この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
ESX サーバで、HX データ プラットフォーム インストーラを展開します。HX データ プラットフォーム インストーラは、ESX サーバと、VMware ワークステーション、VMware Fusion、または仮想ボックスに展開できます。
次の手順は、vSphere クライアントを使用した例です。
(注) | Cisco HX ストレージ クラスタのノードとなる ESX サーバには、HX データ プラットフォーム インストーラを展開しないでください。 |
ハイパーバイザ ウィザードが、新しい VM に IP アドレスを割り当てるためにデフォルトで DHCP に設定されている場合は、次の手順を完了させます。
ステップ 1 | VMware OVF Tool 4.1 以降を、HX データ プラットフォーム ストレージ クラスタに使用されるストレージ管理ネットワーク上のノードにインストールします。VMware のマニュアルを参照してください。 | ||||||||||||||||||
ステップ 2 | HX データ プラットフォーム インストーラ OVA を検索してダウンロードします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 3 | ovftool コマンドを使用して、ダウンロードした HX データ プラットフォーム インストーラ OVA を展開します。次に例を示します。
root@server:/tmp/test_ova# ovftool --noSSLVerify --diskMode=thin --acceptAllEulas=true --powerOn --skipManifestCheck --X:injectOvfEnv --datastore=qa-048-ssd1 --name=rfsi_static_test1 --network='VM Network' --prop:hx.gateway.Cisco_HX_Installer_Appliance=10.64.8.1 --prop:hx.DNS.Cisco_HX_Installer_Appliance=10.64.1.8 --prop:hx.ip0.Cisco_HX_Installer_Appliance=10.64.8.36 --prop:hx.netmask0.Cisco_HX_Installer_Appliance=255.255.248.0 /opt/ovf/rfsi_test/Cisco-HX-Data-Platform-Installer-v1.7.1-14786.ova vi://root:password@esx_server このコマンドでは、HX データ プラットフォーム インストーラが展開され、HX データ プラットフォーム インストーラ VM の電源が入り、最初の起動時に指定された静的 IP アドレスが設定されます。 以下は処理応答の例です。 Opening OVA source: /opt/ovf/rfsi_test/Cisco-HX-Data-Platform-Installer-v1.7.1-14786.ova Opening VI target: vi://root@esx_server:443/ Deploying to VI: vi://root@esx_server:443/ Transfer Completed Powering on VM: rfsi_static_test Task Completed Completed successfully
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次に、HX データ プラットフォーム ソフトウェアをインストールします。
(注) | Cisco HX データ プラットフォーム インストーラを起動する前に、ストレージ クラスタに含める予定の vCenter クラスタにあるすべての ESX サーバがメンテナンス モードであることを確認します。 |
ステップ 1 | ブラウザで、HX データ プラットフォーム インストーラがインストールされた VM の URL を入力します。
このアドレスは、前述の項「HX データ プラットフォーム インストーラの展開」から入手します。例:http://10.64.4.254 |
ステップ 2 | クレデンシャルを使用します。
ユーザ名:root パスワード:Cisco123 HX データ プラットフォーム インストーラのウェルカム ページが表示されます。右下隅に記載された製品バージョンが正しいことを確認します。[Continue] をクリックします。 |
ステップ 3 | EULA を読んで同意します。[Continue] をクリックします。[Overview] ページに、ネットワーク構成のグラフ ビューとネットワーキング設定のチェックリストが表示されます。
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任意の時点で HX データ プラットフォーム インストーラを終了するには、ブラウザを閉じます。新しいブラウザ ウィンドウを開いて再ログインすると、ウェルカム ページに戻ります。
ログインしている間は、HX データ プラットフォーム インストーラを使用可能です。HX データ プラットフォーム インストーラにタイムアウト セッション クロックはありません。
FI および UCS サーバの前提条件が完了していることを確認します。「インストール要件」を参照してください。
ステップ 1 | HX データ プラットフォーム インストーラにログインします。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | HX データ プラットフォーム インストーラの [Overview] ページから、[Configure UCS Manager] をクリックします。[HyperFlex Installer for UCS Service Profiles and Network Policies, UCS Manager] ログイン ページが表示されます。
