この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスのメンテナンスについて説明します。
これらの手順は、電気装置のハードウェア コンポーネントの取り付け、交換、取り外しの経験があり、Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスに精通している技術者を対象としています。また、この章は、サイト設計者、ネットワーク管理者、ファシリティ メンテナンス担当者にも役立つ場合があります。
一般的なメンテナンス作業の詳細については、『 Cisco UCS Site Preparation Guide 』の「 Preparing the Site 」の項を参照してください。
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスには、複数の LED があります。LED は、次の役割を果たします。
• 不具合のあるアダプタ カードまたは診断が失敗したアダプタ カードを示す
• トラフィックがアダプタ カードを経由してアプライアンスに流れていることを示す
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスの前面パネルにある LED および対応するアダプタ カードは、アプライアンスおよびアダプタのパフォーマンスと動作の判断に役立ちます。
ここでは、LED とボタンの位置と意味について説明します。内容は次のとおりです。
ここでは、Cisco Prime NAM 2304 アプライアンスの LED の位置と意味について説明します。
図 5-1 に、Cisco Prime NAM 2304 の前面パネルの LED を示します。 表 5-3 には LED の状態が定義されています。
図 5-1 Cisco Prime NAM 2304 の前面パネルの LED
図 5-2 に、Cisco Prime NAM 2304 の背面パネルの LED を示します。 表 5-2 には LED の状態が定義されています。
図 5-2 Cisco Prime NAM 2304 の背面パネルの LED
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• オレンジの点滅:イベント警告しきい値に達しましたが、電源装置は動作し続けています。 • オレンジの点灯:重大障害しきい値に達し、電源装置がシャットダウンしています(たとえば、ファンの障害や過熱状態など)。 |
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ここでは、Cisco Prime NAM 2320 アプライアンスの LED の位置と意味について説明します。
図 5-3 に、Cisco Prime NAM 2320 の前面パネルの LED を示します。 表 5-3 には LED の状態が定義されています。
図 5-3 Cisco Prime NAM 2320 の前面パネルの LED
図 5-4 に、Cisco Prime NAM 2320 の前面パネルの LED を示します。 表 5-4 には LED の状態が定義されています。
図 5-4 Cisco Prime NAM 2320 の背面パネルの LED
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• オレンジの点滅:イベント警告しきい値に達しましたが、電源装置は動作し続けています。 • オレンジの点灯:重大障害しきい値に達し、電源装置がシャットダウンしています(たとえば、ファンの障害や過熱状態など)。 |
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図 5-5 に、NAM アプライアンスの背面パネルに配置された NIC 1 LED を示します。これらの LED は、NIC ポートの接続アクティビティと速度を示します。 表 5-5 で、各 LED の状態に関連付けられているアクティビティと接続速度について説明します。
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Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスの背面パネルには、AC 電源装置の電源ステータスを示す LED があります。(図 5-2 および 図 5-4 の位置 2 を参照)。 表 5-6 では、AC 電源装置 LED に関連付けられた電源ステータスについて説明します。
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AC 電源装置は、ヒューズが飛んだ、高い過電流または過熱状態である、またはファンが故障したため、シャットダウンに失敗しました。 |
表 5-7 に、Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスの現場交換可能ユニット(FRU)を示します。
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「トランシーバ モジュールの交換」を参照してください。 |
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「ハードディスク ドライブの取り外しおよび交換」を参照してください。 |
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「電源装置の取り付けおよび交換」を参照してください。 |
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスで SFP または SFP+ トランシーバ モジュールを交換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 取り付ける予定の新しいトランシーバ モジュールを確認し、保護パッケージから取り出し、破損の兆候がないかどうかを調べます。
ステップ 2 Cisco Prime NAM の背面パネルで交換するモジュールを決定します。
ステップ 3 交換するモジュールから光ファイバ ケーブルを取り外します。
ステップ 4 指でラッチを引いて下ろし、モジュールを固定された位置から外します(図 2-2 を参照)。
ステップ 5 ラッチを使用して、アプライアンスから SFP+ を引き出し、安全な場所に置きます。
ステップ 6 新しい SFP+ をスロットに挿入し、抵抗を感じるまで中にスライドさせて、カチッと音がするまで SFP+ をソケットに強く押し込みます。
ステップ 7 指でラッチを引いて上げ、SFP+ をスロットに固定します(図 2-3を参照)。
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンス でのハードディスク ドライブの交換の詳細については、次の UCS のインストール ガイドを参照してください。
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『 Cisco UCS C220 Server Installation and Service Guide 』の「 Replacing Hard Drives or Solid State Drives 」の項。 |
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『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の「 Replacing Hard Drives or Solid State Drives 」の項。 |
Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンス での電源装置の交換の詳細については、次の UCS インストール ガイドを参照してください。
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『 Cisco UCS C220 Server Installation and Service Guide 』の「 Replacing Power Supplies 」の項。 |
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『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の「 Replacing Power Supplies 」の項。 |
電源をオフにする場合は、常に NAM CLI コマンド shutdown を使用して NAM アプリケーションをシャットダウンしてください。
警告 作業を開始する前に装置の電源をオフにします。ステートメント 237
警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040
ネットワークから Cisco Prime NAM 2300 シリーズ アプライアンスを取り外すには、電源を切り、電源コードおよびネットワーク ケーブルを外し、ラックからアプライアンスを物理的に取り外します。
アプライアンスはネットワーク上で定期的に通信しているため、ネットワークは、アプライアンスが応答しなくなったことを検出すると、アプライアンスへの要求の送信を停止します。この変化はユーザに対して透過的です。別のアプライアンスがネットワークに接続されている場合、ネットワークは別のアプライアンスに要求を送信し続けます。
アプライアンスを交換するには、ネットワークからアプライアンスを取り外します。次に、新しいアプライアンスを取り付け、取り外したアプライアンスに使用していたものと同じ設定パラメータを使用して設定します。