この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
シスコは、不定期に Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスにダウンロードおよびインストールできる、NAM ソフトウェアへのアップグレードを提供しています。また、ダウンロード可能なソフトウェアを使用して、壊滅的な障害が発生した場合にアプライアンス ソフトウェアを復元することもできます。
アプライアンス ソフトウェアをアップグレードまたは復元した後、NAM アプライアンス設定をバックアップした場合、その設定を復元し、大きな遅延がなく設定を復元してネットワーク モニタリングを再開することができます。
NAM アプライアンス設定への変更の完了後、コマンドライン インターフェイスを使用して NAM 設定をアーカイブ サーバにアップロードします。
• 設定の復元
コマンドライン インターフェイスを使用して、以前の NAM 設定を復元します。
現在の NAM ソフトウェアのバージョンをダウンロードし、単一の CLI コマンドを使用してソフトウェア アップグレードを実行します。
アップグレード処理を開始する前に、現在の NAM 設定を完全にバックアップすることを推奨します。
(注) バックアップ設定ファイルがあると、ハードディスク ドライブの再フォーマットまたは再パーティションが必要なハードディスク障害の影響を NAM アプリケーションが受ける場合、時間およびフラストレーションを節減できます。
現在の設定をバックアップするには、次のように NAM CLI config upload コマンドを使用します。
config upload ftp:// user:password@server//path
config upload ftp:// admin:secret@172.20.104.11//archive/nam_config
config upload コマンドは、NAM 実行コンフィギュレーションのコピーを指定した宛先に送信します。コンフィギュレーションのコピーは、 NAM_host-nam2304-5.1.3.config のように末尾のサフィックス .config を持つバックアップ コンフィギュレーション ファイルに保存されます。宛先アドレスは、有効なサーバ名、読み取りおよび書き込み権限を持つディレクトリ パスでなければなりません。
FTP または HTTP を使用してアクセスできるリモート サーバの場所に NAM 設定ファイルを保存した場合(「設定のバックアップ」を参照)、システムの回復後に NAM 設定ファイルを復元できます。
config network コマンドを使用して、次のように以前の NAM 設定を復元します。
config network ftp:// user:password@server//path
config network ftp:// admin:secret@172.20.104.11//archive/nam_config/NAM_host-nam2304-5.1.3.config
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスのソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco.com の次の URL にある Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスの NAM アプリケーション ソフトウェアをダウンロードします。
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/nam-appl
ステップ 2 nam-2304.x-x-x.bin.gz のように nam-23xx で始まるファイルを探します( x-x-x は NAM ソフトウェアのリリース番号です)。ファイルは、NAM2300 アプリケーション イメージとして記述されます。
ステップ 3 NAM アプリケーション ソフトウェアを、NAM 設定を行ったサーバにダウンロードします。
ステップ 4 表 6-1 に示すアップグレード コマンドのリストからコマンドを必要に応じて使用します。
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たとえば、NAM CLI コマンド upgrade を使用して、ソフトウェア アップグレードを実行します。
upgrade ftp:// admin:secret@172.20.104.11//archive/nam_software/nam-2304.5-1-3.bin.gz
アプリケーションが深刻なイベントによる影響を受け、NAM アプリケーション ソフトウェアを起動できなくなった場合は、ヘルパー ユーティリティを使用して NAM アプリケーションを Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスに再インストールできます。
ヘルパー ユーティリティにアクセスするには、Cisco Image Management Controller(CIMC、NAM 管理ポートではありません)を使用して、NAM リカバリ ISO ファイルを仮想メディア CD にマップします。
(注) このタスクを実行するには、user または admin 権限を持ってログインする必要があります。
ステップ 1 CCO(他のすべての NAM イメージがあります)から ISO ファイルをダウンロードします。
ステップ 2 Web ブラウザを使用して CIMC Web インターフェイスにログインします(デフォルト: admin/password )。
CIMC の設定の詳細については、『 Set up CIMC for the UCS C-Series Server 』を参照してください。
ステップ 3 [Launch KVM Console] をクリックします(Java が必要です)。
ステップ 4 Java アプレットで、[Virtual Media] タブをクリックします。
ステップ 5 [Browse] をクリックし、ISO ファイルを選択します。
ステップ 7 CIMC Web インターフェイスで、[Power Cycle Server] をクリックします。
ステップ 8 マップされた ISO イメージからアプライアンスが起動し、[Helper Utility] メニューで停止します。
a. ISO にバンドルされているイメージをインストールするには、[Option 3] を選択します。
b. ネットワークから新しいイメージをプルダウンするには、[Option 1] を選択します。
ヘルパー ユーティリティのオプションの詳細については、 付録 E「ヘルパー ユーティリティ」 を参照してください。