ダッシュボードへのアクセス
に移動して、ファブリック内の APIC ノードとスイッチのファームウェア ステータスを示すダッシュボードにアクセスできます。
ダッシュボードには、各 APIC のファームウェア リポジトリの使用状況も表示されます。
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
(注) |
次の注意事項を確認し、それに従ってください。
|
に移動して、ファブリック内の APIC ノードとスイッチのファームウェア ステータスを示すダッシュボードにアクセスできます。
ダッシュボードには、各 APIC のファームウェア リポジトリの使用状況も表示されます。
この手順は、Cisco Application Policy Infrastructure Controller(APIC)および Cisco Application Centric Infrastructure(ACI)スイッチのファームウェア イメージを外部ファイル サーバまたはローカル マシンから、Cisco APICのファームウェア レポジトリにダウンローします。
Cisco APIC 上のソフトウェアをダウングレードする場合、プロセスは、ソフトウェアをアップグレードのプロセスと同じです。しかし、ターゲット リリースは、現在インストールされているリリースより以前のものを選択します。ソフトウェアをダウングレードしている場合でもダイアログ、フィールド、ボタンとその他の Cisco APIC GUI 内のコントロールのテキストは、「アップグレード」を指定します。
(注) |
Cisco APIC リリース 6.0(2)内以降では、32 ビットと 64 ビット Cisco ACI モード スイッチ イメージを Cisco APIC にダウンロードします。一つのイメージしかダウンロードしない場合、アップグレード中にエラーが生じることがあります。詳細については、アップグレードまたは、ダウングレードに関するガイドラインおよび制限事項を参照してください。 |
ステップ 1 |
シスコ ソフトウェア ダウンロード サイト(5.2(1g) リリースなど)から目的のターゲット バージョンをファイル サーバまたはローカル マシンにダウンロードします。 |
||
ステップ 2 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
||
ステップ 3 |
左側のナビゲーション バーの イメージ をクリックします。 |
||
ステップ 4 |
[アクション(Actions)] アイコンをクリックし、スクロールダウン メニューから [ファームウェアを追加(Add Firmware] を選択します。 |
||
ステップ 5 |
ファームウェア イメージをローカル ロケーションからインポートするかリモート ロケーションからインポートするかを決めます。
|
||
ステップ 6 |
[送信 (Submit)] をクリックします。 Cisco APICは、構成された送信元から指定されたファームウェア イメージのダウンロードを開始します。ダウンロードの進行状況が [ダウンロード ステータス(Download Status)] カラムに表示されます。 |
ファブリック内の Cisco APIC のソフトウェアをアップグレードするには、次の GUI ベースのアップグレードまたは、ダウングレード手順を使用します。
何らかの理由で、これらの GUI ベースのアップグレード手順を使用してファブリック内の Cisco APIC のソフトウェアをアップグレードできない場合(新しい注文または製品返品と交換(RMA)を通じて Cisco APIC を受け取った場合、GUI を使用してアップグレードを実行するためにファブリックに参加できない場合)、Cisco APIC ソフトウェアをアップグレードする代わりに、CIMC を使用して Cisco APIC でソフトウェアのクリーン インストールを実行できます。それらの手順の仮想メディアを使用する Cisco APIC ソフトウェアのインストールを参照します。または、APIC クラスタが Cisco APIC 6.0(2) リリース以降を実行している場合、新しい APIC は、APIC ディスカバリの自動ファームウェア アップデートを介して、既存のクラスタの同じバージョンに自動的にアップグレードまたはダウングレードされます。
Cisco APIC 上のソフトウェアをダウングレードする場合、プロセスは、ソフトウェアをアップグレードのプロセスと同じです。しかし、ターゲット リリースは、現在インストールされているリリースより以前のものを選択します。ソフトウェアをダウングレードしている場合でもダイアログ、フィールド、ボタンとその他の Cisco APIC GUI 内のコントロールのテキストは、「アップグレード」を指定します。
次の注意事項を確認し、それに従ってください。
ICisco APIC リリースを 5.0 より前のリリースから 5.0 以降のリリースにアップグレードしており、MP-BGP を使用して学習された IPv4 ホスト ルート (/32) または IPv6 ホスト ルート (/128) がある場合、それらのホスト ルートが L3Out SVI サブネットなど、ローカルに接続された非パーベイシブ サブネットの場合、転送情報ベース (FIB) プロセスは、それらのホスト ルートのハードウェア プログラミングをスキップします。この動作は意図的です。以下の回避策のいずれかを使用してこの情報を回避できます。
