バックアップと復元について
バックアップおよび復元機能を使用して、別のアプライアンスに復元するためのバックアップファイルを作成できます(ネットワーク構成に必要な場合)。
バックアップ
自動化データのみ、または自動化データと アシュアランス データの両方をバックアップできます。
自動化データは、Cisco DNA Center データベース、クレデンシャル、ファイルシステム、およびファイルで構成されています。自動化バックアップは完全バックアップです。
アシュアランス データは、ネットワークアシュアランスと分析データで構成されています。アシュアランス データの最初のバックアップは完全バックアップで、その後は増分バックアップです。
重要 |
バックアップファイルは変更しないでください。変更すると、バックアップファイルを Cisco DNA Center に復元できない場合があります。 |
Cisco DNA Center はバックアップファイルを作成して、リモートサーバにポストします。各バックアップは、ディレクトリ名として UUID を使用して一意に格納されます。リモートサーバの要件の詳細については、バックアップサーバの要件を参照してください。
一度に 1 つのバックアップのみ実行できます。一度に複数のバックアップを実行することはできません。
バックアップの実行中は、ファイルサービスにアップロードされたファイルを削除することはできず、ファイルに加えた変更はバックアッププロセスによってキャプチャされないことがあります。
次の点を推奨します。
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データベースとファイルの現在のバージョンを維持するために毎日バックアップを実行する。
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設定に変更を加えた後はバックアップを実行する(デバイスで新しいポリシーを作成または変更した場合など)。
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バックアップは影響の少ない時間帯かメンテナンス時間にのみ実行する。
週の特定日の時刻に週単位のバックアップをスケジュールできます。
Restore
Cisco DNA Center を使用してリモートサーバからバックアップファイルを復元できます。バックアップファイルを復元すると、Cisco DNA Center によって既存のデータベースとファイルが削除され、バックアップデータベースとファイルで置き換えられます。復元を実行している間、Cisco DNA Center は使用できません。
Cisco DNA Center のあるバージョンのバックアップを作成し、Cisco DNA Center の別のバージョンにそのバックアップを復元することはできません。バックアップは、バックアップが行われたアプライアンスおよびアプリケーションと同じ Cisco DNA Center ソフトウェアバージョン、アプリケーション、およびアプリケーションバージョンを実行しているアプライアンスにのみ復元できます。Cisco DNA Center の現在のアプリケーションとバージョンを表示するには、 を選択します。
バックアップは、別の IP アドレスを持つ Cisco DNA Center アプライアンスに復元することができます。この状況は、Cisco DNA Center の IP アドレスが変更されていて、古いシステムから復元する必要がある場合に生じる可能性があります。