ネットワーク有線/ワイヤレス クライアントとは
クライアントは、アクセス ポイントまたはスイッチに接続されたデバイスです。 Prime Infrastructure では、有線とワイヤレスの両方のクライアントをサポートしています。コントローラおよびスイッチを Prime Infrastructure に追加すると、クライアント検出プロセスが開始されます。ワイヤレス クライアントは、管理対象のコントローラまたは Autonomous アクセス ポイントから検出されます。コントローラは通常のクライアント ステータス ポーリング時にポーリングされます。ワイヤレス クライアント数には、Autonomous 型のクライアントも含まれます。スイッチの場合は、デバイスが追加された直後にクライアントをポーリングし、データベースのデバイス情報を更新します。有線クライアントの場合、クライアント アソシエーションを検出するためのクライアント ステータス ポーリングは、2 時間ごとに行われます(デフォルトの場合)。すべてのスイッチについて、接続されているすべての有線クライアントの完全な情報をポーリングする完全ポーリングが、毎日 2 回実施されます。
Prime Infrastructure では、バックグラウンド タスクを使用して、データ ポーリング操作を実行します。クライアントと関連するタスクは 3 つあります。
- Autonomous AP Client Status
- Lightweight Client Status
- Wired Client Status
Managing Data Collection and Retention』を参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/3-1-3/administrator/guide/PIAdminBook/ManageData.html
ページから、データ収集タスク(ポーリング間隔など)を更新できます。『クライアント ステータス(有線クライアントのみ該当)は、接続、切断、または不明で示されます。
- [接続されたクライアント(Connected clients)]:有線スイッチに接続しているアクティブなクライアント。
- [切断されたクライアント(Disconnected clients)]:有線スイッチから接続が解除されたクライアント。
- [不明なクライアント(Unknown clients)]:有線スイッチとの SNMP 接続が失われた時点で、不明としてマークされたクライアント。
Prime Infrastructure が管理する Autonomous アクセス ポイントのクライアントと、ローカル拡張可能認証プロトコル(LEAP)を使用して認証されたクライアントの場合、ユーザ名は登録されず、不明として表示されます。
Prime Infrastructure では、アイデンティティと非アイデンティティの両方の有線クライアントをサポートしています。有線クライアントのサポートは、アイデンティティ サービスに基づきます。アイデンティティ サービスによって、ユーザおよびデバイスに対するセキュアなネットワーク アクセスが実現される他、ネットワーク管理者は、ユーザの職務権限に基づいて、サービスとリソースをユーザにプロビジョニングできるようになります。
Prime Infrastructure は VLAN 1000 ~ 1024 で接続されているエンド ホストをポーリングしません。
Prime Infrastructure では、VRF はサポートされていません。したがって、クライアントが VRF 設定されたデバイスに接続されていても、クライアント情報は表示できません。