L3Out インターフェイス サブネットと重複する /32 または /128 ホスト ルートでアドバタイズしない。
/32 または /128 以外の任意のサブネットを使用してアドバタイズする。
境界リーフ スイッチから、ピアリングが存在する元のノードと同じピアに直接ピアリングします。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
||
ステップ 2 |
左側のナビゲーションウィンドウで、 をクリックします。 |
||
ステップ 3 |
[更新のセットアップ(Setup Update)] ボタンをクリックします。
|
||
ステップ 4 |
ファームウェアの更新に使用するイメージを選択し、[次へ(Next)]をクリックします。 |
||
ステップ 5 |
[検証(Validation)] 画面に表示される情報を確認します。 リリース 5.1(1) 以降では、特定の検証チェックが実行され、[検証(Validation)] 画面に表示されます。各検証チェックが成功したか失敗したかを示すメッセージが表示されます。 失敗した検証チェックについては、アップグレードに進む前に、これらの障害または問題に対処することを推奨します。 [検証(Validation)] ウィンドウで発生した障害または問題に対処したら、[次へ(Next)] をクリックして [確認(Confirmation)] ウィンドウに進みます。 |
||
ステップ 6 |
[確認(Confirmation)] ウィンドウで、情報が正しいことを確認し、[インストールの開始(Begin Install)] をクリックします。 [コントローラ(Controllers)] ウィンドウが再び表示され、アップグレードまたは、ダウングレードのステータスが表示されます。 コントロール クラスタがアップグレードまたは、ダウングレードの際に使用可能にするため Cisco APIC は、シリアルにアップグレードまたは、ダウングレードされます。 Cisco APIC のアップグレードまたはダウングレードにはそれぞれ約 10 分かかります。コントローラのイメージがアップグレードまたはダウングレードされた後で、クラスタからドロップし、新しいバージョンで再起動します。その間、クラスタ内の他の Cisco APIC は動作しています。コントローラが再起動すると、クラスタに再び参加します。その後、クラスタが収束し、次のコントローラ イメージがアップグレードまたはダウングレードを開始します。クラスタがすぐに収束せず、完全に適合しない場合は、クラスタが収束して完全に適合するまでアップグレードまたはダウングレードは待機状態になります。この間、アップグレードまたはダウングレードされる各 Cisco APIC の [アップデート ステータス(Update Status)] カラムには、[クラスタ コンバージェンスの待機(Waiting for Cluster Convergence)]というメッセージが表示されます。 ブラウザが接続されている Cisco APIC がアップグレードまたは、ダウングレードされて再起動すると、ブラウザには最初にエラー メッセージが表示されます。その後、この Cisco APIC にログインするために使用したブラウザには何も表示されません。ただし、必要に応じて、クラスタ内の残りの Cisco APIC にログインして、アップグレード または、ダウングレード プロセスの進行状況をモニタし続けることができます。 コントローラのアップグレード プロセスのステータスに関する追加情報が提供される場合があります。Cisco APIC のアップグレードまたは、ダウングレードのさまざまな段階の詳細については、「APIC のアップグレードおよびダウングレードの段階について」を参照してください。
|
||
ステップ 7 |
ブラウザの URL フィールドに、すでにアップグレード済みの Cisco APIC の URL を入力し、プロンプトに応じてその Cisco APIC にサインインしてください。 |
||
ステップ 8 |
すべての APIC がアップグレードまたは、ダウングレードを完了し、完全に適合するまで待ちます。 |
この手順では、実際のアップグレード(ソフトウェアのインストール)または、ダウングレードを開始せずに、独自のタイミングで APIC のファームウェア リポジトリからリーフおよびスパイン スイッチにスイッチ イメージをダウンロードする方法について説明します。これは事前ダウンロードと呼ばれます。APIC リリース 5.1(1) よりも前では、この操作はスケジューラを介してトリガーする必要がありました。ただし、APIC リリース 5.1(1) 以降では、ネイティブ GUI ワークフローを使用して、スイッチ更新グループを作成し、事前ダウンロードを実行できます。
この操作中、スイッチは稼働したままで、リブートは実行されません。
Cisco APIC 上のソフトウェアをダウングレードする場合、プロセスは、ソフトウェアをアップグレードのプロセスと同じです。しかし、ターゲット リリースは、現在インストールされているリリースより以前のものを選択します。ソフトウェアをダウングレードしている場合でもダイアログ、フィールド、ボタンとその他の Cisco APIC GUI 内のコントロールのテキストは、「アップグレード」を指定します。