[UCS Manager] のログイン セクションで、次の情報を入力します。
[Continue] をクリックします。[UCS Manager Configuration] ページに、[Servers]、[LAN Configuration]、[Advanced] フィールドが表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | HX データ プラットフォーム ストレージ クラスタに含めるサーバを選択します。HX データ プラットフォーム インストーラが接続された UCS サーバおよび FI を検出します。関連付けられていない UCS サーバは、FI HX クラスタへの追加に使用できます。
関連付けられていないサーバがない場合は、次のメッセージが表示されます:No unassociated servers found.Please login to UCS Manager and ensure server ports are enabled.含まれている [Launch UCS Manager] ボタンをクリックし、ストレージ クラスタに関連付けられている UCS Manager に直接移動します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | VLAN、MAC プール、IP アドレス プールの情報を確認します。デフォルトの VLAN ID を使用していない場合は、サイト固有の値を入力するようにこれらを編集します。詳細については、「付録」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | MAC プールのプレフィックスを入力し、HX サーバに割り当てることができる MAC アドレスのプールを割り当てます。詳細については、「付録」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [LAN Configuration] セクションを展開します。各ネットワークに関する次に示す情報を入力します。リストされた VLAN 名のみを使用してください。
デフォルトの VLAN ID が HX クラスタに適していることを確認します。必要に応じて更新します。オプションで、アウトオブバンド CIMC オプション用の IP プールを入力します。
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ステップ 7 | [Advanced] セクションで、次の情報を確認できます。
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ステップ 8 | [Configure] をクリックします。スクリプトはバックグラウンドで開始され、HyperFlex システムのプロファイルおよびポリシーを適用します。設定項目は次のとおりです。
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ステップ 9 | タスクの完了後、[Configuration Completed] ページに設定タスクの概要が表示されます。次のオプションがあります。
[Configure HX Cluster] をクリックし、ESX サーバの準備に進みます。 |
ここでは、ESX ホストを設定し、vCenter クラスタを作成する方法について説明します。
注:インターフェイスを経由して移動するため、すべての名前が結び付いています。たとえば、Rack1 - Server1 - HX1 などです。
サポート対象の vSphere バージョンがあることを確認します。必要に応じて、vSphere、vCenter、および ESX サーバをアップグレードします。サポート対象のバージョンについては、『Cisco HX Data Platform Release Notes』を参照してください。
UCS Manager での ESX サーバの設定
UCS サーバは、IP アドレス用に DHCP を使用した設定で出荷されます。HX データ プラットフォームには、UCS サーバ上の ESX サーバに使う静的 IP アドレスが必要です。UCS Manager を使用して、ESX サーバに静的 IP アドレスを適用します。
UCS Manager にログインします。
HX サーバは、ESX と HX データ プラットフォーム コントローラ VM が搭載された状態で届きます。サーバとコントローラ VM には、DHCP を使用する IP アドレスが割り当てられています。実稼動で使用するためには、これを静的 IP アドレスに変更する必要があります。
ステップ 1 | UCS Manager から、[Equipment tab] タブを選択し、HX サーバのリストの表示を展開します。 |
ステップ 2 | 各サーバの KVM コンソールを起動してログインします。 |
ステップ 3 | サーバを右クリックし、[KVM Console] を選択します。Java が起動します。サーバが起動します。 |
ステップ 4 | KVM コンソールから、F2 を押してログインします。 |
ステップ 5 | ログイン フィールド間を移動するには矢印キーを使用します。
ユーザ名:root パスワード:Cisco123 KVM コンソールに移動するには、キーボードの [F] キー、[矢印] キー、およびスペース バーを使用します。変更を保存するには、Enter キーを押します。Esc キーを押すと、パネルが終了し、変更は保存されません。KVM 画面の下部に示されるキーに従います。 |
ステップ 6 | [Customize System/View Logs] パネルに入ります。
