NexusSwitch Intersight デバイス コネクタの概要
デバイスは、各システムの Cisco NX-OS image に組み込まれている NexusSwitch Intersight Device Connector(NXDC)を介して Intersight ポータルに接続されます。
Cisco NX-OS Release 10.2(3)F 以降、NX-OS 機能のデバイス コネクタは、接続されているデバイスに対して、セキュリティで保護されたインターネット接続を使用して情報を送信し、Cisco Intersight ポータルから制御命令を受信できる安全な方法を提供します。
Cisco Nexus スイッチは適切に svc.intersight.com を解決し、ポート 443 でアウトバウンドで開始される HTTPS 接続を許可することが必要です。svc.ucs-connect.com を解決するには、Cisco Nexus デバイスにDNSを設定する必要があります。svc.intersight.com への HTTPS 接続にプロキシが必要な場合は、プロキシは NXDC ユーザー インターフェイスで構成できます。プロキシ設定については、NXDC の構成を参照してください。
NXDC は、すべての Cisco Nexus シリーズ スイッチでデフォルトで有効になっており、デフォルトで起動時に開始され、クラウド サービスへの接続を試みます。安全な接続が確立され、デバイス コネクタが Intersight サービスに登録されると、デバイス コネクタは詳細なインベントリ、正常性ステータスを収集し、採用テレメトリ データを Intersight データベースに送信します。インベントリは 1 日に 1 回更新されます。
NXDC は Intersight に接続すると、Intersight サービスによる更新を介して、最新のバージョンに自動的に更新される AutoUpdate 機能をサポートします。
NXDC は、接続された TAC 機能をサポートして、デバイスからテクニカル サポート データを収集します。
NXDC 機能の統合は、次の機能を持つ非管理対象スイッチを解決するために行われました。
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非管理対象スイッチから基本データを収集するための迅速なソリューションを提供します。
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すべてのデバイスのプライベートで整理されたデータを 1 つの場所に保存します。
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クラウドでデータを安全に管理します。
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将来の拡張やアップグレードに柔軟に対応できます。