Secure Equipment Access サービスの有効化

Cisco Secure Equipment Access サービス

Cisco Secure Equipment Access(SEA)サービスは、Cisco IoT Operations Dashboard によって制御と管理が処理されるハイブリッド クラウド ソリューションです。このオンプレミスコンポーネントは、対象の運用技術(OT)資産のあるリモートサイトに展開された、サポートされている産業用ネットワークデバイスで動作します。SEA サービスは、メンテナンス作業のために、特定の産業用 IoT リソースへのリモートアクセスをお客様とパートナーに提供することを目的としています。

前提条件

  • 有効な IoT Operations Dashboard(IoT OD)組織(クラウドテナント)があることを確認します。ない場合は、mailto:iotod-account-request@cisco.com に要求を送信します。

  • 組織内にアプリケーションマネージャと SEA システム管理者の両方のロールがあることを確認します。詳細については、SEA のロールと権限に関する説明を参照してください。

  • IR ルータが Cisco IOS XE バージョン 17.15.1 以降を実行していることを確認します。

  • IR ルータが、使用する IoT OD クラスタに応じて、us.ciscoiot.com または eu.ciscoiot.com へのアクティブなインターネット接続があることを確認します。

SEA サービスの有効化

Workflow

産業用ルータで SEA サービスを有効にするための段階は次のとおりです。

  1. アプリケーション マネージャ サービスの設定:IoT OD のアプリケーション マネージャ サービスを介して、必要な IR デバイスをオンボードします。

  2. IR ルータの設定:アプリケーション管理のための IoT OD へのセキュアなトンネルを確立するように IR デバイスを設定します。

  3. リモートアクセスの設定:IR デバイスに SEA エージェントをインストールし、SEA を介したターゲット OT 資産のリモートセッションを設定します。