次の注意事項を確認し、それに従ってください。
全コントローラが新しいファームウェア バージョンにアップグレードまたは、ダウングレードされるまで待機してから、スイッチのファームウェアのアップグレードまたは、ダウングレードに進みます。
ステップ 1 |
メニュー バーで、 を選択します。 |
||||
ステップ 2 |
左側のナビゲーションウィンドウで、 をクリックします。 |
||||
ステップ 3 |
[Actions] アイコンをクリックし、スクロール ダウン メニューから [更新グループの作成(Create Update Group)]を選択します。 |
||||
ステップ 4 |
[バージョンの選択(Version Selection)] ステップで、アップグレード グループの名前を入力し、ファームウェア アップデートに使用するイメージを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。 |
||||
ステップ 5 |
[ノード選択(Node Selection)] ステップで、[ノードの追加(Add Nodes)] ボタンをクリックします。 |
||||
ステップ 6 |
[ノードの選択(Select Nodes)] ステップで、このアップグレード グループの一部として含めるノードを選択します。 |
||||
ステップ 7 |
[ノード選択(Node Selection)] ステップで、アップグレードするノードがリストされていることを確認します。 このアップグレードグループから削除するノードの行にあるごみ箱アイコンをクリックして、このグループからノードを削除することもできます。 |
||||
ステップ 8 |
(任意) 次に示す詳細オプションのいずれかが必要な場合は、[詳細設定(Advanced Settings)] をクリックして [詳細設定(Advanced Settings)] ウィンドウを表示します。 通常、これらの詳細オプションを設定する必要はありません。オプションを無効にするか、デフォルト値を使用することを推奨します。 [詳細設定(Advanced Settings)] ウィンドウで、必要に応じて次のいずれかの操作を実行します。
[詳細設定(Advanced Settings)] ウィンドウでいずれかのアクションの実行が完了したら、[完了(Done)] をクリックします。その後、メイン ファームウェア のページに戻ります。 |
||||
ステップ 9 |
[ノード選択(Node Selection)] ステップのすべてが正しいことを確認したら、[次へ(Next)] をクリックします。 |
||||
ステップ 10 |
検証ステップで提供される情報を確認します。 このページには、アップグレードに影響する可能性のある障害または問題が表示されます。アップグレードを続行する前に、表示される障害または問題に対処することを推奨します。 お使いのバージョンの APIC アップグレード前検証ツールによってチェックされる項目と、スクリプトを使用するか手動で AppCenter アップグレード前検証ツールを使用して確認する必要があるその他の項目については、アップグレード / ダウングレード前のチェックリスト を参照してください。 [検証(Validation)] ステップで発生した障害または問題に対処したら、[次へ(Next)] をクリックして [確認(Confirmation)] ステップに進みます。 |
||||
ステップ 11 |
[確認(Confirmation)] ステップで、情報が正しいことを確認し、[ダウンロードの開始(Begin Download)] をクリックします。 システムは、前の画面で選択したすべてのノードへのソフトウェアのダウンロードを開始し、各ノードのダウンロード ステータスを表示します。
|
||||
ステップ 12 |
グループ内のアップグレードするすべてのノードのダウンロードが正常に完了したことを確認します。 [ステータス(Status)] 列に [失敗(Failed)] と表示されているノードがある場合は、いくつかのオプションがあります。
トラブルシューティングについては、ダウンロード障害の一般的な原因 を参照してください。 グループ内のすべてのノードの [ダウンロード完了(Download Complete)]のステータスが表示されると、画面の上部に [インストール準備完了(Ready to Install)] と表示されます。 |
すべてのスイッチで事前ダウンロードが完了し、アップグレード ステータスが [インストール準備完了(Ready to Install)] になったら、アップグレードをトリガーする手順を実行して、ファームウェアをインストールし、スイッチをリブートできます。
通常、この手順の数時間または数日前にダウンロードを実行します。アップグレード前の検証はダウンロード前に実行されているため、検証に違反していないことを確認してください。この時点でアップグレード前の検証を再度実行する場合は、App Center のアップグレード前の検証ツールまたはスクリプトを使用します。これは、APIC の組み込みのアップグレード前の検証ツールによってスイッチ イメージが再ダウンロードされるためです。
次の注意事項を確認し、それに従ってください。
最初に、リーフおよびスパイン スイッチへのイメージの事前ダウンロード で事前ダウンロード手順を完了する必要があります。
