LAN の自動化
Cisco DNA Center は、新しいネットワークの手動展開に代わるものとして LAN 自動化を提供します。これにより、ネットワークの運用を簡素化し、エラーのない標準的なネットワークを構築できます。LAN 自動化では、IS-IS ルーティングプロトコルを使用してレイヤ 3 ルーテッドアクセス設計が展開されます。
[LAN Automation] ウィンドウには、次の機能が用意されています。
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LAN 自動化によるネットワークのプロビジョニング。
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LAN 自動化セッションの履歴の表示。
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LAN 自動化デバイスの概要の表示。
メニューアイコン()をクリックして、 の順に選択してこのウィンドウを表示します。
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[Start LAN Automation]:このオプションを使用して、ネットワーク上で LAN 自動化セッションを開始します。
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[Overview]:このセクションを展開し、LAN 自動化によるネットワークのプロビジョニングの前提条件と詳細情報を表示します。
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[Sessions]:このセクションは、[History] タブと [LAN Automated Devices] タブで構成されています。
0 日目の運用
0 日目に [Start LAN Automation] をクリックし、LAN 自動化によるネットワークのプロビジョニングを開始します。詳細については、LAN 自動化によるネットワークのプロビジョニングを参照してください。
0 日目には、Cisco DNA Center の [Sessions] セクションにデータは表示されません。
n 日目の運用
n 日目に [Start LAN Automation] をクリックすることにより、別の LAN 自動化セッションを開始できます。サイト間で最大 5 つの LAN 自動化セッションを同時に実行できます。詳細については、LAN 自動化によるネットワークのプロビジョニングを参照してください。
LAN 自動化セッションが進行中の場合は、Cisco DNA Center の [LAN Automation] ウィンドウにセッションのタイルが表示されます。 セッションの詳細を表示するには、タイルの [See Session Details] をクリックします。セッションの LAN 自動化を停止するには、タイルの [Stop LAN Automation] をクリックします。
[History] タブには、ネットワーク内の LAN 自動化セッションの履歴が表示されます。検索フィールドを使用して履歴内の特定のテキストを検索できます。セッションの詳細を表示するには、ハイパーリンクが設定された日付をクリックします。セッションのログを表示するには、セッションの詳細ウィンドウで [View Session Logs] をクリックします。
[LAN Automated Devices] タブには、LAN 自動デバイスの詳細が表示されます。検索フィールドを使用して、特定のテキストに基づいてデータをフィルタ処理できます。データをフィルタ処理するには、次のトグルボタンのいずれかをクリックします。
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[Seed Devices]:シードデバイスのデータを表示します。
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[Discovered]:検出されたデバイスのデータを表示します。
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[Provisioned]:プロビジョニングされたデバイスのデータを表示します。
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[Error]:エラーのあるデバイスのデータを表示します。
[LAN Automated Devices] タブでは、次の操作も可能です。
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デバイス名のハイパーリンクをクリックしてデバイスの詳細を表示する。
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[Add Link] オプションを使用して、2 つのデバイス間のインターフェイスをプロビジョニングする。詳細については、インターフェイス間のリンクの作成を参照してください。
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[Delete Link] オプションを使用して、2 つのデバイス間のインターフェイスを削除する。詳細については、インターフェイス間のリンクの削除を参照してください。