KVM コンソールで起動したパネルの [KVM Console] タブで、[Customization System/View Logs] を選択し、F2 を押します。プロンプトが表示されたらログインします。[System Customization] パネルが表示されます。 |
ステップ 7 | 静的 IPv4 アドレスを使用するように設定します。
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ステップ 8 | [Configure Management Network] パネルから、[DNS Configuration] を選択して DNS 設定を確認します。[DNS Configuration] パネルで、[Hostname] を選択して、入力します。たとえば HX-01 と入力します。変更を保存し、Enter を押します。[Configure Management Network] パネルに戻ります。 |
ステップ 9 | SSH 設定を確認します。[System Customization] パネルから、[Troubleshooting Options] を選択します。SSH が無効になっている場合は、[Enable SSH] を選択して Enter を押します。SSH がすでに有効になっている場合は、Esc を押します。 |
ステップ 10 | KVM コンソールを終了して、開始パネルで Esc を押し、クローズ ボックス(x)をクリックします |
ステップ 11 | すべてのサーバにこの手順を繰り返します。各サーバを選択して、KVM コンソールを開き、編集を行います。すべてのサーバが設定されるまで、次のサーバを選択します。完了したら、サーバを vCenter クラスタに追加できます。 |
HX データ プラットフォームには、固有の ESX サーバの設定要件があります。インストールのシステム要件を参照してください。この設定の一部は vSphere インターフェイスから行います。次の手順があります。
NTP サービスはストレージ クラスタを作成する前に必要で、ストレージ クラスタの作成後は継続的に稼働する必要があります。コンバージド ノードまたはコンピューティング ノードをストレージ クラスタに追加すると、新しいノードは既存のストレージ クラスタからの NTP 設定を継承します。
ステップ 1 | vSphere にログインして、NTP が有効になっていることを確認します。 |
ステップ 2 | [hx-cluster] > [host] > [Configuration] > [Software] > [Time Configuration] > [Properties] の順に選択します。 |
ステップ 3 | NTP を有効にし、[NTP Client Enabled] チェックボックスをクリックします。 |
ステップ 4 | [Options] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Startup Policy] > [Start and stop with host] の順に選択します。 |
ステップ 6 | [NTP Settings] > [Add] の順にクリックします。 |
ステップ 7 | IP アドレスを入力します。[OK] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Restart NTP service to apply changes] をクリックします。[OK] をクリックします。 |
ステップ 9 | [Time Configuration] ダイアログを終了し、[OK] をクリックします。 |
ステップ 10 | クラスタ内の各ホストに対してステップ 2 ~ 9 を繰り返します。 |
NTP サービスが正しく設定されていることを確認するには、各ホストで次の CLI コマンドを実行します。
ステップ 1 | コマンド ラインにログインし、NTP サービス ステータスを確認します。# service ntp status Response * NTP server is running | ||
ステップ 2 | 日付スタンプを確認します。# date
すべてのストレージ コントローラ VM およびホストの日付スタンプが概ね一致している必要があります。各ストレージ コントローラ VM とホストの間で、コマンドへのログインと実行に要する時間を考慮します。
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Cisco HX データ プラットフォーム インストーラによって、ホストの vSwitch および vNIC、また、すべてのストレージ コントローラ VM イーサネット データ インターフェイスにストレージ データ ネットワーク用の MTU 9000 が設定されます。9000 以外の MTU 値を設定する必要がある場合は、シスコ サポートにお問い合わせください。
ステップ 1 | 必要に応じて、ストレージ データ ネットワーク vSwitch で MTU サイズを 9000 に手動で設定します。
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ステップ 2 | 各ホストから、他のすべての ESX ホストに ping を実行します。
MTU がストレージ データ ネットワーク全体で正しく設定されていることを確認するには、ストレージ クラスタ内のすべてのノード間に ping を実行します。その際、MTU 値は 9000 ではなく 8972 を使用します。これは、28 バイトはヘッダーで使用されるためです。 vmkping - I vmk1 -v -s 8972 -d target_IP_address |
