データ シートCisco Unified CallManager バージョン 4.3製品概要シスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、モバイル製品、およびモバイル用アプリケーションの包括的な IP コミュニケーション システムです。効率性に優れたセキュアでパーソナルなコミュニケーションが実現するため、売上げと利益をすぐに向上させることができます。新しいコミュニケーション方式により、人々を結び付けることができます。ビジネスは常にユーザとともに移動し、セキュリティは万全に張り巡らされ、情報はいつでもどこでも必要なときに入手することができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モバイル性、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、フレキシブルな展開とアウトソース管理オプション、エンドユーザとパートナーの財務パッケージ、およびサードパーティ製の通信アプリケーションで構成される統合型ソリューションの一部です。 Cisco Unified CallManager は、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムの呼処理コンポーネントです。Cisco Unified CallManager は、エンタープライズ テレフォニー機能を、IP フォン、メディア処理デバイス、Voice over IP(VoIP)ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー ネットワーク デバイスにまで拡張します。Cisco Unified CallManager の API(Application Programming Interface)により、ユニファイド メッセージング、マルチメディア会議、共同コンタクト センター、双方向マルチメディア応答システムなどのサービスと IP テレフォニー ソリューションとの対話が可能になります。Cisco Unified CallManager は、Cisco MCS 7800 シリーズ Media Convergence Server プラットフォームおよび指定のサードパーティ製サーバにインストールします。Cisco Unified CallManager には、Cisco Unified CallManager Attendant Console(アドホック会議アプリケーション)、Cisco Unified CallManager Bulk Administration Tool(BAT)、Cisco Unified CallManager Call Detail Record(CDR)Analysis and Reporting Tool、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)、Cisco Unified CallManager Auto-Attendant(CM-AA)、Tool for Auto-Registered Phone Support(TAPS)、Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションなどの統合音声アプリケーションとユーティリティが付属しています。 機能と利点Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 は、拡張性と可用性に優れた分散可能な企業向け IP テレフォニー呼処理ソリューションです。複数の Cisco Unified CallManager サーバをクラスタ化し、1 つのエンティティとして管理できます。Cisco Unified CallManager のクラスタ化により、クラスタあたり 1 〜 3 万台の IP フォンを接続できる拡張性を実現するとともに、ロード バランシングおよび呼処理サービスの冗長化が可能となります。複数のクラスタを相互接続すれば、システム容量を拡張して 100 サイト以上で 100 万人のユーザに対応できます。分散配置された複数の Cisco Unified CallManager の能力をクラスタ化によって集約すると、サーバから電話、ゲートウェイ、およびアプリケーションのスケーラビリティとアクセス可能性を強化でき、呼処理サーバの三重の冗長性によってシステム全体のアベイラビリティを向上させることができます。 Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 では、Microsoft Windows Server 2003 ベースのオペレーティング システムへの移行が可能です。移行を円滑に行えるようにするため、このバージョンには新しい機能は含まれていません。Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 には、Cisco Unified CallManager 4.2(3) の全機能が含まれています。たとえば、機能拡張されたコール パーク、ハント グループへのログインおよびログアウトなどです。Cisco Unified CallManager 4.3 は引き続き、Microsoft SQL Server 2000 をデータベースとして利用します。 製品仕様プラットフォーム
付属ソフトウェア
システム機能の概要
ユーザ機能の概要
管理機能の概要
発注情報ソフトウェア アップグレードアップグレードまたは新規インストール用の Cisco Unified CallManager 4.3 を入手するには、Cisco Unified CallManager CD をご発注いただく必要があります。 Cisco Unified CallManager バージョン 3.3(5)、4.0(2a)、4.1(3)、または 4.2(x) を使用していて、Cisco Software Application Support plus Upgrades(SASU)契約または Unified Software Subscription にご加入のお客様で、Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 へのアップグレードを希望される場合は、次の URL にある Product Upgrade Tool(PUT)を使用して無償アップグレードをご発注いただけます。 SASU に加入されておらず、CD アップグレードを必要とするお客様は、表 1 に記載されている Cisco Unified CallManager 製品のいずれかをご発注いただけます。 表 1 Cisco Unified CallManager 製品番号
新規インストールCisco Unified CallManager を新規でインストールする場合は、Cisco Unified CallManager ソフトウェアをご発注いただく必要があります。表 2 に、これらの製品番号を示します。 表 2 新規の Cisco Unified CallManager の発注番号
次に、Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 をサポートするサーバの製品番号を示します。
次のサードパーティ製サーバがサポートされます。*
* 構成についての詳細は、http://www.cisco.com/go/swonly サポート対象外の旧型サーバをご使用のお客様で、Cisco Unified CallManager バージョン 4.3 へのアップグレードを希望される場合は、次の URL にあるアップグレード プログラムを参照してください。 Cisco CallManager バージョン 4.3 でサポートされる非 MCS サーバについては、次の URL をご覧ください。 シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。 これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門のテクニカル サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。 最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 |
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