ステップ 1 |
アップグレードプロセスの一部としてノードをリブートできるメンテナンスウィンドウがある場合は、[すべてインストール(Install All)] をクリックしてソフトウェアのインストールを開始します。 [ノード ファームの更新(Node Firmware Update)] ウィンドウで、アップグレードグループ内のノードのアップグレードの進行状況をモニタできます。このウィンドウを閉じ、左側のナビゲーションウィンドウで [ノード(Nodes)] をクリックして、テーブルの [ステータス(Status)] 列でアップグレードグループの全体的なステータスを確認することもできます。 |
ステップ 2 |
すべてのノードのステータスが [完了済み(Completed)] になったら、[完了(Done)] をクリックし、次の更新グループに進みます。 |
特定のアプリケーションは APIC にインストールでき、App Center(https://dcappcenter.cisco.com/)からダウンロードできます。これらのアプリケーションは、次の 2 つのカテゴリに分類されます。
ユーザがインストールしたアプリケーション:App Center から手動でダウンロードし、APIC にアップロードするアプリケーション。
事前にパッケージ化されたアプリケーション:プラグイン ハンドラによって APIC に自動的にインストールされるアプリケーション。
REST API または APIC GUI を使用してアプリケーションをインストールできます。
REST API を使用してアプリケーションをインストールするには、次の例のような XML を使用して投稿を送信します。ダウンロード タスクのトリガー時に選択するプロトコルは、アプリケーション イメージをホストするファイル サーバによって異なります。次のポストは、プロトコルが SCP である例を示しています。
POST {{apic-url}}/api/policymgr/mo/.xml
<polUni>
<fabricInst>
<firmwareRepoP>
<firmwareOSource name="MY-APP" proto="scp" url="URL:PATH-TO-APP-IMAGE" user="MY-USER-NAME" password="MY-PASSWORD"/>
</firmwareRepoP>
</fabricInst>
</polUni>
次の例は、プロトコルが HTTP である同様の投稿を示しています。
POST {{apic-url}}/api/policymgr/mo/.xml
<polUni>
<fabricInst>
<firmwareRepoP>
<firmwareOSource name="httpuploadapp" proto="http" url="{{downloadserver}}/{{filename}}" status="created,modified"/>
</firmwareRepoP>
</fabricInst>
</polUni>
APIC GUI を使用してアプリケーションをインストールするには:
5.2 より前の APIC リリースの場合:
をクリックします。
[ダウンロード(Downloads)] 画面が表示されます。
[ダウンロード(Downloads)] 作業ウィンドウの右端にある [タスク(Task)] アイコン()をクリックし、[APIC にファイルを追加する(Add File to APIC)] を選択します。
[ルールの追加(Rule User)] ダイアログが表示されます。
[ダウンロード名(Download Name)] フィールドにダウンロード ファイルの名前を入力します。
[プロトコル(Protocol)] フィールドで、[安全なコピー(Secure Copy)] を選択します。
[URL] フィールドに、ダウンロード ファイル イメージの場所へのパスを入力します。
ユーザ名とパスワードを [ユーザ名(Username)] および [パスワード(Password)] フィールドに入力し、[送信(Submit)] をクリックします。
[操作(Operational)] タブをクリックし、[ダウンロード(Downloads)] 作業ウィンドウの右端にある [更新(Refresh)] アイコン()をクリックしてステータスを確認します。
ダウンロードすると、アプリケーションが自動的にインストールされます。これはおよそ 5 分で完了します。
APIC リリース 5.2 以降の場合:
をクリックします。
[ダウンロード(Downloads)] 画面が表示されます。
[ダウンロード(Downloads)] 作業ウィンドウの右端にある [タスク(Task)] アイコン()をクリックし、[APIC にファイルを追加する(Add File to APIC)] を選択します。
[ルールの追加(Rule User)] ダイアログが表示されます。
[ダウンロード名(Download Name)] フィールドにダウンロード ファイルの名前を入力します。
[プロトコル(Protocol)] フィールドで、[安全なコピー(Secure Copy)] を選択します。
[URL] フィールドに、ダウンロード ファイル イメージの場所へのパスを入力します。
