE Applications] をクリックします。
FEC 回復率アプリケーション情報には、次の情報が含まれます。
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次のように、show sdwan tunnel statistics fec コマンドを使用して Cisco IOS XE Catalyst SD-WAN デバイス で FEC ステータスを確認します。
Device# show sdwan tunnel statistics fec
tunnel stats ipsec 80.80.10.19 80.80.10.25 12346 12366
fec-rx-data-pkts 0
fec-rx-parity-pkts 0
fec-tx-data-pkts 0
fec-tx-parity-pkts 0
fec-reconstruct-pkts 0
fec-capable true
fec-dynamic false
tunnel stats ipsec 80.80.10.19 80.80.10.50 12346 12346
fec-rx-data-pkts 122314
fec-rx-parity-pkts 30578
fec-tx-data-pkts 125868
fec-tx-parity-pkts 31467
fec-reconstruct-pkts 3
fec-capable true
fec-dynamic false
次の表で、show sdwan tunnel statistics fec コマンドの出力に関連する FEC カウンタを説明します。
カウンタの名前 |
説明 |
---|---|
fec-rx-data-pkts |
デバイスが受信したデータパケットの数を表示します。 |
fec-rx-parity-pkts |
デバイスが受信したパリティパケットの数を表示します。 |
fec-tx-data-pkts |
デバイスから送信されたデータパケットの数を表示します。 |
fec-tx-parity-pkts |
デバイスから送信されたパリティパケットの数を表示します。 |
fec-reconstruct-pkts |
デバイスによって再構築された受信パケットの数を表示します。 |