ステップ 3 | HX データ プラットフォームのインストール後、各ストレージ コントローラ VM から、他のすべてのホストとストレージ コントローラ VM に ping を実行します。ping -I ethl -M do -s 8972 target_IP_address |
ESX ホストに Cisco HX220c または B200 M4 を使用している場合は、ESX ログの保存に使用できる永続ストレージがないため、リモート Syslog を使用するように設定します。これを行わないと、再起動後に ESX ログが失われます。
ステップ 1 | vSphere Web クライアントなどの vCenter インターフェイスから、syslog サービスが vCenter で稼働していることを確認します。 |
ステップ 2 | 各 ESX ホストのコマンドラインから、コマンドを実行します。
$ esxcli system syslog config set --loghost='udp://esx_hostname' $ esxcli system syslog reload $ esxcli network firewall ruleset set -r syslog -e true $ esxcli network firewall refresh |
ステップ 3 | vCenter パス /var/log/remote/esx_hostname から syslog を表示します。 |
ステップ 4 | VMware KB の一覧にある手順を実行し、ESX ネットワーク ダンプ コレクタを設定します。
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HX データ プラットフォーム インストーラを起動する前に、vCenter クラスタにあり、ストレージ クラスタに含める予定のすべての ESX サーバがメンテナンス モードであることを確認します。
(注) | これは、工場から出荷される新しい HX シリーズ サーバにすでに設定されている必要があります。 |
vCenter インターフェイスを使用して ESX ホストをメンテナンス モードに設定します
ESX ホストのコマンド ラインから ESX ホストをメンテナンス モードに設定します
この章では、HX データ プラットフォームのインストールとストレージ クラスタの設定に関する設定情報の提供方法を説明します。HX データ プラットフォーム インストーラでは、設定情報を入力する方法が 2 つあります。
(注) | この手順以降は、ブラウザを閉じないでください。閉じるとデータが失われます。 |
ステップ 1 | Web ブラウザを開き、HX データ プラットフォーム インストーラ VM が置かれている IP アドレスまたはノード名を入力します。HX データ プラットフォーム インストーラ UI が表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | ログイン クレデンシャルを入力します。デフォルトのクレデンシャルは次のとおりです。
ユーザ名:root パスワード:Cisco123 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [Overview] ページで、[Configure Cluster] をクリックし、[Cluster Configuration] ページを表示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | 次のように、ハイパーバイザ管理 IP アドレスとデータ IP アドレスを手動でフィールドに入力します。
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ステップ 5 | 右下隅の [Save Configuration File] に進みます。ファイルを保存する場所を指定します。ファイル名はデフォルトで、HX データ プラットフォーム クラスタにリストされている名前 cluster_name.config.json に設定されています。
注:後でこのファイルを使用して、クラスタを展開したり、追加のクラスタを展開したりすることができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | 情報の設定が完了したら、[Validate] をクリックします。
「Validating deployment settings」というメッセージが表示されます。検証が完了すると、ページにすべて緑色のチェック マークが表示されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | 赤色の X が [Deployment Progress] ページに表示される場合は、[Details] をクリックして詳細なリストを表示し、設定の問題を特定します。
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ステップ 8 | [Edit Configuration] をクリックして [Cluster Configuration] ページに戻り、問題を解決します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | [Validate] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 | [Deployment progress] ページにすべて緑色のチェックマークが表示されるまで繰り返します。「HX データ プラットフォームの導入の完了」の項に進みます。 |
この項では、HX データ プラットフォームをインストールし、ストレージ クラスタを作成する最後の手順について説明します。
ステップ 1 | [Cluster
Configuration]、[Configuration File]、または [Deployment Progress] ページから、[Deploy]