ユーザ名とパスワードを [ユーザ名(Username)] および [パスワード(Password)] フィールドに入力し、[送信(Submit)] をクリックします。
[操作(Operational)] タブをクリックし、[ダウンロード(Downloads)] 作業ウィンドウの右端にある [更新(Refresh)] アイコン()をクリックしてステータスを確認します。
ダウンロードすると、アプリケーションが自動的にインストールされます。これはおよそ 5 分で完了します。
APIC の App Center からアプリケーションをインストールする場合、そのアプリケーションのインストール時の動作は、いくつかの要因によって異なります。
アプリケーションが、ユーザがインストールしたアプリケーションであるか、事前にパッケージ化されたアプリケーションであるか
APIC のアプリケーションの新規インストール、アップグレード、またはダウングレードのいずれであるか
通常は APIC に事前インストールされていないアプリケーションを手動でインストールする場合、そのインストールに関する動作は次の状況によって異なります。
APIC にこのアプリケーションがまだインストールされていない場合、これは新規インストールと見なされ、アプリケーションは通常の方法で APIC にインストールされます。
このアプリケーションがすでに APIC にインストールされており、現在 APIC にインストールされているアプリケーションが以前のバージョンのアプリケーションである場合、この新しいバージョンのアプリケーションを APIC にアップロードすると、APIC でアプリケーションがアップグレードされます。
APIC にこのアプリケーションがすでにインストールされており、APIC に現在インストールされているアプリケーションが新しいバージョンである場合は、この以前のバージョンのアプリケーションを APIC にアップロードすると、APIC でアプリケーションのダウングレードがトリガーされます。
クラスタ内のすべての APIC を新しい APIC イメージにアップグレードまたは、ダウングレードすると、プラグイン ハンドラは、新しい APIC イメージに付属する事前にパッケージ化されたアプリケーション イメージをチェックします。
新しい APIC イメージでアプリケーションが使用可能であることをプラグイン ハンドラが検出したが、そのアプリケーションが現在 APIC にインストールされていない場合、プラグインハンドラは APIC でそのアプリケーションのインストールをトリガーします。
新しい APIC イメージでアプリケーションが使用可能で、そのアプリケーションがすでに APIC にインストールされていることをプラグイン ハンドラが検出した場合、プラグイン ハンドラは、新しい APIC イメージで使用可能なアプリケーションが APIC に現在インストールされているアプリケーションであるか確認します。
新しい APIC イメージ内のアプリケーションのバージョンが、現在 APIC にインストールされているアプリケーションより新しいリリースである場合、プラグイン ハンドラは APIC でそのアプリケーションのアップグレードまたは、ダウングレードをトリガーします。リリース 5.2(3)以降、事前にパッケージ化されたアプリは、APIC がアップグレードまたは、ダウングレードされる前に、そのセットアップ時に実行されていたアプリのバージョンに関係なく、すべての APIC がセットアップでアップグレードまたは、ダウングレードされた後、APIC イメージにバンドルされている任意のアプリイメージにアップグレードまたは、ダウングレードされます。
新しい APIC イメージ内のアプリケーションのバージョンが、APIC に現在インストールされているアプリケーションよりも前のリリースである場合、プラグイン ハンドラは APIC 上のアプリケーションに対してアクションを実行しません。プラグイン ハンドラは、新しい APIC イメージで使用可能な以前のバージョンに APIC のアプリケーションをダウングレードしません。これは、新しいバージョンのアプリケーションをインストールできるようにするためです。インストールするアプリケーションのバージョンは、APIC イメージが事前にパッケージ化されたバージョンよりも新しい場合があり、プラグインハンドラは以前のバージョンの APIC に現在インストールされているアプリケーションの新しいバージョンに自動的にを上書きしません。
たとえば、クラスタ内の APIC がリリース バージョン 1.2(3) で実行されており、APIC リリース 1.2(3) で事前にパッケージ化されたアプリケーション AcmeApp が使用可能であると仮定します。4.5(6) はリリース 1.2(3) で実行されている APIC で通常の事前パッケージ化されている AcmeApp のバージョンです。
後日 AcmeApp をアップグレードし、AcmeApp の最新バージョン(AcmeApp の 4.6(1) バージョン)を App Center で入手できるとします。APIC と AcmeApp が次のバージョンになるように、AcmeApp の最新バージョンを手動でダウンロードしてインストールします。
クラスタ内の APIC は、APIC リリース 1.2(3) でまだ実行中です。
これらの APIC の AcmeApp が AcmeApp バージョン 4.6(1) に更新されました。
