Tree-SID ポリシーの可視化
Crosswork UI により、Tree-SID ルート、トランジットノード、リーフノード、バドノードの詳細を UI に表示できるようになり、Tree-SID がネットワークに正しく実装されていることを簡単に確認できます(トポロジマップでポイントツーマルチポイント ツリーを表示するを参照してください)。
Tree-SID ポリシーには次のノードがあります。
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ルートノード:マルチキャストトラフィックをカプセル化して複製し、トランジットノードに転送します。
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トランジットノード:リーフ(出力)ノードおよび下流のサブツリーに向かう中間点(トランジット)ノードとして機能します。
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リーフノード:マルチキャストトラフィックのカプセル化を解除し、マルチキャスト受信者に転送します。
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バドノード:個別のリーフノードのパスがあり、トポロジマップに個別に表示されます。
次の Tree-SID ポリシーを可視化できます。
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静的:静的 Tree-SID ポリシーは、SR-PCE CLI を使用して直接、または Crosswork UI から、SR-PCE を介して設定されます。サポートされているコンフィギュレーション コマンドの詳細と例については、特定のデバイスの Tree-SID コンフィギュレーション ドキュメントを参照してください。(例:Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのセグメント ルーティング コンフィギュレーション ガイド [英語])
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動的:動的 Tree-SID ポリシーは明示的に設定されません。L3VPN/mVPN サービスの一部として設定されます。
![]() (注) |
静的および動的 Tree-SID ポリシーは、高速再ルーティング(FRR)をサポートしています。 |