をクリックします。
これにより、コントローラ VM が展開され、ストレージ クラスタが設定され、HX データ プラットフォームのインストールが完了します。 [Deployment Progress] ページには、導入、インストール、設定、およびクラスタの作成が完了したときにステータス メッセージが表示されます。
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ステップ 2 | 任意で、検証とインストールのフェーズをモニタします。これらには、[Details]
リンクが含まれています。
vSphere ステータス。vSphere クライアントまたは vSphere Web クライアントで、最近のタスクのステータス メッセージをモニタできます。 ステータス バー。HX データ プラットフォーム インストーラでは、右下のメッセージ バーにもメッセージが表示されます。たとえば、クラスタ構成、またはクラスタの作成を検証します。 ポートグループ。初回のインストールでは、次のポート グループ ネットワーク ラベルがネットワーク vSwitch 用に作成されます。 - ストレージ コントローラ管理ネットワーク - ストレージ コントローラ データ ネットワーク - ストレージ ハイパーバイザ データ ネットワーク | ||
ステップ 3 | 任意で、クラスタの作成フェーズをモニタします。 | ||
ステップ 4 | 完了した
[Summary] ページを確認します。[Summary] ページ ボタン オプションは次のとおりです。
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ステップ 5 | HX データ プラットフォームのインストール後のタスクに進みます。 |
HX データ プラットフォームを導入し、クラスタを設定した後、次のタスクに進みます。
GUI を介してストレージ クラスタを管理するには、vSphere Web クライアントを起動します。vSphere Web クライアントおよび HX データ プラットフォーム プラグインを使用してストレージ クラスタにアクセスします。
ステップ 1 | HX データ プラットフォーム インストーラから、インストールの完了後に、[Summary] ページで [Launch vSphere Web Client] をクリックします。 |
ステップ 2 | ログイン ページが表示され、[Login to vSphere Web Client] をクリックして、vSphere クレデンシャルを入力します。 |
ステップ 3 | HX データ プラットフォーム プラグインが表示されます。
vSphere Web クライアント ナビゲータから、[vCenter Inventory Lists] > [Cisco HyperFlex Systems] > [Cisco HX Data Platform] を選択します。 |
データストアは、ファイル システムと同様の論理コンテナで、物理ストレージの仕様を非表示にし、VM ファイルを保存するための統一モデルを提供します。ISO イメージおよび VM テンプレートの保存にデータストアを使用することもできます。
HA ハートビートで使用するデータストアを 2 つ作成します。データストアを 2 つ作成しないと、警告メッセージのみが発生する可能性があります。ストレージ クラスタの機能には影響しません。
ステップ 1 | vSphere Web クライアント ナビゲータから、 の順に選択します。 | ||
ステップ 2 | [create datastore] アイコンをクリックするか、または [Actions] メニューから選択します。 | ||
ステップ 3 | データストアの名前を入力します。vSphere Web クライアントでは、データストア名の上限が 42 文字に制限されます。各データストアに一意の名前を割り当てます。 | ||
ステップ 4 | データストアのサイズを指定します。ドロップダウン リストから [GB] または [TB] を選択します。 | ||
ステップ 5 | 変更を受け入れるには [OK] をクリックするか、またはすべての変更をキャンセルするには [Cancel] をクリックし、ダイアログ ボックスを終了します。 | ||
ステップ 6 | 更新ボタンをクリックして、新しいデータストアを表示します。新しいデータストアのマウント ステータスを表示するには、[Manage] > [Datastores] > [Hosts] タブをクリックします。
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vSphere HA の設定では、使用可能なデータストアのリストから任意のデータストアを選択できるように、[Datastore for Heartbeating] オプションを設定します。
ステップ 1 | vSphere にログインします。 |
ステップ 2 | DRS
が有効になっていることを確認します。
vSphere で次の順に選択します。 をクリックします。 > [vSphere DRS] |
ステップ 3 | [vSphere HA Edit Cluster Settings] が表示されます。[vSphere HA] をクリックします。[Edit] をクリックします。 |
ステップ 4 | 選択されていなければ、[Turn on vSphere HA] を選択します。 |
ステップ 5 | [Admission Control] を展開し、[Define Failover capacity by reserving a percentage of the storage cluster resources] を選択します。パーセンテージを割り当てます。 |