後日、APIC をリリース 1.2(3) からリリース 1.2(4) にアップグレードするとします。ただし、1.2(4) で稼働する APIC の場合、通常事前パッケージ化されている AcmeApp のバージョンは 4.5(7) です。この場合、APIC には通常 APIC リリース 1.2(4) で事前パッケージ化されている 4.5(7) 以降のバージョン 4.6 で実行されている AcmeApp のバージョンがあるため、プラグインハンドラはAPIC で実行されている AcmeApp のバージョンに変更を加えません。
事前にパッケージ化されたアプリケーションのアプリケーション ポリシーを変更できることに注意してください。
REST API では、次の 3 つのオプションのいずれかを使用して apPrepackagedPlugins MO
を変更することで、事前にパッケージ化されたアプリケーションのアプリケーション ポリシーを変更できます。
POST {{apic-url}}/api/policymgr/mo/.xml
<polUni>
<apPluginPolContainer>
<apPrepackagedPlugins PrepackagedAppsAction="install-all"/>
</apPluginPolContainer>
</polUni>
remove-all:このオプションは、事前にパッケージ化されたすべてのアプリケーションを APIC から削除します。
POST {{apic-url}}/api/policymgr/mo/.xml
<polUni>
<apPluginPolContainer>
<apPrepackagedPlugins PrepackagedAppsAction="remove-all"/>
</apPluginPolContainer>
</polUni>
skip-installation:このオプションは、将来の APIC イメージのアップグレードでプラグイン ハンドラが自動的にインストールまたはアップグレードするのを無効にします。
POST {{apic-url}}/api/policymgr/mo/.xml
<polUni>
<apPluginPolContainer>
<apPrepackagedPlugins PrepackagedAppsAction="skip-installation"/>
</apPluginPolContainer>
</polUni>
APIC GUI を使用します。
に移動します。
[Apps] ページが表示されます。
[設定(Settings)] アイコン()をクリックし、[事前パッケージ化されたアプリケーション ポリシーの変更(Change Prepackaged Apps Policy)] を選択します。
[事前パッケージ化されたアプリケーション ポリシー(Prepackaged Apps Policy)] ページが表示されます。
次のオプションのいずれかを選択します(上記の REST API 情報のオプションの説明を参照)。
すべてインストール
すべて削除
インストールをスキップ
ユーザがインストールしたアプリケーションでも、事前にパッケージ化されたアプリケーションでも、インストールするアプリケーションについては、通常、[アプリケーション(App)]
このウィンドウに表示されるアプリケーションに対して、それらのアプリケーションを開く、有効にする、削除するなどの特定のアクションを実行できます。
ただし、APIC GUI の [アプリケーション(Apps)] ウィンドウに表示されない、事前にパッケージ化された特定のアプリケーション(リリース 5.2(1) 以降で使用可能になった ApicVision アプリケーションなど)があります。これらの非表示のアプリケーションは [アプリケーション(Apps)] ウィンドウには表示されませんが、そのアプリケーションに問題がある場合([アプリケーション(Apps)] )は、[障害(Faults)] ウィンドウに表示されることがあります。
(注) |
リリース 5.2(1) で使用可能になった、事前にパッケージ化された ApicVision アプリは、App Store からダウンロードできません。そのため、ApicVision アプリを変更したり、削除したりしないでください。事前にパッケージ化された ApicVision アプリに問題や障害がある場合は、Cisco TAC サポートにお問い合わせください。 |
管理対象オブジェクト(MO)を直接クエリするために使用できる APIC オブジェクト ストア ブラウザである Visore を使用して、これらの非表示の事前パッケージ アプリケーションを検索して操作できます。Visore の詳細については、『アプリケーション ポリシー インフラストラクチャ コントローラ Visore ツール紹介』を参照してください。
Visore にアクセスするには、APIC GUI へのログインに通常使用する URL に /visore.html
を追加します。
https://<APIC or Switch IP ADDRESS>/visore.html
Visore にログインすると、[オブジェクト ストア(Object Store)] ウィンドウが表示されます。
そこから、[クラスまたは DN または URL(Class or DN or URL)]