ステップ 6 | [Datastore for Heartbeating] を展開し、[Use datastore only from the specified list] を選択します。[OK] をクリックします。 |
ベスト プラクティスとして、多数の障害に対する高い耐性を得るために、ストレージ クラスタの作成後、クラスタ アクセス ポリシーを [Lenient] に設定します。
ストレージ クラスタ内の任意のコントローラ VM のコマンド ラインから、次のコマンドを実行します。
# stcli cluster set-cluster-access-policy --name lenient
クラスタ アクセス ポリシーの追加情報については、『Cisco HyperFlex Systems Administration Guide』を参照してください。
(注) |
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ご使用の環境に Enterprise Plus ライセンスが供与されている場合は、vMotion ネットワークに対し、標準の vSwitch もしくは分散型スイッチの使用を選択できます。vMotion ネットワークは、さまざまなコンポーネントから構成される複合的な構成になります。各コンポーネントは、クラスタ内の各ホストで同一になるように設定する必要があります。分散型スイッチは、その一貫性を維持する上で役立ちます。これにより、特に設定とトラブルシューティング時の多くの労力が削減でき、各ホストが同じ設定を使用できるようになります。また、DVS によって、トラフィックに優先順位を付け、アクティブな vMotion トラフィックのないときに使用可能な帯域幅を、他のネットワーク ストリームに利用できるようにするツールが提供されます。
HyperFlex(HX)データ プラットフォームは、HyperFlex 非依存ネットワークに分散型仮想スイッチ(DVS)ネットワークを使用できます。
これらの HX 非依存ネットワークには次のものがあります。
HX データ プラットフォームには依存関係があり、次のネットワークが標準の vSwitch を使用します。
vswitch-hx-inband-mgmt:ストレージ コントローラ管理ネットワーク
vswitch-hx-inband-mgmt:管理ネットワーク
vswitch-hx-storage-data:ストレージ ハイパーバイザ データ ネットワーク
vswitch-hx-storage-data:ストレージ コントローラ データ ネットワーク
HX データ プラットフォームのインストール時に、すべてのネットワークが標準の vSwitch ネットワークで設定されます。ストレージ クラスタが設定された後、HX 非依存ネットワークを DVS ネットワークに移行できます。次に例を示します。
vMotion ネットワークを分散型仮想スイッチに移行する方法の詳細については、このガイドの末尾の「付録」セクションを参照してください。
各 HyperFlex クラスタには、最大 8 つのコンバージド ノードと 4 つのコンピューティング ノードを設定できます。8 つのコンバージド ノードと 4 つのコンピューティング ノードに加えてさらに HX データ プラットフォームを拡張する場合は、最大 4 つの HyperFlex クラスタを UCS ファブリック インターコネクトに接続できます。つまり、ファブリック インターコネクトの各ペアに最大 32 のコンバージド ノードと 16 のコンピューティング ノードを設定できます。
新しい HyperFlex クラスタを作成するには、「第 2 章」に記載されているすべての要件が満たされ、「第 4 章」と同じプロセスをたどる必要があります。手順の概要を次に示します。
(注) |
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ステップ 1 | Cisco HX データ プラットフォーム インストーラにログインします。 | ||
ステップ 2 | [Configure UCS Manager] をクリックしてログインし、新しい HyperFlex クラスタに含める HX サーバを選択します。 | ||
ステップ 3 | ウィザードを使用して、新しいノードに Cisco UCS Manager のサービス プロファイルとポリシーを設定します。 | ||
ステップ 4 | 新しい vCenter クラスタを作成します。「vSphere での ESX サーバの設定」の項の手順 3 と同じプロセスに従い、新しい vCenter クラスタを作成します。複数の vCenter クラスタを同じ vCenter データセンターに設定できます。
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ステップ 5 | HX サーバに静的 IP アドレスを適用します。「ESX サーバの準備」の項と同じプロセスに従い、各 ESXi ホストに管理 IP アドレスを割り当てます。
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ステップ 6 | HX データ プラットフォーム ストレージ クラスタが作成されるまで、HA および DRS を無効にします。新しい vCenter クラスタに ESX ホストをそれぞれ追加します。「vSphere での ESX サーバの設定」の項の手順 4 と同じプロセスに従い、ESXi ホストを vCenter クラスタに追加します。 | ||
ステップ 7 | NTP がイネーブルになっていることを確認します。 | ||
ステップ 8 | MTU 設定を検証します。 | ||
ステップ 9 | リモート システム ログを設定します。 | ||
ステップ 10 | 新しい ESX ホストをメンテナンス モードに設定します。 | ||
ステップ 11 | インストーラ UI に戻り、ウィザードを使用して HX データ プラットフォームの設定と展開を行います。 |