フィールドに apPlugin と入力し、[クエリの実行(Run Query)] をクリックすることで、APIC にインストールされているアプリケーションの MO をクエリできます。Visore は、この MO で検出されたオブジェクトの数を示す出力を返します。これは、通常の APIC GUI の [アプリケーション(Apps)] ウィンドウに表示されない非表示のアプリケーションを含む、APIC にインストールされているアプリケーションの合計数です。
たとえば、上記の例の [アプリケーション(Apps)] ウィンドウに表示される情報には 2 つのアプリケーションがインストールされていますが、Visore の apPlugin
クエリから返される情報には、アプリケーション MO で見つかった 3 つのオブジェクトが表示されます。アプリケーションの 2 つのリストを比較すると、ApicVision アプリは通常の APIC GUI の [アプリ(Apps)] ウィンドウには表示されず、Visore の出力に表示されるため、ApicVision アプリは事前にパッケージ化された非表示のアプリです。
Visore の出力に表示される特定のフィールド(アプリケーションの目的の状態を示す pluginSt フィールドや、アプリケーションの動作状態を示す operSt フィールドなど)を使用して、この非表示の事前パッケージ アプリケーションに関する詳細情報を取得できるようになりました。
たとえば、次のように表示される場合は、アプリケーションが稼働中であることを確認できます。
このアプリケーションの障害は、[障害(Faults)] ウィンドウ( )に表示されません。
[operSt] フィールドの状態はアクティブ
として表示されます。
[pluginSt] フィールドの状態はアクティブ
として表示されます。
さらに、アプリケーションを有効にするときにセキュリティ ドメインを選択する必要があります。また、以下で説明するように、アプリケーションを有効にすると、securityDomains フィールドにその値が入力されます(apPlugin MO のインスタンスの pluginSt フィールドを active
に設定した場合)。プラグイン ハンドラは、インフラ アプリケーションのセキュリティ ドメインとして all
を選択します(apPlugin MO インスタンスの [appType]
フィールドで [インフラ(infra)] に設定されているアプリケーションの場合)。
これらの非表示のアプリケーションは、通常の APIC GUI の [アプリケーション(Apps)] ウィンドウでは表示できないため、APIC GUI を使用して非表示のアプリケーションを開いたり、有効にしたり、削除したりするなどの特定のアクションを実行できません。ただし、REST API を使用して非表示のアプリケーションで次のアクションを実行できます。
非表示のアプリケーションを有効にするには、次の例のような XML を使用して投稿を送信します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!-- /api/plgnhandler/mo/.xml -->
<apPluginContr>
<apPlugin appCtxRoot="{{vendordomain}}_{{appid}}" pluginSt="active" securityDomains="{{security-domains}}"/>
</apPluginContr>
ここで、pluginSt
がアクティブ
になります。
非表示のアプリケーションを無効にするには、次の例のように XML を使用して投稿を送信します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!-- /api/plgnhandler/mo/.xml -->
<apPluginContr>
<apPlugin appCtxRoot="{{vendordomain}}_{{appid}}" pluginSt="inactive"/>
</apPluginContr>
ここで、pluginSt
は非アクティブ
です。
次の点に注意してください。
非表示のアプリケーションを無効にする場合、セキュリティ ドメインは必要ありません。
上記のいずれかの投稿のアプリケーションの appCtxRoot
値を検索するには、apPlugin MO のインスタンスを照会し、対象のアプリケーションに対応する apPlugin MO のインスタンスの appCtxRoot
フィールドのエントリを使用します。
moquery -c apPlugin | grep appCtxRoot
コマンドを入力します。
# moquery -c apPlugin | grep appCtxRoot
appCtxRoot : Cisco_NIBASE
appCtxRoot : Cisco_ApicVision
非表示のアプリケーションを削除するには、次の例のように XML を使用して投稿を送信します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!-- /api/node/mo/.xml -->
<firmwareRepo>
<firmwareFirmware name="{{vendordomain}}_{{appid}}" deleteIt="true"/>
</firmwareRepo>